「好きな曲の見つけ方」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「好きな曲の見つけ方」(2014/05/06 (火) 13:20:25) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
一言でエレクトロニカといっても、その幅が広すぎてどこから入ればいいかわからない。
入ってみてもいろんな曲がありすぎて、どうやってこれ以上自分の好きな曲をみつければいいのかわからない。
そんなかんじのおなやみに、モワッとする解決策をあたえよう、というのがこの記事の目的!
**はじめに
エレクトロニカってジャンルは、とにかく発掘がむずかしい。
なぜかというと、一般的に使われる「エレクトロニカ」っていうくくりはものすごく広い範囲をとらえてるからです。
「このバケツの中にあるビー玉をさがせ」ってのと「このプールの中にあるビー玉をさがせ」ってのだったら、圧倒的に後者がむずかしい。エレクトロニカっていうジャンルの中で「これだ!」と思う曲を見つけるのは、後者みたいな感じなんです。
どれだけ広い範囲とらえてんのよ? と思う方は、ちょっと下のふたつの曲を聴きくらべてみてください。
#video(http://www.youtube.com/watch?v=xUvUeb8kTKU)
#video(http://www.youtube.com/watch?v=wDp8rNtxtBE)
ちょっと極端な例を挙げたかもしれませんが、こんな感じです。
実際はもうちょっと細かくジャンルわけされてて、上のふたつの曲もそのうちのどれかに入ります。でも、その細かいジャンルの中でさえも「あいつの曲はいいけど、こいつの曲はしっくりこねえな」という好き嫌いがいっぱいうまれてしまいます。
しっくりくる曲を見つけようとする場合、ジャンルというくくりは広すぎるのです。
**最適なくくりはなんだ
んじゃどのくくりが良いんだよ、となるわけですが、その前にくくりの種類を確認しておきましょう。
←広い――――――――――――――――――――――――――――――狭い→
ジャンル>細かいジャンル>レーベル>アーティスト>アルバムorシングル>曲
これを[[Autechre]]の"rpeg"のいう曲でいうなら、
エレクトロニカ>IDM>[[Warp Records]]>Autechre>ep7>rpeg となります。
ここでもう一度くり返します。この記事の目的は、「曲」の部分を発掘しやすくすることです。
「小生の好きな曲? そうですな、Autechreの"rpeg"や"Lost"、あと[[Richard Devine]]の"Rusx Fee"などをたしなみますな。フホホ。」と得意満面で語ってもらうことです。
ではどのくくりを意識すれば好きな曲を発掘しやすくなるのか。
好きな曲自体を意識すれば、自ずとほかの曲も好きになる? そんなことはありません。
好きな曲が入ってるアルバムやシングルを意識すれば、発掘しやすい? 方向性としては近くなりましたが、あまりにもせますぎる。
好きな曲を作ったアーティストを意識すれば、また好きな曲を見つけやすい? その通り!大きな方向転換でもしないかぎり、おなじ雰囲気をもつ曲を発表してくれます。でも、次回作まで何年もまたされたり、急に活動をやめちゃったり、リリースしてる作品が少なすぎてすぐ発掘が終わってしまうかもしれない。正解ではあるけれど、まだくくりが小さいかもしれません。
そこで登場するのが、レーベルです。
**レーベルについて
レーベルというのは、おなじ雰囲気を持つ作品をリリースするところ(会社・組織・個人)です。なので、そのレーベルからリリースされた作品は大体どこか似ています。
「ジャンルというくくりは広すぎる」と書きましたが、方向性(音楽性)のしっかりしたレーベルはジャンルの役割を果たします。ジャンルの中のジャンルの中のジャンル、くらいの位置づけになります。
更に良いことに、エレクトロニカはマイナーです。マイナーゆえに、余計な要素を入れずに済む(それでときどきレーベルが倒産したりするわけですが)。ブレ幅が少なくて済むわけです。
そこで試しに、同じレーベルの二曲を聴いてみましょう。
#video(http://www.youtube.com/watch?v=uVIQ1l1Do0g)
#video(http://www.youtube.com/watch?v=2INfiMwyRic)
はじめのふたつよりは似てるのではないでしょうか。同意してくれないとこの記事の存在意義がなくなるので、どうかよろしくお願いします。
というわけで、これからは気になるアーティストや曲があったら、そのレーベルを調べてみましょう。この調べ物には、アーティストとレーベルのリリース履歴が見やすくまとめてられている[[discogs>>http://www.discogs.com/]]がおすすめです。
調べた次に、レーベル内の別のアーティストの作品を聴いてみるのもいいのですが、もっとおすすめなのがレーベルのコンピレーションアルバムです。一度に複数のアーティストの曲を聴ける上、レーベルの方向性も理解することができ、一石二鳥です。discogsでは(Comp)と表記されてます。
**その他
レーベル買いもイマイチだ、読んだ時間を返せという方へ。ニコニコ動画で気になるアーティスト名や「エレクトロニカ」で検索してみましょう。あとはタグの[[「ニカニカ動画」>>http://www.nicovideo.jp/tag/%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%AB%E5%8B%95%E7%94%BB]]など。
リスナー視点のコンピレーションアルバムのような動画がごろごろころがってるので、とても重宝します。
最後に便利なサイト列記。
[[discogs>>http://www.discogs.com/]]
[[YouTube>>http://www.youtube.com/]]
[[Sound Cloud>>http://soundcloud.com/]] - 音楽共有サイト。[[R_co>>http://soundcloud.com/r_co]]という方がMix音源をガンガンアップロードしてくれています。ただしテクノ色強め。
[[Mix Cloud>>http://www.mixcloud.com/]] - Sound CloudのMix版。
[[MusiKi>>http://www37.atwiki.jp/musiki/]] - ナイスガイが運営するナイスサイト。
一言でエレクトロニカといっても、その幅が広すぎてどこから入ればいいかわからない。
入ってみてもいろんな曲がありすぎて、どうやってこれ以上自分の好きな曲をみつければいいのかわからない。
そんなかんじのおなやみに、モワッとする解決策をあたえよう、というのがこの記事の目的!
**はじめに
エレクトロニカってジャンルは、とにかく発掘がむずかしい。
なぜかというと、一般的に使われる「エレクトロニカ」っていうくくりはものすごく広い範囲をとらえてるからです。
「このバケツの中にあるビー玉をさがせ」ってのと「このプールの中にあるビー玉をさがせ」ってのだったら、圧倒的に後者がむずかしい。エレクトロニカっていうジャンルの中で「これだ!」と思う曲を見つけるのは、後者みたいな感じなんです。
どれだけ広い範囲とらえてんのよ? と思う方は、ちょっと下のふたつの曲を聴きくらべてみてください。
#video(http://www.youtube.com/watch?v=aZ7z_vHWi4A)
#video(http://www.youtube.com/watch?v=FW-ZPTW4_IU)
ちょっと極端な例を挙げたかもしれませんが、こんな感じです。
実際はもうちょっと細かくジャンルわけされてて、上のふたつの曲もそのうちのどれかに入ります。でも、その細かいジャンルの中でさえも「あいつの曲はいいけど、こいつの曲はしっくりこねえな」という好き嫌いがいっぱいうまれてしまいます。
しっくりくる曲を見つけようとする場合、ジャンルというくくりは広すぎるのです。
**最適なくくりはなんだ
んじゃどのくくりが良いんだよ、となるわけですが、その前にくくりの種類を確認しておきましょう。
←広い――――――――――――――――――――――――――――――狭い→
ジャンル>細かいジャンル>レーベル>アーティスト>アルバムorシングル>曲
これを[[Autechre]]の"rpeg"のいう曲でいうなら、
エレクトロニカ>IDM>[[Warp Records]]>Autechre>ep7>rpeg となります。
ここでもう一度くり返します。この記事の目的は、「曲」の部分を発掘しやすくすることです。
「小生の好きな曲? そうですな、Autechreの"rpeg"や"Lost"、あと[[Richard Devine]]の"Rusx Fee"などをたしなみますな。フホホ。」と得意満面で語ってもらうことです。
ではどのくくりを意識すれば好きな曲を発掘しやすくなるのか。
好きな曲自体を意識すれば、自ずとほかの曲も好きになる? そんなことはありません。
好きな曲が入ってるアルバムやシングルを意識すれば、発掘しやすい? 方向性としては近くなりましたが、あまりにもせますぎる。
好きな曲を作ったアーティストを意識すれば、また好きな曲を見つけやすい? その通り!大きな方向転換でもしないかぎり、おなじ雰囲気をもつ曲を発表してくれます。でも、次回作まで何年もまたされたり、急に活動をやめちゃったり、リリースしてる作品が少なすぎてすぐ発掘が終わってしまうかもしれない。正解ではあるけれど、まだくくりが小さいかもしれません。
そこで登場するのが、レーベルです。
**レーベルについて
レーベルというのは、おなじ雰囲気を持つ作品をリリースするところ(会社・組織・個人)です。なので、そのレーベルからリリースされた作品は大体どこか似ています。
「ジャンルというくくりは広すぎる」と書きましたが、方向性(音楽性)のしっかりしたレーベルはジャンルの役割を果たします。ジャンルの中のジャンルの中のジャンル、くらいの位置づけになります。
更に良いことに、エレクトロニカはマイナーです。マイナーゆえに、余計な要素を入れずに済む(それでときどきレーベルが倒産したりするわけですが)。ブレ幅が少なくて済むわけです。
そこで試しに、同じレーベルの二曲を聴いてみましょう。
#video(http://www.youtube.com/watch?v=uVIQ1l1Do0g)
#video(http://www.youtube.com/watch?v=2INfiMwyRic)
はじめのふたつよりは似てるのではないでしょうか。同意してくれないとこの記事の存在意義がなくなるので、どうかよろしくお願いします。
というわけで、これからは気になるアーティストや曲があったら、そのレーベルを調べてみましょう。この調べ物には、アーティストとレーベルのリリース履歴が見やすくまとめてられている[[discogs>>http://www.discogs.com/]]がおすすめです。
調べた次に、レーベル内の別のアーティストの作品を聴いてみるのもいいのですが、もっとおすすめなのがレーベルのコンピレーションアルバムです。一度に複数のアーティストの曲を聴ける上、レーベルの方向性も理解することができ、一石二鳥です。discogsでは(Comp)と表記されてます。
**その他
レーベル買いもイマイチだ、読んだ時間を返せという方へ。ニコニコ動画で気になるアーティスト名や「エレクトロニカ」で検索してみましょう。あとはタグの[[「ニカニカ動画」>>http://www.nicovideo.jp/tag/%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%AB%E5%8B%95%E7%94%BB]]など。
リスナー視点のコンピレーションアルバムのような動画がごろごろころがってるので、とても重宝します。
最後に便利なサイト列記。
[[discogs>>http://www.discogs.com/]]
[[YouTube>>http://www.youtube.com/]]
[[Sound Cloud>>http://soundcloud.com/]] - 音楽共有サイト。[[R_co>>http://soundcloud.com/r_co]]という方がMix音源をガンガンアップロードしてくれています。ただしテクノ色強め。
[[Mix Cloud>>http://www.mixcloud.com/]] - Sound CloudのMix版。
[[MusiKi>>http://www37.atwiki.jp/musiki/]] - ナイスガイが運営するナイスサイト。
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: