29 :ザジの奇術事件(この作品ザジの)  2007/08/09(木) 14:11:43 ID:???  

フェイト始めました

ザジ「どうしよう…(´・ω・`) 」
ザジは部屋の隅でしょぼくれていた。
千雨「どうしたザジ」
ザジ「ちう?実は…最近ゲームにはまっててそれで従兄弟が夏休みの課題で作った黄金の剣で遊んでたんだ」
従兄弟の家
ザジ「(?´・ω・`)つ剣 」ザジ「約束された(エクス!)勝利の剣(カリバー!!)」
ガンッ、ボキッ(机にぶつかり折れる)
ザジ「Σ(゚д゚/)/→(;`・ω・´)つ【帽子】サッ→ ≡≡≡(;/゚д゚)/ダッ」
部屋
ザジ「って感じ(´・ω・`) 」
千雨 「つまり壊して隠して逃げたと」
ザジ「うん、(´;ω;`)ブワッ」

 

30 :ザジの奇術事件(使用頻度に)  2007/08/09(木) 14:18:58 ID:???  
千雨 「わ!泣くなとりあえず見せてみろ」
ザジ「うん(´;ω;`)つ【帽子】サッ」
千雨 「あれ?なんともないぞ」
ザジ「本当だ!治ってる(゚д゚)じゃあ従兄弟に返してくる」
千雨 「おう、行ってこい」
ザジが去った後
千雨 「しかし、言えねえ私もコスプレしてまで同じ事してたなんて誰にも言えねえ」


ザジの奇術事件(このSSはどれぐらい影響してんだろ)

 

34 :UNAギ  2007/08/09(木) 18:07:09 ID:???  
UNAギ

円「う〜ん」
美砂「大丈夫、円」
桜子「あわわわ。どうしよう」
千雨「毎度のことっていうか…しょっちゅう体壊してないか?」
朝倉「医者によれば軽い夏バテみたいだね。栄養のあるものを食べさせてゆっくり休養することだって」
千雨「何かあるか?出前のチラシならここにあるけど」
朝倉「チッチッチ。千雨、夏バテといえばあれでしょ」

円「……。あれ、私いつの間にここに」
桜子「あ、起きた?クーラー冷たすぎない?」
円「少しね、さっきよりは楽になった」
美砂「はい、お腹が空いてるだろうからこれ食べて」
円「これって、うな重!?」
美砂「私と桜子と長谷川と朝倉でお金出し合って一流の料亭の特上だよ」
桜子「おかげで今月もうピンチだよ」
円「みんなありがとう……。長谷川も朝倉も…(ちょっと感激)」
美砂「それに、夏休み終わるまで私たち何でも言うこと聞くよ」
桜子「お小遣い入ったら円の欲しかったシルバーアクセやCDも好きなだけ買ってあげる」
円「い、いいよ。そこまでしてもらわなくても……ほんとみんなに感謝してるし」
美砂「でも…ね」

千雨「おい、さっさとしねぇと冷えちまうぞ」
朝倉「うまいよこれ!じゃんじゃん入っちゃう」
美砂「ごめん!だったら私たちの晩ごはん代、払って!」
桜子「出前の並だから円よりはかなり安いよ……お願い!」

円「…………。う゛っ!古傷が……(キリキリ)」

 

35 :マロン名無しさん  2007/08/09(木) 21:58:36 ID:???  
AYAKA YUKIHIRO


She is the Iincho
Leader of the class
Tough, brave, and super
She is beautiful girl.

Shining Big Breast
Makes the milk of falls
Fightin' woman
Gonna be The school.


駄文スマソ
某任天堂レースゲームのキャラクターソング風です

 

41 :千雨 真夏の贅沢  2007/08/10(金) 04:47:00 ID:???  
千雨 真夏の贅沢


人類が進化とともに得てきたもの、それが発明
その中でも最高の嗜好品はクーラーであると私は思う
夏は暑い、そんな常識を根底から覆した最高の発明品だ


17℃ 強風

そう設定して毛布にくるまり布団を被る、それが夏の最高の贅沢ではないだろうか?
風向を変え、直接冷たい風が顔に当たるようにする
そしてくしゃみをして少しばかり震えるのがたまらないのだ

ザジ 「・・・」
更にもう一つ、この寒いともいえる私の部屋の布団にザジは潜り込んでくる
ザジにはこの環境は寒すぎるらしく、ずっぽりと頭まで布団に潜り込んで抱きついてくるのだ
千雨 「エアコンたまんねえな。抱き枕も心地良いし」
布団の中のザジをぎゅっと抱きしめてやる。するとザジもぎゅっと抱き返してくるのだ
足を絡めたり、頭をナデナデしてやるとそれに見合った反応を返してくる
こんな抱き枕私しか持っていないんだ。すごくいい

エアコンの風を直接浴びるというのは体に悪いらしい
しかしながら精神的にはとっても快感だ
女性特有の冷え性とやらになるまではこの快感をあじわっていたいものだ

 

43 :マロン名無しさん  2007/08/10(金) 09:18:12 ID:???  
>>37
というか最初と全然違うよね
まさかいじめスレから生まれたスレだとは来るまで分からなかった

のどか「あついねゆえー」
ゆえ「そうですねのどか」
のどか「でもこう言う日に熱いもの食べるといいって言うよね」
ゆえ「そうですねのどか」
のどか「ゆえはいつも変なジュースばかり飲んでるよね」
ゆえ「そうですか? ちなみに今飲んでるのはラーメンスープベースのホットミルクです」
のどか「おえっ」
ゆえ「!? のどか? 大丈夫ですか? これ飲んで元気出しやがれです」
ごきっごきっごきっ
のどか「うにゃおっ、なんとも言えない生ぬるさと感触の悪さっ! やめてゆえー」
ゆえ「のどか! なぜ聞かないです? ならうな重ホットジュースを!」
ごきゅっごきゅっごきゅっ
のどか「ひでぶー」
ゆえ「あぁ!? のどかが世紀末な断末魔を! ハルナ! 救急車を!」

 

45 :千雨 冷却カプセル  2007/08/10(金) 22:58:29 ID:???  
千雨 冷却カプセル


1/2
本日未明、私の部屋のエアコンが壊れた
つまりこれは死を意味する
この夏、私は死んでしまうのか・・・

仕方がないのでぐだぐだになりながら、私は寮のロビーで涼むことにした
ロビーでは柿崎とかが宴会をしているが、あまり気にしないようにする。変な形で巻き込まれないように気をつけねば・・・

茶々丸 「どうかなされたのですか?千雨さん」
ソファーにごろんと横になりぼーっとしていたら、最近私に懐いてくるロボットが声をかけてきた
千雨 「ああ、茶々丸さんか。いや、部屋の冷房が壊れたんだよ。それでここで涼んでるんだ」
茶々丸 「そうですか・・・見てみないとわかりませんが、私なら直せると思います」
千雨 「本当か、それは有り難い」
茶々丸 「しかし部品を用意するのに一日はかかります。それでよろしければ明日直します」
千雨 「それでいいよ。じゃあ今夜はここで寝るかな」
私がそう言うと、茶々丸さんはもじもじしながらこんな提案をしてきた

茶々丸 「あの・・・私の補修、研究ラボに来ませんか?涼しいですよ」
研究ラボ、確かに整備されてて熱に弱い機械があるところだから涼しそうだが・・・
千雨 「いいのか?というよりも寝るところなんてあるのか?」
茶々丸 「私の冷却用カプセルですが・・・一人で寝ることができてとっても涼しいですよ」
少し考えてみる。たぶんここにいてもあいつらの宴会に巻き込まれて散々な夜になるかもしれない
だったら・・・

千雨 「じゃあお言葉に甘えるとするか。一晩お世話になるよ」

 

46 :千雨 冷却カプセル  2007/08/10(金) 22:59:50 ID:???  
2/2
私が通された研究室は私が見たことのないような機器がそろっていた
むやみに触れてはいけないようなものばかりだろう
茶々丸 「こちらがそのカプセルです。本来は私を冷却するためのものですが・・・」
そのカプセルは人が一人、横になって眠れるような大きなものだった
SF映画なんかに出てきそうなものだ

一人で眠れるのは嬉しかった。実はザジはかなり寝相が悪い
あげくに眠りながらおっぱいを揉んできたり、服の中に手を入れてきたりするのだ
こうした行為で夜中起こされてしまうので、たまの独り寝は有り難いと思う
千雨 「なかなか快適そうだな。いつもここで眠ってるのか?」
茶々丸 「いえ・・・私の体の全体的な温度が上がったときにこれを使用します」
千雨 「ふーん、冷却装置、か」

私はその中に横たわる。さらさらの布のような生地は私を包むようにふんわりとして心地よい
千雨 「ははっ、これは良いな」
茶々丸 「ではカプセルを閉めます」
きゅぅぅん、といかにも機械的な音が鳴り、カプセルの蓋に当たる部分は閉じてゆく
カプセルの内側から自動で閉じる蓋を見ると、まるで未来人にでもなったような感覚になる

千雨 「なあ、茶々丸さん。これは何度ぐらいに設定されるんだ?」
茶々丸 「このカプセルは私の炉心が熱で危険な状態になったとき急速に冷やすもので、液体窒素を利用して約ー200℃に設定されています」
千雨 「ちょ、ま!!ー200℃だと!?ていうかやっぱりテメエ動力は原・・・」
私の声はここで途切れた。何かとてつもなく冷たい、というよりも痛いともいえる液体がカプセル内に噴霧され、喋るどころではなくなったのだ

茶々● 「では、お休みなさいませ」

 

48 :刀子 臨時講師狂想曲  2007/08/10(金) 23:33:31 ID:???  
刀子 臨時講師狂想曲


1/2
昨日、麻帆良の小学校行ったんです。小学校

そしたらなんか小学生がめちゃくちゃいっぱいで騒いでいるんです

で、よく見たらなんか黒板に”先生こんにちは”とか書いてあるんです

もうね、可愛いな。嬉しいなと

君たちね、教育実習ぐらいで普段書くことなんて無い事を書くなんて、うふっ

こんにちはよ、こんにちは

なんか騒いでいる生徒とかもいるし。仲良しグループ?。騒いじゃだめですよ

よーし私、先生と仲良くなるよー、とか言ってるの。もうたまらない

君たちね、私もこんにちはっていうから静かにしてね

クラスっていうのは、もっと静かにしてないといけないのよ

後ろに座った生徒はいつ眠ってしかってもおかしくない

寝るか起こされるか、そんな雰囲気がいいのよ。騒ぐ子供は大人しくしてなさい

 

49 :刀子 臨時講師狂想曲  2007/08/10(金) 23:34:45 ID:???  
2/2
で、やっと教壇に立ったかと思ったら、前の生徒が、先生彼氏いる?、とか言ってるんです。

そこで私はぶち切れそうですよ

あのね、バツイチは洒落にならないのよ。お嬢ちゃん

嬉しそうな顔して何が、彼氏、よ

あなたは本当に私に彼氏がいるのかを聞きたいのかと問いたいです。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい

あなた、彼氏って言いたいだけじゃないの、と

バツイチの私から言わせてもらえば今、バツイチの間での最新流行はやっぱり

生涯独身、これなの

年増バツイチ一人暮らし。これが通の生き方

年増ってのは年を取っているの。その代わり肉がたるめ。これ

で、それに一人暮らし。これ最強

しかしこうなると次から若い男から敬遠されるという危険も伴う、諸刃の剣

若い子にはお薦め出来ない

まあ君たち若い子はは、恋愛ごっこでもしていなさいってことなの

刀子 「もういいもん。私・・・生涯独身でもいいもん・・・でも誰か・・・」

 

50 :マロン名無しさん  2007/08/11(土) 00:31:23 ID:???  
そんな事より>>49よ、ちょいと聞いてくれよ。横から悪いんだけどさ。


このあいだ、臨時の先生来たんです。先生。
そしたらなんか同級生がめちゃくちゃいっぱいで騒いでるんです。
で、よく見たらなんか黒板に「先生こんにちは」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、教育実習如きで普段してないブリッコに来てんじゃねーよ、ボケが。
「こんにちは」だよ、こんにちは。
なんか臨時講師顔緩んでるし。ラクガキ程度でオリジナル笑顔か。おめでてーな。
よーしみんな静かにしてねー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前な、静かにしてやるからその引き攣った笑顔やめろと。
教室ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
教壇の向こうに立った教師といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ブリッコ教師は、すっこんでろ。
で、やっと始まったと思ったら、隣の奴が、先生彼氏いる?、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、逆セクハラなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、先生彼氏いる?、だ。
お前は本当に先生の恋愛事情を知りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、彼氏って言いたいだけちゃうんかと。
教師通の俺から言わせてもらえば今、教師通の間での最新流行はやっぱり、
自分の彼氏といちゃつく、これだね。
バツイチで有名な刀子先生の前ではる樹君といちゃつく。これが通の挑発の仕方。
はる樹君ってのは優しさが多めに入ってる。そん代わり肉欲が少なめ。これ。
で、それとベストカップルコンテスト優勝。これ最強。
しかしこれを見せ付けると次から刀子先生にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らは、先生でもからかってなさいってこった。

はる樹「ちょっ、雪、そんなにくっつくなよ……授業中だぞ……(照)」
雪●「ウフフ……!(邪笑)」
53 :マロン名無しさん  2007/08/11(土) 09:44:47 ID:???  

いきなりですが。
ハルナ「刹那さんはやっぱり総受けよね!」
刹那「…そううけって何ですか?」
ハルナ「え?刹那さんみたいな人」
刹那「…それは、具体的にはどのような?」
ハルナ「あ、具体的に言っていいの?んー、用もないのに犯されたり、真面目な呼び出しかと思ったら犯されたり、癒しを求めても犯された昨日の刹那さんみたいな
刹那「ちょっ、ちょっと!!何で知ってるんですか!?」
ハルナ「あ、当てずっぽうだったんだけど…いやー、まさか当たってたとは」
刹那「へ…」
ハルナ「まあこれも何かの縁!ということで、詳しく話してくれるかな?個室でゆっくりしっぽりと〜」
刹那「個室っ!?あ、待っそれはちょっと…ひ、引っ張らな…ああっ」

ハルナ「ふんふん…ここをこうすると……おお、本当だ」



刹那「汚れちゃった…」

 

54 :通報しますた  2007/08/11(土) 11:13:01 ID:???  
通報しますた

真名「夏だ、海だ、水着だハァハァ。今日もサンオイル塗ってこんがりと…」
アキラ「真名…恥ずかしいよ。それ以上黒くなってどうするの?」
真名「さぁ、そのスマートな体を私に」
アキラ「そんな、駄目だよ。みんなが見て……あっ、やめて真名。駄目ぇぇぇぇ」
真名「さてアキラを堪能したことだし、次行くか」

ゆーな「うにゃあ!?」
真名「う〜ん、さすがは明石。弾力性のある胸だ」

あやか「きゃあ!なんですの!?」
真名「やはりお嬢様のケツはいいものだな」

夕映「わっ、何をするですか!」
真名「この小さなボディに秘められた抱き心地はたまらないなぁ」

五月 い、いけません。あぁ……
真名「お前は決して太っているわけではない。いいつつく感触がたまらん」

古菲「な。やめるアルよぉー。下は勘弁してほしいアルーーー!」
真名「いいぞ古。そのパンツくれ」

愛衣「ひぐっ。ごめんなさいお姉さま。私は汚されてしまいました…」
真名「悪いな高音。こういうのは早い者勝ちだ」

刹那「きゃ、何をするたつみ……、ら、らめぇぇぇぇぇ!」
真名「お前は最高だ刹那。何よりお前のお(ry」

 

55 :通報しますた  2007/08/11(土) 11:14:02 ID:???  
真名「さて、次はどの子にしようか…ん?あれは、釘宮と和泉か。婦警のコスプレとはシャレてるな」
ガシャン
真名「へ?」
釘宮「龍宮真名。セクハラ容疑の現行犯でタイホする」
和泉「詳しい話はヒネ署で聞こか」
真名「え?ええぇぇ!?」


朝倉「麻帆良ニュースの時間です。麻帆良学園の3年生少女Aが同年齢の女の子にセクハラを
    しまくる行為で現行犯逮捕されました」
さよ「大変でしたね朝倉さん」
朝倉「学園生徒の不祥事に学園は大慌て。私も逆取材を受けましたから」

 

59 :マロン名無しさん  2007/08/11(土) 15:15:59 ID:???  
     ________     ____
    (______Ω__ゝ    ヽ=@=ノ
    レ--t______)    i  リリリ| .)〉 共犯の釘男もタイーホね!
    ヽd| ´Д`ノ    ヽ|| ゚ ー゚ノ|
     (  (つ(つ∝∝∝と    )
     ノ  r ヽ      人  ヽ
    (_,ハ_,)     (_ヽ_,)

 

60 :ハルナ 空飛ぶ雲  2007/08/12(日) 01:09:58 ID:???  
ハルナ 空飛ぶ雲


1/3
ちゃおりんの発明品は役に立つもの、そうでないもの、安全なもの、そうでないものいろいろある
今回のものは夢があるものでした

ハルナ 「なによ、このもこもこ?」
私の目の前にあるのはクリーム色の宙に浮くもこもこだった。綿の塊のようにも見える
超 「ヌフフ・・・これこそ中国4000年の秘宝、筋斗雲ヨ」
筋斗雲といえばドラゴンボールに出てくる空飛ぶ雲、ということは
ハルナ 「もしかして乗れるの?」
超 「乗れるヨ。ただし設定は原作どおりネ」
原作どおりなら心が清らかな人しか乗れないということになる
大丈夫、私、心の清らかさには自信があるよ!ほら、雲を触ると触感がちゃんとあるし・・・
ハルナ 「へぶっ!!」
触感があったのは最初だけ、雲に乗ろうと体重を乗せた途端に私は雲をすり抜け床に無様な姿をさらした
ハルナ 「いたたた・・・」
超 「アハハ、ハルナサンは邪悪だたネ」
ハルナ 「そういうちゃおりんはどうなのさ?」
超 「実験は進むヨ〜」
ハルナ 「乗れなかったのね」

超 「で、実験対はこの人ヨ」
近くのモニターに映ったのはさよちゃんでした
ハルナ 「純粋は純粋だけど・・・幽霊よね。空飛ぶ必要ないじゃん」
超 「どういう反応をするのかを見る。それが実験ネ」

 

61 :ハルナ 空飛ぶ雲  2007/08/12(日) 01:11:02 ID:???  
2/3
さよ 「なんでしょうかね?このふわふわは?」
いま、3―Aに筋斗雲が入っていった。教室にはさよちゃん以外はいない
筋斗雲は迷うことなくさよちゃんに近づいていく
さよ 「も、もしかして新手の幽霊さんですか!?わ、私食べてもおいしくないですよ!!」
軽く怯えているさよちゃん。まあ仕方がないか

筋斗雲はさよちゃんの前まで来ると、ぴょこんと飛び出た尻尾のような一部のツンツンを左右に振り始めた
まるでうれしがっている仔犬のようだ
さよ 「・・・た、食べないですか?」
さよちゃんは怯えつつもそっと筋斗雲に手を伸ばした
すると筋斗雲はその手のひらにそっと擦り寄るようにくっついた
さよ 「あはっ、甘えてくれているんですか?それに触れますね、あなたお名前はなんとおっしゃいますか?私はさよですけど」
しかし筋斗雲は答えない。まあ雲だから仕方がないか
さよ 「じゃあ、私が名前を付けてあげます。そうですね・・・太郎はいかがですか?」
筋斗雲はその名前が気に入ったのか、むにゅっと全身でさよにくっついて更に嬉しそうに尻尾(?)を振る
さよ 「太郎が気に入ったんですね。じゃあ太郎さん・・・お散歩行きましょうか?」
筋斗雲は今までで一番激しく尻尾を振った。そしてさよちゃんの足下に潜り込もうとする
さよ 「あ、あう?何をするんですか〜!!」
どうやら筋斗雲はさよちゃんを乗せたいらしい。しかし元々宙に浮くさよちゃんを乗っけるのは難しいようだ
さよ 「このままじゃ乗っちゃいますよ?って乗って欲しいんですか?」
筋斗雲は尻尾を振る。どうやら肯定の意味のようだ
さよ 「なるほど、乗れますね。じゃあ太郎さん、お散歩いきますか」

さよちゃんがそう言うと、突然クラスの窓が開いた
これが所謂ポルターガイストって奴ね
さよ 「じゃあ、行きましょうか〜!」

 

62 :ハルナ 空飛ぶ雲  2007/08/12(日) 01:12:14 ID:???  
3/3
びゅーんと筋斗雲はさよちゃんを乗せて空を飛んでいった。もうカメラでは姿を追えない
超 「フム、さよサンは妙な魅力があるようネ。筋斗雲が懐いてしまうトハ」
ちゃおりんはそう言って手に持ったリモコンのボタンを押した
するとモニターの画面こそは消えたが、スピーカーからさよちゃんの声が聞こえてくる
どうやらちゃおりんは筋斗雲の中にマイクを仕込んでいたようだ

さよ 「わああ・・・こんな高いところまで来たの私初めてです。あ、学校があんなに小さく見えますね」
どうやらさよちゃんは遙か上空にいるらしい。果たしてどこまで飛んでいくのやら
さよ 「も、もしかして雲を突き抜けるんですか?ふ、ふぇぇ!!」
ああん、なんか良いな。まるでラピュタのようだ
さよ 「ふわあ・・・空ってこんなに青いんですね・・・太陽もまぶしすぎます・・・」
確か雲の上って晴れしかないのよね。日焼けしそうだわ
さよ 「あ、今度は地上が青くなりました。地球って青いんですね・・・」
ん?さよちゃんいったい何処までいってるの?

さよ 「あ、宇宙には川があるんですね。向こうには人がいますよ!!でもなんで皆さんオイデオイデしてるんだろう?」

それって・・・もしかして・・・
ハルナ 「ちゃおりん!!早く筋斗雲を地上に戻して!!そのくらいのリモート機能は付けてあるんでしょ!!」
超 「さー!!いえっ!!さー!!」
さよ 「あ、あれ?もう戻るんですか?あっちの川の向こうまで行きませんか?とっても安らぐような・・・」


小一時間後、さよちゃんと筋斗雲は戻ってきた
もしあのまま川の向こうとやらに行ってしまっていたら・・・
朝倉に何をされるかわかったもんじゃありません

 

68 :筋斗雲について  2007/08/12(日) 09:26:08 ID:???  
木乃香「筋斗雲、ウチは乗れへんなー。せっちゃんのことばっかり考えとるし(性的な意味で)」
明日菜「刹那さんは乗れそうね!ピュアピュアしてるから」
刹那「え?え?あ、あの、"きんうとん"って何ですか?」
木乃香「き、きんうとんて…かわええやん」
明日菜「刹那さん知らない?孫悟空が乗ってるあれよ」
刹那「……あれですか、あの謎の羽の上に乗ってウキーと言う…」
明日菜「それ違う!いやあってるけどちょっとそれ筋斗雲がちゃちい方!!」
木乃香「これ見い、せっちゃん」つDB
刹那「ありがとうございます!…あ、これは…き、黄ばんだ雲にのった少年が女性の下腹部を蹴って…?」
明日菜「何でそこピンポイント!?違う!違うから!もっとカッコよくギューンと飛んでるのがあるでしょ!?」
刹那「あ、ああなるほど!これが"きんうとん"なのですね!でもどうしてお嬢様は乗れないんですか?」
木乃香「んー、それがわからないからせっちゃんは乗れるんよ♪」
明日菜「ってことは私も危ないって言いたいわけ?」
木乃香「あや、違うん?てっきりいいんちょとエロい事するんばっかり考えとるって思ってたえ」
明日菜「な、違っ…か、かか考えてないわよそんなこと!?」
木乃香「じゃーネギ君かあ」
明日菜「違ーーーう!!!」
刹那(…えっちなこと考えてると乗れないのかな?)

汚れても汚れない
いつでもまっさら純白せっちゃん
どうかこれからもピュアなままでいて欲しい、そう願う  …byまな

 

73 :マロン名無しさん  2007/08/13(月) 09:41:54 ID:???  
ふみか「姉者ァ! ついさっき外で何やら奇怪なモノを発見したぞい!」
ふーか「ほう……これはまた不思議なガスじゃのぅ。して、何故和泉の奴が付属しとるんじゃ?」
ふみか「さぁのう。乗っておったから何となくつれて来た」
ふーか「まぁ良い。野に放ってやれィ」
ふみか「応(ぽーい)なっ……これは!?」
 放り投げたはずの亜子が不思議な雲の上に乗っているではないか!
ふーか「……!!」
ふみか「ウホッ! なんか乗っかった!!」
ふーか「……うむ。これは今日より黒王号と名付けようかのぅ!」
ふみか「この黄色いガスと申すはっ赤いちょっかい皮ばかまっ茨がくれの超筋肉覇王ふーかが雲にて候っ!」
ふーか「では早速……む?」
 乗ろうとしたら雲が僅かに逃げた。
ふーか「……ぬっ」
 やはりひょいと逃げる。
ふーか「……ふみか。和泉を床に降ろすんじゃァ……」
ふみか「応!」
ふーか「すーーーーっ……こぉぉぉぉぉぉ……魔技!! 大ふべんものッ!! きゅーーーーーーー引ッ!!」ひゅごおおおおおおおおお
ふみか「おおおっ! 雲がどんどん姉者に吸い寄せられて」
 ひゅごおおおおおおおおおおおおおおおすぽぽぽぽん!!
ふみか「アッ――!?」
ふーか「もっちゃもっちゃもっちゃ……ゲプゥ、ククク……乗れぬなら、食ってしまおう、謎の雲。与謝蕪村」
ふみか「流石は姉者じゃァ!! ……あれ? 和泉は何処に?」
ふーか「ふ、中々香ばしいいい味わいじゃったのぅ! ……ム?」

 

74 :マロン名無しさん  2007/08/13(月) 09:45:46 ID:???  
亜子「……ン……ここ、どこや? ウチ確かきんとーんに乗って……いきなりでっかいふみかちゃんに連れて行かれて……」
 ぬる
亜子「……な、何? なんかぬるぬる……」
??「オッス! 俺、汚職議員!」
亜子「……な、なんやのこの街は……?」
あこ「来てまったんやな……この世界のウチ」
亜子「……え」
あこ「ここはあらゆる世界の事象が集まる地……約束された無限の町(エクス・アンリミテッドふーかの腹の中)やにょろ」
亜子「い、いやぁぁぁぁぁ!! そんな劇画風のウチはいややぁぁぁぁぁぁぁ!!」
あこ「落ち着きぃ。そんな事やとこの世界じゃ生きていけんで?」
ちづる「ちゃーん!」
あこ「ちづる。そろそろ帰るっさ。……そっちの亜子も来ぃ?」
亜子「……な、なぁ。今なんて?」
あこ「そっちの世界のちづるはロリじゃなかったん? まぁええ。そろそろあいつらが来るからとりあえず家に行くで」
亜子「あいつら?」

あこ「来たで。みそら団や」
みそら「ぱらりらパラリラ! おらおらー! 影薄いとか言ったのはだれじゃー!! 貴様かー! 神楽坂アスナー!!」
アスナ「あっ、や、やめてー……」(おどおど)
はかせ「うへへー。いい体してんじゃねーか娘ェー」
アスナ「さ、触らないでくださ……ぃ……」(びくびく)
いいんちょ「コラー! てめぇらー! 何してやがんだファック!」
みそら「やべェー! あやかがキター!」
いいんちょ「ブッ殺ス!!」

亜子「あ、ああああ……悪夢や」
あこ「これがこの世界の日常なんや。早く慣れといたほうがええで」
亜子「そ、そんな……脱出方法とかないん!?」
あこ「あれば皆脱出しとる。これが……現実や」
亜子「い、いやや! ウチは、ウチは絶対ココから脱出したる!」
 和泉亜子の戦いが始まる。
??「オッス! 俺、汚職議員!!」

 

76 :さよ 予告状  2007/08/13(月) 19:26:19 ID:???  
さよ 予告状


1/2
それは私が朝倉さんの取材のお手伝いが終わり、教室に帰ってきたときのことでした
私の机の上に一通のカードが置いてあったのです
さよ 「え、もしかして・・・恋文ですかぁ!!」
私は喜び勇んでそのカードを手に取りました
しかしつぎの瞬間、地獄のそこへと突き落とされたのです

予告状
”お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの。よって今夜、面白そうなので乗れる雲を頂きに行くっス byミソラ三世”

あんまりです。せっかく出来た私の新しいお友達を奪いに来るなんて鬼畜の所行です


警部 「なるほど、それで私の所に来たのですね」
私は泣きながら教会のシャークティ警部の元へと向かったのでした
さよ 「お願いです。ミソラ三世を捕まえてください!!」
警部 「わかりました。ミソラ三世を捕まえるのは私の使命。安心してください」
さよ 「・・・あの・・・本物の警部ですよね?前みたいにミソラ三世が変装した偽物じゃありませんよね?」
警部 「そう言われて証明する方法はありませんが・・・とりあえず明け方まで麻帆良川の上に雲と一緒に浮かんでいてもらえますか?」
さよ 「それは良いですけど・・・なんでですか?」
警部 「まず見晴らしの良い空に浮かんでいればどこから来てもミソラ三世は見つけやすいでしょう」
さよ 「なるほど、では今から麻帆良川の上空で待機します」
警部 「私は下の麻帆良大橋で待機します」

こうして私は麻帆良川の上空で太郎と一夜を過ごすこととなったのです

 

77 :さよ 予告状  2007/08/13(月) 19:29:22 ID:???  
2/2
さよ 「わ、私がきっと守ってあげますからね」
そう、雲の太郎さんにいいましたが太郎は嬉しそうに尻尾を振るだけでした。自分の危機がよくわかっていないのでしょう
だ、大丈夫です。私が守ってあげますから・・・

時刻は午前0時に近づいた頃、夜空にはまん丸のお月様が浮かんでいました
この時間を過ぎると・・・なんだか元気が出てくるのは私が幽霊のせいでしょうか?
さよ 「きませんね〜。もしかして諦めたとか?」
そんな風に考えていた時のことでした。突然高笑いが聞こえてきたのです

?? 「ムホホ、そんなところにいても無駄ッスよ。ミソラ、スペシャルハイ〜ジャンプ!!」
それは地上の麻帆良大橋の大きな支柱のてっぺんに誰かが立っていたのです。そして大声で叫ぶと弾丸のように飛び上がってきたのです
いうまでもなくそれは・・・
?? 「ミソラ三世参上!!さ〜よちゃ〜ん・・・いっただきマ〜ス!!」
やがて私たちより遙か上空まで飛び上がると、私と太郎めがけて飛び降りてきます
さよ 「だめ、来ないで・・・来ちゃダメです!!」
しかしそんな私の叫びも無駄でした。それは私の叫びを無視してどんどんと近づいてくるのです
そしていよいよ私たちの頭上まで来て太郎に飛び乗ったのです

三世 「雲、いただ・・・あ〜れ〜!!」

太郎さんに飛び乗ったかと思った瞬間、それは太郎さんを突き抜けて警部の待つ橋へと落下していきました
さよ 「あれ・・・?もしかして太郎さん、私以外は乗せないって事ですか?」
太郎さんは先ほどと同じように尻尾を振っています。私の見た様子ではそうではないようですが・・・
さよ 「とりあえず良かったです。でも・・・私には一人、太郎さんに乗せてあげたい人がいるんです。その人は乗せてあげてくださいね」
太郎さんは嬉しそうに尻尾を振りました。きっと朝倉さんは乗せてくれるでしょう


警部 「待ちなさい!ミソラ三世!逮捕です〜!!」
三世 「そりゃ無いッスよ、シスター。と、いうより捕まえれるものなら捕まえて見るッスよ〜!」

 

79 :トイレの夕映吉さん  2007/08/14(火) 20:40:56 ID:???  
トイレの夕映吉さん


漏るです・・・
その言葉が脳裏に浮かんだとき、私はトイレに駆け込むのです

膀胱が膨れあがり、尿がまるでコミケの時の亡者のように我先にと尿道を突き進もうとする
それを極限まで我慢しつつ、便座に座りひもぱんを外す
そして解放の時
夕映 「はうぅ・・・」

恥ずかしいとも思えるような轟音を奏で、水面を黄色に染めてゆく
あまりに溜めすぎたときの、血が滲んだような黄色が出たときは少し嬉しい
体中の悪いものを吐き出したような気分になれるのです

勢いが良すぎるとたまにおつりを貰うのです
それをトイレットペーパーで拭きつつ、今日も尿の切れが良いことを確認
そっと拭いた紙をトイレに流すのです

夏はたまりません。なんといってもトイレは暑いのです
暑いトイレは敵のいない戦場、自分との戦いなのです
流れ出る尿と汗、ついでにいえば大きい方まで参戦なのです
混濁する意識を精神力で支えつつ、最後の尿を絞り出すのです


今日の切れも良し、色も良し、残尿感無し、拭き残し無し
これでジュースが飲めるです

 

83 :マロン名無しさん  2007/08/14(火) 23:16:06 ID:???  
ちょっとブラックネタです。苦手な人はスルーで

美砂 鬼畜でえっちな電話相談室
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0277.txt

 

87 :マロン名無しさん  2007/08/15(水) 03:13:42 ID:???  
麻帆良新聞号外
 世紀末覇王・崩御か?
 世紀末覇王として知られる鳴滝ふーかさんが先日、学園病院へ搬送されていた事が昨日、風紀委員の調査で判明した。
 ふーか様は先日、謎の気体を吸入した事がその後の調査でわかっており、現在風紀委員は総力を上げてこの事件に関与していると思われる
 妹の鳴滝ふみかさんを重要参考人として捜索している模様。

ふみか「――違う! 違うんじゃ! 姉者を殺ったのはワシじゃないんじゃァ!!」

 

90 :さよ ご奉仕さよちゃん  2007/08/16(木) 00:19:54 ID:???  
さよ ご奉仕さよちゃん


今夜は私、お店を出してます
五月さんから屋台を一台借りて、提灯に火の玉を入れて営業なのです

さよ 「いらはいまし〜」
麻帆良墓地の側での営業、お盆で帰ってこられた幽霊の皆さんがお客様なのです
結構一杯の幽霊さんになりましたね・・・

浮かぶ小皿、お供えされたお酒、どういう訳かとっても冷えた屋台の周り、とっても不思議空間です
さよ 「たばこはありませんよ。もしかしたら墓地の中にお供えしてあるのがあるかもしれないのでそっちからどうぞ〜」
たくさんのお客様ならたくさんの注文、全部には答えられないのが残念ですね


さてお月様も中天を越え、そろそろお家に帰る時間らしいです
こうなると私も一つ、準備をしないといけないのです

墓地であまったお線香を少し集めて火の玉で火を付けてっと・・・

うっすらと屋台に香るお線香の香り、細い糸のような煙に導かれて皆さんは天へと帰って行くのです
あの向こうには何があるのでしょうか?皆さんに聞いてみましたけど教えてはくれません。それが掟らしいのです
来たときも帰るときも笑顔で来る皆さん。あっちにも家とかあるのかな?

私?私は・・・まだ地上が面白いのです。まだこちらを離れるわけにはいきませんね

 

91 :刹那 ねこみみぷれい  2007/08/16(木) 06:25:26 ID:???  
いつものように早く起きて修行でもするつもりだったんです
しかし顔を洗うために訪れた洗面所で私は信じがたいものを目にしました
刹那「こ、これは…ねこみみ!」がーん
そう、頭には立派なねこみみ?が生えていたのでした
龍宮「どうした刹那。昨日激しすぎて腰でも砕け……」
龍宮は私を見るととても驚いた様子で立ち尽くしてしまいました
しばらく私の頭上を凝視していたかと思うと、不意にじりじりと差を詰めてきます
刹那「た、龍宮……?」
龍宮「…心配は要らない。優しくしてやる」
刹那「嘘をつくな!昨日もそう言ってめちゃくちゃにしたくせに!」
龍宮「刹那が可愛すぎるのがいけないんだ」
全く聞く耳もたれません
そして狭い洗面所、逃げるところは限られています
龍宮「ふふふ…追い詰めたぞ、私の可愛い子猫ちゃん」
そういうが早いか、龍宮は私を固い床に押し倒しました
刹那「や、やぁ…」
龍宮「まずはネコミミから弄ってやろう」

 

93 :マロン名無しさん  2007/08/16(木) 10:01:22 ID:???  
ここは御伽の国。
だからヒトガタは踊る。
ヒトオオカミも踊る。
丸くて白い、月光の元で。
   闘イノ時ガキタ
茶々丸「私の名前は――忘れてしまいました」
   決戦ヲ味ワエ! 呻レ!!
真名「君に殺されるなら本望だ」
夕映「今日のところは貴方を信じてやるです」
   獣性ヲ取リ戻セ!!
ふーか「歯痒ィ! 歯痒ィのぅ!!」
   満チタル月ノ下
アキラ「大神に誉れを、逆徒に死を――」
   思イ出セ
ネカネ「街を出ましょう。全部捨てて……」
   獣ノ誇リヲ
千鶴「我が子の涙が止まるのなら……それは、苦痛じゃないの」

コタロー「お前を信じてた」
ネギ「昔みたいにやれないのかな」
コタロー「どうしても、お前を殺さなきゃアカン」

茶々丸「どうして、ロボットだと駄目なんですか?」
真名「――私は本気だ」
夕映「絶対、殺してやるです」
千雨「私を連れて……逃げてください」


 月光のネギま!

 

96 :『One More Sweet』夏の終わり  2007/08/16(木) 12:07:04 ID:???  
『One More Sweet』夏の終わり

1/3

 ブザーが鳴った瞬間を、ウチは直視出来んかった。
 体育館のベランダにまばらに集まっていた人々から、次々と溜息が漏れる。
ほんで、ウチも覚悟を決めてコートに視線を戻したんや。
 歓喜の輪を作る相手チーム。対して、麻帆良チームは力無く崩れ落ちるばかり―――
 一人だけ、ゆーなはじっと相手のゴールに視線を釘付けにしとったまま、しばらく立ちつくしてた。
 三回戦敗退。こうして、ゆーなの最後の大会は幕を閉じたんや―――

「ほら、そんなに泣かない!」
 試合後のベンチで、裕奈が明るく振る舞いながら声を掛けとる。
「あたしも部活には顔を出すからさ、また一から練習しないとねっ! 来年こそは優勝だよっ!」
 いつもと同じ、元気一杯な裕奈に、他の部員達はきょとんとしとる。けど、次第に笑顔が広がっていくのが、
遠巻きに見つめるウチにもはっきり分かった。
「ゆーな……」
 今日の試合で、誰よりも頑張っとったゆーな。そのゆーなが、キャプテンとしての最後の任務を遂げてゆく。
 負けず嫌いで、誰よりも悔しい思うとるハズやのに、それでも、
 それでも、ゆーなは最後まで笑顔のままやった―――

「やっぱ、ゆーなはかっこええよ……」

 やがて、選手も観客もぞろぞろと引き上げてゆき、体育館にはウチだけが残される。
 ほんで、しばらくしてゆーなは一人でコートに戻ってきたんや。手にはボールを抱えたままで……。
「あははっ、頑張ったんだけどね〜、負けちゃったよ〜」
 開口一番に、ゆーなは爽やかな笑顔で切り出してきた。せやからウチも、
「おつかれさん」
 と、にっこり微笑んで答える。ほんで、ゆーなの大好きなスポーツドリンクを手渡したんや。

 

97 :『One More Sweet』夏の終わり  2007/08/16(木) 12:08:09 ID:???  
2/3

「さんきゅ♪」
 ゆーなは美味しそうに喉を潤してゆく。その間ウチは、じっとゆーなの目を観察したんや。
 ゆーなの目は、赤うない―――
 すると、普段通りのくりくりした眼差しが、不意にウチを捉えた。
「ん? どーかした?」
「や、な、なんでもあらへんっ!」
 慌てて否定すると、ゆーなはにこりと表情を崩し、いきなりシュートを放ったんや。
 ザシュッ。
 スリーポイントライン近くから放たれたシュートは鮮やかな放物線を描き、ゆっくりとゴールに吸い込まれる。
「―――あーあ。ノーマークなら楽勝なんだけどな〜」
 ぽつりとゆーなが呟く。
 事実、今日の試合でゆーなは厳しいマークに晒されてたんや。それでも、ゆーなは一人で30点以上を叩き出しとった。
 でも、結果は残酷で―――
「みんながさ、あたしに謝るんだよ。私たちが足を引っ張らなきゃ勝てたのに、って」
 ゆーなは淡々とした口調で話し続ける。
「謝んなきゃなんないのはあたしの方なのに。あたしがみんなを大きな舞台へ連れてくんだ! って約束してたのに」
 ほんで、少し淋しそうな表情で、ゆーなは正直に心境を告げてくれた。ゆっくりと、ウチに背を向けて。

「悔しいなあ……」

 その背中が悲しゅうて、気が付くとウチは、背後からゆーなを抱きしめてたんや……。
「こ、こらあっ! あたしまだシャワー浴びてないんだから汗臭いよお……!」
 嫌がるゆーなにはお構い無しに、ウチはゆーなの背中に顔を埋めたまま呟く。
「ゆーなはホンマによう頑張ったやん……。今日のゆーな、世界で一番かっこよかったで……。せやから……、
せやから、もう我慢せんでええんよ……」
「亜子……」
 ゆーなはそっとウチの手を解いて、ゆっくりと振り返る。
 ゆーなは、逆にウチの方が励まされるような、穏やかな笑顔やった―――

 

98 :『One More Sweet』夏の終わり  2007/08/16(木) 12:09:25 ID:???  
3/3

「ありがとね、亜子!」
 にっこりと、少年のような笑みでゆーなは答える。
「でもね、あたしは泣かないから。せっかく亜子がカッコイイ! って褒めてくれたんだもん。
だから、あたしが泣くトコなんて亜子にも見せてあげないっ!! 」
 そう言うて、ゆーなは舌を出して笑ったんや。思わずウチも、くすくすと笑うてまう。
「ま、これからもあたしのバスケ人生は続くワケだし!」
「あははっ。せやね、その調子や!」
「んじゃ、あたしシャワー浴びて着替えてくから、亜子はもーちょい待っててよ!」
 ボールを拾い、ゆーなはいつもの口調で告げる。ウチはにこにこしながら、ちょいいけずな答えを返してみた。
「んと、二時間くらい待てばええかな?」
「う……。一時間でじゅーぶんです……」
 気恥ずかしそうに顔を赤くしたまま、ゆーなはぱたぱたとシャワールームへ逃げていく。
 えへへ、ホンマに意地っ張りなんやから……。

「おつかれさん、ゆーな……」

 ウチはゆーなの背中を見届けると、誰もおらんコートをしばらく見続けとった―――


 きちっと一時間後に、ゆーなは戻ってきた。
 ほんで、隠しようがあらへんくらいに目を赤うしとるゆーなを、ウチはもう一度抱きしめたんや―――

(おしまい)

 

101 :茶々○丸  質問  2007/08/16(木) 19:56:24 ID:???  
今日は3―Aのみなさんにある質問をしてみました
「スイ・・・・」と言えば?
夏美・美…なんとか「スイカ・・・・かな」

まあ普通の答えですね、模範解答というところでしょうか。でもこんな答えしか出ないから地味とか空気とか言われるんですよ、あなた達。

あやか「スイスですわね、あそこは夏に行くには最適ですわ」

はいはいブルジョワブルジョワ、でも日本人は日本にいるのが一番だと思うんです。
そこ、僻みとか言わない。あとお前は人じゃなくてロボットだろという突っ込みもなしの方向でお願いします。

ハルナ・千雨「萃香だね・な」

萃香・・・・・・?私にはよくわかりません。何なのか聞いたら「ググレカス」と言われました。これは人名でしょうか?謎は深まるばかりです。

エヴァ「スイだな、カキ氷はスイに限る」

水(すい):砂糖水(さとうすい)を略して水と言い、砂糖を煮詰めて作る無色のガムシロップをかけたもの。「氷水(こおりすい)」・「みぞれ」・「せんじ」・「甘露(かんろ)」と呼ばれることがある。
なかなか渋いですね、マスター。だが作らない。この茶々●の好きなことのひとつは、マスターが食べたいと思ってるものだけは作らないでやることだ!

千鶴「スイ、ときたらスイスーダララッタスラスラスイスイスイでしょう?」

レコードは1961年8月20日、東芝音楽工業(現在の東芝EMI)から発売されたみたいです。いくら有名でも、スイだけでこの歌が出てくるあなたは立派なおばさん・・・・・・

千鶴「あら?何か言ったかしら?」

すいません、どうやらこれ以上質問を続けるのは無理のようです。
表面上は穏やかな表情の下に鬼神のごとき怒りが見えます。ゴゴゴゴゴ、という効果音が聞こえてきそうな感じです。
何よりその右手にはネギがあります。逃げるしかなさそうです。
大丈夫です、挿されなければどうということはありませんから。
逃げ延びてきちんと全員に聞いてみせますよ。

 

103 :マロン名無しさん  2007/08/17(金) 00:37:18 ID:???  
ごめん、こんなん出ました。ちょい変質系です

刹那 それは変態と呼べる何か
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0278.txt


やあ (´・ω・`)

ようこそ、ざじちうへ。

このSSはサービスだから、まず読(ry

 

109 :いろんな意味でクライマックス  2007/08/17(金) 12:24:22 ID:???  
いろんな意味でクライマックス

まき絵「みんなー。みんなどこー……うえーん」
超「まき絵サン、まき絵サン。どうしたネ」
まき絵「みんなで買い物に行ったらはぐれちゃって……ぐすっ」
超「それは困ったネ。そんなときはこれを使うヨ」

まき絵「何これ?」
超「携帯型自動収集機ヨ。出席番号のボタンを入力するネ」
まき絵「うん」

[16652]ピコピコピコ
[マキ]×[アキ]×[アコ]×[ユナ] 「全員集合!!」(Vo.関俊彦)

まき絵「わぁ!?」
ガシャン
[Climax Form]

まき絵「きゃー!きゃー!」
まき絵(アキラ)「何これ!?私は確か真名と犬を見てたはず」
まき絵(亜子)「何や!ウチゆーなとキャットフード買いに行ってたやのに」
まき絵(ゆーな)「にゃー!?」

超「みんなの魂を(魔法で)一時的に同じ場所に収集する優れものネ」
まき絵「困るよー。頭の中でみんなの声が響くし携帯くっついちゃうしー!」
超「ちなみに欠点は……」


真名「アキラー、しっかりしろアキラー!どうしよう顔真っ青だし脈はないしー!?」

 

110 :マロン名無しさん  2007/08/17(金) 22:11:03 ID:???  
今更仮契約

ふーか「……ゴクリ」
ネギ「はわわわわわわわわわわ……」ガクガク
カモ「アニキ。そろそろ腹を括ったらどうだい? 覇王を味方につければこれ以上心強い奴はいねぇぜ」
ふーか「……ヌェグィ!!」がばっ
ネギ「ひっ!?」
 ――しばらくお待ちください――
カモ「パクッ! ティオーーーーーーーーーーー!!」
ふーか「ぬああああああああ!! こ、これはっ! この疼きはッ!! ハァァァァァァァァァ!!」
 ピカッ!! ボーーーーン!
カモ「……残念。スカカードだ」
 グリズリーふーか爆誕

 

113 :激闘カップリングレース  2007/08/18(土) 00:48:30 ID:???  
職人だって住人だって初心者だって、ここにくれば『萌れば勝ち』が合言葉。
萌え命なら、ネタでもエロでもラブラブでも楽しい作品を書けて当たり前。
書き手のレベル差なんてどうでもいい、要は萌えれば負けだと思ってる。
カップリングとはその中でも重要な要素!単独よりもやっぱカップルっしょ!


マナP「さぁ始まりました、第6回激闘カップリングレース。MCは私、キャッチフレーズも一身マナPだ」
茶々●「マスターの浪費癖を何とかしたい茶々●です」
さっちん 最近、幸せ太りが悩みなさっちんです。

マナP「今日は特に大きな変化もないようだな」
茶々●「それはあなたが勝手な行動をとりまくったせいでしょう」
マナP「すまん」
さっちん >>55で捕まったせいか、とても素直になりましたね。
マナP「言うな。嗚呼、アキラの最愛の相手が前科者なんてorz」
茶々●「今の今まで好き勝手に暴れまくった報いです」
マナP「くそ。言いたいこと言いやがって……」
さっちん ふふ、楽しそうですね。
マナP「ふざけるな。何で私が…」
茶々●「ギロリ」
マナP「いえ、何でもありません(助けてアキラー)」

茶々●「突然ですがお便りが来ています」
さっちん 珍しいですね。私書箱いつ見ても空っぽなのに。
マナP「視聴率じゃ、やっぱ本家に負けてるからね……」
茶々●「えーと、>>36さんからです。『このキャラ結構使ったのにランク以外と低かったってこと無い?』だそうです 」

 

114 :激闘カップリングレース  2007/08/18(土) 00:49:32 ID:???  
マナP「むむむ。それはこっちの集計方法に理由があるからな」
さっちん こちらのみの見解で言えば、どんなに内容を出してもカップリングと認められる描写がないとカウントができないのです。
茶々●「たとえばさよさんのネタを見て見ましょう」
マナP「さよの場合、カップリングで固定になっているのは朝倉だな」
茶々●「ただネタとしても朝倉さんがいれば参加ポイントが加算されますが、それがない場合が多いのです」
さっちん 他の人に手を出してるとランクが上がりにくい。率直に言えばそうなりますね。
茶々●「どっかの誰かさんみたいですね」
マナP「それは私のことかなロボ子君(ピキピキ)」

茶々●「さらに>>38さんのお便りです。『逆の方が多いかな?こんなに出演してたの!?ってパターン』です」
さっちん またしてもこちらだけの見解で言えば、固定になっているカップリングも集計してることに問題があります。
マナP「一番大きな要因になっているのは運動部4人組だ」
茶々●「この4人は組み合わせが多種多様でネタによってカップリングが違うことが多いのです」
マナP「つまり、前回出ていないカップリングも同じ場面でいる場合は参加ポイントとして2点が入ってしまうということだ」
さっちん それが連鎖を繰り返して、ネタとしては全く出なかったにも関わらず、単発組よりも大目の点を取ってしまうことがあるのです。
茶々●「その場合、点を上げるべきか否かで集計の際、いつも迷いが出てしまいます」
マナP「まぁ結局は全部集計してしまう結果なのだがな」
さっちん 上でカップル描写があって、下で全く絡みはないけど同じ場面で出た場合でも参加ポイントが入ります。
茶々●「そこはカップリングのみで単発はカウントしない特殊な集計システムの特徴でしょうね」
マナP「しかし、そういう意見が出たからにはもっと公平な集計を行わなくてはならない」
茶々●「それって今まで公平な集計をやってなかったということですか……?」
マナP「違う!集計するたびにシード組特権でこれは2点、3点と決めてたがそれを撤廃する!」

――議論は続き、8時間後
さっちん ↓でルールを一部改正しました。どうぞ。

 

115 :激闘カップリングレース  2007/08/18(土) 00:51:08 ID:???  
・シード組撤廃。常に横一線からスタートさせて分析対象トップ10を争わせる。
・現スレから終了までにカップル描写がないカップルの場合、集計外にする(集計の集中防止のため、特に運動部)。
・カップル描写はないがカップリングの二人がその場にいる『参加ポイント』を1点に下げる。

マナP「ぜーぜー。終わった、どうだ、納得したか」
茶々●「納得以前にこれから使うのですからお便りを待たなくてはいけませんよ」
マナP「むぅ……」
さっちん さて。すごく遅れましたが、結果発表をどうぞ!


   【 結 果 発 表 】
1位.長谷川千雨×ザジ・レイニーディ 89p
2位.早乙女ハルナ×超鈴音 67p
3位.和泉亜子×明石裕奈 54p
4位.朝倉和美×相坂さよ 34p
5位.雪広あやか×神楽坂明日菜 31p
6位.鳴滝風香×鳴滝史伽 30p
7位.雪広あやか×佐々木まき絵 26p
8位.龍宮真名×大河内アキラ 21p
9位.那波千鶴×雪広あやか 20p
   長瀬楓×四葉五月

――――ここまで分析対象―――――

11位.近衛木乃香×桜咲刹那 16p
12位.釘宮円×椎名桜子 15p
   龍宮真名×桜咲刹那 15p
14位.佐々木まき絵×明石裕奈 13p

 

116 :激闘カップリングレース  2007/08/18(土) 00:52:19 ID:???  
15位.絡繰茶々丸×エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル 12p
    長谷川千雨×椎名桜子
    佐々木まき絵×和泉亜子
19位.柿崎美砂×釘宮円 11p
    大河内アキラ×明石裕奈
21位.葉加瀬聡美×村上夏美 10p
22位.佐々木まき絵×大河内アキラ 9p
23位.柿崎美砂×古菲 8p
    龍宮真名×ザジ・レイニーディ 6p
25位.早乙女ハルナ×綾瀬夕映 7p
26位.春日美空×シスターシャークティ 6p
    春日美空×ココネ 6p
28位.村上夏美×那波千鶴 5p
29位.龍宮真名×釘宮円 4p


マナP「はいはいおめでとうV5達成だね」
茶々●「やる気のない返答はやめてください」
マナP「いいだろ、8時間休みなしなんだから」
さっちん 私が始めてトップ10に入ってます。嬉しいです。
マナP「つーか!私とアキラが久々にトップ10に入ってるじゃないか!!バンザーイ!!」
茶々●「勝手に喜んでいるアホは放っておいて、明日は分析に入ります」
さっちん それでは明日をお楽しみにー(今日も楓さんと幸せ太りかも)♪

 

117 :激闘カップリングレース  2007/08/18(土) 00:53:24 ID:???  
激闘カップリングレースは

「私の愛のすべて!真名ちゃんもっこり日記」
「新オーナーは幸せの化身、超包子」
「サタデーナイトフォーエバー、銀の流星茶々丸」

と…

「私のこの手が真っ赤に萌えるぅぅぅ! 柿崎バーニングフィンガー部」
「その一瞬を駆け抜けろ! R(acing)E(volution)釘宮」
「当たるよー。当たるよー。桜子博打教室」
「飲み水は水道水だけだ! 出すだけでもありがたく思え、エヴァの焼きそば屋」
「アキラ(?)と刹那が丁寧に指導、神明流道場」
「声の七変化を実現、佐々木アニメーション学院」
「簡単だけど超危険♥、千雨の3分ハッキング」

ごらんのスポンサーの提供でお送りしました。
次回をお楽しみに。

 

124 :激闘カップリングレース  2007/08/19(日) 00:35:31 ID:???  
職人だって住人だって初心者だって、ここにくれば『萌れば勝ち』が合言葉。
萌え命なら、ネタでもエロでもラブラブでも楽しい作品を書けて当たり前。
書き手のレベル差なんてどうでもいい、要は萌えれば負けだと思ってる。
カップリングとはその中でも重要な要素でもありまーす。

マナP「さて始まりました、第6回激闘カップリングレース分析編です」
茶々●「前回の大きな変化に出たカップリングを細かく分析していきます」
さっちん その前にやらなくてはいけないことがあります。
マナP「せーの……」
マナP & 茶々● & さっちん「早乙女ハルナ(さん)。お誕生日おめでとうー!」
茶々●「もう日付変わりましたけどね」
マナP「すまん!この垂れ幕用意したのはいいけど“うっかり”前回出し損ねた!」
さっちん いけませんね。折角早乙女さんを呼ぶ準備をしたというのに。
マナP「すんまそん」


9位.那波千鶴×雪広あやか & 長瀬楓×四葉五月
さっちん 初めてのトップ10入りに少し戸惑ってます。どきどき。
マナP「どちらとも初顔だな、こうやって新しい風が入ってくるのはいいことだ」
茶々●「アスちょーよりも濃密そうな那波×いいんちょ。ほのぼのがとてもお似合いな楓×五月。
     これからが楽しみです。頑張ってくださいね」
マナP「終わりかい!」
さっちん 楓さん……。

8位.龍宮真名×大河内アキラ
マナP「これからだ……これから私たちの時代が復活するのだ!」
茶々●「懲りないと言うべきなのかしぶといと言うべきなのか」
さっちん 久方ぶりの上位復帰に上機嫌ですね。
マナP「あぁ。私のアキラも最近は可愛くなったものだ、ムフフ」
茶々●「近づかないでください。馬鹿が遷ります」
マナP「マナPショック!」

 

125 :激闘カップリングレース  2007/08/19(日) 00:36:36 ID:???  
7位.雪広あやか×佐々木まき絵
茶々●「おなじみのまきんちょです。なかなかの上位をキープしていますね」
さっちん 絡みが少ない分、メインで点数を稼いだというべきでしょう。
マナP「いい二人じゃないか。そろそろ佐々木はいいんちょにいつ食われるか賭けてみようか」
茶々●「そんなこと不要です。この二人はどこまでも純愛でいてほしいですね」

6位.鳴滝風香×鳴滝史伽
マナP「世紀末ネタが中心でいる双子は健在だな」
茶々●「正直ネタだけでここまで上がれるのは、そこまで作品に愛されていることなのですね」
さっちん 双子のイケナイ関係もときどき見られますが。
マナP「そん時は私も混ぜてくれ双子」
茶々●「私が全力をもって阻止します」

5位.雪広あやか×神楽坂明日菜
さっちん 喧嘩仲間、でも親友のお二人は今でもアツアツですね。
マナP「最近、神楽坂のビンボー症に悩ませているらしいないいんちょは」
茶々●「もともと苦学生なのでこの手のネタは出しやすいでしょう」
さっちん いつまでも睦まじく。うらやましいです。
マナP「いかん。想像したら私の股間が……」

4位.朝倉和美×相坂さよ
茶々●「前回の不調を取り戻すがごとく、4位にまでのし上がりました」
さっちん いいお二人ですね。本編もほぼも公認してるでしょう。
マナP「(トイレから急いで戻ってきて)いやー。相坂もいろいろと大変だなー」
茶々●「何がですか?」
マナP「朝倉の喫煙癖とか盗撮癖とか」
さっちん あまりプライベートに介入しない方がいいですよ。

 

126 :激闘カップリングレース  2007/08/19(日) 00:37:41 ID:???  
3位.和泉亜子×明石裕奈
マナP「あこゆなは今でも十分通用するカプだな」
茶々●「運動部4人の中では一番飛びぬけていますからね」
さっちん ぬこさんとたゆりすとの可愛いカプは微笑ましいです。
マナP「しかし最近特撮ネタが入り込んできてないか?」
さっちん そうですね。何でしたっけ、電王?
茶々●「……それでいくならキン×リュ(ry」
マナP「アッー!誰だ、茶々●に腐女子機能つけたのは!!」

2位.早乙女ハルナ×超鈴音
マナP「ほんとスマン早乙女(土下座)!誕生日祝い損ねた」
さっちん 今度改めてパーティをしますので拗ねないで下さいね。
茶々●「大丈夫ですよ。超さんが慰めてますから」
マナP「しかしいつの間にやらこの位置が当たり前っぽくなってないか?」
さっちん クセが強いお二人ですからね。お子さんお元気ですか?

1位.長谷川千雨×ザジ・レイニーディ
茶々●「第2回以来5連勝と波に乗っていますザジちうのお二人です」
マナP「いや、もう何の感動のなくなってしまったけどな」
さっちん 最近古株の方々が戻ってきているおかげでさらに票が伸びてますね。
マナP「ついでに言えば、『ザジだもの』のイラストネタだ」
茶々●「どうしました?」
マナP「実は集計しようと思ったら全部リンクが切れてた、……でこの位置だぞ」
さっちん ―となるともっと票は伸びて新記録達成?
マナP「納得いかーーーーん。もっと他のカプが上位にくることをお勧めしるー!」

 

127 :激闘カップリングレース  2007/08/19(日) 00:38:43 ID:???  
茶々●「さぁ、これで分析も終了です」
マナP「…」
さっちん これからのカップリングを生かすかどうかは職人のあなた次第。
茶々●「どうしましたマナPさん」
マナP「いや、私書箱に>>121さんの投票があって『参加ポイントも省いたら?』だそうだ」
茶々●「指摘があるならそれに従っては?」
マナP「それは今度の集計で、いや……なんでもない」
さっちん なにやら意味深な返答ですね。
マナP「何でもない。それでは次回の放送を」
さっちん&茶々●「お楽しみにー」

 

128 :激闘カップリングレース  2007/08/19(日) 00:39:51 ID:???  
激闘カップリングレースは

「私の愛のすべて!真名ちゃんもっこり日記」
「新オーナーは幸せの化身、超包子」
「サタデーナイトフォーエバー、銀の流星茶々丸」

と…

「私のこの手が真っ赤に萌えるぅぅぅ! 柿崎バーニングフィンガー部」
「その一瞬を駆け抜けろ! R(acing)E(volution)釘宮」
「当たるよー。当たるよー。桜子博打教室」
「飲み水は水道水だけだ! 出すだけでもありがたく思え、エヴァの焼きそば屋」
「アキラ(?)と刹那が丁寧に指導、神明流道場」
「声の七変化を実現、佐々木アニメーション学院」
「簡単だけど超危険?、千雨の3分ハッキング」

ごらんのスポンサーの提供でお送りしました。
次回をお楽しみに。

 

131 :マロン名無しさん  2007/08/19(日) 09:29:11 ID:???  
12時間ネギま!(24時間は無理だった)
オープニング
史香「突然12時間ネギまですー」
楓「プログラムとしては風香の12時間マラソンとドキュメントドラマ運動部4人が主演の「あの夏の日」その他諸々と盛り沢山の内容になっているでござるよ」
史香「おねーちゃん。12時間も走って大丈夫ですか?」
風香「とーぜんだよ! ボクには頑張らなきゃいけない理由があるんだ」
楓「ほう。それは初耳でござるな。一体どんな理由でござるか?」
風香「世界中で実写化に嘆いてる皆を……少しでも勇気付けたいんだよ!」
楓「立派になったでござるなぁ」
史香「……もうじき、スタートですよ。おねーちゃん……」
風香「……史香!」   ぎゅっ
風香「ボク、一生懸命走って、絶対ここに戻ってくるから……史香、待っててね?」
史香「おねえちゃぁん……」
風香「じゃあ……いってくるよ!」  たったったったった……
楓「行ってしまったでござるなぁ」
史香「……おねーちゃん」
楓「史香。心配なのはわかるでござるが拙者たちは」
史香「……うん。大丈夫」
楓「……さ。責務を果すでござるよ」
史香「……ご閲覧の皆様、おまたせしましたー。只今より、12時間ネギまを開催いたします!」
楓「あいあい。それじゃあがんばるでござるよ〜」

12時間ネギま!(せっちゃんこのちゃんの夫婦漫才)
せっちゃん「このちゃんこのちゃん」
このちゃん「なぁにせっちゃん?」
せっちゃん「これ、おいしいねぇ」
このちゃん「おいしいねぇせっちゃん」
せっちゃん「このちゃんはりょうりがじょうずやねぇ」
このちゃん「えへへ。ありがとーせっちゃん」
せっちゃん「ところで、このりょうりのざいりょうなあに?」
このちゃん「てばさき」
せっちゃん「へごぉーーーーん!?」

 

133 :マロン名無しさん  2007/08/19(日) 09:43:47 ID:???  
12時間ネギま!(せっちゃんこのちゃんの夫婦漫才の裏側)
刹那「こ、このちゃん……あかんって……あっ」
このか「ええやんせっちゃん……12時間ネギま始まったら暫く……できへんのよ?」
刹那「で、でも、だからって……ンンンっ!?」
このか「せっちゃん……あ、ここ固くなってるよ? ふふ、こっちも撫で回したるからなー……」
刹那「や、やめ……あかん……そこをそうしてドゥーしちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

12時間ネギま!(解説ルーム)
ゆえ「はい。今卑猥な物を想像したメンツ集合です」
男「はい」
ゆえ「下を向くです」
男「はい?」
ゆえ「上を向くです」
男「何を?」
ゆえ「今度は後ろを向くです」
男「は、はぁ」
ゆえ「かかったなドォーーーーーーン!」  メメタァ!!
男「……こ、後頭部に辞書とか……あべしっ!!」
ゆえ「一応解説するとこのかは刹那さんの肩を揉んで羽をもふもふしてただけです。決してペッティ(ピー)ではないですー」

12時間ネギま!(マラソン・100m地点)
風香「ふうふう……たったこれだけ走っただけでも暑さで参っちゃうよ……」  ずしゃあ!
風香「な!? 誰!?」
ザジ「……イカは言いました。今日は暑イカらしんどイカ?」
真名「はい! 12点だったからおじさんと一緒にンギッモヂイイ! ことしようか」
ザジ「ぽっ」
真名「よし。じゃあマッサージしあいっこだ」
ザジ「フン!」  ゴキッ
真名「ギャーーーー!!」
ザジ「小野くんは言いました……おー、のー」
真名「……2点……」  ガクッ
風香「さ。先行こう」

 

134 :マロン名無しさん  2007/08/19(日) 15:19:23 ID:???  
★羊(聡美):作る道具は要望以上の機能を付ける。
★牛(五月):お手製の料理に満足。
★双児(のどか):天使と悪魔の心を持つ。
★蟹(パル):やぶへび、やることがギャグに見える
★獅子(裕奈):猫科。
★乙女(超):迷いもなく物事を断定する。
★天秤(エヴァ):大人化するが評判がいい子供体型に悩む。
★蠍(真名):15発中14発を当てるがとどめの1発を外す。
★射手(亜子):巨大注射器で刺す。
★山羊(円):不幸体質、お節介焼き。
★水瓶(アキラ):クール。
★魚(あやか):薔薇の花びらを一面に広げる。

 

135 :のど飴  2007/08/20(月) 02:03:33 ID:???  
のど飴

桜子「う〜ん……けほ、けほ」
千雨「なんだ夏風邪か?近寄るなよ、夏風邪は馬鹿がひくっていうからな」
桜子「酷いよー。確かに夏風邪は馬鹿がひくっていうけどー」
朝倉「クーラーガンガンにして寝てたんじゃないの?」
桜子「昨日はチアの練習が遅くまで続いて、それで汗だらけのままで疲れて寝ちゃったの」
美砂「びっくりしたよ。クラブ室で大の字になって寝てるんだもん」
桜子「それでちょっと喉をやられちゃったかな。熱はないんだよ」
千雨「やっぱ馬鹿じゃねぇか」

昼休み、屋上
桜子「はい、アイス買ってきたよ。けほ、けほ」
のどか●「喉はまだ痛むようですね」
朝倉「それ以前に、私たちが今吸ってるタバコのせいかも…」
千雨「どっちでもいいや。おい、これ舐めとけ」
桜子「むぐっ……これ、のど飴?」
千雨「四時間目は自習だったから朝倉とこっそり抜け出して、コンビニ行ったついでに買ってきた」
のどか●「私たち愛用ののど飴ですよ」
朝倉「千雨の場合、タバコの消臭プラスいつもパソコン前で叫んでいるかr
チョークスリーパーで無理矢理朝倉を黙らせる千雨。
朝倉「ま゛っ、待って゛千雨……首、首、首入っ………ガクッ」

桜子「もごもご……美味しいよ、ありがと千雨ちゃん」
千雨「うるせぇ。お前がアイス買わないと当たりがでないんだよ」
のどか●「そうですね、これで28連勝中ですもの」
桜子「それでも嬉しいよ。ありがと千雨ちゃん。大好き(ちゅっ)」

 

136 :のど飴  2007/08/20(月) 02:04:36 ID:???  
千雨「って、てめぇ!」
朝倉「(復活して)わーい、スクープだー」
のどか●「クスクス。ザジさんに言いつけちゃいましょう」
千雨「待てよ。ザジに言うんじゃなーい!」

保健室
美砂「大丈夫なの円」
円「……まずい、昨日無理したから本格的に風邪ひいたかも」
美砂「玉子酒作るけど、いい?」
円「ありがと……桜子、今何してるんだろ……」

その後、玉子酒に酔って午後の授業に全く出られなかった円であった。

 

143 :マロン名無しさん  2007/08/20(月) 21:51:07 ID:???  
円「……桜子……なんで、なんであんなのと……ヒック、ウプッ!?」
美砂「ああもう。ほら、洗面器」
円「ぶぐぇー!! ……くやしいのう、くやしいのう……ギギギ」
美砂「……仕方ないなぁ。私も甘いかもしれないけど……おはおう様に相談しに行ってみようか?」
円「おはおう様?」
美砂「そう。悩みを解決してくれるかもしれない……えーと、神様みたいなものね」
円「…・・・いく。この胃の痛みが和らぐなら何でもしてやるわ!!」

美砂「覇王様! つれてきました!!」
ふーか「うむ」
円「え? な、なにこれ?」
ふーか「わしがふーか’sブートキャンプ覇王のふーかであーる!!」
円「ブート……? 美砂ァ! 騙したわね!?」
美砂「ごめんね円……誰か連れてこないと私の命が危なかったのよ」
円「許さない……絶対許さないからね美砂!!」
ふーか「さぁ、レッスンスッターーートじゃァ!!」
ふみか「さぁ、伝統の井森ダンスじゃァ!!(参照っ ttp://jp.youtube.com/watch?v=yRfMN9Mg96s&mode=related&search=)」
 テンテテテテテテン
ふーか「あと400セットじゃァ!!」
ふみか「当然わしらはやらんがのぅ!!」
美砂「わん、つー、すりー、ふぉー……」
円「み、美砂!? 目が! 目が死んでるよ!?」
ふみか「貴様サボっちょるな!!」
円「な!?」
ふみか「仕方ないのぅ。サボリ屋にはオシオキだっちゃ!!」何故かスカのハチスーツ装着
ふーか「うむ。オシオキだっちゃ」同じくハチスーツ
円「な、何を」
ふーか「はァーーーー!! 双子蜜蜂連撃針んんンンンンンンンン!!」
円「ちょ、やめ! いたた!」ちくんちくん!
美砂「おしおきだっちゃーおしおきだっちゃー」ちくんちくん!
円「み、美砂ァァァァァァァ!! ウッ!?」キリキリキリ

 

145 :ザジの奇術事件「まだまだ頑張ル」  2007/08/20(月) 22:43:54 ID:???  
1/2
天気が良い日ザジは散歩していた。
ザジ「(´∀`)るんるん♪」
すると古くさい昔風のありがちな不良にからまれた。
不良「そこの子可愛いね〜」
不良2「どう?俺達とお茶しね?」
セリフも古くさい

ザジ「(´・ω・`)嫌」
不良2「そんなつれない事言わずにさ」
不良が腕を掴むと泣き出した。
ザジ「(´;ω;`)やめて!はなして!」
不良「じゃあ行くか」
無理矢理どこかにつれて行こうとする。

 

146 :ザジの奇術事件「よ(`・ω・´)」  2007/08/20(月) 22:45:41 ID:???  
2/2
ザジ「(´;ω;`)つ【帽子】助けて」
不良「ん?何を(ry」
覇王様「世紀末覇王ふーか降臨!」
ふみか「おなじくふみか参上!」
不良2「なんだこのムキムキ女達はぁ!?」
覇王様「ふむゴミとクズがおるな掃除するか」
するといきなりふみかの足を掴み
覇王様「奥義!人間巨大振」ふみかを振り回し不良を張り倒す。
不良「ぎゃっ」カキーン
不良2「アビバ!」カキーン
じいさん「ひでぶ」カキーン
千雨 「ザジ無事か!?」
千雨が助けに来た
千雨 「ぐあぁぁぁ!?」カキーン
その後も建物やら通行人を巻き込み残ったのは更地にゴミみたいになったふみかと覇王だけだった。
ザジ「るんるん♪」
そしてザジは知らずに散歩>
覇王の人ごめんなさい(´・ω・`)
>
そういえば最近投下されるSSでザジメインなのってこのSSだけなのかな?

 

147 :パルチャオ一家  2007/08/20(月) 23:21:03 ID:???  
パルチャオ一家

鈴奈「……」
ちゃおりん「ふぅ、子育ても大変ネ」
パル「ようやく泣きやんだね」
ちゃおりん「疲れたからハルナサン少し頼むヨ」
パル「おk、ゆっくり休んでねお母さん♪」

ちゃおりん「ハルナサンとの子育て生活もそこそこネ」
刹那「し、失礼します」
木乃香「お邪魔するでー」
ちゃおりん「何の用カ?刹那サン、木乃香サン」
木乃香「鈴奈ちゃんは元気?」
ちゃおりん「今は寝てて、ハルナサンが側に付いてるネ」
木乃香「二人の愛の結晶やもん、大切にせななー」
ちゃおりん「そうネ」
刹那「……」
木乃香「でもそこまでの過程って大変なんやろなぁ」
ちゃおりん「技術と二人の覚悟がないと成功しないネ」

刹那「そ、そこで頼みがあるのですが!!」
ちゃおりん「どうしたヨ。改まって、まぁこの面子でその会話だと想像がつくネ」
木乃香「話が早いやん。商談と行こか」

5分後
ちゃおりん「ハルナサン。商談成立ネ」
ハルナ「おーぅ。私たちと同類ができちゃったんだ♪」

 

148 :ハルナ オールドガス  2007/08/21(火) 23:28:12 ID:???  
ハルナ オールドガス


1/3
麻帆良中学に通うある生徒は、抱擁するだけで抱擁した者の精神を幼児化することが出来るという
そんなことに妙な対抗心を燃やしたちゃおりんはある物を作り上げてしまった

ハルナ 「それがこれなんだ」
手元にあるのは小さなスプレー缶、表面には何も書かれていない真っ黒な缶だ
超 「そう、これがオールドガス。吸った者の精神を老化させるガスネ」
精神だけ老化。これが果たしてどのような事態をもたらすのか?
それを知るには・・・
超 「では実験ネ。対象はいつものように・・・」
ハルナ 「エヴァにゃん、ってワケね」


最近どういう訳かエヴァにゃんはよく眼鏡をかけている。それが実は老眼鏡だという噂もあるが・・・
ぺらり・・・
ちゃおりんが操作する画面に映ったのは、小説を読んでいるエヴァにゃん
読んでいる本は”図書館の檻、囚われた王子様”。なんだかBL臭がぷんぷんします
ハルナ 「で、どうやってガスをかがせるの?」
超 「すでにこの部屋にはガスの噴霧装置が仕込んであるヨ。後はこのボタンを押せば」
ハルナ 「ぽちっとな、ってわけね」

ちゃおりんがボタンを押すと、あっという間にエヴァにゃんの部屋には真っ白なガスが広がっていった
エヴァ 「な、なんでちゅか!?か、火事でちゅか!?ちゃ、茶々丸、茶々丸ぅー!!」
やがてエヴァにゃんの叫び声は聞こえなくなった

 

149 :ハルナ オールドガス  2007/08/21(火) 23:30:38 ID:???  
2/3
ガスが晴れてくると、そこにはエヴァにゃんが座り込んでいた
よく見るとちょっと震えている
ハルナ 「が、ガスの成分間違えた?」
超 「ぬふふ、あの口元をよく見るネ。アレは老人特有のものヨ?」
言われるまま、私はエヴァにゃんの口元を見る

もごもごもご・・・もごもごもご

な、何も食べていないはずなのに口をもごもごさせるあの動作、老人特有のバーチャルガムか
ハルナ 「た、確かに老人化しているようね・・・それに微妙に全身震えてるっていうのが・・・お?」
そんなエヴァにゃんの元へ茶々丸さんが現れた
茶々丸 「マスターどうしたのですか?」
そっとエヴァにゃんに寄り添う茶々丸さん。そしてすぐにエヴァにゃんの変化に気がついたようだ
茶々丸 「マスター、マスター?」
その声を聞いて我に返ったのか、やっと言葉をつぐむエヴァにゃん
エヴァ 「うあ・・・茶々丸さん、晩ご飯はまだかのう?」
茶々丸 「何を言っておられるのですか、先ほど食べたではありませんか」
エヴァ 「そーじゃったかのう・・・」
そう言われてションボリするエヴァにゃん。ちょっと可愛い

ハルナ 「結構強力ね、あのガス」
超 「なんといってもワタシが作った物ダカラネ」

 

150 :ハルナ オールドガス  2007/08/21(火) 23:31:52 ID:???  
3/3
それから茶々丸さんは献身的にエヴァにゃんを介護した。それはもういじらしいまでに

エヴァ 「茶々丸さん、眼鏡をとっとくれ。本が読みたいでのう」
茶々丸 「マスター、眼鏡はかけておられるでしょう?ほら」
エヴァ 「おお、もうかけておったか。年を取ると耄碌してのう。ところで茶々丸さん、晩ご飯はまだかのう?」
茶々丸 「何を言っておられるのですか、先ほど食べたではありませんか」
エヴァ 「そーじゃったかのう・・・」

エヴァ 「茶々丸さん、トイレが流れんのじゃ。流しておくれ」
茶々丸 「マスター。まだトイレを済ませてないでしょう?さあ、下着を脱いで・・・」
エヴァ 「おお、まだじゃったか。年を取ると耄碌してのう。ところで茶々丸さん、昼ご飯はまだかのう?」
茶々丸 「何を言っておられるのですか、先ほど食べたではありませんか」
エヴァ 「そーじゃったかのう・・・」

エヴァ 「茶々丸さん、眠れんのじゃ。子守歌でも歌ってくれんかの?」
茶々丸 「マスター、今起きられたばかりでしょう?さあ、寝間着を脱ぎますよ」
エヴァ 「おお、今起きたのか。年を取ると耄碌してのう。ところで茶々丸さん、朝ご飯はまだかのう?」
茶々丸 「何を言っておられるのですか、先ほど食べたではありませんか」
エヴァ 「そーじゃったかのう・・・」

茶々丸さんがあまりにも嬉しそうに、そして献身的に介護をするのでこちらとしてはもう何もすることはなくなった
茶々丸さん、頑張ってね
ハルナ 「で、どうやってアレを元に戻すの?」
超 「精神だけが老化したのなら、あのおばさんに抱擁して貰えば幼児化するネ。たぶんそれで元に戻るね」
ハルナ 「そっか、おばさんか」

コンコン
ん?こんな時間に誰だろう?私たちがいる研究室のドアを誰かがノックしている。はて?

 

152 :ガンガレ円超ガンガレ  2007/08/22(水) 10:58:13 ID:???  
ガンガレ円超ガンガレ

桜子「ねーねー、美砂。次はあそこ行こうよ」
美砂「そうだねー。ほら円、行こう行こう」
円「……うん」

美砂「円、大丈夫?」
桜子「まさかまた胃が…」
円「大丈夫…。ちょっと疲れが溜まってるだけだから」
美砂「円、しっかりしてね。何より円の体のことが心配だから」
円「ごめんね美砂。でも二人ともいいわよね、長生きするわよ」
桜子「ありがとう円。嬉しいよ」
円「私は駄目ね…(遠い目)。今ですら死にそうなのに、絶対二人よりも早死にするわ…(哀愁漂う目)」
桜子「そんなに落ち込まないで!そんな端っこで壁向いて座らないでよー」
美砂「そういや円って、夏はそうめんとソバくらいしか食べないよね……」
円「いいのよ二人とも。おみくじで二人とも大吉だけど私だけ凶だもん…」
桜子「やめてー円」
美砂「まずいわ。完全に自虐モードに入っちゃった!」

エヴァ「お前ら何をしている」
桜子「あっ、エヴァちゃん」
エヴァ「何を落ち込んでいる円。これを食え」
円「なにこれ」
エヴァ「沖縄名物、『ゴーヤちゃんぷるー』だ」
美砂「『ゴーヤちゃんぷるー』のニュアンスが随分違うんだけど」
桜子「9番の苗字と同じ人のセリフだったね」
円「うん。おいしい、ありがとエヴァちゃん」
エヴァ「さぁ食え、ワインもあるぞ。柿崎は飲むなよ、なくなってしまうからな」

 

154 :マロン名無しさん  2007/08/23(木) 00:18:52 ID:???  
 もんすたぁはんたぁ
超「これが私の開発した体感系ゲーム、もんすたぁはんたぁどすネ!! ま、くぎみーサン。やってみるヨロシ」
円「なんで私がピックアップされたのかわかんないけどまあいいわ。ストレス発散できそうだし……」
 ゲームスタート☆
円「うわ、すごいリアル。本当にジャングルにいるみたい!」
超『手始めにそこらへんにいるモスサッチャンを狩ってみるネ』
円「モスサッチャン……? って……まさか!?」
五月 ぶぃぶぃ。ぶぃぶぃ。
円「……む、無理よ! なんでこんなに可愛いモノブーみたいな四葉さんを狩るの!?」
超『それが弱肉強食の掟ネ。早くしないと凶暴な肉食獣が来るヨ!!』
円「……くっ……や、やるしか……ないの?」
五月 ぶぃ?
円「……無理。こんなの絶対に……」
??「ならば」  ??「死ぬしかないようじゃのぅ」
円「……え……?」
??「わしはランポスふーか!!」   ??「わしはランポスふみか!!」
ふーか&ふみか「二人はランポス!!」
二人「わしらが、オマエ、マルカジリジャァ!!」
五月 まちな
ふーか「む!? オマエは……モスサッチャン!」
五月 その子は美味くない。食うなら私を食いな(ころんと横になる)
ふーか「……その心意気やよし。貴様をモフモフしまくってやろう」
五月 あ……ん……い、今の内ににげなさい!
円「で、でも……」
五月 はやく逃げるぶぃ!! ひあああん! そこモフモフはらめぇ!
超『イカン! 強制終了するネ!!』
円「ま、待って! さっちゃん! さっちゃぁぁぁぁぁぁん!!」
五月 ……うなぎと……うめぼしは……一緒に、食べちゃ……駄目、ですよ……びくっびくっ……

円「……さっちゃん……! ごめんね……ごめんね……」
超「泣いちゃだめネ……モスサッチャンはくぎみーサンを助ける為にモフられる事を選んだのヨ」
円「いつか……助けに行くから……必ず……!!」

 

163 :マロン名無しさん  2007/08/23(木) 22:01:22 ID:???  
 続・もんすたぁはんたぁ

 ――あの後、一人で戦う事の難しさを知った円は心強い仲間を2人見つけることに成功した。
 ――街
円「じゃ、それぞれ装備を整えましょう」
美砂「っていうけどさ? どこで装備って揃えるの?」
円「……超りーん?」
超『ウム! すぐソコの大八車を押してるのに言えば装備を売ってくれるネ!!』
円「……二匹って……」
亜子「いらっしゃいにゃん」ふにふに
ゆーな「いらっしゃいにゃー」ふにふに
 ふにふに踊る二匹?
超『説明するネ!! 白いほうはアコルー。黒いほうはゆなルーっていうヨ』
桜子「わあ、かわいいー!!」
亜子「何を御所望にゃん?」ふりふり
ゆーな「安くするにゃー」くいっくいっ
円「えーっと、私達ね……」

亜子「わかったにゃん」
ゆーな「トーシロさんにオススメのセットがあるにゃー」
 ――円・大剣・ジャージセット
 ――美砂・ハンマー・モスサッチャンフェイク(頭からすっぽりかぶるお面みたいなの)・ジャージ
 ――桜子・槍・ジャージ・革のベルト
円「うん。桜子似合ってるよ」
桜子「えへへ、ありがとー」
美砂「ちょっと待てネコ」
円「準備も出来たし……行こうか」
桜子「何をしに行くの?」
円「……うーん。どうすればいいんだろう?」
超『それならワタシが選んでしまうネ!!』
円「アッ――」

 

164 :マロン名無しさん  2007/08/23(木) 22:03:45 ID:???  
 対決! 大海の女王!!
円「……海?」
桜子「おおー、海だよー」
美砂「……これ(サッチャンフェイク)、凄い熱いんだけど?」
超『ミナサンにはこれから大海の女王と戦ってもらうネ!! 最悪勝つ事が出来なくてもウロコを10枚持って来ればOKヨ!!』
円「なんか強そうだね……」
桜子「あ、ねぇねぇ。なんかはこの中に色々入ってるよ!」
美砂「……なに? 薬になんか凄い匂いの玉に……カエルのぬいぐるみ?」
円「説明書がついてるわね……ええと、つりのえさとして使ってください……? なにそれ?」
桜子「釣れないよー」
美砂「桜子、あんたフリーダムよね」
桜子「ふぉぉぉぉ!? なんかキターーーーーーーー!!」
円「ちょ、引き込まれる!? 桜子頑張って! ううううーーーーんんんん!!」
美砂「フンガー! な、な、なめんじゃないわよーーーーーーー!!」 ざっぱーーーーーん!!
??「ふわわわぁ!?」
円「なっ!?」
美砂「デカッ!?」
桜子「ふわぁぁーー」
超『そう! 彼女こそ大海の女王! アキトトスネ!!』
アキラ「つ、釣られちゃったよー……で、でも、このぬいぐるみは返さない」びたんびたん
円「……で、デカイよね?」
美砂「まぁ、ざっと100倍くらいありそうな雰囲気はあるわよね?」
桜子「スクール水着萌え萌え〜」
アキラ「な、何!? に、ニンゲン……こ、こっち来るなぁ!!」ぶんぶん
美砂「げぶはっ」
円「美砂ぁぁぁぁぁ!!」
桜子「……飛んでっちゃったねー」
アキラ「く、くるなら容赦しない……!!」
円「ま、待って! 私達は!!」
アキラ(びくっ)「はぷしゅーーーーーーーー!!」水鉄砲
円「どぅわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
  ――敗北

 

165 :復刻版  2007/08/23(木) 22:09:44 ID:???  
ザジと千雨は祭りに来ていた。
ザジ「\(≧∀≦)/」
千雨 「あんまはしゃぐな」(やばいパンツはくの忘れた浴衣だとスースーする)
ザジ「(´・ω・`)つ【袖】クイクイ」
千雨 「なんだ?」
ザジ「(´・ω・`)つあれやりたい」
射的の方を指差す。
千雨 「わかったわかった、400円だな」
ザジ「\(≧∀≦)/ワーイ」数分五
千雨 「なんか採れたか?」
ザジ「うん、大当たりでこれ(´・ω・`)つ(バ○ブ)」
千雨(ピ○クロ○○ー!?なんで祭りにんなもんが)
ザジ「じゃああっち行こう」見るからに人が居なさそうな林を指差す。
千雨「ちょっとまてアッー」
ザジ「のーぱん(*´д`)ハアハア」
千雨「あ///」
この先18禁

 

168 :真名 アンパン○名  2007/08/24(金) 00:57:19 ID:???  
真名 アンパン●名


そうさ、恐れないでみんなのために。愛と仔犬だけが友達さ〜

こんばんは、アンパンまなです。今、私が何をやっているのかというと正義の味方です
バイキンあこというのが最近世の平和を乱したがるので、成敗する仕事をしています

あこ 「ぬはははは!世界中を貧乳にしたるねん!」
今日もまたバイキンあこは暴れているようです。仕方がありません、出動です
まな 「許さないぞバイキンあこ!M40 A1ライフルの一撃をくらえ〜!!」
あこ 「そう何度も喰らわへんで!!えい、人質・・・やのうて犬質や!!これで撃てへんやろ?」
まな 「ぬうう、犬質なんて卑怯だぞ!」
あこ 「さらに〜おっぱいがしおしおのへなへなになる老婆の塩、や!!」
私に振り掛けられた真っ白な塩は、私のおっぱいにまとわりついておっぱいの水分を吸い取り始めたのです
すぐに私のおっぱいはしおしおのへなへなになっていったのです。でもこんな時は・・・

まな 「だ、大丈夫!きっとちづおばさんが代えのおっぱいを持ってきてくれる!!ちづおばさ〜ん!!」
ちづ 「うふふ、うふふ」
あれに見えるはちづおばさん。手に持ったふっくらとふくらんだおっぱいを私の方に向けて投げ・・・え?

そのおっぱいは目に映らぬほどのスピードで私の方に飛んできた。まるで天空から降り注ぐ流星のようだ
ええと、速さv〔m/s〕で運動している質量m〔kg〕の物体がもつ運動エネルギーK〔J〕は・・・どうでもいいか、
だってあれ喰らったら死ぬよね。私、正義の味方なのにおかしいよね・・・


真名 「はうぁ!!」
跳ね起きるように上半身を跳ね上げ、布団は勢いよくめくれ上がった
真名 「ゆ、夢か・・・」
胸を揉んでみる。大丈夫、ふかふかだ。ふぅ、正義の味方というのも存外辛い物だな、と思う

 

174 :Romancing NEGI MinstrelSong  2007/08/24(金) 15:07:07 ID:???  
>>158すみません、推敲にかなりの時間を要してしまいました。
決してMHFで古菲なりきりやってたわけではないです。
HR50なんていってないです。

ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0266.txt
からのつづきです。

ttp://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0289.txt

楓が戦うのは本当はドラゴンなんですが、あえてアレで。
ネギ側のほうは、ミンサガの戦闘システムから説明しなければいけないので、ちょっと割愛しました。
もう2話くらいでネギ視点が終わります、そのあと、メインである千雨視点数話と別視点1〜2話の後、
終盤に入ろうと思ってます。





桜子は、素で『激運』と『女神の抱擁』持ってそうだなぁ・・・





・・・・・・MHFにはまってないアルネ

 

175 :マロン名無しさん  2007/08/24(金) 21:53:34 ID:???  
 もんすたぁはんたぁ 続・決戦! 大海の女王!!
亜子「気がついたにゃん?」
ゆーな「ヘナチョコの癖に無理するからいけないにゃー」
美砂「お、おんどりゃぁぁ……潮(違)噴きやがって……可愛いけど」
円「はっ!? 桜子!? 桜子は!?」
亜子「まだなんとか無事だったにゃん」
ゆーな「あんたたちあっこでのびてたらアキトトスにぺしゃんこにゃー」
亜子「とりあえず二人だけでもと思ってココまで連れてきたにゃん」
円「お願い! アキラ……アキトトスに勝ちたいの!」
ゆーな「うーん。無理はしないほうがいいにゃー。それこそランポス姉妹でもけしかけない限り勝てないにゃー」
円「くっ……! 倒せないのに鱗なんてどうやって持って来ればいいのよ……!」
亜子「アキトトスの鱗が欲しいにゃん? ……それならこれをもって行くといいにゃん」 っカエルのぬいぐるみ
円「……これをどうするの?」
ゆーな「アキトトスはカエルが大好きにゃー。それをもって行って鱗と交換するといいかもにゃー」
円「――ありがと!! 猫ちゃん!」
美砂「あたし無茶苦茶影薄くない?」

アキラ「……カエルさん。カエルさん……♪ ケロケロ♪」
桜子「……転んだ拍子に葉っぱ被って助かったはいいけど身動き取れなくなっちゃったよー……」
円「あ、あのー」
美砂「」ヤッホー! アキラー!!
アキラ「――!?」ばたばたばたばた、びょーーーーん! ざぱーーーーーん!!
美砂「んがっ!? 海に逃げ込んだ!?」
円「馬鹿! 脅かしてどうする!」
アキラ「こ、こっち来るなぁ!! はぷしゅーーーーーー!!」
円「緊急回避ッ!!」
美砂「キャー、全弾被弾ー!!」
円「ま、待って! ほら!!」
アキラ「はぷ……か、カエル!?」
円「……あのね。このぬいぐるみと……」

 

176 :マロン名無しさん  2007/08/24(金) 21:59:33 ID:???  
アキラ「……あ、鱗が欲しかっただけなんだ」
美砂「うん。わかってくれた?」
円「桜子……無事でよかったぁ……」
桜子「ちょっとお腹冷えちゃった……」
アキラ「うん。事情はよくわかった。そういう事なら……はい」鱗の生えた尻尾を三人の前に差し出す
円「……じゃあ、ゴメン。貰うね?」ぷちっ
アキラ「ひぅっ……!」
円「も、もうちょっと優しく抜くから……」ぷちん
アキラ「はぁぁっ……!」
美砂「ウホッ! 辛抱タマラン!! そりゃそりゃそりゃそりゃああああああ!!」ぷちぷちぷちぷち!!
アキラ「ひゃあああああああああ!! あ、あ、らめぇ! はぷしゅーーーーーーーーーーーー!!」
美砂「ギャーーーーー!!」
円「……予想外の被害はあったけど……とりあえず規定の枚数ゲット出来たわね」
桜子「じゃあ、一回町にかえろ?」
円「そうね。……ねぇ桜子。帰ったらお風呂入らない?ハァハァ」
桜子「うーんと――」
その頃――飛ばされた美砂は
ふーか「ランポス!」  ふみか「ランポス!!」
美砂「ま、待って。何その胸騒ぎの腰つき……」
ふーか「ランポッス!!」 ふみか「ランポッス!!」
美砂「いやぁぁぁぁぁぁぁ!! 股間を押し付けないd……アッ――!!」
       ギャラリーに新しい映像が追加されました(アキトトスの生態)
 アキトトスの朝は早い。アキトトスは目を覚ましたらまず縄張りのチェックを行なう。
 縄張りのチェックが終了すると、陸をほんの少しだけお散歩する。
五月 ぶぃ?
アキラ「……つんつん……♪」
五月 ぶぃぃ〜〜♪
 基本的に誰とでも仲良しだ。
 そして夜はカエルのぬいぐるみに囲まれて眠る。
 それは至福の時なのだ。

 

177 :マロン名無しさん  2007/08/24(金) 22:11:51 ID:???  
 夫婦龍の生態
このか「おいしいよ、せっちゃん」
刹那「ほんま? 嬉しいわぁ……ほら、これも食べて?」
五月 ぶぃ?
このか「わぁ。ありがとー。もふもふ、もふもふせっちゃんも一緒にもふもふしよー?」
刹那「は、はい! もふもふ。もふもふ……」
五月 メッホホ!! メッホホホホホホホ!!
刹那「ふわふわやねぇ」
このか「ふわふわやねぇ。せっちゃん。これ、ウチからのプレゼントや」
モツ「あれ? もしかーしてー。私もああいう風にもふもふー、愛されちゃうんですかねー?」
刹那「わぁ、おいしそうや」
モツ「え? ちょっとー、待ってください。なんでー、私はーグ」
刹那「わぁ、とってもやらかいよ。このちゃん」くっちゃくっちゃ
このか「ほんま? えへへー頑張って取った甲斐があったわー」
モツ「あ、あの、私の、モツがー、ですねーあ゛あ゛あ゛あ゛」
刹那「おいしいねぇ。このちゃんも一緒にたべよ?」くっちゃくっちゃ
このか「わぁ、ありがとー。かぷっ、ううーん……」
モツ(こうしてぇー、私の意識は断ち切られましたー。悪い意味でー)ぶぢん
刹那「おいしいねぇ〜」ごっくん
このか「おいひぃれぇ〜」くっちゃくっちゃ
   その頃美砂は――
ふーか「ラーーーーンポッス!!」 ふみか「ランポスランポス!!」
美砂「ルルルルルゥゥゥーーーーーーーァンポォッス!!」
 完全にランポス姉妹と同化していた。

 

179 :刹那 声優ネタシリーズ1  2007/08/25(土) 20:09:32 ID:???  
刹那がもしルチャドールなゴリ留学生だったら

「コノチャーン!」
「な、なんやせっちゃん!? 今日はいつもと違ってハイやな?」
「コノチャーン、勝負だ!」
「へ? 勝負ってなんや?
 あぁ、スマブラ今日もやるん?
 せっちゃんってばファルコとマルス使うのうまいからうちのヨッシーいつも負けてまうわぁ」
お嬢様がスマブラDXのソフトさんとWiiさんをとりだそうとしたそのときでした
ガシッ
「いくぞっ! コノチャーン!」
「ま、まってせっちゃん!
 まだ4時やない、夜の営みは早いで〜!」
「ソレはソレ! コレはコレ!」
刹那はなんと、お嬢様にコブラツイストさんをしたのです
それはもうとても痛いに違いありません
「あぁぁんっ! せっちゃん痛いわ〜!
 ギブギブ〜!」
でもお嬢様の顔は何故か笑顔でした
お嬢様はあまりの痛さと快感に笑顔のまま倒れてしまいました
「ついに、ついにコノチャンを倒したゾ! ウッホー!
 ………あ、あれ、いつものこのちゃんの部屋!?
 あ、このちゃん、起きてこのちゃん!」
どうやら刹那は正気を取り戻したようです。
「せっちゃぁぁぁぁん、今日はたっぷり教育やで〜」
「ひ、ひぃぃぃ、このちゃぁぁぁぁぁん、ようわからんけど許して〜」



ゆうさんとせっちゃんとこのちゃんと某ゴンザレスのファンのみなさんごめんなさい

 

181 :五月 悪魔の機械  2007/08/25(土) 20:29:57 ID:???  
五月 悪魔の機械


こんばんは、五月です
普段から皆さんの食を支える私ですが、今回はちょっとある方の悪戯のお手伝いをすることになったのです
その方はこう言いました

”この悪戯は快楽と苦痛の狭間で悶える悪戯ッスよ”
まあ私の方も実力を試したいというのもあったので協力することにしました
この悪魔の機械の悪戯に・・・


まき絵 「うわぁ〜ソフトクリームの機械だぁ!!しかも無料だって!!」
寮のロビーに設置されたのは”ソフトクリームの機械”でした。よくカラオケ店とかネットカフェにある機械ですね
風香 「私、大盛りにしちゃうもんね!!」
史伽 「私はイチゴとバニラとチョコの三色ソフトを作るです!!」
ソフトクリーム機はとっても大盛況でした。この暑さも手伝うところもあって明け方には補充が必要になるくらいでした
設置したロビーが甘い香りに包まれたのはご愛敬かな
そして一週間後・・・

まき絵 「・・・+2kg」
風香 「・・・+3kg」
真名 「・・・ウエスト+5cm」
ザジ 「・・・おっぱい」

この日をもって寮からソフトクリーム機は消えることとなりました
代わりに入ったのが”ミラクルフリードリンク、超低カロリーの綾瀬飲料”
でもこの機械は一日で消えることになりました。あまりの不味さに飲んだ皆さんがゲ・・・ゲフンゲフン
クラスの平均体重が増加、ちょっと嬉しいです

 

184 :愛衣のお姉さま 前  2007/08/25(土) 22:48:15 ID:???  
愛衣のお姉さま 前

「お姉さま〜」
まるで子猫のように甘える愛衣は、高音にとってとても可愛い妹みたいなものだ。
それ故に愛衣に対してはいい後輩止まりであった。
「どうしたの愛衣」
「お姉さまは私のこと愛してますか?」
そんな不躾な質問を化せられて高音は返答に困ってしまう。
確かに愛衣のことは好きではあるが、『Like』『Love』の意味で答えると『Like』という意味になってしまう。
愛衣はそうではなかった。愛衣は高音に対して完全に『Love』の意味で好きであったのだ。
そのすれ違いに二人は気付かないまま過ごしていた。
それがここに来ていきなりのことを言ってくるのは予想外であった。

「それは…その……」
それまで『好き』という意味が違っていたため、どう答えればいいか迷う。
本当に心から愛しているならすんなりと答えられたはず……。
愛衣ももし答えられなかったとしても、いい先輩、友達止まりでもいいと考えていた。
しかし、曖昧な返事ばかりの高音に愛衣は徐々に不信感を露にしていく。
それは結果的に言い争いにまで発展してしまう。
「私はあなたに、恋愛的な感情は抱いてないの!」
思わず感傷的な発言をしてしまったと思ったときには後の祭り。
おまけに怒りに身を任せて愛衣の頬を叩いてしまったのだから始末に置けなかった。
「お姉さまのバカー!!」
泣き叫んでその場から去ってしまう愛衣を追いかけようとして高音は走った。
だが、最初の角を曲がった所で別の人物にぶつかってしまい愛衣を見失う。

「ごめんなさ……え?」
「すみませ……あ…」
その瞬間、高音とぶつかった相手はお互いを見合った。

 

185 :愛衣のお姉さま 前  2007/08/25(土) 22:49:30 ID:???  
それもそのはず、そこにいたのは雪広あやかであり自身と全く瓜二つなのだから。
「あの、どうされたのですか?」
あやかの質問にも高音は愛衣のことを追いかけるためにその場から立ち去ってしまう。
高音は失言だったと後悔しながら手当たり次第心当たりを探った。
探して探して、それでも愛衣がどこにいるのか分からなかった。
愛衣の気持ちを気付こうと思えば気付けた。しかし自分にはその気があるわけではなかった。
しかも脱げ女という不名誉な名称まで貰い、女に興味があると噂されればさらに自分に対する風当たりが強くなる。
そんなことが高音の気持ちにブレーキをかけてしまっていた。
気持ち云々よりも、愛衣の感情をあの時粗末に対応してしまったのは一生の不覚であった。

「愛衣……愛衣……」
会いたい、会って愛衣に謝らなくてはならない。
しかしどの面を下げて会えばいいのだろうか。確実に愛衣は自分を嫌ってしまったかもしれない。
それを確認するのが怖い。携帯も出てくれない。
結局、最後まで愛衣を探すことは出来ずに駅前にまで来てしまった。
「愛衣……。―――え?」
目の前にあるカフェが映ったがそれに釘付けになる。
そこにいたのは愛衣であり、その相手が自分と瓜二つだったあやかだったのだから……。
急いでそこへ駆けつけたが、すでに愛衣は帰ってしまいあやかだけであった。
「あなた、愛衣を知らない?」
「あなたは高音さん……ですね。座ってください、お話したいことがあります」
あやかは少々冷ややかな対応で高音を見た。
高音は落ち着くためにあやかに言われるがままに座った。

どうやら愛衣はあやかに自分に対しての気持ちを伝えていたようだ。
あやかによると愛衣は自分が嫌われてしまったと思っていると伝えた。
高音の期待に応えようと必死に努力をして、その先に愛情が芽生えたことを伝えた。

 

186 :愛衣のお姉さま 前  2007/08/25(土) 22:50:34 ID:???  
「佐倉さんはまだ気持ちの整理が出来ていません。少し考える時間を与えるのはどうでしょうか」
「……そうですね」
高音はあやかから愛衣の必死さと気持ちを教えてもらった。
そして心無い発言から愛衣の今までを傷つけてしまったことを悔やむ。
「雪広さん、しばらく愛衣の相談役をやってもらえませんか」
初対面のはずの愛衣がそこまで心を開いた相手も珍しい。
互いに少し気持ちの整理をつけるために距離を取ろうとしたが、開きっぱなしでは疎遠になってしまう。
しばらくあやかに愛衣を託して、自身も考えを改めようと考えたのだった。
「これからはもっと佐倉さんに対して正直になったほうがいいですわね」
あやかの言葉が胸に突き刺さったまま。

それから愛衣には一度も会うことなく、何となくの生活を続けていた。
魔法関連のことでは顔を合わすが、会話は必要最低限のみでいつも素っ気無いことが目立つ。
それでも徐々に愛衣の顔や行動が変わりつつあることに気付いた。
まるで高音を越えるように、今まで高音にべったりだった愛衣が一人立ちしたように立派になっていた。
『高音さん。どうされたのです?』
その日、高音はあやかに電話をした。
「この所、愛衣が立派になりまして。あなたのおかげですか?」
『まだまだあの子はまだまだですわ。人を頼るところがありますもの』
「…そう」

あやかの目から見て、愛衣はまだ未熟なところがある。
だが高音に対しては随分立派に見えるのは何故か分からなかった。
それは魔法の存在を知っているか否かというと違う。それならなぜ他人と対応が違うのか。
徐々に愛衣の中で高音が大切な存在ではなくなっている不安に狩られた。
「もし私が愛衣に完全に嫌われたとしても、あなたがいれば十分かもしれませんね」
自分の中で、愛衣を任せられると言う自身がなくなってきた。

 

187 :愛衣のお姉さま 前  2007/08/25(土) 22:51:35 ID:???  
『な、何を言ってますの!? 私にはネギ先生が……』
そうだ、あやかはあの天才少年先生であるネギが好きなのだ。
そんな彼女が愛衣に気が行くとは到底考えられない。
「愛衣に伝えてください。あなたの気持ちはまだ変わってない…と」
正直、今もどんな顔で会えばいいか分からなかった。
『分かりましたわ……はい、それでは私からそう言ってみますわ』
それであやかは電話を切った。
「……」
それから高音はその日を何となく過ごした。嫌な胸騒ぎを抑えきれずに。
その日、愛衣どころかあやかからも電話はなかった。
いくらこちらからかけても二人とも出ることはなく……。

翌日、あやかに話をしようと尋ねてみるがそこにあやかの姿はない。
結局また会えずにどうしようか悩んでいた。
すると、近くの中庭であやかと愛衣が一緒に並んでベンチで座っていた。
ゆっくりと近づいてみると二人の会話を聞くことができた。
「あやかお姉さま……」
「愛衣」
仲良く寄り添っている二人はとても仲睦まじい。
その様子に高音は稲妻に心を砕かれたような衝撃を覚えた。

嫌な予感は的中した。
あの電話の後、あやかは愛衣から告白を受けた。
そして愛衣の告白をあやかは何と受け入れてしまったのだ。
愛衣は絶対別の人に行かないとか、あやかはネギ一筋のはずとかの概念が吹き飛び、高音は取り残された。
考えていたことがすべて裏目に出てしまったのだ。
今はただ、二人の様子を見つめることしか出来なかった……。

 

191 :しゃっくりを止めろ!  2007/08/26(日) 22:41:03 ID:???  
しゃっくりを止めろ!

ファミレスで
円「そんなもんでしょ…ひっく…桜子…ひっく」
桜子「円〜。ずっとしゃっくり止まってないよね」
円「うん、もう20分くらい止まってないかも」
美砂「たしか100回しゃっくりすると死ぬってことあったね」
円「迷信でしょ迷信。大体50回越えることすら珍しいのに…ひっく」

ザジ「今ので50回」
千雨「だそうだ」
円「ぶっ!?…ひっく…あんた何でここに!」
桜子「わーい、千雨ちゃんだー。こっちに来てよー」
千雨「駄目駄目」
朝倉「だってそこから、禁煙席だもん」
円「あんたたち…ひっく、制服姿でそんなこと言わない…ひっく」
美砂「あながち迷信じゃなかったりして♪」
円「は、はははは…それじゃあと47回かるーくやって…ひっく…桜子に祝いのキス、も、も貰わないと」
千雨「滅茶苦茶同様してんじゃん」

朝倉「とにかく円のしゃっくりと止めろー!わーーーーーっ!!」
円「…ひっく」
美砂「水を一気飲みよー」
円「(ジョッキで)ぐびぐび……ひっく」
千雨「私とザジは相思相愛」
円「今更そんなこと言われたって驚かないわよー…ひっく」

 

192 :しゃっくりを止めろ!  2007/08/26(日) 22:43:41 ID:???  
かくかくしかじかで…
ザジ「今ので90回」
―釘宮円、しゃっくりで死亡(?)まであと10回

円「みんな何やってるのよ!何でもいいから早くしゃっくりとめてよー!」
桜子「驚かせればいいの?」
円「そうよ!たとえば赤○健は実は××だったとか、あれだけ盛り上げた実写は嘘だったとか…ひっく」
ザジ「……あと、3回」
円「何でもいいから早くしてー!」

桜子「私ね、卒業したら千雨ちゃんのお嫁さんに行くの」

千雨「お前本人の前で堂々と大ボラ吹くな!」
桜子「あははー。やっぱり嘘見え見えだよねー」
円「――――――――」
美砂「ちょっと円!脈がないよーーーー!!」
千雨「ノートパソコンの電源ユニットから強引に電気ショック!」
円「い、今、出席番号1番の子と会ってきた…」
さよ「目覚めちゃった、ちょっと残念ー」
朝倉「さよちゃん、今の発言シャレにならないって」

半ば強引にしゃっくりを止めることに成功した桜子であった

 

193 :千雨 追いかけられた少女  2007/08/26(日) 23:15:02 ID:???  
ホラー系です。苦手な人はスルーで

千雨 追いかけられた少女
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0290.txt

 

199 :束の間の休息  2007/08/27(月) 03:30:01 ID:???  
束の間の休息

1/4

 女子寮の屋上。此処は寮生が洗濯物を干すのに利用している。すっかり薄暗くなった時間に、
桜咲刹那は屋上の扉を開け放った。何の事は無い、自分の洗濯物を取り込みに来たのだ。
「今日は風が強いな……」
 刹那の他にも、まだ洗濯物を取り込んでいない生徒がいるのだろう。物干し竿に真っ白なシーツがはためいている。
この風ではコンクリートの床にいくつか洗濯物が落ちてしまったかもしれない。自分のは無事だろうか。
刹那はきょろきょろと周囲を確認する。そのついでに、既に落っこちてしまった洗濯物を拾い、
軽く汚れをはたいて、再び竿に掛け直していく。そして―――
「―――えっ?」
 屋上の貯水タンクの横。床に落ちたシーツの上で、すやすやと眠るクラスメイトを発見した―――

 何故、このような所で和泉さんが……?
 しばし呆気に取られながら、刹那は気持ち良さそうに眠っている亜子を眺める。
 今日は昼間から風が強く、涼しいどころか少し肌寒いくらいである。
そのせいか、亜子は自分の身体にシーツを包ませながら寝息を立てていた。恐らく、寝ている内に寒くなったのだろう。
 このままでは風邪を引いてしまうだろう。刹那はくすりと微笑みながら、そっと亜子を揺り起こした。
「こんな所で眠っていては風邪を引いてしまいますよ、和泉さん」
「…………ぅにゅ?」
 すぐに亜子は反応した。しかし、むくりと身体を起こした亜子は瞼を閉じたままで、
「うーん……。ウチ最近ぜんぜん寝れてへんねん……。もーちょい寝かせてえな、まき絵……」
 そう言い残して、再び亜子はこてん、と横になってしまった。
「弱ったな……」
 これが元気一杯のルームメイトならば、お構い無しに叩き起こしていただろう。
しかし、この場に居るのはまき絵ではなく刹那である。
 やや悩んだ挙句、刹那は自分のシーツを提供し、そっと亜子に掛けてあげた―――

 

200 :束の間の休息  2007/08/27(月) 03:31:06 ID:???  
2/4

 時刻は午後八時を過ぎただろうか。あれから刹那はずっと亜子の隣に座り込んでいた。
 雲一つ無い夜空。微かに星の瞬きが見える。風は止み、今は快適そのものだ。
「ふふっ……」
 時折、刹那は亜子の寝顔を眺めて、穏やかな笑みを浮かべている。
 ゆったりと流れる時間。
 普段は慌ただしい麻帆良での生活。賑やかなクラスメイト達。かけがえのない親友との、修行の日々。
 だが、今は違う。
 降って湧いたような、穏やかな一時に、刹那は安らぎを覚えていた。
 何もしない時間。
 けれど、何かが満たされていく時間―――
「…………ん」
 やがて、ようやく亜子がもぞもぞと動き出した。
「あれっ、真っ暗や……」
 自室で眠っていた、と勘違いしているのだろうか。亜子は寝惚け眼で辺りをきょろきょろと見渡す。
 そして、刹那と目が合った。
「おはようございます、和泉さん。と言っても、もう夜ですが……」
「はれっ? 桜咲さん……?」
 一瞬、亜子は目をぱちくりさせて、懸命に意識を呼び戻そうとする。その仕草が妙に可愛いらしくて、
刹那はくすりと笑ってしまう。
「寒くないですか?」
「う、うんへーきやけど……。なんで桜咲さんがおるん?」
 何故と聞かれても、刹那は苦笑するばかりである。その質問はこちらが聞きたいくらいだ。
「―――あ。あははっ、よう考えたらウチがこないなトコで居眠りしとったのが原因やね……」
 ようやく正気に戻ったのか、途端に亜子は恥ずかしそうに顔を赤くする。
「あんな……。夕方くらいにお洗濯物を取り込みにきてんけど、風強かったやろ?
案の定、ウチのシーツもここまで飛ばされててん」
 ぽつりぽつりと話し掛ける亜子に、刹那はゆっくりと耳を傾ける。

 

201 :束の間の休息  2007/08/27(月) 03:32:17 ID:???  
3/4

「まあ、もっかい洗い直せばええわ思うたら、ちょい一休みしとうなって……」
 ふっ、と亜子は顔を上げて刹那に目を合わせる。そして、にこりと照れくさそうにはにかんだ。
「ウチ以外だーれもおらんかったし、ついついシーツ広げて横になってもうたんよ」
「それで、そのまま眠ってしまったのですね」
 こくり、と亜子が頷くと、刹那は堪え切れない様子でくすくすと笑い出してしまった。
亜子の方も軽く頬を染めながら、つられるように笑っている。
「けど、見られたんが桜咲さんで良かったわ〜。こないなトコゆーなや桜子とかに見付かったら、
めっちゃからかわれてたやろうし……」
「い、いえそのっ……!」
 何気ない亜子の一言に、今度は刹那の方が動揺してしまう。亜子が不思議そうに小首を傾げると、
刹那はやや恥ずかしそうに目を伏せながら切り出した。
「その……、私も気持ち良さそうな和泉さんを見ていたら無性に寛ぎたくなり……、
しばらく隣でぼーっと一休みしていたものでして……」
「そーなん?」
「は、はいっ! 申し訳ありませんっ!」
 刹那はすっかり恐縮した様子で頭を下げる。どうやら寝顔を観察してた罪悪感があるのだろうか。
あまりに律儀な刹那の態度に、逆に亜子の方が戸惑いを覚えてしまう。
 しかし―――

「えへへ。桜咲さんもまったり仲間やってんね♪」

 素直に、亜子は思うままに答えたのだ。それは、刹那の全く予期せぬ返答で、何故かそれが嬉しくて―――

「―――そう、ですね」

 刹那もまた、正直な感想で答える。そして、二人は互いに顔を見合わせて笑った―――

 

202 :束の間の休息  2007/08/27(月) 03:33:27 ID:???  
4/4
 それから、二人はしばし雑談に興じていた。和泉亜子というクラスメイトはクラスでも指折りに気弱な少女だが、
意外と思われがちであるが社交性は持ち合わせている。積極的に亜子が話を振り、刹那は穏やかな笑顔で頷くばかり。
 いつしか時間は過ぎていき、気が付けば月が高く昇っていた。もう午後十時を過ぎただろうか。
「そろそろお開きやね」
 ちょっぴり寂しそうに、亜子はぽつりと呟く。けれど、すぐさま顔を上げ、
「えへへ。今日は桜咲さんとぎょーさんおしゃべりしてもーた♪」
 と、嬉しそうにはにかんだのだ。今日一番の、とびっきりの笑顔に、刹那は思わずどきりとしてしまう。

 それは、自分が慕う人物と同じ、眩しいくらいの笑顔で―――

 その事実に気付いて、くすりと刹那は笑ってしまう。何が可笑しいのか分からず、亜子が小首を傾げる。
「あ、せや!」
 立ち上がり、亜子はもう一枚のシーツを拾いあげる。それは亜子が眠っていた時に、刹那が提供したシーツであった。
「これ、ありがとうな! 汚してもうたから、ウチがおせんたくして返すから!」
「い、いえ、そこまでして頂くのは……」
「あん、そんなん構わんて。ウチ、おせんたくするの大好きなんやから!」
 恐縮する刹那に構わず、亜子は楽しそうにシーツを畳んでゆく。その笑顔の前では、刹那は逆らう事が出来ない。
「では、お言葉に甘えて……」
「うんっ! ぴっかぴかにして返すわ〜♪」
 そして、二人は残されたそれぞれの洗濯物を取り込むと、名残惜しそうに屋上を出た―――

「あーっ、せっちゃんどこ行ってたん?」
 寮のロビーに戻るや否や、二人は早速木乃香に発見された。申し訳なさそうに刹那が恐縮すると、
すかさず亜子が一言切り出した。
「えへへ、ちょいまったり休んでたんよ。今度はこのかも一緒に、のーんびりだーらだらおしゃべりせーへん?」
「あ、それええな〜♪ 亜子ちゃんだけせっちゃんを独り占めするんはズルいわ〜♪」
「えっ? えっ? えっ?」
 右腕を木乃香に、左腕を亜子にロックオンされ、途端に刹那は動揺するばかり。
 かくして、刹那は一晩中語り明かす羽目になったそうな―――
(おしまい)

 

205 :マロン名無しさん  2007/08/27(月) 16:15:02 ID:???  
横浜・桜木町にて

千雨「y-~~~~ フゥ…」
朝倉「y-~~~~ フゥーッ…どしたの?」
千雨「…何でもねぇよ」
朝倉「珍しいね、ちうちゃんが悩み事?」
千雨「失敬な野郎だな、私だって悩み位はあるぜ」
朝倉「だよね………私じゃ力不足かなぁ」
千雨「……………」

携帯灰皿に煙草を捻じ込む千雨。

千雨「…風が出てきたな」
朝倉「だねぇ…」
千雨「今日のハマスタは?」
朝倉「えぇっと…(確認中)…今日は横浜-広島戦だよ」
千雨「広島か……当日(券)は確実アリだな。
   折角だし観に行かねぇか?私の奢りで」
朝倉「マジで?サンキュ、今月ピンチでさぁー」
千雨「フン…さっさと行くぞ」

無愛想に朝倉の手を持つ千雨。

朝倉「何かこう…カップルみたいだね」
千雨「…慣れてるから関係ねぇよ」
朝倉「ヘヘッ」
千雨「しかし何だ…ザジ以外の奴と手を繋いで歩くなんて思わなかったぜ」
朝倉「えっ、そうなの!?良いのかなぁ…」
千雨「今回だけ、な。次はねぇぞ」
朝倉「…うん」

その日は横浜で夜を明かした二人でした。

 

208 :ハルナ デビルリバース  2007/08/27(月) 22:42:11 ID:???  
ハルナ デビルリバース


1/3
常夏とは程多い麻帆良の夏、日本の夏らしくとても蒸し暑いです
そんな夏を乗り切るには冷えたジュースというのは切っても切り離せない物です

エヴァ 「夏は嫌でちゅ・・・吸血鬼に太陽なんてなんの冗談でちゅか」
ログハウスにてエヴァにゃんはごろごろしていました
相変わらず日々をだらだらと生きているエヴァにゃん
まあ、日の光を嫌う夜の眷属だから仕方がないのかもしれません
エヴァ 「茶々丸、ジュースが切れたでちゅ。茶々丸?」
面倒くさそうにグラスを持ち上げるエヴァにゃん。しかしそれを受け取ってくれる人はいなかったのです
エヴァ 「あうう・・・そう言えば冷蔵庫の物が無くなったから買いに行ってくるって言ってたでちゅね」
しばらくだらんとしていたエヴァにゃんでしたが、喉の渇きに耐えられなくなったらしくもそもそと動き始めたのでした

エヴァ 「あう?こんな所に自販機なんてあったでちゅか?」
日傘を差して白を基調としたワンピースに身を包んだエヴァにゃんは、目論みどおりちゃおりんが設置した自販機へとやってきたのでした
エヴァ 「なんでもいいでちゅ。とにかく飲むでちゅ」
小さい体で器用に自販機に硬貨を入れ、エヴァにゃんはオレンジジュースのボタンを押したのです
しかし出てきたのは・・・
”デビルリバース 350ml”
だったのです

エヴァ 「デビルリバース?選んだのと違うでちゅね。でもこの缶の色、たまらないでちゅ」
その間は真っ赤な血のような色をした缶、それこそちゃおりんが用意した悪魔のジュースだったのです

 

209 :ハルナ デビルリバース  2007/08/27(月) 22:44:02 ID:???  
2/3
エヴァにゃんは相当喉が渇いていたらしく、というか疑いもせずその間のタブを引きました
中身は炭酸ではないらしく、ぷしゅーというような音もしません
そして腰に手を当て、缶に口を付けたエヴァにゃんはそれを一気にあおいで・・・

エヴァ 「ぷはぁ!!このために生きてるってもんでちゅ!!」
と、一気に飲み、かなりご満悦のようでした
しかしこれからがちゃおりんの発明がどのような効果をもたらすか、だったのです

エヴァ 「う、うにゃ?なんだか体が熱くなってるでちゅ」
日傘を落とし、胸のあたりを押さえてうずくまるエヴァにゃん。ちょっと苦しそうだ
エヴァ 「う、うがぁぁぁ!!!」
胸のあたりをかきむしりながら・・・エヴァにゃんはぼわんと煙に包まれた


超 「ついに飲んでしまたカ・・・」
ハルナ 「ねえ、ちゃおりん。あのジュースには何を仕込んだの?」
超 「ついこの間、日本の漫画という物を読んだネ。タイトルは”北●の拳”、熱き漢の物語だたネ」
ハルナ 「ずいぶんと熱いモノ読んじゃったわね。で、それとどういう関係が?」
超 「ぶっちゃけあの漫画にはあり得ないほどの巨人が出てくるネ。それを再現したくて・・・」
ハルナ 「まさか・・・巨大化薬?」
超 「まさにその通りネ。その名も”デビルリバース(悪魔の化身)”ヨ」
ハルナ 「あ〜あ、巨大なエヴァにゃんなんて・・・」

 

210 :ハルナ デビルリバース  2007/08/27(月) 22:45:15 ID:???  
3/3
煙が収まるとそこにはおおよそ5mぐらいの金髪少女が居た
ハルナ 「うわぁ・・・ちょいグロね。でも不思議なんだけど何で服破けてないの?」
超 「そんな無粋なこと聞くなんて・・・嫌ヨ?」
そしてエヴァにゃんは泣いた

エヴァ 「ぢゃ、ぢゃぢゃま”る〜。オデ、オデ・・・」(CV郷里 大輔)

オデ?オデって言うのは一体?
超 「オデって言うのはたぶん”俺”のことだと思うネ」

エヴァ 「オ、オデ、お腹空いた・・・ぢゃ、ぢゃぢゃま”る〜!!」(CV郷里 大輔)
天に響き、地を揺るがすような鳴き声がスピーカーから流れてくる
いつもとは違うエヴァにゃんの姿を見てちょっと可哀想に見えた
ハルナ 「ちょっと可哀想かな。救いの手は差し伸べないの?」
超 「まあそのうち茶々丸が見つけるヨ。本人もそれを望んでるようだし・・・お!?」

ネギ 「マ、マスター!?どうしたんですか一体!?」
偶然なのか必然なのだろうか。そこには不幸にも我が敬愛するネギ先生が姿を現したのです
ハルナ 「ね、ネギくん!?ちょっとやばいのでは・・・」

エヴァ 「ぼ、ぼーや”?ぼぉぉぉや”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!!」(CV郷里 大輔)
ネギ先生の姿を視界に入れたとたん、エヴァにゃんはネギ先生に突撃して抱擁をかましたのです
ネギ 「ちょ、まぁ!!!!」
ネギ先生の叫びはむなしくエヴァにゃんの踏み鳴らす足音にかき消されます
そしてそのネギ先生自体もエヴァにゃんの筋骨隆々の胸に押しされたのでした

エヴァ 「オ、オデ。これで寂しくない」(CV郷里 大輔)

 

214 :マロン名無しさん  2007/08/28(火) 13:30:42 ID:???  
発明さんごめん…

ふみか「むっ…!? ネギボウズが危ういッ! 姉者ァ!」
ふーか「化学忍者隊出撃じゃァ!」

楓「はっ!? ここは一体!?」
円「もっと私を信じる」
美砂「脂肪が死亡していくわ」
ふーか「行けぃふみか!」
ふみか「オゥ! …何故わしにガソリンをかけるんじゃ姉者?」
ふーか「奥技! 化学忍法火だるまじゃァ!」
ふみか「はばびゃぁーーー!? や、や、消してーーー!」
ふーか「体当たりしてくるんじゃ」
ふみか「熱い、アツーーーげばらぁ!?」メメタァ!
ふーか「…化学忍法火だるまボンバー!」気絶したふみかを投擲
楓「あわわわ…エヴァ殿に当たるどころかでっかいふみかが星に…」
ふーか「ちっ…まあいい。帰るかのう」
楓「帰るんでござるか!?」


その頃のネギ
ネギ「…あぶぶっ…」

 

216 :愛衣のお姉さま 後  2007/08/28(火) 18:38:00 ID:???  
愛衣のお姉さま 後

“愛衣をあやかに取られた”それが第一印象であった。
あんなに仲良くしている姿に、高音は居たたまれない表情をした。
「………」
あの後、高音はあやかへと電話をした。
「どうして…どうしてなの……」
『……。愛衣は、高音さんよりも私を選びました』
電話の先のあやかは淡々と話し出す。

『私は精一杯愛衣を支えてきました。そしてあなたが答えを出すのを待っていました』
「……」
『それがどうです。あなたよりも愛衣が先に答えを出してしまいました』
俯き加減の高音にあやかは自身の気持ちを打ち明けた。
『愛衣はずっと答えを待ち続け。結局あなたは答えを出してくれなかったのです。
 そして、愛衣は私に今の気持ちを打ち明けてしました』
自分が甘かった。
いつまでも答えを出せなくて、いつの間にか愛衣が先を越してしまったことを。
さらに、あやかが愛衣の気持ちに応えてしまったことを。
『たとえこれから高音さんが答えを出したとしても、愛衣が応えてくれなければ意味がありません』
「……」
それを最後に、高音は電話を切った。

結局、あやかも愛衣も色々あって答えを探してきた。
なのに、自分は何をしているのだろう。愛衣がこちらから来ると思っていたから?
それは大きな見当違いで、愛衣はあやかに向かってしまった。
結局、愛衣は自分にとって何なのか。
ただの後輩? 違う、それ以上の大切な存在だ。
大切な、大切な……。だから何なのか。大切といっておきながら愛衣は自分の下を離れた。
その大切とは一体どういう意味の大切なのか。
高音は一晩中その答えを探し続けていた。

 

217 :愛衣のお姉さま 後  2007/08/28(火) 18:39:00 ID:???  
「愛衣を返して」
そして、様々な思いを秘めて出した答えがそれだった。
仲良くしていた愛衣とあやかに強引に入ってくるようにしてきた高音はそう告げた。
「……」
無言で高音を見るあやかだが、愛衣はあやかの背中に隠れてしまう。
嗚呼、ついにそこまで嫌われてしまったか。と心の中でそう嘆いた。
「愛衣、少し離れてください。大事な話ですわ……」
「あやかお姉さま……はい」
そう言われた愛衣は自分たちから少し離れた場所へ移動した。

「……さて、何から話しましょうか」
あやかはそう言っていつでも応える構えだ。
「……、私はずっと愛衣のことを考えていました」
「はい」
「ずっと愛衣にとって私の存在は大きなものだということを知ったわ」
それはそうだ、ずっと愛衣は高音と一緒に居たから。
「でも……あなたはそれを越えてしまった」
長い付き合いというわけではないが、それでも互いを許しあえる仲なのだ。
それをたった1ヶ月足らずのあやかに取られてしまった嫉妬がそこには見える。
「私は悔しいの。愛衣を取られたことじゃなくて、私自身が愛衣を大切に出来なかったことを」
愛衣を大切に出来ず、結果としてあやかによって愛衣の心は奪われてしまった。
「……あなたはどう思ってるの。ネギ先生がいるんでしょう」
最大の焦点は実はここだった。あやかはクラスの担任、ネギのことだこの上なく大好きであった。
それが同姓である愛衣の気持ちに応えて付き合っている。
「……正直。私はネギ先生しか見てませんでした、愛衣もそれを理解して」
「な、なにそれ!!」
思わずあやかに掴みよってしまう。

 

218 :愛衣のお姉さま 後  2007/08/28(火) 18:40:02 ID:???  
「じゃあ何!? あなたは愛衣を好きじゃないっていうの!!」
気持ちが先走り、声を荒々しくして叫んだ。
「私は、ネギ先生を引き合いに出して愛衣を1番にしなかった嫌な女ですわ。でも……」
「でも?」
するとあやかの目が少しずつ潤み始める。
その顔は、自分自身の悩んでいる顔によく似ていた。
自分の気持ちの狭間で悩み続けた時の、まさにそれだった。
「一番でなくても、あなたが応えてくれるまで間、愛衣は私の側に居てほしいのです。たとえネギ先生が一番でなくなっても」
そのことを聞いて、あやかの気持ちを悟った。
「……あなた、まさか」
そう言った所で、それまで離れていた愛衣が泣いていることに気がついた。

「「愛衣!?」」
二重に重なる愛衣を呼ぶ声。
大切な愛衣が、自分たちのせいで泣いていた。
急いで駆けつけると、愛衣は涙でくしゃくしゃになっていた。
「お姉さまぁ……」
開口一番、愛衣は高音に抱きついた。
「ごめんなさいお姉さま、高音お姉さまぁ……」
愛衣の切実な謝罪は高音の胸に深く届いた。
涙をハンカチで拭き、落ち着いてきた愛衣を高音は向き合う。
「愛衣、私が悪かったわ。あなたの気持ちを無視したことを言ったりして」
高音は愛衣のために、距離を置いたつもりだった。
「今まで恥じなくてはならなかったこと…。それはあなたを、それまで可愛い後輩としか触れられなかったことよ」
本当は違った、高音は愛衣から逃げていたんじゃないのかと。
それを自覚した高音は愛衣を力いっぱい抱きしめた。
「愛衣……好きよ」
「その言葉を……待ってました」
すべては終わった。愛衣は自分の下に帰ってきてくれた。

 

219 :愛衣のお姉さま 後  2007/08/28(火) 18:41:03 ID:???  
するとあやかはその場から立ち去ろうとした。
自分の役目は終わったとばかりに。しかし愛衣と高音は呼び止めた。
「私、あやかお姉さまとも別れたくありません! あなたが居たから私は…っ!」
あやかは高音と愛衣を繋ぐ大切な存在となっていた。
高音は自分の悩みを聞き、愛衣は魔法の存在を知らないのに心から支えてくれた。
あやかは初めは身を引こうとする素振りをしたが、愛衣が抱きついてきた。
愛衣は甘えん坊だった。高音に対しても、あやかに対しても。
「私だって……。私だって愛衣のこと……」
あやかの気持ちも、きっと私と同じなんだと悟る。
姿はそっくりだったが、中身も同じだった。私もあやかも、愛衣が好き。
もしも、あやかにその気があるなら……あるいは……。

「これからは、二人で愛衣を支えていきましょう」

これがきっかけとなり、あやかは愛衣と高音を愛する意味を見つけた。
「すみません高音さん。後輩の身でありながら……」
高音の部屋に連れられたあやかは一緒に話し合った。
ちなみに愛衣はシャワーを浴びている途中で、さらに二人は先に入っている。
「いいのですよ。これから愛衣を支えていきましょう」
あやかの手を取って微笑む高音だったが、あやかはその顔を直視できない。
顔を真っ赤にして横を向いてしまった。
「可愛いわね。その初心な感じ、愛衣にそっくり」
「ちゃ、茶化さないでください!」
反論するあやかだが、高音はさらに上を行く。
「私、あなたにも興味が沸いてきたの」
「え、何を……」
大切にする愛衣。そしてまた新しい気持ちが芽生えた。
すると高音はあやかにキスをしてきたのだった。
そしてその瞬間を愛衣に見られ、鼻血ブーで倒れてしまう愛衣を介抱するのに必死だった。

 

220 :愛衣のお姉さま 後  2007/08/28(火) 18:42:05 ID:???  
「もう、お姉さま酷いです」
3人で眠っているベッドの中で、高音と愛衣は話し合った。
「ごめんなさい、でもいいでしょう」
「今度から隠し事なしですよ」
それはいいのだが、そこでちょっとした壁にぶち当たる。
「……魔法はどうするの?」
あやかは魔法を知らない。ここでばれれば二人とも強制送還だ。
だがそこは抜かりのない愛衣、とんでもないことを言い出した。
「大丈夫ですよお姉さま。あやかお姉さまも魔法を教えてこちら側に引き込めばいいのです」
「こら! 何の言い出すの」
そう言った瞬間、あやかが目覚めてしまった。

「何ですの。二人とも」
まずいことになった、もしかしたら聞かれてしまったかもしれない。
「あ、あやか……」
「あやかお姉さま、さ、さっきの話聞いてましたか?」
「何がですの?」
どうやら聞こえていなかったようだ。ほっと胸を撫で下ろす愛衣と高音。
「実は、二人だけの秘密をあやかにも教えようとしたのよ」
「まぁ、愛衣。秘密を共有しあうのはいいことだけど。教えちゃ駄目なことはいけないわね」
などと二人のお姉さまに説教される愛衣は、しょぼくれるどころか生き生きとしている。
「はい! 私はいけない子です。おしおきしてください!」
などと言うものだから、二人とも本気にしてしまう。
「覚悟しなさい、愛衣」
「うふふ。楽しみだわ」
「きゃー」
魔法がどうとかは後でどうにでもなる。むしろ今はどうでもいい。
3人で支えあって楽しく生きていこう。
いつまでも……。

 

224 :美砂 ちょっとえっちな電話相談室  2007/08/29(水) 23:22:29 ID:???  
エロ系です。苦手な方はスルーで

美砂 ちょっとえっちな電話相談室
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0291.txt

 

230 :マロン名無しさん  2007/08/30(木) 02:36:11 ID:???  
彼女が浴びるシャワーの音だけが部屋に響き渡ると私は寝床準備を始める。
一足早く布団に潜って中を慣らしておくのが私の仕事だ。
「お待たせ…」
脱衣所で寝間着に着替えてきたアキラを私は寝床で迎える。
私が黙って腕を広げるとアキラは静かに、そして申し訳なさそうに私の腕の中へ入ってきた。
寝間着の間から見える鎖骨が艶かしく、程よく付いた筋肉もとても繊細で美しい。
肩口から後ろへ回してた腕を私の方へ手繰る。アキラは「あっ…」と小さく声を漏らした。
私は「…大丈夫か」と問うと小さく頷いた。それを聞いて私は安堵すると徐に彼女の髪を指で梳いた。
長身の割に仕草や表情は何処か幼い。私には絶対マネの出来ない事だ。
「真名……温かい…」
照れ臭そうにそう言った。私の胸に顔を埋めながら。
「…この乳房も決して不要な物ではないみたいだな」
職業柄、この二つの膨らみが邪魔だった。何故男に生まれなかったのかと責めた事もあった。
でも今は違う。この胸で幸福を得る人が傍に居る。それは私がこの命を賭けてでも守りたい人。
「……………」
彼女にだけ見せる私の本音。自虐的な私をアキラは黙って耳を傾けてくれるのが慰めとなる。
アキラの目が私を見つめている。何を言いたいのかは察しが付いた。
(…すまない)
その純粋な目に映る私はどう見えているのだろうか。恐らく綺麗な私が映っていると思うが実際は…。
この手は血で真っ赤に染まっている。その事実を隠して私はアキラと…。
「アキラ…!」
この温もりを離したくない、その一心で抱き寄せる腕に力が籠った。
「……大丈夫…」
そう言うとアキラの腕は私を抱き返してくれた。その一言に妙な胸騒ぎを覚えた。
私の過去をアキラは既に勘付いているのだろうか…全てを話す時は近いかもしれない。
最も、全てを話した所でアキラが信じるか信じないかは定かではないがな。
庭先から鈴虫の途切れ途切れ鳴く声がする。暦はもう秋だと言うのにこの寝苦しさは何なのだろう。

このまま夜が明けなければ良いのに。

 

235 :和美 麻帆ランキング  2007/08/30(木) 21:33:25 ID:???  
和美 麻帆ランキング


1/3
和美 「さあ、いよいよやって参りました!!私が主役のスペシャルコーナー、麻帆ランキングラジオの時間です!」
ハルナ 「アシスタントのパルお姉さんよ」
和美 「このコーナーは勝手に何かをランキングしてしまおうというコーナーです」
ハルナ 「一方的なのね」
和美 「あながち一方的って訳じゃないのよ。この和美お姉さんのマル秘データに基づいてるの」
ハルナ 「それにこのパルお姉さんのパル情報をくわえれば・・・」
和美 「怪情報になっちゃうじゃない」
ハルナ 「ひ、酷いわ!!」


和美 「では一つめのランキングにいってみましょうか。一つめはこれ!!」
ハルナ 「おでこランキングです!!」
和美 「乙女のおでこはチャームポイント!でもあんまり大きすぎると・・・」
ハルナ 「はげ?」
和美 「まずは三位から。三位はこの人、柿崎美砂さんです!!」
ハルナ 「孤高のギタリスト、美砂吉さんですな」
和美 「特にお酒を呑んで酔いどれ切った後のおでこなんてもう凄いです。てかてかです」
ハルナ 「この人の額には・・・マジックで”酒”と書いておきましょう」

和美 「では二位の発表です。二位はこの人、桜崎刹那さんです!!」
ハルナ 「前髪で半分隠しているけど結構広いのよ。刹那さん」
和美 「一部の情報では隊長、木乃香、その他にいろいろ汚されたため、そのストレスで広くなっちゃったとか」
ハルナ 「少し悲しいお話ですね。この人の額には・・・マジックで”翼”と書いておきましょう」

和美 「そして第一位の発表です。一位はこの人、葉加瀬聡美さんです!!」
ハルナ 「この人に至っては隠すことすらなく全開ですからね。もうあっぱれです」
和美 「裏の情報ではあのおでこで太陽光を吸収して自家発電をしているという噂です。怖いですね〜」
ハルナ 「妙に光らないのはそのせいだったのね。この人の額には・・・マジックで”広”と書いておきましょう」

 

236 :和美 麻帆ランキング  2007/08/30(木) 21:34:51 ID:???  
2/3
和美 「それでは二つめのランキングです。二つめはこれ!!」
ハルナ 「大食漢ランキングよん!!」
和美 「いくら乙女とはいえ、育ち盛りはいっぱい食べたくなるもの。誰が一番たくさん食べれるのか、そのランキングです」
ハルナ 「ある意味不名誉なこのランキング。誰が一位なのか・・・では発表です!!」
和美 「まずは三位から。実は同率で三位が二人になりました。龍宮真名さんと長瀬楓さんです」
ハルナ 「まあ二人とも大柄だし妥当ってトコかしら?」
和美 「以前二人はわんこプリン、わんこあんみつの一騎打ちをおこなったそうです。結果・・・77杯の引き分けだったそうで」
ハルナ 「それで一体どのくらい太ったのか気になる所ね」

和美 「第二位はこの人、古菲さんです!!」
ハルナ 「作るも食べるもどちらもこなす、ってところ?」
和美 「カロリー摂取量を圧倒的に上回る運動量で維持できるあの体型。実は超包子の売り上げの10%はくーちゃんの食費だとか」
ハルナ 「働かざる者喰うべからず、ってトコね」

和美 「そしてこの名だたる猛者を押さえ一位に輝いたのはこの人!ザジ・レイニーディさんです!!」
ハルナ 「いろいろと謎の多い。というか謎しかないこの少女。果たしてどんな逸話が?」
和美 「曰く・・・」

後ろからしか見ていなかったけど、10Kgはあろうかという子豚の丸焼きをモノの数十秒で喰いきった
骨付きのTボーンステーキを、まるでスナック菓子のように喰っていた
果糖入りの14kgの水を一息もつかずに一気に飲んだ
炭酸抜きのコーラは吸収が早い
などなど・・

和美 「あのザジさんのナカマっていうのも常に飢えてるしね」
ハルナ 「不思議少女、果たしてその謎が明かされる日は来るのでありましょうか・・・」

 

237 :和美 麻帆ランキング  2007/08/30(木) 21:35:51 ID:???  
3/3
和美 「では今日最後のランキング。体脂肪率ランキングです!!第三位はこの人、早乙女ハルナさんです!!」
ハルナ 「え!?ちょ!私!?間違いでしょ!!」
和美 「同人作成の弊害、運動不足のその肉体。そして豊満な胸、汗も掻かない日常は確実にあなたの体に脂肪を・・・」
ハルナ 「いやぁぁ!!!次、次にいってぇ!!」

和美 「第二位はこの人、四葉五月さんです」
ハルナ 「さっちゃんか・・・でもさっちゃんってどちらかというとふくよかって感じ?」
和美 「そうね、変な言い方をすれば良い太り方、かな?」

和美 「では栄光の第一位はこの人!!那波千鶴さんです!!」
ハルナ 「原因はおっぱいよね」
和美 「そう、全体重の30%は占めるといわれているあのおっぱいが第一位の要因です」
ハルナ 「単純に考えても体脂肪率30%オーバーか、肥満よね。でも根拠はあるの?」
和美 「私がそう決めたならそれが正しい情報なの!!これが悪しきジャーナリズムぅ!!」
ハルナ 「アンタ、ろくな死に方しないと思うわ」
和美 「それはきっとパル、あんたもね」

ハルナ 「ていうかあの千鶴さんの体型は反則だと思うの。体脂肪率は別にして」
和美 「そうね、私だってスタイルには自信があるけど・・・ああなるには後15年は必要だと思うの。体脂肪率は別にして」
ハルナ 「ふくらみといい、微妙なな垂れ具合といい、腰のくびれといい、雰囲気といい、中学生じゃないよね。体脂肪率は別にして」
和美 「しかもあまりにも母性的だし。産んでなきゃあんなに母性的じゃないわよね。体脂肪率は別にして」
ハルナ 「それに時折見せるあの厳しさは母の厳しさよね。体脂肪率は別にして」
和美 「一番納得できないのは同級・・・ん?何か天井から落ちて・・・」
ハルナ 「こっちにも・・・天井から・・・長ネギが・・・」
和美 「落ちて・・・くる」

ざー・・・

 

240 :恐怖の言葉  2007/08/31(金) 11:31:18 ID:???  
恐怖の言葉

明日菜「ねーねーいいんちょー。お願ーい」
いいんちょ「何を言ってますの、自分の力でやりなさい」
明日菜「そんなぁー」
木乃香「どなんしたん?」

明日菜「あっ木乃香でもいいや、お願い宿題見せて!」
木乃香「まだやってなかったん?」
明日菜「バイトとかいろいろあってさ…」
いいんちょ「全く、明日になったら…」
明日菜「待って!その先は言わないで!!」

いいんちょ「私、新学期。今アスナさんの後ろに居ますわ」
明日菜「うわあああああああああああああああああああああ。来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
木乃香「自由研究や写生や読書感想文とか残ってたら最悪やな」

 

242 :マロン名無しさん  2007/08/31(金) 17:24:45 ID:???  
美空の自由研究

麻帆良から10km離れたところから「おばさん」と言ってみる


〜新学期〜

ネギ「あれ?春日さんはお休みですか?」

 

245 :アキラ 夏の終わりに  2007/08/31(金) 23:56:17 ID:???  
アキラ 夏の終わりに


少し涼しくなって過ごしやすくなった今日この頃、一日の平穏を私はじっと噛みしめていた
まき絵 「アキラぁ・・・」
裕奈 「うにゃぁ・・・」
ちょっと前なら暑苦しくも感じたけど、今日はそうでもない
まるでミルクをせがむ仔猫のように、二人は私の胸に擦り寄ってくる

誰よりも甘えてくるこの二人を見ているとどんなことからも守りたくなってしまう
そんな二人の行動

まき絵 「ねえアキラ?アキラは将来何になりたい?」
アキラ 「私?なんだろ?」
裕奈 「にゃう」
まき絵 「ダメ、アキラのお嫁さんは私。ゆーなにはお父さんがいるじゃない」
裕奈 「にゃっ、にゃにゃにゃ!!」
アキラ 「嬉しいよ。でもまき絵はネギくんじゃないの?」
まき絵 「ね、ネギくんも良いけど・・・アキラも素敵だよ」

私へ向けられる最高の賛辞の言葉、でもまだ聞いていない言葉がある。私も待っている、そして返事も用意してあるそんな運命の言葉
きっとこの言葉を二人は言おうとしている
そして運命の時、二人は真剣なまなざしで私を見つめてこう言った

まき絵 「アキラ、夏休みの宿題見せてよ!!お願いぃ!!」
裕奈 「うにゃぁ!!!」

アキラ 「ダメだよ、宿題は自分でやらなきゃ。それに・・・8月32日があるじゃないか」
今、二人は部屋の隅で寄り添うように泣いていて、時折こちらを見てくる。でも、いくら泣いたってダメだモノはダメ

 

248 :和美 麻帆ランキング  2007/09/01(土) 05:11:26 ID:???  
和美 麻帆ランキング


1/2
和美 「さあ、今夜もやって参りました!麻帆ランキングラジオの時間です!ハルナ、あんたの死は無駄にはしないわ・・・」
あやか 「新アシスタントのあやかお姉さんですわ。美少年限定でお姉さんってよんでくださいまし」
和美 「早速だけど今夜のランキングは・・・似合わないコスチュームランキングよん!」
あやか 「似合わない?似合うではなくて?」
和美 「そうよん。似合ってたら面白く無いじゃない!!」
あやか 「そういうものなのかしら」


和美 「では第三位はこの人、大河内アキラwithボンテージファッション!!」
あやか 「い、いけませんわ!!そんな破廉恥な!!」
和美 「鞭とか蝋燭を持ったアキラちん。垂らしたり叩いたりするのは容赦ないけど”痛くなかった?”とか聞いてくるの」
あやか 「も、木馬とかもアリアリですの?」
和美 「結構上級者用ね。アキラちんはほんわか系S責めって所かな。相手はツンでれM受け真名さんで」
あやか 「破廉恥すぎますわ・・・」

和美 「続いて第二位はこの人、超鈴音withす巻きちゃん!!」
あやか 「す、す巻きってなんですの?」
和美 「す巻きっていうのは藁で出来たゴザで体をぐるぐる巻いた人のこと。博打で負けた人間がこの姿にされるの」
あやか 「つまり素寒貧と」
和美 「そう、裏桜子さんに博打勝負を挑み、負けて全てを失った超りん。す巻き姿で路上で”お恵みを〜”って言ってるの」
あやか 「不憫ですわ。わかりました、雪広財閥が超さんにご援助を・・・」
和美 「妄想だってば。妄想」

 

249 :和美 麻帆ランキング  2007/09/01(土) 05:13:33 ID:???  
2/2
和美 「では第一位の発表です。第一位はこの方、那波千鶴withジャージです」
あやか 「そういえば千鶴さんのジャージ姿って見たことありませんわね」
和美 「というより、クラスのみんなのジャージ姿なんて・・・あ、千雨ちゃんのなら見たことあるよ」
あやか 「ジャージなんてわたくし持ってたかしら?」
和美 「決して似合わないわけではないと思うよん。ただ・・・」
あやか 「なんですの?」
和美 「千鶴さんのジャージ姿ってママさんバレーのイメージが浮かんでくるの」
あやか 「そうですわね。ジャージの下には体操服とブルマー。古き良き衣装ですわ」
和美 「つまりこういう事ね・・・」
以下妄想

二ノ宮 「そらっ!!ちゃんとレシーブしろ!!」
弾む白いボールは女性の力で打ち込んだとは思えないほど高速で千鶴に向かってゆく
千鶴 「きゃあっ!!」
ちゃんとレシーブしようにもその豊満すぎる胸が邪魔で腕で千鶴はレシーブすることが出来なかった
二ノ宮 「だ、大丈夫か!?少し強すぎたか」
千鶴 「はぁっ・・・コーチ、どうやら胸を強く打ったようです。ちょっとさすってくださいませんか?」
二ノ宮 「え!?だがしかし・・・」
千鶴 「いやですか?私の・・・胸」
二ノ宮 「そ、そんなことはないぞ!!だが・・・あなたは人妻。私にだって妻がいる」
千鶴 「コーチ!!私は・・・私は・・・コーチぃ!!」
二ノ宮 「あっ!!わ、私には妻に子供がぁ!!」

和美 「千鶴さんのママさん婆レー姿からは、軽いお昼のドラマのようなママさんバレー日記が想像される訳よ」
あやか 「そうでしたの。千鶴さんのママさんバレー姿にはそんな秘密が・・・あら?どうしておネギがこんな所に?」
和美 「こ、今夜も来たか・・・じゃあ皆さん!!またの放送をおたのしみぎゃー!!」

ざー・・・

 

253 :マロン名無しさん  2007/09/01(土) 09:51:10 ID:???  
ふーか「わしも何か新しいコスチュームがほしいのぅ」
ふみか「姉者ァ…これはどうかのう? これは弱者には見えないコスチュームじゃいっ!」
ふーか「な、なんと! ふむ…た、たしかに悪くないのう…よし!」
服を脱ぎ捨てるふーか。その目は燃えていた…

ふーか「…クハァァァ…! 何と言う着心地…まるで何も着ていないようじゃ!」
ふみか(何も着ていないからのぅ)
ふーか「よし。今より愚民供にわしの新スタイルを見せてやるかのう」
ふみか「え」





同日11:26―世紀末覇王ふーか・連行


同日未明―世紀末覇王ふーか・脱走


ふみか「ちとやりすぎちまったのぅ。まあ、いい薬に」

許 さ ん ぞ ォ … ふ み か ァ … !

ふみか「   」

 

259 :くぎみんの戦い  2007/09/01(土) 21:19:33 ID:???  
くぎみんの戦い

その日はチア3人でお泊りをしていた。
美砂「じゃあおやすみー」
桜子「おやすみー」
円「おやすみ」

2時間後
円「うーん……トイレ」
数分後
円「あらら、美砂も桜子も布団蹴飛ばして寝ちゃって」
桜子「う〜ん」
ゴロン
円「はっ!!」
桜子が寝返りを打った瞬間、上着が肌蹴て片胸が……
円「駄目じゃないの桜子そんなにして寝ちゃ……」
そーっと手が胸に
円「だ、駄目よ!何を考えてるの円!そんなはしたないことを…!」
桜子「むにゃむにゃ……まどかぁ〜」
円「!!……ちょ、ちょっとくらい、駄目だわ!…あぁ私の目の前に桜子の先っちょが……」

その後、触れることも無く葛藤しまくりで寝付けなかった。

円「お、おはよー……」
美砂「どうしたの円!?クマが出来てるよ」
桜子「大丈夫?不眠症なの?」
円「……」

それが桜子が原因だなんて死んでも言えない円であった。

 

261 :和美 麻帆ランキング  2007/09/01(土) 21:49:41 ID:???  
和美 麻帆ランキング


1/2
和美 「さあ、今夜もやって参りました!麻帆ランキングラジオの時間です!いいんちょ、病院で聞いているかな〜!」
夕映 「・・・朝倉さん、あなたは何故生きてるですか?」
和美 「たぶん、私は三人目だから・・・」(CV林原めぐみ)
夕映 「それで合点がいきます」
和美 「では今夜のランキングです!今夜のランキングは・・・一番貧乏そうなのは?」
夕映 「貧乏そう?それは事実としてですか?」
和美 「独断と偏見よ!!」
夕映 「そうですか」

和美 「では第三位の発表です。第三位は・・・長瀬楓さんです!!」
夕映 「楓さんはそんなに貧乏とも思えないですが・・・」
和美 「なんていうのかな。質素な生活というイメージがあるのよ」
夕映 「確かに楓さんならお金が無くても生きていけそうです。ていうか土日はそういう修行の生活をしているようですが」
和美 「幸せ貧乏って所ね」

和美 「では第二位の発表です。第二位は・・・桜崎刹那さんです!!」
夕映 「刹那さんですか?刹那さんはお仕事をしていて収入は私たちよりあると思いますけど?」
和美 「知られてはならぬ出生の秘密、修行のみの日々、そして・・・お嬢様第一主義がネックなのよ」
夕映 「お嬢様第一主義?それが何故?」
和美 「得た収入は全て木乃香を守るための力を付けるために使う。そして微々たる蓄えさえも、万が一の際には差し出す覚悟」
夕映 「それ故に無駄なお金は一切使わない。例え貧しくとも・・・ですね」
和美 「主従の美学、あるいはマゾヒズム的ご奉仕かな」

 

262 :和美 麻帆ランキング  2007/09/01(土) 21:53:30 ID:???  
2/2
和美 「それでは栄光の第一位の発表です。第一位はこの人、神楽坂明日菜さんその人です!!」
夕映 「・・・リアルに貧乏な人を持って来ましたね」
和美 「ダメなのよ。いかに他の人の貧しさを想像しようともアスナには敵わなかったのよ」
夕映 「誰の何を想像したですか」
和美 「実はくーちゃんは中国の山奥で狼に育てられた狼少女だったとか、ザジさんはサーカスに売られてきたとか」
夕映 「それ以上にアスナさんは貧しそうですか?」
和美 「だって両親はいないらしいし、学費だって自分で稼いでるのよ。実家も無いようだし、その上栄養不足であそこの毛は生えてないし」
夕映 「そう思うと私たちは幸せですね」
和美 「アスナ将来どうするんだろ?もしかして・・・」
以下妄想

ここは麻帆良の外れにある歓楽街、そこに一件のえっちなお店が存在する
”千鶴亭”
千鶴 「あら、いらっしゃい。うふふ、今夜も来てくれたのね。やっぱりご指名は・・・アスナちゃんで良いのかしら?」
男は黙って頷いた。そして妖艶な店主に案内され奥へと進んでゆく
明日菜 「・・・またアンタなの?たまには他の娘にしてみたら?」
軽く悪態をつく少女。それでも少女はちょっとだけ嬉しそうにグラスにお酒を注いだ
明日菜 「はい、いつものでよかったのよね。ママ、フルーツセットお願い」
千鶴 「はいはい。明日菜ちゃん、あんまり無理しちゃダメよ?」
明日菜 「わかってるって。でもコイツはね、その無茶が良いんだってさ」
千鶴 「あらあらあら・・・」

和美 「こうして学校を卒業したアスナは夜の街へと消えてゆくのよ」
夕映 「あんまり洒落になってないところがアスナさんらしいというか・・・む?なんですかこの落ちてきたネギは?」
和美 「こ、こっちには安全カミソリとシェービングクリームか天井から落ちてきた?もしや」
夕映 「これは毛を剃るセットですね。ほとんど生えていない私にとっては脅威では・・・」

ざー・・・

 

268 :真のラスボス  2007/09/02(日) 18:01:12 ID:???  
真のラスボス

超「……私の負けネ」
ネギ「ここまでです。認識魔法を止めてください」
超「…分かたヨ」

五月 ……
ネギ「五月さん?」
五月 …フ…フフフ…。流石はネギ先生…やりますね。
超「な、何をしてるネ。五月」
五月 これで私も心置きなく行動を起こすことが出来ますよ
ネギ「まさか…本気なんですか…五月さん」
五月 冗談に見えますか?では、これを見ていただきましょうか!


ハルナ「なにこれー!真・五月のHP高杉!硬杉!移動し杉!縮退砲の射程邪道杉!」
超「どうヨ。私とハカセの作った『スーパー麻帆良大戦』は?」
葉加瀬「あえて味方から敵になるしようにした仕様は、本家の第3次からです」
ハルナ「でも、ここまでさっちゃん悪者にしちゃったら怒るかも」
超「大丈夫ネ。条件は難しいですし、かなりのやり込みがないと行けないヨ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

超「むむ!?この気配は?」
五月 超さん、葉加瀬さん。(BGM、ARMAGEDON)
エヴァ「こいつかなり怒ってるみたいだぞ」
葉加瀬「しまつた!エヴァさんの存在を忘れてましたー!」
五月 では、参りましょうか(声、子安武人)

以下、強制リセットにつき情報収集不可。

 

269 :マロン名無しさん  2007/09/02(日) 22:07:34 ID:???  
ふーか「会いたい愛愛愛愛のにィ!」
ふみか「会えない愛愛愛今夜はァ!」
ふーか「窓を撃つ弾丸より激しい、衝撃に揺れちょるわい!」
ふみか「会えない愛愛愛愛からァ!」
ふーか「もっと愛愛愛募るのゥ!」
ふみか「燃え尽きても良い」
ふーか「我が生涯に一片の悔い無し!」
ふみか「不思議じゃのう」
ふーか「奴を思って泣ける夜があるとは…まさに悲劇的宿命…」
世紀末姉妹ファーストシングル・宿命

 

271 :復刻版?  2007/09/03(月) 01:39:25 ID:???  
千雨「用事ってなんだ?龍宮」
真名「ごめん」ドスッ
千雨を確認した瞬間一瞬で間合いを詰め一撃で気絶させる。
千雨「カッ…バタッ」
真名「よし、これで」

今日の夕飯は千雨が作る事になっていた。
千雨「よし、後はこれを入れれば完全だ」
にやにやと妖しく笑いながら料理になにか粉を入れた。
千雨(真名)「ザジ〜できたぞ」
ザジ「\(≧∀≦)/」
よほどお腹がへっていたのかがつがつと食べはじめた。
千雨(真名)「あんま急いで食べるなよ」
ザジ「(´・ω・`)つ‖ちうアーンして」
美味しそうに食べているザジを眺めていたら突然おかずを掴んでさしだしてきた。
千雨(真名)「あ、ありがとう///」
ザジ「誰?」
千雨(真名)「え?」
ザジ「ちうはいつもこうすると照れて中々食べてくれないんだよしかも何かいつもと感じが違う!」
千雨(真名)「き、今日はちょっとな」
ザジ「嘘だ!よく嗅いだらシャンプーが違うし胸もちうの方が形が良いもん!」
千雨(真名)「バレたらしょうがない逃げ(ryぐは!」
神的速さで撃たれた拳がヒットし倒れこむ
ザジ「本物のちうは何処?」
右手で頭を掴み持ち上げる。
そんな小さな体からは信じられられない力で掴まれ恐怖を覚えた。

 

272 :マロン名無しさん  2007/09/03(月) 01:47:15 ID:???  
本物の場所を教えた後私は恐怖のあまり半泣きでアキラの所まで行った。
ザジ「ちう! 大丈夫!?」
千雨「んぅ…ザ…ジ?」
ザジ「よかった、無事なんだね」
安心して抱きついてくる。
千雨「ありがとな…ひゃ!?」
いきなり胸を揉んできた。
ザジ「なんかね夕飯を食べてから体がほてってしょうがないの、だ・か・ら」
千雨「うわ!ちょっあ/// そんなとこ///んぅ」
この先未成年禁止

投下完了

 

274 :『One More Sweet』 メッセージ  2007/09/03(月) 20:58:16 ID:???  
『One More Sweet』 メッセージ

1/3

『ゆーな、メールやで〜♪』

「はれっ? 亜子?」
 思わずまき絵はペンを休め、きょろきょろと周囲を見渡す。
「ああ、こっちこっち」
 裕奈はそっけなく答えながら自分の携帯を開いた。まき絵がきょとんとしていると、
裕奈は携帯を近付けて、もう一度亜子の音声を聞かせてみせる。
「へえ〜、わざわざ亜子に吹き込んでもらったの?」
「そーゆーコト。亜子からのメールはこれが流れるようにしたんだよね〜♪」
 ふふん、と裕奈は自慢気に説明する。これものろけの一種なのだろう。
「とゆーことは、他にも亜子のメッセージとかあるの?」
 そして、裕奈の予想通りにまき絵は食い付いてきた。待ってました、と言わんばかりに裕奈は携帯をいじくり出す。
「他にも電話バージョンとかあるんだけどさ、一番の傑作は目覚まし用かにゃ♪」
 そして、裕奈は目覚まし用の音声を流した―――

『ゆーな、そろそろ起きてや〜。遅刻するで〜? ……むーっ、早よ起きて〜っ! 起きんのやったらキスするで!
……ホ、ホンマにちゅーするよ? ……あーん、お願いやから起きてえな〜!!』

「…………えーと、」
 何かを必死に堪えている様子で、まき絵はぽつりと呟く。
「すごくカワイイんだけど、その……。ゆーな……、後ろ……」
「うん……?」
 くるり、と裕奈は後ろ――戸口の方――に振り返る。そして、ぴしぃっ!! と硬直した。
「ゆーな……! あれだけ他のもんには内緒やゆーたやん……!」
 そこには恥ずかしさのあまり真っ赤になった亜子が居たのだ。そして、瞬く間に亜子のぽこぽこ乱舞が、
裕奈の頭に降り注いだ―――

 

275 :『One More Sweet』 メッセージ  2007/09/03(月) 20:59:23 ID:???  
2/3

「ふにゃああっ……」
 頭の上にくるくると星やらヒヨコを回しながら裕奈はくたーっ、とテーブルに突っ伏してしまう。
そして、亜子はまだ顔を赤くしたまま、重い重い溜息をこぼすのであった。
「うーっ、まき絵やアキラにも内緒にしてゆーたのに……」
「でもでもっ! 亜子すっっっごくカワイイ感じだったよ!!」
「まき絵……。あんまフォローになってへんよ……。恥ずいもんは恥ずいっちゅーに……」
 もう一度溜息をついた所で、ようやく裕奈はよろよろと復活し、ぱたぱたと手を振った。
「ごめんごめん、つい自慢したくなっちゃってさ〜」
「ほんで、メールに目え通してへんのやな……」
 言われて、裕奈は改めてメールを確認した。すると、
【まだ起きてるん? 今さっきコンビニ行ってきたさかい、差し入れ持ってこうか?】
 ―――との内容であった。
「返事来んもんやから寝落ちしたんやろか思うて直接確認しに来てんけど……」
「あは、あはははは……」
 ジト目で睨みつける亜子に、裕奈はただ乾いた笑みを浮かべるばかりである。
 そもそも裕奈とまき絵が何をしていたかと言うと、二人は未だに夏休みの宿題をやっていたのだ。
提出を遅らせてもらい、首の皮一枚で確保したロスタイムである。当然、亜子は提出済であった。
「ほんで、調子はどうなん?」
「あたしはなんとか終わったよ。まき絵ももーちょいだから、徹夜の心配はないかにゃ?」
「うんうんっ! だから、後は私一人で頑張るから、ゆーなは先に上がってもいいよ〜♪」
 くすくすと笑いながら、まき絵はひらひらと裕奈に手を振る。その目はまるで、
『頑張って亜子のご機嫌を直してね♪』
 と、語っているようであった。苦笑しつつ、裕奈はこくりと頷き、自分の荷物をまとめた。
「ほな、ウチもゆーなの部屋行くさかい、まき絵に差し入れ渡しとくな」
「わーい! ありがと亜子!!」
「ほな、おやすみ〜」
「頑張ってね、まき絵」
 ジュースやポテチの入った買い物袋をまき絵に手渡し、そのまま裕奈と亜子は部屋を出た。

 

276 :『One More Sweet』 メッセージ  2007/09/03(月) 21:00:39 ID:???  
3/3

「―――ゆーな」
 裕奈の部屋に入るなり、亜子はぽつりと尋ねてきた。
「いくらなんでもアレだけは聞かせとらんやろな……?」
 アキラが留守なのを確認し、亜子は気恥ずかしそうに切り出す。
「そりゃ当然だよっ! アレを聞いてもいいのはあたしだけなんだから!」
 きっぱりと、真顔で裕奈は答えた。それを聞いた亜子は、ようやくくすりとはにかむ。
「あれは、あたしの宝物なんだから……」
 そう言って裕奈は亜子の頭を優しく撫でた―――

 それは、裕奈の携帯に収録された、最も大切なデータ。
 親友にも聞かせられない、裕奈だけのもの。
 裕奈の為の言葉―――

『大好きやで、ゆーな……。これからもずっと、ウチの傍にいてな……。ウチも、ずっとゆーなを離さへんから……』



(おしまい)

 

284 :マロン名無しさん  2007/09/04(火) 17:32:24 ID:???  
from:ミサミサ
[件名]
[本文]桜子ってさぁ
    誰かに似てるよね

from:sakurako
[件名]Re:
[本文]うん?
    誰かにゃ?

from:ミサミサ
[件名]Re:Re:
[本文]ペコちゃんだ

from:sakurako
[件名]Re:Re:Re:
[本文]我が輩は、ペコである。
    
    ……賞味期限はもう、ない。

from:ミサミサ
[件名]
[本文]やめれ。

 

286 :マロン名無しさん  2007/09/04(火) 18:26:30 ID:???  
from:ハルナ
[件名]
[本文]ハリポタの最新作が出るらしいよ。

from:のどか
[件名]!!
[本文]ホント!?
    タイトルは!?

from:ハルナ
[件名]Re:!!
[本文]『ハリーポッターと五人のパパ』

from:のどか
[件名]
[本文](笑)

from:ハルナ
[件名]Re:
[本文]ホントに笑ってる?

 

288 :マロン名無しさん  2007/09/05(水) 01:29:01 ID:???  
from:楓
[件名]
[本文]何でバイアスロン同好会に
    入ってるんでござるか?

from:龍宮殿
[件名]Re:
[本文]楽しいぞ。
    ていうか「部」な。

from:楓
[件名]Re:Re:
[本文]そんなに楽しいでござるか
    その愛好会は。

from:龍宮殿
[件名]Re:Re:Re:
[本文]そんなに我々を物好きな集団にしたいのか
    れっきとした部だぞ。

from:楓
[件名]
[本文]スリッパの数を数える会
    ぐらいマニアックなものなのかと。

from:龍宮殿
[件名]Re:
[本文]ちょっとその会詳しく

 

297 :早起きは何文の得?  2007/09/05(水) 20:56:06 ID:???  
早起きは何文の得?

前日にたっぷり寝たせいで、その次の日は意外と早く起きたりしてしまう。
特に休日明けの初日とかがそれだ。
「………まだ早…」
美砂は携帯電話の時計を確認するとアラームまでかなり時間がある。
しかし、もう一度寝ようにもなかなか寝付けない。
どんなにベッドの上で抵抗しようとしても、眠るどころか逆に目が覚めていってしまう。
「仕方ないなぁ……」
どんなに早く来ようが何か特権があるわけではない。
しかし、早朝からブラブラと遊ぶこともできないので学園に行く準備をした。

(全然眠くないし。まっ、いっか)
髪の毛を整え、歯を磨き、必要な教科書類を鞄に詰め込むと寮の扉を開けて出て行った。
ぼんやりとした顔で駅のホームに入ると、自分と同じクラスメイトがホームに居た。
「あれ、くーちゃん?」
「美砂、早いアルな」
電車を待つ間、美砂は適当に持ってきた雑誌を読み、古は拳法の練習をした。
話によれば、古はネギとの早朝鍛錬のために早く寮を出てきたらしい。
古のように拳法も出来ない美砂は、「ごくろうさま」と言った表情で眺めていた。
逆に古が「何故こんな早く?」 と聞いてきたので「ただ早く目覚めただけ」と返した。

間もなく電車が来てすぐに乗り込む。
時間帯の都合とはいえ、いつも通学生徒でごった返す車両も、驚くほど人がいない。
二人が入った車両など、誰も乗っていなかった。
「誰もいないねぇ」
まるで別の所に来たかのように周りを見渡す美砂。
「仕方ないアルよ、いつも乗ってるよりも2本は早いアル」

 

298 :早起きは何文の得?  2007/09/05(水) 20:57:14 ID:???  
部活での早練でも1本早めの電車で来るのが普通。二人はそれより1本早い電車に乗ったのだ。
偶然といえば偶然だ。
それにこれより1本でも遅れるといきなり混雑しだす。
こうもゆったりと出来るのも悪くは無い。

しばらく会話も無く、ぼんやりと電車が麻帆良中央駅に着くのを待っていた。
美砂は一人雑誌を見つめているし、古は何だか眠たそうな顔をしていた。
すると古は案の定寄りかかってきた。
「……くーちゃん///」
「ちょっと眠たいアル。駅についたら起こしてアル……」
そう告げるや、あっという間に寝息を立てて眠ってしまった。
「…あっそ……」
ゆっくりと鞄に雑誌をしまうと、美砂も古に体を預けて休みだす。
古が寝てしまった以上、こっちまで寝てしまったら目的地をスルーしてしまう。
だから寝てしまわない程度に意識を保ちながら目を閉じた。
静かに過ぎていく登校風景。
ガタンゴトンと規則的に流れるレール音、そして定期的に流れるアナウンス。
それまでなんともなかったのに、突如訪れた睡魔。
「やば……」
美砂は目を開けて抵抗するが、半目が精一杯で次第に眠りの波へと飲み込まれていく。

美砂と古は互いに体を預けながら眠っていた。
彼女ら以外は誰も乗っていない。邪魔もされず、扉に近い座席で寝息を立てていた。
『次は、麻帆良学園中央駅でございます。お忘れ物のないよう――』
「!?」
そのアナウンスで目が覚めたのは古であった。
急いで立ち上がろうとしたが、その手に抵抗感があることを覚えた。

 

299 :早起きは何文の得?  2007/09/05(水) 20:58:16 ID:???  
「……美砂?」
いつの間にか寝てしまった美砂が、古の手を握っていた。
その手は寝ていたにも関わらず、しっかりと繋がれて離そうとしなかった。
「もう、寝ちゃうなんて酷いアルよ」
愚痴りながらも美砂を見て軽く微笑む古。
『左の扉が開きます。ご注意ください』
アナウンスが告げ終わる時、美砂の唇と古の唇がそっと触れ合うように見えた。

するとゴトンと電車が軽く跳ねるようになり、美砂がその反動で目を覚ました。
「んん?」
「あわぁ! 美砂!?」
少々ぼんやりとした表情で古を見つめる美砂。
数秒後、慌てて立ち上がり古に謝罪した。
「ごめん! 起こすはずが起こされちゃって!」
「しょうがないアルよ。早く行くアル」
そう言って古は繋がれた手を引っ張り、勢いよく電車を飛び出した。

「ねぇ」
ふと、美砂が話しかけてきた。
「何アル?」
「私が起きる前に、何かした?」
その言葉を聞いて、古は驚きのあまりその場に硬直してしまう。
「な、何もしてないアルよ!」
赤面して口を押さえる古は必死に否定する。その慌てぶりに、疑いの目をする美砂。
その会話を遮ろうと、古は美砂の手を引っ張った。
「どうせ何もすることが無いなら、私とネギ坊主の練習風景を見ていくアル!」

 

300 :早起きは何文の得?  2007/09/05(水) 20:59:19 ID:???  
「そうね、お供しちゃお♪」
古はとりあえず悟られなかったようでほっとしていた。
まさかあんなことをしたなんて、口が裂けても言えない。
だけど、それは美砂も同じだった。実はあの瞬間、美砂は目を覚ましていた。
赤面しながら繋がれて居ない方の手で唇をそっと触れる美砂。
慌てて手を引っ張る古の背中を見て、ちょっぴり舌を出して笑った。

それから、古が早朝鍛錬の日は目覚ましのアラームを二つにして起きるようになったという。


 

303 :ハルナ プレゼントボックス  2007/09/05(水) 23:04:12 ID:???  
ハルナ プレゼントボックス


1/2
ここに天井部分に小さな丸い穴の開いた箱があります
この中には小さな紙がたくさん入っています
小さな希望が書かれた、夢の紙が・・・

真名 「ん?なんだこの箱は?」
最初にこの箱を見つけてくれたのは龍宮さん、不思議そうに箱を見つめています
真名 「この箱から紙を一枚取ってください。紙に書かれていることがきっと実現するでしょう、だと?」
大丈夫、きっとあなたの夢を叶えてくれるから・・・勇気を出して!!
真名 「それなら一枚引いてみるか。どれどれ」

”恋人との間に愛の結晶が出来ました”

真名 「な!?なんの冗談だ!?愛の結晶?普通に考えれば子供のことだが・・・まさかな・・・でも・・・ありえないことでは・・・」
何か思い当たる節があるらしく、妙にそわそわし始めた龍宮さん。はてさて?

?? 「あの・・・」
不意に龍宮さんの背後からかけられた声、龍宮さんは一瞬びくっとしたが、すぐに平静を取り戻して振り向いた
真名 「や、やあ!どうしたんだ・・・い?」
振り向いた先にいたのは・・・
刀子 「その・・・私、出来たみたいなんです。先月から・・・来ていないの」
しばらく目をぱちくりさせながら惚けていた龍宮さん。再び恋人?に背を向けるとなにやらぶつぶつ言い始めたのです
真名 「アキラ・・・刹那・・・違う、アレじゃない。アキラか刹那、それであってるよね?だってアレとは何もない・・・はず」
そしてまた振り返る

刀子 「名前はもう決めてあるの。あのね・・・ああっ!あなた!!」
龍宮さんはそこで気絶した

 

304 :ハルナ プレゼントボックス  2007/09/05(水) 23:05:15 ID:???  
2/2
古 「ほにゃ?何かもらえるアルか?どれどれ・・・」
続いて引いてくれたのはくーふぇ。くーふぇの望みってなんだろな?
古 「なんと!!”立派な髭”ですと!?これはこれは・・・むほっ!」
くーふぇが軽く叫んだかと思うと、その顎には白く長い髭がわさわさと生えてきたのです
それはあっという間に胸ぐらいの長さになって、立派な髭となりました
古 「はうう・・・夢だったアル。この仙人のように長い髭、武術家の憧れでもアル」
手で愛おしく髭をしごきながらくーふぇは満足そうにその場を去ってゆくのでした
古 「なんだか強くなった気がするアルが、心は水面のように穏やかアル。これが境地というものアルか・・・」

続いては・・・アスナか
明日菜 「こ、これがくーちゃんが言っていた毛の生える箱ね」
えっと、それはちょっと違うんですけど・・・
明日菜 「何々?毛が伸びる?も、もしかして!!」
早速喜び勇んで下着の中を覗くアスナ。しかしその歓喜の笑顔はすぐに曇るのでした
明日菜 「は、はえて無いじゃない!!一体どういうこと?」
確かに毛は伸びていたのです。現にアスナの髪の毛は倍ぐらいの長さになっていたのですから・・・

明日菜 「つまりなに?今生えているのが伸びたってだけのこと?むきー!!」
騙されたかのように暴れるアスナ。おかげであたりはめちゃくちゃです
そんな中、アスナはあることに気がついていませんでした
転がった箱の中から一枚の紙が出てきたことに気がついていなかったのです
その紙にはこう書かれていました

”おねしょ3日分”

その日から三日間、アスナの様子が朝からなんだかおかしかったのは言うまでもありません

 

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最終更新:2007年09月07日 00:09