【詳細】
アロウズのスキャンダルが発覚したことで
GNX-704T アヘッド系列のMSが使用不可となり、旧AEUとユニオンの技術者が一丸となって新たに創り上げた機体。
現在は試験運用の段階で、フラッグやイナクトの流れをくむ「クルーズポジション」と呼ばれる巡航形態への可変機構を備える。
機体OSと「LEIF」と呼ばれる支援システムにより迅速な機体変形が可能となっている。
ジンクス系列とは全く違う思想で開発され、一般的なMSより長い航続距離を誇る。
この機体は指揮官が使用する特別機で、背中から伸びるサイドバインダーが一般仕様機に比べ大型となっている。
また、グラハム・エーカーが搭乗する機体は装備を左利き用にセッティングしてある他、擬似太陽炉をバインダーに2機搭載している。
一般用試験機では擬似太陽炉を一つ搭載しており、ソルブレイブスの運用結果次第で搭載個数が決定される模様。
片側のドライヴが被弾した場合、無傷のドライヴを機体中央に移動させ制御を行うという仕様のため、全身に3ソケットを備える。
機体色は青がベース。
本来、基となったスサノオは格闘専用に特化した機体だったが、次期量産機に選出されたのに合わせ以前のように汎用機に戻されている。
だが性能自体は非常に高く、フラッグやイナクトを彷彿とさせる高い運動性能と、スサノオに搭載されていた実験装備であるトライパニッシャーが正式採用されたことに伴う大火力を併せ持ち、ELS戦ではその性能を如何なく発揮した。
劇中ではクルーズポジションからの変形過程で一旦変形を止め機体を急停止し、タイミングを見計らって前方に展開したバインダーから粒子を放出して急激に後ろに下がりドレイクハウリングで敵を薙ぎ払うという戦法も見せた。
これは敵の虚を付けるが、機体にかかるGはとてつもないものになる。
最終更新:2020年08月02日 04:42