【データから該当するデータの合計を求めたい。|データベース関数を使おう】


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データベース関数(DSUM)を使い下記の操作を行いなさい。練習用ファイルはこちら

  • 『2009/10/10』の数量と売上金額(円)の合計を求める数式をそれぞれB2・B3に入力。
  • 『電器OKAZAKI』の数量と売上金額(円)の合計を求める数式をそれぞれD2・D3に入力。


データベース関数とは。

おそらくこの講座を見ている方にとってSUM関数は使いこなせると思いますが、SUM関数は単純に範囲に対する合計しか計算できませんので『条件に適合するデータの合計だけを求めたい』という融通が利かないのです。
(ちなみにピボットテーブルで求めればいいんじゃない?と思った人はエクセルに対するリテラシーが高いですね。)

そこでデータベース関数を使います。DSUMといいます。

『2009/10/10』の数量と売上金額(円)の合計を求める数式をそれぞれB2・B3に入力。


まず『2009/10/10』の数量の合計を求めますが、その前にちょっと状況を確認しておきましょう。

  • 数式を入力するところ。>B2
  • データが入力されている範囲>A7:H237(見出しも含める)
  • 数量のデータが入っている列>7行目
  • 検索条件が入っているセル>A1:A2(見出しも含める)

ですね。

imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSUM1.jpg)

それではB2に下記のように入力してください。

=DSUM(A7:H237,7,A1:A2)

imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSUM2.jpg)

これで『2009/10/10』の数量の合計が求められているはずです。

同じく売上金額の合計を求めるDSUMも入力します。絶対参照を覚えていますか?
【絶対か!?相対か!?】
【行か列だけを絶対参照にしたい】
ここら辺も使うと便利だと思います。

一度整理すると

  • 数式を入力するところ。>C2
  • データが入力されている範囲>A7:H237(見出しも含める)※絶対参照の出番
  • 数量のデータが入っている列>8行目
  • 検索条件が入っているセル>A1:A2(見出しも含める)※絶対参照の出番

ですね。絶対参照を使うとコピーして2個目の行数だけを変えてあげればOKです。

『電器OKAZAKI』の数量と売上金額(円)の合計を求める数式をそれぞれD2・D3に入力。


割愛します^^;

整理してやってみてください。

DSUMのまとめ


=DSUM(データが入力されている範囲,数量のデータが入っている列(=合計をするデータが入っている列を指定),検索条件が入っているセル)

です。それぞれ「,」で区切るのを忘れずに。

また下記のような記載方法でも同じ結果が得られます。

  • 例1)=DSUM(A7:H237,"数量",A1:A2)
  • 例2)=DSUM(A7:H237,B1,A1:A2)

DSUMの仲間


それぞれ記載方法が同じですが、()内の結果を求めます。

  • DAVERAGE(平均)
  • DCOUNT(データの個数を数える)
  • DMAX(該当データから最大値を持ってくる)
  • DMIN(該当データから最小値を持ってくる)
  • DGET(データ範囲から該当するデータを抽出。該当が複数個の場合はエラー『#NUM』を返す)

です。時間がある方は合わせて試してみて下さい。




コメント

SUMのバージョンアップです。



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Last-Modified:2024/03/28 18:23:52
最終更新:2009年04月22日 18:43