今北産業 > 11月23日高村監督講演会 > 3


目次

+ <今北産業の目的と編集ルール>

<今北産業の目的と編集ルール>

<目的>
 仕事や学業で忙しいのに、本スレの流れが速すぎる!!
 公式サイト、いつ更新したのかさっぱり分かんねぇよ!!(サイト更新情報出せw)
 そんな要望により日々のトピックを簡潔かつ明瞭に記録したいと思う。出来るだけ。

<編集ルール>
 ・3行でなくても全然OK。(一日分の見出しが、目次で見て3行前後になればいいかな)
 ・深夜アニメなのでAM6時で日付変更。一日は06:00~30:00とする。
 ・情報の鮮度が最優先なので、リンクとか面倒なら文字のみでOK
  ちなみに、行の先頭に「**」を書くと見出しになり、このページの頭の目次に自動で表示されます。
  Wikiの文法がよく分からなくて書き込めないときは、こちらの簡易連絡板に伝言を書いておいて下さい。
  →簡易連絡板
  簡易連絡板の書き込みに気が付いたWiki編集員が、あなたに代わって、ここに書き込んでくれます。

※参考にした、他のまとめサイトの今北産業コーナー

ID:Uj08sIjV氏のレポ



レポ

▼ 127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 19:07:41 ID:Uj08sIjV
メモあがってるけど、俺もメモった台詞中心に書き起こしてるのでちょっと待ってね

▼ 298 名前:1[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 19:49:34 ID:Uj08sIjV
時系列順に、台詞のメモ中心に(細かい言葉遣いとかはメモからなので適当)

・開演

司会「鈴木さんも告知が間に合わなかったのですが来ていただきました」
高村「たいした話も出来ないが…なぜヤマカンを呼ばないのか(会場爆笑)」
司会「ヤマカン先生はいつでも呼べますから(会場爆笑)」
監督になった経緯について
高村「角川のプロデューサーからOVAの話があり、キャラデザのオーディションとして落書きを一枚描いた。黒歴史
鈴木「落書きだなんて、そんな…すごく作り込まれてるんですよ」
PVとかいろいろあって、監督を頼まれる。演出経験はときメモの対戦ぱずるだまだけ。
高村「ぱずるだまの演出みたい人はYoutubeかなんかで…」
鈴木「角川のPからエウレカー!という電話があって、高村君を監督にするべきだよ!!と」
白羽の矢がぐっさり
高村「GONZOで監督をやると周囲に言うと、知人から「やめろ」の大合唱があったので二の足を踏んでいた。
断るのも失礼だし、向こうはもう話を進めているので、代役を捜して断ろうと思ったが、代役が見つからず引き下がれないと腹をくくった。ホントの話」
高村「実は逃げる機会を狙っていた」鈴木「逃がしませんよ!ww」
高村「この作品やってて、自分をほめたいのは逃げなかったこと。」
鈴木「いつも現場に高村監督がいた」高村「GONZOのカーペットはすごく寝やすいんです

・こだわり

司会「こだわりとかありますか」
鈴木「おしり!高村「それも一つですが…」鈴木「おっぱい!
高村「まぁおしりもおっぱいもそうですが、11人という人数を1クール、3ヶ月にまとめるのは尋常ではないこと。
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どう可愛く描くか、キャラクターを魅力的に仕上げないとおしりやおっぱいを出しても可愛くない
キャラクターが可愛いからこそおっぱいや尻は可愛いんだ。良いおっぱいと悪いおっぱいは本当にある
鈴木「この子はこう言うときにこう言う行動をする、という画面に見えないところまでのキャラクター開発をずっとやっていた」
高村「ブレイブストーリーの人が「お話が大事」とか言ってたけど違う!って思った。
キャラクターが良くないとお話が面白くても良くない。監督という立場でキャラクターをコントロールできるのが楽しみであり、作りがい」
鈴木「自分だとこうなのに、監督がこうしてくれない、というのを解決した」
高村「可愛いというのは絵柄が、同じ可愛い女の子が出てても、どうして売り上げの差が出るのか。
かわいさは絵だけではなく、総合能力。絵だけじゃない。キャラデザの基本、しぐさ、立ち居振る舞いは絵よりも遙かに大切。
監督という立場の方がキャラクターを可愛く見せられる。」
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鈴木「11人の娘のプロデューサーみたいな形。アイドルユニットじゃないが(会場爆笑)」
高村「上手い言い方だと思う」
ここでGONZOの柴田氏が観客席にいるとの紹介。
柴田「カーペットのGONZO、柴田です」(会場爆笑)
柴田「女の子をいかに可愛く見せるかというのは、現場でもよく言っていた。みんなで目指す場所はそこだと、監督が誘導。それを目指してみんなでがんばっていた。
意外なところにこだわりがある。アフレコやダビングでも。「パチン!」という音はもっと大きくとか(会場爆笑)。
結果的にこの講演の題にもあるように大ヒットになれて良かった」
鈴木「高村監督は坂本の台詞回しにこだわりがあった。はっはっは!の笑い。坂本は宮藤を世界に導入する人だから。
「これが坂本だよ!」のこだわりから生まれたあの笑いが、もっさん笑いとか言われるようになった。」
高村「実はまだあの笑い方にはナットクできてない、腹から笑い声を出してない。何回取り直したことか」
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鈴木「9~11話は声優の体調不良で遅れた」
高村「9話は違和感ありましたか?声帯が裏返ったとかで、音楽でごまかした」
二、三行声優のオフレコ話。

▼ 302 名前:2[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 19:50:37 ID:Uj08sIjV

・人気キャラ投票

司会「事前に申し込んでくれた方から人気キャラ投票をしたんですが」
高村「宮藤が20票か…主人公なんですけど
鈴木「主人公は人気出ないの法則だからw」
高村「バルクホルンは(キャラクターが)一人歩きしてしまった。こんなはずじゃなかった
鈴木「ツンデレ通り越してとんでもないところへ!まさか12話で…」
鈴木「原稿書いて、デザイナーに渡すと別な物になってる。公式行き過ぎですw
本当は真面目なことしか書いてないのに、いつのまにかリーネが黒く。
高村さんはリーネは絶対に黒くない!と主張していた」
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・高村絵

司会「では高村さんに一枚絵を描いて欲しいんですが」
鈴木「何のむちゃぶりだよww」
高村「もしかしてこの黒板はそのために…」
プロジェクターの画面、Photoshopに切り替わるw
高村監督おもむろにUSBメモリを取り出す。なんかヤバイものが見えるが俺は目が悪いので見えずw
高村監督の乳首を描く実演。ぼかしが重要、等のこだわりをPhotoshopにペンタブで書き込みながら解説。エイラ複乳になる。現場でも乳輪のエッジにぼかし入ってない乳首は修正してたらしい。
鈴木「現場にあったメガミマガジンをおもむろに手にとって、『この線はダメだよ!』とか高村さんがツッコミ入れながら修正を入れていた」(会場爆笑)
鈴木「他にも、4話の坂本のバスタオルは別セルなので外せます、つまりバスタオルの下も書いてある」
高村「石けんのないバージョンもある。小さくしようと思ったが、力のなさを自覚…自分がプロデューサーだったら絶対通してた
鈴木「五年もやってるから、気がつくと、あの格好が誰もおかしいと思わなくなってた
高村「最初ははかせるつもりだったんですけど」
鈴木「いや、最初はいてなくて、高村さんに持って行ったら『はかないままで行こう!』と主張したのであぁこの人は!と」

・印象深い話とか

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高村「二話が好き。宮藤が戦列に加わるのが良い。ネットでは6話が良いらしいが」
鈴木「5,7という頭の悪い話に挟まってて、6話は単体のお話として良かった。キャラに食いついてくれた。
ねらい澄まして取ったようなヒット。高村さんは首をずっとかしげていた印象がありますが」
高村「コントラストがあったからヒットした。馬鹿な話といい話の。」
鈴木「コントラストは戦略。お客さんを飽きさせないための」
高村「馬鹿な話も真面目な話があってこそだから」
鈴木「次の話が誰も読めない。制作側もそう。」
鈴木「自分は1話と2話が好き。空母!飛行機!(会場爆笑)
赤城の3Dデータがなかったから、ツテをたどったらその筋のNo1を紹介された。男たちの大和の3D作った人で、快諾してくれた。
俺のやりたいことができた。」
高村「信濃は残念な出来。赤城はスゴイので、あちこちで出したくなって、しまいにはとばしたくなった。
鈴木「本当にこいつは何を言っているのかと(会場爆笑)。赤城の艦長はちょい役だったハズが、プロフィールまで出来た。
現役の海自の人に聞いて、何期がどうのこうのなど、プロフィールを作った」


▼ 304 名前:3[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 19:51:09 ID:Uj08sIjV

・最終話について

高村「ちゃんと決着をつけたかった。ネウロイとウィッチーズ隊の。」
鈴木「でもプロデューサーからメディアミックスのために決着をつけるなと」
高村「世界は終わらないが、宮藤には決着をつけたかった。」
鈴木「物語は繰り返しますから。」
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高村「世界で遊んでくれればそれでいい」
鈴木「我々はお客さんの遊べる場所を作った。キャラ、世界という一つの世界を提示。
お客さんがもっとそこに居たい、先を読みたいと思ってくれればいい」

・二期があるなら

高村「あるといいですね~?上は前向きに検討?」
鈴木「上の方の…柴田さんよりもっと上の人が。1巻より2巻、2巻より3巻という売れ方をしている」
高村「3巻が売れるのは分かる。あとお風呂回も。8話は好きだけど、男を出したらダメなのか、ウケは良くなかった。
自分は抵抗ないが、世界観を増すために男キャラも出したかった。整備兵も世界観のディティールを増すため。
整備してくれる人がいるからこそ、飛行機は飛ぶから。お客さんはどうもそれがイヤらしい。」
鈴木「少年兵にも名前があったが、『少年兵に名前つけたらフラグ立つから!』と却下した。
マストの上から吊り下げられろ!(会場爆笑)」
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高村「ミーナは純潔だよ!
鈴木「世界はウィッチ達が可愛く、幸せになるように作ったから、ウィッチが不幸になるような世界はあり得ないし、そういう風に箱庭世界を作っている。」
鈴木「8話の放映後鈴木氏ねというメールが来た
高村「自分で納得できないできだったら叩かれて当然だが…8話は好きなのに」

・ミーナだけ入浴シーンがなかったようだが

鈴木「大切な物は簡単に見せないんですよ」(会場爆笑)
高村「忘れてただけだと思ってましたが…」
鈴木「とにかく多く風呂に。谷口悟朗監督が『難しい話するときは女の裸出しとけ』と。」
高村「12話で本当に良かった。2クールなら絶対落ちてた。進行はギリギリで、12話の作画期間は18日しかなかった」
鈴木「みんなで栄養ドリンク消化しながらね」

・質問コーナー(事前に集めてた質問)

  • 京大についてどういうイメージか
高村「山本さんのイメージしかなかった。あとノーベル賞。話を聞いたとき何事かと思った。
畏れ多い、そんなところでまともな話が出来るのかと。おしりとおっぱいしか出来ないがと言ったらそれでいいです、と」
鈴木「フリーダムだと聞いていたが、実際来てみたら確かにフリーダムだなと」
高村「大学出てないんでキャンパスの雰囲気とか…(以下覚えてない)」

▼ 307 名前:4[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 19:51:56 ID:Uj08sIjV
  • 関係図を書いてください

高村=宮藤←(はぁと)→リーネ

(↑は最初に書かれて会場爆笑)

ミーナ←→坂本
エリカ→バルクホルン→宮藤
シャーリー←→ルッキーニ
サーニャ←→エイラ
(不正確。正しくは他にあがってる手書きの図を参照してください)
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【←クリックすると画像拡大】→元記事
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【←クリックすると画像拡大】→元記事

鈴木「二人ペアが基本。飛行機物ですから」
高村「ペアにしたのは戦術的な意味もあるけど、12話しか無く一人一話は割けないので、ペアにした
鈴木「リーネとベリーヌではバランスが良くないので、坂本さんが『ちょっと待ってろ、新人発掘してくるから』と。それで坂本さんが宮藤を連れてきた」
鈴木「宮藤は高村さんの夢ですよね
高村「おっぱいはただ単に大きいのはダメ
鈴木「張りとか、若々しく、揺れ方とか、重力とかすごく主張してた。おっぱいだけに原画修正したり。おっぱいとおしりには高村神が宿っている
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高村「そこをちゃんとしないと商品価値が下がると思う。庵野に『パンツに魂が宿ってる』といわれた
鈴木「自分がDVD欲しくない作品は作りたくない。きちんと買っている。自宅に置く場所が無くなってきた」
高村「すばらしい…」

  • 誰のパンツ(のようなもの)がすき?
高村「リーネ(即答)」「リーネのパンツが一番白いんですよね……。あと1人だけ、リボンがついてるんです」(>>835補足乙)
鈴木「宮藤。スク水セーラー!海軍ですから!」
庵野は「パンツは白!」と主張してたらしい。白にしないとパンツに見えない脳の不思議。
高村「もう少し個性を出した方が良かったかも知れないが、あまり描き込むと汚くなるから妥協した。」
鈴木「パンツ…というかズボンは実は階級章。佐官になると色が変わるし、さらに上になると金色のラインが入る」
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高村「セキレイみたいなおっぱいはちょっと…なんで愛情込めて書かないんでしょうね ちゃんと書いて欲しいですよねおっぱい」(補足乙>>826氏)

  • 番外編を作るとしたらどんな話を作るか
高村「特殊なネウロイを出して、それをどう協力して倒すかという話をもう一話欲しかった。どうしても話数が足りなかった」
鈴木「制作側でもどういう倒し方をするかなどいろいろ議論していたが、半分以上のネタは引き出しの中にしまったまま」
鈴木「マルセイユの話とかしたかった」

  • もし長期休暇を取れたらどこに行くか
高村「本編終わったらするつもりだったが、DVD等で忙しく行けなかった。林檎のタルトとSPAM買ってきた(?よく聞き取れず)」


▼ 309 名前:5[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 19:52:29 ID:Uj08sIjV
  • 現場での雰囲気
鈴木「こんなの」(会場爆笑)
高村「話を作ってるときは楽しかった。キャラクターに息を吹き込んでいく作業。
製作が始まってからはカットの処理など、大変で余裕がなかった。
GONZOの悪口を早々に言ったが、今は感謝したい。GONZOだから出来たことだと思う。
GONZOは作り手主導の現場だから」
鈴木「あの山を!あの女体を征服するんだ!というような感じの、目的地をしっかりしていたのがよかった」

  • スタッフで一番の変態は誰?
高村「変態は居ません。みんな真面目ですよ」
鈴木「バカと変態は違います!変態は社会的に認められないけど、バカは社会的に認められる物を大まじめにしている」
高村「みんな一生懸命してくれた」
柴田「(第三者として)まだまだ勉強が足らんなと…」

鈴木「高村さんが重視していたのは、『自分がわからん用語はお客さんもわからんから使うな』
ところが『電撃戦』(?)という単語は、スタッフの誰もが知ってたけど、高村さんだけが分かってなかった。
それで、結局折れた。」
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最後に一言

柴田「イベントというようなものが(ストパンは)あんまりなかったので、視聴者の反応が見れたことが良かった」
鈴木「2003年にGONZOに話が出て、五年かかった。公式HPは角川でもGONZOでもなく、友人のサーバーを借りている。
この間ようやく10万払った。それぐらい予算がなかったが、評価されるようになって本当にありがたい。
まだ終わる気はない。五年分元を取るまで戦うので、注目していって欲しい。」
高村「来て良かったと思っていただければ、それが心配です(拍手)。ありがとうございます。」

終了

長々と投下スマソ


●ストライクウィッチーズ 第308統合戦闘航空団
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1227432643/

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最終更新:2009年11月15日 23:55
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