OSアップデート


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1. OSアップデート

 実機と同様にアップデートできる。ソフトウエアアップデートからアップデートしても良い。カスタマイズしている部分についてはインストール後、再度調整すること。

  10.5.7以降へのアップデートは、カーネルにCPUの物理コア数と論理コア数をチェックする処理が入った為、使用環境よっては当該処理をスキップするようソースからカーネルをビルドしなおさなければならない。

 Core i5/i7(Lynfield/Clarksfiledコア)は10.6.2からのサポートの為、10.6.2以前を使用する場合はソースから修正カーネルをビルドしなおす必要があるが、10.6.2以降ではアップデートデータがそのまま使用できる。ただし、Appleが定義していないCPUIDを持ったCPUが見つかった場合panicするようようになっているので、Atomなどサポート外のCPUでは、Yonah/Penrynなどあらかじめ定義されたCPUに認識させる必要がある。

 Core i3/i5/i7(Clarkdale/Arrandaleコア)は、MacBookPro Early2010にプレインストールされた10.6.3に採用されている10.3.1カスタムカーネルで対応し、10.6.4のカーネル10.4.0で一般利用できるようなっている。

 また、ソースコードから確認できるが、Core i7-980X/Xeon 5600(Gulftownコア)も10.6.4から対応している。

1.1. 10.6.1アップデート

 カーネルに変更は無く動作を安定させるためのバグフィックスのみの為、10.6と大きな違いは無い。

1.2. 10.6.2アップデート

■10.6.2でのAtom動作(2009/11/06)

 10.5.7からCPUの物理コア数、論理コア数のチェックが入り、Intel Atomプロセッサでの動作に影響を及ぼすようになり、10.6.2では動作しないようになるとの報告(10.6.2 kills Atom)があったが、10.6.2で動作しているスクリーンショットが公開された。


■追記. 10.6.2でのAtom動作フェイク疑惑(2009/11/08)

 10.6.2でAtomが動作しているというスクリーンショットを紹介したが、ビルドの日付が異なるということもあり、フェイクではないかという報告が再度上がった。

Kernel 10.2.0 - Date Fri Jul 31 22:47:34 PDT 2009
Kernel 10.2.0 - Date Fri Oct 16 01:47:07 PDT 2009

■追記. 10.6.2でのIntel Atom対応(2009/11/11)

 コンソールが初期化される前のcpuid_set_info()処理においてCPUIDを判別しているが、10.6.2.からAppleが定義していないCPUIDを持ったCPUが見つかった場合kernel panicするようになった(10.6.2で追加されたcpuid_set_cpufamily()処理でCPUFAMILY_UNKNOWNと判定され、cpuid_set_info()処理で"Unsupported CPU"としてpanic)。その為、Intel Atomを使用していると画面に何も表示されず再起動する。

 しかしながら、カーネルバイナリ(march_kernel)の該当アドレスを以下の通り変更(AtomをYonahに修正)すると、10.6.2の 32bitカーネル をAtomで動作させることができる。

 ・32bitカーネル対策
Byte Position in march_kerne 10.2.0 Old Value New Value
0x05E6A8A 0x83 0x31
0x05E6A8B 0xE8 0xC0
0x05E6A8C 0x0D 0x40
 ・32bitカーネル修正パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x06\x75\x40\x0f\xb6\x05\x69\x95\x87\x00\x83\xe8\x0d\x3c\x21\x77|\x06\x75\x40\x0f\xb6\x05\x69\x95\x87\x00\x31\xc0\x40\x3c\x21\x77|g' /mach_kernel

 修正されたカーネルはこちらで公開されている。

 ただし、cpuid_set_info()処理のpanicを回避しただけでは、その後のpmCPU.cにおいてAppelIntelCPUPowerManagent.kextの処理をラッピングして呼び出した際、AtomのCPUIDStringのmodel 28(0x1c)がサポート外のCPUと判定される為、panicする。その為、AppleIntelCPUPowerManagent.kextを呼び出さないよう、 アップデート前にNullCPUPowerManagent.kextを導入 しておく。


”Unsupported CPU: famliy = 0x06, model = 0x1c, stepping =0x2"@/SourceCache/AppelIntelCPUPowerManagent/AppleIntelCPUPowerManagement-96/pmProcessor.c:210

 なお、 SleepEnabler.kextはアップデート前に削除 (DSDTを設定せず、NullCPUPowerManagement.kextと組み合わせて、SleepEnabler.kextを導入していた場合は、10.2.0カーネル起動時にkernel panicが発生する為)しておき、アップデート完了後、10.6.2に対応したSleepEnabler.kextに更新する必要がある。

■追記. 10.6.2でのIntel Atom 64bit&HT対応(2009/11/13)

 Atomの64bitカーネル有効版が公開された。また、下記の件についても対策されている。

 ・カーネル内部処理においてAppelIntelCPUPowerManagent.kextを呼び出すと、サポート外のCPUと判定されpanicする
 ・HyperThreadingを有効にすると、validate_topology()関数の物理コア、 論理コアのチェックでpanicする

 カーネルバイナリ(march_kernel)の該当アドレスを以下の通り変更(Atomを32bitカーネルではYonah、64bitカーネルではPenrynに修正、またAppelIntelCPUPowerManagent.kextがエラーにならないように修正)することで、10.6.2で 32/64bitカーネルでHTを有効 にしてAtomで動作させることができる。なお、DSDTを適切に設定すれば、本修正カーネルからvanilla kernelと同様NullCPUPowerManagent.kextとSleepEnabler.kextを不要にすることができる。

 ・32bit/64bitカーネル対策
Byte Position in march_kernel 10.2.0 Old Value New Value Byte Position in march_kernel 10.2.0 Old Value New Value
0x00286C0 0x0F 0xB8 0x05E6A8A 0x83 0x31
0x00286C1 0xB6 0x0F 0x05E6A8B 0xE8 0xC0
0x00286C2 0x05 0x00 0x05E6A8C 0x0D 0x40
0x00286C3 0x66 0x00
0x00286C4 0xE2 0x00
0x00286C5 0x49 0x90
0x00286C6 0x00 0x90
 ・32bit/64bitカーネル修正パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x0f\xb6\x05\x66\xe2\x49\x00\x83\xe8\x0d\x3c\x21\x0f\x87\xc6\x00|\xb8\x0f\x00\x00\x00\x90\x90\x83\xe8\x0d\x3c\x21\x0f\x87\xc6\x00|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\x06\x75\x40\x0f\xb6\x05\x69\x95\x87\x00\x83\xe8\x0d\x3c\x21\x77|\x06\x75\x40\x0f\xb6\x05\x69\x95\x87\x00\x31\xc0\x40\x3c\x21\x77|g' /mach_kernel

 修正されたカーネルはこちらで公開されている。

■追記. Core i5/i7対応(2009/11/27)

 10.6.2からCore i5/i7が正式にサポートされ、標準で動作するようになった。10.6.2以前では、カーネル起動時に再起動してしまう為、Voodoo Kernelベースのカーネルソースの差分などを参考にし、起動時にpanicをしないよう修正する必要がある。

1.3. 10.6.3アップデート

■ 10.6.3アップデート内容(2010/03/31)

 1. Intel Atom対策
  10.6.2と同様にカーネルバイナリの該当箇所を修正することでAtomを動作させることができる。

 ・32bit/64bitカーネル対策
Byte Position in marh_kernel 10.3.0 Old Value New Value Byte Position in marh_kernel 10.3.0 Old Value New Value
0x0029548 0x0F 0xB8 0x05E6DB6 0x0F 0xB8
0x0029549 0xB6 0x0F 0x05E6DB7 0xB6 0x0F
0x002954A 0x05 0x00 0x05E6DB8 0x05 0x00
0x002954B 0x7F 0x00 0x05E6DB9 0x8A 0x00
0x002954C 0xE4 0x00 0x05E6DBA 0x95 0x00
0x002954D 0x49 0x88 0x05E6DBB 0x87 0xA2
0x002954E 0x00 0x05 0x05E6DBC 0x00 0x89
0x002954F 0xC1 0x7A 0x05E6DBD 0xC1 0x95
0x0029550 0xE0 0xE4 0x05E6DBE 0xE0 0x87
0x0029551 0x04 0x49 0x05E6DBF 0x04 0x00
0x0029552 0x00 0x00 0x05E6DC0 0x00 0x90
0x0029553 0x05 0x90 0x05E6DC1 0x05 0x90
0x0029554 0x75 0x90 0x05E6DC2 0x89 0x90
0x0029555 0xE4 0x90 0x05E6DC3 0x95 0x90
0x0029556 0x49 0x90 0x05E6DC4 0x87 0x90
0x0029557 0x00 0x90 0x05E6DC5 0x00 0x90
 ・32bit/64bitカーネル修正パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x3c\x0f\x74\x04\x3c\x06\x75\x10\x0f\xb6\x05\x7f\xe4\x49\x00\xc1|\x3c\x0f\x74\x04\x3c\x06\x75\x10\xb8\x0f\x00\x00\x00\x88\x05\x7a|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\xe0\x04\x00\x05\x75\xe4\x49\x00\xf6\x05\x7c\xe4\x49\x00\x10\x74|\xe4\x49\x00\x90\x90\x90\x90\x90\xf6\x05\x7c\xe4\x49\x00\x10\x74|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\x74\x04\x3c\x06\x75\x10\x0f\xb6\x05\x8a\x95\x87\x00\xc1\xe0\x04|\x74\x04\x3c\x06\x75\x10\xb8\x0f\x00\x00\x00\xa2\x89\x95\x87\x00|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\x00\x05\x89\x95\x87\x00\xa1\x90\x95\x87\x00\x25\x00\x00\x00\x10|\x90\x90\x90\x90\x90\x90\xa1\x90\x95\x87\x00\x25\x00\x00\x00\x10|g' /mach_kernel



 修正したカーネルはこちらで公開されている。(2010/4/18更新)
 参考:Patched mach_kernel 10.X.0 for Atom-based netbooks, Dirty bithack

 2. カーネルのClarkdaleコア(Core i3/i5)対応有無
  10.6.3ではClarkdaleコアにはまだ対応していない為、従来通り修正カーネルを使用する必要がある。

 3. AppleHDA.kextの変更
  Mac Pro オーディオアップデート 1.0を適用(ModelがMacPro4,1の場合に可能)した際に見られたことだが、実機に採用されている音源チップではない派生チップではオーディオが正しく動作しない。例えば、IONプラットフォームで採用例が多いRealtek ALC662や888/888b/889などが該当する。

  回避策として、10.6.2に付属する古いバージョンに戻せば動作する。また、実機に採用されているRealtek ALC885などでは動作することから、AppleHDA.kextのRealtek ALC885(0x10ec 0x0885)の部分を使用しているオーディオCodec IDに書き換えても良い。

 ・ALC662対応パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x85\x08\xec\x10|\x62\x06\xec\x10|g' /System/Library/Extensions/AppleHDA.kext/Contents/MacOS/AppleHDA
 ・ALC887/888b対応パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x85\x08\xec\x10|\x87\x08\xec\x10|g' /System/Library/Extensions/AppleHDA.kext/Contents/MacOS/AppleHDA
 ・ALC888/888S対応パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x85\x08\xec\x10|\x88\x08\xec\x10|g' /System/Library/Extensions/AppleHDA.kext/Contents/MacOS/AppleHDA
 ・ALC889対応パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x85\x08\xec\x10|\x89\x08\xec\x10|g' /System/Library/Extensions/AppleHDA.kext/Contents/MacOS/AppleHDA
 ・ALC892対応パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x62\x02\xec\x10|\x92\x08\xec\x10|g' /System/Library/Extensions/AppleHDA.kext/Contents/MacOS/AppleHDA

■追記. Darwin kernel 10.3.1を導入(2010/04/15)

 MacBook Pro (15 and 17-inch, Mid 2010) - ソフトウェア・アップデート 1.3には、Carkdale/ArrandaleコアのCore i3/i5/i7に対応したDarwin kernel 10.3.1が含まれているが、パッケージインストーラでMacBook Proかどうか機種チェックをしている。

 xarでパッケージからDistributionを取り出し、チェック関数のInstallationCheck()及びVolumeCheck()でtrueを返すよう修正しパッケージに戻すことでチェックは回避できるが、パッケージのチェックサムが変わる為、パッケージの検証でエラーになる。

 そこで、チェック関数がtrueを返すようにインストール対象のシステムをMacBook Pro、OSを10.6.2、ビルド10D2063aにみせかける。

1 .機種IDがMacBookPro6,1かMacBookPro6,2になるようにSMBIOSを書き換える
 /Extra/smbios.plist

<key>SMproductname</key>
<string>MacBookPro6,1</string>

2. インストールされているOSのバージョンを10.6.2、ビルド10D2063aにする
 /System/Library/CoreServices/SystemVersion.plist

<key>ProductBuildVersion</key>
<string>10D2063a</string>
<key>ProductUserVisibleVersion</key>
<string>10.6.2</string>
<key>ProductVersion</key>
<string>10.6.2</string>

(追記:2010/04/24)
3. アップデート後、起動時に共有キャッシュのエラーが出る場合がある。

dyld: shared cached file was build against a different libSystem.dylib, ignoring cache
 その場合は、下記の通り、キャッシュのアップデートを実行し修復する。

$ sudo update_dyld_shared_cache

 この変更によりMacBook Pro (15 and 17-inch, Mid 2010) - ソフトウェア・アップデート 1.3を導入することができ、Darwin kernel 10.3.1が使用できるようになる。


(追記:2010/04/27)
 アップデート導入に伴い、修正カーネルから純正カーネルへの変更が可能となるが、使用CPUとSMBIOSの対応が不適切(例:Xeonプロセッサ搭載ながら機種IDがMacBookProになっている)だったり、DSDTでEIST(SppedStep)設定が未設定だったりするとベンチマークスコアが下がる症状が発生する。

 これは、修正カーネルはEIST設定を無効(AppleIntelPowerManagement.kextをブラックリストに載せて除外)としているからで、その為、常にCPUの動作倍率が固定で最大倍率でCPUが動作する。しかしながら、純正カーネルの場合は、AppleIntelPowerManagement.kextが動作し、動的にCPUの動作倍率を変動させる。この為、EIST設定が未設定の場合、本来想定した倍率でCPUが動作せず、場合によっては、最小倍率に設定され、不適切なCPU動作クロックで動作するからである。

 10.6.4がリリースされれば不要となるだろうが、本アップデートを適用した場合は、こちらのトラブルシューティングにも目を通しておくと良い。

(追記:2010/04/27)
 powermanagement, speedstep, turboboost設定とベンチマーク結果に関連する考察

(追記:2010/05/28)
 10.3.1 Quick Update
OSバージョン カーネルバージョン KEXT Lynnfiled/Clarksfiled Clarkdale/Arrandale Atom
10.6 mach_kernel (10.0.0) AppleIntelCPUPowerManagment.kext X X
10.6.1 mach_kernel (10.0.0) AppleIntelCPUPowerManagment.kext X X
10.6.2 mach_kernel (10.2.0) AppleIntelCPUPowerManagment.kext (96.0.0) X X
10.6.3 mach_kernel (10.3.0) AppleIntelCPUPowerManagment.kext (104.3.0) X X
10.6.3 mach_kernel (10.3.1) AppleIntelCPUPowerManagment.kext (104.4.0) X

 1. Mac OS X v10.6.3 v1.1 統合アップデートを適用
 2. MacBook Pro (15 and 17-inch, Mid 2010) - ソフトウェア・アップデート 1.3からmach_kernel、AppleIntelCPUPowerManagement.kextの2つをPacifistを使用して取り出す。
 3. mach_kernelを/、AppleIntelCPUPowerManagement.kextを/System/Library/Extetensionsへコピー

bash-3.2# mv /mach_kernel /mach_kernel.10.3.0
bash-3.2# cp -p mach_kernel /mach_kernel
bash-3.2# mv /System/Library/Extensions/AppleIntelCPUPowerManagement.kext /System/Library/Extensions/AppleIntelCPUPowerManagement.kext.10.3.0
bash-3.2# cp -pr AppleIntelCPUPowerManagement.kext /Sytem/Library/Cache/com.apple.kext.caches/Extensions.mkext
 4. キャッシュをクリアし、再作成する。

bash-3.2# rm -f /System/Library/Cache/com.apple.kext.caches/Extensions.mkext
bash-3.2# kextcache -v -t -l -m /System/Libray/Cache/com.apple.kext.caches/Extensions.mkext /System/Library/Extensions
 4. 再起動

1.4. 10.6.4 アップデート

■ Mac OS X 10.6.4 Delta Update (2010/06/01)

 間もなく正式にリリースされるだろうが、OS X 10.6.4ではMacBook Pro (15 and 17-inch, Mid 2010) - ソフトウェア・アップデート 1.3で確認していた内容を取り込んだアップデートになっており、Clarkdale/Arrandaleの動作サポートを改めて確認。

Mac OS X Snow Leopard 10.6.4 build 10F564
Included in this update
Resolve an issue that causes the keyboard or trackpad to become unresponsive
Resolve an issue that may prevent some Adobe Creative Suite 3 applications from opening
Address issues copying, renaming, or deleting files on SMB file servers
Improve reliability of VPN connections
Resolve a playback issue in DVD Player when using Good Quality deinterlacing
Resolve an issue editing photos with iPhoto or Aperture in full screen view
Improve VoiceOver compatibility with iMovie and GarageBand
Improve compatibility with some braille displays



 ・カーネルのバージョンは10.4.0、AppleIntelCPUPowerManagement.kext (105.10.0)。Clarkdale/Arrandaleをサポート。
 ・Intel HD Graphicsのサポート。AppleIntelHDAGraphics.kext(6.1.6)。
 ・HDMI Audioサポート。AppleHDA.kext(1.8.7f1)。
 ・OpenGL、OpenCLのパフォマーンスダウン確認。10.6.3と比較しOpenMarkで1/5以下、Galaxiesで1/2以下までスコアダウン。

■ アップデートスケジュール

10.6.3 ビルド1月
 03/29 正式リリース
10.6.4 ビルド4月
 04/28 10F37
 05/14 10F50
 05/19 10F54
 05/26 10F58
 06/01 10F564
 06/09 10F566
 06/15 10F569



 06/16 正式版リリース
 Clarkdalde/Arrandaleコアのサポートの他、Gulftownコア(CPUID_MODEL_WESTMERE,CPUID_MODEL_WESTMERE_EX)もサポート。

 ・Atom対応 32bit/64bitカーネル修正パッチ

sudo perl -pi -e 's|\x3c\x06\x75\x10\x0f\xb6\x05\x03\x14\x49\x00\xc1\xe0\x04\x00\x05|\x3c\x06\x75\x10\xb8\x0f\x00\x00\x00\x88\x05\xfe\x13\x49\x00\x90|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\xf9\x13\x49\x00\xf6\x05\x00\x14\x49\x00\x10\x74\x0c\x0f\xb6\x45|\x90\x90\x90\x90\xf6\x05\x00\x14\x49\x00\x10\x74\x0c\x0f\xb6\x45|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\x74\x04\x3c\x06\x75\x10\x0f\xb6\x05\x8a\x2d\x87\x00\xc1\xe0\x04|\x74\x04\x3c\x06\x75\x10\xb8\x0f\x00\x00\x00\xa2\x89\x2d\x87\x00|g' /mach_kernel
sudo perl -pi -e 's|\x00\x05\x89\x2d\x87\x00\xa1\x90\x2d\x87\x00\x25\x00\x00\x00\x10|\x90\x90\x90\x90\x90\x90\xa1\x90\x2d\x87\x00\x25\x00\x00\x00\x10|g' /mach_kernel


 修正したカーネルはこちらで公開されている。(2010/6/25更新)

■ 10.6.4でのグラフィックスパフォーマンスダウンについて

 10.6.4にアップデートするとNVIDIAビデオカードを使用した際に、グラフィックスカードのパフォーマンスが低下する現象が発生することがあるが、原因は下記2点の条件が合致し、しきい値(threshold)の値が設定されず、ダウンクロックされたまま動作するからである。

 ・GPUが2D/3D描画切替時にダウンクロック機能を有している(GeForce 9系以降)
 ・AppleGrapchisPowerManagement.kextで定義されている機種IDと使用しているビデオカードのデバイスIDが異なる

$ cat /System/Library/Extensions/AppleGraphicsPowerManagement.kext/Contents/Info.plist | grep -e Mac -e IGPU -e Vendor
<key>MacBook5,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBook5,2</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBook6,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBook7,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBookAir2,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBookPro5,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBookPro5,2</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBookPro5,3</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacBookPro5,4</key>
<key>MacBookPro5,5</key>
<key>MacBookPro6,1</key>
<key>Vendor10deDevice0a29</key>
<key>Vendor10deDevice0a34</key>
<key>Vendor8086Device0046</key>
<key>MacBookPro6,2</key>
<key>Vendor10deDevice0a29</key>
<key>Vendor10deDevice0a34</key>
<key>Vendor8086Device0046</key>
<key>MacBookPro7,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>MacPro4,1</key>
<key>Vendor10deDevice05e2</key>
<key>Vendor10deDevice0640</key>
<key>Macmini3,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>iMac10,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>Vendor10deDevice062e</key>
<key>Vendor10deDevice0655</key>
<key>iMac11,1</key>
<key>iMac9,1</key>
<key>IGPU</key>
<key>Vendor10deDevice062e</key>
<key>Vendor10deDevice0655</key>
 回避策として、しきい値設定がされず低パフォーマンスで動作する場合は、LegacyAGPM.kextで使用しているビデオカードのデバイスIDとしきい値設定を追加し、ダウンクロックしたままで動作しないようにする。

 なお、ダウンクロック機能を有しないGeForce 8600GTなどの古いビデオカードや、VIDEO BIOSで意図的にダウンクロックを無効にしているカードでは本事象は発生しない。

1.5. 10.6.5 アップデート

■ Mac OS X 10.6.5 Update First Build 10H525 (2010/08/15)


 ・システムプロファイルのオーディオタブの表示がバグる(HDMI Audioに対応した新しいMac miniやMBPでは正常表示)不具合は修正。
 ・システムプロファイルにカードリーダの項目(アップル純正のみ認識)、システム環境設定にトラックパッド項目が追加。
 ・10.6.4同様、ビデオカードによってはLegacyAGPM.kextを追加しないと、OpenGL/OpenCLパフォーマンスがダウンする。
 ・本アップデートデータにはATI5000Controller.kextは含まれない(最新のグラフィックスアップデートであるSnow Leopard グラフィックスアップデート 1.0には含まれる)。
 ・IOUSBFamily.kext(4.1.5b13)がデグレを起こしているようで、現バージョンではスリープからの復帰後、USBデバイス(キーボード、マウス)を認識しなくなった(手動で抜き差しを行っても再認識不可)。

kernel.log (FakeSMC v2.7+Monitoring Plug-ins r396)

Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: npvhash=4095
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Darwin Kernel Version 10.5.0: Tue Aug 3 15:44:09 PDT 2010; root:xnu-1504.9.10~1/RELEASE_X86_64
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: vm_page_bootstrap: 2028685 free pages and 52083 wired pages
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: kext submap [0xffffff7f80600000 - 0xffffff8000000000], kernel text [0xffffff8000200000 - 0xffffff8000600000]
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: standard timeslicing quantum is 10000 us
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: mig_table_max_displ = 73
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=1 LocalApicId=0 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=2 LocalApicId=2 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=3 LocalApicId=4 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=4 LocalApicId=6 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=5 LocalApicId=1 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=6 LocalApicId=3 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=7 LocalApicId=5 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleACPICPU: ProcessorId=8 LocalApicId=7 Enabled
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: calling mpo_policy_init for Quarantine
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Security policy loaded: Quarantine policy (Quarantine)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: calling mpo_policy_init for Sandbox
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Security policy loaded: Seatbelt sandbox policy (Sandbox)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: calling mpo_policy_init for TMSafetyNet
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Security policy loaded: Safety net for Time Machine (TMSafetyNet)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Copyright (c) 1982, 1986, 1989, 1991, 1993
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: The Regents of the University of California. All rights reserved.
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: MAC Framework successfully initialized
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: using 16384 buffer headers and 4096 cluster IO buffer headers
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: IOAPIC: Version 0x20 Vectors 64:87
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: ACPI: System State [S0 S3 S4 S5] (S3)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: RTC: Only single RAM bank (128 bytes)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleIntelCPUPowerManagement: Turbo Ratios 229A
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleIntelCPUPowerManagement: initialization complete
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: mbinit: done (96 MB memory set for mbuf pool)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: From path: "uuid",
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Waiting for boot volume with UUID E5198E07-657F-31DC-B33C-73215DF67B0B
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Waiting on <dict ID="0"><key>IOProviderClass</key><string ID="1">IOResources</string><key>IOResourceMatch</key><string ID="2">boot-uuid-media</string></dict>
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: FakeSMC: Opensource SMC device emulator by netkas (C) 2009
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: FakeSMC: Monitoring plugins support by mozodojo (C) 2010
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: FakeSMC: Original idea of plugins and code sample by usr-sse2 (C) 2010
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: IOUSBFamily version: 4.1.5b13com.apple.AppleFSCompressionTypeZlib kmod start
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: com.apple.AppleFSCompressionTypeZlib load succeeded
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: AppleIntelCPUPowerManagementClient: ready
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: USBF: 2. 73 AppleUSBHub[0xffffff80125a8800]::start - USB Generic Hub @ 1 (0x1d000000)USBF: 2. 73 AppleUSBHub[0xffffff80125a8000]::start - USB Generic Hub @ 1 (0x1a000000)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Got boot device = IOService:/AppleACPIPlatformExpert/PCI0@0/AppleACPIPCI/SATA@1F,2/AppleIntel5SeriesAHCI/PRT0@0/IOAHCIDevice@0/AppleAHCIDiskDriver/IOAHCIBlockStorageDevice/IOBlockStorageDriver/WDC WD20EARS-00S8B1 Media/IOGUIDPartitionScheme/Macintosh HD@2
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: BSD root: disk0s2, major 14, minor 2
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: Kernel is LP64
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: USBF: 2.349 AppleUSBHub[0xffffff8012625000]::start - USB Generic Hub @ 2 (0x1d100000)USBF: 2.352 AppleUSBHub[0xffffff801261c000]::start - USB Generic Hub @ 2 (0x1a100000)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: USBF: 2.639 AppleUSBHub[0xffffff801273f400]::start - USB Generic Hub @ 3 (0x1d140000)
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: USBMSC Identifier (non-unique): 00000000000006 0x1307 0x330 0x100
Aug 15 07:18:49 localhost kernel[0]: USBF: 3. 17 [0xffffff8012797a00] USB HID Interface #0 of device USB Keyboard + 2P Hub @ 5 (0x1d143000)
Aug 15 07:18:50 localhost kernel[0]: systemShutdown false
Aug 15 07:18:51 mi-p55-t36 kernel[0]: USBF: 7.541 [0xffffff80132dce00] USB HID Interface #1 of device USB Keyboard + 2P Hub @ 5 (0x1d143000)USBF: 7.542 [0xffffff8013210000] USB HID Interface #0 of device U+P OPTICAL MOUSE @ 6 (0x1d141000)
Aug 15 07:18:59 mi-p55-t36 kernel[0]: Waiting for DSMOS...
Aug 15 07:19:01 mi-p55-t36 kernel[0]: Apple16X50ACPI1: Identified Serial Port on ACPI Device=UAR1Apple16X50ACPI2: Identified Serial Port on ACPI Device=UAR2
Aug 15 07:19:01 mi-p55-t36 kernel[0]: Apple16X50UARTSync2: Detected 16550AF/C/CF FIFO=16 MaxBaud=115200
Aug 15 07:19:01 mi-p55-t36 kernel[0]: Apple16X50UARTSync1: Detected 16550AF/C/CF FIFO=16 MaxBaud=115200
Aug 15 07:19:02 mi-p55-t36 kernel[0]: NVDANV50HAL loaded and registered.
Aug 15 07:19:03 mi-p55-t36 kernel[0]: vendor:device: 0x8086:0x10f0.
Aug 15 07:19:03 mi-p55-t36 kernel[0]: AppleIntelE1000e(Info): changing MTU from 0 to 1500
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: IntelThermal: CPU family 0x6, model 0x1e, stepping 0x5
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: IntelThermal: Found 4 cores 8 threads
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: IntelThermal: CPU#0 Tjmax 69
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: IntelThermal: CPU#1 Tjmax 69
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: IntelThermal: CPU#2 Tjmax 69
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: IntelThermal: CPU#3 Tjmax 69
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Probing NSC
Aug 15 07:19:18 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Probing ITE
Aug 15 07:19:19 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Detected ITE IT8720F on 0xa10
Aug 15 07:19:19 mi-p55-t36 kernel[0]: DSMOS has arrived
Aug 15 07:19:19 mi-p55-t36 kernel[0]: PTKawainVi: started
Aug 15 07:19:19 mi-p55-t36 kernel[0]: Vendor ID: 10de, Device ID: ca3
Aug 15 07:19:19 mi-p55-t36 kernel[0]: Architecture: 800000
Aug 15 07:19:19 mi-p55-t36 kernel[0]: GT215 [GeForce GT 240]
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: BIOS successfully read
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: Unhandled init script entry with id ' ' at ce20
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Binding key Th0H
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Binding key TN0P
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Binding key VC0C
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Fan 0 name is associated with hardware Fan1
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Binding key F0Ac
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Fan 1 name is associated with hardware Fan2
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: SuperIO: Binding key F1Ac
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: AppleIntelE1000e: Ethernet address 00:01:29:00:f0:b0
Aug 15 07:19:20 mi-p55-t36 kernel[0]: AppleTyMCEDriver::start coreVIDPID = 0xffffffff Number of packages = 1 Number of cpus = 8 memory monitor trough PCI
Aug 15 07:19:23 mi-p55-t36 kernel[0]: AppleIntelE1000e(Info): Link is Up 100 Mbps Full Duplex, Flow Control: RX/TX

■ アップデート変更履歴

ビルド番号 変更内容
10H529 (2010/08/20) Snow Leopard グラフィックスアップデート 1.0の内容が10.6.5アップデートに取り込まれ、ATI5000Controller.kext(1.6.20)が含まれるようになった。
・IOUSBFamily.kext(4.1.5b15)のデグレが修正され、スリープからの復帰後USB機器が使用できなくなる不具合が解消された。
・Realtek ALC885/889a(オーディオコーデックID 0x10ec 0x0885)以外を使用する場合は、10.6.3同様AppleHDA.kextにコーデックIDを書き換えるバイナリパッチが必要。
10H531 (2010/08/28) ・カーネルのビルド(Sun Aug 22 17:17:28 PDT 2010)が更新された。
・IOUSBFamily.kext(4.1.5b17)に更新された。なお、10.6.5では、USB周りが色々更新されているが、スリープからの復帰後VMWareの仮想化製品でUSBデバイスが適切に動作しないなど、問題を抱えている。
10H535 (2010/09/03) ・カーネルのビルド(Thu Aug 26 16:28:17 PDT 2010)が更新された。
・IOUSBFamily.kext(4.1.5b18)に更新された。
10H542 (2010/09/15) ・カーネルのビルド(Tue Sep 7 11:42:57 PDT 2010)が更新された。
・IOUSBFamily.kextのベータがはずれ4.1.5になり、デバッグログの出力がなくなった(前回の更新からUSB周りがかなり安定するようになった)。
・正式リリースに向けて、アップデートデータに含まれるドキュメント情報が表示されるようなった。
・OpenGL周りのパフォーマンス(FPS)が前回のアップデートと比較して落ちるだけでなく、フレームレートが安定しなくなった。
10H548 (2010/10/02) ・カーネルのビルド(Wed Sep 29 15:12:15 PDT 2010; root:xnu-1504.9.16~1)が更新された。
・IOUSBFamily.kextのバージョンが4.1.7になった。
・OpenGL周りのパフォーマンスが改善され、フレームレートも安定するようになった。
・IOUSBFamily.kextのアップデートが関連しているか不明だが、S3 スリープに入るまでの時間がかかるようになった。
10H555 (2010/10/15) ・カーネルの更新は無し
・IOUSBFamily.kextも更新無し
ー主な修正内容(抜粋)
・Microsoft Exchange サーバ使用時の信頼性が向上
・iPhoto および Aperture での画像処理に関する一部の操作でパフォーマンスが向上
・グラフィックスアプリケーションおよびゲームの安定性とパフォーマンスが向上
・プリントジョブで遅延が起きる問題を修正
・一部の HP 社製プリンタで AirMac Extreme に接続時に起きるプリントの問題を修正
・アドレスブックから iCal に連絡先をドラッグする際に起きる問題を修正
・Dock のスタックから項目をドラッグする際に Dock の表示が自動的に隠れない問題を修正
・辞書で Wikipedia の情報が正しく表示されない問題を修正
・一部の Mac システムで MainStage のパフォーマンスが向上
・OpenType フォントで起きるスペーシングの問題を修正
・一部の Bluetooth 点字ディスプレイ使用時の信頼性が向上
・Safari 5 で一部の Web サイトの閲覧時に起きる VoiceOver の問題を修正
10H562 (2010/10/23) ・カーネルの変更は無し
・IOUSBFamilly.kextも更新無し
・AppleInteCPUPowermanagement.kextのバージョンは105.13.0
・CPUパフォーマンスが1割落ちるようになった
・iTunesでストアを開いたり、ムービーを再生しようとすると落ちていたのが修正された(10H542から確認)
10H563 (2010/10/27) 正式リリースが近いと思われる
・カーネルの変更は無し
・その他kextの修正も特に無し
10H568 (2010/11/02) 最終ビルド?
リリースノート(掲載予定URL)
10H571 (2010/11/07) 正式リリースはiOS4.2のリリースに合わせて11/9か、11/12になる模様
10H574 (2010/11/09) カーネルのビルド(Fri Nov 5 23:20:39 PDT 2010; root:xnu-1504.9.17~1)が更新された

 (補足:2010/10/26)
 S3スリープに入るまで時間がかかる不具合は、SMC versionと機種IDの対応不正が原因で、smbios.plistかFakeSMC.kextのinfo.plistを修正することで回避できる。

■ Mac OS X 10.6.5でのAtom 32/64bit対応

 build 10H548からカーネルの修正がFIXされているのでAtomでの動作確認を行った。

  修正したカーネルはこちらで公開されている。(2010/10/23更新)
 正式版はこちらで公開されている。(2010/11/11)

1.6. 10.6.6 アップデート

■ Mac OS X 10.6.6 Update Build 10J567 (2011/01/06)

 Mac App Storeへの対応がメインで、カーネルのバージョンが上がっただけなど、修正内容は微小である。その為、パフォーマンスについてはほとんど差異はみられない。ただし、メモリ使用量が300MB程増えている。


 (追記:2011/01/16)
 10.6.6にアップデートすると起動に時間が掛かったり、起動後5分から10分程度パフォーマンスが極端におちることがある。原因は、Spotlightのインデックスを作成するmdsプロセスがNTFSファイルシステムをチェックした際に暴走してしまうからである。

 対応としては、システム環境設定のSpotlightプライバシー設定で、NTFSファイルシステムを除外することで回避することができる。

1.7. 10.6.7 アップデート

 MBP Early 2011、iMac Mid 2011では、カーネルのSandy Bridgeサポート、最新I/FサポートでThunderboltやSSDのTRIMサポートに関するアップデートが含まれるが、それ以外の機種では、ビルド番号の変更、及び既知の不具合の修正のみで大きな変更はない。

1.8. 10.6.8 アップデート

 10.7 Lionへのアップデートに向けて機能追加や、ロジックの修正など大幅に変更が入った。SandyBridgeプロセッサやThunderbolt I/F、SSDのTRIMサポートなど特定の機種向けのアップデートに含まれていた内容が、全機種用のアップデートとして統合されている。

 ただし、一部のKEXTでは、10.7 Lionで実装された内容に内部処理が置き換わっており、特にIOPCIFamily.kextは、実機以外では起動時にコンソールが切り替わってしまいVerbose mode(-v)やSingle User mode(-s)が使えなくなっている。

 該当のkextを10.6.7のものに戻したり、ソースの該当ロジックを無効にするなどで暫定的な回避策を取ることもできるが、Kernel Flagsにnpci=0x2000を追記することで、本症状を回避することができる。



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