1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:22:39.04 ID:ibHwiIq30
「こんな僕でいいのかい?」
「ええ、私はもう、あなたなしじゃ生きていけないの…」
「愛してるよ」
「……うん」
ぎゅー
「ば、馬鹿っぷるなのだわ!」
「やあ真紅」
「そんなに見つめないでよぉ……はずかしいわぁ」
「ここは宇宙の法則が乱れているのだわ」
「こんな僕でいいのかい?」
「ええ、私はもう、あなたなしじゃ生きていけないの…」
「愛してるよ」
「……うん」
ぎゅー
「ば、馬鹿っぷるなのだわ!」
「やあ真紅」
「そんなに見つめないでよぉ……はずかしいわぁ」
「ここは宇宙の法則が乱れているのだわ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:23:58.29 ID:ibHwiIq30
「あししていだよ!水銀燈!」
「わ、私も愛してるわぁ」
「違うよ!コンタクトレンズで有名なアイシティだよ!」
「もう、期待しちゃったじゃなぁい」
ははは
ははははははははは
「あししていだよ!水銀燈!」
「わ、私も愛してるわぁ」
「違うよ!コンタクトレンズで有名なアイシティだよ!」
「もう、期待しちゃったじゃなぁい」
ははは
ははははははははは
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:25:44.46 ID:ibHwiIq30
「目玉を食べたら、アイシティなんて言えないわよねぇ」
「ははは、痛いよ水銀燈、目が痛いよ」
「くすぐったいよ、ははは、ははははは」
「目玉を食べたら、アイシティなんて言えないわよねぇ」
「ははは、痛いよ水銀燈、目が痛いよ」
「くすぐったいよ、ははは、ははははは」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:26:50.01 ID:ibHwiIq30
「目がなくなりました」
「まあ、素敵!」
「頭がジャンクになったのかい?なんでそう思う」
「愛は盲目と言いたいのねぇ……ロマンチックぅ」
「はははは、お前馬鹿だ」
ははははははははははは
「目がなくなりました」
「まあ、素敵!」
「頭がジャンクになったのかい?なんでそう思う」
「愛は盲目と言いたいのねぇ……ロマンチックぅ」
「はははは、お前馬鹿だ」
ははははははははははは
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:29:22.06 ID:ibHwiIq30
「バイオテクノロジィのおかげで目が復活しました」
「きぃい!残念だわぁ……」
「ふふふ、盲目じゃなくなったけど、これで君の素敵な笑顔が見れるじゃないか」
「ふふ、気持ち悪いわぁ」
「あっ!あんな所にかわいこちゃんだ!」
「もー!私だけ見なさいよぉ!」
「なーんてね、うっそ。僕には水銀燈しか見えないよ」
「ふんだ!」
ぷんぷん!
「はははは、やきもちさんだな。ははははは」
「バイオテクノロジィのおかげで目が復活しました」
「きぃい!残念だわぁ……」
「ふふふ、盲目じゃなくなったけど、これで君の素敵な笑顔が見れるじゃないか」
「ふふ、気持ち悪いわぁ」
「あっ!あんな所にかわいこちゃんだ!」
「もー!私だけ見なさいよぉ!」
「なーんてね、うっそ。僕には水銀燈しか見えないよ」
「ふんだ!」
ぷんぷん!
「はははは、やきもちさんだな。ははははは」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:31:38.13 ID:ibHwiIq30
「ほーら飴玉だよーくちうつしだよー」
んちゅー
「すみません、今勉強中なので後にしてもらっていいですか?」
「やや!君は蒼星石!水銀燈はいずこや!」
「じゃーん、実は私が蒼星石の体に自分のローミスを入れてたのよぉ」
「わあすごい!互換性があるんだね!」
「ふふふ、凄いでしょぉ。ふふふふ、ふふふふふうふふふ」
「ほーら飴玉だよーくちうつしだよー」
んちゅー
「すみません、今勉強中なので後にしてもらっていいですか?」
「やや!君は蒼星石!水銀燈はいずこや!」
「じゃーん、実は私が蒼星石の体に自分のローミスを入れてたのよぉ」
「わあすごい!互換性があるんだね!」
「ふふふ、凄いでしょぉ。ふふふふ、ふふふふふうふふふ」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:34:28.17 ID:ibHwiIq30
「すいぎんとーう、電球とりかえてよー」
「分ったわよ。ぱたぱたぱたぱた」
「駄目だよ。ぱたぱた口で言っても飛べないよ」
「よく気づいたわね」
「ふふ、僕は君を見つめる事が出来る目があるからね!」
「もぉ、じ・ご・ろ なんだからぁ。他の子に手ぇ出しちゃだめよぉ?」
「ははは、僕は君しか愛せない体なのさ!」
「うふふ、そういうの好きよぉ」
「じゃあ電球交換してくれよ!」
「ぱたぱたぱたぱた」
「すいぎんとーう、電球とりかえてよー」
「分ったわよ。ぱたぱたぱたぱた」
「駄目だよ。ぱたぱた口で言っても飛べないよ」
「よく気づいたわね」
「ふふ、僕は君を見つめる事が出来る目があるからね!」
「もぉ、じ・ご・ろ なんだからぁ。他の子に手ぇ出しちゃだめよぉ?」
「ははは、僕は君しか愛せない体なのさ!」
「うふふ、そういうの好きよぉ」
「じゃあ電球交換してくれよ!」
「ぱたぱたぱたぱた」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:37:23.18 ID:ibHwiIq30
「はい、電球だよ」
「大丈夫、力いれなきゃ割れないから」
「……んっ、これでいぃ?」
「うん!凄くいい!でも、カボパンはちょと時代遅れな気もするよ!」
「あなた、何処見てるのよ……」
「水銀燈のショーツに決まってるじゃないか!」
「よねぇ。私は何を疑問に思ったのかしらぁ」
「僕に囁く愛の言葉、じゃないの?」
「もー!そんな事ないわよーばかぁ」
「はははははは、怒った顔もかわいいよ、はははははは」
「はい、電球だよ」
「大丈夫、力いれなきゃ割れないから」
「……んっ、これでいぃ?」
「うん!凄くいい!でも、カボパンはちょと時代遅れな気もするよ!」
「あなた、何処見てるのよ……」
「水銀燈のショーツに決まってるじゃないか!」
「よねぇ。私は何を疑問に思ったのかしらぁ」
「僕に囁く愛の言葉、じゃないの?」
「もー!そんな事ないわよーばかぁ」
「はははははは、怒った顔もかわいいよ、はははははは」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:39:17.60 ID:ibHwiIq30
「僕は君にしか愛を囁かないよ」
「ほんとぉ?」
「本当さ!」
「嘘だったら、舌ひっこぬからねぇ」
「どうぞどうぞ!」
「言質とーっぴぃ」
カチコチカチコチ ぽっぽー
「やあ翠星石、今日も可愛いね」
「黙れ人間」
「ははは、ふられちったぜ!」
「僕は君にしか愛を囁かないよ」
「ほんとぉ?」
「本当さ!」
「嘘だったら、舌ひっこぬからねぇ」
「どうぞどうぞ!」
「言質とーっぴぃ」
カチコチカチコチ ぽっぽー
「やあ翠星石、今日も可愛いね」
「黙れ人間」
「ははは、ふられちったぜ!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:42:37.78 ID:ibHwiIq30
「なによ! 私以外には愛を囁かない約束じゃない!」
「ありゃ、嘘だ」
「もー! 怒ったんだから! その舌噛み千切ってくれる」
「ふふ、怖い怖い……あれ、本気と書いてマジ?」
「問答無用よぉ」
「ひぎいいいぃいい!!!!!」
がぶりっ☆
「コレで嘘はつけないわねぇ」
「……」
「何よ、何か言いなさいよ」
「……」
「やぁーなかんじぃ、水銀燈を無視しちゃってぇ……泣いちゃうんだからぁ」
「違うよ、舌がないから喋れないんだよ。泣かないでおくれ」
「あら、喋れてるじゃない」
「わぉ!」
「なによ! 私以外には愛を囁かない約束じゃない!」
「ありゃ、嘘だ」
「もー! 怒ったんだから! その舌噛み千切ってくれる」
「ふふ、怖い怖い……あれ、本気と書いてマジ?」
「問答無用よぉ」
「ひぎいいいぃいい!!!!!」
がぶりっ☆
「コレで嘘はつけないわねぇ」
「……」
「何よ、何か言いなさいよ」
「……」
「やぁーなかんじぃ、水銀燈を無視しちゃってぇ……泣いちゃうんだからぁ」
「違うよ、舌がないから喋れないんだよ。泣かないでおくれ」
「あら、喋れてるじゃない」
「わぉ!」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:44:28.51 ID:ibHwiIq30
「わははははは、包帯男だぞー!」
「きゃー! って、これトイレットペーパーじゃなぁい」
「……うん」
「じゃあ怖くないわぁ。ばっかみたいばーかばーか」
「よ、妖怪トイレットペーパー男だぞー!」
「きゃー! 妖怪変化ぇ!」
「ははははは、恐れるがいい、はははははは」
「わははははは、包帯男だぞー!」
「きゃー! って、これトイレットペーパーじゃなぁい」
「……うん」
「じゃあ怖くないわぁ。ばっかみたいばーかばーか」
「よ、妖怪トイレットペーパー男だぞー!」
「きゃー! 妖怪変化ぇ!」
「ははははは、恐れるがいい、はははははは」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:45:00.96 ID:kk/frOZg0 足コキスレ行って勉強しなおしてこい
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:45:45.80 ID:ibHwiIq30
アドレス貼れよ!
アドレス貼れよ!
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:45:43.69 ID:ri86XHEc0 ジュウシマツが来る予感
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:46:48.53 ID:ibHwiIq30
いいや、奴は来ないよ
いいや、奴は来ないよ
ジュシマツが通れる門は今しがたぶち壊してきた!
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:50:58.01 ID:fhVOQXScO >>24 だれだお前は
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:53:13.81 ID:ibHwiIq30
奴と対等・・・
奴と対等・・・
いいや、それ以上の男さ!
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:50:40.33 ID:ibHwiIq30
「ぐふふ、水銀燈の寝顔は可愛いなあ。ぐふふふ」
「んっ……あ、おっ。きゃー! 妖怪鳥男!」
「えっ、僕だよ!君が愛した人間だよ!」
「近寄らないで! インドが出身地の鳥男!」
「違うよ! 僕だよ……」
すいぎんとうは にげだした
ジャー キュッキュッ
「う、うわああああ!!! イケメンが鏡に映るはずなのに鳥が、鳥が!」
「ぐふふ、水銀燈の寝顔は可愛いなあ。ぐふふふ」
「んっ……あ、おっ。きゃー! 妖怪鳥男!」
「えっ、僕だよ!君が愛した人間だよ!」
「近寄らないで! インドが出身地の鳥男!」
「違うよ! 僕だよ……」
すいぎんとうは にげだした
ジャー キュッキュッ
「う、うわああああ!!! イケメンが鏡に映るはずなのに鳥が、鳥が!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:52:41.18 ID:ibHwiIq30
「やあ水銀燈!」
「あら、どうしたの?」
「なんでもないよ」
チュッ
「も、もー! 甘えん坊さんなんだからぁ」
「ははは、かわいいなーこーのー ははは」
「やっ、も……こら、突かないでよぉ」
「はははははは、ぷにぷにだあ」
「つ、突くな!馬鹿餓鬼ッ!」
「ははははははははははははは、かわいいなーこのっこのっ」
「……」
「やあ水銀燈!」
「あら、どうしたの?」
「なんでもないよ」
チュッ
「も、もー! 甘えん坊さんなんだからぁ」
「ははは、かわいいなーこーのー ははは」
「やっ、も……こら、突かないでよぉ」
「はははははは、ぷにぷにだあ」
「つ、突くな!馬鹿餓鬼ッ!」
「ははははははははははははは、かわいいなーこのっこのっ」
「……」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23:59:32.61 ID:ibHwiIq30
「あらぁ、何してるのぉ?」
「ふふ、鞄をあけてごらん。びっくりするよ」
「なにかしらぁ。もしかして、プレゼントぉ?」
ガチャ ギギギ バタン
「な、なにこれぇ……?」
「僕のチン毛さ!ほら、これで僕もパイパンデビウ!」
「死ね!糞餓鬼死ね!」
「ふふふ、冗談冗談」
「……えっ?」
「これは翠星石の鞄さ!蒼星石だったかな?」
「なぁんだ、びっくりしちゃったぁ。もぉ」
「はは、突くなよ、ははは、くすぐったいって」
「えいっ、えいっ」
「はは、はははは! あれ、なんか、痛い」
「痛い! これは痛い! やめなさい、こら、止めろ!!」
「やあ、こんにちは」
「そ、蒼星石」
「さっそくだけど、鞄を返してくれるかな?」
「あ、あの。水銀燈は?」
「僕を呼びに着てくれたのが水銀燈さ」
「ははは、裏切ったなーこやつめー」
「ははははははは、俺ジオング! 俺ラウトシューティングで水銀燈にハート射抜かれた!」
「もぉ、馬鹿なんだからっ!」
ぷんぷん
「あらぁ、何してるのぉ?」
「ふふ、鞄をあけてごらん。びっくりするよ」
「なにかしらぁ。もしかして、プレゼントぉ?」
ガチャ ギギギ バタン
「な、なにこれぇ……?」
「僕のチン毛さ!ほら、これで僕もパイパンデビウ!」
「死ね!糞餓鬼死ね!」
「ふふふ、冗談冗談」
「……えっ?」
「これは翠星石の鞄さ!蒼星石だったかな?」
「なぁんだ、びっくりしちゃったぁ。もぉ」
「はは、突くなよ、ははは、くすぐったいって」
「えいっ、えいっ」
「はは、はははは! あれ、なんか、痛い」
「痛い! これは痛い! やめなさい、こら、止めろ!!」
「やあ、こんにちは」
「そ、蒼星石」
「さっそくだけど、鞄を返してくれるかな?」
「あ、あの。水銀燈は?」
「僕を呼びに着てくれたのが水銀燈さ」
「ははは、裏切ったなーこやつめー」
「ははははははは、俺ジオング! 俺ラウトシューティングで水銀燈にハート射抜かれた!」
「もぉ、馬鹿なんだからっ!」
ぷんぷん
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:02:34.27 ID:6yNBLUmY0
「……」
「……」
「……」
「……何か言えよ」
「……おめえこぉ、何か言えよ」
「……お、おう」
「なんだよ、それで終わりかよ」
「その、緊張してよ……」
「なんだお前も緊張してんのかよ!」
「あっ、お前も緊張してた?」
「お、おう」
「なーんだ、ははは、はははははは」
「はははははははははは」
「あんた、独り言で会話して楽しぃ?」
「だって水銀燈が相手してくれないから……つい」
「……」
「……」
「……」
「……何か言えよ」
「……おめえこぉ、何か言えよ」
「……お、おう」
「なんだよ、それで終わりかよ」
「その、緊張してよ……」
「なんだお前も緊張してんのかよ!」
「あっ、お前も緊張してた?」
「お、おう」
「なーんだ、ははは、はははははは」
「はははははははははは」
「あんた、独り言で会話して楽しぃ?」
「だって水銀燈が相手してくれないから……つい」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:05:16.27 ID:6yNBLUmY0
「ぱくぱくむしゃむしゃ」
「お、水銀燈何食べてるの?」
「ぱくぱくむしゃむしゃ」
「なんだよー教えてくれよー」
「あら、私ぱくぱくむしゃむしゃって言ってるだけよぉ?」
「ふふふ、そいつは嘘でさァ」
「何よ私の言う事が信用出来ないの?」
「君は僕の愛を咀嚼してたのさァ!」
「つまんなぁい」
「あ、うん……」
「ぱくぱくむしゃむしゃ」
「お、水銀燈何食べてるの?」
「ぱくぱくむしゃむしゃ」
「なんだよー教えてくれよー」
「あら、私ぱくぱくむしゃむしゃって言ってるだけよぉ?」
「ふふふ、そいつは嘘でさァ」
「何よ私の言う事が信用出来ないの?」
「君は僕の愛を咀嚼してたのさァ!」
「つまんなぁい」
「あ、うん……」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:07:08.98 ID:6yNBLUmY0
「だってさ」
「え?何?」
「ごめん、タイプがめんどくさい」
「そ、そぉ。がんばってねぇ」
「うん!」
「え?何?」
「ごめん、タイプがめんどくさい」
「そ、そぉ。がんばってねぇ」
「うん!」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:09:24.79 ID:6yNBLUmY0
「夏だね」
「はぁ? 今は秋じゃない」
「そうだよ」
「そ、そうよねぇ」
「夏だねェ」
「はぁ? だから、今は──」
「知ってるよ。秋なんだろ?」
「え、ええ……」
「夏だねぇ」
「……」
「夏だね」
「はぁ? 今は秋じゃない」
「そうだよ」
「そ、そうよねぇ」
「夏だねェ」
「はぁ? だから、今は──」
「知ってるよ。秋なんだろ?」
「え、ええ……」
「夏だねぇ」
「……」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:10:05.18 ID:6yNBLUmY0
動物病院に連れて行ってくれ
動物病院に連れて行ってくれ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:10:52.67 ID:6yNBLUmY0
「好きだよ」
「ふーん」
「好きだよ」
「それだけぇ?」
「うん」
「……」
「好きだよ」
「ふーん」
「好きだよ」
「それだけぇ?」
「うん」
「……」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:13:43.79 ID:6yNBLUmY0
「はぁはぁはぁはぁ、水銀燈たんかわいいよぉ、はぁはぁはぁ」
びゅるうるるううぅううう
「ちょ、何してんのよ!?」
「何って、水銀燈フィギュアにぶっかけしてんじゃないか」
「ば、馬鹿なんじゃないの!?私と同じ部屋でそんな事するなんて、わけわかんない!」
「ああ、なるほど。自分にぶっかけしてくれってことか」
「は、はぁ?……ほ、本気ぃ?」
「ふふふ、まぁてよぉすいぎんとぉ ははは、はははははは」
「こな、こない、こないでぇ!」
「ははははっははははははは、まてよ、ははははははは」
「はぁはぁはぁはぁ、水銀燈たんかわいいよぉ、はぁはぁはぁ」
びゅるうるるううぅううう
「ちょ、何してんのよ!?」
「何って、水銀燈フィギュアにぶっかけしてんじゃないか」
「ば、馬鹿なんじゃないの!?私と同じ部屋でそんな事するなんて、わけわかんない!」
「ああ、なるほど。自分にぶっかけしてくれってことか」
「は、はぁ?……ほ、本気ぃ?」
「ふふふ、まぁてよぉすいぎんとぉ ははは、はははははは」
「こな、こない、こないでぇ!」
「ははははっははははははは、まてよ、ははははははは」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:16:23.45 ID:6yNBLUmY0
「はっ、はは、ぜぇ」
ヒューヒュー
「だ、大丈夫ぅ?」
「きゅ、急に走ったから……」
「背中さすったげるわぁ」
「あ、ありがと。ウッ!」
「……」
「おかげですっきりしました、ありがとう」
「はっ、はは、ぜぇ」
ヒューヒュー
「だ、大丈夫ぅ?」
「きゅ、急に走ったから……」
「背中さすったげるわぁ」
「あ、ありがと。ウッ!」
「……」
「おかげですっきりしました、ありがとう」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:22:20.15 ID:6yNBLUmY0
「今から、すごく個人的な話しするけどな」
「なぁにぃ?」
「明日お祭りやねん」
「へぇ、そうなの」
「実を言うと今日から明後日まで祭りやねん」
「ふぅん、それでぇ?」
「一緒に行ってくれる友達おらんねん」
「そりゃ、そうよねぇ」
「さみしいねん。でもお祭り行きたいねん」
「で、私に何してほしいのよ」
「一緒に、その……行ってほしいなぁ、と」
「ふふ、初めからそう誘えばいいのよ」
「じゃ、じゃあその格好じゃ目立つから、よ、幼稚園児のす、スモッグあるから、おき、おきがえしようねぇ」
「……」
「今から、すごく個人的な話しするけどな」
「なぁにぃ?」
「明日お祭りやねん」
「へぇ、そうなの」
「実を言うと今日から明後日まで祭りやねん」
「ふぅん、それでぇ?」
「一緒に行ってくれる友達おらんねん」
「そりゃ、そうよねぇ」
「さみしいねん。でもお祭り行きたいねん」
「で、私に何してほしいのよ」
「一緒に、その……行ってほしいなぁ、と」
「ふふ、初めからそう誘えばいいのよ」
「じゃ、じゃあその格好じゃ目立つから、よ、幼稚園児のす、スモッグあるから、おき、おきがえしようねぇ」
「……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:29:10.95 ID:6yNBLUmY0
違うのに、昔の俺のスモッグなのに叩かれた。
男の頬には小さな紅葉が一枚落とされていた。
「あんたが気持ち悪い顔で、気持ち悪い声出すからでしょ。自業自得よ」
水銀燈は悪びれもせず言う。
違うのに、俺が興味があるのは園児のコスプレじゃなくて水銀燈の裸体なのに……。
「余計にタチ悪いわぁ」
そう?
水銀燈は「うん」と頷いた
「で、どうする祭り行く?」
男はスモッグをたたみながら言う。
「……それは、着ないからねぇ」
半目でタンスの中にしまわれていくスモッグを睨み見た。
「ああ、違うの用意するから」
はははと軽く笑って流した。
本当は、水銀燈の体のサイズを測って、ネットでこっそり注文した物だなんて
口が裂けてもいえないよね。
違うのに、昔の俺のスモッグなのに叩かれた。
男の頬には小さな紅葉が一枚落とされていた。
「あんたが気持ち悪い顔で、気持ち悪い声出すからでしょ。自業自得よ」
水銀燈は悪びれもせず言う。
違うのに、俺が興味があるのは園児のコスプレじゃなくて水銀燈の裸体なのに……。
「余計にタチ悪いわぁ」
そう?
水銀燈は「うん」と頷いた
「で、どうする祭り行く?」
男はスモッグをたたみながら言う。
「……それは、着ないからねぇ」
半目でタンスの中にしまわれていくスモッグを睨み見た。
「ああ、違うの用意するから」
はははと軽く笑って流した。
本当は、水銀燈の体のサイズを測って、ネットでこっそり注文した物だなんて
口が裂けてもいえないよね。
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:23:02.79 ID:BTk4tETC0 ここは何、14松スレなの?
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:31:14.32 ID:6yNBLUmY0
どうだろうねえどうだろうねえ
わかんないねえわかんないねえ
誰なんだろうね誰なんだろうね
わかんないね
どうだろうねえどうだろうねえ
わかんないねえわかんないねえ
誰なんだろうね誰なんだろうね
わかんないね
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:39:41.47 ID:6yNBLUmY0
タイヤがコンクリに軋む音で目が覚めた。
寝汗に風が心地よい。
青ビロードを溶かしたような部屋には動きがなかった。
「あれ、水銀燈……?」
彼女が好んで利用する、リクライニングチェアーを見ながら声を出す。
喉と舌の振動は古臭いクッションに吸い込まれた。
どこに行ったんだろうか。
寝起きの靄のかかった頭で、そんな事を考えるが、答えは出ない。
タイヤがコンクリに軋む音で目が覚めた。
寝汗に風が心地よい。
青ビロードを溶かしたような部屋には動きがなかった。
「あれ、水銀燈……?」
彼女が好んで利用する、リクライニングチェアーを見ながら声を出す。
喉と舌の振動は古臭いクッションに吸い込まれた。
どこに行ったんだろうか。
寝起きの靄のかかった頭で、そんな事を考えるが、答えは出ない。
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00:49:09.46 ID:6yNBLUmY0
頭を掻いた爪から甘ったるい臭いがした。
「もしもーし」
僕はもしやと、水銀燈の鞄をノックし呼びかけた。
何も反応はないが気配を感じる。
鍵に指を当てるが、鞄は開こうとしない。中から鍵をかけているようだ。
「何すねてんだよ、起きろよ。夕方だぞ」
時計の短針が文字盤の7を隠している。
部屋はすっかり暗くなり、夜に水銀燈の鞄が溶け込みかける。
僕は溶けてなくならないよう鞄を手に触れさせ、鞄の隙間から水銀燈を覗き見ようと試みる。
目を凝らすがまったく見えなかった。
ガチャリ。と、金属が擦れる音が聞こえ、鞄の口がゆっくりと開かれ、白い輪郭、赤い瞳と目があった。
頭を掻いた爪から甘ったるい臭いがした。
「もしもーし」
僕はもしやと、水銀燈の鞄をノックし呼びかけた。
何も反応はないが気配を感じる。
鍵に指を当てるが、鞄は開こうとしない。中から鍵をかけているようだ。
「何すねてんだよ、起きろよ。夕方だぞ」
時計の短針が文字盤の7を隠している。
部屋はすっかり暗くなり、夜に水銀燈の鞄が溶け込みかける。
僕は溶けてなくならないよう鞄を手に触れさせ、鞄の隙間から水銀燈を覗き見ようと試みる。
目を凝らすがまったく見えなかった。
ガチャリ。と、金属が擦れる音が聞こえ、鞄の口がゆっくりと開かれ、白い輪郭、赤い瞳と目があった。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:01:16.57 ID:6yNBLUmY0
「おはよう」と言ったが聞き流された。
「今日、どんな約束してたか。覚えてる?」
ぷっくりと腫れぼったい目で僕を見る。
「約束?」
「……覚えてないなら、いいわよ」
鞄の口に手を突っ込み「なんだよ、はっきり言えよ」と僕は言った。
水銀燈は鞄の中、両ももに手を挟み込み、僕とは見当違いの方向の壁の一点を睨み
頬を膨らませている。
「だんまりじゃ、分らないよ」
子供を諭すように優しく言うが、水銀燈は壁から視線を外さない。
何か面白いもんでも壁にあるのかと僕も同じ方を見るが、壁は壁。なんてことはない。
外から、若いカップルの物だろうか。男女の声が絡み合い遠ざかっていく。
スピーカーの割れた声に混じり、打ち上げ花火の軽い音がまばらに響く。
「もしかして、祭りに一緒に行く。って約束だったっけ?」
水銀燈の耳ならぬ羽根がピクンと動く。
正解だったようだ。
「おはよう」と言ったが聞き流された。
「今日、どんな約束してたか。覚えてる?」
ぷっくりと腫れぼったい目で僕を見る。
「約束?」
「……覚えてないなら、いいわよ」
鞄の口に手を突っ込み「なんだよ、はっきり言えよ」と僕は言った。
水銀燈は鞄の中、両ももに手を挟み込み、僕とは見当違いの方向の壁の一点を睨み
頬を膨らませている。
「だんまりじゃ、分らないよ」
子供を諭すように優しく言うが、水銀燈は壁から視線を外さない。
何か面白いもんでも壁にあるのかと僕も同じ方を見るが、壁は壁。なんてことはない。
外から、若いカップルの物だろうか。男女の声が絡み合い遠ざかっていく。
スピーカーの割れた声に混じり、打ち上げ花火の軽い音がまばらに響く。
「もしかして、祭りに一緒に行く。って約束だったっけ?」
水銀燈の耳ならぬ羽根がピクンと動く。
正解だったようだ。
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:12:11.38 ID:6yNBLUmY0
「ばっかみたい、私があーんなゴミゴミした場所に行きたい訳、ないじゃない」
「ほんと、ばっかみたい」と吐き捨てうつむいた。
「今から一緒に行く?」
「行くわけないでしょ……」
そう言った水銀燈の表情は、長い銀の髪に隠されていた。
ブラインドが揺れ、銀の毛先が流れる。
「少しだけでも?」
「……」
お手上げだ。
僕は、ちゃぶ台の上に置かれてあった地域情報誌を目端で捕らえ、
何気なく手に取り開いた。
偶然、今やっているお祭りの特集ページが開かれた。
「ばっかみたい、私があーんなゴミゴミした場所に行きたい訳、ないじゃない」
「ほんと、ばっかみたい」と吐き捨てうつむいた。
「今から一緒に行く?」
「行くわけないでしょ……」
そう言った水銀燈の表情は、長い銀の髪に隠されていた。
ブラインドが揺れ、銀の毛先が流れる。
「少しだけでも?」
「……」
お手上げだ。
僕は、ちゃぶ台の上に置かれてあった地域情報誌を目端で捕らえ、
何気なく手に取り開いた。
偶然、今やっているお祭りの特集ページが開かれた。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:14:03.55 ID:aUd7HiXKO じゃ水銀燈のかわりに俺が一緒にいったゲル
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:14:36.66 ID:6yNBLUmY0
一緒に行こうぜ!!
一緒に行こうぜ!!
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:20:08.49 ID:D1f4kZSE0 そこである一点による コメントですかぁ?コメントですかぁ?コメントですかぁ? バーガー屋行きますかぁ? アナウンサーが死んだニュアンスで 死んだアナーキストの詩を読んで おまえは焦りに焦り「そういう事は、と」バーガー屋行きますかぁ? 円を描いて見えてくる。壱拾円で擦って見えてくる。 それが、「ああああああ」ひっひっひっひ。って俺はもう やさしいあいつさえ、柵の向こうで だから!!!! 見る力を!!!!取り戻せ、見る力を!!!! それが強さだからさぁ先生!!!!!
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:21:07.32 ID:6yNBLUmY0
お前作詞家になれよ
お前作詞家になれよ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:27:00.44 ID:6yNBLUmY0
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1154807438/l50
これか
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1154807438/l50
これか
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:31:54.49 ID:6yNBLUmY0
暗くて文字が見えない。
蛍光灯の紐に手が伸びたが、何故か躊躇いスタンドを使う。
まが抜けた音の後に白い光りが手元を照らす。
思わず目を細めた。目頭が熱くなる。
情報誌の特集ページには、赤い、小さく丸い文字で
「ここに行く」だとか「買ってもらう」などとメモが書き込まれていた。
それに、僕は偶然にこのページを開いたんじゃない
水銀燈が何度も何度もこのページを開き、跡を残していたのだ、だから開けた。
漫画のエロページと同じだ。
水銀燈を首だけ回し、横目で捉える。先ほどと同じ姿勢のまま、銀の髪を風に任せていた。
「今からでも、遅くないよ?」
「……ばぁか」
声が微かに震えていた。
肺を絞るように声を出すと、こんな声になる。
「そっか」とだけ僕は答え部屋を出た。
安っぽい扉が視界を満たしていく中、地域情報誌のページが風に捲られているのが見えた。
暗くて文字が見えない。
蛍光灯の紐に手が伸びたが、何故か躊躇いスタンドを使う。
まが抜けた音の後に白い光りが手元を照らす。
思わず目を細めた。目頭が熱くなる。
情報誌の特集ページには、赤い、小さく丸い文字で
「ここに行く」だとか「買ってもらう」などとメモが書き込まれていた。
それに、僕は偶然にこのページを開いたんじゃない
水銀燈が何度も何度もこのページを開き、跡を残していたのだ、だから開けた。
漫画のエロページと同じだ。
水銀燈を首だけ回し、横目で捉える。先ほどと同じ姿勢のまま、銀の髪を風に任せていた。
「今からでも、遅くないよ?」
「……ばぁか」
声が微かに震えていた。
肺を絞るように声を出すと、こんな声になる。
「そっか」とだけ僕は答え部屋を出た。
安っぽい扉が視界を満たしていく中、地域情報誌のページが風に捲られているのが見えた。
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:51:29.47 ID:6yNBLUmY0
白鳥、ケフェウス、ヘルクレス、カシオペア
そして忘れちゃいけない、北斗七星。
これらは町灯りの食指に絡み取られず、天高く瞬いてた。
僕が部屋に帰った時、水銀燈は鞄の中に座り込んではおらず、
リクライニングチェアーのクッションに身を埋めていた。
「ただいま」
脱いだシャツを椅子の背に引っ掛けながら言う。
答えの代わりに、本のページが捲られた。
後ろから何を読んでいるのかと覗き込むと、外国の娼婦が役人に
「何故娼婦が男と寝て、刑務所に入れられなければならいのか?」と訴えかけているシーンだった。
水銀燈の後頭部が僕の顎に当たり、ページが見えなくなる。
位置をかえ覗き込むが、再び後頭部が顎を襲う。どうやら嫌われているらしい。
白鳥、ケフェウス、ヘルクレス、カシオペア
そして忘れちゃいけない、北斗七星。
これらは町灯りの食指に絡み取られず、天高く瞬いてた。
僕が部屋に帰った時、水銀燈は鞄の中に座り込んではおらず、
リクライニングチェアーのクッションに身を埋めていた。
「ただいま」
脱いだシャツを椅子の背に引っ掛けながら言う。
答えの代わりに、本のページが捲られた。
後ろから何を読んでいるのかと覗き込むと、外国の娼婦が役人に
「何故娼婦が男と寝て、刑務所に入れられなければならいのか?」と訴えかけているシーンだった。
水銀燈の後頭部が僕の顎に当たり、ページが見えなくなる。
位置をかえ覗き込むが、再び後頭部が顎を襲う。どうやら嫌われているらしい。
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:53:41.55 ID:NAI16lUo0 もしかしてリアルまーくんか?
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01:54:51.47 ID:6yNBLUmY0
どうだろうねねねねね
わからないねねねねねねね
どうだろうねねねねね
わからないねねねねねねね
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 02:13:32.71 ID:6yNBLUmY0
僕は諦め身を引き、今度は横から水銀燈の頬を突く。
彼女の頬は苺大福のようにほんのりと赤く、ふにふにとしている。
無視を決め込む水銀燈だが、僕の指先が唇の端に届くと、口を開き指を噛む。
喋りたくないらしい。
「ほら」と水銀燈の前にリンゴ飴を出す。
「買ってもらうって、書いてたからさ」
情報提供元は風にページを遊ばれ、いつのまにかひっくり返っていた。
水銀燈は目の前に差し出されたリンゴ飴に、インク刷りの文字から焦点を移す。
「遠慮するなって」
唇にリンゴ飴を押し付けると、やっとの事で僕の手から受け取った。
「……私のために、買って来てくれたの?」
リンゴ飴を口から離し言う。
「ん、まあ。そうなるかな」
「ふうん」と飴を舐め始めた。
リンゴ飴のように赤い舌が、下から上へと動き、
「甘いわぁ」と舌が動いた。
「そりゃあ、飴だから」
「うん」と再び飴に舌を戻す。
静かな部屋に、時たま歯が飴に触れる音が、カツと響く。
水銀燈の視点はリンゴ飴に合わせたままなのか、うすぼんやりとしていた。
僕は諦め身を引き、今度は横から水銀燈の頬を突く。
彼女の頬は苺大福のようにほんのりと赤く、ふにふにとしている。
無視を決め込む水銀燈だが、僕の指先が唇の端に届くと、口を開き指を噛む。
喋りたくないらしい。
「ほら」と水銀燈の前にリンゴ飴を出す。
「買ってもらうって、書いてたからさ」
情報提供元は風にページを遊ばれ、いつのまにかひっくり返っていた。
水銀燈は目の前に差し出されたリンゴ飴に、インク刷りの文字から焦点を移す。
「遠慮するなって」
唇にリンゴ飴を押し付けると、やっとの事で僕の手から受け取った。
「……私のために、買って来てくれたの?」
リンゴ飴を口から離し言う。
「ん、まあ。そうなるかな」
「ふうん」と飴を舐め始めた。
リンゴ飴のように赤い舌が、下から上へと動き、
「甘いわぁ」と舌が動いた。
「そりゃあ、飴だから」
「うん」と再び飴に舌を戻す。
静かな部屋に、時たま歯が飴に触れる音が、カツと響く。
水銀燈の視点はリンゴ飴に合わせたままなのか、うすぼんやりとしていた。
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 02:31:44.67 ID:6yNBLUmY0
「ごめんね、約束すっぽかして」
水銀燈はリンゴ飴に舌を当てたまま、僕を横目で捉える。
何も言わない所を見ると、言葉の続きを促しているようだ。
「その、」
言葉に詰る。
謝りなれてないと、咄嗟に言葉が出ないから困る。
水銀燈は鼻で息をはき、口の端を軽く持ち上げた。
「いいのよ、私だって馬鹿じゃないわぁ」
リンゴ飴から舌を離す。中身のリンゴが透け、黄金色に輝いていた。
「え?」
予想外の言葉の返しだ。
「私みたいな人形が、人間の社交の場に出て行けるわけ、ないじゃない」
指先でリンゴ飴をクルクルと回しながら言う。
「分ってたのよ。でも、ちょとだけ、拗ねるフリをしたかったの、それだけよぉ」
人形。
それが彼女だ。
水銀燈はローゼンと呼ばれる人形師に作られた、生き動く人形。
今はわけ合って、同じ人のように一緒に暮しているが、彼女は人形なのだ。人とは違う。
現に、彼女の間接には球体と繋ぎ目が見え、動くたびにキイキイと音がする。
水銀燈は、くるくると指先で回すリンゴ飴を見つめる。
赤のガラスの眼の中を、リンゴ飴の影が躍る。
「その、ごめん……」
僕は馬鹿みたいに、謝罪の言葉しか口に出来なかった。
「ごめんね、約束すっぽかして」
水銀燈はリンゴ飴に舌を当てたまま、僕を横目で捉える。
何も言わない所を見ると、言葉の続きを促しているようだ。
「その、」
言葉に詰る。
謝りなれてないと、咄嗟に言葉が出ないから困る。
水銀燈は鼻で息をはき、口の端を軽く持ち上げた。
「いいのよ、私だって馬鹿じゃないわぁ」
リンゴ飴から舌を離す。中身のリンゴが透け、黄金色に輝いていた。
「え?」
予想外の言葉の返しだ。
「私みたいな人形が、人間の社交の場に出て行けるわけ、ないじゃない」
指先でリンゴ飴をクルクルと回しながら言う。
「分ってたのよ。でも、ちょとだけ、拗ねるフリをしたかったの、それだけよぉ」
人形。
それが彼女だ。
水銀燈はローゼンと呼ばれる人形師に作られた、生き動く人形。
今はわけ合って、同じ人のように一緒に暮しているが、彼女は人形なのだ。人とは違う。
現に、彼女の間接には球体と繋ぎ目が見え、動くたびにキイキイと音がする。
水銀燈は、くるくると指先で回すリンゴ飴を見つめる。
赤のガラスの眼の中を、リンゴ飴の影が躍る。
「その、ごめん……」
僕は馬鹿みたいに、謝罪の言葉しか口に出来なかった。
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 02:56:52.17 ID:6yNBLUmY0
僕の唇にリンゴ飴が押し付けられた。
押し付けられ、飴に絡み取られた唇が飴を伸ばし、ゆっくりと離れていく。
「何悲しそうな顔してるのよ。飴でも舐めて、元気出しなさぁい」
彼女の手からリンゴ飴を受け取るとき、触れ合った手先は柔らかく、
とても人形の物とは思えない。
水銀燈を励ますつもりで買ってきた飴が、水銀燈が僕を励ますために使うとはな。
僕は黄金色に輝く飴の先を眺めた。
「なによ、食べかけじゃ元気が出ないって言うの?」
「なんつーかな、なんだろう。」
指先で目尻を掻く。
水銀燈は、僕に両手を広げ突き出した。
「どうした?」
「私は、人形なんだからぁ、その、たまには、人形みたいにぃ扱っても……」
彼女の頬はリンゴ飴のように真っ赤になっており、口をもごもごと動かし言葉の先を濁した。
「? どういうことだい」
「だからぁ! たまには、人形みたいに抱きしめても、いいって言ってるのよ!」
水銀燈は、両手を差し出した姿勢のままプルプルと手先を震わせ、一息に言い切った。
彼女の両の瞳は、僕を真っ直ぐに捉えて離さない。
「あっ、うん。その、じゃあ、失礼して」
僕は水銀燈の腕の間に体を入れ、両手を彼女の背に回そうとするが
いざやろうとすると、かなり恥ずかしい。緊張する。
人形、彼女は人形。と心の中で繰り返すが、まったく効果が出ず、
逆に、背徳的な感情が、脊髄を耳の裏まで駆け抜けるがる。
僕の唇にリンゴ飴が押し付けられた。
押し付けられ、飴に絡み取られた唇が飴を伸ばし、ゆっくりと離れていく。
「何悲しそうな顔してるのよ。飴でも舐めて、元気出しなさぁい」
彼女の手からリンゴ飴を受け取るとき、触れ合った手先は柔らかく、
とても人形の物とは思えない。
水銀燈を励ますつもりで買ってきた飴が、水銀燈が僕を励ますために使うとはな。
僕は黄金色に輝く飴の先を眺めた。
「なによ、食べかけじゃ元気が出ないって言うの?」
「なんつーかな、なんだろう。」
指先で目尻を掻く。
水銀燈は、僕に両手を広げ突き出した。
「どうした?」
「私は、人形なんだからぁ、その、たまには、人形みたいにぃ扱っても……」
彼女の頬はリンゴ飴のように真っ赤になっており、口をもごもごと動かし言葉の先を濁した。
「? どういうことだい」
「だからぁ! たまには、人形みたいに抱きしめても、いいって言ってるのよ!」
水銀燈は、両手を差し出した姿勢のままプルプルと手先を震わせ、一息に言い切った。
彼女の両の瞳は、僕を真っ直ぐに捉えて離さない。
「あっ、うん。その、じゃあ、失礼して」
僕は水銀燈の腕の間に体を入れ、両手を彼女の背に回そうとするが
いざやろうとすると、かなり恥ずかしい。緊張する。
人形、彼女は人形。と心の中で繰り返すが、まったく効果が出ず、
逆に、背徳的な感情が、脊髄を耳の裏まで駆け抜けるがる。
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:11:47.73 ID:6yNBLUmY0
「やっぱり、やめようよ」と水銀燈に言うため、瞳を見る。
人形だから問題はまったくないのだが、逆に問題があると言うか……。
口の中で言の葉に、どのような心の葛藤を織り交ぜて伝えようかと悩んでいると。
「ねぇ、ぎゅってしてぇ」と水銀燈が蚊の鳴く声で言った。
僕は長い銀の髪の上から両手を回し、彼女の両肩を優しく抱いた。
頬と頬に当てる。銀の毛先と甘い香が鼻をくすぐる。
胸に彼女の息遣いを感じ、体で彼女の暖かさを感じ取る。
体格差から、僕が彼女を包み込んでいるのだが、僕が彼女に包み込まれているような感覚にすら捕われる。
「まったく、最後まで言わせないでよ、ばかぁ……」
暖かい吐息が鼓膜を揺すった。
どこか遠くからバイクの音が聞こえ、すぐさま夜闇へと溶け込んだ。
「やっぱり、やめようよ」と水銀燈に言うため、瞳を見る。
人形だから問題はまったくないのだが、逆に問題があると言うか……。
口の中で言の葉に、どのような心の葛藤を織り交ぜて伝えようかと悩んでいると。
「ねぇ、ぎゅってしてぇ」と水銀燈が蚊の鳴く声で言った。
僕は長い銀の髪の上から両手を回し、彼女の両肩を優しく抱いた。
頬と頬に当てる。銀の毛先と甘い香が鼻をくすぐる。
胸に彼女の息遣いを感じ、体で彼女の暖かさを感じ取る。
体格差から、僕が彼女を包み込んでいるのだが、僕が彼女に包み込まれているような感覚にすら捕われる。
「まったく、最後まで言わせないでよ、ばかぁ……」
暖かい吐息が鼓膜を揺すった。
どこか遠くからバイクの音が聞こえ、すぐさま夜闇へと溶け込んだ。
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:25:22.80 ID:5OaKdWVW0
http://www.uploda.org/uporg1055723.jpg
http://www.uploda.org/uporg1055725.jpg
http://www.uploda.org/uporg1055727.jpg
ハァハァ
http://www.uploda.org/uporg1055723.jpg
http://www.uploda.org/uporg1055725.jpg
http://www.uploda.org/uporg1055727.jpg
ハァハァ
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:30:03.03 ID:6yNBLUmY0
それには何回かお世話になった
それには何回かお世話になった
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:41:59.27 ID:6yNBLUmY0
「元気、出た?」
柔らかい声に僕は「うん」と軽く頷き言う。
「じゃあ早く離れなさいよ、いつまでくっついてんのよ。変態」
僕の背を包み込んでいた暖かさがなくなる。
「なぁに、そんなに水銀燈を抱きしめていたいの?」
「え、あれ?」
「いいから、早く離れなさいよ。マセガキ」
水銀燈は、肩を抱いていた僕の手の指を一本摘んで、ねじるように引っぺがし、
僕の手の中から体を、するりと抜け出させた。
銀の髪が僕の腕を流れ落ちよとするが、引っかかる。
リンゴ飴だ。
「ちょ、ちょとぉ、何すんのよぉ」
リンゴ飴に絡み取られた銀の髪を、小さな手で丁寧に剥す。
「うー最悪ぅ」と僕の服に髪の毛を擦り付け、飴のべた付きを落とそうとする。
「風呂いけよ」
言われて気づいたのか、ハンドタオルを二枚手に取り、脱衣所へと消える。
「一緒に入ろうか?」と声を投げると「馬鹿、調子にのってんじゃないわよ」と返された。
脱衣所からは、布が床に落ちる音。「まったく、さかってんのかしらぁ」と愚痴る声が聞こえ、
扉の閉まる音に打ち切られた。
思い出したかのように秋虫が鳴き出し、それを掻き消すかのようにシャワーの音が夜に響いた。
夜風には明日の祭りへの活力と、今日の祭りの哀愁とが絶妙にブレンドされ、
僕の頬をぬるく撫でる。
リンゴ飴は唾液の味がした。
「元気、出た?」
柔らかい声に僕は「うん」と軽く頷き言う。
「じゃあ早く離れなさいよ、いつまでくっついてんのよ。変態」
僕の背を包み込んでいた暖かさがなくなる。
「なぁに、そんなに水銀燈を抱きしめていたいの?」
「え、あれ?」
「いいから、早く離れなさいよ。マセガキ」
水銀燈は、肩を抱いていた僕の手の指を一本摘んで、ねじるように引っぺがし、
僕の手の中から体を、するりと抜け出させた。
銀の髪が僕の腕を流れ落ちよとするが、引っかかる。
リンゴ飴だ。
「ちょ、ちょとぉ、何すんのよぉ」
リンゴ飴に絡み取られた銀の髪を、小さな手で丁寧に剥す。
「うー最悪ぅ」と僕の服に髪の毛を擦り付け、飴のべた付きを落とそうとする。
「風呂いけよ」
言われて気づいたのか、ハンドタオルを二枚手に取り、脱衣所へと消える。
「一緒に入ろうか?」と声を投げると「馬鹿、調子にのってんじゃないわよ」と返された。
脱衣所からは、布が床に落ちる音。「まったく、さかってんのかしらぁ」と愚痴る声が聞こえ、
扉の閉まる音に打ち切られた。
思い出したかのように秋虫が鳴き出し、それを掻き消すかのようにシャワーの音が夜に響いた。
夜風には明日の祭りへの活力と、今日の祭りの哀愁とが絶妙にブレンドされ、
僕の頬をぬるく撫でる。
リンゴ飴は唾液の味がした。
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:42:14.86 ID:6yNBLUmY0
お わ り
お わ り
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:49:22.71 ID:6yNBLUmY0
俺「水銀燈、好きだよ!」
水銀燈「も、もう。なによ、いきなりぃ」
俺「君が好きで好きで好きで、もう、どうしようもないんだ!」
水銀燈「ほんとにぃ・・・?」
俺「ああ、本当さ!!」
水銀燈「じゃ、じゃあ。えっちな本とか、道具とか、全部処分できるぅ?」
俺「・・・・・・あ、う、そう、だね」
水銀燈「ねえ、どうなのよぉ。はっきりしなさいよぉ」
蒼星石「あ、水銀燈。君に頼まれていた物の処分は済んだよ」
俺「水銀燈、好きだよ!」
水銀燈「も、もう。なによ、いきなりぃ」
俺「君が好きで好きで好きで、もう、どうしようもないんだ!」
水銀燈「ほんとにぃ・・・?」
俺「ああ、本当さ!!」
水銀燈「じゃ、じゃあ。えっちな本とか、道具とか、全部処分できるぅ?」
俺「・・・・・・あ、う、そう、だね」
水銀燈「ねえ、どうなのよぉ。はっきりしなさいよぉ」
蒼星石「あ、水銀燈。君に頼まれていた物の処分は済んだよ」
その日、俺は泣いた
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 03:51:01.30 ID:sLD+8YrI0
おい、>>1 を脱がせろ
∧∧
ヽ( `Д/
( ) >>1
∧_∧ ノ ゝ
(ヽ( )ノ) ∧_∧
ヽ ̄ l  ̄ ./ (ヽ( )ノ)
∧_∧ | . . | ヽ ̄ l  ̄ ./
(ヽ( )ノ) ___人__ ) | . . |
ヽ ̄ l  ̄ ./ ; 丿 し (___人__ |
∧|_∧ | ∪ ∪ ; 丿
(ヽ( )ノ) ∧_∧ ∪
∧∧
ヽ( `Д/
( ) >>1
∧_∧ ノ ゝ
(ヽ( )ノ) ∧_∧
ヽ ̄ l  ̄ ./ (ヽ( )ノ)
∧_∧ | . . | ヽ ̄ l  ̄ ./
(ヽ( )ノ) ___人__ ) | . . |
ヽ ̄ l  ̄ ./ ; 丿 し (___人__ |
∧|_∧ | ∪ ∪ ; 丿
(ヽ( )ノ) ∧_∧ ∪
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03:57:45.02 ID:6yNBLUmY0
俺「ポン!」
強面「ぐぐぐぐ!」
俺「兄さん、背中が煤けてるぜ」
強面「なんじゃと、このがきゃぁ!?」
俺「ロンだ。中のみ100兆点」
強面「ううわああああ!!!」
俺「ポン!」
強面「ぐぐぐぐ!」
俺「兄さん、背中が煤けてるぜ」
強面「なんじゃと、このがきゃぁ!?」
俺「ロンだ。中のみ100兆点」
強面「ううわああああ!!!」
弱い。俺はみかんゼリーのプルタブを爪にかけ一人呟いた。
遠くから銃声が聞こえた。
責任を取らされたのか……。
遠くから銃声が聞こえた。
責任を取らされたのか……。
黒服「どうぞ」
俺「ああ」
俺「ああ」
黒服から札束がはいった封筒を受け取る。
俺はあの日から右に出る物なしの代打ちになっていた。
俺はあの日から右に出る物なしの代打ちになっていた。
鳴きのマサ
第一話 ~その男、禁欲~
第一話 ~その男、禁欲~
水銀燈「あ、何処いってたのよ。帰るわよ」
俺「あ、まってよー」
水銀燈「ほんと、あんたって何しても駄目ねぇ」
俺「で、でも。水銀燈が居てくれるから……」
水銀燈「ったく、いいから帰るわよ。ほら、手出しなさいよ」
俺「うん!」
俺「あ、まってよー」
水銀燈「ほんと、あんたって何しても駄目ねぇ」
俺「で、でも。水銀燈が居てくれるから……」
水銀燈「ったく、いいから帰るわよ。ほら、手出しなさいよ」
俺「うん!」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:02:09.93 ID:6yNBLUmY0
トルルルルル、トルルルルル
電話のベルが凪いでいる心を荒立たせる。
トルルルルル、トルルルルル
電話のベルが凪いでいる心を荒立たせる。
俺「はい、もしもし」
声「まきますか?まきませんか?」
俺「は?なんですって?」
声「だから、巻くですか?巻かないですか?」
俺「すみません、今火を扱ってるので」
声「まきますか?まきませんか?」
俺「は?なんですって?」
声「だから、巻くですか?巻かないですか?」
俺「すみません、今火を扱ってるので」
受話器を静に置いた。
水銀燈「誰からぁ?」
俺「間違い電話だよ」
水銀燈「火って、なぁに?」
俺「水銀燈の事さ。面倒見ててやらないと急に爆発するからさ」
俺「い、痛い」
俺「間違い電話だよ」
水銀燈「火って、なぁに?」
俺「水銀燈の事さ。面倒見ててやらないと急に爆発するからさ」
俺「い、痛い」
水銀燈の羽が刺さった。これで僕も飛べるかもしれない。
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:08:08.33 ID:6yNBLUmY0
僕は空に居た。
もちろん、前回のネタフリの回収の為だ。
僕は空に居た。
もちろん、前回のネタフリの回収の為だ。
俺「やあ、蒼星石」
蒼星石「あ、どうもこんにちは」
俺「おでかけかい?」
蒼星石「ええ、翠星石が家出して・・・・・・」
俺「そうか、それは困ったな。僕も手伝おう」
蒼星石「助かります」
蒼星石「あ、どうもこんにちは」
俺「おでかけかい?」
蒼星石「ええ、翠星石が家出して・・・・・・」
俺「そうか、それは困ったな。僕も手伝おう」
蒼星石「助かります」
手伝うと言ったのだが、どこをどう探せばいいのか検討がつかないので
ドールショップ塊で時間を潰す事にした。
ドールショップ塊で時間を潰す事にした。
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:08:25.12 ID:6yNBLUmY0
俺「ははは、蝋燭はいいですよね」
兎「……」
俺「あ、あれ?何で無視するんですか?」
俺「ははは、蝋燭はいいですよね」
兎「……」
俺「あ、あれ?何で無視するんですか?」
僕は兎の肩を揺さぶるが反応がない。
赤い瞳を寂しげに光らせている。
赤い瞳を寂しげに光らせている。
白崎「あれ、どうしたんだい?きてるのなら教えてくれたらいいのに」
俺「ふ、ふたりいる!」
兎「……」
俺「ふ、ふたりいる!」
兎「……」
兎を近所の幼稚園に返し、する事がなくなった。
家に、帰るか。
家に、帰るか。
俺「ただいまハニー、お帰りのキッスはまだかい?」
水銀燈「……」
翠星石「……」
俺「……どうも」
水銀燈「……」
翠星石「……」
俺「……どうも」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:12:10.38 ID:6yNBLUmY0
/ ̄ ̄ ヽ
/ ',
{0} /¨`ヽ {0}
l ヽ._.ノ '
| `ー'′ |
U U
\ / フワーリ
\ /
r=====ュ (_ _)
{! l} |/
ヾ__o__〃 __
/~~~~~ヽ//
( /
ヽ__ノ
/ ̄ ̄ ヽ,
,/ ,
l― /¨`ヽ ―,
l ヽ._.ノ |
ヽ__`ー' _ノ
/ ヽ
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∪ イ ∪
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l ヽ._.ノ '
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U U
\ / フワーリ
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ヾ__o__〃 __
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ヽ__ノ
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105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04:11:18.87 ID:qL9IUdAM0 鳥なのにキーボード打てるんだぜ…こいつ…
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:13:24.07 ID:6yNBLUmY0
まあ、そんなとだけど気にすんな なっ!
まあ、そんなとだけど気にすんな なっ!
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:16:53.45 ID:6yNBLUmY0
翠星石「じゃあ、とっととこの薔薇に誓うです」
水銀燈「は、はぁ?何言ってんのよ」
翠星石「契約に決まってるですよ、みて分らないですか?」
水銀燈「そうじゃなくて! もう、あなたも何か言ってやりなさいよ!」
俺「ははは、俺モテモテすぎ」
水銀燈「……」
翠星石「……」
俺「……ごめん」
翠星石「じゃあ、とっととこの薔薇に誓うです」
水銀燈「は、はぁ?何言ってんのよ」
翠星石「契約に決まってるですよ、みて分らないですか?」
水銀燈「そうじゃなくて! もう、あなたも何か言ってやりなさいよ!」
俺「ははは、俺モテモテすぎ」
水銀燈「……」
翠星石「……」
俺「……ごめん」
その日翠星石と契約する事になった
蒼星石「姉さんと僕は一緒だから」
蒼星石もPTに加わった 俺は経験血を水銀燈で知った。
水銀燈「もう、かってにしなさいよ。知らないっ」
俺「その・・・」
蒼星石「ははは、姉さん見てよ。あの水銀燈が嫉妬してるよ」
翠星石「まったく、歳を考えやがれです。色ボケなーんて思ってないですよー」
水銀燈「……」
俺「ははは、かわいいな」
俺「その・・・」
蒼星石「ははは、姉さん見てよ。あの水銀燈が嫉妬してるよ」
翠星石「まったく、歳を考えやがれです。色ボケなーんて思ってないですよー」
水銀燈「……」
俺「ははは、かわいいな」
水銀燈の往復ビンタ!
マゾにはたまりません
マゾにはたまりません
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:22:13.41 ID:6yNBLUmY0
翠星石「朝飯これだけですか」
蒼星石「しょうがないよ、庶民の暮らしってこんなもんだよ」
俺「……」
蒼星石「わあ、凄い! 見てよ翠星石!」
翠星石「どうしたですか?」
蒼星石「この沢庵の薄さ、芸術並だよ!」
翠星石「びんぼ臭いだけです」
俺「……」
水銀燈「なによ、文句あるなら食べなくきゃいいじゃない」
蒼星石「……翠星石、笑っちゃだめだよ」
翠星石「いいから黙って食えです……」
水銀燈「……」
翠星石「朝飯これだけですか」
蒼星石「しょうがないよ、庶民の暮らしってこんなもんだよ」
俺「……」
蒼星石「わあ、凄い! 見てよ翠星石!」
翠星石「どうしたですか?」
蒼星石「この沢庵の薄さ、芸術並だよ!」
翠星石「びんぼ臭いだけです」
俺「……」
水銀燈「なによ、文句あるなら食べなくきゃいいじゃない」
蒼星石「……翠星石、笑っちゃだめだよ」
翠星石「いいから黙って食えです……」
水銀燈「……」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:27:09.18 ID:6yNBLUmY0
「座布団がうすっぺらいですねぇ……」
「見てよ翠星石」
「何がそんなに珍しいですか」
「だ、だって、ここ、クーラーがないんだよ?」
「ないほうが健康的ですよ」
「そ、そうかい……」
「蒼星石って不健康てきねぇ、だっさぁい」
「でも、翠星石が前お世話になってた所じゃ、普通にクーラーあったですよ」
「……」
「まあ、マサユキさん。あんまり落ち込まないでよ、庶民なんだからさ」
「……」
「座布団がうすっぺらいですねぇ……」
「見てよ翠星石」
「何がそんなに珍しいですか」
「だ、だって、ここ、クーラーがないんだよ?」
「ないほうが健康的ですよ」
「そ、そうかい……」
「蒼星石って不健康てきねぇ、だっさぁい」
「でも、翠星石が前お世話になってた所じゃ、普通にクーラーあったですよ」
「……」
「まあ、マサユキさん。あんまり落ち込まないでよ、庶民なんだからさ」
「……」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:30:45.09 ID:6yNBLUmY0
「ねぇ、髪を梳かしてくれない?」
「ああ、いいよ」
「この時間、嫌いじゃないわぁ」
「そうかい?」
「ええ」
「ねぇ、髪を梳かしてくれない?」
「ああ、いいよ」
「この時間、嫌いじゃないわぁ」
「そうかい?」
「ええ」
ドアの影から覗く4の瞳
「蒼星石、そんなにしても髪の毛は伸びないですよ」
「翠星石が髪が長くて羨ましいよ」
「まあ、長くても翠星石は……」
「翠星石は?」
「な、なんでもねーです!姉をからかうもんじゃねーです!」
「まあ、いいけどね」
「翠星石が髪が長くて羨ましいよ」
「まあ、長くても翠星石は……」
「翠星石は?」
「な、なんでもねーです!姉をからかうもんじゃねーです!」
「まあ、いいけどね」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:37:24.64 ID:6yNBLUmY0
「やあ、薔薇水晶いらっしゃい」
「これ、白崎から……」
「どうもどうも」
薔薇水晶から手紙を受け取る
「……」
「どうしたの?」
「……」
「あ、はいはい。どうぞ」
薔薇水晶に飴を一つ手渡す
「……ありが、とう。さようなら」
メッセンジャーは帰った。
「あれ、浮気ですか?水銀燈に言っちゃいますよ?」
「違うよ、お使いだよ、お使い」
「へーでも、水銀燈にはもう、浮気だって言っちゃいましたよ」
残念です、と落ち込む蒼星石。
「お前馬鹿だろ」
へへーと笑う蒼星石。くそ、むかつく。
「ねえ、大事な話があるの」
「いや、浮気じゃないよ?」
「あっちでお話しましょう、ねぇ?」
双子はそんな俺たちをお茶の肴にして楽しんでいた。
「やあ、薔薇水晶いらっしゃい」
「これ、白崎から……」
「どうもどうも」
薔薇水晶から手紙を受け取る
「……」
「どうしたの?」
「……」
「あ、はいはい。どうぞ」
薔薇水晶に飴を一つ手渡す
「……ありが、とう。さようなら」
メッセンジャーは帰った。
「あれ、浮気ですか?水銀燈に言っちゃいますよ?」
「違うよ、お使いだよ、お使い」
「へーでも、水銀燈にはもう、浮気だって言っちゃいましたよ」
残念です、と落ち込む蒼星石。
「お前馬鹿だろ」
へへーと笑う蒼星石。くそ、むかつく。
「ねえ、大事な話があるの」
「いや、浮気じゃないよ?」
「あっちでお話しましょう、ねぇ?」
双子はそんな俺たちをお茶の肴にして楽しんでいた。
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:42:35.04 ID:6yNBLUmY0
鏡を使い真紅、雛苺が遊びに来た。
「お邪魔するわ」
「お邪魔なのー」
言いえて妙だな。
「あらぁ、真紅ぅ。おままごとごっこでもしに来たのぉ?」
「ええ、そうよ」
「えっ……そ、そう」
「翠星石は観葉植物やるから、適当に頑張れです」
「じゃあ僕はメイドするね!」
「ヒナは死体するのよ」
「この私、真紅は探偵役よ」
「えっ、じゃあ 私は助手ぅ?」
「いいえ、犯人役よ」
「……そ、そう」
「お、俺は?」
「あなたは──そうね、刑事役ね」
「分った、頑張ろう」
「ええ、頑張りましょう」
鏡を使い真紅、雛苺が遊びに来た。
「お邪魔するわ」
「お邪魔なのー」
言いえて妙だな。
「あらぁ、真紅ぅ。おままごとごっこでもしに来たのぉ?」
「ええ、そうよ」
「えっ……そ、そう」
「翠星石は観葉植物やるから、適当に頑張れです」
「じゃあ僕はメイドするね!」
「ヒナは死体するのよ」
「この私、真紅は探偵役よ」
「えっ、じゃあ 私は助手ぅ?」
「いいえ、犯人役よ」
「……そ、そう」
「お、俺は?」
「あなたは──そうね、刑事役ね」
「分った、頑張ろう」
「ええ、頑張りましょう」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:45:57.48 ID:7Yem+K910
「水銀燈、君を逮捕する」
「刑事さん、私は何も悪い事をしてないわぁ」
「いいや、君は大切な物を盗んで行った」
「えっ?」
「僕の、心です」
「刑事さん……」
観葉植物が齧る煎餅の音だけが聞こえてくる。
そして、唇が近づき……。
「げふ」
水銀燈が倒れた
「ヒナが犯人するのよ」
「雛苺、あなたが犯人よ!」
「刑事さん! 僕、見ました!」
「……」
「水銀燈、君を逮捕する」
「刑事さん、私は何も悪い事をしてないわぁ」
「いいや、君は大切な物を盗んで行った」
「えっ?」
「僕の、心です」
「刑事さん……」
観葉植物が齧る煎餅の音だけが聞こえてくる。
そして、唇が近づき……。
「げふ」
水銀燈が倒れた
「ヒナが犯人するのよ」
「雛苺、あなたが犯人よ!」
「刑事さん! 僕、見ました!」
「……」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:46:12.89 ID:7Yem+K910
さるくらった
さるくらった
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04:46:46.57 ID:qL9IUdAM0 連投規制か?
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:46:58.67 ID:7Yem+K910
いえす
いえす
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04:47:52.94 ID:qL9IUdAM0 すまん、支援するよ
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:52:01.38 ID:7Yem+K910
まあIDかえれるし、問題ないよ
まあIDかえれるし、問題ないよ
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:51:44.28 ID:7Yem+K910
「おーほっほっほっほ! カナリアかしらー!」
「あら、いらっしゃぁい」
「久しぶりだね!」
「翠星石が茶汲んでやるです」
「どうも、初めまして」
「あ、これはどうも初めましてかしら」
「おーほっほっほっほ! カナリアかしらー!」
「あら、いらっしゃぁい」
「久しぶりだね!」
「翠星石が茶汲んでやるです」
「どうも、初めまして」
「あ、これはどうも初めましてかしら」
「あれも、君の妹さん?」
「ええ、そうよ。もしかして、気になる?」
「いやあ、僕は君の事で頭がいっぱいさ」
「もう、ばかぁ」
「ええ、そうよ。もしかして、気になる?」
「いやあ、僕は君の事で頭がいっぱいさ」
「もう、ばかぁ」
「ここ、クーラーききすぎなんじゃないかしら」
「金糸雀、この庶民家にはクーラーなんてないんだよ」
「ま、まさか。そんな時代に取り残されたような家……ほ、ほんとうかしら」
「凄いよね、時代を逆行してるよ!」
「あんまり虐めてやるなです、一応翠星石たちのマスターですよ」
「あれれ?翠星石、やけにマスターの肩を持つね」
「はぁ……もういいです、茶菓子でも食っとけですよ」
「金糸雀、この庶民家にはクーラーなんてないんだよ」
「ま、まさか。そんな時代に取り残されたような家……ほ、ほんとうかしら」
「凄いよね、時代を逆行してるよ!」
「あんまり虐めてやるなです、一応翠星石たちのマスターですよ」
「あれれ?翠星石、やけにマスターの肩を持つね」
「はぁ……もういいです、茶菓子でも食っとけですよ」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04:53:03.95 ID:KWOeLOLF0
もうローゼンとか古いよな
もうローゼンとか古いよな
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:53:27.01 ID:7Yem+K910
古いね
しゅごきゃらとか出てきたし
古いね
しゅごきゃらとか出てきたし
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04:56:53.11 ID:7Yem+K910
「可哀想なお姉さま、自分のミーディアムを独り占めできなくて……」
「白薔薇……あなた、7番目?」
「はじめまして」
「はじめましてぇ」
「……」
「……」
「で、なにか用?」
「今、マスターを探してますの」
「帰って頂戴」
「でも、マスターが」
「また遊びにいらっしゃぁい」
「可哀想なお姉さま、自分のミーディアムを独り占めできなくて……」
「白薔薇……あなた、7番目?」
「はじめまして」
「はじめましてぇ」
「……」
「……」
「で、なにか用?」
「今、マスターを探してますの」
「帰って頂戴」
「でも、マスターが」
「また遊びにいらっしゃぁい」
「怖いね翠星石。きっと僕たちも、いつかあんな風に追い出されるよ」
「まったく、大人気ない奴です」
「そうか?俺は可愛いと思うよ」
「そりゃ、おめーだけですよ」
「そうか……」
「まったく、大人気ない奴です」
「そうか?俺は可愛いと思うよ」
「そりゃ、おめーだけですよ」
「そうか……」