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ニュー・シェオス案内書

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ニュー・シェオス案内書
-シヴァリング・アイルズの観光-
ブレニス・アラリン 著


ニュー・シェオスは王国全体の料理と文化の中心、シヴァリング・アイルズの宝石として広く知られております。我らがシェオゴラス閣下の気まぐれによって造られ、この都はマッドゴッドの完璧な構想の手本となるものなのです。

ニュー・シェオスに初めて訪れた人はしばしば住民の暖かさ、寛大さ、様々な素晴らしいユーモアに感銘を受けることでしょう。訪れた人は両手を広げて歓迎され、ほとんどの方がニュー・シェオス家の一員になったかのような気持ちにさせられるのです。都での目を楽しませる眺望や耳をくすぐる音は新しく訪れた方を圧倒する程であり、この案内書は初めて訪れた人ができるだけ簡単に移動できることをお手伝いするためのものであります。

訪れた人は都が主に3つの地区に分かれていることに気付かれることでしょう: ブリス、クルーシブル、そして宮殿です。宮殿にはマニアとディメンシャを支配しておられる公爵様のお住まいだけでなく、シェオゴラス閣下の壮麗な王宮があります、それに対してブリスとクルーシブルには都に住む者の住居と商用の建物の大部分があります。

同じ都でも、ニュー・シェオスのブリスとクルーシブルは、それぞれ異なった体験をさせてくれることに気がつくことでしょう。ブリスの輝く手すりや金の道は、クルーシブルの素朴な建物や未舗装の通りとは全く対照的であります。騒がしい夜の娯楽やおいしい料理に関心のある旅行者は、豪華な祭りや活気ある催し物で有名なブリスで過ごす時間を好むかもしれません。より静かな時間を求めて訪れた人はクルーシブルでも散歩に時間を費やしたほうがいいでしょう。そこでは見回りをするダーク・セデューサーが静ひつをよしとする生活を奨励おりますから。

あなたの好みにかかわらず、ニュー・シェオスは他にはない体験をお約束いたします。この案内書では、最後にこの壮麗な都についての読み応えだっぷりの、よく道に迷う人でも目的地に案内する方法を記させていただきます。


ニュー・シェオスに到着したら

ニュー・シェオスへの旅行者は、マニアの高地かディメンシャの沼地のどちらからか、その門に訪れることでしょう。ほとんどの方は都の壁の外にある美しく壮大な田園を探索しないで、都への門にせかせかと行ってしまうという勿体無いことをします。シヴァリング・アイルズの森や低湿地は王国中の他のどこに行っても見られないので、これは見なければ損なことです。これらを探索することはその地方の特色を体験するのにとても良いことなので、これらの地区について是非にとお勧めするのは当然なことなのです。


マニア
高くそびえる植物相の色鮮やかな地域

マニアの巨大なキノコの木の中を歩くのは、シヴァリング・アイルズを初めて訪れる人にはすぐには忘れられない体験となるでしょう。胞子の木の森を歩き回り、胞子を含んだ空気を深く吸い込むのに至福の時間─ 永遠にあなたの記憶の中に残ることになる時間。安心と安堵の感情が体に打ち寄せ、心を落ち着かせる。その感覚は今までに感じたことの無かったものでしょう。

時間を取って、その地域で見られる美しい植物を手にとってください。手始めにアロカシアの果実を食べてみください。それは回復特性があることが知られています。ほかには、アスター・ブルームの根を摘んでみてください。地元民の間では悪霊の攻撃を防ぐ能力があると言われています。

マニアの田園で時間を費やすつもりなら、ヘイルの小さな集落を訪れることを検討してください。住民は主に地元の芸術家で、疲れている旅行者を手厚く歓迎してくれることでしょう。必ずヘイルの周辺にある素敵な地区を探索して、心休まる時間を楽しんでください。

用心深い旅行者は安全な旅行者ですがマニアののどかな土地でもそうです。眺めの美しい田園地方を通る道のたいていは安全ですが、周辺地域は不用心な旅行者には危険をもたらすことがあります。マニアは多くの固有動植物種の生息地であり、中には未熟な冒険者の脅威となりうるものも。シヴァリング・アイルズではどこを旅する時でも確実に分かる「道」からそれない事をお勧めします。


ディメンシャ
ゆっくりとした時間

よく言われるのが、「ディメンシャで過ごす時間、プライスレス」。これほど的を得た言葉はないでしょう。

多くの人は低地の壮大で美しい景色を楽しみながら、ディメンシャの小さな島を歩き回るのに幾日も費やします。ディメンシャ南部の小さな島にかかるエキゾチックな橋を渡って、コケに覆われた木の間からの覗く美しい夕日をお楽しみください。

ディメンシャの地方を散策中にくつろぐ場所をお探しならば、ディープワロウを訪れることをお勧めいたします。小さな労働農場の集落です。そこには住人が珍しい地元の植物を独特の方法で育てているのです。ディープワロウの住民は内向的な人々なので、近づく時には注意が必要です。一度彼らの習慣を覚えてしまえば、共に時間を過ごすのには最も興味深い人々であることが分かるでしょう。

豆知識: さらに楽しい旅の思い出には、シヴァリング・アイルズの中の類を見ない場所である自殺の丘を訪れてみてください。ディメンシャの中心に位置し、旅行者はこの独特で魅力的な場所を見に行く機会を逃すべきではありません。その丘を訪れるのは無料ですから、中にはなかなか離れることが出来なくなる旅行者もおります。


シヴァリング・アイルズに到着

シヴァリング・アイルズに辿り着くのは、単に狂気の王子である我らがシェオゴラス閣下のきまぐれ。


散策

シヴァリング・アイルズを散策する一番の方法は徒歩です。時間をかけ、美しい景色を通ってのびる道に沿って進もう。歩くのに疲れた旅行者は、この世界中に点在する多くの野営地で休憩場所を見つけることができます。


宿泊施設

高級

ブリスにある、わがまま物乞い亭。愛妻家レイブン・バイター氏と、その妻シアー・ミーディッシュ夫人はブリスで素敵な料理店と宿屋を経営しています。部屋は申し分なく、食べ物はその地区の平均より上。ワインを飲んでみることを強くお薦めします─ それは都にある最上級のものばかり。多くの旅行者は、わがまま物乞い亭を訪れると、昼食が特に素晴らしい時間と感じることでしょう。値段は安くはありませんが早い時間であれば、とても世話好きな感じのするシアー・ミーディッシュ夫人がいらっしゃいます。

一般

クルーシブルにある病弱バーニスの酒場。この名称は馬鹿にしているわけではありません: 病弱バーニスの酒場は、下町のクルーシブルにある酒場ということから予想できるとおりの酒場です。酒場はすぐ隣の地区にあるわがまま物乞い亭にあるものほど豪華ではありませんが、十分満足できる場所となっております。病弱バーニスは働けるだけ元気な時は、愛想のいい女主人です。食べ物はおいしく、飲み物もおいしい。ただしこの酒場を訪れたあとは、イーリル神秘堂にいるイーリルに必ず会うことがお勧です。彼は幅広い種類の魔法を良心的な値段で─疾病退散の薬も─ 売っております。


ショッピング

ブリス コモン・トレジャーズ
もしも… 何か… を探しているのであれば、ブリスのコモン・トレジャーズは手をつけるのにいい場所です。貿易商のティルセ・アレレスは目利きの客向けの幅広い種類の商品を扱っています。また彼女は旅の途中で見つけるあなたに不要なアイテムをけっこうな値で喜んで買い取ってくれます。

クルーシブル カッター武器店
ニュー・シェオス中探してもこれ以上すばらしい武器屋はありません。カッターはすばらしい店を経営して、いつも種類豊富な武器を取り揃え、直ぐに使えるようにしています。また修理サービスもあり、刃のついた武器であれば極上の手入れをしてくれるはずです。この店は見逃せません。

ブリス ブリス書店
旅の間読むものを探しているのなら、ここに行けば入手できます。ソンテールは本だけでなく、親切であり、なおかつ目利きの本屋です。汗水たらして手に入れたお金も、この店で汗水たらしすぎても後悔はしないでしょう。

ブリス ミッシング・ポルドロン亭
もし防具を欲しくなったら、ブリスにあるミッシング・ポルドロン亭に一直線です。つい最近に経営者ドゥマグ・グロ=ボンクのもとで再開して、店はかなり順調なようです。新しい防具を売ったり、あなたの愛用の防具を修理したり、しばらくの間腰を落ち付けて、彼の長く興味深い経験話をあなたにするだけでも、ドゥマグは幸せなのかもしれません。

クルーシブル イーリル神秘堂
多くの冒険者はすべての呪文を収めた本がなければ旅をしたがらず、イーリル神秘堂はニュー・シェオスで最新の呪文を揃っている場所です。すばらしい呪文の数々は見ているうちに、時に時間が止まっているように感じられるほどです。自信をもってお勧めいたします。

クルーシブル なんでも屋
確かに扱っているのは珍品というべき種類のアイテムですが、クルーシブルにあるなんでも屋を訪れても決して退屈はないでしょう。店主のアージャズダはさらなる魅力的な様々な種類の魔法のアイテムを求めて領域中を走り回り、色々な場所で見つけています。あなたも時間をかけて見てまわってください─ 何が見つかるか分かりませんから!



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