【EXCELの基本操作おさらい】
学習目安時間 約15分
EXCELってわかりそうでわかりにくいですよね?WORDとの違いってきちんと人に説明できますか?
まあそんなのできなくても良いんですが、でもちゃんと覚えると便利な機能がいっぱいあります。
特に作業時間を縮める裏ワザがいっぱいなのですが、それが隠れていてわかりにくいのです。
そんな機能をおさらいしていくのがこのページの目的です。
STEP1 まずは練習用ファイルをダウンロードしましょう。
EXCELの基本操作おさらい.xls
アップロードファイル表示
ちなみにこれの入力すら想像もつかないなんて人はいないですよね?
STEP2 セルの書式設定をする。ポイントは何かしたい部分を選択してから。
ダウンロードしたファイルは枠線がなくて分かりにくいですね。ここでは下記のように設定しましょう。
タイトルのセルA3:E10を選択します。ここからのやり方はいくつかあるのですが一番快速の方法をご紹介しましょう。まずは該当セルを選択します。A3からE3に向けてドラッグしてください。その後下記図の
▼をクリックして『黄』を選択します。そのほかセルを選択してから選択範囲で右クリック>『セルの書式設定』からでもいけます。こちらのほうがもうちょっと詳しい設定ができます。
※もし上の写真のツールバーがなかったら。
メニューバー>表示>ツールバー>書式設定にチェックを付けてください。
- すべてのセル(A3:E10)に実線の罫線をつける。
今度もまずセルを選択します。上の色設定の図の横に罫線のボタンがありますので『田』をクリックします。(上記図参照)
上の部分を選択したまま「□」をクリックします。
さすがにここまでは大丈夫だと思いますが・・・。
STEP3 連続データの入力はエクセルにお任せする。
出席番号を入力します。
出席番号 |
生徒名 |
・・・ |
1 |
A太郎 |
・・・ |
2 |
B次郎 |
・・・ |
3 |
C子 |
・・・ |
4 |
D美 |
・・・ |
5 |
E大夫 |
・・・ |
まこんな感じで。上から12345と順番に入れるの大変に面倒です。なので一気に入力します。A4に1だけして入力してください。A4セルの右下に小さい■があるのにお気づきでしょうか?
これを右クリックつかんで(ドラッグして)A8まで一気に下ろします!!なにか表示されるので『連続データ』をクリックします!なんとこれで連続するデータが入力できるのです!!数字のほか日付やあいうえおの並びも同じ方法で入力できます!!
その後下記の画面のように成績を入力してください。
STEP4 まさか電卓で計算してませんよね?
A太郎の合計をE4に入力しますが、まさかまさか電卓で計算したりしてないですよね?なにせエクセルは表計算ソフトですから計算は得意なのです。計算はエクセルにやらせましょう。どうやって?
キーワードは=(半角)です。
エクセルでセルE4に"="を入力するのには特別な意味があります。人間の数学では"右辺と左辺は同じ"という等号の意味でしたが、エクセルでは「ここは計算式だから準備しろ」という合図です。
ではさっそくセルに
「=55+87」
と入れてみてください。なおエクセルに計算されるときは必ず半角で入力してくださいね。入力が完成すると答えが出てきます。でも・・・。
これじゃA太郎のデータが変更になった時にE4の計算式も書き換えないといけません。E4でほしい答えC4とD4の値の合計ですね。じゃあそのまま書いてみましょう。
=C4+D4
同じ答えが出てきたはずです。でも今回はセルから代入しているのでセルの値を変えても一緒に連動してE4の数字も変わります!ためしにC4、D4の数字を変えてみてください。
このセルの値を代入して計算することを引数(ひきすう)と言ったりしますが、あとでエクセルの便利な関数が出てくるときに必要なので言葉はともかく概念は覚えておいてください。
ちなみにセルは計算結果が出てきますが、数式バーは計算式が表示されています。ここがこのセルの本性ということですね。
手作り感あふれる画像ですいません^^;
同じくE大夫まで合計を求めますが、いちいち入れるのは面倒なのでここもSTEP3のやり方でガッとコピーします。すると、参照するセルも一緒にずれてくれるのでそれぞれ求めたい式が入ってるかと思います。
なんか簡単すぎて拍子ぬけした人もいらっしゃると思いますが、ここでコケるとあとあと便利な機能がつかえなくなるので確認のために入れました。たりない人は下記もやってみてください。
宿題
- A9とA10に斜めの罫線を入れる。
- 国語の合計と平均を求める
最終更新:2009年03月20日 10:20