森福允彦

背番号19 投手 左投左打

  • 愛称は「チョメ」。名前の読みは「まさひこ」であり「ムルヒコ」ではない。
  • 最速140km/h序盤の速球、スライダー、シュートを投げ分けるサイドスロー投手。
  • 愛知県豊川高の出身で、工藤公康が打ち立てた愛知大会連続無失点記録を更新。甲子園出場はならなかったものの、ノムさんが監督をつとめるシダックスに入団。ノムさんが付けていた背番号「19」を貰う。
  • 小柄なことや制球加減もあって、ノムさんはプロになれないと踏んでいたようだが(2011年解説中に「謝りたい」と発言済み)紆余曲折あって、2006年ドラフト4巡目でホークスに入団。
    • 当時ノムさんが監督をつとめていた楽天入りも充分に考えられたが、どこよりも早く自分を昔から見てくれていたホークススカウトに恩義を感じ、入団を希望していたそう。

  • 入団時はスリークオーターであったものの、2010年にサイドスローに転向したことが功を奏し、シーズン後半より中継ぎ陣になくてはならない人となった。同年に結成された勝利の方程式「SBM48ちょ」の「ちょ」とは森福のことである。
  • 2011年は攝津の先発転向や甲藤の離脱により、中継ぎの中でも重要な場面での登板が増え、後半こそ少し調子を落としたものの見事期待に応えてみせた。ポストシーズンでも特に、CS第3戦の杉内涙の降板後の登板、日本シリーズ第4戦で1点リードのノーアウト満塁の場面で登板。見事無失点に抑えた「森福の11球」など、福の神の名に恥じない活躍ぶりを見せる。
  • 2012年は馬原ファルケンの離脱も絡み、なぜかクローザーに。元祖クローザー馬原の得意技四凡を受け継いだり継がなかったりしながら、日々奮闘してくれている。
  • 2012年オールスターでは、わざとアンダースロー気味に投げるもテレビの実況・解説から熱いスルーを受ける。この年に打たれることが多かったのはこの一件で、自身の元々の投球スタイルを崩したせいではないかとも言われている。
  • 2013年は2軍スタートで始まる。が、出塁を許す事が多くなるなどパッとしない状況。なんと5月6日のロッテ戦では先発を任されるが、2回で56球を投げて被安打は4、1失点6奪三振で降板。2回表終了時点で50分経過とやっぱりパッとしなかった。


エピソード


  • ツイッターをしている。挨拶の「チャオ♪」に始まり、そのテンションは果てしなく高い。
  • その見た目のためもあるのか、多村には「街でチャラい奴が話しかけてきたと思ったら森福だった」などと言われている。
  • 杉内を尊敬しており、特に杉内が投げた試合を引き継ぐ時は気合いが入るとのこと。
    • 投球時に腕を上げる仕草をするが、杉内がやっているのを見て理由も知らずやり始めたらしい。別に血行障害があるわけではない。
  • 登板する際に、まず一礼をしてからマウンドに向かう。
  • 途中入団した吉川に真っ先に話しかけて懐いたり、オールスターでぼっち状態だったハムの斎藤佑樹に話しかけるなど、誰とでもオープンに話しているように思えるが、反面ダルビッシュには緊張して話しかけられないと語っていた。同級生なのに……。また、斉藤和巳には「あいつは、俺の前では大人しい」と猫をかぶっていることを指摘されている。
  • なでしこJAPANの川澄選手に似ているとされ、2010年リーグ優勝のビールかけでは、背中に「川澄っぽい」名前の入ったサッカー日本代表ユニフォームを着ていた。
  • 解説の山内さんに、「坂口(檻)と森福って似てるよね?」とコメントされている。山内さん曰く、「ヒゲとか、イケメンじゃないけど“男気のある顔”というか…」とのこと。
  • スカルモチーフが好きで、好んで身につけている。
  • 髪型に非常にこだわりがあり、アシンメトリーというゴルフの石川遼のような左右非対称の髪型にした時は、「僕が遼くんに似せたんじゃなくて、遼くんが僕に似せたんです」と発言。スベる。
  • 当時の王監督に「キャンプまでに髪を切ってくるように」と言われるが小久保に「お前にポリシーはないんか、ポリシーがあるなら切ってくるな」と言われアシンメトリーを続けている。
  • チーム一の遅刻魔で、森福が球場入りしていなかったら連絡しろとチーム全体に伝達がされているほど。日本シリーズの移動の際に遅刻をやらかし、秋山監督以下にこってり絞られる。あの「森福の11球」がなければ坊主頭の危機だった多村にバラされている。その後、とうとう見かねたのか台湾で攝津が目覚まし時計を買ってくれたらしい。
  • 名前が若干似ているが、元鷲のこの人とは別人であり、上記の「森福の11球」と「福盛の21球」の結末も正反対である。
  • 「DOすぽ」でノムさんと一緒に出演した際、アナからバレンタインに1番チョコを貰ったことを聞いたノムさんに「最近の女子は顔で選手を選ばないのか」と顔をdisられる。
  • 岡島にメジャーの喜びを吹きこまれたらしく、メジャーに憧れを抱くお年頃。岡島てめぇ。
  • 福岡発のバンド「ビーグルクルー」のファンであり、メンバーとも仲が良い。登場曲に使用している「Try again」のジャケットに森福が使われていたりする。
  • 選手サロンでどうしてもおにぎりじゃなく茶碗でご飯が食べたいと契約更改でお願いしたところ、炊飯ジャーが準備されるようになった。
  • 一度先発してみたいらしいが、ノムさんには「先発では通用しない」と言われている(上述で先発の夢が叶うも、結果は上述のとおり)。


森福の11球


2011年日本シリーズで1勝2敗で迎えた第4戦、ホークスは2-1でリードするも先発ホールトンが2連続ヒットから四球を出し6回ノーアウト満塁のピンチで降板。ゲッツーでも1点入るこの場面を2番手を託された森福が無失点で抑えきった。

投球数 打者 カウント 結果・内容
1球目  代打
小池正晃
B●●●
S●●
O●●
ボール
2球目 B●●
S●●
O●●
ファール
3球目 B●●
S
O●●
ファール
4球目 B●●
S●●
O●●
空振り三振
5球目  7番
平田良介
B●●●
S●●
O
ファール
6球目 B●●●
S
O
レフトフライ
浅めのフライでタッチアップならず、内川が好捕
7球目  8番
谷繁元信
B●●●
S●●
O●●
ボール
8球目 B●●
S●●
O●●
空振り
9球目 B●●
S
O●●
見逃しストライク
10球目 B●●
S●●
O●●
ボール
11球目 B●●
S●●
O●●
ショートゴロ
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  • 2006年ドラフト

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最終更新:2016年05月11日 23:26