いつだって僕等
不完全な世界で 完全を求めた
傍らにある真実を曲げたって
何も変わらないなんて
わかっていた

歪んだ街並
そこに立ち竦む君の名を
僕は知らない

明日を生きるのを躊躇う僕には
明日の光なんか見えやしない
不完全が僕を苦しめる
そこにある突破口に逃げだす
逃げ切る自信は全くなかったけど

6・96の世界が僕を苦しめる
たとえ僕が消えても 君は知らない
そうだろ?

いつだって僕等
完成間近な理想に 完成を求めた
凭れ掛かって また完成から遠ざかる
傍らに見える幻影に手を伸ばしたって
消えてゆく
遠くに見える奇跡に縋ったって
どうにもならない

6・96の世界が僕を惑わす
目の前の扉をいくつ壊したら
俺の明日が見えてくるのだろう

いつだって僕等
明日を選んで生きてる訳じゃない
どこにもない足跡
月の出ない夜だって
僕は涙流したりした

必死になって僕等
崩壊ゆく世界で 愛を求め合った
絡めて解く視線
期待してはいけないと言い聞かせる
それで 何かが変わる気がしたんだ

歪んだ街並
そこに佇む君の名を
僕は知っている
最終更新:2007年09月13日 08:48