成長率および伸び率の分析

  • 複表分析には、成長性および伸び率の分析があります。これらは趨勢分析ともいいます。
  • 百分比貸借対照表では、資産合計=負債・純資産合計を100%として、各項目が何パーセントかを計算します。
  • 図で表すと以下のようになります(数値は仮のものです)。資産合計は100%、負債と純資産の合計も100%になっています。
     貸借対照表
┏━━━━━━━━┳━━━━━━━━┓
┃        ┃流動負債 20% ┃
┃流動資産 35%  ┣━━━━━━━━┫
┃        ┃ 固定負債40%  ┃
┣━━━━━━━━┫        ┃
┃        ┣━━━━━━━━┫
┃固定資産 65%  ┃ 純資産40%   ┃
┃        ┃        ┃
┗━━━━━━━━┻━━━━━━━━┛
  • 式で表すと以下のとおりです。
 貸借対照表の各項目の金額
────────────────×100(%)
 資産合計(=負債・純資産合計)
  • 百分比損益計算書では、売上高を100%として各項目が何パーセントかを計算します。
  • 数値例で表すと以下のようになります(数値は仮のものです)。
           (単位 %)
売上高        100.0
売上原価        82.0
           ──────
売上総利益       18.0 → 売上高総利益率(粗利益率)
販売費及び一般管理費  12.0
           ──────
営業利益         6.0 → 営業利益率
営業外収益        3.5
営業外費用        5.0
           ──────
経常利益         4.5 → 経常利益率
特別利益         1.0
特別損失         2.5
           ──────
税引前当期純利益     3.0
法人税、住民税及び事業税 1.5
法人税等調整額    △ 0.5 (注)
           ──────
当期純利益        2.0 → 当期純利益率
(注)△はマイナスを意味します。
  • 利益項目の比率を売上高利益率といいます。それぞれ区分に応じて、売上高総利益率、営業利益率、経常利益率、当期純利益率などがあります(上記表を参照)。
  • 式で表すと以下のとおりです。
 損益計算書の各項目の金額
────────────────×100(%)
     売上高



最終更新:2008年05月05日 10:24
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