文字列を操作するためのVBA関数です。
指定した文字数を取り出す
指定した文字列から、指定した文字数分だけ、抜き出します。
左から何文字分と指定するのがLeft関数、右から指定するのがRight関数、任意の位置から何文字分と指定するのがMid関数です。
セルA1に”エクセルVBAは便利”と入力されているとします。ボタンを押して、”エクセルVBA”とだけ表示するにはこうします。
Private Sub CommandButton1_Click()
MsgBox Mid(Range("A1").Value, 1, 7)
End Sub
解説します。
MsgBox Mid(Range("A1").Value, 1, 7)
Mid関数の書式はこうです。
Mid(文字列,位置,長さ)
もうちょっと分解すると、こうです。
Mid(文字列,何文字目からの数字,何文字分かの数字)
つまり、この例では、「セルA1の値の文字列を、1文字目から、7文字分」を切り出す、という意味です。
よって、最後の”便利”だけ切り出したい場合はこうなります。
MsgBox Mid(Range("A1").Value, 9, 2)
これで「9文字目から、2文字分」を切り出します。