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君と僕は禁断の甘い果実を 口にしてしまったんだ そう 2年もね 血を分けた身体が 一つになりたいと叫んでる 掴まれた腕の強さに 滲む瞳 霞む声 恥ずべき行為 血に塗れて消えてしまえ 君が息ひき取る頃には 大分空も晴れてるでしょう 君の体温感じる 硝子越し 指先から 消えてく体温 五感研ぎ澄まし 感じるは亡き君 神経に浸透する 違和感を切り刻む 君は僕を愛したまま消えた ひらり消えた声 君は僕と愛し合ったまま消えた 眠るように息をしなくなる身体を 抱きしめた もう温もりはないのにね 結ばれてはいけない愛を育んだ 誰も知らないまま そう 親友もね 一人先立つ不幸者 一人懺悔をする為だけに存在する僕 掌に包まれた君の脆さ 無き声 亡き君 後悔しなければ 愛しい人を憎む事を許さない 僕がいくら懺悔をしても 神は許さないのでしょう 君の愛感じる 鏡越し 鏡越しの愛 ちらり見えた本音 爪先から 消えてく残像 水面に映る一姿 掻き消すように脚浸ける 君は僕を愛したまま消えた 滅んだその身 君は僕を愛しながら消えた 僕一人に罪を背負わせた 懺悔をしなさい もう君に逢えないから 僕は手を合わせてる まるで神に祈るみたいに 神なんて居ないのにね この憎悪を晴らせるだろうか 憎しみに満ちた 醜い様 何よりも葬り去りたいのは僕自身だ 罪を引き連れて 劫火に飛び込もう 焼き尽くして 灰になるまで 僕の生きた証も残らないように 僕は君を愛したまま 消える

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