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[[その他]] > [[B/Y問題]] ---- *概要 [[B/Y問題]]を実質的に解決するため、XボタンとYボタンの配線を入れ替えます。 X字上にジャンパー配線するだけの単純な改造ですが、単純=容易ではありません。ハンダづけ箇所が非常に細かいので、手先の器用さが要求されます。予備機を用意した上で、壊れたら壊れたで仕方ないという心構えで改造してください。失敗した場合は、電池やボタンゴムを予備部品として活用してください。 *用意するもの -爪楊枝 -プラスドライバー -サインペン -カッターナイフ -テスター -ハンダごて -ハンダ -イヤホン -ピンセット -マスキングテープなど、薄くて密着性のよいテープ -クッションつき両面テープ -エアダスター -クイックルワイパー *手順 +裏のゴム足を4つとも爪楊枝でほじり出して、その下のネジを4本とも外す。 +スピーカーのある側にヒンジがあるようなつもりでケースを開ける。画面側に爪があるのでそちらを押しながら。電源スイッチのプラスチック部品が落ちるので紛失注意。 +電池が両面テープで貼り付けられているので剥がす。電池下に隠れているのを含めて4本のネジを外し、基盤を取り外す。 +基板を裏返して画面側を表にする。作業の目安に基板に液晶がどこまで被さっているかサインペンで印をつけた上で液晶を十字ボタン側へ裏返すようにしてどかす。 +XボタンとYボタンのグラウンドでない側のパターンを辿るとじきにスルーホールに達するが、先につけた印とスルーホールの間でX字上にジャンパーする。印との間でなくてはならないのは、ボタンゴムと干渉するとボタンのタッチが悪化する恐れがあるため。 +XボタンYボタンのパターンのレジスト(基板表面に塗られた緑色の絶縁体)をカッターナイフで削り落として、確実に削れたか、またパターンの手繰りまちがいないかテスターで確認。ある程度の長さにわたって剥がすこと。 +XボタンとYボタンのパターンをそれぞれ切断。確実に切断されたことをテスターで確認。 +X字状にジャンパー配線。線にはイヤホンの芯線「1本」を使う。縒り線一本ではなく、ほぐして極細の単線一本にして使う。点でつけるとすぐ取れるので、少しの間でもパターンに沿わせた形でハンダ付け。実際には、パターンと線の両方をハンダメッキしておいて、パターンに線を沿わせた状態でハンダごてで加熱する。極細なのでつくときは一瞬でつく。長時間加熱するとパターンを破損するので注意。 +裸のまま基板を起動して、適当なエミュレータのボタン設定画面でXボタンとYボタンが入れ替わっていることを確認。 +ジャンパーした部位をテープで保護。テープがボタンゴムにかからないように印の左側に納める。 +ケースの透明部分をクイックルワイパーとエアダスターで清掃。画面周り以外でもケース内に埃が入っていると後で画面に回り込んでくるので、一通りエアダスターで吹き飛ばしてから組み立てたときの逆の手順で組み立てる。3で両面テープをきれいに剥がせなかった場合は、新しい両面テープに貼りかえる。
[[その他]] > [[B/Y問題]] ---- *概要 [[B/Y問題]]を実質的に解決するため、XボタンとYボタンの配線を入れ替えます。 X字上にジャンパー配線するだけの単純な改造ですが、単純=容易ではありません。ハンダづけ箇所が非常に細かいので、手先の器用さが要求されます。予備機を用意した上で、壊れたら壊れたで仕方ないという心構えで改造してください。失敗した場合は、電池やボタンゴムを予備部品として活用してください。 *用意するもの -爪楊枝 -プラスドライバー -サインペン -カッターナイフ -テスター -ハンダごて -ハンダ -イヤホン -ピンセット -マスキングテープなど、薄くて密着性のよいテープ -クッションつき両面テープ -エアダスター -クイックルワイパー *手順 +裏のゴム足を4つとも爪楊枝でほじり出して、その下のネジを4本とも外す。 +スピーカーのある側にヒンジがあるようなつもりでケースを開ける。画面側に爪があるのでそちらを押しながら。電源スイッチのプラスチック部品が落ちるので紛失注意。 +電池が両面テープで貼り付けられているので剥がす。電池下に隠れているのを含めて4本のネジを外し、基板を取り外す。 +基板を裏返して画面側を表にする。作業の目安に基板に液晶がどこまで被さっているかサインペンで印をつけた上で液晶を十字ボタン側へ裏返すようにしてどかす。 +XボタンとYボタンのグラウンドでない側のパターンを辿るとじきにスルーホールに達するが、先につけた印とスルーホールの間でX字上にジャンパーする。印との間でなくてはならないのは、ボタンゴムとジャンパー線が干渉するとボタンのタッチが悪化する恐れがあるため。 +XボタンYボタンのパターンの緑色の絶縁体をカッターナイフで削り落として、確実に削れたか、またパターンの手繰りまちがいないかテスターで確認。ある程度の長さにわたって剥がすこと。 +XボタンとYボタンのパターンをそれぞれ切断。確実に切断されたことをテスターで確認。 +X字状にジャンパー配線。線にはイヤホンの芯線「1本」を使う。縒り線一本ではなく、ほぐして髪の毛より細い単線一本にして使う。点でつけるとすぐ取れるので、少しの間でもパターンに沿わせた形でハンダ付け。実際には、パターンと線の両方をハンダメッキしておいて、パターンに線を沿わせた状態でハンダごてで加熱する。極細なのでつくときは一瞬でつく。長時間加熱するとパターンを破損するので注意。 +裸のまま基板を起動して、適当なエミュレータのボタン設定画面でXボタンとYボタンが入れ替わっていることを確認。 +ジャンパーした部位をテープで保護。テープがボタンゴムにかからないように印の左側に納める。 +ケースの透明部分をクイックルワイパーとエアダスターで清掃。画面周り以外でもケース内に埃が入っていると後で画面に回り込んでくるので、一通りエアダスターで吹き飛ばしてから分解したときの逆の手順で組み立てる。電池の両面テープをきれいに剥がせなかった場合は、新しい両面テープに貼り換える。

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