セリア=キルミン
そうですか。わかりましたリュンメイさん。
プレイヤー
セリアさ…あら?
セリア=キルミン
では杖のかけらを集めてきてくださいませんか?
そのかけらをわたしが元の杖に戻してあげます。
カペンシス
ああ、セリアさん。
あなたのような可憐な人にこのような迷惑をかけるなんて、まったく僕の本意ではありませんけど…。
セリア=キルミン
はあ…。
プレイヤー
あの、セリアさん…?この方々は?
セリア=キルミン
あ、いらっしゃいましたね。こちらの方々は…。
カペンシス
おっ!貴女、僕と同じ天界人なんですね?
このアラド大陸で同胞に会えて、それがこんな美しい女性だなんて、僕は幸せものーぉ~!
プレイヤー
はあ?
(天界人って、このアラドに沢山降りて来ているけど?)
カペンシス
愛のガンナーカペンシスです。これからお見知りおきを。
プレイヤー
あ、愛のガンナー?
イクシア
もう、カペンシスったら。初対面の人を困らせるんじゃないの!
見境も無く口説くのはやめて頂戴。
プレイヤー
あなたは?
イクシア
あたしイクシア!メイジだよ。
プレイヤー
そうですか…?あなた、もしかしてあの杖強奪事件の?
イクシア
そ、そうよ…でも今はちゃんと反省して、皆に杖を返してやろうと頑張ってるもん!
セリア=キルミン
そうです。イクシアさん達の手で杖を取り戻して持ち主に届けたのですが…
すでに壊されていた杖もあったようです。
それでわたしが元の杖に戻して差し上げようと言い出したんです。
プレイヤー
ああ…そうでしたか。
セリアさん、いいことをなさっていらっしゃいましたね。
私にもその手伝いをさせてくださいませんか?
カペンシス
とんでもない。初対面のあなたにそんな迷惑は…。
プレイヤー
貴方のためではありません。
このアラドの平和のために頑張っているメイジの皆さんと、それを手伝ってくださるセリアさんのためです。
勘違いなさらぬように。
カペンシス
そ、そんな…。
イクシア
…はいはいカペンシスさん。
そういうわけだからあたし達も急ごうよ!ほら!
-クリア-
セリア=キルミン
戻られましたね。
プレイヤー
これぐらいでいいでしょうか。
セリア=キルミン
はい。ここで少々お待ちになってくださいね。
(奥の部屋に入るセリア。)
イクシア
でも、セリアさんはどうやって杖を元通りにするのかな?
ねえ、知ってる?
プレイヤー
そうですね…私にもわかりかねますが、あの方は神秘的ですからね。
カペンシス
美しい花には棘がある…ミステリアスなところが、彼女の魅力の一つです。
イクシア
(うわあ、キモイこと言ってるし…。)
プレイヤー
(これは…だめですね。)
セリア=キルミン
できました。これを元の持ち主に…はい、イクシアさん。
イクシア
うん、ありがとう!
セリア=キルミン
杖を失くして困っている元の持ち主に、急いで届けてくださいね。
ちゃんと謝ることも忘れてはなりませんよ。
皆さんに助けてもらったけど、謝ることはあなたでしかできないことなんですからね。
プレイヤー
他人のことを心配するあなたのやさしさは、実に美しいものです。
イクシア
助けてくれたガンナーのお姉ちゃん、ありがとう!
お礼にカペンシスが美味しいステーキをおごってくれるって!
カペンシス
…え?あ、は、は、はい!
ぜひおごらせていただきます!
最終更新:2009年05月28日 21:30