エクセルの”条件付き書式”は便利です。
セルの値が10以下なら、文字を赤色にして、50とイコールならセルの背景色を黄色にする、などということが簡単にできます。
ただ、3つまでしか条件を指定できませんし、その条件に合致したときにできることはセルの書式を変更することだけです。
VBA(マクロ)であれば、もっと条件を多く、複雑なことをすることができます。
その機能を制御構造とかステートメントなどといいます。
ステートメントには、主として
があります。
”条件分岐”は、条件付き書式と似たものです。
または、ワークシート関数の”IF関数”と同じようなものです。
エクセルの中級者であれば、すでになじみがあるはずです。
いずれにせよ、条件に合致するかしないかで、プログラムがすることを変えます。
条件に合致するあいだ、ループします。
たとえば、指定したセルがすべて入力されるまで、「必須項目が入力されていません」とメッセージを表示させ次の処理に移行させない、などで使用できます。
まずは概要を読んで、ざっくりと理解してください。
回数を指定してループします。セルA1~A100までに「1,2,3・・・」と連番を振る、などで使用します。
If文やDo文と違い、条件は指定しません。もっぱら繰り返し処理をするために使います。
上記だけでは説明しきれない使いこなしに必須の項目を説明します。おまけと書きましたが、実際はオプション的なものではありません。