【詳細】
アレハンドロ・コーナーが開発した
GNX-603T ジンクスの試作機。
スローネシリーズとジンクスシリーズの中間といった姿であり、両肩と両腰から伸びた大型のGN粒子発生装置が特徴的。
機体各部には基となったガンダムスローネの名残が見られるが、コクピット及び頭部形状などはジンクスの物に近い仕様となっている。
スローネと異なり、専用施設を備えた基地や母艦からの出撃を前提としているため、擬似太陽炉の始動機は装備されていない。
GNロングバレルライフルや、アインと同型のGNシールド等各種武装はジンクスへ引き継がれていないが、このMSが製造されたのは実際に太陽炉型MSの量産機を作った場合の実験的な意味合いが強く、
GNチェインガンは
GNバルカンとして頭部に、GNシールドは廃止され代わりに
GNディフェンスロッドを装備することになる。
この機体のパイロットはデボラ・ガリエナ。
国連軍における軍事条約査察チームに所属する女性テストパイロットであり、様々なテスト機等の操縦を務めた実績を持つ。
その腕を買われたのかアレハンドロ・コーナーの勧誘を受けて本機のパイロットを務め、本人は後に
GNX-604T アドヴァンスドジンクスに乗り込むこととなった。
最終更新:2023年11月01日 17:48