ちょっと素直になってみる

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タイトルからはちっとも内容がわかりません。結論からいえばあらかじめ用意されているテンプレートやマスタ表示をうまく活用して、デザインの統一性を持たせようという趣旨です。

他力本願でいいのです。


どうも日本人は努力すれば努力するほどいいという傾向がありますが、アメリカ人は違います。結果オーライなのであんまり努力をしません。そして実はMicrosoftはアメリカの会社なので楽になる機能がいっぱいついているのですwww

実はPOWERPOINTはこだわればこだわるほど、自分の首を絞めるという特性があります。これはなにもPOWERPOINTに限らずWORDなんかでもそうですが、いちいち細かい設定をしていくと後でガッとデザインを変更したいときなどに全部手動で変えないといけないのです。ようは1時間かけて自分でデザインをかけたなら、1時間かけて修正をしなければいけないのです。

ちょっと素直になってみる。


ではどうすればいいかというのが今日の本題です。ではPOWERPOINTを開いて新しいプレゼンテーションを開きましょう。POWERPOINTを開くと以下のような画面が出てくるはずです。



そしてよく見ると親切に「クリックしてタイトルを入力」なんて書いてありますね。その下は「クリックしてサブタイトルを入力」なんて書いてあります。
ここは素直にここにタイトルサブタイトルを放り込みましょう。

タイトル:POWERPOINTの学習
サブタイトル:素直になってみる

デザインにこだわる人は邪魔だ!って削除するかもしれません。でも素直に放り込んでおくとあとあと楽になるのです。

ちなみにこのスライドがプレゼンテーションの表紙になる部分です。

次に内容となるスライドを追加しましょう。これはメニューバー>挿入>新しいスライドで開くことができますがCtrl+Mというショートカットキーもあります。ペイン(左にスライドの一覧が表示されている)で新しいスライドを挿入したいところで右クリックでも可能です。



同じく「クリックしてタイトルを入力」と「クリックしてテキストを入力」が出ているのでそれぞれ入力します。

タイトル:POWERPOINTの基礎
テキスト
  • POWERPOINTとはなにか
  • POWERPOINTを活用する

お気づきかとは思いますがテキストの右はじに●が表示されていてなにをやっても消えません。これはこのプレースホルダーの中に箇条書きの設定がされているからです。ちなみにプレースホルダーとはこのテキスト入力するための枠のことを言います。

デザインを変更する


さて内容は書き終わりました。ものすごく単純化していますが、基本はこの作業の繰り返しで一つのプレゼンテーションができあがります。ただこの白黒ではあまりに芸がないですね。

ではPOWERPOINTであらかじめ用意されているテンプレートを利用して全部まとめデザインを変更しましょう。

下記画像の書式設定ツールバーからデザインをクリックします。


なんかいっぱい出てきましたね。これがテンプレートです。この中から一つ好きなのを選んでクリックします。


するとどうでしょう。いっぺんにデザインが変わりましたね?


ここでもし文字の色を手動で青に変えていたりすると、うまく自動で変わってくれず、そこだけ青で見づらくなります。この背景で行くと全然見えなくなってしまいますね

そのほかテンプレート利用時の注意点です。
もとのタイトル・サブタイトル・テキストは文字入力に徹する。
一枚のスライドだけデザインを変更したい場合は上記テンプレート選択時に"▼"をクリックし「選択したスライドに適用」を選ぶ。

ここでは「一枚一枚のスライドは積極的にデザインを変えないほうが良い」ということ理解していただければ良いかと思います。それを理解した上で一部を太字にしたり色を変えていくのが効率的な作業になると思います。

2007の場合
2007の場合はメニュータブからデザインをクリックしてその名から好きなデザインを選びます。

いやだ!テンプレートだけじゃ満足できない!!

わかります!あなたの芸術的センスにかなうテンプレートがなかったのかもしれません。あとはタイトルだけ太字にしたいとかフォントを変えたいとかいろいろ要求があると思います。
次回はスライドマスタについて書きます。タイトルは【マスタはいつも上からものをいう】です。
最終更新:2009年03月23日 18:08