【詳細】
しかし、バッテリー駆動のフラッグとGN粒子を隅々まで利用するガンダムタイプとでは元々のパワーソースが異なるため、擬似太陽炉を搭載してもエネルギー伝達経路がフラッグには無かった。
それを突貫工事で使用可能な状態にするために、擬似太陽炉を可動式のアームに装着し、ビームサーベル使用時に左肩に接続、ドライヴから伸びるケーブルから粒子を直接サーベルに供給するという形でビーム兵器を使用可能にする改造が施された。
そのため一言で言ってしまえば「ガンダムと同じ武器を使うためだけに(疑似)太陽炉をフラッグに無理やり装着した」のがこの通称GNフラッグである。
ただでさえGN-Xのほうが性能が高いため、フラッグにGNビームサーベルを使わせる必要はない。
この期待は散っていった部下たちへの誓いを守るための、グラハム・エーカーという男の意地の結晶である。
利点としては、フラッグ故に上記の通りGN粒子を使うために作られた機体ではないため生成されたGN粒子を全てビームサーベルに注ぎ込むことが可能であり、元の持ち主であるスローネアインよりも高出力なビームサーベルを形成可能。
しかし、規格が異なるパーツを強引にくっつけたため機体バランスはさらに悪化。
オーバーフラッグよりもさらにキツイGがパイロットには襲いかかることになるため乗りこなせるパイロットは限られるだろう。
一応
ディフェンスロッドも装備しているが、下半身に小型化した状態で設置され姿勢制御のためのスラスターの役目を持っている。
通常のディフェンスロッドのように使用できるかは不明。
最終更新:2020年06月26日 03:47