概要
ヴォルカニア連合国は、大陸中部の火山・山脈地帯を擁する国家である。
北東にシリウス王国、東にグラーディア国、南にレジリアス国と国境を接する。
7つの州によって形成される連邦制をとり、国家元首に大統領を戴く。
特色
活発な火山活動による地熱と石炭、石油、鉄鉱、銅鉱など多様かつ豊富な鉱物資源を武器に台頭してきた新興国であり、他の国に比べて纏まった国家としての歴史は浅いものの、急速な発展を遂げている。他国に先んじて内燃機関や飛行機械、電子技術の実用化に成功するなど工業面での発達が著しく、高度に機械化、組織化された陸・空軍を擁する強大な軍事国家としての面も持ち合わせている。
歴史
ヴォルカニアでは痩せた土壌が広がっている関係で農業はあまり盛んではなかったため、他の地で食糧の大量生産が可能になる以前は小さな集落があちこちに散在する程度で周辺国には見向きもされない土地柄であった。このように長らく「壁」としてしか認知されてこなかったこの地域に転機が訪れたのが、グラーディアからの大規模な入植である。農業技術の革新によって食糧事情に余裕ができたことから、多数の入植者がこの地に根を下ろすことになった。その後約1世紀もの間、この地はグラーディアの植民地であり続けたが、差別的な税率設定や自治権の拡大要求に対する苛烈な取締りに対する反発から、今から約半世紀程前にグラーディアからの独立を宣言する事になる。当然、これをグラーディアが承認するはずもなく、この宣言より約5年もの間、この二国の間では激烈な独立戦争が繰り広げられる事になる。最終的にこの戦争は領土を守りきったヴォルカニアの勝利に終わり、現在の形に収まる事となった。
外交関係
独立戦争の直後はグラーディア=ヴォルカニア間の外交関係も当然再着火寸前の険悪な物であったものの、現在では割りと良好な関係を築き上げている。ただ建国時の経緯から現在でも仮想敵の第一位はグラーディアであり、独立戦争の秘密裏の支援を受けたことや共にグラーディアの圧力に晒されている歴史的経緯からブリザディア、シリウス、ガーランドとは4カ国間での安全保障条約を結んでおり、万一いずれかの国がグラーディアに攻撃を受けた場合は残りの3国が後ろから刺すという半ば包囲網のような外交環境が出来上がっている。
政体
政体は自由民主主義を基にした共和制をとっており、国内の7つの州には大幅な自治権が認められているため、中央政府の力は他国と比べるとやや弱めである。また、歴史が浅いにも拘らず貴族制度が導入されているのが特徴的で、これは独立戦争時に際立った戦果を上げた者に対する叙勲が切っ掛けである。彼らは他の国の貴族と違い、自らの領地は持たないものの国内での一定の特権(年金等)が認められており、また独立戦争の記憶もまだ新しい事から人々の尊敬を集めている。
主な民族
主な構成種族は、グラーディアの植民地であった事もあって多岐にわたるが、先住民族である炎や地面、岩タイプの種族が特に多くなっている。
軍事
陸海空の基本的な三軍を要しており、陸、空軍力に関しては隣国であるグラーディアの三分の二程度を保有しており、安全保証条約を結んでいる三国のうちのいずれか一国を加えれば拮抗以上に持っていける規模である。ヴォルカニアに置いては「同盟国一国を加えてグラーディアと拮抗させる」というのが軍事力の最低限の目標となっている。但し、海軍に関しては仮想敵国であるグラーディアが遥か遠くになる上に、ヴォルカニアの海岸線自体も短い物であるが故に、規模も比較的抑えられており非常に偏りのある構成になっている。
主な都市