イギリス


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イギリスのカナビス政策の変遷


イギリスのカナビス政策を理解するうえで押さえておかなければならないのは、違法ドラッグが、危険と処罰刑量を組み合わせたABCの3分類で管理されていることだ。各ドラッグは、その時代の状況や要請によって属する分類が変更できるようになっている。

この変更は、法律の改正によるものではなく、科学者や医学関係者からなる諮問委員会の答申を経て、最終的には内務大臣一人の意志決定によって行われる。最終的には議会の承認を経てから発効するが、法律が変わるわけではない。

カナビスは、以前はアンフェタミンなどの同類のB分類に属していたが、害が少ないとして2004年にC分類にダウングレードされ非犯罪化が行われた。しかし、この決定に対する反発も根強く、カナビスと精神病問題を取り上げてB分類に戻すべきだという揺り戻しが起こった。

イギリス政府諮問委員会(ACMD)答申 カナビスはC分類に据え置くべき


イギリス政府のドラッグ乱用問題諮問委員会(ACMD)は会合を開いて、カナビスの分類をC分類に据え置き、再分類しないように答申することを決定した。この結果はゴードン・ブラウン首相の期待を裏切るもので、政府のドラッグ政策は混迷を深めることになる。

2日前の行われた定例記者会見では、ブラウン首相は、カナビスが 「違法であるばかりではなく容認もできない」 というメッセージをティーンたちに明確に伝えたいと語っていた。

昨日開かれた諮問委員会の会合では、1970年代から90年代のカナビス使用の増加と統合失調症の関連を調べたキール大学の最新研究で、カナビスと統合失調症発症の間に関連があるとする理論を支持する証拠は何も見出されていないという報告が発表された。

23人の委員のうち20人が再分類に反対し、委員長のミシェル・ローリンズ卿はそれを受けて、カナビスをC分類から動かすのには十分な科学的根拠がないとする意見をまとめた。

英政府、やっぱり軌道修正―大麻をクラスBに「格上げ」


26日より大麻(カナビス)がクラスCから再びクラスBの薬物へと「格上げ」され、従来
よりも厳しい取り締まりの対象になったことが伝えられた。大麻の所持が見つかった
場合、1度目は警告を受けるのみだが、2度目には80ポンドの罰金が科され、3度目
には逮捕されるという。

内務省のアラン・キャンベル氏は「『スカンク』と呼ばれる強力な大麻の蔓延と、それが
引き起こす精神疾患について非常に懸念している」と語り「我々が大麻を危険麻薬に
再度指定するのは人々とそれに続く次世代を守るため」と今回の軌道修正の目的に
ついて説明した。

大麻は2004年に当時の内相デヴィッド・ブランケット氏によって、ある種の精神安定剤
やボディービル用の増強剤と同等のクラスCに格下げされており、個人使用に限り取
り締まりが軽減されていた。

しかしこの緩和以降、大麻使用と精神疾患の関係性について人々の懸念が高まって
おり、自身も大学生時代に大麻喫煙の経験があると認めた内相のジャッキー・スミス氏
は、昨年5月に再び大麻の薬物指定格上げを決定していた。

国民精神健康機関のルイス・アップルビー理事は「大麻は精神に害を及ぼす可能性が
あり、一部の精神病は大麻が原因となっていることが証明されている」と語っている。


イギリスの2研究 高効力スカンクの蔓延説を全面否定 THC20%以上のスカンクは全体の4%のみ


イギリスの有数の研究機関が実施した押収カナビスの効力に関する調査で、現在イギリス国内で売られている「スカンク」の効力は10年前の2倍になっているものの、効力が20倍のスーパー・スカンクがストリートに蔓延しているという最近頻繁に語られている話については、そのような事実はないと退けている。


専門家、カナビスの分類変更に反対 イギリス政府の罰則強化策には科学的根拠なし


「もし、ゴードン・ブラウン首相がカナビスの分類を変更したら、それは科学的証拠をベースにしたものではなく、政治的理由からということになります。」

「2004年1月にカナビスの分類をBからCへとダウングレードして以来、カナビスの使用は減少しています。それなのに、このような思いつきの政策で再び泥仕合のような議論を繰り返すことに意味などあるのでしょうか?」



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