アカイア人
アカイア人(Achaeans)は ホメロスがギリシャ人を指して使う言葉である。他にダナエイ人とアルギブ人という語も同義で使われる。
解説
- アカイア(Achaea)はペロポネソス半島北部にある古代の州名(現在の県名)である。
- 「イリアス」での語の使用頻度は、アカイア人が598回、ダナエイ人が138回、アルギブ人が29回だそうである。
- アカイア人 もともとギリシャ本土のテッサリアから来て、後にアルゴスとラケダイモンに住んだ民族。初期の彼らの王アカイオスの名にちなんでアカイア人と呼ばれる。彼らはそこでダナエイ人と共存し混ざり合った。アカイア人とダナエイ人が混交したのは、アカイオスの二人の息子とダナオスの二人の娘が相互に結婚したというエピソードで説明された。
- ダナエイ人 ダナエイ人とはアルゴリスに住んでいたものたちである。移住者ダナオス(ダナイデらの父)の子孫なのでそう呼ばれる。ダナオスは最初リビアに住み、彼の子アエギュプトスはアラビアに住んだ。後に王国の継承争いがあり、アエギュプトスの子らを恐れたダナオスは、船を建造し娘たちとともに逃亡した。彼はアルゴスにやってきたが、そこでゲラノル王が王国を彼に譲った。彼は王位につき、住民たちを彼にちなんでダナエイ人と名づけた。
- アルギブ人 ダナエイ人は最終的にアルゴリスに住んだので、アルギブ人と呼ばれた。
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