【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?27
1 名前: 相坂さよ 投稿日: 2007/11/10(土) 00:00:49 ID:51pxPfQO
基本的にザジ×ちう。でも、萌えれば勝ちです
基本的にはsage進行ですけど、落ちそうになったらageてください
苦手なタイプのssはスルーが原則です。間違っても叩いたり、煽ったりしないで下さい。当然ですが荒らし・広告の類もスルーでお願いです
長めのssの投下前は、投下予告をするか、更新をして他の方と被らないようにして下さい
あと、トリップは付けない方がいい感じです


前スレ:【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?26はここです
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1186417251/


まとめwikiは
http://www.wikihouse.com/chuzazie/
新まとめwikiは
http://www37.atwiki.jp/chiuzazie/pages/16.html
携帯まとめは
http://www.geocities.jp/chiuzazie/
避難所はここです
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3429/
スレに関する議論はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3429/1147161131/l50
SSや画像をアップしたい人はこちら
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/upload.html
2 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 00:08:19 ID:???
>>1乙だにゃー
3 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 00:16:55 ID:???
朝 倉 サ ン ハ 私 ノ モ ノ
 誰 ニ モ 渡 サ ナ イ
                     さ よ
4 名前: 夕映 [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 00:20:37 ID:???
漏るデス・・・
5 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 00:20:41 ID:???
>>1
6 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2007/11/10(土) 05:54:07 ID:xWDAVz7t
ザジ・ザ・ビースト
7 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 05:55:48 ID:???
やあ (´・ω・`)
ようこそ、近年稀
8 名前: いいんちょう [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 12:44:50 ID:???
>>1

明日菜さんは私のものよ。
9 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 15:25:35 ID:???
 
10 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 15:51:20 ID:???
茶々丸ゲット
11 名前: [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 17:33:42 ID:???
くーちゃんを 私のものに してみせる
12 名前: [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 22:36:55 ID:???
偉大な師父はこういったアル

考えるな。感じるんだ・・・
13 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 23:33:54 ID:???
せっちゃん、後でウチの部屋に来てな
14 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 19:47:37 ID:???
この原稿だけは仕上げて見せる…。
15 名前: 刹那 [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 20:20:42 ID:???
また今日も汚れちゃった…
16 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 20:50:50 ID:???
3分後に投下します。

最近は千雨も丸くなったよね的な、ほぼ一年ぶりの話です><
17 名前: プライスレス [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 20:54:03 ID:???
プライスレス
1/1

「ひゃああっ!?」
 買い物を済ませた千雨が寮へ帰る途中、聞き覚えのある悲鳴が耳に飛び込んできた。
何事か、と千雨は周囲をきょろきょろと見渡す。
「あーん、また落ちてもうた……」
 程無くして声の主を発見し、千雨はやれやれと息をついた。何の事はない、近くのゲーセンで亜子がクレーンゲームに
興じていたのだ。珍しい事に今日は亜子一人らしく、周りに亜子の親友は誰も居ない。
「……何やってんだ? 情けねえ声出して」
 単純な好奇心で千雨は声を掛けてみた。相手が亜子ならばぎゃあぎゃあ騒がれる事はないだろ、と思ったからだ。
「は、長谷川さん!? あ、あはは、みっともないトコ見られてもーたなあ……」
 振り返った亜子は恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべる。
「和泉が一人でゲーセンに居る、ってのは意外だな」
「んと、たまたまやねん。ちょい寄り道しよう思て入ってんけど、この子に一目惚れしてもーて……」
 亜子はクレーンゲームの景品の一つを指差す。それは可愛らしい熊のぬいぐるみであった。
「はは、いかにもな代物だな……。で、いくら注ぎ込んだんだ?」
 千雨がにやにや笑いながら訊くと、途端に亜子の表情が曇っていく。
「んと、もう七百円は使こてもーたんよ……」
「―――和泉、人間諦めが肝心だ」
「うーっ、しゃあないなあ……」
 千雨に諭された亜子は一応返事をしたものの、未練がましい様子でぬいぐるみを見つめている。
そんな表情をされると、なんだか止めた方が申し訳無いような気がしてきた。
「けっ……。そんなに難しいものかねえ……」
 財布を取り出すと、試しに千雨も挑戦する事にした。あっさり取れたらくれてやろう、と思いつつ。しかし―――
「なんだよこのアームは! 全っ然挟む力がねえだろ!!」
 さくさくと失敗を繰り返し、四百円使った頃には千雨の小銭が尽きてしまった。
「畜っ生、人間様を馬鹿にしやがって!! こうなりゃ両替だ!!」
「あわわ、長谷川さんムキになったらアカンてえええっ! 諦めが肝心や無かったん!?」
「ぐっ……!」
 ミイラ取りがミイラになる形となり、千雨は亜子に宥められる格好でゲーセンを後にするのであった―――
18 名前: プライスレス [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 20:55:09 ID:???
2/2

「ああもう! 腹の虫が治まんねえ!」
 普段よりもギロリと目をつり上げながら千雨は悪態をつく。その横では亜子がしょんぼりと肩を落としていた。
「あーあ、折角かわええ子見つけたんやけどなあ……」
「…………」
 ちらり、と亜子の表情を窺うと、すぐに千雨は目線を外した。自分が見たかったのは、そんな表情じゃない。
「ごめんなー、長谷川さんまで付き合わせてもうて……」
「けっ……。私が勝手にやった事だから、心配される筋合いはねえよ」
 そっけなく答えながら、千雨はなんとかリベンジする方法を考えていた―――

「クレーンゲーム?」
 翌日。千雨に訊かれたハルナはおうむ返しに尋ねる。
「ああ。テメーはああいうの好きそうだからな」
「ふふん、このパル様を見くびっちゃ困るね。私はビブリオンのぬいぐるみをコンプするのに一万円注ぎ込んだ女よ!」
「―――OK、訊いた私が悪かった」
 やはり金を注ぎ込むしかないか、と千雨はうんざりした表情で溜息をつく。するとハルナはにやりと笑った。
「なになに長谷川、あんた好みの景品でもあるの?」
「け。そんなんじゃねえよ!」
これ以上詮索されるのは御免だ、と千雨は立ち去ろうとする。
「ふーん、なんかワケありな感じだね。じゃあさ―――」
 くすりと微笑みながら、ハルナはある事を教えてあげた。

「―――よりによってまき絵かよ……」
 放課後になり、再び千雨はゲーセンに足を運んでいた。ハルナが自分の代わりにクレーンゲームの得意な奴を
向かわせるように言ったので、しばらく待っていたのだが、そこに現れたのはまき絵だったのだ。
色々な意味で厄介な人物を派遣され、千雨は引き攣った笑顔を覗かせる。
19 名前: プライスレス [sageナンバーミスったorz] 投稿日: 2007/11/11(日) 20:56:26 ID:???
3/5

「ねーねー千雨ちゃん、どの子が欲しいの?」
「……こいつだ」
 まき絵のペースに乗らないように気を付けながら、千雨は亜子が欲しがっていたぬいぐるみを指差す。
「うーん……。隣の子がジャマしてるね」
 神妙な表情でしばし観察していたまき絵は、やがてにこりと笑い、コインを投入する。
「んとね、ここのクレーンはコツがいるんだよ」
 まき絵の説明を聞きながら千雨はじっくりとクレーンの位置を確認する。まき絵は巧みな操作でクレーンを導くと、
あっさりと隣のぬいぐるみを引き上げてしまった。出てきた景品を抱え、まき絵は嬉しそうな笑顔を浮かべる。
「こんな感じ! なんならあの子も私が取ってあげよっか?」
「いや、いい……」
 対して、千雨は呆気に取られていた。ここまであっさり取られると、自分はどこまで無器用なのか、と
軽い目眩を感じてしまう。しかし、まき絵のお陰で取りやすくなったのは確かだ。
「済まねえな、後は自力でなんとかする」
 まき絵が見守る中、再び千雨の挑戦が始まった。まき絵のお手本で距離感は掴めたのだが、いかんせん操作の方で
千雨は苦戦している。その度にまき絵がアドバイスを送るのだが、なかなか簡単にはいかない。
「ちっ……!」
 ぬいぐるみがあえなく落下したのを見届け、千雨は一度間を置くことにした。すると、まき絵が唐突に切り出してくる。
「ねーねー、千雨ちゃんもこういうの好きなの?」
「あ、いや……」
 適当に誤魔化そうとして、まき絵が亜子と同室な事を思い出す。しばし黙り込んでから、千雨は観念した。
「まあ、嫌いじゃねーが、私よりもコイツを欲しがってた奴がいるんだよ」
「ふーん、じゃあ千雨ちゃんはその子にプレゼントする為に頑張ってるんだね!」
 違う、と言い掛けて千雨はハッとする。
 脳裏に浮かんだのは、亜子の喜ぶ顔―――
 亜子の為に動いていた自分に驚きを隠せない。けれど、それは不快じゃなくて、自然と笑みが溢れてくる感覚で。
「―――ま、アンタもすぐにコイツと再会するだろーよ」
 にやりと笑い、千雨は再びコインを投入した。まき絵が?マークを浮かべるのを尻目に、
千雨は懸命にクレーンを操っていく。そして―――
20 名前: プライスレス [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 20:57:37 ID:???
4/5

「あっ! いいカンジだよっ!」
 ぬいぐるみを掴み上げたのを見てまき絵が騒ぎ出す。そして、ようやくお目当ての景品は陥落した。
「―――ははっ、手こずらせやがって……!」
 ぬいぐるみを回収し、千雨はしてやったりの表情を覗かせる。
「やったね、千雨ちゃん!」
「ああ、ざまあみろってんだ。―――さんきゅ、まき絵」
 一緒になってはしゃいでいるまき絵の頭を、千雨は穏やかな表情で撫でる。―――と、その時。

「あーっ、長谷川さんやったやん! ちゃーんと取れたんやね!」

 いきなり声を掛けられた千雨が振り返ると、亜子がこちらへぱたぱたと駆け寄ってきたのだ。
「まあな。コイツに教わったから、あんまり金使わずに取れたぜ」
「あはは。せやったんか。まき絵は器用やもんなあ、ウチにも教えて欲しいわ〜♪」
 千雨が説明すると、亜子はうんうん頷きながら財布を取り出そうとする。
「お、おいちょっと待て和泉、アンタはコレが欲しいだけだろ?」
「うん。そうやけど?」
 きょとんとした表情で答える亜子に、千雨はやれやれとばかりに苦笑する。そして、まき絵と軽く視線を交わすと、
「ほれ、コイツを持ってけよ」
 何のためらいも無く、ぬいぐるみを亜子に手渡したのだ。
「えっ……?」
 ぽかーんとしたまま亜子は硬直してしまう。その横でまき絵はポンと手を叩き、納得した様子で笑顔を弾ませた。
「いいからいいからっ♪ 亜子は遠慮しないでもらっちゃいなよ♪」
「せ、せやけど……、ええの、長谷川さん?」
 亜子が申し訳無さそうに千雨を見上げると、一瞬だけ千雨はどきりとする。けれど、千雨は目線を外しながら
ぶっきらぼうに答えた。微かに頬を赤くしながら―――
21 名前: プライスレス [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 21:02:07 ID:???
5/5

「私は単にリベンジしたかっただけだからな。別に景品が目的じゃねーよ。だからコイツはアンタにやる」
「長谷川さん……」
 亜子の表情が次第に緩んでいくのを見て、千雨は眼鏡を外し、不敵な笑みで答えた。
「―――なんなら、ちと早い誕生日プレゼント、ってコトでいいだろ?」
「―――うんっ!!」
 そして、亜子は嬉しそうに頷くと、受け取ったぬいぐるみを抱きしめたのだ。
「ありがとうな、長谷川さん!」
 亜子の笑顔が弾ける。それは、千雨が思い描いていたのより眩しくて―――
私はこの笑顔が見たかったんだな、と思う。千雨はくすりと笑い、まき絵と顔を見合わせた。
「やっばさ、コレばっかりは金で買えるもんじゃねーな」
「うんうんっ! こんなご褒美があるんじゃ、千雨ちゃんがムキになるのも分かるよ〜♪」
「んと、何の話?」
 二人がにやにやと笑い合う中で、亜子だけが小首を傾げている。
 すると、千雨はきっぱりと答えた。穏やかな笑顔を湛えたままで―――

「リベンジも果たせたし、いいもん見せてもらったからな。ま、私は満足したってこった!」

 そう言って、千雨は亜子の頭を優しく撫でた。瞬く間に赤くなる亜子に、まき絵はくすくす笑うばかり。
「なんかさ、不思議なんだよね〜♪ あの笑顔の為ならなんでも頑張れちゃうカンジだよねっ!」
「―――だな」
 まき絵の呟きに、千雨は珍しく素直に頷いた。
 亜子のとびっきりの笑顔。
 それはどんな報酬よりも嬉しいものだから―――

(おしまい)
22 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 22:39:10 ID:???
千雨は男前だな
23 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/11(日) 22:59:31 ID:???
さっきネギまBRを読んでたら
ちうVSザジがあってザジがゲームに乗ってて無口無表情の上に
装備がマシンガンと完全に桐山さんになっててちょっと悲しかったぜ(決して悪く言ってる訳じゃないぞ

ちょっとまとめ読んで癒されてくる
24 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 00:26:27 ID:???
>>16
GJなんだけど、千雨はまき絵のことバカピンクって呼ばないか?
25 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 00:41:44 ID:???
面と向かってバカピンクとは言わんだろう。ちなみに研究所では佐々木となってる。
どっちにせよ二次創作だし丸くなったんだろう。とにかく>>16GJ!!
26 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 00:54:04 ID:???
>>24ー25
学祭最終日での電脳戦の時は「まき絵」と呼んでましたので採用しますた。

つーか、原作の呼称には逆らいたくなるのもあったり。
夏美は亜子の事を「和泉さん」なんて呼ばないだろ、常考・・・
27 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 01:06:04 ID:???
>>26
常識的ではない
俺は夏美が亜子のこと「亜子」って呼ぶ方がどうかと思う
28 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 01:10:58 ID:???
流石に呼び捨ては無いだろうが、亜子さんか亜子ちゃんならアリじゃね?
亜子も夏美もみんなの輪の中には入るキャラなんだし。
あのクラスはみんな仲良すぎだから名字で呼んでるのを見ると俺も違和感を感じる時がある。
29 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 01:42:43 ID:???
俺も って何を他人かのように…

和泉さんの呼称は言うほど違和感感じなかったけどな
むしろアキラが神楽坂さんって読んでいるのに違和感
30 名前: 26 [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 02:03:33 ID:???
>>27
まあ、呼び捨ては無いでしょうね。
>>28
まさに俺は「亜子ちゃん」派ですw
>>29
うん。「神楽坂さん」は更に無いと思うw

一応、SSにする時は原作準拠が基本スタイルですので御安心を。見落としや勘違いが無い限りは・・・
どうしても変えたい時は、呼び名変更シーンも盛り込みます。

・・・なんか久々に議論スレ向きの話題なのかも?
一応、議論スレの方に自分の見解を詳しく書いておきますね。

わざわざ意見を下さってありがとうございました。
31 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 02:03:35 ID:???
もういいよ
32 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 02:04:27 ID:???
議論とかイラネ
33 名前: ハイパーどきどきタイム [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 03:46:05 ID:???
ハイパーどきどきタイム

1/2

「……どう?」
 裕奈が尋ねると、まき絵はおそるおそる湯船に手を入れてみた。そして……、
「うう〜、ぬるぬるしてる〜!」
 まき絵は慌てて手を引っ込め、大急ぎで入浴剤を洗い流した。様子を眺めていた裕奈は申し訳無さそうな顔をする。
「やっぱりダメかあ……。この入浴剤、すっごく美肌効果があるんだけどなー」
 少し淋しげな表情で、裕奈は手にしていた入浴剤を眺めていた。例によって通販で購入したものだが、
ややぬめりがあるのが難点である。実際にまき絵には耐えられない代物であった。
まき絵もしょんぼりした様子で濡れた手をタオルで拭き取っている。
「ごめんね、ゆーな。今日はみんなと大浴場の方に行くよ」
「うん……。仕方ないよね……」
 まき絵が浴室から出ていくと、裕奈はそのまま湯船に入り、大きく溜息をついた。
「あーあ、まき絵にもこの入浴剤のスベスベ感を味わって欲しかったんだけどなあ……」
 まき絵にも喜んでもらえるような入浴剤はないものか。しばし裕奈はそんな事を考えていた―――

 それからしばらくして。裕奈は再びまき絵に声を掛けた。
「今度は全くぬるぬるしないブツを用意したからねっ! 今日はあたしと一緒にお風呂入ろ♪」
「うんっ! いいよ〜♪」
 ぬるぬるしない、と聞いて、まき絵は二つ返事で了承する。そのまま二人は裕奈の部屋に向かった。
「はれっ? なんにも入ってないよ?」
 衣服を脱いで浴室に突撃したまき絵は、無色透明な湯船を見て小首を傾げる。すると裕奈はにやりと笑い、
「今からコレを入れるの♪」
 隠し持っていた小瓶を取り出すと、ある液体を数滴だけ湯船に混ぜたのだ。
「わあっ……!」
 途端に浴室にはラベンダーの香りが広がり、まき絵はうっとりした様子で声を上げる。
「ふふっ、ほんの少しのアロマオイルならさ、ぬるぬる嫌いのまき絵でも大丈夫でしょ?」
「うんうんっ!」
 裕奈の問いに、まき絵は嬉しそうに頷いた。
34 名前: ハイパーどきどきタイム [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 03:47:14 ID:???
2/2

「あははっ♪ すっごく気持ちいいね〜♪」
 軽くシャワーを浴びてから湯船に浸ったまき絵は、すっかりご機嫌な様子で感想を告げる。
「そりゃよかった。この前の入浴剤は空振りだったからね……」
 対して、裕奈は何故か緊張した表情で答える。
「こーゆーのだったら大歓迎だよっ♪ ありがと、ゆーな!」
「う、うん……」
「んー、ゆーな顔赤いよ? もうのぼせちゃったの?」
「違うっての……」
 くらくらしそうな状態で裕奈はぼそりと呟いた。まき絵の肩越しに……。
 まき絵を喜ばせたい一心で裕奈は声を掛けたのだが、さすがにこの事態は予想外だったらしい。
「わざわざ狭い浴槽に二人で入らなくても……!」
「あははっ、気にしなーい気にしない!」
 そう、まき絵は無理矢理裕奈と一緒に湯船に入っているのだ。裕奈が足を広げた所にすっぽり入る形で、
まき絵はお気楽極楽といった表情で寛いでいた。お陰で裕奈の方は身動きが取れない状態である。
 すぐに触れられる所に、まき絵の白い肌がある。思わず抱きしめたくなるのを、裕奈は懸命に堪えていた―――

(ううっ、嬉しいけどこれはちょっと辛いかも……!)

 今、何かの拍子にまき絵に触られたらまずい。裕奈は必死で高鳴る胸を抑えていた。
 対照的に、まき絵は呑気な事を切り出してくる。
「ふふっ、ホントにいい香りだよね〜♪ またお風呂に誘ってね、ゆーな♪」
「あはは……。りょーかい……」
 振り返ってにっこり微笑んだまき絵に、裕奈はつい反射的に頷いてしまった。そして、苦笑する。
「ま、いっか―――!」
 しばらくはどきどきタイムに悩まされる事になった裕奈は、やや開き直った様子で呟いた。
 好きな人と一緒にお風呂に入るのは、それはそれは幸せなことなのだから―――

(おしまい)
35 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 04:02:18 ID:???
キモい
36 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 06:14:04 ID:???
_. ._ パーン
( ゚д゚)
⊂彡☆))Д´) ←>>35
37 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 07:33:18 ID:???
今日は楓の誕生日だ!みんなで祝ってあげて下さい。
38 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 08:55:16 ID:???
>>37
了解だ!

 つ 蛙
39 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 14:16:03 ID:???
美砂「お誕生日おめでとう綾○はや○君♪」
楓「美佐殿、拙者は某貧乏執事とは違うでござるよ。確かに声は似ているでござるが…」

釘宮「知っているか?『楓』の由来は『カエルの手』から来ているんだぞ!」
楓「中の人の名前つながりのネタとは……中々面白い事をするござるな。」
美砂「ほんとよね〜」

「「「ハッハッハッハッハッハッハ」」」




楓「え……マジ?((゚Д゚;))」
40 名前: 楓 バースディプレゼント [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 18:59:59 ID:???
楓 バースディプレゼント


お誕生日。拙者、この世に生を受けて幾星霜
いつ頃からある風習かはわからぬが、贈り物というのはいつも心を躍らせてくれる物でござる

ハルナ 「楓さん、コレ貰ってよ!!お誕生日プレゼント!!」
少しばかり無駄な方向の元気が溢れんばかりのハルナ殿、その手には一冊の冊子が握られていた
楓 「おおっ!これはかたじけないでござる」
拙者に渡されたのは一冊の本、表紙を見ると・・・

”友情の果てに・・・”

楓 「??この表紙の少年はネギ坊主とコタローではないか?」
うっとりとお互いを見つめ合う表紙のネギ坊主とコタロー、少し気になったので頁をめくってみると・・・
言うに及ばず、語るに及ばず。所謂アーッ!!とかウホッ!!とかなのでござる
しかし頁をめくるに従って、ハルナ殿の絵には一つ気になることがあるでござった
ハルナ 「もう、楓さんったら・・・こんなところで読みふけるなんて、好きものね」
楓 「いや、ちょっと気になることがあるでござってな」
ハルナ 「何?なになに?」

楓 「ネギ坊主の○○はもう少し大きく、コタローの尻にはこのあたりにホクロと●●されたの跡があるでござる」

ハルナ 「・・・やるわね。私でもそこまでの情報は知ってなかったわ」
楓 「ネギ坊主はよくドラム缶風呂に入れてやってるでござるし、コタローは修行の名の下にいろいろと、でござる」
ハルナ 「ある意味役得ね。まあ今度勉強がてらに一緒に体験させてね。じっくりと」
楓 「あまり無茶はいかんでござるよ?」
ハルナ 「次の新刊楽しみにしてね。大丈夫、お誕生日じゃなくてもプレゼントしてあげるから」
贈り物とは嬉しい物でござるなぁ・・・

41 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 19:15:30 ID:???
>>40
GJ!もといそこのタヌキ姐とゴキブリっ娘自重しろww
さておき楓っつぁん誕生日オメ
42 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/13(火) 22:58:31 ID:???
あぷろだにtxtファイルがあぷ出来なかったのでこちらに投下〜

ホラー系?です。怖くはないですが苦手な人はスルーで
43 名前: 千雨 鑑定機 [sage] 投稿日: 2007/11/13(火) 22:59:57 ID:???
千雨 鑑定機


1/3
発明家というのは時にとんでもない物を作る
それは場合によっては歴史に残ったり、時代を劇的に変化させたりする物であったりする
そしてある物は歴史の、そして世界の闇へと消えてゆく
不幸な被害者と共に・・・


千雨 「なんだこりゃ?」
ある日、突然それは寮の一角に現れた。大きな、まるで冷蔵庫のようなドアのある物体だった
制作者の超が言うには一種のリサイクルマシーンだという
超 「この中に物を入れればお値段を鑑定して貰えるネ。そしてそのまま不要ならお金にしてあげるヨ?」
制作者はクラスでそんなことを言った

円 「なんで100円なのよ!!このシルバーアクセ、5、000円もしたんだよ!!」
美砂 「あはは、やっぱり偽物だったか」
桜子 「ハズレ、だね。あんな怪しい露店で買うからだよ」
その鑑定機はすぐにクラスの人気者となった。皆、あらゆる物を放り込んでその鑑定額を競い合ったのである
しかしそれもすぐに収まる。そう、委員長の存在があったからだ

あやか 「あら?このティーカップはこんなお値段だったかしら?」
なんというかそれは圧巻だった。何せクラスメートの入れるそれとは桁が4つは違うのであるから
千鶴 「あのティーセットでお家が買えるわね」
夏美 「ち、ちづ姉。お部屋に戻るのが怖くなっちゃったよ」
皆、一位を競い合うことに飽きてしまったのだ。どうあがいてたって勝てないのだから
44 名前: 千雨 鑑定機 [sage] 投稿日: 2007/11/13(火) 23:01:00 ID:???
2/3
千雨 「なあ、ザジ。夕飯を賭けて勝負しねえか?」
ザジ (・・・コクン)
千雨 「なら一発勝負。恨みっこ無しな」
私にもいくつか宝物と呼べる物があった。あまり高い物とは思えないがそれでもザジに勝つ自信があった
ザジと遊ぶつもりでそんなことを言ったんだ
そう、遊びのつもりだったのに・・・

千雨 「じゃあ私からな。私は・・・これだ!!」
私の宝物は自作のコスプレ衣装だった。実はこれ、それなりにいい生地を使っている
現在の人気から考えればネットでそれなりに良い値段がついてもおかしくないのだが

オネダンハ・・・89,000円

千雨 「おほっ!結構な値段がついたな!理由は何々?」
”現在人気のキャラクターがポイント。女子中学生ネットアイドルちうの脱ぎたてというのも良いですね”
なるほどな・・・って一時期あったブルセラかよ!!
千雨 「り、理由はともかくなかなかの金額だ。これで私のおごりは決まったかな?」
しかしザジのほうをみたが、ザジは不敵に笑っている、勝つ自信ありといったところか
千雨 「・・・いいだろう。じゃあお前の番だ。やってみろ」
私がそう言うと、ザジはそっと鑑定機の扉を開けた
そして・・・よく見るとザジはなにも持っていなかった。あれ?コイツ一体・・・
45 名前: 千雨 鑑定機 [sage] 投稿日: 2007/11/13(火) 23:02:04 ID:???
3/3
次の瞬間、ザジは私の手を握ると思いっ切り引っ張った
そして勢いで私は鑑定機の中に放り込まれる。不意を突かれ私は抵抗することが出来なかった
千雨 「なっ!!テメエ一体何しやがる!!」
私は急いで振り向くが、扉は無情にも閉まってゆく。そして閉じゆく扉の隙間からザジの顔が見えた
ニヤリ、と笑ったザジが見えた


私が今どこにいるのかわからない
確かあの鑑定機は”不要ならお金になる”という機能があった
そして私は暗い中にいる。たぶん何処かに運ばれたのかもしれない。不要な物として
ザジ、それはあんまりだ。私は要らなかったのか
それとも操作を間違えただけなのか?
教えてくれ、ザジ・・・

そしてザジ、もし私が戻ることが出来たならどうしても教えて欲しいことがある
私は”いくら”だったんだ?

46 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/13(火) 23:03:29 ID:???
長谷川千雨:プライスレス

お金で買えない価値がある
47 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 08:22:23 ID:???
楓「おや? あれは五月殿とサッチャンでござるな」
五月 あ、長瀬さん。
サッチャン ぶ?
楓「何をしているでござるか?」
五月 葉っぱを集めていたんです。
楓「ほう…かなり集まっているでござるなぁ」
五月 この子が頑張ってくれましたから
サッチャン ぶぃ〜♪
五月 そうだ。焼き芋でも作りましょうか
楓「風流でござるなぁ」

五月 …あ、あの
ふーか「良き香りじゃのう」
ふみか「旨そうじゃのう」
楓「…いやー、賑やかになってしまったでござるなぁ」
五月 お、お芋は一杯ありますから…

数分後

ふみか「クハァァァ! 甘いのぅ! 美味いのぉ!」
刹那「おいしいねぇこのちゃん」
このか「お芋美味しいねぇせっちゃん」
五月 あ、焦って食べちゃ駄目ですよ
サッチャン ぶぃっ、ぶぶぅっ
楓「…善也善也」
ふーか「…フンッ!」
 カッ!

その日、ふーかの放った鳴滝ビッグバンによって麻帆良は跡形もなく無くなった。
そしてその後数百年間旧麻帆良の地には草木一本生えなかったという。
48 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 13:14:29 ID:???
むしろ、肥やしになって密林が出来そうなんだが・・・
49 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 17:06:17 ID:???
>>47
フイタwwww
50 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:01:46 ID:???
これから投下します。

久々の中編(?)なのでちょっと微妙かもしれませんが・・・
あと、呼称は一応研究所とかを参考にしてありますが、
自分的に変えたい部分を少し変えてありますのでその辺はご了承を。

51 名前: 彼女の歩む道 -1- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:04:00 ID:???
薄明るい月明かりが差し込む部屋の中で、ゆっくりと起き上がる一つの影―――
「お目覚めですか」
上半身をベッドの上に起こした明日菜に、彼女は寝たまま問いかける。
もうとっくに起きていたようだ。
『どうせなら起こしてくれれば良かったのに』
明日菜は心の中で悪態を尽く。
「う…うーん。部屋に戻らなきゃ」
もそもそと服を着始める明日菜に、彼女は冷めた視線を送る。
「一晩くらい泊まって行っても別に私は困りませんけど」
「…そうね。また今度、考えておくわ」
いつも変わらない会話。まるで儀式のように毎回繰り返す問答に、彼女は退屈していないのだろうか、と明日菜はいつも不思議に思っていた。
「それじゃ、またね」
「ええ、また」
これもいつも通り。彼女はいつも追わない。自分も縋らない。捕らえず捕らわれずの二人の関係を明日菜は気に入っていた。そう、このままずっとこんな関係が続くと思っていた・・・。
52 名前: 彼女の歩む道 -2- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:07:35 ID:???
>>51

「アスナさ〜ん 今日も一段と魅力的ですわ!授業なんてほったらかしてこのまま襲ってしまいたい気分ですわ!!」
「あ〜はいはい。冗談はほどほどにしておいてね。あんただけならいいけど、こっちも噂の中心になって困ってるんだから!」
「何をおっしゃっているんですの?いつだって私たちは世界の中心ですわ。私たちの仲は誰にも裂けませんのよ」
校舎へ入ると共に、彼女の熱いまなざしが明日菜に纏わりつく。人から好かれるのは嫌いではない。
しかし、それが元で誰かに噂されるのはイヤだった。明日菜の気持ちを知ってか知らずか・・・それとも困る明日菜を楽しんでいるのか、
熱いラブコールは止まることを知らない。半ば諦め顔で教室へと向かう明日菜。廊下で行き交う人たちの視線がなんとも痛い。
『あ〜あ、面倒な奴に取り憑かれたもんだわ』
やれやれとため息をつきながら教室へ入ろうとしたその瞬間、ぐいっと腕を引っ張られ、廊下へと引き戻された。
「・・・えっ・・・!?」
気付いた時には腰に手を回され、抱きかかえられながら口付けされていた。
「ちょっっっと!!な・・・なにすんのよっ!」
「朝のおはようのキスですわ」
思いっきり払いのけられたというのに全く堪えていない様子でさらっと言い放つ。
それ以上赤くなれないほど顔を赤くした明日菜が金切り声で文句を言うがまったく相手にはされない。むしろ噛み合わない会話が、
いつものお決まりとばかりに人だかりができ始めた。
53 名前: 彼女の歩む道 -3- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:09:22 ID:???
>>52

「相変わらずあっついねぇー、朝からまーよくやるッス」
「そっ・・・そんなんじゃないわよっ!この万年エロいんちょが私にっ・・・」
「まぁ、私の愛情表現を『エロ』の二文字などで片付けてしまうなんて、まだまだアスナさんに私の愛は伝わっていないようですわ」
コトの続きを始めかけた相変わらずのあやかと、その巻き添えになる明日菜を横目に、美空は教室へ入った。
外の喧騒が嘘のように、教室には穏やかな朝の空気が流れている。
『あれ?』
いつもとは何かが違うような違和感を感じ、美空はぐるりと教室を見回す。
廊下(そと)の出来事に興味を持たないクラスメイトたちがそれぞれに思い思いのことをしていた。
一人廊下を見つめる少女を除いて・・・。
「廊下が気になるッスカ?」
「・・・・・・・」
「お・・・おはよー」
「・・・おはようございます」
『声掛けるんじゃなかった・・・』
すぐに後悔した。黙って向けられた瞳は鋭く、まるで心臓を射抜かれたかのように、一瞬息が止まった。なんとか挨拶を交わしたものの、
二人の間には冷たい空気が渦巻いている。
「あの二人はいつも熱いッスねー」
世間話をする程の間柄でもなかったが、この重い空気の中では何か言わなければならない・・・そんな気持ちで発したものの、
それが最悪な選択だとは美空はこの時思ってもいなかった。
「・・・興味ありませんから」
視線の先は明らかにあの二人に向かっていたはずなのに、シラを切る相手に美空の直感が働いてしまった。
「明日にゃん盗られて残念ッスね」
頭で考えるよりも先に口からこぼれ出たその言葉に、相手の血管が切れる音が聞こえた気がした。
「・・・・な・・・なんでもないっす・・・・!!」
美空は叫びながら教室の外へと逃げ出し、とうとう午前中は教室に戻ってはこなかった。

54 名前: 彼女の歩む道 -4- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:10:23 ID:???
>>53

明らかに冷静さを失った様子の少女は、脇に立てかけた木刀を持ち中庭へと向かった。
噴出した汗が飛び散るのも構わず、ただただ闇雲に木刀を振り回し空気を引き裂く。
「剣に迷いが出ているな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうせお嬢様のことだろ?違うか?」
「お前には関係ない」
ひゅんと一際大きく振り切った刃先を真名へ向け、睨み付ける。
「おーこわ。お嬢様のこととなると、お前は周りが見えなくなるな」
黙って見つめたままの少女とは裏腹に、真名は茶化した瞳で見返す。
「お嬢様のことではない」
ぶっきらぼうに呟くと、再び無言で素振りを始めた。
想定外の返答に面食らった様子の真名だったが、何やら楽しげに再び始まった素振りを見続けていた。
「そういえば・・・今朝仕事から戻ったら見慣れぬ長い髪の毛が部屋に落ちていたが・・・?あの赤毛はお前のものか?」
大きく竹刀が跳ね上がり、少女の動作が止まった。
「・・・・・・部屋に・・・戻ったのか?」
首だけを回し見た視線の先には、彼女の強張った表情に反して不敵な笑みを浮かべる真名の姿があった。
「いくら私でも仕事の後くらいはシャワーを浴びたいからな」
つーっと汗が頬を伝い落ち、息をするのさえ躊躇うような静寂が訪れた。
「お前がお嬢様以外に興味を持つのはいいことだ。余計な詮索はしないでおこう。だが秘密を守り抜きたいのならもう少し周りに気を遣え」
ひらひらと手を振りながらその場を後にする真名の後姿に、下唇をぎゅっと噛み締める。
「秘密にしたくてしているわけではない」
ポツリと呟いたその言葉は到底真名に届く筈も無く、むしろ自分に言い聞かせているかのようだった。
ふと、見上げた頭上の空はさっきまでの明るい日差しを隠し、重く厚い雲が一面を覆っていた。
自分の心情を映し出したかのような空に小さくため息をつき、ぎゅっと竹刀を握り締めた。あんなに吹き出ていた汗もひき、
身体はすっかり冷え切ってしまった。大きく身震いをすると少女は足早に教室へと向かう。
それを見届けるかのように重さに耐え切れなくなった厚い雲の合間から、無数の水滴が地上へと落下した。
「雨・・・か・・・」
誰も居ない中庭に、静かに雨が降り注ぐ
ゆっくりと―――そして残酷なまでに冷たく―――
55 名前: 彼女の歩む道 -5- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:11:38 ID:???
>>54

「はぁあー・・・」
大きなため息とともに、小さくベッドが軋んだ。一人用のベッドに二人で寝るのはさすがにちょっとキツイらしい。
悲鳴にも似たその音に美砂はベッドを明け渡す。
「どうしたのよ、大っきなため息ついちゃって」
無造作に散らばった服をかき集め、下着だけ身に着ける。どうせまた脱ぐことになるのはわかっていたが、
彼女がいつも気まぐれだけで自分の部屋にやってきているわけではないことをわかっていた・・・・・・
話を聞くにはせめて寒くない格好でいたい。そんな間にも、火照った身体に冷え込んだ部屋の空気が容赦なく突き刺さる。
美砂は皺くちゃになったシャツを羽織ると背中をベッドに預け、膝を抱えた。
「最近いんちょがしつこくてさ、疲れてんのよー」
重そうに開いた口からうんざりしたような声が漏れた。
うつ伏せに寝転びベッドを占領しているお姫様は、機嫌が悪そうに美砂を見つめた。
「でもいいんちょと仲イイじゃん?」
「うぅ・・・別に嫌いなわけじゃないもん。ただ・・・恋愛対象にならないだけよ」
言葉に詰まった彼女は気まずそうに視線を逸らした。
「そういえば、桜咲さんは?いいんちょが纏わりついてることどう思ってるの?」
「べーっつにー そういう嫉妬とかする人じゃないし、私が束縛されるの嫌なのわかってるもの。だから付き合えるんだけどね」
興味なさそうに彼女は自分の髪の毛をいじり始める。
『なんだ、今日はストレス発散なのか』
もっと深刻な悩みかと身構えていた美砂だったが、それほど大きくもない悩みに拍子抜けして思わず笑いがこみ上げた。
「まーあんたの好きにしなさいな。私はたまにこうやって会うだけでなかなか楽しいしさ」
彼女のロングの赤毛をそっと掬い、軽く口付ける。鼻をくすぐるシャンプーの香りが今の美砂には心地よかった。
「うーん、美砂と付き合えばよかったかな」
「止してちょうだい、私はあんたなんかゴメンだわ」
「フフ、私もよ」
軋むベッドの音も気にせず、美砂はぬくもりの残る布団の中へと潜り込んだ。
56 名前: 彼女の歩む道 -6- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:12:52 ID:???
>>55

残された廊下で、明日菜は一人佇んでいた。
さっきから美空の言葉が頭の中でぐるぐる回っている。
「寒い・・・」
廊下に響く小さな声がみるみるうちに壁の中へと吸い込まれていった。
置き去りにされたような孤独の中、明日菜は身を包む寒さに一人震えていた。
このまま部屋には帰りたくなかった。自分を包み込む、ぬくもりが欲しい・・・
頭に思い浮かぶ顔は、白く端正な横顔 ・・・ 月に照らされた、蒼白い ―――
静寂を断ち切るその音に、はっと我に返る。孤独の中を彷徨っていた自分を元の世界に引き戻してくれたのは、
メールの着信音だった。
[今日も龍宮はいません。11時までは起きています。お好きにどうぞ。]
簡素な文面に自分への彼女なりの気遣いが見え思わず顔が綻ぶ。
と同時に美空の言葉が否応なしに圧し掛かってくる。
『・・・まさかね・・・・・・』
疑念はあったが、今は本心を確かめる時ではない、それよりも・・・・・・
彼女の部屋へ足を向ける。自然とその足は速まっていた。
見慣れたドアの前で立ち止まる。ノックの数秒後に開いたドアの奥に、彼女は少しだけ驚いた様子で佇んでいた。
「二日も続けてゴメン」
明日菜の言葉に、ゆっくりと綻ぶ口元。いつものクールな彼女からは想像もつかないような甘く優しい声で囁いた。
「別に構いませんよ」
部屋の中に吸い込まれるように入ると、扉は小さな音を立てて閉まった。
57 名前: 彼女の歩む道 -7.1- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:16:57 ID:???
>>56

廊下に佇むその金髪の目立つ後姿に、顔を見ずともすぐに誰だか気が付いた。
いつもと様子の違う彼女に、声をかけようとした口を慌てて噤んだ。
視線の先にいたのは刹那の部屋へ招き入れられる明日菜の姿だった。
彼女の想い人、明日菜――― 
その明日菜がこんな遅くに刹那の部屋を訪れて・・・明日菜を出迎える刹那の姿に・・・二度驚いた。
自分も今まで見た覚えがないような刹那の笑顔に一瞬にして気付いてしまった。
見てはいけないものを見た気がして呆然とその場に立ち尽くした。
「古菲さん・・・見られてしまいましたか」
「いいんちょ・・・」
振り返った彼女に、いつもの自信溢れる表情はない。
寂しそうに微笑む眼差しに、涙が零れるのを抑えられなかった。堰を切ったように感情が溢れ出し、ポロポロと涙が流れ落ちた。
「まぁ、困りましたわ」
ポケットから取り出したハンカチで涙を拭われながら、導かれるようにロビーへと向かった。
頬を撫でる小さな布が彼女のように優しく、そして柔らかかった。
58 名前: 彼女の歩む道 -7.2- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:18:58 ID:???
>>57

「落ち着きましたか?」
ようやく涙も止まった頃、改めてみた彼女の顔はいつもの笑顔に戻っていた。
辛い・・・はずなのに・・・自分を気遣ってか辛い表情は見せずにいる。
「いいんちょは・・・ツラクないアル?」
自分の問いかけに困ったような笑顔を見せ、彼女は口を開く。
「アスナさんは私のモノではないですから、仕方ないですわ。辛いかどうかと聞かれれば・・・それは辛いですけれど・・・」
なんてバカなこと聞いたのだろう・・・自分の愚かさに悔い、そして彼女の笑顔に胸を締め付けられた。
目の前にいる相手に心配をかけないように、負担をかけないように。彼女は精一杯の笑顔を自分へ向けていてくれる。
今も、辛い気持ちを抑え自分の為に・・・
「そんな顔しないで下さいな」
きっとどうしようもないくらい見っとも無い顔している。必死で涙を堪える自分は無様な顔をしているだろう。
オロオロする彼女にぎゅっと抱きつき、涙を零した。
「いいんちょが泣かない代わりに、ワタシが泣くアル」
「古菲さん・・・ありがとう、ございます・・・」
泣いていたのかもしれない。消え入りそうな声が頭の上から聞こえてきた。
でも今まで必死で耐えていた彼女の泣き顔を見たくはなかった。
自分を抱き締める腕の温かさの中で、この気丈な彼女を守ってあげたい、そんな気持ちが沸き起こるのを
止めることは出来なかった。
59 名前: 彼女の歩む道 -8- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:20:14 ID:???
>>58

ドアをノックする小さな音に浅い眠りから目が覚めた。
ちらっと時計を目にしてから玄関へ向かう。
『なんかあったかな?』
開いたドアの先には予想通りの人物が立っていた。
「おー 二日続けて来るなんて珍しいじゃん」
軽口を叩いて部屋に招き入れる。
お互い気心知れた仲、予定もなしに訪れるなんていつものことだった。
「やっぱりあんたの部屋が一番落ち着くわ」
来て早々ベッドに寝転ぶお姫様は、何も変わらない普段通りの彼女である。
「なーに言ってんのー アスナには桜咲さんがいるじゃない。彼女を大事にしなさいよ」
「なんで今日はそんなに冷たいのよー ねぇ、美砂ぁ」
別に居つかれることが迷惑なわけじゃない。二日続けて来たって一向に構わない。
ただ、たまに会うからこそ彼女との時間が自分にとって楽しい時間になっていることに変わりない。
それは彼女だって同じな筈・・・。
「こーら 私にもアスナにも本命がいるってこと忘れないでよね」
「・・・・・・・・・・・・」
これもまたいつも通りの反応。本音をつかれれば黙り込むのは彼女の癖だ。
プイと拗ねてふて寝のフリしちゃって、普段の教室の彼女とは大違い。だからこそこのギャップを見るのが楽しくて仕方ない。
「もぉしょうがないわねー」
ベッドの上で縮こまるお姫様を、後ろからそっと抱き締めた。
今日も抗議するかのようにベッドは小さく軋んだ。
60 名前: 彼女の歩む道 -9- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:21:38 ID:???
>>59

「・・・・・・アスナ!!」
突然かけられた声に彼女は小さく身じろいだ。
二人きりだったはずの部屋の中に立っていたのはクラスメイトの古菲だった。
「見損なったアル」
ベッドの上の二人に対し怒りを露わにしてこちらを睨み付けている。
寝転んだまま冷めた瞳で古菲を見つめる。
「・・・・・あんたに邪魔されて不機嫌な上に、それはどういう意味かしら」
「いいんちょがどんな気持ちでいるか知ってるアルか?ひどいアル!」
大声で喚き散らす古菲にうんざりした様子で起き上がる。乱れた着衣から制服のリボンが滑り落ちた。
何をしていたのか明らかにわかる状況だと言うのに彼女は一向に悪びれる様子も、事実を隠蔽する様子もない。
起こした上体をダルそうに左手で支え、右手で頭を掻き毟っている。
ここまで機嫌の悪い彼女を見るのは久々かもしれない。
「人の部屋に勝手に入り込んで情事まで邪魔されて、挙句の果てに説教?あんたにそんな権限があるわけ?」
「それは・・・・・・」
もっとも過ぎる彼女の発言に、古菲は反論できずに唇をかみ締める。
俯いて今にも泣き出しそうだ。
61 名前: 彼女の歩む道 -10- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:22:38 ID:???
>>60

「古菲さん、ありがとうございます。でもいいんですのよ。柿崎さん、アスナさん 勝手に上がりこんでお邪魔してしまって
申し訳有りませんでした」
「いいんちょ・・・」
古菲の後ろからやってきて、あやかは深々と頭を下げた。そんなあやかを心配そうに古菲は見つめている。
長い間下げていた頭をふと持ち上げ、あやかは古菲に視線を移した。
「これは私たちの問題なのです。第三者である貴方が口を出す問題ではありませんわ。
心配してもらえるだけで、私は嬉しいです。方法は間違っていたとしてもこうやって貴方がアスナさんたちに
抗議してくれたことも感謝しますわ」
あやかの言葉に古菲はしょんぼりした様子でうな垂れる。それはまるで親に怒られた子供の姿のようだった。
「いんちょ、あんたまさか・・・」
「桜咲さんのことも柿崎さんのことも全部知っていました。それでも私は貴方が好きで・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
沈黙に支配された狭い部屋の中、四人もの人がいるというのに誰一人言葉を発しようとしなかった。
誰か一人でも話せばこの空間自体が壊れてしまいそうな、そんな空気の中でそれぞれの思いを巡らせていた。
「今日は帰りますわ。行きましょう 古菲さん」
あやかにそっと肩を抱かれて部屋を出て行く古菲。最後にチラリと振り返り、あやかは二人に小さく頭を下げた。
扉の閉まる音と共に、彼女のため息が零れ落ちた。
シンと静まり返る部屋の中で、彼女は呆然と虚ろな瞳を漂わせていた。
62 名前: 彼女の歩む道 -11- [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:23:44 ID:???
>>61

「ごめん、今日は帰るわ」
突然ベッドから飛び降りると彼女は身支度もそこそこに玄関へと向かう。
「アスナ・・・無理してない?」
「へーき」
とってつけたような返答だったかそれ以上のものも期待出来そうにない。
玄関先でほんの少し引き止めて彼女が自分でやりそうにもない着衣の乱れを整える。
「つらくなったらいつでもおいで」
「・・・うん アリガト」
彼女の最後の言葉はドアの閉まる音とともに掻き消された。




後ろで大きな音を立ててドアが閉まった。
もうここに戻ってくることもないだろう。
冷たい廊下を歩く・・・歩く・・・ただ一人で ――――





-end-
63 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 20:24:48 ID:???
長々とすみませんでした(汗

1年以上ご無沙汰しちゃっているのですが、
また時々投下しにくると思うので、よろしくお願いします!
64 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 22:53:14 ID:???
前書きがあったにもかかわらずパル同人オチを期待してしまった俺
65 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/14(水) 23:20:39 ID:???
長々と後書きは不要
投下した、それだけでいい
大作乙、心からGJ!
66 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2007/11/14(水) 23:52:42 ID:AuDF3G14
なんかいっぱいフラグが立ってる
そして切なス

しかし一時期の隊長を連想してしまたのは妄想しすぎか


とにかくGJ!!
67 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/15(木) 00:03:09 ID:???
動かしたキャラの量が凄いな。これで中身スカスカになってないのがGJだよな
いいものをありがとう。次も待ってる
68 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/16(金) 16:16:52 ID:???
今日は夕映の誕生日だ!みんなで祝ってあげて下さい
69 名前: 夕映 仔犬の話 [sage] 投稿日: 2007/11/16(金) 22:57:56 ID:???
夕映 仔犬の話


1/4
犬・・・ネコ目イヌ科イヌ属の動物
人類の古くからの友にして愛玩動物
誰もが目にする、時に愛らしく、時に勇敢な心の友


わんわん
夕映 (で、私は何でこんなことになってるですか?)
いつもとは明らかに違う目線の高さ、そして視界。これは一体?
下を向くと・・・足。毛むくじゃらの足。目が覚めるとこうなっていたのです

く〜ん
夕映 (どうやら私は犬のようですね)
歩く速度は通常の3分の一。いつものと同じように歩いているのに目的地まで遙か遠く感じます
犬とはこれほど辛いものでしたか
水際まで来ると、水面に私が映りました。何度も確認しましたが犬の顔です
私は犬のようです

わう?
夕映 (あれは・・・)
遠くから誰かが私を見つめいていることに気がつきました
少し上気したような目、ほんのり朱に染まった頬、喘ぎを含んだ吐息。何でしょう?発情でもしているのでしょうか?
その人物はだんだんと私に近づいてきて・・・
龍宮さんです
70 名前: 夕映 仔犬の話 [sage] 投稿日: 2007/11/16(金) 22:59:47 ID:???
2/4
龍宮 「ああ・・・君はどこから来たんだい?」
夕映 (君?私のことですか?)
いつもは見せないような、私が言うのも何ですが、あの鉄面皮がこんなにまで砕けるものなのでしょうか?
こんな笑顔は初めてです。龍宮さん、その下心まで見えるような笑顔は反則です

龍宮 「こんなところで一人だなんて、それに首輪もしてないし野良なのかな?」
きゃいん!
夕映 (の、野良とは失礼な!!これでも私は由緒正しき綾瀬家のお漏らし娘・・・違いました)
龍宮 「さあ、外は寒いしご飯もない。私の実家へ行こう。ご飯もあるし暖かい布団もある、な?」
うぅぅ・・・
夕映 (龍宮さん?何ですかその下手なナンパのような台詞は・・・あれ?何で私は尻尾を振ってるですか?)
龍宮 「そうか、嬉しいか。さあ、だっこしてあげよう。おいで」
夕映 (だ、ダメです。ここで流されてはいけない気がするです。そ、それなのに・・・ご飯って言葉に反応してるですか!?)
結局私は尻尾を振りながら龍宮さんの実家に連れ込まれたのです


真名 「さあご飯だよ。君は小さいからまだミルクで良いかな?」
遙かに固い視点に龍宮さんの顔はあります。でもすぐに私の視線のちょっと上にやってきました
真名 「大丈夫。ちょっとだけ暖かくしておいたからおいしいよ?」
私の目の前に置かれたのは小さなお皿、そこには白い液体がなみなみと注がれていたのです
所謂ミルク。仔犬の栄養剤です
く〜ん・・・
夕映 (残念ですが私はただのミルクには興味がありません。珍ジュースあるいは毒飲料がありましたら・・・アレは醤油の瓶?)
わんわん!わんわん!
夕映 (た、龍宮さん。アレに見える醤油をミルクに垂らすデス!!ミルク醤油!!ミルク醤油ぅ!!)
真名 「???君、アレは醤油だ。飲み物じゃない、ってそんなに気になるのかい?」
夕映 (はやくぅ〜!!ミルクに醤油を入れるデスぅ〜!!)
こうしてミルクは茶色に染まっていきました。そして香ばしくなったです
71 名前: 夕映 仔犬の話 [sage] 投稿日: 2007/11/16(金) 23:01:20 ID:???
3/4
真名 「さあ、お腹もいっぱいになったところで・・・お風呂にでも入ろうか?」
私は龍宮さんの胸に抱かれたまま、浴室に連れ込まれたのです
多少は抵抗してみましたが、所詮は仔犬の力、百戦錬磨の龍宮さんの力に及ぶはずもありません
しかし犬の目から見たお風呂というのは・・・恐怖なのでした
自分の身長より遙かに深いお風呂の底というのは暗く深いものに見えてしまうのです
きゃいんきゃいん!!
夕映 (や、やめてです!!そんな深い所に沈められたら・・・ダメですぅ!!)
暴れてみたけれども私はお風呂に沈められてしまったのです。ああ・・・沈む・・・沈んでゆくですぅ・・・

真名 「ははっ、ちょっと深いか?でも大丈夫、こうやれば」
龍宮さんはそう言うと、自分の胸の上に私を乗せたのです。おっぱいで浮き輪を作ってくれたのです
ぱう
夕映 (はぁはぁ・・・犬の風呂とはこれほど恐ろしいものだったとは・・・)
真名 「ゴメンよ。ちょっといじめてみたくなったんだ。スマナイ」
きゅ〜ん
夕映 (冗談ではありません。まさに死ぬかと・・・おっぱいが大きいですね)
その後、私は湯船の中の龍宮さんの腕を足場にしてお風呂を堪能しました
慣れれば泳げるもので、いきなりというのがいけなかったようです
やはり仔犬とはいえ野生の身体です。それなりの性能があるというのがちょっと悔しいです

真名 「良い湯だったかな?」
龍宮さんは私の濡れた身体をバスタオルで拭いてくれました
にも関わらず、これは犬の本能とでもいうのでしょうか
意識していないにもかかわらず、身体をぷるぷると震わせて雫を払ったのです
真名 「あはは、やっぱりやっちゃったか。犬だもんな」
ちょっと見抜かれていたのが悔しいです
72 名前: 夕映 仔犬の話 [sage] 投稿日: 2007/11/16(金) 23:03:45 ID:???
4/4
真名 「さあ、ご飯にお風呂が終わった。夜もう遅い、だから・・・」
全身に疲れがどっと出てきました。なれない仔犬の身体、それは仕方がなかったのかもしれません
私は龍宮さんに抱かれるまま寝室へと連れ込まれたのです
真名 「もうおねむの時間だね。でも・・・夜は長いんだ。とってもな」
いきなり龍宮さんは脱ぎ始めました。そう、素っ裸の生まれたままの姿です
きゃいん!!
夕映 (な、何を!!裸になって何をするつもりです!!)
真名 「君も裸で寝るんだ。だったら私も裸で寝ないと失礼だな・・・」
ぐるるるる・・・
夕映 (止めるデス!!止めるデスぅ!!)
真名 「怯えることはないさ。君は女の子だったね。大丈夫、私はどっちでもいける口なんだ。さあ、やらないか?」
きゃいんきゃいん!!


ハルナ 「今頃何してるかな。ゆえっち」
超 「お誕生日ダカラ、仔犬と精神を入れ替えるというびっくりプレゼントにどう反応してるか楽しみネ」
ハルナ 「まあ、驚くなんてもんじゃないと思うけど・・・そう言えば明日も誰かの誕生日だっけ?」
超 「龍宮サンヨ。大丈夫、龍宮さんにも誕生日プレゼントになるように仕込んでおいたネ」
ハルナ 「まさかちゃおりん、仔犬の夕映吉を龍宮さんに?」
超 「なんのコト、カナ?」
ハルナ 「・・・ちょっと同情しちゃうな」


きゃいんきゃいん!!
がぶ・・・

73 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 01:02:06 ID:???
隊長…………wともかく誕生日オメ。
あと一日遅れですまんが夕映吉も誕生日オメ。
しっかし、隊長がこの薬を一服盛られた日にはアキラやせっちゃんが…………w
個人的には楓っつぁんを希望したい俺某スレ住人
74 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 06:40:51 ID:???
久しぶりにktkrwww
75 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 14:14:00 ID:???
バター犬w
76 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:27:24 ID:???
3分後に投下します。
77 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:31:37 ID:???
スナイパーとガンマン

1/7

 土曜の朝。今日は仕事も無く、これといった予定も無い。私は久しぶりに大学の方へ足を運び、
バイアスロン部の練習に参加しようと思った。しかし、週末とあってか部長はおろか、他の部員が誰一人居ない。
まあ、仕方ないか。大会以外では滅多に顔を出さない私が言えた義理ではないな。
 いつものようにライフルの手入れを済ませ、私は一人で屋内射撃場に入り、黙々と練習を始めた。
大っびらに銃の訓練が出来るのは此処ぐらいだからな。誰も来ないようなら、後で得物を変えてみるか……。
 一定のリズムで、私は的を撃ち抜いていく。それは、しばらくした頃だった。
 ―――視線。
 ライフルを下げ、私は視線のした方へと振り返る。窓の外。そこには明石裕奈が立っていた。
「やあ。珍しいじゃないか、こんな所で会うとは」
 目線が合った以上、無視する訳にはいくまい。私は窓を開け放ち、軽く声を掛けた。
すると明石はうっとりと息をついてから、パタパタと駆け寄って来た。
「うん……、今日はお父さんの手伝いで来てたんだ。そしたら妙な音がしたから気になって……」
 手伝い、か……。明石が手にしているのはレポートの類だな。
 しかし、いつもの元気一杯な口調と違い、明石は淡々と答えてくる。やや遠慮しているような口振りだな。
「どうした? 私の顔に何か付いているか?」
「あ、いや、そんなんじゃなくて!」
 冗談交じりに尋ねると、明石は慌てて手を振る。そして、気恥ずかしそうに頬を掻いた。
「やー、龍宮さんがあまりにカッコ良かったからさー、ちょっと見蕩れちゃったんだ。あははっ!」
「そりゃどうも」
「でさあ、龍宮さんは何時くらいまで練習してるのかなあ、って。もーちょっと見学したいんだけど、
あたしも仕事中だからねえ……」
「……それだけじゃないだろ?」
 私は明石の目が爛々と輝いているのを見逃さなかった。図星だったのか、明石は苦笑する。
「あはは……、あたしも撃ってみたいなー、なんて思っちゃって。さすがに部外者はマズいよね!」
 そういえば明石は学祭の時に四位入賞してたな。銃に興味を持つ訳だ。まあ、私が監視していれば……。
78 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:33:02 ID:???
2/7

「そうだな。昼の一時くらいまでは練習しているよ。時間が空いたら、またおいで」
 状況によっては彼女の望みを叶えてやれるかも知れない。私はくすりと微笑し、そう告げた。
「―――うんっ! じゃあ、また来るね!」
 明石は嬉しそうに答えると、ぶんぶん手を振りながら去っていった。ふふ、無邪気なものだ……。
「まあ、褒められたら悪い気はしないからな……」
 ぽつりと、私は一人ごちた―――

 約束の時刻。結局、他の部員は誰も来なかった。私は自前の改造エアガンを用意し、明石を待つ。
こいつは本物と同等の反動がある代物だからな。まずはコイツを撃たせてから……。
 などと考えていた私は、明石が連れてきた予想外の客に軽い目眩を覚えた。
「やあ龍宮君。今日はわざわざ娘に射撃練習を見せてくれるそうだね。私も立ち会わせてもらっていいかな?」
 悪びれもせず、明石教授はにこにこと挨拶してくる。その横では明石がごめん、といった表情で手を合わせていた。
 “親バカ”
 危うく私の口からそんな単語が出そうになる。
「もう! お父さんまで見学に来るコトないじゃん! わざわざ仕事サボってさー!」
「ははは、何事も息抜きは大切だよ」
 目の前で繰り広げられる親娘漫才に、私は苦笑するしか無い。正直、こういうノリは苦手だ……。
しかし、明石教授は私に目線を合わせると、瓢々とした表情で言い放ったのだ。
「それに、何かあった場合は責任者が居た方が好都合だからね?」
 私はすぐに教授の真意を理解する。つまり、自分が責任を取るから派手にやっても良い、と言っているのだ。
どこまでも親バカな教授に呆れつつも、私はその考えに乗る事にした。
「じゃあ明石、コイツとライフル、どちらが見たいんだ?」
 私は愛用のデザートイーグルを取り出して尋ねる。すると明石は迷わず、
「そりゃもう、こっち!」
 と、デザートイーグルを指差した。うむ、いい趣味だ。
「了解した。よく見ておけ―――!」
 一息ついて、私は安全装置を解除する。そして―――
 ドゥン! ドゥン! ドゥン!
 私の放った銃弾は、鮮やかに三つの的の中心に全て命中した―――
79 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:34:09 ID:???
3/7

「おおおーーーっ!! すっげ龍宮さん!!」
 明石は目を丸くしながらはしゃいでいる。ふふ、まるで子供みたいだな。
「はは、道理でシスターシャークティや弐集院先生が手玉に取られる訳だ」
 教授もまた、感心した様子で笑っている。しかし教授、その話題は控えた方がいいのでは……?
「うう〜、あたしでもそんな早撃ちは無理だよ〜」
 そんな事を呟いて、明石はいきなり銃を取り出した。……ちょっと待て。それは学園祭の時に使っていた
マジックアイテムだろ!? 何故未だに持ち歩いている!
 私が怪訝な表情をすると、教授が申し訳無さそうな表情で苦笑している。ああ間違い無い。本物の親バカだ……。
「敵を撃て!!」
 そして、明石が銃を撃った。まあ、魔力の無いものには害の無い光弾だからいいが……。
「―――ふむ」
 ど真ん中、とまではいかないが、弾は確実に三つの的に命中している。中々の腕前だな。
「あちゃー、やっぱり龍宮さんと比べると遅いし、ビミョーに外れてるなあ……」
「いや、素人でそこまで出来る奴は珍しいぞ。―――では、これでやってみるか?」
 私は自前の改造エアガンを手渡す。
「えっと、本物じゃないよね?」
「ああ、それはエアガンだ。但し、わざと本物と同等の反動を再現した代物だ。まずは両手でしっかり構えて撃てよ」
「へへっ、そりゃ面白い改造だね♪ ―――よーし、」
 銃を受け取ると、明石は両手をしっかり伸ばし、トリガーを引いた。―――それも二連射で。
 ドゥンドゥン!
「うーん、やっぱり44マグナムでもスゴい反動だね〜♪。ま、これくらいなら50AEでもへーきかも♪」
 マニアックな感想を告げる明石に、さすがに私も教授も呆気に取られてしまう。
「おいおい、肩は痛めてないだろうな!?」
「へーきへーき♪ バスケで鍛えてるもんね! 慣れれば片手撃ちも出来るかにゃ?」
 呑気に答える明石に、教授はホッと胸を撫で下ろした。そして、私は的を確認する。
そこにはプラスチック製の弾が貫通した痕が残っていた。ほぼ中心を見事に撃ち抜いている。
「……教授。これは貴方の血の為せる技か?」
 こっそり尋ねると、教授はあさっての方向を向きながら頬を掻く。魔法使いの血、恐るべし……。
80 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:35:17 ID:???
4/7

「ねーねー龍宮さん! もう少し練習しててもいいかな?」
「あ、ああ……」
 私が頷くと、明石は嬉々とした様子で改造エアガンを撃ちまくる。うーむ、この様子だと
本物のデザートイーグル50AEでも使いこなせるかも知れんな……。
「龍宮君、いいかな?」
 ふと、教授は懐から煙草を取り出し、私に尋ねてくる。
「構いませんよ」
「ありがとう」
 教授は煙草に火を点けると、娘の楽しそうな姿を眺めながら美味そうに紫煙を吐く。
「これは本格的に鍛えたら面白い事になりますね―――」
「はは……。親としてはあまり危険な事はやらせたくないけどね」
 教授は苦笑しながら答える。
「けれど、君達のクラスに居たら、いずれはゆーなも魔法について知る時が来るかもね。
その時は龍宮君に娘の指導を依頼してもいいかな?」
「……それは魔法の事がバレても構わない、という事ですか?」
「私から教える事は無いけどね。ゆーなが自然に魔法の存在に辿り着いたのなら、私は娘の望む道を歩ませるだけさ」
 魔法使いらしい放任的な考え方に、私は口元を緩ませる。
「しかし、私に預けたら危険が付き纏いますよ?」
「いや、龍宮君なら大丈夫さ。学園長も信頼しているからね」
 そう言って教授は何やら封書を取り出す。これは……、仕事の依頼か。
「先程、学園長から預かってね」
 さらりと答える教授に、私は苦笑するしかなかった。只の親バカと思わせておいて、仕事はしっかりこなしている。
なんとも掴み所のない人だ……。学園祭では超の後手に回ったとはいえ、私ごときでは相手にならんな。
「了解しました。では、今夜にでも……」
 依頼内容を確認した私が受諾すると、教授は不思議そうな顔を見せる。
「いや、明日でいいよ。今日は君の誕生日だろ? みんなでわいわい集まるんじゃないのかい?」
 思いもよらぬ教授の一言に、今度は私が目を丸くした。
81 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:40:20 ID:???
5/7

「今日は……、十七日だったのか……!」
 言われてようやく気が付いた。十一月十七日。そうか、今日は私の誕生日だな……。
「もしかして龍宮さんてば、すっかり忘れてたの!?」
 いつの間にか明石が私達の会話を聞いていたのか、呆れた表情で口を挟んでくる。
「あ、ああ……。あまり自分の事には無頓着なものでな……」
 返事をしながら私は教授を窺う。先程までの会話が拾われていたらまずい、と思ったからだ。
すると教授はにこりと笑った。その目は私の思考を見透かしているようで、やや苛立ちを覚える。
どうやら魔法で会話を阻害していたようだな。本当に、この人は抜け目がない。あまり敵には回したくないな……。
「さて、ゆーなも満足したようだし、私もいいものを見せてもらったよ。では、私はそろそろ仕事に戻るよ」
 明石の頭を軽く撫でて、教授は射撃場を去っていった。代わりに明石が話し掛けてくる。
「ねえ龍宮さん、今から時間空いてるかな? お父さんからお小遣いもらってるからさ、一緒に食事でもどう?」
 ……成程ね。ささやかな誕生日プレゼントまで用意していたのか、あの人は……。
「ああ。ではお言葉に甘えるとしよう」
 私はやれやれとばかりに苦笑すると、素直に明石親娘の厚意に乗る事にした―――

 食堂棟にあるカフェに入り、私と明石は向かい合わせに座る。この店は明石が選んだのだが、
私もちょくちょく利用している。何故なら―――
「龍宮さんは確かあんみつが好きだったよね? ここのは結構美味しいって評判だからね!」
 楽しそうに語る明石に私は先程から抱いていた疑問をぶつける。
「ああ……。しかし、明石はよく私の嗜好や誕生日を覚えていたな」
「それくらい覚えるよー。修学旅行だって一緒の班だったし、クラスメイトだよ?」
 さも当たり前のように、明石は答える。
「しかし、私はあまり人付き合いは良くないからな……」
「でも、さっきだってわざわざあたしの為に遊ばせてくれたじゃん!」
 明石はにこにこしながらまくしたてる。そして、
「あたしも、クラスのみんなも、龍宮さんがどんな人なのか、ちゃーんと分かってるよ!」
 きっぱりと、そう言ってくれたのだった―――
82 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:41:26 ID:???
6/7

「ふふ……、君たち親娘に敵わないな……」
 それは本心だった。私は、自分に関わる事以外にはあまり関心がなかったから、知らなかったよ。
見ている人はちゃんと私を見ていたのだ、と……。そして、それは嬉しい事なのだと―――
「ありがとう、明石」
 私が礼を言うと、明石はやや照れた様子でぱたぱたと手を振る。
「や、やだなー、いきなり改まって言わないでよっ! それに、お礼を言いたいのはあたしの方だよ!
今日はさ、すっごく楽しかったから! 本物ばりの銃も撃てたし、龍宮さんとおしゃべり出来たし!」
「ああ。私も楽しかったよ」
「あとは、龍宮さんの誕生日をお祝いしたいんだけど、今晩みんなで押し掛けてもいいかな……?」
 明石はくりくりした瞳で切り出してくる。むう……、それはちょっと恥ずかしいぞ……。
 しかし―――
「まあ、たまには賑やかなのもいいな……」
 私は、すんなりと承諾した。この、少しくすぐったいような感覚が新鮮で、嫌いじゃない。
「おっけー! じゃあさ、みんなに声掛けて夕方くらいに押し掛けるからね! プレゼントも用意しなきゃ♪」
「あまり大層な物は勘弁してくれよ。反応に困るからな」
「りょーかい♪ いんちょには釘刺しておかないとね〜。また彫像を持ち込まれたらアレだし」
「ああ……、さすがにアレは厳しいな……」
 こうして、私と明石はしばし雑談に花を咲かせた。好物のあんみつを頂きながら、穏やかに時間は過ぎていく。
こういった時間も、悪くない―――
 夜になると運動部の面々はおろか、クラスの大半が押し掛けてきて、会場を寮のロビーに移す羽目になる。
さすがは明石といったところだな。感心するくらい、顔が広い。
 いつもよりも饒舌な私に刹那や楓などは冷やかしを入れてくる。だが、たまにはいいじゃないか。
 今日は私が生まれた日なんだから。
 人と触れ合う事を素直に受け入れている、新たな私が生まれた日なんだから―――
83 名前: スナイパーとガンマン [sage] 投稿日: 2007/11/17(土) 22:42:41 ID:???
7/7

 翌日の夜。私は刹那を伴い、仕事に繰り出す。
「龍宮、それは……?」
 刹那は目ざとく私の変化を見抜く。
 いつもと同じ、仕事用の衣服。ただ違うのは、右手にある黒のリストバンド。
 それは、明石がくれた誕生日プレゼントだ。

「色々迷ったんだけどさー、あの銃って肩や手首に負担掛かるよね? だから、これにしたんだ!」

 昨夜、そう言って明石はリストバンドを手渡してくれたんだ。
「いいだろ? こいつは私の大事な物だからな、お前にはやらんぞ」
 にやりと笑って、私はリストバンドを見せびらかす。すると刹那の奴はきょとんとした表情を覗かせる。
「珍しいな、お前が銃以外の物に執着するとは……」
「まあな―――!」
 一言告げ、私は闇の中を疾走した―――

(おしまい)
84 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/18(日) 02:15:28 ID:???
>>83
これはいいゆーな&おとーさん
飄々としてていいなぁ GJ!
85 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/18(日) 11:48:51 ID:???
>>83
グゥーッドゥ(´∀`)b
86 名前: 四字熟語 [sage] 投稿日: 2007/11/18(日) 22:36:01 ID:???
古「うーんわかんないアル」
超「くーふぇどうしたネ」
古「この言葉の意味がわかんないアル」
超「うーん、こうゆうのは実物をみるとよろし、あれをみるネ」
超は近くでじゃれあう二人を指差した

ゆーな「うにゃー、刹那さんいい匂いがするにゃ」
刹那「ゆーなさんどうしたんですか一体」
ゆーな「刹那さんとってもおいしそうだにゃ」
「へ!?」刹那が身の危険を感じと次の瞬間
つめを尖らしたゆーなが刹那に飛び掛った
ゆーな「いただっきまーす!!」
刹那「えっ!!いや・・キャー!!!!」


超「古よ、これが食物連鎖ネ、わかったカ」
古「うむ、わかったアル」

初投下です。感想お願いしますm(__)m。
87 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/18(日) 22:50:39 ID:???
長編やちゃんとしたSSならいいがこういう単発小ネタで感想を求められると答えづらい…

とりあえずこういうギャグテイストのものは下手に感想を求めず投下したほうがいいよ。ギャグってノリや流れが大事だからね。
受けなかったら違ったネタで書く。何度も書いていくうちにギャグのツボみたいのがわかってくるはずだから。

長編とかは自分の好きな書き手さんの真似から。また、それ以外の作者さんのいいところをどんどん取り入れる。


こんな感じかな?
88 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/18(日) 23:17:13 ID:???
親切な返事どうもです。m(__)m
なんか納得できる事ばかりで参考になります。
時間とネタがあればまたチャレンジしてみたいです。(ネギまの他スレで書いた事はあるんですけどね)

やば!結局文章の固さがスレにあってないΣ( ̄□ ̄;)
89 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/18(日) 23:43:11 ID:???
良作なら求めずとも何らかの反応があるさね
新たな職人が増えてくれるのは嬉しいことだ
90 名前: 楓 あり得ぬ妖怪退治 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 00:06:58 ID:???
楓 あり得ぬ妖怪退治


拙者、たいていどのような妖怪でもたいていは退治することが出来る自信がござった
しかし・・・今回の妖怪は強敵でござった
否、未だ勝てていないのでござるから過去形は違うでござるな

先日、拙者ぱそこんなるものを弄らせて貰う機会があった
そこであの妖怪に出逢ったのでござる

千雨 「ちょっと古い型だけど動くから大丈夫だろう」
千雨殿に用意して貰ったのは”のおとぱそこん”なるものでござった
忍びとは古くより最新の技術を学び、術に取り入れることでその存在を強めてゆく。そう、これも修行なり
一通り説明を受ければその操作方法は大したものではなく、”まうす”なるものを動かすだけの簡単操作でござった
しかし・・・
楓 「ぬっ・・・これは」
画面に現れる”ぽいんた”を画面上のマークに合わせようとするのでござるが・・・あと少しでずれるのでござる
右から近づけていけば直前で止まり、更に動かすと遙か左へ飛んでゆく
それは左から近づけても同じ事、これが所謂・・・

妖怪ねずみずらし!!

千雨 「あー・・・マウスの中のローラーにゴミが絡んでるんだな。安もんだがこっちを使ってくれ」
そう言って千雨殿から渡されたのは光学式とかいうまうす。だがこ奴にも妖怪が潜んでいたでござるよ
そう、まうずを触らず何も動かしていないはずの画面のかーそるがしばらくすると・・・
勝手に微妙にぷるぷる動いているのでござる!!

妖怪ねずみゆらし!!

現代に潜む魔を見たでござるよ・・・

91 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 00:54:54 ID:???
助けて、楓さん!
俺のぱそこんにもちょうどその妖怪が!
92 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 10:33:04 ID:???
>>86

頑張れば良い物書きになれるはずだ(`・ω・´)
 
他の四字熟語のも読みたい(´・ω・`)
93 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 15:04:50 ID:???
>>88
2chでそういう顔文字は使わない方がいいかも
94 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:35:28 ID:???
三分後投下〜
95 名前: MIP とあるネット掲示板 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:37:58 ID:???
MIP とあるネット掲示板


1/6
ここは広大なネットの海のとある掲示板。変態と暇人が集まる多少カオスな疑似空間なのである


10 妹が部屋に男を連れてきた件について・・・(1001)

1.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
ついさっき一緒の部屋に住んでる妹が男を連れ込んできた
どうしよう

2.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:trweuitywoi
お前と妹のスペックは?

3.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
私 中学三年生 女子
妹 双子だから同じく中学三年生

胸はボクの方が少し大きい。ウエストも細い、お尻もぷりぷり

4.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
身長、体重、BWHまでキボン

5.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
身長 低め 体重 軽め B 控えめ W 細め H 柔らかめ

7.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
ろ、ロリ体型?双子?

(´Д`;)ハアハア
96 名前: MIP とあるネット掲示板 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:39:12 ID:???
2/6
10.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
男のほうの詳細も出せ。まずはそれからだ

11.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
男のほう
身長 ボクよりも低い
年齢 年下だと思う
性格 真面目 一生懸命 元気いっぱい
備考 意地悪すると反応が可愛い、襲ってみたい、ていうか他の誰かに何度か襲われたことがあるかもしれない
近所の色黒巫女に襲われたこともあるようだ

12.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
ショタか
いい趣味だ
っていうかそれ系のネタなら801板の【同人】パル先生の相談室【なんでもあり】PART456に行け
あるいは鬼女板の【結婚】刀子の突撃、隣の旦那様!【不倫】PART870でも相談に乗ってくれるだろう

13.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
【結婚】刀子の突撃、隣の旦那様!【不倫】にいるのは既婚者らしいが少し違うらしいな
本人が泣きながら書き込んでたぞ。理由は語らなかったが・・・

17.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
妹に部屋から追い出された。今、携帯から書き込んでる

22.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
ワッフルワッフル!!

23.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
キタコレ!!
97 名前: MIP とあるネット掲示板 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:40:24 ID:???
3/6
30.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
ドアに耳を当てて中の音を聞いてるけど・・・

どうやらシャワーを浴びてるようだ
どっちが浴びているかまではわからない

31.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
突撃しろ。っていうか安価やってみろ

33.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
OK。安価は40で

39.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
裸で突入!!

40.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:tgkghjkghQWQ
”入れてぇ!!”って叫びながら狂ったようにドアを叩く

41.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
把握した。やってみる

64.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:tgkghjkghQWQ
なかなか戻ってこないな・・・

65.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
だから裸で突入のほうがよかったのに

66.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
・・・ただいま
98 名前: MIP とあるネット掲示板 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:41:40 ID:???
4/6
67.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

68.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
で、結果は?

69.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
ワッフル寸前だったかも
っていうかドアの鍵はかかっていなかった
だから突入したら部屋には誰も居ない。お風呂を覗いたら二人でシャワーを浴びようとしてた
だから・・・ボイラーのスイッチを切った
しばらくしてガクブルになりながらお風呂から出てきた
涙目だった

70.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
鬼畜乙
で、男のほうは?

71.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
水に濡れて震えている。仕方がないのでバスタオルで拭いてやってる
ちょっと怯えた目つきが意地悪心をぐっとくすぐる
妹のほうはボイラーのスイッチを入れてまたシャワー室に引きこもった

今はボクと男だけが部屋にいる

71.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
男を襲ってしまえ!!
ていうか安価だろ、常識的に考えて

72.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
把握した。次安価80
99 名前: MIP とあるネット掲示板 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:43:46 ID:???
5/6
80.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:65885ERYEEw
男の珍子の先に山葵を塗る

81.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
把握した

82.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
ゴクリ・・・

83.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
ああ、もう見ていられない!! わくわく

89.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
塗ってきた。男が泣いている。火が点いたように泣いて暴れている
ちょっと可哀想になってきた。とりあえずティッシュで珍子を拭いてあげた
とっても腫れている。山葵のせいか興奮しているせいかはわからない。興奮しているせいだよね?

90.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
それはない

91.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
それはない

92.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:65885ERYEEw
それはない

93.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
>>92お前が言うなw

94.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
妹がシャワーを終えてお風呂から出てきた。かなり怒っている。詳細はちょっと待て
100 名前: MIP とあるネット掲示板 [sage] 投稿日: 2007/11/19(月) 17:45:01 ID:???
6/6
103.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
妹がバスタオル姿のまま男を抱きしめている。男も妹にべったりだ。ボクに怯えた目を向けている
私だけ仲間はずれ。もう涙目。安価>>110

108.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:jlkhjlkhiuo
3P

109.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:65885ERYEEw
3P

110.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
3P

111.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
把握した。っていうかボク・・・初めてなんだ
どうしよう、バターとか用意した方がいいのかな?

112.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:65885ERYEEw
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
ってバター?なんでバター?

113.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:oppainashi0
だってよくバター犬っていうでしょ?仔犬だから珍子が小指の先ほどもないし・・・
っていうか君たち何を勘違いしてたのかな?ククク。中学生が部屋に男を連れ込むわけ無いだろ?常識的に考えて

115.以下、麻帆良に変わりまして幼女がお伝えいたします。:2003/11/19(月)ID:swedrftrtgy
OK把握した
だがしかし我々は獣姦でもかまわないのだよ。幼女と獣、それはたまらぬ欲望の絵図なのだよ
さあ、次だ。ハリー、ハリー、ハリー、Hurry!!

101 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/20(火) 00:06:09 ID:???
スーパースペシャルにGJ!
てか、生々しいなwwwwww
102 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/20(火) 02:38:37 ID:???
畜生、釣られたwwww
103 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/20(火) 06:11:01 ID:???
クククじゃねーよwwwww
104 名前: 結論・オバンドーはガチ [sage] 投稿日: 2007/11/20(火) 13:24:40 ID:???
ぶらっく・にゃうーん
ネギ「聞いての通り、ヤラナイカは戦争の集結を宣言しました。もう貴女が無理をする必要はないんですよこのかさん」
このか「…それはちゃうでネギ君。仁を貫き、義を通すのがヤクザなんや。今ここで膝を折ってなんになる? ヤラナイカにウホッ!で、アッ――!された皆に何て言えばええん?」
ネギ「…どうしても、やりあわなきゃいけないんですか?」
このか「それしか、ウチらは生き方を知らないんよ…」
ネギ「このかさ」
ゆーな「ヘイ、ネギ君。もう何を言っても無駄ニャ」
このか「…せっちゃん。宜しく頼んだえ?」
ゆーな「カスの弾丸を切り落とした時からあんたとやり合いたかったニャ」
刹那「御託はようがす。かかってきなっせ、ネコミミボイン」


パンプキン死坐亞子
風香「…それでも、少尉の背中を守れるなら…」
 かろん…
新田「アヒャア!なんだあの青い光は…」
 ベキベキ、ゴキッ、メギャッ
タカミチ「…あ、あれは…ウィル・オー・ウィスプ」
ガンドル「その腕がもげようと、その目が焼き尽くされようと、決して止まることはない」
タカミチ「死を無視された覇王…」
ガンドル「…やつらは、青い鬼火とともにやってくる…」
ふーか「コハーッ…コハーッ…」

新田「ひ、し、死ねェ!」
 ドォン!
ふーか「ふ、は…クハハハハハハ!」
新田「ひいっ!?早いっ!」
ガンドル「バカ!取り付かれる」
ふーか「牙朱遍笊闘夷鋭我閼ーーーー!(げしゅぺんすといえーがー)」メメタァッ!
タカミチ「ガンドル−ッ!な、なにをするだァーーーッ!許さ」
ふーか「生意気拿乙廃我大好打ァーーーッ!」ブルスコファーーーッ!
タカミチ「モルスァ!」
105 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/21(水) 09:10:32 ID:???
真名忘れてた…

今日は亜子の誕生日だ!みんなで祝ってあげて下さい
106 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/21(水) 12:40:05 ID:???
あこゆなトあこせつに激しく期待
107 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/21(水) 14:58:02 ID:???
亜子おめでとう亜子!


『One More Sweet』 お揃い
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up29322.txt.html


あこせつは準備してなかったので無理ですサーセン!
・・・他の職人様に期待。
108 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/21(水) 18:43:33 ID:???
亜子「桜咲さん、うちと映画見に行って!」
刹那「えっ…」
亜子「うち、誕生日やねん…で、バースデーチケット貰ったんやけど…これ、条件あってな? 桜と刹って名前に入ってる人じゃなきゃ駄目なんよ…」
刹那「そうなんですか…それで私に?」
亜子「…やっぱり、アカン?」
刹那「…いいえ。喜んでお供させて頂きます」

刀子『…教えてっ! 私の…私の何がいけなかったのっ!?』
バルチック有『歳』
刀子『ひうっ!?ち、違うもん!果物は腐りかけが1番おいしいんだもん!』
バルチック有『やっぱ女はロリに限るね』
雪『くすくすくすくすくす…』
刀子『ち…ちくしょぉぉぉぉ!』
刹那(何て言うか非常に表現しづらい…)
亜子「駄目ぇ…刀子死んじゃあかんん…」
刹那(泣き所だったのか!?)
亜子「桜咲しゃん…」
刹那「はいっ!?(な、なんてピュアな目を…)」
亜子「…お願い、目ぇつぶって…」
刹那(な、何をする気だろうドキドキ…ちょっとチラ見してみよう…)
チラッ
亜子「…ふふふ」
 亜子の顔に縦一文字に戦が入ると…
刹那「トータルリコールッ!?」
真名「ちっ!気付かれたか!だが遅いッ!精神的にも肉体的にも凌辱してくれるわっ!」
刹那「や、やらせてたまるかぁーっ!」



刹那「…汚しちゃった…」
真名「足りぬッ!カムッ!カムヒアッ!」
109 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/21(水) 23:08:07 ID:???
カオスwww
110 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/22(木) 02:16:48 ID:???
つまんねぇよ
111 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/22(木) 11:37:21 ID:???
>>107
GGGGGJ!!!
やはりあこゆなはラブラブですな(*´∀`)
>>108
カオスwww
112 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/22(木) 12:37:46 ID:???
>>110
死ね!氏ねじゃなくて死ね!
113 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/23(金) 00:21:56 ID:???
美砂?

http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/src/up0292.gif
114 名前: 楓 忍びのお供 [sage] 投稿日: 2007/11/23(金) 21:09:02 ID:???
楓 忍びのお供


古来より忍びの技には動物を使ったものがあるでござる
猿回しと呼ばれる技術も、古くは忍びの技の一つであったのでござるよ

さて、拙者も動物を使った術をしてみようと思い立ったのでござる
そう言うわけで近くの森へと来たのでござるが・・・ここで不幸な一匹の仔犬に出逢ったのでござるよ
それはとても貧相な犬でござった

野良であったその仔犬には仲間たちから食料の借金、人間のお金で1億5680万4000円があったそうな
拙者はその借金分の食料を肩代わりすることで、その仔犬を配下として得ることが出来たのでござる
実はこの仔犬、なかなかに身体能力が高く、実に便利なのでござる
走る速度は車より速く、虎と格闘させても勝つ戦闘能力
お片付けなども自分でしっかりやるし実に誠実でしっかりとした仔犬なのでござるよ

ただ、どうしても不幸がまとわりついているらしく、任務に出るたびに余計な負担が増えるのは勘弁して欲しいでござる


最近は仔犬便として文などを配達させているのでござるが、これがなかなか好評なのでござる
しかし任務先でお菓子やご飯など貰っているらしく、最近少し太ってきたように思えるでござるな
ちょっと釘を刺しておかねばならぬでござる

楓 「ハ●テ、ハヤ●、お主最近余計なものを食べてはいないでござろうな?任務の支障になら無いように気をつけるでござるよ」
きゅ〜ん・・・とつぶらな瞳で拙者を見つめる●ヤテ、確かに可愛いでござるがここは心を鬼にするでござる
それにしても・・・お主は他人とは思えないでござるよ

115 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/23(金) 21:30:06 ID:???
GJ!
116 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2007/11/23(金) 22:06:49 ID:4+CJSxQD
バトロワスレの真・作者18いるだろwww
117 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/23(金) 23:38:42 ID:???
三分後投下〜
118 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/23(金) 23:43:37 ID:???
三国志な、ま!


1/3
今からおよそ1800年前、中国では動乱の時代が始まろうとしていました
その動乱の時代、きら星のごとく駆け抜けた少女たちがいたのです


それまで中国で400年続いた漢王朝は衰退し、その上飢饉や天災が起こり民衆は不安でいっぱいでした
人心は漢王朝より離れ、荒む一方です。そんなとき、世を乱す一人の男が現れました
名を張角(新田)、太平道という宗教の教祖にして変態的行為を中華の世に広めた男です

新田 「さあ、この薬を飲みなさい。そうすれば・・・ほら、こんなに固くなって。さあ、やらないか?」
張角は怪しげな術と薬を使い、徐々に民衆の心を掴んでいきました
だんだんとその信者は男を中心に増えていき、中華の大地に暗雲を運んでいったのです
張角は常に股間に黄色い布をネクタイのように結んでいました
信者たちはそれを真似して股間に黄色い布を巻きました。それ故太平道の者達は”黄巾党”と呼ばれました
そして彼らはこのスローガンの下、漢王朝に対して反乱を起こしました


蒼天已死 そうてんすでにしす (漢王朝の平和な時代はもう終わってしまった)

黄夫当勃 こうふまさにたつべし (黄色の男たちよ、今こそ勃ちあがるときだ)

歳在甲子 としこうしにありて (時代は新しくなり)

天下大吉 てんかだいきち (この世は平和になるだろう)
119 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/23(金) 23:46:18 ID:???
2/3
当然ながら当時の漢王朝も黙ってこれを見ていたわけではありません
早急に各地の反乱に将軍たちを向かわせて動乱を収束させようとしたのです
その中の将軍の一人にこの物語の主人公の一人、曹操という少女がいました

曹操(明日菜)孟徳
とっても活発な少女で大変な行動力があり、一部無毛
後に魏の国の基礎を作った最強少女です

明日菜 「ちょっと、さっさと倒れなさいよ!!この変態!!」
新田 「おおう・・・もっと叩いておくれ。激しくぅ!!」
曹操軍の猛攻を受け、そして各地の将軍たちの働きにより黄巾党たちはだんだんと制圧されていきました
そして黄巾党の党首、張角もまた曹操によって追い詰められていったのでした

明日菜 「はあはあ・・・キリがないわね。変態が相手だと」
新田 「もう終わりかな?こちらはまだまだぎんぎんだよ?そ〜ら、おちん●んだよ」
追い詰められたかのような張角でしたが、再起の法と呼ばれる妖術で逆に曹操を追い詰めていきました

そのときでした
すさまじい轟音と共に、一人の少女が雷撃のような跳び蹴りを放ったのです

古 「伏せるアル!!ライ●ーキィィィィク!!」
少女の放った蹴りは正確に張角の股間を貫き、張角を沈黙させたのでし
120 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/24(土) 00:06:44 ID:???
3/3
この少女の名は夏侯惇(古)元譲
曹操の挙兵時から仕える猛将です。一説では曹操との遠縁の親戚だともいうことです

明日菜 「ありがとうくーちゃん。これでこの反乱も収まるわね」
新田 「ククク・・・私を倒しても第二第三の私が出て変態は世に尽きないだろう・・・玉と棒が無くなっても・・・」
明日菜 「うるさい!死ね!氏ねじゃなくて死ね! 」
ぐちゃぁ・・・と何かが潰れるような音があたりに響き、張角は倒れたのです

古 「ところで明日菜ものは相談アルが・・・新しい靴、買って欲しいアル。靴、汚れちゃった」
明日菜 「ひ、必要経費よね。いいわ、買ってあげる」
こうして張角が倒れたことによって、黄巾の乱と呼ばれた反乱は収束していきました
しかしこの乱はこれから始まる動乱の序章でしかなかったのです
反乱を収めにいった漢王朝の将軍たちの中には野望を持った者もいました

董卓(ハルナ)仲穎
すさまじいまでの欲望と行動力を持った少女。好奇心旺盛
やがて中国中の勢力と戦いを繰り広げてゆく魔王

この少女のそんな将軍の一人でした
ハルナ 「ぬふふ、冬コミに向けて申し込みをしたけど・・・このメンツなら壁際も狙えるわね。そしてその勢いで・・・ふはははは!!」
やがてこの少女は新しい帝を自分の手中に収め、欲望の限りを尽くすのですがそれはまた別のお話

121 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/24(土) 00:34:13 ID:???
呉・蜀の面々がどうなるかに期待!
122 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/24(土) 01:32:42 ID:???
黄巾党吹いたwwwww
いきなり新田からスタートしたせいで、この先どうなる事かとw
123 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/24(土) 02:41:02 ID:???
ふんどしか、ふんどしなのかw
くーは元が元だからあんまり違和感ないアルよwww
124 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/24(土) 10:31:24 ID:???
>>114
中の人のネタやるなwww盛大に吹いただろwwwwwwww
125 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/25(日) 21:22:52 ID:???
三国志な、ま!


1/3
黄巾の乱が勃発した中国大陸、その首都洛陽の東北あたりにある小さな村に一人の少女がいました
その名を・・・

劉備(桜子)玄徳
その強運とノリと人徳で大乱の中華に一大勢力を築いたこの物語の主人公の一人です
ただの運のいい道楽者という説もありますが

桜子 「さあ、次のレースは可愛い仔犬限定だよ!!張った張った!!」
賭けレースに興じる若者たちの輪の中心にいる少女、それが劉備(桜子)玄徳なのでした
円 「ちょっと桜子!!賭け事はあれほどいけないっていってるでしょう!!」
楽しそうな皆に冷たい冷水を浴びせかけるような一言を放った少女、このきつめの少女は・・・

関羽(円)雲長
武勇と知略に長け、その死後、神にまであがめられた名将中の名将。君主でもおかしくない人です
しかし相当な苦労性だったらしいですが

桜子 「そんな堅いこと言わないでよ!!ほら、仔犬ちゃんだよ〜」
円 「ごまかすんじゃないの・・・で、アンタはとの仔犬に賭けたわけ?」
桜子 「ん〜・・・秘密」

さて、そんな楽しそうな輪の中に、一人異質な雰囲気をかもし出して近づいてくる少女がいました
美砂 「桜子ぉ〜飲み代のツケ、払えなくなっちゃった」
126 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/25(日) 21:24:43 ID:???
2/3
円 「美砂!!アンタまたお金もないのにお酒なんか飲んで!!」
美砂 「だって・・・飲みたかったんだもん」
円 「アンタ酒癖悪いのよ!!この間も知らない人に跳び蹴り喰らわしてたでしょ!!」
美砂 「私の半分はお酒で出来てるのよ、だから仕方が無いじゃない。それに私の自宅は居酒屋だし」
円 「嘘つきなさい、馬鹿!!」

この酔いどれ少女、ちょっとオデコが特徴のこの少女は・・・

張飛(美砂)翼コ
その武勇は「一人で一万の兵に匹敵する」といわれた剛勇の士、武力でいえば99(MAX100)
でも頭と酒ぐせが悪い。しかしそこが魅力でもあるかも

桜子 「あはは!いいじゃない。いつものことだよ。で、ツケはいくらぐらい?」
美砂 「ああん、流石桜子様。・・・食券で5000枚くらいかな?」
円 「どれだけ飲めばそうなるのよ」
桜子 「まあ、そのくらいなら払えるよ。で、美砂はしばらく私がご主人様ね」
美砂 「うう・・・わかりました」
円 「もう、馬鹿なんだから」

やがてレースも終わり皆が解散した後、三人は原っぱでまったりとした雰囲気の中、天に広がる青い空を眺めていました
桜子 「ねえ、私たちこれからどうなるのかな?」
円 「なによ、突然」
桜子 「んーと、まあ、こんな風に過ごしていくのもいいけど、いま世の中乱れてるっていうからこれからどうなるか・・・」
円 「そうね。いま、黄巾党っていうのが暴れ回っていて酷いコトされてる地域もあるって話よ」
桜子 「お役人さんたちは何してるの?」
美砂 「私と一緒に飲んでたよ」
円 「ちゃんと仕事させなさいよ」
美砂 「上が馬鹿ばかりだから戦に勝ててないんだって。愚痴ってた」
桜子 「そっか・・・じゃあさ」
127 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/25(日) 21:26:02 ID:???
3/3
桜子 「お役人さんたちを応援しにいこうか!!」
円 「は?アンタ突然なにいってんのよ?」
美砂 「う〜ん・・・まあ、私は桜子様の奴隷だからいうことを聞くであります」
桜子 「だからさ、お役人さんたちを応援して頑張って貰うのよ。そうすれば平和な世の中になるかもだよ」
円 「そんな簡単にはいかないでしょう」
美砂 「それは良いかもね。上手くいけばお酒とかお金とか貰えるかもしれないし」
桜子 「そう!!もしかしたら何処かの国の領主様になれるかもしれないしさ!!やろうよ!!」
円 「はー・・・そんなに簡単にいくわけ無いでしょ」
桜子 「上手くいくって、ね?」
美砂 「そうよ。ここでグダグダしてても世の中か変わんないよ!!」
じっと劉備を見つめる関羽。その劉備の理由のない自信と、幸せそうな顔を見た関羽は諦めたように頷くのでした

円 「わかったわ。でも危なくなったら逃げるのよ?」
桜子 「大丈夫だって!!この桜子様がいるんだから危なくなんか無いって!!」
美砂 「そうと決まれば飲もう!!この先にいいお花見の場所を見つけたんだ!桃の花がいっぱい咲いてるんだよ」
桜 「飲もう!!決起大会だぁ!!」
円 「もう・・・でもあんたたちといると飽きないわ」
こうして三人は桃の咲き乱れる宴で終生の義兄弟の誓いを立てたのでした
””われら天に誓う。われら生まれた日は違えども、死す時は、同じ日、同じ時を願わん””
これを桃園の誓いといいます

こうして三人は暗雲と暴風が吹き荒れる三国時代の中へと旅立ったのです


それと時を同じくして、妹が皇帝の妻というコネとツテで大将軍まで上り詰めた少女がいました
その名を何進(高音)といいました
高音 「ふふふ、この私が大将軍になったからには何の心配もありません!!平和はこの手に!!」
しかし、この少女の行動が更なる混乱と騒動を引き起こすことになるのでした

128 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/25(日) 23:50:06 ID:???
これは三国志ヲタなおれはwktk
呂布は誰になるんだ・・・?
129 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 00:18:34 ID:???
どう考えてもおばs
130 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 02:41:09 ID:???
>>129ーッッ!
131 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 13:37:16 ID:???
蒼天航路を読んだ直後の俺もwktkが止まらない
132 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 16:53:33 ID:???
三国志な、ま!


1/3
張角が倒れ、黄巾の乱も収束に向かった頃、また一つ大きな災いが起ころうとしていました
時の帝の霊帝が亡くなってしまいそうになっていたのです

ところで帝さんですが、取り巻きの十常侍たちによって、ある意味ろくな生活を送らせて貰えなかったといいます
酒に女に一種の運動不足、まあ、簡単に言えば贅沢で寿命を縮められてしまったのです
十常侍というのは当時、帝のお世話をしていた男の人たちで、玉と竿がありません。所謂宦官という人たちです
十人から十二人ぐらい居たといわれていますが、そこの正確な所は歴史家さんたちのお仕事なのです
そしてどの世界でも、その時代でも後継者争いというのは国を傾ける原因となるのでした

帝か亡くなり、次の帝になったのは劉弁という者でした
父は霊帝、母は何太后、この時の大将軍何進(高音)の甥に当たります
当然何進は自分の権力を増やすために何太后と組んで劉弁を次の帝に据えました
そしてこの帝を巡って再び大乱が起こるのでありました・・・


高音 「今の政治が悪いのは十常侍のせいなのです!!ですから天誅を下しましょう!皆さん!」
黄巾の乱が治まろうとも世に平和は訪れませんでした
この時の政治に大きな影響力があった十常侍はとっても腐敗していて、賄賂に不正などやりたい放題だったのです
そしてとっても欲望が強かった何進は、そんな十常侍たちが邪魔になりました
今の世がよくないのは十常侍たちのせいにして、政敵排除に乗り出したのです

風香 「わかったよ!!みんなで力を合わせてあの変態どもをやっつけちゃおう!!」
この時、何進将軍軍団のNo.2の少女がいました。この少女は・・・

袁紹(風香)本初
一族から現在でいう総理大臣やら大臣をいっぱい輩出した名家中の名家の当主
本人の実力、大志、部下、兵力に恵まれながらも時代を読むことが出来ず滅んでいった不運の人
133 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 16:54:39 ID:???
2/3
何進は宮廷に乗り込んで一部の十常侍たちを排除することに成功しました
しかし十常侍たちに泣きつかれたり、妹の何太后からの願いもあって全員を処罰することはしませんでした
それがあんな悲劇を生むとは・・・この時何進は思ってもいなかったのです

さて、それからしばらくして十常侍たちからお詫びの招待状が届いたのです
何進は警戒はしていましたが、宮中への招待状だったのであまり乗り気でなかったけど招待に応じたのです
そして宮中に入った何進は当然のごとく十常侍の罠に落ちたのでした
十常侍のリーダー張譲(新田)は宮中の中で、居るはずのない兵士たちに驚く何進にこう言いました

新田 「ようこそここへ、くっくくっく・・・いまからあなたには辱めを受けていただきます」
高音 「な、何を!!私に何をしようというのです、この変態!!」
新田 「ふふふ。玉を竿が無くなろうとも変態はこの世に尽きませぬ。さあ、覚悟めされィ!!」
高音 「い、いやぁぁぁ!!!」
こうして宮中には何進の断末魔の悲鳴が響き渡ったのでした

風香 「高音さん、今頃美味しいご飯たべてるのかな・・・」
宮中の外で待つ何進軍の将軍たち、しかしそんな将軍たちの前にあり得ない無惨な光景が飛び込んできたのです
新田 「やあ、皆さん。君たちの将軍はこんな姿になってしまいましたよ」
遙か上からかけられたその声に、一同は見上げます。すると宮中の高い外壁の上に何進の無惨な姿がさらされたのです
風香 「た、高音さん・・・また裸にされてる・・・」
史伽 「お、お姉ちゃん。金髪さんは下の毛も金色です・・・」

この袁紹をお姉ちゃんと呼ぶ少女、この少女は・・・
袁術(史伽)公路
袁紹の妹にして偽帝と呼ばれることになる人
袁紹と違い実力はなく、無駄に権力を持ったために無惨な最後になった人。自業自得?

この十常侍のむごい仕打ちに袁紹たちの怒りは限界を突破しました
そしてすぐに兵を率いて宮中になだれこんだのです
134 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 16:55:59 ID:???
3/3
風香 「さあみんな!!変態たちをお仕置きして帝を抑えるんだ!!」
一旦宮中に攻め入った以上、帝を抑えなければ自分たちが反乱者にされてしまいます
ということで皆さん一生懸命帝さんを探しました
しかし一部の十常侍がすでに帝とその弟を連れて逃げ出していたのです
当然、袁紹たちは死にものぐるいに探しました

追っ手を出して逃げた十常侍と帝を捜す袁紹たち
そしてその帝と弟を見つけたのは董卓なのでした

ハルナ 「み〜つけた。さあ、怖くないからこっちにおいでよん」
董卓は一応何進派の将軍だったので袁紹たちは一安心しましたが、この董卓という少女、実はとんでもない悪党だったのです
帝を助けたということで帝に取り入って、権力を狙い始めたのです
ハルナ 「さてと、上手く帝を見つけて取り入ったけど・・・弟のほうが話がわかってコミケで壁際にしてくれそうね」
そう、董卓の野望はいまここに牙をむいたのでした


ここは首都洛陽より遙か南の土地に江東の虎と呼ばれる妙齢の女性が居たのです
刀子 「男なんてもういいもん。私なんて・・・私なんて・・・老けていくだけなのかな」
少し酔いどれてやさぐれているこの妙齢の女性の名は・・・

孫堅(刀子)文台
呉の国を興すことになる人材と土地の基礎を作った豪傑
黄巾の乱、董卓との戦いで活躍する勇猛の人

135 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 00:26:25 ID:???
三国志な、ま!


1/3
旧何進軍は何とか帝を確保できたので、何進と十常侍の騒動が一段落したかのように思えました
やがてこの騒動で活躍した各地の群雄は騒動が収まったので帰って行きます
しかしそんな中、帝に取り入って帰ろうとしない者が一人いたのです

ハルナ 「さぁてと、原稿も仕上がったし後は・・・配置はいいところにして貰わないとね」
その者の名は董卓、帝を確保した将軍の一人です
有力な群雄が帰っていき、自分の都合のいいように政治を動かすことが出来そうになったとき・・・
董卓はその野望の第一歩を踏み出したのです

董卓は一つの大きな宴を開きました。自分の勢力を皆に示すための宴です
宴にはたくさんの将軍や政治家や官僚が呼ばれました
しかし皆、董卓の威勢を恐れ媚びを売るものたちばかりです
ただ一人を除いて・・・

ハルナ 「で、みんな。ものは相談なんだけど・・・いまの運営者よりこっちのネギ君のほうが有能よね?変えようよ」
何と董卓はその宴の席で、いまの帝を廃して自分に都合のよい新しい帝を立てようと提案したのです
董卓は帝の臣下の一人、当然臣下の身でこんな事を提案すれば反感を買って反対されるのは目に見えています
しかしここにいるのは董卓になびくものばかり。反対は無いはず・・・でした

千雨 「てめぇ・・・サークルの配置を自分で決めようって腹だな。馬鹿も休み休み言え」
董卓に対して反対意見をぶつける少女が一人いました。この少女の名は・・・

丁原(千雨)建陽
武勇に優れ、并州と呼ばれる地域の長官の人
養子に迎えた人にアレな事をされてしまった不幸な人
136 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 00:27:32 ID:???
2/3
ハルナ 「あらん。よく聞こえなかったわよ、ちうっち。何を言ったのかしら?」
千雨 「てめぇに任せたらろくなことにならねえだろ?今回のイベントは私もレイヤーで参加してるしな」
ハルナ 「私に逆らうなんて・・・お馬鹿さん」
その場が凍り付きました。言うまでもなく暴虐将軍の董卓です
ここで逆らえば命がないのは誰でもわかることでした。ですが丁原は何一つ焦ってはいなかったのです
ハルナ 「係員の皆さん!!そこのレイヤーをたたき出しちゃってください!!」
兵士が丁原に群がろうとします。しかしその前に一人の少女が立ちふさがったのでした

千鶴 「あらあらあら。ハルナ、欲張っちゃダメよ?」
兵士たちは唖然としました。その少女のあまりの風貌に立ちすくんでしまったからです
ハルナ 「な、なによあの胸は!!おっぱいおっぱい!!反則おっぱい!!」
威風堂々、まさに破壊神といったこの少女の名は・・・

呂布(千鶴)奉先
三国志時代最強の武将。弓術・馬術にも大変優れ、一人で軍勢を相手にしたこともあるほど
武力でいえば120(MAX100)もう戦闘では誰も勝てません
しかし頭は良くなく、節操もなかったと伝えられています。実はモンゴル系とのハーフだったとか

千鶴 「あら、そろそろ晩ご飯の時間ね。千雨さん、私帰らないと・・・」
千雨 「そうか、じゃあ私も帰るとするかな」
兵士たちは動くことも出来ず、ただ呂布たちを見送るしかできませんでした
ハルナ 「もう・・・私の野望の邪魔するなんて・・・ククク」
その宴の帰り道、当然のように丁原たちは襲われてしまうのです

千鶴 「うふふ、お仕置き、お仕置き♪あら?ネギが足らないわ」
千雨 「アホだな、こいつら。一体誰に襲いかかっているのやら」
丁原たちを襲った襲撃者たちはあっという間に呂布に退治されてしまいました
そしてこれを機に董卓と丁原の対立は決定的なものとなっていくのです
137 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 00:29:28 ID:???
3/3
襲われた丁原も黙っていたわけではありません。すぐに軍勢を率いて董卓軍に攻め入ったのです
千鶴 「えいっ、えいっ。さあ、皆さん。お尻を出してくださいな♪」
呂布は方天画葱という武器を操って、サクサクと董卓軍を蹴散らしていきます
そのあまりの戦闘能力に、董卓軍の兵士たちは呂布の姿を見るだけで泣きながら逃げ出してしまったのです

ハルナ 「ぎぎぎ・・・このままじゃ私の野望が消えちゃうじゃないの!!誰か、なんとかしてぇ!!」
夏美 「う〜ん。じゃあ、ちづ姉味方につけちゃう?」
ハルナ 「え?そんなこと出来るの?」
夏美 「たぶん出来ると思う。確かアレを使えば」
董卓に離間の計を提案したこの少女の名は・・・

李儒(夏美)文優
董卓の親戚にして董卓軍の軍師的存在
あくどいことをするが、董卓から見れば非常に信頼できて有能な懐刀

それからしばらく経った日の丁原の軍中にて・・・
千鶴 「ねえ千雨さん。コタちゃんが帰ってきてって言ってるからもう帰らなきゃ・・・」
千雨 「な、なにを?葱なんか持ってなにするだぁーッ!」
千鶴 「千雨さん、動いちゃダメよ」
董卓は呂布の同郷の者を使い、呂布に財宝と赤兎馬なる馬を贈ったのです
欲望と野望に惑わされた呂布は養父の丁原を裏切って害し、董卓の養子になってしまったのです

赤兎馬(小太郎)
一日千里を走るといわれた名馬で呂布の愛馬。これにより呂布には機動力までついてしまい手がつけられなくなります
後に関羽の愛馬となるのですが

小太郎 「ち、ちづ姉ちゃん重いで・・・なにも俺に乗らんでも・・・」
千鶴 「重い?だ・れ・が?気のせいよね?うふふ」
小太郎 「気のせいでした・・・」

138 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 01:02:46 ID:???
ちょ、馬役ですか小太郎は
つまり、後に円に乗られるんですね。
139 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 01:38:18 ID:???
方天画葱www
やべえ、くぎコタクル━━━━(・∀・)━━━━!?
140 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 16:13:51 ID:???
しばらく来なかったんだけど、随分過疎ってるね。
141 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/28(水) 18:43:14 ID:???
「しばらく来てない」人が沢山いるんだよ
142 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 00:14:06 ID:???
人大杉になっとるんよ
143 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 00:25:36 ID:???
人が多すぎて投下できない・・・
豊作貧乏ですね!
144 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 01:16:32 ID:???
専ブラ落とせばいいのに……。
145 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 04:05:04 ID:???
>>143
うわぁ・・・
146 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 17:33:02 ID:???
小太郎…女性に「重い」言うのは禁句だぞ
「想い」を言うのはいいんだけどな
147 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 20:32:23 ID:???
たゆんたゆん亜子




久しぶりに読みたい
148 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 22:49:33 ID:???
もっこり日記が読みたくなった。
149 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 23:24:35 ID:???
何もかもが懐かしい・・・
150 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 23:41:02 ID:???
もうすぐ北京五輪アジア予選だし、WBCの方が復活しないかなあ・・・
151 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/29(木) 23:44:16 ID:???
古「みんな懐かしいこというよね」(´・ω・`)
152 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 00:18:53 ID:???
三分後投下〜
>>147
ああ、揺れるおっぱいが読みたい

っていうか・・・誰か他の方のが読みたいデス
153 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 00:24:36 ID:???
三国志な、ま!


1/3
一番の政敵の丁原を排除した董卓にもう怖いものはありませんでした
当然のごとく自分の好き勝手に国と政治と帝を弄り始めたのです
ハルナ 「次のコミケの運営委員はネギくんで決定ね!!」
ついに帝は董卓によって新しい帝に変えられました。その新しい帝の名を献帝(ネギ)といいます

劉協(ネギ)伯和 献帝の本名
董卓、後に曹操の操り人形となった漢朝の第14代皇帝にして最後の皇帝
利用されるだけ利用されてポイされた可哀想な人

当然、変えられた元帝はというと非常の董卓には不要の者となったのです。元帝は董卓の懐刀、李儒によって歴史の闇に葬られました
夏美 「ぐすっ、ゴメンね。いまもう家で小太郎君を飼ってるからさ・・・誰かいい人に拾われて、ゴメンね!!」
そして董卓の恐怖政治が始まります

ハルナ 「あははは!規制なんて何にもなしよ!やったもん勝ちィ!!」
夏美 「もう、あんまり無茶しちゃダメだよ?」
ハルナ 「ねえなつみん。ちょっとコスプレやらないか?」
夏美 「こ、コスプレ?」
ハルナ 「そうなのよ。見てくれの良いレイヤーっていっぱいいるけど、中身、心までこだわったレイヤーってなかなかいないのよ」
夏美 「でも私なんて」
ハルナ 「大丈夫、なつみんの演技力なら群がる変態どもを魅了できるって。演技の勉強の一つだと思ってさ」
夏美 「え、演技の勉強ね。それなら・・・」
ハルナ 「決まり!!そうね、このきキャラなんてどう?ユーフェミア・リ・ブリタニアっていうんだけど」
夏美 「ええと台詞は・・・フムフムなるほど。結構きわどい性格してるなあ・・・」
ハルナ 「よーし、じゃあ早速いってみよう!!」

夏美 「オタクの皆さんお願いがあります。 死んでいただけないでしょうか
    えーっと…自殺して欲しかったんですけど…だめですか?じゃあ、係員の方々皆殺しにしてください。虐殺です」
こうして都、洛陽は阿鼻叫喚の地獄絵図と化したのです・・・
154 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 00:25:45 ID:???
2/3
この董卓の横暴に各地の英雄たちも黙っているはずがありませんでした
当然打倒董卓という流れになっていくはずだったのですが・・・各地の英雄には結束力が無かったのです
そう、もはや個々で董卓を打倒するだけの勢力はほぼ無かったのです
それにいま董卓に刃向かえば朝敵と見なされてしまいます。いまは我慢の時期、皆しかるべき時を待っていたのです
しかしそんな中、血気にはやる少女が一人董卓を暗殺しようとしたのです
その少女は曹操(明日菜)孟徳といいます

明日菜 「ちょっとパル!何の馬鹿騒ぎよ、コレ!!」
ハルナ 「何って・・・コミケだけど聞いたこと無い?」
明日菜 「聞いたこと無いわよ。って凄い人だかりね」
ハルナ 「でね、ここでは自分たちで作ったこんな本とか売ってるの。見てみる?」
明日菜 「自作の本?そうか、ここにいる人は漫画家さんの・・・たまご・・・なにこれ・・・」
ハルナ 「尻友岬22よ。コタ君は受けでネギくんがせ・・・」
明日菜 「ぱぱぱ、パルの馬鹿ぁ!!」
ハルナ 「何も逃げていくこと無いのに・・・そうか、おじさまじゃなかったから怒っちゃったのね。言ってくれればそっちのほうも」

こうして董卓暗殺に失敗した曹操は、命からがら都から逃げ延びていきました。そして実家へと逃げ込んだのです

明日菜 「もう、ハルナのばか」
高畑 「そうしたんだい明日菜君、そんなに顔を真っ赤にして」
明日菜 「た、高畑先生!な、何でもないんです。ただちょっとびくりしちゃって・・・」
高畑 「そうか、そういえば最近補習していなかったね。ちょっとやっておこうか?」
明日菜 「は、はい!!」
この人物は曹嵩(高畑)巨高、曹操の父親です
実は結構あくどく賄賂やらを送って大臣なんかをやった人です

こうして曹操は雌伏の時期を迎えるのでした
そしてその時期、いろいろな人物が曹操の元に集まってくるのです
155 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 00:27:36 ID:???
3/3
まき絵 「あっすな!ネギくんは・・・あ、高畑先生!!」
高畑 「おや、まき絵君。君も補習やるかい?」
まき絵 「え、えへへ・・・」
ある日、曹操宅を訪れたこの少女の名は・・・

荀ケ(まき絵)文若
曹操はこの人を配下に迎え入れたとき”我が子房(三国志の時代より前の大軍師)なり”と評しました
主に曹操への人材推挙に活躍した人物。政治家、軍師としても大変有能で頭の良い人です

明日菜 「まきちゃん。そういえばくーちゃんは?」
まき絵 「くーちゃんなら楓さんと修行してたよ」
曹操軍のなかで剛勇を誇る夏侯惇(古)元譲と武で張り合うその少女の名は・・・

許チョ(楓)仲康
曹操軍一の武を誇る猛将。曹操の親衛隊長を務めました
しかし普段はぼうっとしていることもあったことから”虎痴”と呼ばれていたといいます
こうしてだんだんと力をつけていく曹操、そして反撃の時が来るのでした

曹操は単独ではなく、連合として各地の英雄たちと手を結び董卓を倒すことを考えました
そして各地の英雄に、帝の勅命というはったりをかました”檄文”を送りつけたのです
こうして反董卓連合軍が結成され、董卓と雌雄を決すべく各地の軍勢が洛陽に向けて集まり始めました

桜子 「瀬流彦センセ、何かおごってよ!」
瀬流彦 「だめだよ。太ったらどうするんだい?」
桜子 「大丈夫!!私太らない体質なんだ!」

公孫サン(瀬流彦)伯珪
劉備(桜子)玄徳と共に学問を学んだ北方の雄。この董卓との戦いでは劉備を客将として配下に入れて闘います
ですが董卓との戦いの後、袁紹に滅ぼされてしまう人

156 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 02:12:42 ID:???
盛大に待てwwwww
荀イクがバカピンクかよwwwww
157 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 09:08:56 ID:???
いやはや、困りましたなぁって感じだなw
158 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 12:33:50 ID:???
全く関係ないけど桜子のラクロス部と隊長のバイアスロン部の光景を見てみたいものだ
159 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 14:36:47 ID:???
>>158
アニメ第一期にちらっと出てきたよ
160 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/11/30(金) 15:50:00 ID:???
>>155
魏が馬鹿の国じゃねえかwwww
161 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 12:00:28 ID:???
今日は超の誕生日だ!みんなで祝ってあげて下さい
162 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 13:58:22 ID:???
超りん誕生日おめでとう!
これからも怪しい薬でまき絵の事を(ry


診療所の見過ぎか……
163 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 01:16:46 ID:???
三国志な、ま!


1/3
反董卓連合軍が結成され、いよいよ董卓軍と戦うときがやって来ました
反董卓連合軍はその盟主として袁紹(風香)本初[えんしょう ほんしょ]を据えました
家柄、実績、軍備が一番良かったので彼が盟主になったのです

風香 「さーみんな!!このパーティ、パルのチームに負けないくらい騒ぐからね!!」
一同 「おー!!」
風香 「され、パーティ一番目の出し物は・・・ラブアンドデート、お見合い大作戦だ!!一番手は誰が行く!?」
刀子 「私が行きましょう。かまいませんね?」
風香 「あ、あの・・・一応この出し物20代限定なんだよ?」
刀子 「わ、私はまだ二十代です!!」
風香 「あれ?でも確か刀子先生って三・・・」
刀子 「に、二十代だもん!!私まだ二十代なんだもん!!ぐすっ、まだ・・・まだなんだもん・・・」
史伽 「泣かせたです。お姉ちゃん、泣かせたです」
風香 「えっと・・・わかったよ!!イベント一番手は刀子先生だぁ!!」

対董卓戦第一番手は、江東の虎と呼ばれた孫堅(刀子)文台[そんけん ぶんだい]となりました
まだ帝に忠誠を使う忠義の志は多く、董卓に対して怒りを覚える兵士はとてもたくさんいました
だから反董卓連合の兵士の士気はとても高かったといいます
それに引き替え董卓軍はというと帝をないがしろにしたという負い目もあってか、なかなか士気は上がらなかったようです
そんな状態ですから孫堅軍は董卓軍に対して有利に闘いました

さて、古来より”腹が減っては戦は出来ぬ”といいます
それは古来より、そして未来永劫ほとんど変わることはない理でしょう
当然、孫堅軍も戦っているわけですから食料は必要になります
今回の戦いは連合で闘っているのですから食料も連合が補給してくれます
いえ、してくれるはずでした・・・
164 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 01:17:56 ID:???
2/3
史伽 「あ、刀子先生からメールです。なんですか?」
”男が足りません。至急、送り込んでください。十代から五十代まで可。年収問わず”
史伽 「・・・おねえちゃ〜ん!!大変ですぅ!!」
風香 「そんな急に男っていわれても困るな。っていうかボク達も男の子と遊びたいよね」
史伽 「あぶぶ、そんなこといってる場合じゃないです!!どうするですか!」
風香 「二次元でいいんじゃね?」

そろそろ食糧の補給が必要だと感じた孫堅は、連合軍に補給を要請しました
しかし連合軍の食糧を管理していた袁術(史伽)公路[えんじゅつ こうろ]と袁紹は孫堅に食料を送らなかったのです
もしかすると董卓との戦いの手柄を孫堅に独り占めされてしまうのではないか思ってしまったのです
当然食料のない孫堅軍は戦うことは出来ません。食料がつき始めると同時に敗走したのでした
何とか連合軍の本営までたどり着いた孫堅は怒り心頭です

刀子 「なんで二次元なの!!私が欲しかったのは三次元だったのに・・・」
風香 「そんなに突然男っていわれても用意できるわけないじゃん」
史伽 「それに私たちに用意できたら・・・刀子先生の立場も酷くなるって思ったです」
刀子 「う、うわぁぁぁん!もうおうち帰る〜!!」

袁紹と袁術は孫堅の怒りを静めるために、部下の一人に責任を押しつけて処刑したのです
これで何とか怒りを少しだけ静めた孫堅でしたが、もう闘う力は残っていません
そしてこの事件をきっかけに連合軍の結束にひびが入っていくのでした

それを見逃す董卓軍ではありません。これに乗じてだんだんと反撃してくるのでした
ハルナ 「あんなバツイチじゃイベントは盛り上がらないわ。まあ、使い方次第って所でしょうけど・・・」
165 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 01:19:28 ID:???
3/3
ここは董卓軍の重要な拠点である水関、都までの道中に立てられた砦です
そしてここでは董卓軍随一の猛将、華雄(新田)[かゆう]が連合軍の将軍達をぼこぼこにしていたのです
新田 「フハァァァ・・・私のたぎる股間を誰が鎮めてくれるのかな?前からでも後ろからでもがっつり来たまえ!!」
袁紹軍、袁術軍その他連合軍の将達はこの華雄に手を焼きました
次々の将軍が倒れ、そのあまりの強さに華雄が出陣したというだけで兵士が逃げ出すようになったのです

明日菜 「困ったわね。誰かあの変態お仕置きしてきてくんないかしら・・・みんな逃げちゃうわよ」
連合の一員、曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]も華雄には困り経てていました
風香 「まさか新田先生が裸踊りで責めてくるとは・・・こっちの出し物どうしよう。イベントの主導権取り返さなきゃ」
史伽 「やっぱり可愛い女の子で責めるです・・・チアの皆さんで何かできますか?」

桜子 「じゃあ、こっちも脱ごう。円が」
美砂 「そうね、脱ごう。円が」
円 「え!?ちょ!!何で私が!!」
風香 「いいね、牛丼で脱ごう。くぎみーが」
円 「くぎみーとか言うなぁ!!っていうか脱ぐかぁぁあ!!qあsうぇdrftgyふじlp」

そんな連合軍の危機を救ったのは劉備の義兄弟、関羽(円)雲長[かんう うんちょう]でした
なんと関羽は鬼神のように恐れられた華雄を青龍偃月刀で一撃の下に倒してしまったのです
これによって水関の情勢は一気に連合軍側に傾きます
風香 「うん、やっぱり脱ぐなら女の子だね」
史伽 「まつ屋のギガ盛牛丼用意できたです。でもこんなの食べたら太ると思うですけど」
円 「ううっ・・・汚れちゃった。でも牛丼・・・うま・・・」

さて、痛手を負い部下を失った孫堅を慰める人物が一人ここにいました。その名は・・・
程普(二ノ宮)徳謀[ていふ とくぼう]
孫堅、その子孫策、その弟孫権の三代に仕えた孫軍の重鎮
孫軍最古参の武将であり、程公と呼ばれた人。ただ居るだけで見方に安心感を与えたという存在感ある人

166 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 04:33:25 ID:???
のどか「ザ・ブックッッ!本の存在により、フェイトは死ぬ!」
167 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 11:36:08 ID:???
新田何人いるんだよwwwww
168 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 11:54:41 ID:???
新田で軍隊作れるくらいじゃね?
169 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 13:08:00 ID:???
それが新田クオリティー
170 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2007/12/02(日) 16:46:22 ID:mNv5MBr1
一人の新田が敵の目の前で無限に陰分身して増殖するんだよ
171 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 19:12:55 ID:???
麻帆良祭の小ネタ
http://gban.jp/i/2oddmhw

思春期終わって俺涙目wwwww
氏家絵詰め合わせ
http://gban.jp/i/27u05da
172 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 20:05:57 ID:???
>>171
明日菜シュール杉w
そして

やっぱり
さよは
和服が似合う


一番から始まってるっていうことは・・・
期待大!!
GJ!!
173 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2007/12/02(日) 20:09:20 ID:mNv5MBr1
ギターのネタがわからんwww
誰か解説よろしく頼むぜ!
174 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 21:24:31 ID:???
スケブじゃね
175 名前: 正直者の泉 [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:30:46 ID:???
近くの自然公園へピクニックにやってきたアキラ、まき絵、ゆーな
すると見たことのない小さな泉をみつけた
まき絵「わー、!!!きれーな泉!」
ゆーな「ホントきれいだにゃ、亜子も来ればよかったのに」
アキラ「しょうがないよ、なんか用事があるみたいだったし」
などと話しつつ、各自がみなれない泉に近づいていった
まき絵「ひゃっ冷たーいはははは」
とゆーなと水をかけあってふざけていたその時
アキラ「まき絵、危ない」
ばっっっっっっつっしゃーーーん!!!!
まき絵は泉に落っこちてしまった
ゆーな「あっつちゃー、まき絵、大丈夫?」
アキラ「泡は出てるけど、浮いてこない、この泉結構深いぞ」
ゆーな「なるほど・・・・って早く助けにゃきゃ」
すると泉が光りだして亜子に似た女性が現れた
目を疑う二人
ゆーな「あ・・亜子?」
和泉の精霊「うちは和泉の精霊や、
あなたたちが落としたんはこの
きれいな佐々木まき絵かぃ?」
二人「いいえ!!!」
二人は驚きを隠せない、すると
和泉の精霊「あなたたちは正直者や、褒美として
この、きれいな佐々木まき絵を授けよう」
ゆーな「えっ、あの・・亜子?」
質問するまもなく亜子らしき精霊は泉の中に戻っていった
きれいなまき絵「さあ、さっそく帰って勉強しよう」
アキラ「え?まき絵?、なに?」

ちょっと、きれいな私が出てきたら
本当の私はいったぶくぶくぶくぶく・・・・・・。
176 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:34:00 ID:???
その発想はなかったわwww
177 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:35:57 ID:???
きれいなジャイアンwwwwwwwwwwwwwww
178 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:38:31 ID:???
>>175
テラジャイアンwwwwwwwwww
179 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/03(月) 00:48:44 ID:???
これはGJと言わざるを得ないwww
180 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/03(月) 01:03:30 ID:???
>>173
スケッチブック
181 名前: 175便乗ネタ [sage] 投稿日: 2007/12/03(月) 02:24:39 ID:???

アスナ「>>175てっことがあったんだってさ」
あやか「まぁそうなんですの。それでなぜ私達は件の泉にいるのです?」
アスナ「うん。最近いいんちょうのせいで寝不足なの・・・」
あやか「はい?」
アスナ「きれいになってきなさ〜いッ!」
あやか「きゃぁッ!?」
ばっっっっっっつっしゃーーーん!!!!
アスナに突き飛ばされ泉に落ちるあやか
泉が光り、亜子に現れる
和泉の精霊「うちは和泉の精霊や、
あなたたちが落としたのはこの誠実な雪広あやかかぃ?」
アスナ「いいえ」
和泉の精霊「あなたは正直者や、褒美としてこの、きれいな雪広あやかを授けよう」
アスナ「えっと、いいんちょ?」
きれいなあやか「アスナさん・・・私が、私が間違っておりましたわ。あのような淫らな・・・ごめんなさい」
アスナ「わ、わかってくれた?」
きれいなあやか「はい、乙女の純潔を散らせた罪この生涯をもって責任を――」
アスナ「・・・はい?」
きれいなあやか「幸せにしてみせますわ、アスナさん」
アスナ「ちょ、まっ、いいんちょ」
きれいなあやか「末永くよろしくおねがいしますね」

アスナ(こんな、こんなハズじゃ・・・)
挙式は何処でとか旅行は何処に行くかとか、あやかの声を遠くに聞きながら、アスナは途方に暮れた。
183 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/03(月) 18:24:00 ID:???
ウィキはいつになったら回復するのだ(´・ω・`)
ランキングとか休んでるからさ
184 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/03(月) 19:24:57 ID:???
中の人も忙しいんだろう
Wikiの方は誰か継いでやってもいいと思うけど
185 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/04(火) 00:45:32 ID:???
>>183
wikiの中の人です。作業が遅れ気味で申し訳ありません。
wikiTOPに改めて明示しておきましたが、今後【旧wikiの更新予定はありません】。
ミラーとしてのみ残します。また規約に引っかかって削除作業することになりそうですので。

新wikiの方を見ていただければ分かりますが、ほぼ旧wikiの内容は移転し終えました。
一部画像及び過去ログ補完は手が回っていませんが、「wiki消滅」の緊急性は回避できたはずです。
一人では手が回らない部分も多々ありますので、気づいた方が補完していただけるとありがたいです。

どうしても管理権限が必要な部分の修復、質問・要望等は避難所の【wiki運営関連スレ】までお願いします。
緊急性の高い部分から可能な限り対処しますので。
186 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/04(火) 16:16:13 ID:???
>>185
毎度毎度お疲れ様です。
 
 
 
 
保険で別のサーバー使ってまとめサイト立ち上げるってのアリかな?
187 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/06(木) 11:59:31 ID:???
今日は双子の誕生日だ!みんなで祝ってあげて下さい。
188 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/06(木) 12:16:51 ID:???
めでたい
189 名前: 185 [sage] 投稿日: 2007/12/07(金) 00:13:22 ID:???
>>186
問題ありません、むしろ大歓迎です。
現行のwikiには過去datをうpすればwiki形式に変換できる機能があるのですが、
いかんせん重過ぎてこちらのPCではまともに動かないなど若干の不具合がありまして……

スレ汚し失礼、以降何かありましたら避難所にて。
190 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/07(金) 16:06:49 ID:???
三国志ネタの人マダーーー(AA略)
191 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/07(金) 20:17:22 ID:???
三分後投下〜

>>190
お待ち!
192 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/07(金) 20:21:41 ID:???
三国志な、ま!


1/3
水関という砦が破られた董卓軍でしたが、まだ虎牢関という砦が残っていました
ここを破らないと反董卓連合軍は都へと進めません
しかしここを守っていたのは三国志一の猛将、呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]だったのです
董卓(ハルナ)仲穎[とうたく ちゅうえい]と李儒(夏美)文優[りじゅ ぶんゆう]はまだ安心しています

ハルナ 「さて・・・こちらの出し物の新田先生はくぎみんの一肌脱いだ攻撃に敗れ去ったわけだ」
夏美 「じゃあ、こっちは最終兵器を出しちゃおうか」
ハルナ 「そうしますか。これでこの出し物コンテストはこっちの勝ちよね」
こうして呂布は連合軍と対峙するのであります


ハルナ 「さあ、こちらはいよいよ3−Aの最終兵器!!那波千鶴さんの登場だ!!皆、刮目してみよ!!」
千鶴 「あらあらあら、水着姿だなんてちょっとはずかしいわ」
呂布が戦場に出て方天画葱を一振りした瞬間、戦場の空気が凍り付きました
たった一振りで何人もの兵士や武将が散ったのです。正直あり得ません

ざわ・・・

    ざわ・・・・

力自慢、技自慢、命知らずが呂布に突っ込んでいきましたが、その全てが蹴散らされてしまいます
さらにそれを見た将軍や兵士達は一気に青ざめました。そう、戦場は一気に董卓軍に傾いたのです

そんな怯える反董卓連合軍の中である漢が呂布に向かって進み出ました
それは劉備の義弟、張飛(美砂)翼コ[ちょうひ よくとく]でした

美砂 「ぬっふっふっ、自分だけがナイスバディだなんて思わないでよね!!」
193 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/07(金) 20:22:48 ID:???
2/3
後の蜀に仕え、蜀一の猛将。ぶっちゃけ呂布亡き後は三国志一の猛将となる張飛です
この時、呂布とまともに戦えたのは張飛とその義兄、関羽(円)雲長[かんう うんちょう]ぐらいだったといわれています

千鶴 「うふふ、凄い自信ね。でもほら、こうやってたゆんたゆんってやれるかしら?」
美砂 「で、出来るわよ!!た、たゆん・・・たゆん」
こうして呂布と張飛の一騎打ちが始まりました
この時、両軍の兵士達は戦うのを止め、固唾を呑んでその一騎打ちを見守ったと伝えられています

千鶴 「揺れと跳ねがたりないわ。もっとこう、ね?」
美砂 「ぐぐぐ・・・」
一騎打ちが始まってしばらくすると、初めは互角に見えた一騎打ちもだんだんと呂布のほうが優位になってきます
このままでは張飛は呂布に打ち倒されてしまうかもしれません
ですがあまりの一騎打ちのすさまじさに、反董卓連合の中からは誰も張飛を手助けする者は現れませんでした
たった二人の若者を除いては

桜子 「美砂〜!!私たちも参加するよ〜!!」
円 「何で私まで・・・」
そう、張飛の加勢に入ったのは義兄の劉備と関羽でした
そして呂布を驚かせたのは関羽の武勇だったのです。劉備は大したことはありませんでしたが
千鶴 「あら、円。また脱ぎに来たの?」
円 「脱ぎません!!」
桜子 「ぬは〜!!やっぱり凄いおっぱいの質量だね。私たち三人で同じくらいかな?」
美砂 「ぐぬぬ・・・こうなったら・・・桜子!!アレやるよ、アレ!!」
桜子 「え、またやるの?別にいいけど・・・」

円 「ちょ・・・まさか!!」
194 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/07(金) 20:24:18 ID:???
3/3
さすがに猛将二人+一人相手は呂布も手こずり始めたのです
このままでは自分が不利になると悟った呂布は、なんと一騎打ちから逃げ出してしまったのです
普通は逃げる方が不利ですが、そこは呂布の愛馬、赤兎馬(小太郎)が本領発揮します
当時、この馬に乗って逃げられては、誰も追いつけなかったといいます

小太郎 「ちづ姉ちゃん。もうそろそろ夕飯の時間やで?俺、お腹空いたわ」
千鶴 「もうそんな時間?じゃあ私ももう帰るわね。コンテスト途中だけど」

桜子 「必殺ぅ!!」
美砂 「円フラッシュ!!(脱いだだけ)」

円 「い、いやぁぁぁぁ!!!」
桜子 「ってあれ?ちづるんいないね」
美砂 「ふっふっふっ、きっと我々に恐れをなして逃げ出したのね。さすが私たち麻帆良チア三人組!!」
円 「私。また脱ぎ損なのね・・・」

さて、呂布が敗れたとなって、都の董卓軍はさすがに焦りを感じたようです
ハルナ 「まったくあのマイペースお・・・なばさんめ」
夏美 「仕方ないよ。ちづ姉年下の甘えに弱いから」
ハルナ (誰だって年下・・・なんでもない)
夏美 「まあコンテストは残念だったね。さすがにチア三人組って所かな?」
ハルナ 「もう、もっと寮から近ければ千鶴さんだってもう少し居られたのに!!」
夏美 「だったら次のコンテストは寮の近くでやればいいじゃん」
ハルナ 「・・・な、なんだってー!!何でそれに気がつかなかったの、私!!」

呂布の敗走を知った董卓は、さらなる暴挙に出たのです
帝を操り、さらには自分で好き勝手に悪政を布く以上の暴挙

それが長安への遷都だったのです

195 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 04:34:06 ID:???
なんかもう、董卓がどんな散り方をするのか分かりすぎるなw

くぎみーが脱がされキャラだと!?
いいぞ、もっとやれ!
196 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2007/12/08(土) 17:36:21 ID:9H1tdhCy
これは素晴らしいエロでつねw
http://4server.sakura.ne.jp/newcomics/pc/img.php?src=../src/685-2.jpg
他にもぷるんがあたよ
197 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 22:04:32 ID:???
新たにシリーズもののゆー亜子を投下したいんですがよろしいでしょうか?
198 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 23:16:56 ID:???
勝手にしろよw
だめだって言ったらしねーのかよw
199 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 23:30:43 ID:???
なら敢えて「だめだ」という俺鬼畜
200 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 23:34:31 ID:???
投下させてもらいます。



もし大好きな恋人が吸血鬼になったらどうする………
【vampire slave】

満月の夜、部活で帰りが遅くなった明石裕奈と和泉亜子は暗い夜道を手を繋いで歩いていた。
「不気味やなー」
「亜子は怖がりだからねー」
亜子は裕奈の手を離し腕にしがみつく。
「しゃーないやん。やっぱほかの道の方がよかったんちゃう」
外灯もなく剥きだしの崖に面したこの道は寮までの最短ルートだが危ないということで滅多に人は通らない。今は月の光だけが頼りである。
「だーいじょうぶだって」ニッコリと微笑む裕奈に亜子は安堵する。
「あっ!」「なっなんや!?」
「明日って私たちの一ヶ月記念だからお祝いしよーよ」
亜子は拍子抜けしたと同時に嬉しさで顔をほころばせた。(そっかぁ、うちらが付き合いだして一ヶ月たったんやな…)
201 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 23:37:10 ID:???

ミシミシ…ガッ
不意になにか擦れるような音が聞こえた。
「なんの音だ――」
なんの音だろう?そう言おうとした私の声は途中横腹に加わった衝撃で消された。
ゴォン!!!!
地面に倒れこんだ私が次の瞬間見たものは真っ赤に染まった恋人の姿だった。
「亜子!!!!!!」
見れば亜子はぐったりした様子で微かだが呼吸はしていた。多分落ちて来たこの岩に当たったのだろう。
「今人呼んでくる!」
涙に濡れた顔で私はそう叫んだ。此処は携帯がつながらない。
「…ゆ…なぁおねが…側にい…て」
息も絶え絶えに亜子が哀願する。
「でもっ!」

「人間とははかないものだな」
地を這うような声が聞こえた。私が声がしたほうを向くと金髪の吸血鬼がいた。「エバちゃん…?」
フサァと吸血鬼は亜子の元へ舞い降りた。
「和泉、助かる方法ならあるぞ…」
―吸血鬼になれ―
朦朧とする頭の中そう聞こえたんや。
うちはまだ死にたくない。亜子は裕奈の顔を見て決心した。
「うち…を…たす…けて」
202 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 23:39:50 ID:???

亜子がそう言うと目の前の吸血鬼は亜子の首筋に噛み付いた。私はなにが起こっているのかわからなかった。こわかった。
亜子が私をかばって怪我したから?クラスメートが吸血鬼だったから?
―――チガウ―――

亜子が人間ぢゃなくなっていくことが。

私の目の前にいたのは二匹のヴァンパイアだった。ブルーホワイトの髪に赤い瞳。口には牙…
「亜子…?」
亜子はしきりに自分の体を確認している。傷はなかった。
ふらっ
「亜子!」
私は倒れそうになった亜子を抱き止めた。
「腹が減ったのだろう」
「どうすればいいの?」
エバちゃんはくくっと笑ってこたえた。
「血をやればいいのさ」
203 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/08(土) 23:40:56 ID:???

私は亜子を見た。
「いいよ…亜子」
「ゆーな」
亜子が私の頭と腕を掴み首筋を舐める。
「うっ…はぁ」
手しかまだ繋いだことのない私は亜子の愛撫で頭が真っ白になりそうだった。
グチュッ
牙が肌をつらぬいた。
ヂュルチユ…
痛いとばかり思っていたがそれは違った。
ズチュル…グチュ
(なんか…気持ちいい)
意識が朦朧とする
ヌチャ
牙を抜いた亜子と目が合った。
口のまわりに血がついていた。
「おいしい…」
「へっ?あ…そう」
近くにはもうエバちゃんはいなかった。
「大丈夫なの?亜子」
「うん…。まだ死にとうなかった。ゆーなと離れとうなかったから」
うんうんとりあえず
「口拭こう?」
「あ、ゆーなの血っておいしいんよ」
がしいっ
「ふぁ」
私のファーストキスは亜子の舌から伝わってくる血の味のする濃厚なものだった。
「うっ!?」
唇が離れた時私は口の中に残る鉄の味に吐き気をもよおした。

この時一ヶ月記念日の鐘がなった。こうして私と吸血鬼(亜子)は出会ったんだ。
204 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 04:38:01 ID:???
これまた臭っさい文章だな。
205 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 06:34:12 ID:???
続き期待。人口激減でザジちうスレも終わりかと思ってただけに、新作は大歓迎です!
206 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 08:56:56 ID:???
こうしちゃいられないな
俺も一つ書いてみるか、出せなかったらごめんな
207 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 13:35:27 ID:???
ザジの奇術事件を覚えてますか?
覚えてる人は挙手して欲しいです(´・ω・`)
 
 
しばらく書いてなかったから書こうと思ったんですが自分の存在忘れられてないか心配です。
以上です!くだらない質問してすいませんでした><
208 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 15:22:32 ID:???
覚えちゃいないが書いてくれ
209 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 15:29:07 ID:???
頼むわ。
アレは超ド級におもしろい。
210 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 16:25:18 ID:???
wikiをみた際に某意欲作RPGのSSを見つけたので俺もまだ冒頭だが書いてみた
人選はほとんど俺の趣味、突っ込むなら派手に突っ込んでくれ
16人近く選ぶ必要があったから結構悩んだわ

初投下行かせて貰います

かつては栄えた物の、今はすっかり寂れてしまった町
そんな町のとある建物から一人の女が出てくる
とある建物は上に付いている看板からして保安官の事務所と見て良いだろう
その女は胸に保安官の証と言えるバッジを付けている
彼女がこの町の保安官なのだろう

彼女、大河内アキラは別の建物に入っていく
その建物の看板には「CRYSTAL BAR」と書いてあった
BARとあるから酒場なのだろう

酒場の中には彼女を除いて人一人
この酒場を切り盛りしていると見られる女がいた
マスター「いよっ保安官、一杯飲んでく?」
アキラ「ううん…いまは遠慮しておくよ……」
そう言いながらアキラはマスターに新しい手配書を渡す
アキラ「マスター、これを貼ってくれる?」
マスター「え?……あいつらだけでも物騒だって言うのに」
そう言いながらもマスターと呼ばれたおでこの広い女、柿崎美砂は
手頃なスペースに手配書を貼り付ける
柿崎「え〜っと、なになに?」
その手配書には一人の女が書かれていた
柿崎「キッド……ゆーな☆キッドですかい」
ゆーな☆キッド、食券5000枚の大物である
柿崎「で……何で賞金じゃなくて食券なのさ?」
アキラ「ごめん…わからない、名前に点じゃなくて星が使われていることもね」
211 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 16:25:55 ID:???
荒野を馬と共に駆ける一人の女
古びた帽子や使い古しの衣服を纏った
その姿は先程の手配書の女にそっくりである
彼女こそが手配書の女、ゆーな☆キッドである

やがて馬は止まる、女の前にはまた一頭の馬と長身の女がいた
凄腕の賞金稼ぎ、龍宮真名もとい、マッド・ドッグである
龍宮「フッ…しばらくだな」
ゆーな「げっ……ちょっと、しつこいにも程があるよ、どこかのパパラッチじゃあるまいし!」
龍宮「そんな顔をするな、貴様の逃亡生活にピリオドを打ってやろうというのだ」
龍宮「礼ぐらいしてほしいのだがな……」
そう言いながら馬から下り、銃を取り出す龍宮
龍宮「銃を抜け、この凄腕の賞金稼ぎ、マッド・ドッグが丸腰の相手をやるわけにはいかないのでな」
仕方なさそうに銃を取り出し、馬から下りるゆーな
ゆーな「これで何回目?全部私に負けてるけど!」
龍宮「うるさい!本来ならお前に全勝しているはずだ!」
普段は冷静を保つ龍宮も今回ばかりは逆上しているようです
原作を考慮すると龍宮隊長の方が主役に近いんですけどね……
龍宮「今度こそ食券5000枚を貰うぞ!」
ゆーな「貰えるもんなら貰ってみてよ、あげないけどね!」
どうやら隊長は完全に頭が参っているようです、こんな挑発にも乗っているようです
龍宮「ッ……キサマァァ!!!」
ひょっとして……龍宮隊長が負けている理由って挑発に上手いこと乗せられているからですか?
212 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 16:27:01 ID:???
それはさておき早速ゆーなに向かって発砲する龍宮隊長、ですが……様子がおかしいですね
龍宮(弾が……出ないだと!?)
どうやらトリガーを引いても弾が出ないようです
それもそのはず、先程の挑発で隊長が激怒している際に
ゆーなはちゃっかり隊長の銃を撃ち抜いていたのですから
ゆーな「銃声に気付かないほど怒っているなんて、凄腕の賞金稼ぎの名が泣くよ?」
そう言ってゆーなは馬に跨ります、それに気付いた龍宮隊長は
龍宮「クッ……何故いつも私を撃たない!」
そう言いながら馬に跨ろうとするが……
銃声が響き、龍宮隊長が馬から落ちてしまったのです
何があったのか、突然走り出す龍宮隊長の馬
龍宮「よくも愛馬アキラの手綱を!」
ちょっと……この先の町にもアキラという人物がいるんですけど……
ゆーな「じゃ〜ね〜、せいぜい歩いて追っかけるんだね!」
そう言いつつ、馬を走らせるゆーな
後ろから龍宮隊長の「待て!」と言う叫びが聞こえてきますが当然無視します

そしてゆーなの目の前に、寂れた町が見えてきました
ゆーな「へぇ、町か……腹減ったなぁ」
そう言いつつ、ゆーなは馬を町へ急がせます

ライブ・まほ・ライブ 西部編「放浪」

冒頭終了、パソを取り上げられる可能性がありますが気長に待っていてください
213 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 19:05:25 ID:???
昨日投下したものは1話の途中までだったのででその続きです。



ピピッピピッ…
目覚まし時計が鳴り響く一室で明石裕奈は目が覚める。
昨夜はいろんなことがあった。朝目覚めたら全部夢かと思っていたのに…
「夢ぢゃあなさそうだにゃー………」
隣で亜子が気持ちよさそうに寝ている。昨日はあの後が大変だった―――――
214 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 19:07:04 ID:???
――昨夜――
「ゆーな大丈夫なん?」
「ぎぼぢわるい…」
亜子の心配する声を聞きながら、なんとか歩いて寮まで戻る。
寮の前にたどり着いて気になることが
「牙しまえないの?」
髪と瞳は前より多少色が強くなっただけだから大丈夫だとしてもその牙はいただけない。
「うーん」
亜子は唸り口で戻れ戻れと言っている。
「うわっ!戻ったぢゃないですか和泉さん」
へへーと亜子はのんきに笑う。こうして見るとなにも変わってないように見えるのに…
「亜子…ごめんね私のせいで」
「ゆーなはなんも悪くないやん。まぁなってもーたんはしかたあらへんし」
亜子は笑う。
「服どないしよ」
見れば血がベットリとこびりついている。
「あー、私の部屋にきなよ。アキラ多分ねちゃってるし洗濯しなきゃ」
――回想終了――
215 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 19:08:39 ID:???

んで今に至ると………ん!だめぢゃん亜子が泊まってちゃあ!!!
付き合ってること内緒にしてるのに、怪しさ満点です!
「ゆーなぁ」
寝ぼけながら亜子は私に抱き着いてくる。
(どーしよどーしよ―)
ガタッ
「ゆーな起きてるの?」
「!アキラっ…ははおはよ」
私は亜子に布団を被せそそくさとベッドから離れてアキラの視線を外す。
ガチャーン
「ねぇー昨日から亜子が帰ってきてないんだけどー」(うおぁ)玄関を開けてまき絵が入ってきた。
「そうなの?何処行ってるんだろ」
「携帯もでないんだよー」まき絵はてくてくと歩いて私のベッドへ座った。
「あっまき絵そっちわ」
「ふぎゃ」
「へ???」
まき絵が恐る恐る布団をどかすと枕を抱きしめたまま唸る亜子とご対面した。
「なんで亜子がゆーなのベッドにいるのー!?」
あまりの声の大きさに亜子がぱっちりと目を覚ます。「えーと…」
ぐちゃ
私が必死に頭を回転させていると、亜子がまき絵の首を噛んだ。だがすぐに口を離す。
216 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 19:10:04 ID:???
「うぇーまずい」
ボタボタと亜子が飲まなかった血が落ちる。
まき絵はその場に崩れ落ちる。横をみるとアキラは気を失っていた。
「ちょっ亜子!なんでまき絵にいきなり」
「わからへん…いきなり頭の中が真っ白になって気付いたらまき絵が……」
「吸血鬼の本能には逆らえません」
「茶々丸さん!」
茶々丸はなにか考え二人につげる。
「マスターに言われて様子を見に来ました。多分和泉さんの体が明石さんの血しか受け付けないんでしょう」
淡々とつげる。そして残酷な言葉を残した。
「運命を受け入れて下さい」
私は震える亜子をきつく抱きしめた。
「亜子大丈夫だから」
何が大丈夫なんだ?と私は自分の心に問いかける。
気休めにしかならない言葉でもかけなくちゃいけない気がした。
吸血鬼になった少女は人間ではない。
違う世界に放たれた亜子を私は放しちゃいけない。
一人にしない―――
217 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/09(日) 19:11:08 ID:???

茶々丸さんが今朝のまき絵とアキラの記憶を消してくれた。
二人はまだ眠っている。
「亜子」
「もううちはバケモンや。友達見て食糧と思ってもうた」
吸血鬼になったはずなのに昔となんら変わってない亜子の横顔。
私は指をカッターで薄く傷つけ、血が滲む指を亜子の唇につけた。
「私は食糧でもなんにでもなる。大好きだよ亜子」
亜子の目から大粒の涙が零れる。私は亜子の顔を手で包みキスをする。
「亜子…牙しまわないで」「ゆーな?」
亜子が気遣かって仕舞おうとした牙をなぞる。
(鋭く尖ってるや)
「ん…」
亜子にもう一度キスをおくる。そして私は角度を変え牙でわざと唇を切り血を出す。
「っつ……舐めて亜子」
「ゆーな」
亜子の舌が触れた。


これでいいんだ。

私は亜子のものだよ。
一人にはさせないよ。
亜子が背負ったものを私も背負うから。
覚悟はできた。

あなたが堕ちるくらいなら私が堕ちる。

あなたの奴隷になってでも

―第1話終わり―
218 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 00:23:52 ID:???
>>212
話の筋は悪くないけど余計なツッコミはもう少し減らした方がいいかもな
続き待ってる
219 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 16:30:36 ID:???
>>217切ないねぇ
220 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 21:32:09 ID:???
三分後投下〜
221 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 21:35:04 ID:???
三国志な、ま!


1/3
遷都、それは国の首都を変更すること
古来より大乱があったとか、外国が攻めてきたなどで行われた大きなお引っ越し
もっとも遷都が行われるということは、その国は危ないともいえるようなことなのですが・・・

董卓は呂布の敗走でもう都、洛陽は危険だと思いました
そこで中華第二の大都市、長安に帝と政治の拠点を移すことにしたのです

ハルナ 「あはははは!!!わざわざ有明とか幕張でやんなくても良いじゃん。麻帆良でやれば徹夜しなくてもいいし!!」

引っ越すとなれば自分たちの持っていた物を持っていくのは当然です。そして董卓はさらなる欲望を加速させたのでした
都にいる資産家からお金を巻き上げた上、それまでの王達の墓を暴いて財宝を根こそぎ持っていってしまったのです
そう、後には骨も残さず、というやつです
それにほとんどの都の住民もそれに付き合わされ、住み慣れた洛陽から長安へと連れて行かれました
やがてもぬけの殻になった洛陽は・・・董卓軍に火を放たれて廃墟と化したのです


反董卓連合軍は何とか虎牢関を突破して都にたどり着いたのですが、そこはもう廃墟となっていました

明日菜 「ちょっと!!何にも残って無いじゃないの!!私のご飯は何処!?パル?パル!!」
古 「みんな・・・みんな食べられてしまったアル。ハルナ、あんまりアル」
反董卓連合軍は何とか洛陽に入って、その混乱した事態の収拾に努めました
ですがただ一人、曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]は皆が反対する中、董卓を追って長安へと攻め入ったのです
222 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 21:40:40 ID:???
2/3
残念ながらここで反董卓連合軍の皆の不安は的中してしまいました
曹操軍は追撃しましたが、董卓軍の反撃に遭いぼこぼこにされてしまったのです

ハルナ 「まあまあ明日菜、怒らないでよ。はい肉まんあげるから」
明日菜 「もう、独り占めしないでよね」
古 「もむもむ・・・ちょっと中に芯があるような肉アルが・・・これ、何の肉アルか?」
ハルナ 「あらん。これが本場中国の肉まんよ?中に入っているのはね、ダンb」
明日菜 「まさか・・・」
古 「・・・煮込みが甘いアル。中国ではもっとこう・・・」

なんとか曹操軍は命からがら連合軍に逃げ帰ってきましたが、孫堅軍と同様にもう闘う力は残っていませんでした
そしてこの敗戦を機に連合軍の和は乱れ、瓦解してゆくのでありました

それから数日たったある日のこれからの連合軍をどうしてゆくかという会議の帰り道でのこと
刀子 「あのね、もう男なんれいらないの。わかる?」
二ノ宮 「飲み過ぎよ。まったく」
孫堅(刀子)文台[そんけん ぶんだい]とその配下の程普(二ノ宮)徳謀[ていふ とくぼう] はある物を見つけました
刀子 「なんれすか、これ?」
二ノ宮 「こ、これは・・・伝説の結婚届け印!!これで判を押せば死ぬまで絶対に別れる事はないという判子!!」
刀子 「な、なんですってー!!!」

それは玉璽(ぎょくじ)というものでした
これは帝が持つ判子のことで、高価な石から作られていて、これを持つ者は一身つつがなく栄えるというありがたい物なのです
そしてこれを得た孫堅はどうしたかというと・・・ねこばばしてしまったのです

刀子 「わ、私の名前を彫るの!!刀子、刀子ぉ〜!!」
二ノ宮 「お、おい。それは拾い物で・・・」
刀子 「ぐるるるる・・・・邪魔しないで!!」
二ノ宮 「血涙か・・・」

そしてその翌日・・・
223 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 21:42:04 ID:???
3/3
風香 「刀子先生!!昨日いいもの拾ったんだって?ボクにも見せてよ!!」
実は秘密にしていた玉璽でしたが、袁紹(風香)本初 [えんしょう ほんしょ]は密偵から連絡を受けていたのです
そしてそれが事実かどうかを、次の日の軍議の場で孫堅に問いただしたのでした

刀子 「だ、ダメよこれは!!私の物なんだからぁ!!」
風香 「いーじゃん。ボクもちょっとネギくんあたりで遊んでみようかなって」
刀子 「私の・・・バツイチの気持ちなんてわからないくせに〜!!うっ、ぐすっ・・・うわぁぁぁんん!!みんなが苛める〜!!」
史伽 「泣かせたです。お姉ちゃん鬼畜です」
明日菜 「泣かせたわね。鬼畜よね」
風香 「え?何でボクが悪くなってるの?あ、あれ?それに刀子先生相手はいるの?」
刀子 「うわぁぁぁんn!!!qあsうぇdrftgyふじkぉp;@:!!!」

孫堅は何とかシラを切り通しましたが、疑惑は払拭されませんでした
そして孫堅は後ろめたさとか、ばれては困るということから仮病を使い、故郷へと帰ろうとしたのです
それがやはり玉璽を隠し持っていると勘繰られる結果となってしまったのです

帰る孫堅軍に対して、味方だった反董卓連合は攻撃をしてしまいました
この攻撃で孫堅軍はほとんどの将兵を失ってしまったのです
何とか故郷に帰り着いた時にはその周りを守りのは数えるほどしかいなかったといいます

刀子 「ぐすっ・・・絶対にまた結婚してやるもん。するんだからぁ!!!」
二ノ宮 「ええ、そうしなさい。いい人を見つけなさい」
刀子 「ぐすっ・・・すっ・・・すーすー」
二ノ宮 「やっと寝たか」

こうなってしまってはもう反董卓連合軍に結束はありませんでした
だんだんと各勢力の将軍達は帰郷していき、目標であった董卓を打ち倒す事が出来ないうちに連合は自然解散したのです

まだ戦乱の火種はくすぶり続けていました

224 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/10(月) 23:42:33 ID:???
>>223
いつもながらGJ!
このノリで歴史教科書とか作ったら面白いかもしれないと思った
225 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/11(火) 01:12:25 ID:???
ダンb肉まんと結婚届け印に吹いたwwwww
226 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/11(火) 20:52:44 ID:???
One More〜
のゆー亜子のエロいのがまた見たい!!
227 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/12(水) 02:28:39 ID:???
毎度毎度面白すぐるwwwwwww
俺の中で蒼天のイメージで固定されている三国志が崩壊していくwwwwwwwwいい意味でwwwwww
228 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 10:38:11 ID:???
ネタはあんのに書く時間が無いって非常にもどかしい(´・ω・`)
229 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 11:28:40 ID:???
あと、時間はあっても気力が湧かないというのも、もどかしいね
230 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 17:54:00 ID:???
三分後投下〜

あと、面白いゲームがあるっていうのも困りものだよね(´・ω・`)
231 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 17:57:00 ID:???
三国志な、ま!


1/3
反董卓連合軍が自然に解散して各地の群雄は拠点へと帰って行くのでした
しかしそんな中、ちゃっかりと他人の領地を奪ってしまった人がいました
その人の名は袁紹(風香)本初[えんしょう ほんしょ]です

そこは黄河下流の北、韓馥という人が治めている冀州という土地でした
そこへ公孫サン(瀬流彦)伯珪[こうそんさん はくけい]がせめて来るという噂を流したのです
公孫サン軍は当然反董卓連合に参加した一勢力でありますから、韓馥はびびってしまったわけです
そして袁紹は韓馥に自分が公孫サンから守ってやるから自軍を冀州に入れろといいました
韓馥は反董卓連合の盟主を務めた袁紹を信用してしまいました。それが間違いの元だったのです

袁紹は冀州の要職に自分の家臣をつけ、冀州を事実上自分の支配下にしてしまいました
土地を奪われた韓馥は、泣きながら知り合いの元へ落ち延びていったといいます


さて、それを聞いて激怒したのは公孫サンでした
実は袁紹は公孫サンに冀州を二人で奪って分け合おうといっていたのです
そして蓋を開けてみれば、自分をだしにして袁紹が冀州をすでに奪っていたのですから怒るのも当然です
風香 「瀬流彦センセ。お菓子買ってよ〜」
瀬流彦 「ダメだよ。一人の生徒だけ特別扱いしちゃダメだからね」
風香 「・・・ここで脱いで叫んじゃうよ?」
瀬流彦 「わかったよ。200円までだからね」
風香 「さっすが!!センセ大好き!!」

こうしてちょっと前まで仲間だった袁紹と公孫サンは対立していくのでした
その対立はどちらかが滅ぶまで続くのです
232 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 17:58:00 ID:???
2/3
さて、こちらは長江の南、なんとか地元の長沙に戻ってきた孫堅(刀子)文台[そんけん ぶんだい]は復讐の機会を狙っていました
そこで孫堅は傷が癒えるとその諸勢力に対して復讐をし始めたのです
特に一番苛められた劉表(近衛ヱ門)景升[りゅうひょう けいしょう]は恨み帳一番手です
さっそく劉表に復讐し始めました

孫堅は一番近い劉表の土地を攻めました。そこを護るは黄祖(神多羅木)[こうそ]です
黄祖は必死に防戦します。孫堅も怒りにまかせて攻めました。それが悲劇となるとはつゆ知らず

神多 「あー何だ、それは。葛葉?」
刀子 「で、伝説の結婚届け印です!これでこの結婚届に判を押せば死ぬまで別れることはないという凄い物です!!」
神多 「・・・名前の彫り方が逆じゃないか?ほら、こうして押してみれば・・・な、逆に名前が押されるぞ?」
二ノ宮 「確か伝説の結婚届け印は名前を逆に彫って届けに押すと・・・死ぬまで結婚できないという・・・」
刀子 「あぅ・・・あぅ・・・アーッ!!!」
二ノ宮 「来世に期待、か・・・」
神多 「だな」

勢いよく黄祖を追いつめていった孫堅でしたが、それは黄祖の罠だったのです
夜、黄祖を夜襲してそれに成功したと思わされた孫堅はそのまま逃げてゆく黄祖を追撃しました
そして・・・落石の罠にかかって夢半ばにして散ったのです

享年3●才だったといいます

刀子 「ち、違うもん!!この結婚届けは破って捨てるもん!!それに年齢だって少し若く書いてあるし!!偽造だもん!!」
二ノ宮 「・・・」
刀子 「ち、違うよね・・・違うよね・・・もう結婚できないなんて」
和美 「んー?私の情報に照らし合わせたら全部刀子先生のプロフィールあってますよ。3●才でしょ?」
刀子 「qあwせdrftgyふじこlp!!!」

孫堅の夢はやがてその長子である孫策(和美)伯符[そんさく はくふ]に継がれていきます
ですがまだそれは先のお話
233 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 17:59:00 ID:???
3/3
一方この孫堅敗死の知らせを聞いて一番喜んだのは董卓でした
何といっても反董卓連合軍戦で初戦から一番苦しめられたのはこの孫堅だったのですから

ハルナ 「人妻とか未亡人とかは人気が高いんだけど・・・バツイチってのはマニアックよね。需要がない訳じゃないけど」
長安に遷った董卓の暴虐は変わりませんでした。相変わらず民衆に対して酷い仕打ちをします
反董卓連合が解散したということで、いま、董卓とまともにぶつかれる勢力はありませんでした
こうして董卓の暴虐ぶりはますます加速していったのです

そんな世を憂う人がここにも一人・・・
あやか 「もう、ハルナさんたら。コミケの開催は雪広財閥が主催ですから移転くらいは問題ないですけど・・・」
王允(あやか)子師[おういん しし]、当時の董卓政権下の大臣でした
もはや武力で倒すことの出来ない董卓を倒すにはどうすればよいか・・・そればかり考えています
小太郎 「なんやあやか姉ちゃん。パルの姉ちゃんがどうかしたんか?」
あやか 「まあ小さな事なんですけど・・・ちょっとわがままさんかなって」
小太郎 「じゃあ、俺がちょっとあんまり暴走せんようにいうといたるわ」
あやか 「お願いできますか?あの方が暴走してしまうととんでもないことになってしまうので」

王允は自分の養女である貂蝉(小太郎)[ちょうせん]にあることを提案されました
董卓に力があるのは呂布と組んでいるせいで、その呂布と董卓を離してしまえば力が劣る
貂蝉は絶世の美女で、その自分を使って董卓と呂布を取り合いをさせ仲違いさせる
そして怒りにまかせた呂布に董卓を排除させるという計画でした

まず王允は呂布を自宅に招待して貂蝉を紹介しました
一目見て惚れ込んだ呂布に王允は貂蝉を妻として貰って欲しいと提案します
当然呂布は大喜びでこれを受けました
早速式の日取りを決め、大喜びで帰って行ったのです

この後、董卓も王允の屋敷に招待されたのでした。貂蝉を紹介させるために・・・

234 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 19:04:19 ID:???
おおう、うまくできてますな。
横山三国志で三国志からはいって、
蒼天航路・スゥイート三国志・超(反)三国志まで読みふけった三国志ヲタとしては期待

触発されて、ちょっと小ネタ。どちらかというと声ネタかも
235 名前: 三国志論争 [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 19:31:12 ID:???
いつも騒動の絶えない麻帆良学園
この学園に、突如として、三国志ブームが巻き起こっていた。
元々は図書館に横山光輝著の三国志全巻が入ったことから始まり、
その読みやすさから、三国志への理解が深まり、学校全体に広まるほどに浸透していた。(筆者の中学時代の実話)
そんなある日・・・

エヴァンジェリンと茶々丸がなにやら言い合っているところに、超鈴音は遭遇した。
エヴァ「お前の解釈は間違っている!そんなわけがないだろう!」
茶々丸「いいえ、マスターの認識が間違っています」
超「おや?珍しい光景ネ。いったい何を争っていたネ?」
エヴァ「三国志に関して、茶々丸の解釈がおかしいんだ!」
茶々丸「いいえ、マスターの認識が間違ってます。そんな認識はありません」
エヴァ「なんだとー!」
超「ふむふむ、解釈の論争は歴史物で良くある話ネ。で、何について争ってたネ?」
茶々丸「最強の武人・呂布についてです」
超「ほうほう、裏切り者の汚名を持つ武人ネ。でも彼の裏切りは全て第三者からの入れ知恵のせいだと言う弁護も聞くネ」
エヴァ「あ、そこじゃないんだ、論点は」
超「じゃあ、何ネ?」
茶々丸「マスターが、呂布は「まじかる無双天使で魔法幼女」だと言うのです」
エヴァ「お前だって、呂布は「一騎当千の力がある不治の病に犯された薄幸の爆乳女子高生」だって言い張ってるだろ!」
超「・・・とりあえず、二人とも間違ってるから。というか、どこでそんな間違った知識を身につけた」(思わず素になった)
わからない人はヤフーでググってみよう
236 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 20:06:46 ID:???
>235
茶々丸、中の人、中の人。

そういえば、聡美もいたな。
237 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/13(木) 22:24:27 ID:???
>>235
「突き刺せ!呂布子ちゃん」と「一騎当千」かな?
238 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/14(金) 00:39:47 ID:???
>>233
だめだ、コタの声がCV:若本で再生され始めた……w
239 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/14(金) 01:41:09 ID:???
流れは三国志、書いてる人GJ!
だが私は某RPGだ!

投下します、ライブ・まほ・ライブ 西部編

ゆーな視点でお送りします

この西部のどこにでもあるような寂れた町
この町の名前は「サクセズ・タウン」と言うようだね
とにかく今は食べ物が欲しい、どこかに食べられる所はないのかな?
だけど少し歩いて私はあることに気がついたんだよ
ゆーな「妙だにゃ〜、人気がないね……」
とりあえず食べ物がありそうな酒場へと足を運ぶことにするか

酒場に入ると皆がこちらを向いた、ちょっとした人気者気分…じゃないか……
あわてて席に着く人もいるね、だけど……
マラカスを持った女「べーさめ・むーちょでござー」
ギターを持った女その「まずいアルよ!席に着くアル!」
ギターを持った二人がマラカスをもった眼の細い女をあわてて席に着ける
この町の人々は私を恐れているって事?

左のテーブルには髪を片側に束ねた女に
変則的なおだんごスタイルの女
色黒に変なジュース飲みもいるね

右のテーブルにはポンチョを着た三人
眼の細い長身の女にアル口調の女、胸がぺったんこの女がいるよ

みんな話しかけてもまともに対応してくれない、ちょっと寂しくなってくるにゃ〜

240 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/14(金) 01:41:47 ID:???
よく見ると奥の方に手配書が見える

WANTED「ゆーな☆キッド」食券5000枚分

どうやら私の手配書がこの町にも回っていたようだね
これじゃ皆が恐れるのも無理はないか

気がつくと、カウンターに酔っているのか、ヘロヘロになっている女がいる
見たところ、彼女がこの酒場のマスターのようだね

柿崎「うぃ〜ひっく…いらっしゃい……」
この女もまともに対処してくれないのか、不安になってきたよ……
柿崎「なんか飲みたいのぉ〜お酒なら全部のんじゃったけどねぇ〜……」

その時、いきなり酒場の入り口が開き……
?「オラァ!」
ガラの悪そうな女が押し入って来たみたい
ガラの悪そうな女「マスター、いつものを頼むわ!」
と、ガラの悪そうな女が私に気付く
ツインテールに鈴を付けた中々喧嘩の強そうな女だね
ガラの悪そうな女「姉ちゃん、見ない面ね…そこは私の指定席なの!」
指定席?そんなの知ったこっちゃ無いね!
ゆーな「……だから?」
ガラの悪そうな女「どけって言ってんのよ!」

今度は上の方から声がして来たよ
?「やめなさい!そこはあんたの指定席なんかじゃないよ!」
随分と短くカットされた髪を持つ女だね、また腕っ節の強そうなこと
髪の短い女「金を払わない客なんかこっちから願い下げよ!」
241 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/14(金) 01:44:04 ID:???
ガラの悪そうな女「待ってたよ、くぎみーちゃんよぉ!」
くぎみーと呼ばれた女「くぎみー言うな!」
どうやらくぎみーと呼ばれるのを嫌がってるようだね
色黒「……くぎみー……」
くぎみーと呼ばれた女「だからくぎみー言うな!」
ひょっとして……みんなからくぎみーって呼ばれてるのかにゃ?
とりあえずこの女の呼び名は本名が分かるまでくぎみーとしておくか
おだんご髪「やめてよ、くぎみー!」
くぎみー「桜子、ちょっと黙ってて!」
くぎみーがおだんご髪に詰め寄っていく
くぎみー「あんた達がその腰に下げてるのはおもちゃなの?」
四人を向きつつくぎみーは四人を呼ぶ
くぎみー「ザジ!刹那!桜子!夕映!」
くぎみー「立派なのは名前だけなの!?」

そう言っている間にガラの悪そうな女がくぎみーに話しかける
ガラの悪そうな女「あんたはいい女よ、気の強いところもあたし好みね」
そう言いながら、ガラの悪そうな女はくぎみーを捕まえちゃった
ガラの悪そうな女「どう?この神楽坂明日菜の女になってくれる?」
ガラの悪そうな女の名前は神楽坂明日菜と言う名前のようだね
くぎみー「ふざけんじゃないよ!」
酒場に強烈な一撃が響き渡ったね、こりゃ痛そうだにゃ〜
明日菜「あたしの顔に手ぇ上げたね……」
明日菜「下手に出てりゃつけあがっちゃって!」
242 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/14(金) 01:44:59 ID:???
?「やめて!」
今度は髪の毛が水色の女が明日菜にタックルかましていったね
結構勇気いると思うよ、今のは
くぎみー「亜子!」
どうやら明日菜にタックルをぶちかました女は亜子って言うみたい
明日菜「へぇ、おくびょう保安官の相方にしちゃあ上出来じゃない」
明日菜「けどね……臆病者が口を挟む所じゃないのよ!」
そう言いつつ明日菜は私の方へ亜子をってイタァ!
どうやら亜子は私に直撃したみたい、私は隣の席に座っていたんだ
ここまで来ると流石の私も傍観していられなくなってくる
明日菜「おおっと、すまないね、姉ちゃん」
明日菜「臆病者が勇気振り絞ってやったんだから許してやってね」
カウンターの指定席(本人談)に座った明日菜はマスターにミルクを頼む
そしてミルクを私の前に滑り込ませる

明日菜「あんたみたいな腰抜けにはそいつがお似合いね!」
こりゃあ一泡吹かせてやらないと私の気が済まないね
そう思いつつ、私はミルクを明日菜の前に滑り込ませる
明日菜「あれ…あたしのおごりが飲めないの?」
明日菜「気のせいか、ミルクがあたしの前に戻ってきた気がするんだけど」
気のせいじゃないっての、あんた、酔ってるんじゃない?
明日菜「まずいなぁ、こりゃ二日酔いね、ここの酒は安もんばっかだからねぇ!」
そう言いながら明日菜は私に近寄ってくる
明日菜「それともミルクはママのおっぱいからじゃないと気に入らないの?」
243 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/14(金) 01:48:56 ID:???
ゆーな「生憎、私にはおとーさんしかいないんでね!」
それに反応する明日菜、突然眼を輝かせて
明日菜「で…あんたのおとーさんはあたし好みのダンディなお方なの?」
ゆーな「うん、ちょっとだらしないけどとってもダンディなおとーさんだよ」
明日菜「だらしないところが気になるけどあんたのおとーさん、あたしに紹介してくれない?」
ゆーな「あんたには渡さないけどね!」
明日菜「なんですってぇ!」
明日菜「あんたを殺してでもあんたのおとーさんをいただくわ!」
そう言いつつ、自慢の散弾銃を持ち出す明日菜
それを見た皆が別の部屋に逃げ込んだりテーブルの下に隠れたりどろんと消えてしまったり
身をさらしているのは私と明日菜と酔いつぶれたマスターだけだった

勝負は一瞬で決まった、私の一発目の銃弾が明日菜自慢の散弾銃を撃ち抜き
二発目の銃弾が明日菜の帽子を撃ち抜き、壁に打ち付ける
明日菜「チキショウ、覚えてなさい!」
あまりにもありきたりな捨て台詞を吐きつつ、明日菜は酒場から逃げ出した、私の完封勝利だね!

投下終了、以下執筆中
244 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 20:35:55 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介

董卓(ハルナ)仲穎[とうたく ちゅうえい]

悪政の限りを尽くす人

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
最強の武人。もう皆殺し

貂蝉(小太郎)[ちょうせん]
絶世の美女。犯られ役

献帝(ネギ)[けんてい]
時の帝。犯られ役

王允(あやか)子師[おういん しし]
色々画策する人。貂蝉の養父

曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
だんだん力をつけてきた人。天下を狙う
245 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 20:38:56 ID:???
三国志な、ま!


1/3
董卓と呂布の仲を裂く離間の計のために、貂蝉は自らの身を捧げることにしました
呂布と婚姻の約をを取り付けておきながら、董卓の欲望の贄となったのです

ハルナ 「あら?小太郎君いいところに来た!!」
小太郎 「あやか姉ちゃんが困っとたで?あんまりわがままいうたら・・・」
ハルナ 「そんなことよりもちょっと手伝って欲しいことがあるのよ。カモン、ネギくん!」
ネギ 「Yes、Boss」
小太郎 「な、何や?どうしたんやネギ!!なんか目が虚ろやで!!」
ハルナ 「ちょっと色々あってね・・・さあ、ネギくん。やっておしまい!!」
ネギ 「Yes、Boss」
小太郎 「ネギ!ネギ!しっかりせいやぁ!!」
ハルナ 「さあ、冬コミのネタ。しっかりと見せて貰うわ」
ネギ 「Yes、Boss」

小太郎 「アーーーーーーッ!!!」
狂乱と淫欲の宴の夜はこうして更けてゆくのでした


当然この事はすぐに呂布の耳にはいることになりました
自分の妻になるはずの女性が自分の養父の毒牙にかかってしまったのです
呂布は対面と婚約者を汚された恥辱と怒りで復讐者となるのでした
246 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 20:40:01 ID:???
2/3
千鶴 「ハルナ、ちょっと聞きたいんだけど小太郎君に何をしたの?」
ハルナ 「な、何もしてないわよ。私は」
千鶴 「それがあなたの所に行ってから様子がおかしいのよ。何を聞いても”Yes、Boss”としか答えないのよ」
ハルナ 「ち、千鶴さんをBossだと思ってるんじゃないの?」
千鶴 「あと1回しか聞かないわよ?小太郎君に何をしたの?ハルナ・・・ちゃん」
ハルナ 「と、特に何も・・・・」
千鶴 「・・・」
ハルナ 「そ、そのネギはなに!!や、やめ・・・アーーーーーーッ!!!」

こうして王允と貂蝉の離間の計は見事に成功し、董卓は呂布によって葬られたのです
そして貂蝉は董卓が葬られたのを確認すると、その命を絶ったといいます


董卓が消え、やっと世に平和が訪れるかと思われましたがそうはいきませんでした
董卓の部下達が今度はやりたい放題に悪事の限りを尽くし始めたのです
そして当然ながら董卓がいなくなったということで、その後継者争いが勃発したのです
皆、何をしようとしたのかというと・・・献帝を確保しようとしたのです

順当にいけば呂布が献帝を確保してその後釜に納まるはずなのでしたが、そこまでの機知は呂布にはありませんでした
変わりに後釜に納まったのは李カクと郭でした
彼らは董卓の兵をまとめ上げ、あっという間に長安を占拠してしまったのです
そしてその際には王允も李儒も捕まり害されてしまいました

呂布はというと都を得ることなく東へと落ち延びていったのです
247 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 20:41:02 ID:???
3/3
さて、董卓が消えたということで一時期大人しくしていた黄巾の残党達が暴れ始めました
再び政権を奪取しようと考えたようです
そしてという洛陽の東の土地でも黄巾達は暴れています
その戦乱でその地を治めていた人がいなくなってしまったので、そこを治めるようになったのが曹操でした
曹操は上手く立ち回り、黄巾の残党を制圧するどころか味方にして自分の兵を増やしたのです
これを青州兵といい、その数は三十万ともいわれます
これだけ多くの兵士を抱えたのですから、曹操は一気に天下を狙える存在となったのでした

明日菜 「あんた達、野良なの?家に来る?ご飯あげるわよ」
きゅ〜ん・・・
明日菜 「仔犬なのに苦労してんのね。親がいない苦労は私もわかるよ。そして親代わりがいる有り難さもね・・・」
わん!
明日菜 「家族っていいよね」


さて、その曹操ですが勢力も増し、基盤も固めたので父を一緒に暮らそうと思ったのです
そこで生まれ故郷に住んでいる父をいま住んでいる土地に呼ぶことにしたのです
それが悲劇になるとも知らず・・・

高畑 「ああ、明日菜君からメールだ。ふふっ、手作りの夕飯に招待してくれるのか。じゃあ、用を済ませてからいくかな」
明日菜 「あ、返信メールだ。なになに?ちょっとと学校に寄ってから行きます、か。じゃあ頑張って作るぞ〜!!」

248 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 21:31:55 ID:???
乙!
タカミチが出るとなると、相手はやはり奴しかいないか?w
249 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/15(土) 21:48:09 ID:???
明日菜の手料理・・・・
緑のケーキしか思い浮かばないんだがw
250 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/16(日) 00:11:00 ID:???
きっと鍋の中で謎の触手とかがうにょうにょ動いてたりするんだろうなぁ
……それはそれで!
251 名前: As We Please 4 [OCN規制のため超不定期sage] 投稿日: 2007/12/16(日) 14:06:14 ID:???
As We Please 4

ふ〜。ずいぶん長いことシャワーを浴びてたような感じがするけど、まぁ気のせいだ。
くーちゃんとデー、もとい、宿題するから念入りに体をみがいてたんだよねー。
髪も体もばっちりつやつやになったし、これでいろいろあっても大丈夫。うん。

さーて、何を着ていこうかなー。とりあえず下着は白でそろえるとして……、うーん。
準備してないってのもあるけど、あんまりよそ行きっぽいのも何だかなぁ。
いつもとあまり変わらないけど、よく見たらおしゃれしてる、ってのがいいんだけど。

そういえばくーちゃんの私服って、チャイナ服が多いような気がする。
っていうか、制服と超包子のユニフォーム以外で、洋服って見たことないんじゃないかなー。
くーちゃんはかわいいし、スタイルいいから何を着ても似合いそうなんだけどなぁ。

シンプルにTシャツとデニム。うん、いいね。すごく健康的。もちろんノーb(ry でお願いします。
セーラー服。夏服で。誰かに似てるような気がするけどOK。もちろんノーp(ry でお願いします。
ダークグレーのスーツ。脚線美を生かすためにスカートで。もう、いっそ下着なしでお願いします。

って、ちょっ、何想像してんのよ、釘宮円!だめじゃないの!Hなのはだめ!たぶん!
くーちゃんがいくらかわいくて、かわいくて、かわいくて、すっごくかわいくても、クラスメートなのよ!
うん、友達。友達なの。いっしょに宿題したり、おしゃべりしたりする友達。うん。今はね。

いや、そんなことより、服よ、服。うぅ……、時間もやばくなってきたし。
よし、シンプルにいこう。白Tシャツとうぇびすのデニム。それに赤のチェックシャツ。
靴はチェリーレッドのブーツで。あとはCHOTTのライダースを着て……、と。

準備完了!って、だめじゃん。一番大事なものを忘れてた。かばん、かばん……。よし、中身もOK。
あーん、いまからドキドキするよー。友達と宿題するだけなのになー。くーちゃんだからかなぁ。
さーて、いきますかー!っと、鍵、鍵。

End
252 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/16(日) 15:44:54 ID:???
久々に乙です! あまりの甘さに頬がゆるむゆるむwww
規制に負けるな!
253 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/17(月) 22:31:43 ID:???
第2話です。シリアスな方向にばっかり進んでます。苦手なかたは避けて下さい


【vampire slave】

一日に3回亜子は食事をします。勿論普通の食べ物ぢゃありません。
私の血液です。
私をかばって瀕死の状態になった亜子は命が助かるとともに吸血鬼になりました――――

「んっ…なんか……くすぐったくって…変な感じ」
私から牙を抜いた亜子はきょとんとした目で見てくる。
「気持ちええの?」
「うっ…」
私は返答に困ってしまう。確かに痛いか気持ちいいかと言われれば気持ちいいかも…
昼の食事がすむとたいてい亜子は昼寝してしまう。吸血鬼だから昼は苦手なのかな…
ここは人気のない建物裏。最近では亜子のお食事スポットとして頻繁に通っている。
254 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/17(月) 22:33:19 ID:???
「なんだお前らできてたのか?」
「長谷川!」
クラスでも無口な長谷川千雨が立っていた。
私のひざの上で気持ちよさそうに寝ている亜子。
片手を繋いで私のもう一方の手は亜子の髪を撫でていた。
「なんでここにいるの?」「ここが絶好の喫煙スポットだから。…んで付き合ってんのかよ」
せっかく話題をそらしたのに戻された。しかも中学生がタバコっすか。
「そーだよ」
「へぇ…」
長谷川はそのままタバコに火をつけた。
「なんか言わないの?」
「別に興味ねーし」
この人もかなり不思議な人だなぁと思った。
その後長谷川とは私が一方的に話しかけて、昼休み終了のチャイムがなったので亜子を起こして別れた。
長谷川はサボるとのことだ。亜子に長谷川に付き合ってるのがばれたと伝えると顔を真っ赤にして俯いた。「なんやかなりはずいわ…」
255 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/17(月) 22:34:18 ID:???
夜になり私と亜子は寮の人が滅多に通らない場所で落ち合う。
(なんかほんとに食糧かも…まぁそれを望んだのは自分だけど……)
亜子に血を吸われながら私は思った。
(てか長谷川って意外といいやつ…っ!?)
「いったぁーー!!!」
私の思考はそこで途切れた。亜子がおもいっきりかみついたのだ。
「亜子痛いよ」
私が亜子の顔を見ると目が鋭く光っており私は恐怖に腰が抜けてしまった。

目の前のゆーなは肩を押さえて震えてたんや。
血を吸っている間はゆーなの思考が手にとるようにわかってまう。
他の人のことなんか考えてほしくない。

「亜子…大丈夫?」

ゆーながほしい


「しっシャワー浴びよっ亜子。もうすぐ消灯になっちゃうしさ」

うちは心を閉じた。

「せやな」
いつもの顔ではにかむ亜子。あまりの先程との違いに私はわけがわからなかった。亜子の手を引いて部屋に戻る。



誰にも奪われたくない人だからうちはこの手を離さへん。
【私は亜子のものだよ】
飛べない鳥を捕まえた―――
256 名前: vampire slave [sage] 投稿日: 2007/12/17(月) 22:36:53 ID:???
―第2話終わり―
すいません。いれるの忘れてました。
257 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/17(月) 23:26:39 ID:???
「ぢゃ」じゃなくて「じゃ」にしてほしい。
258 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 00:14:19 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
天下を狙え!!修行あるのみ!!

曹嵩(高畑)巨高[そうすう きょこう]
曹操のパパ。今回の不幸人

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
負けそうな人がいたら東へ西へ

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
劉備様激Love

張飛(美砂)翼コ [ちょうひ よくとく]
お酒大好き百人力
259 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 00:17:21 ID:???
三国志な、ま!


1/3
領地と兵士をたくさん抱え、何とか人生が軌道に乗り始めた曹操
ちょうどよい機会だということで、郷里より父を迎える事にしました
当の父、曹嵩は大喜びです
それもそうです。昔は悪童と呼ばれた子が立派に成長して自分と一緒に暮らしたいというのです
さっそく護衛の者と共の者を連れて曹操のいる土地に引っ越すのでした


さて、曹嵩の旅の途中には徐州という土地がありました
ここを治めていたのは陶謙(弐集院)恭祖[とうけん きょうそ]という初老の人でした
穏和で人望が厚く、民衆にも好かれて徐州を平和に治めていた人です
いまここに話題の勢力、曹操の父が旅に通るというので、お近づきになれたらということでお城に招待したのです

お互い年も近かったせいか話は弾み、曹嵩は心地よい時間を過ごしたといいます
しばしの滞在の後、名残惜しかったようですが曹嵩は曹操のすむ土地に向けって再び旅立ちました
そこには陶謙がつけた護衛もいたのです

弐集院 「ああ、高畑君かい?帰るならこの書類をついでに新田先生の所へ持っていってくれないかな?」
高畑 「いいですよ。新田先生の所ですね」
弐集院 「すまないけどよろしく頼むよ」
高畑 (明日菜君の手作り夕食は少し遅れるかな・・・)
260 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 00:18:21 ID:???
2/3
陶謙のつけた護衛の隊長の名は張ガイ(新田)[ちょうがい]という者でした
元は黄巾の者でしたが、陶謙に討伐されそのまま部下となった者です
どうやら欲が強く、所謂悪党と呼ばれる者でした

その張ガイですが、どうやら陶謙から曹嵩に送られた金銀財宝に目がいってしまったようです
要するにこれだけの金があれば遠くに逃げても遊んで暮らせるというわけです
そう考えた張ガイは、曹嵩を害してその財宝を奪ってしまったのです

新田 「やあ高畑君。どうしたのかね?」
高畑 「ああ、新田先生。弐集院先生からこの書類を渡してくれっていわれましたもので」
新田 「ああ、すまないね。それはそうと高畑君、や ら な い か ?」
高畑 「その・・・アーーーーッ!!!」


父、殺害される。その報告を聞いた曹操は烈火のごとく怒りました
それもそうです。せっかくいまから親孝行をしようと思っていたのにその父が殺されてしまったのですから
曹操はすぐに全軍をまとめ上げると、徐州に向かって進軍したのでした
そう、父の敵。陶謙を討つために・・・

曹操の部下は反対しました。私的感情で兵を動かすべきではないと
しかし曹操の怒りは収まりません。部下の反対を押し切って徐州へと攻め入りました
こうして徐州は滅亡の危機を迎えるのでした
261 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 00:19:22 ID:???
3/3
明日菜 「うふっ。上手くできたかな、この食べ物。でもちょっと緑とか触手とか足らないかも」
ぴりりりり
明日菜 「あ、高畑センセからメールだ。なになに・・・」
(明日菜君。新田先生が僕の肌から離れてくれないんだ。今日はイケないかもしれない。すまない)
明日菜 「・・・はい?はいぃぃぃぃ!?」


徐州に向けて曹操軍が攻め込んでくる。その情報はすぐに陶謙にもたらされました
自分のつけた部下の不始末で徐州が滅んでしまうかもしれない
それは自分の責任であって、徐州の民や部下の責ではない
そう考えた陶謙は曹操に自分の首を差し出してその怒りを静めようとしました
しかし部下達は一緒に闘って死にたいといってくれたのです
そして陶謙は悩みました。その結果他国に援軍を求めたのです

他国の反応は冷たいものでした
それもそうです。結果を見れば陶謙が曹嵩を害したも同じなのです
それに今、力のある曹操とぶつかるのは何の利益もないのですから
故に何処の勢力も援軍を送ろうとはしませんでした

劉備とその部下を除いては・・・


桜子 「あ!!あっちに負けそうな人がいるぅ。私の感がそう轟き叫んでるぅ!!」
円 「アンタいつから電波になったのよ」
美砂 「まあ、桜子が言うんだからたぶん間違っていないよ。じゃあ、チアに行こうか」
円 「そうなのよね。いったら本当にそんな人がいるから・・・」
桜子 「私たちが応援すれば誰だって負けないんだから!!じゃあいっくよ〜!!」

262 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 01:26:13 ID:???
待て明日菜、触手ってなんだwww
263 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 09:32:24 ID:???
>>262
他にもつっこむ所はたくさんあ(ry
264 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 20:15:43 ID:???
前回のラストで明日菜の優しさが見れてしみじみしたのにやっぱり緑のケーキなのか!!w
265 名前: 裕奈 特訓の代償 [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 23:51:41 ID:???
裕奈 特訓の代償


1/2
私の名前は明石裕奈。麻帆良学園中等部に所属する中学生だにゃ
私は生粋のバスケットマン。ボールに命を賭けてるにゃ
でもそんな私だけど・・・
裕奈 「また負けたにゃ」

バスケットは一人でする者ではないにゃ。皆の技術が一つになりそれが勝利へと繋がるにゃ
でもやっぱり一人一人の実力は大切だと思うにゃ
そしてそんなときは特訓にゃ


今までいろいろな特訓を試してきたにゃ
フリースロー千本、ドリブル一万回、レイアップシュートの特訓、フンフンフンディフェンスなど当然のごとく
そう、安西先生のお話も聞きにいったにゃ
それだけ努力しても私の実力は上がらなかったにゃ
そんなとき、あることを思いついたにゃ

もっと厳しいところを生きてきた人に教わってはどうか?

そう、私よりもっと厳しい特訓をしている人はいっぱいいるにゃ
だからその人達に指導して貰えれば・・・そう考えたにゃ
さて、つまりは師匠になる人は誰にしようかと思ったとき

真名 「ん?私に鍛えて欲しい?かまわんが報酬は頂くぞ」
たつみーでいいと思ったにゃ
266 名前: 裕奈 特訓の代償 [sage] 投稿日: 2007/12/18(火) 23:52:34 ID:???
2/2
真名 「貴様は今から地球で最下等の生物だ!!両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!!」
裕奈 「そ、それはあんまりな言い方にゃ」
真名 「口でクソたれる前と後に『サー』と言え!分かったかウジ虫!」
裕奈 「さ、さー!!」

真名 「何だそのへっぴり腰は!!おっぱい切り取って巨乳の家系を絶ってやる!」
裕奈 「さー!いえっ!さー!」

真名 「貴様のような奴はじっくりかわいがってやる!泣いたり笑ったり出来なくしてやる! 」
裕奈 「さー!いえっ!さー!」

真名 「貴様の恋人はそのボールだけだ!!友達などという甘い感情は捨てろ!!愛し抜け!!」
裕奈 「さー!いえっ!さー!」

真名 「猫娘はバスケットを愛しているか?」
裕奈 「生涯忠誠!命懸けて!バスケッツ!バスケッツ!バスケッツ!」 
真名 「点を入れるものは?」
裕奈 「熱き血だ!血だ!血だ!」
真名 「私たちの商売は何だ、お嬢様?」 」
裕奈 「バスケッツ!バスケッツ!バスケッツ!」
真名 「ふざけるな!聞こえんぞ!」
裕奈 「バスケッツ!!バスケッツ!!バスケッツ!!」


リングの下は戦場だと知りました
ボールを持ったら相手を殺してでも守りきる。ボールが欲しかったら相手を殺してでも奪い取る

裕奈 「逃げる奴はバスケットマンだにゃ!! 逃げない奴はよく訓練されたバスケットマンだにゃ!! 」

267 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/19(水) 00:54:05 ID:???
フルメタかよwww
268 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/19(水) 01:15:52 ID:???
隊長の時点でこうなることは予想できたけどワラタwww
269 名前: 明日菜の明日なき暴走 [sage] 投稿日: 2007/12/19(水) 16:08:09 ID:???
些細な事から喧嘩になった明日菜と和美。
「何よ、明日菜のパイパ○!」
「朝倉なんか初潮もまだじゃない。」
「なっ…」
教室がざわめき始める。
「そ、そんなの、とっくの昔になってるわよ!」
「試してみないことにはねぇ。」
「どうやって?」
「こうやってよ!」


「ひっぐ、あずなのばが〜。」
「万が一できても責任とって幸せにしてあげるからね。」
「明日菜さん、あの…。」
「何よ、バカネギ。」
「女の人同士でセック○しても、子供は出来ませんよ。」
「アスナまじバカアル。」
「アタシってただの汚れ損?」
270 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 02:05:06 ID:???
朝倉カワイソスwww

同じバカレンジャーの古菲からもバカと言われる明日菜の頭脳にフイタ
271 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 23:07:00 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
いかりしんとう

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
いっかくせんきん

陶謙(弐集院)恭祖[とうけん きょうそ]
あくせんくとう

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
こしたんたん

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
はちめんろっぴ

張飛(美砂)翼コ [ちょうひ よくとく]
はらんばんじょう
272 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 23:11:15 ID:???
三国志な、ま!


1/3
曹操は父の敵、陶謙を討つべく多くの兵を出しました
すぐに陶謙のいる徐州は曹操の兵に埋め尽くされてしまいます

明日菜 「弐集院先生、高畑先生が来なくなったんです。私の作った食べ物、食べてくれますか?」
弐集院 「な、なかなか独創的だね。特に緑な所とか・・・」
桜子 (あ、アレ食べたら死ぬよね)
円 (アレを食べたら一年牛丼食べ放題っていわれても遠慮するわ)
美砂 (あんた達わかっていないわね。お酒の珍味ってたいていは気持ち悪いモノなのよ)
円 (じゃあ、アンタアレ食べれるの?)
美砂 (・・・遠慮するわ)

陶謙の援軍要請に対して兵を出したのは劉備の兵だけでした
その数は曹操の軍に比べれはわずかでしたが、陶謙達の喜びようは大変なものだったといいます
しかし実際の所、陶謙、劉備の兵だけで籠城したとしてもあっという間に潰されるのは目に見えていました
そこで劉備は曹操に対して和解するように使者を送ったのです

桜子 「あ、明日菜〜。それは高畑先生用じゃなかったの?」
明日菜 「そうだけど・・・」
円 「じゃあ、高畑先生に食べて貰わなきゃ。ね?」
明日菜 「そうだけど・・・高畑先生は・・・」
美砂 「きっとお酒の珍味にしてくれるって。ね?」
明日菜 「そ、そうかな・・・うん?珍味って何?」
273 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 23:12:17 ID:???
2/3
本来なら怒り心頭の曹操が和解なんて受け入れるはずがありません
それに普通に闘えば間違いなく勝てる相手なのですから
しかしそこは時代の流れのなのでしょうか?
曹操にとんでもない不幸が襲いかかったのです

千鶴 「あら?何かしら、このお鍋。・・・緑?」

曹操の基盤の土地、えん州が何と呂布に襲われたのです
ほとんどの兵力を徐州に向けてしまったため、えん州は空き屋同然だったのです
そこを拠点を持たず流浪していた呂布に狙われたのでした

千鶴 「もう、明日菜ね。こんなの作っちゃったの。でもこうやって使用済みの長ネギでかき混ぜたら・・・」
明日菜 「ち、千鶴さんそれ私の食べ物!!」
千鶴 「あら、お鍋で何かの実験しちゃダメよ。お鍋は食べ物を作るのよ」
明日菜 「食べ物だったんだけど・・・」
千鶴 「あ、あらごめんなさい」

猛将呂布にとって、曹操のいないえん州を攻め取ることは簡単でした
あっという間にえん州のほとんどをその傘下におさめたのです
これにびっくりした曹操は何と劉備の和解の提案を受けたのでした
そしてさっと兵をまとめるとえん州に引き返していったのです

桜子 「良かったね。あんなの食べなくて」
弐集院 「ああ。私には娘もいるからね・・・」
274 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/20(木) 23:14:37 ID:???
3/3
さて、えん州に戻った曹操は呂布と対決することになりました
しかし相手は猛将呂布。そう簡単に領地を奪取することはできません

千鶴 「いい?お料理は愛情なの。腕も大切だけどね」
明日菜 「あ、愛情ぐらいはいっぱい込めてます!!」
千鶴 「・・・禁断の技があるけど試してみる?諸刃の剣よ?」
明日菜 「ぜ、是非!!高畑先生の為ならどんなことでも!!」
千鶴 (ごにょごにょごにょ・・・)
明日菜 「・・・千鶴さん。私生えてないの。だからお料理にそれをこっそりと入れることが出来ないの」
千鶴 「あ、あら!そういえばパイ●ンだったわね」

呂布と曹操は一進一退の攻防をつつけていました
そんな二人に天はある災害をもたらしたのでした

小太郎 「お。食べモンかいな。ちょっと頂くで!!」
明日菜 「ちょっとコタ君!それは高畑センセの・・・」
小太郎 「ぐぼふぅ!!」
明日菜 「こ、コタ君?コタ君!!」
千鶴 「もう、あれほどつまみ食いはいけないって教えておいたのに・・・お馬鹿さんね」

えん州を襲った天災。それはイナゴの襲来でした
古来どのような戦であっても兵糧なしには戦えません
その大事な兵糧をイナゴの大群が食い尽くしてしまったのです
こうなってしまっては双方戦いを止めるしかありませんでした

結局、曹操は悔しがりながら汝南という土地に流れていったのです

275 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/21(金) 04:14:08 ID:???
地の文と会話がカスりもしねぇWWW
276 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/21(金) 07:44:10 ID:???
だが、それがいいwww
277 名前: マロン名無しさん [age] 投稿日: 2007/12/21(金) 08:59:16 ID:???
定期age
278 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/21(金) 21:10:30 ID:???
3分後投下
279 名前: 意地の告白1/2 [sage] 投稿日: 2007/12/21(金) 21:12:55 ID:???
ここは麻帆良学園の世界樹したのオンステージ
学園祭のイベントのLIVEが行われている。
今、その中のひとつのグループでこぴんロケットの曲がたった今
終了したところである

わーーーーーーー
まき絵「亜子ーーーかっこよかったよ」
アキラ「みんなもうまかった」

ステージでは終了の挨拶が行われている
柿崎「みんなー今日のLIVE楽しんでくれたー」
イエーーーーーーーーイッッッッッ
桜子「にゃは、メンバーの一人亜子から重大な発表があります
ここは伝説の世界中の下、ほにゃらば何があるかはわかるかにゃ?」
ゆーな「亜子ーーー告白ガンバレー誰が相手でも応援するカラー」
アキラ(多分ゆーなじゃないかな?告白する相手は・・)
ずっと近くにいるから気がつかない、いや、気づけなかったのだ
亜子(ウチが・・・ウチが主役になるんや)
そういうと亜子は思い切り深呼吸して・・
「ゆーなーーーーずっと好・・・」
次の瞬間銃声とともに亜子が倒れた
ゆーな「亜子ー!!!!」
慌てて亜子に駆け寄るゆーな
亜子の脳天には一発の銃弾が打ち込まれていた
「ふー危なかった、恨みはないがこれも仕事だからな」
ステージから少し離れたところで龍宮がまた仕事をやり遂げたのであった
しかしこのときあるひとつのミスをしたことを彼女はまだきずいてないのであった

280 名前: 意地の告白2/2 [sage] 投稿日: 2007/12/21(金) 21:13:57 ID:???
ゆーな「亜子・・・どうしてこんなことに・・・」
ゆーなたちが驚きと悲しみで会場がざわめいている
亜子はその様子がなんとなくわかっていた
亜子(ウチ、死んだんやな、結局主役にはなれんかった
大好きな人に告白もできずに死んでしまったんや・・・
嫌や・・そんなのイヤやまだ死にとうない!!!)
その気持ちが亜子に死ぬ気の炎を宿した

死ぬ気の炎を宿した亜子は突然起き上がりゆーなへ向かっていった
亜子「死ぬ気で告白やーーーー」
「へ?何いきなり・・・」
倒れて動けなくなったはずの亜子が突然起き上がり
下着姿で全速力でこっちに向かってきた
「告白!!!告白告白告白告白告白告白告白告白告白告白告白告白
告白告白告白告白告白告訴告訴告訴告訴告訴告訴告訴告訴
勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴勝訴」
あまりの衝撃にゆーなは気絶をしてしまった
龍宮「しまった弾を間違えた」
亜子「告発・・・・完了・・・・あれ、ウチなにしとんのやろ?」
ゆーな「ぶくぶくぶくぶくぶくぶく…………」
ステージは静まりかえってしまっている
円「まっ、いっか」


281 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/21(金) 21:59:44 ID:???
ちょww
282 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 09:19:03 ID:???
>>280 なんという死ぬ気弾wwwww
283 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 14:04:50 ID:???
ザジだもの。
http://d.pic.to/lb332
http://k.pic.to/kcn4d
http://a.pic.to/qf6h8

おまけ(その後)
http://imepita.jp/20071222/503860

OK、みんな俺を殴れ
284 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 16:42:36 ID:???
死ぬ気弾とコンボイにコーラフイタ、みんなGJ!
285 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 18:57:34 ID:???
あこゆな!あこゆな(*>∪<)P
286 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 20:20:46 ID:???
>>283 GJ!なんだけど…
ザジは?
287 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 20:27:40 ID:???
>>286
たまに出る
288 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 21:01:04 ID:???
2分後に投下
289 名前:  まほ落語寄席 開口一番  [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 21:04:50 ID:???
裕奈「えぇ、まずは明石亭裕奈にお付き合い願います。
   12月ってのは師走と言いまして、師匠も走るほど忙しいほど慌しいと言う意味だそうで。
   何が忙しいかと言いますと、当時は買い物の大半は暮れに払うとツケで買ってたんで、
   大晦日に借金取りやら何やらが押し寄せてきまして、懐が寂しい家は」

風香「どぉするのさ。まぁた暮れの掛けが払えないなんてやだよぉ。
   お前さんどうするんだい?!」
釘宮「どうもこうもどうにもならねぇなぁ〜」
風香「借りる当ても無いんだったら掛けで買わなきゃ良いのに!」
釘宮「掛けの半分以上はお前がお菓子とか買ってたからだろ!お前が何とかしろよ!」
風香「♪ふんふん〜。お掃除お掃除タノスィ〜な〜」
釘宮「 聞 け よ ! ・・・チッ。・・おい、表に誰か来たようだぞ」
風香「はいはい。開いてるんでどうぞ〜」
ザジ「・・・」
風香「・・・」
ザジ「・・・」カキカキ
風香「ん?黙り返し屋?」
ザジ「・・・」カキカキ
風香「掛取りを黙り帰す?一刻で二分」
釘宮「一刻二分で掛取りを黙り帰すのか?へぇ、変わった商いがあるんだなぁ。
   じゃあ、ホラ、二分やるから。・・・なに?奥に隠れてて。よし、分かった。」

裕奈「奥に引っ込みますと、ちょうど良く掛取りが来まして」

明日菜「こんちわぁ〜!お邪魔しますよ〜!」
ザジ「・・・」
明日菜「・・・。誰?」
ザジ「・・・・」
明日菜「まぁ誰でも良いや。おたく、ここの人の知り合い?」
290 名前:  まほ落語寄席 開口一番  [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 21:06:26 ID:???
ザジ「・・・」
明日菜「・・・何か話してよ。」
ザジ「・・・」
明日菜「ねぇ・・・」
ザジ「・・・」
明日菜「ったく!話にならない!また来るってここん家の人に言っといてよ!」
ザジ「・・・」
エヴァ「邪魔するぞ!さぁ今日こそ金返してもらおうか?払わんと女房を廓に売っちまうぞ!」
ザジ「・・・」
エヴァ「・・・。誰だお前?」
ザジ「・・・」
エヴァ「・・・。おい、お前はここの奴の知り合いか?」
ザジ「・・・」
エヴァ「まぁ金さえ貰えりゃ関係ねぇ!金払わないとお前も廓に売っちまうぞ!」
ザジ「・・・」
エヴァ「・・・。あのぉ〜。キャーとかワーとか無いの?」
ザジ「・・・」
エヴァ「・・・何か喋れよ!この能面!」
ザジ「・・・#イタダキマス…」
エヴァ「え?何?・・ちょ・・・何か出てきてる!何か形が!イタタ!かじるな!
    食べないで食べないで食べなアっ!この悪まアッー!!!!!」
釘宮「・・・な、何が起きてるんだい?大丈夫かい?・・黙り返し屋さん?」
ザジ「・・・」
風香「あれ?黙り返し屋さん。掛取りはどこへ行ったのかい?」
ザジ「・・・」

裕奈「『ゴチソウサマ』

   『黙り返し』【睨み返し】と言うお笑いで」
291 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 21:33:03 ID:???
わ、笑えねえ〜(^^;)
292 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 22:06:20 ID:???
投下〜




それはある日の午後・・・
「おおっ!」
教室でトランプをしていた裕奈、まき絵、真名は同じくトランプに参加していたハルナがしでかしたことにめまいを覚えた。
「パルー・・それ千鶴さんの編みかけのマフラーだにゃ」
ハルナが手にしているのは、ついさきほど負けこんだことに腹をたて、つかんだと同時に破いてしまったマフラー。
「ど、どーしよー」
まき絵がわたわたしていると、教室のドアが開きネギを片手に魔王の登場である。
「外は寒いわね。マフラーの続きでもやろうかしら」(どっきゅーーーーん!)一同顔が強張る中でハルナだけが落ち着いた表情で千鶴に近付く。
「千鶴さん、美味しい焼き芋屋を見つけたの。一緒に行きましょう」
「まぁ、うふふそれはいいわね」
「きっとマフラーは綺麗にもとのまましっかりおいてあるはずだから。さぁ行こう」
(パルのやつあたしらに押し付ける気か!?)
3人は唖然とする中ハルナは千鶴の手を引き教室をでようとした。
「っと、これも忘れちゃあ行けないわね。亜子、アキラ、いんちょ!」
素早く3人の恋人に声をかけ一緒に連れて行ってしまった。
293 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 22:07:57 ID:???
「しまった。人質を取られた・・」
ハルナのことだ裕奈達がマフラーを直さなかったら恋人を魔王に差し出すつもりだろう。

30分後・・・
「たつみー編み目間違ってる」
「くっ・・」
「私料理は得意だけどこういうのはなー」
全く直る気配はなく、時間だけが過ぎていく。
「貸して」
「ザジちゃん!」
3人の様子を見ていたザジは目にもとまらぬ速さでマフラーを編んでいく。
「できた」
「かみさまーー!!!」
ちょうどそこへパル一同のお帰りである。
千鶴は自分の机にもどると元の状態の編みかけのマフラーを見て続きを始めた。「あんたたちよくやるじゃん」
「大変だったんだから。んでそっちは楽しかったの?人の恋人まで連れ出して」「それがさ、すごいのよあのおばさん」
その時裕奈にはネギで首を縛られ千鶴に連れて行かれるハルナの姿がかろうじて見えたという。
294 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 22:08:41 ID:???
〈おまけ〉
太陽が沈み裕奈と亜子は、寮までの道を歩いていた。「今日は疲れたー」
「大変やったな」
裕奈は亜子に擦り寄るとがばぁと抱きしめた。
「ひゃあ」
「あはは、こうしとくとあったかいでしょ」
見ると亜子は顔を真っ赤にしている。裕奈はそんな亜子を可愛く思いさらに強く抱きしめた。
「あ、あんな・・・これプレゼント」
亜子は裕奈の腕から逃れるとふさぁと裕奈の首にかけた。
「マフラーだ・・」
「初めてやったから上手くないけど・・大好きやでゆーな」
亜子は顔を赤くしながらも微笑んでいた。
「ありがと!あたしも大好き!!」
そして2人の唇が重なった。


END
295 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 23:20:08 ID:???
3分後に投下です。
296 名前: キスの味 [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 23:23:12 ID:???
キスの味

好きな人は好き。気に入らないものは嫌だとはっきりと区別をつける人。
それ以外では殆ど興味を持たない仕草しかしない。
どうして二人はこうも重なり合ったのだろうか。今になってはその経緯すら忘れてしまっていた。
これは、もし桜子と千雨が付き合っていたらのお話。

学園以外では部活の関係で一緒になることは少ない。
桜子のチア部が本日休みのため、帰宅部の千雨と珍しく一緒になれた。
当然桜子は喜び、ファミレスに食事に行こうと誘ってきた。
千雨はしぶしぶ承諾して一緒に行くことになる。
「ショートケーキにホットケーキはメープルシロップ沢山。あとチョコパフェにメロンソーダ」
色々と注文する桜子に、千雨は呆れた表情でメニューを見つめる。
程なくして千雨もサンドイッチとコーヒーのセットを頼んだ。
「何だその恐ろしい組み合わせは。デザートばっかじゃねーか」
「えぇー。頼んじゃ駄目なのー」
非常に驚いた顔で千雨の顔を不安そうに見つめた。
「おえ〜。胸焼けしそうだぜ」
「酷いよー千雨ちゃん」
席の真ん中で堂々と座り込んでいる千雨の口元を見つめた。
何も口に含んでいないはずなのに口を動かしている。口の中が寂しいという意思表示だ。
あまり大きい声では言えないのだが、千雨は朝倉たちとこっそり煙草を吸っている所を見た。
いけないことだと思っていてもなかなか口には出せないものなのである。
一緒にいてもヤニの匂いが消えてなかったりすることもしばしば。

「お待たせしました」
店員が品を運んできた。
297 名前: キスの味 [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 23:24:38 ID:???
千雨は不思議な魅力がある。
メガネの奥の瞳は鋭く、敵を傷つけるかもしれない意思を持っているような感じだ。
口を開けば悪態ばかり、どうも友達や理解者を作るのは嫌いのようで一人でいることがほとんど。
なのにぼんやりと見つめると、周りの視界がぼやけて千雨しか見えなくなる。
クラスの友達や親の顔、ネギの顔。部活仲間の美砂や円。
(ごめんね円。私のこと好きって言ってくれたのに……)
自分がこんなにも勝手気ままな人間が好きになるとは思ってもみなかった。
千雨以外はほとんど見えないはずなのに、不安はない。
むしろ自分が彼女しか見えないことへの好奇心でワクワクしている。

「何だお前。飯食いながら人の顔ニヤニヤ見やがって、気持ち悪いぞ」
「あ、ごめんねー」
そうやって悪態をつく千雨もどうしてこいつを受け入れたのか分からない。
気がつけば一番大事な所に位置づけられていた。
怒鳴っても何をしても笑顔を絶やさない。
励ましているのかお節介なのか、もう区別をつける領域すら曖昧だ。
(なぁーんでこんな奴好きになったのかな)
コーヒーを一口含むと、千雨はぼんやりと桜子の顔を見つめる。
するとまた桜子は笑顔を返してくる。
どんな時でもまず笑顔が最初に飛んできて、胸のあたりをチクチク突付いている。
「何かお前が幸せそうにすると、すっげームカツク」
「ひ、酷いよー千雨ちゃんー!」
今度は涙目で必死に訴えてくる。
本当に表情豊か、喜怒哀楽がはっきりとしている。
そんな桜子を見ているのも、何故か日課となってしまっていた。
298 名前: キスの味 [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 23:25:41 ID:???
「ごちそうさま」
「おう」
その後ゲームセンターに行ったり、カラオケで歌ったり……。
気がつけば門限ギリギリの時間帯になっていた。
何とかその時間に間に合う電車に飛び乗って駅に着く。時間が時間なのにそれほど人はいなかった。
千雨は駅に降りると、いきなり煙草に火を点けだす。
「あー、駄目だよー。そんなの吸っちゃ」
「うっせーな、人の勝手だろ」
ぶっきらぼうにしている千雨は煙草を咥えたまま駅を出る。
桜子は千雨を追って駅を出て行く、同時に電車の扉が閉まって出て行こうとしていた。

「ねぇ」
「あ?」
「キスしていい?」
電車が静かに駅を離れていく。千雨の声はその電車の音にかき消されてしまう。
「―――」
「え? 何ていったの」
「電車が行ったらなっつったんだ!!」
耳元で激しく声を出す千雨に驚いてしまう桜子。
程なく電車は駅を離れてあっという間に夜の闇へと消えていく。
「行ったよ」
頬を赤く染める桜子を千雨はそっと抱き寄せる。
軽く唇が触れる短めのキスだった。
「……うえー! 煙草臭ーい」
「悪い、これ吸ったままだったな」
煙草を消してゴミ箱に投げ捨てる千雨。
299 名前: キスの味 [sage] 投稿日: 2007/12/22(土) 23:26:43 ID:???
せっかくいいムードのキスシーンだったのに、何たることだろうか。
「お前のキスは甘ったるい味だったぞ。味覚がガキなんだよバーカ」
などと悪態をついて桜子の尻に蹴りを埋め込んだ。
「痛ーい」
その唇は甘かった。ケーキやメロンソーダの甘ったるい味とは何たる皮肉だろうか。

――後日
「千雨ちゃん!」
煙草を吸っている千雨の元へ差し出されたのはミントのガムであった。
何か大事なものを受け取ってくださいと言っているような真剣な顔。
反論するのも面倒になってきた。
「わーったよ。こいつで我慢してやるか」
軽く笑いながらそのガムを受け取る千雨。
それ以来、煙草を吸う本数が大幅に減っている(隠れて吸ってはいるようだが)。
キスの味も、甘いミントの香りをいつも漂わせて……。

300 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/23(日) 01:22:18 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
好きなゲームソフト=エアーズアドベンチャー

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
好きなゲームソフト=ほしをみるひと

陶謙(弐集院)恭祖[とうけん きょうそ]
好きなゲームソフト=スペランカー

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
好きなゲームソフト=たけしの挑戦状

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
好きなゲームソフト=アタックアニマル学園

張飛(美砂)翼コ [ちょうひ よくとく]
好きなゲームソフト=デスクリムゾン
301 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/23(日) 01:25:20 ID:???
三国志な、ま!


1/3
曹操が呂布と闘うため徐州を去った後、徐州には再び危機が訪れました
何とそこを治めていた陶謙が病に倒れたのです
曹操が攻めてきたという心労が祟ったかどうかまではわかりませんが、危篤になったのです


弐集院 「ば、馬鹿な。血糖値が350越えだと!?いかん、喉が渇いてきた・・・」
桜子 「センセ。そのケーキ食べないの?」
弐集院 「ぐっ・・・し、椎名君、このケーキ・・・食べるかい?」
桜子 「た、食べるぅ〜!!ありがとうセンセ!!」
弐集院 「あ、甘いモノは控えないといかないのか」
美砂 「桜子ずるい!!」
円 「牛丼のケーキ和え、無いのかな?」

すでに先は長くないと悟った陶謙はある覚悟を決めました
子供や重臣達と相談した結果、徐州を劉備に譲ろうと決心したのです
普通は世襲制で、子供がこういった地位を受け継ぐのが普通でした
でも、子供達も重臣達も、そして徐州の民衆達がそれを望んだのでした

劉備は悩みました。陶謙の子供を差し置いて自分かそこを治めれば、天下に地位を奪い取ったかのようにうつります
でも民衆のため、天下のため、そしてそれを望んでいるのは当の民衆なのだと・・・
やがて劉備は徐州を継ぐことを決心しました
こうして徐州太守、劉備が誕生したのです
それからしばらくして、陶謙は安心したかのように息を引き取りました
302 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/23(日) 01:26:23 ID:???
2/3
さて、曹操と呂布ですがイナゴの被害も収まったので再び対峙することとなりました
しばらくは互角に戦っていた二人でしたが、将兵の質が勝負の明暗を分けたようです
きちんと律された曹操の兵に対し、元々略奪ばかりしていた呂布の将兵
民衆からしてみれば略奪、暴行をする兵士達なんているはずがありません
再びえん州を曹操に治めて貰おうと、えん州内部から反乱の手が上がったのです

千鶴 「うふふ、今日は長ネギの味噌焼ね。お味噌汁も長ネギづくし♪」
小太郎 「今日も長ネギかいな・・・たまには他のモンでも食いたいわ」
明日菜 「コタ君、お腹空いてる?いいものがあるんだけど・・・」
小太郎 「あ、明日菜の姉ちゃん!?み、緑のはもうええで?」
明日菜 「・・・違うわよ。くーちゃんの特製中華よ」
小太郎 「ほ、ホンマか!!食う!!めっちゃ食う!!」

曹操と対決するために城を出た呂布、一戦交えてきた呂布が城へ帰ってきてみると城に入れません
そう、民衆が城門を固く閉ざしてしまったのです
こうなってしまっては、もう曹操と戦争をしている場合ではありませんでした
呂布は曹操の追撃をかわしながら、何処かに落ち延びてゆくしかありませんでした

千鶴 「最近コタちゃんがいっぱい食べてくれなくなったわ・・・まさか・・・何処かで外食してるんじゃ・・・」
小太郎 「なんやちづ姉ちゃん。深刻な顔して」
千鶴 「コタちゃん、私決めたわ!!今日から百日、長ネギづくしよ!!世界の長ネギ料理を作るのよ!!」
小太郎 「ひゃ、百日やて!!そんなん飽きるで!?食いもんは粗末にした無いけどそれは無理なんやないか?」
千鶴 「うふふ、大丈夫。上の口で食べれなくなっても、下の口から食べさせてあげるから・・・」
小太郎 「ちょ・・・ま!!アーーーーーッ!!」
303 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/23(日) 01:27:28 ID:???
3/3
流浪の呂布軍は様々な勢力を頼ることにしました。しかしどの勢力も呂布を受け入れようとはしません
それもそうです。二度の養父殺し、裏切りに乱暴者。それが呂布の批評だったのです
そんな人間を受け入れたらどうなるか。そう考えたら誰もが呂布を嫌うのです

しかしそんな中でただ一人、呂布を受け入れた者がいたのです
それが劉備でした

桜子 「お腹空いた〜」
円 「牛丼まだ〜」
美砂 「おつまみどこ〜」
千鶴 「はいはい、食いしん坊さん達ね♪いっぱい作っちゃうから太るまで食べてね」
桜子 「うん。私、いくら食べても太らない体質だからいっぱい食べるよん!!」
円 「貴様は今、世の女性を敵に回した」
美砂 「死んで償え。いや、飲んで償え〜!!」

劉備の配下の中には呂布を受け入れることに反対する者もいました
特に張飛は呂布を受け入れることに一番反対しました。ろくな事にならないと
やがて張飛のその危惧は現実のものとなって劉備に降りかかるのです

千鶴 「はい、お待たせ。はんぺんのねぎマヨ焼きとまぐろと焼きねぎの和え物、新鮮ネギ焼よ」
美砂 「うはぁ〜。酒がすすむすすむ。だ、駄目。こんなに食べたら太っちゃう♪」
千鶴 「大丈夫。おネギのカロリーは低いからいっぱい食べてね」
美砂 「やったぁ!!いっただっきま〜す!!」
千鶴 (お酒のカロリーはどうだったかしら?)

304 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 01:06:47 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!

    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  クーフェイマン!
      |__|
       | |


    ⌒●_●⌒
      フ |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       / 銚子
    """"""""""""""


       ⌒●__●⌒
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""
305 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 01:33:53 ID:???
 殺伐としたスレに世紀末覇王降臨!!

 来 い誰   |    |  食 わ そ
 る つ な   了从从  っ し ん
 が でん   (ヽ)))|  た. の な
 い .も じ   /'')) "〈  の プ 事
 い  ゃ  (,,,(从ノ|  は リ よ
  /     (;;  {;;;;;;;;t   ン り
 ・  _,,,,r''{{;; ソ;;;;;;;从;;;ー、___/
ミ)⌒tt ,i;;" {{:〈リ〈;;"从从//"iシ彡;}
シ'/(,t、;;i、ii'、、从ヽijj、リ,,レii,、、jj,,,|シ彡;}
;;j iミ、ミ''''',,=、ーミ'';ノri-z'''z,、'''';彡}彡与
〈 :::::::~" ̄ ̄フ彡;;i〉" ̄ ̄´'"リ:/i|)
、', :::::   ::::::( ,リリ:i :::::::::::''  リ/)リリ
,〉', ::::::::.....::::::::r'ニ:::ノ>ヽ、'"  /イ=/ノ
'ー't ::::::::::::::":::`~:::"'´    /:: ,'イリ
;:;;;;', ":::''"::::: ,,、''ェ::' 、   ;;;; ,' i,))
;:;;;;;;', ii   ''" ''""" `'   ;; ,'ノ|i,,,,,
;:;:;;;;;;', ヽ::  ,、 ''"::::`'   i::/:: ||  ~''
;:;:;:;;;;;~' 、  :::::::::::::::::   /;;;  |~' 、
;:;:;:;:;;;;;;;;;;~' 、 :::::''"'':::" /;;;;:::::  |;;;;;;;~'
、、;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'ー――'";;;;":::::  i;;;;;;;;;ノ
  ~'' ー、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''":::::" :: |;;;、'"
   :;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;:;:;''":::::::" ::: /
~''- 、:;:;:;:;" :;:;:;:、:;:;:;" ::::::::" /:::
,,,,,,,,,, ~'' - 、:::::" ::::::::: ::::::: ,/:::/ /:
 ̄ ̄~~'''''''ー~''ー    ー'" ::/ /:::"
306 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 03:33:59 ID:???
                 , -───‐- 、
               ,. ‐'´       丶  丶
             /  , / / i !   ヽ ヽ 丶ヽ
           ,.'´ / ,' i! i|!. |iト ヽ l!  i   ヽ.i
          // /l .i! |l.| |  !ヽヽ i、 l. l   ',.',
          ,' j!. |l! |l」 l| L_」 ` ``' `!  i   li
          !. i! |'´コ!     -=─-、 i.  ト    !ト
         l |リl Y´Τ`     ,.-.._ l ├、 i  l ヽ
            !l  l ,イ〒、   ´ l i;!|リ | .l  !ト  ト.ヽ
           ノ! !  l 丶ソ     ` r'' l  |_,イ lヽ. l! `丶、
           j i!  |、 |! 、      l;;i ,!  | lj  \!
            l  | 丶!  ‐    / |   !j!
   ┌/)/)/)/)/)/)/)/)/)/)_  /   l  |     
    |(/(/(/(/(/(/(/(/(/(/|||      l!  ト
  r'´ ̄ヽ            | |.ト     / |  i l
  /  ̄`ア             | | |  ⌒/  i  l入
  〉  ̄二) 食べたよ      | | |  /   ヽ |/ ヽ
 〈!   ,. -'               | | ヽ∠-----', ヽ l   ',
  | \| |   正直      | |<二Z二 ̄  /     ',
  |   | |               _r'---|  [ ``ヽ、      ',
  |   | | スマンかった   >-、__    [    ヽ      !
  \.| l.              ヽ、      [     ヽ    |
    ヽ|              \    r'       ヽ、    |
307 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 18:54:23 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
ほしいものは手に入れるのが俺のやりかたさ

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
お前のものはおれのもの、俺のものは俺のもの

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
のんびり行こうよ、人生は

献帝(ネギ)[けんてい]
これからずっとおまえは俺の奴隷だ
308 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 18:57:32 ID:???
三国志な、ま!


1/3
東の地で曹操と呂布に一悶着あった頃、西の長安で大事件が起ころうとしていました
現在、帝のいる長安が首都となっています
しかしなんとその帝の献帝が長安を脱出してしまったのです

かつて董卓が都を洛陽から長安へと遷都しました
その後、長安で董卓が呂布に害されたとき、その後の長安を占拠したのは李カクと郭です
李カクと郭は董卓に負けず劣らずの悪党で、民衆に董卓以上の悪政を布きました
その上、帝に対しても敬意の欠片もない対応をしたのです
そして人間の欲望というものは際限がないもので、やがて二人は権利を独占しようと争い始めたのです

そんな長安に嫌気がさした帝は忠義の部下と一緒に長安を抜けだしたのでした

ネギ 「お尻痛いよ・・・小太郎君、僕、汚れちゃった・・・」


李カクと郭の強みは帝を擁していることでした
それが無くなってしまっては、彼らはあっという間に他の勢力から袋だたきにされてしまいます
そうなっては困るということで、二人は手を結び帝を追いかけたのでした
309 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 18:58:33 ID:???
2/3
いろいろな手を尽くし、犠牲を出しながら帝は廃墟となった元の首都、洛陽にたどり着きました
しかしいくら元は首都だったといえ、廃墟は廃墟。もしここに李カクと郭が攻め込んできたらひとたまりもありません
そこで帝は各地の勢力に使いを出して李カクと郭から守ってもらうようにしたのです
そんな中、一番にに帝の護衛についたのは曹操でした

明日菜 「アンタ何泣いてるのよ」
ネギ 「みんなが僕のお尻を狙うんです。もう僕・・・僕・・・」
明日菜 「もう、泣いてないで帰るわよ。小太郎君も待ってるし」
ネギ 「え、小太郎君?・・・でも僕汚れ・・・」
明日菜 「もう、ごちゃごちゃ言ってるんじゃないわよ!!ほら、首に縄をつけてでも連れてくわよ!!」
ネギ 「あっ!!アーーーッ!!」


帝が曹操に保護されてからしばらくして李カクと郭の軍勢が現れました
そして帝を取り戻さんと曹操の軍に攻め入ります
しかし各地で戦いをしてきた曹操の精鋭達と、長安で略奪などの悪事しか働いてこなかった兵では戦いになりません
李カクと郭はぼこぼこにされた後、ほうほうの体で長安へと戻っていったのでした

その後、李カクと郭は各地の勢力に狙われて滅んでゆくのです


洛陽にしばらくとどまった曹操軍ですが、すでに廃墟の洛陽では上手く政治が出来ないと帝に進言し、拠点の許昌へと移りました
こうして帝は曹操に保護されたのです
しかし・・・やはり帝は政治利用される運命にあったらしく、曹操の下で傀儡となるのでした
310 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 18:59:44 ID:???
3/3
夏美 「ちづ姉どうしたの?」
千鶴 「あのね、最近いいネギがないの。どうしたものかしらね」
夕映 「それならば千鶴さん。自分で栽培するといいです」
千鶴 「そうね、無いなら自分で作るか。名案よ」
夕映 「まあ、土地なんて学園の何処かを勝手に使えばいいです」
夏美 「そ、それってまずいんじゃ」
千鶴 「大丈夫よ。誰かが何か言ってきたらちゃんとぷすっと説得するから♪」
夕映 「栽培は私も手伝うです。それといっては何ですが・・・純粋栽培ネギジュースを作って欲しいです」
千鶴 「いいわよ。じゃあ早速その土地を探しに行きましょう」
夏美 「はぁ・・・」

劉備の客将となった呂布でしたが、その胸に秘めた野望はますます燃え上がるのでした
武では文句のない呂布ですが、謀略は大変粗末なものだったといいます
それを支えたのは参謀の陳宮(夏美)公台[ちんきゅう こうだい]という者でした
元は帝に仕えた官吏であり、その後曹操に仕えるも、曹操の非常さについていけずその元を去ったのです
そして何の因果か呂布に仕えたのでした。この後、陳宮の献策もあって呂布は一勢力としてのし上がってゆくのです

またもう一人、呂布には優秀な部下がいました
その名を張遼(夕映)文遠[ちょうりょう ぶんえん]といい、丁原の時代から呂布と一緒にいる名将です
呂布には及ばないもののその武勇は大変優れ、知略謀略にも優れていたといいます
やがて呂布が滅んだ後は曹操に仕えるのですが、それはまた別のお話


夏美 「ここってチア部の練習場だね」
千鶴 「・・・ちょっとここを借りましょう。日当たりもいいわ」
夕映 「では早速耕すです。鍬を持ってきたです」
千鶴 「きっといいネギができるわ。いっぱいね」

裏切りの猛将、呂布の野望は劉備へと向けられるのでした

311 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/25(火) 11:04:43 ID:???
ネギは連作すると連作障害が出るから輪作すると良いね。
312 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/25(火) 11:53:01 ID:???
夕映来々!夕映来々!
313 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/25(火) 13:12:44 ID:???
>311をSSの投下の仕方なのかと思ってたら、
あぁ。葱栽培のことね。毒されてるなー俺
314 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/26(水) 00:05:31 ID:???
>>313
大丈夫、俺もググるまで知らなかった
315 名前: 超 ○に至る病 [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 20:10:49 ID:???
超 ●に至る病


私の名前は超鈴音。麻帆良という小さな世界では天才で名が通っている
一般人から見れば珍妙な発明する相棒と共に、目標のために日々を過ごしてきた

では天才とは何か?
まあ奇異な発想をしてそれを実現できるもののことをいうのだろう
例えば世界を征服しようと言った者がいるとする
実行できれば不世出の天才、言うだけだったらアイツは馬鹿、ということになる
天才とはそういう者ではないだろうか・・・

超 「ついに出来たネ!!」
覚醒剤、お酒など人の性格に影響を与える薬剤というのは存在する
そしてその性格、思考の変更に方向性を持たせたらどうか
つまりは人を凶暴とか残虐性とか内に秘めた想いを強烈に刺激する薬を作ってみようと思った
超 「で、誰に飲ませるかダケド・・・偶然に任せてみるカナ」
その結末までの全てを自分の計算通りというのもいいが、偶然による不測の事態というもの面白い
故に・・・誰かの置き忘れたジュースとして寮のロビーに置いてみることにした
翌朝、そのジュースは消えていた。誰かが飲んだのか処分したのかはわからない

超 「称好、サツキ。今朝の超包子の仕込みのネタは何カナ?」
五月 ああ、超さん。食材はですね・・・いま届いたんですよ・・・たった今ね
超包子の中を見渡してみるが、肉とか魚とかは見あたらない。ただ一つ、見覚えのある空き缶が置いてあった
アレは確か・・・

五月 かつて古代の中国において歴代皇帝すら求めたという究極の食材は何だったかご存じですか?超さん
包丁を持ってサツキが迫ってくる。確か・・・その食材とは・・・現在では禁忌中の禁忌、ニンゲン・・・

316 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 03:22:48 ID:???
超包子飯店人○饅頭!?シャレになんねえーーー!
ひょっとして千雨ホラーシリーズのお方ですか
317 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 07:22:39 ID:???
三分後に投下します。一ヶ月以上も怠けててサーセン!
318 名前: 『One More Sweet』 身も心も [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 07:25:42 ID:???
『One More Sweet』 身も心も

1/5

「はにゃああ〜♪」
 恍惚、といった表情を浮かべながら裕奈はスプーンを口に運ぶ。すっきりした甘さがひんやりと沁み込んで、
やや火照った身体を内側から冷やしていく。
「やっぱりこたつアイスこそ冬の醍醐味だよね〜♪」
「せやね〜♪」
 裕奈と向かい合う形でこたつに入っていた亜子もうんうん頷く。そして、ジェラート状になるまで練ったアイスを
ゆっくりと口にした。途端に亜子の表情が蕩けていく。
「はわあ……、やっぱハーゲン○ッツのバニラは最高や……! なんちゅーかバニラ気持ちええわ〜♪」
「何ソレ」
 謎の呟きに裕奈がツッコミを入れると、やはりこたつに入っていたアキラもくすりと笑う。
「ふふ……。まき絵も早く帰って来ないかな」
「そろそろ帰って来る時間だと思うけどにゃー?」
 ちらり、と裕奈は時計を見た。時刻は午後七時を過ぎている。今日は四人で鍋パーティーの予定だが、
まき絵だけは部活が午後からであったので、三人は時間を持て余しているのだ。一応、下準備はしたものの、
味付けとなると四人の中で一番料理上手なまき絵にお願いしたい所である。そんなこんなで今はまき絵待ちなのだが、
小腹が空いたので三人は食前のデザートを堪能していた。
「たっだいま〜っ!」
 噂をすれば影である。部屋に入った途端にコートを脱ぎ捨てたまき絵はすぐさまこたつに突撃した。
「おかえり〜。まき絵の分のアイスもあるけど、食べる?」
「今はパース! えへへー、ぬくぬく〜♪」
 裕奈が尋ねると、瞬く間にこたつむりと化したまき絵はアウトオブ眼中といった様子で断る。
「わ。まき絵の足めっちゃ冷えとるやん!」
 こたつの中で触れたのだろうか。亜子は思わずびくりとしてしまう。
「今日は寒かったからね〜」
「うんうん。体育館も寒いったら! カラダ温まるまでは地獄だったよ〜。ボールも痛いし……」
 まき絵が答えると、裕奈も神妙な面持ちで頷く。この季節のバスケットボールはある意味で凶器と化すのだ。
319 名前: 『One More Sweet』 身も心も [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 07:26:36 ID:???
2/5

「私の所は温水プールだから平気だけど、みんなは大変だね……」
「ま、野ざらし状態の亜子に比べればマシだけどね」
 アキラがぽつりと呟くと、裕奈はちらりと亜子に目線を送る。当の本人は最後の一口を名残惜しそうに食べながら、
きょとんとした表情で小首を傾げていた。
「ホント、亜子ってばスゴいよね〜。私とゆーなは身体動かしてるからなんとかなるけど、亜子はマネージャーだもの」
「しかもだよ!? 外は風がキツいってのに亜子は生足なんだよ!? あたしじゃぜってームリだわ!」
 こたつむりと恋人からの羨望の眼差しに、亜子はやや照れくさそうに手をぱたぱたと振る。
「あはは。でもちゃーんとパーカー羽織っとるし、カイロも常備しとるから。慣れればどうてコトあらへんよー。
それに全然動かへんワケやないし……」
「慣れねえ……」
 裕奈が何やら思案げに呟いていると、まき絵がもぞもぞとこたつから這い出してきた。
「じゃ、そろそろ鍋作るね〜」
 まき絵は制服の上からエプロンを着けると、そのまま台所へと姿を消していった。その後ろ姿を見届けた裕奈は、
きゅぴーん、と目を輝かせる。
「あたしはダメだわ。寒いのニガテなんだよね〜」
 そう言って裕奈はそれまでまき絵が潜り込んでいたスペースを確保するように足を伸ばす。……だけでは無かった。
「…………!!」
 突然の感触に、亜子はびくりと反応してしまう。
「―――でも、風邪引かないように気を付けてね」
「あっ、せ、せやね!」
 雑談を続けるアキラに、亜子はやや動揺しながら答える。そして、ジト目で裕奈を睨み付けた。
だが裕奈はお構いなしといった様子で悪戯を続行する。表面上では雑談に参加したままで―――
「あたしなんて運動する時以外はストッキング二枚重ねだもんなー」
「ふふ。ゆーなはこたつで丸くなる、だね……」
「ほっとけー!」
「〜〜〜〜っっ!」
 裕奈とアキラがおしゃべりする傍らで、小刻みに身体を震わせながら、亜子は声を出すまいと懸命に堪えていた。
ストッキングを履いた状態の、裕奈の足に太ももを愛撫されながら―――
320 名前: 『One More Sweet』 身も心も [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 07:27:28 ID:???
3/5

「ほーい、あとは煮込むだけだよ〜。……はれっ、亜子顔赤いよ?」
 と、台所から戻って来たまき絵に指摘され、亜子は慌てて誤魔化す。
「や! その、ちょい暑うなったかも! あはは……、ひゃああっ!?」
 語尾に素っ頓狂な悲鳴を混じらせた亜子に、アキラとまき絵のきょとんとした視線が注がれる。
「んじゃエアコン切っとく? どーせ今から鍋食べて温まるんだし」
 そ知らぬ顔で裕奈はリモコンを操作する。その一方で、こたつの中では亜子の内ももを執拗に撫で回していた。
ストッキング特有の感触で刺激され、次第に亜子は吐息を漏らしてしまう。
 もう一度、亜子は目の前のいたずら猫に抗議の視線を投げ掛けた。しかし裕奈はにやりと口許を緩ませるのみ。
(ゆーなのいけず〜〜〜っ!!)
 エスカレートする裕奈の愛撫に、亜子はなんとか抵抗しようとする。だが、身体は亜子の意思に反して
次第に足を開いてしまう。
(こ、こないなトコでっ……! まき絵やアキラもおるのに……!!)
 俯きながら亜子が必死に戦っていると、更なる追い討ちがやって来た。
「もしかして亜子、熱でもある?」
「大丈夫……?」
 まき絵とアキラが心配そうに身体を寄せてきたのだ。まき絵は亜子のおでこに手を当てようとする。
「ホ、ホンマになんともないんよ!!」
 最早いっぱいいっぱいになった亜子が弁明する隙に、裕奈はトドメの一撃を放つべく目標を変更した。
太ももから、亜子の大事な箇所へ―――

「!!!!!」

 びくんっ! と亜子の身体が震えたと同時に、何かがぷつりと切れた。理性の糸では無く、堪忍袋の緒が―――
 ―――がしっ。
 涙目になりながら亜子は素早くこたつの中に手を伸ばし、しっかりと裕奈の足を掴んだ。そして……、
「きゃっ!? やだっ、ご、ごめん亜子やめっ、きゃはははははっ!! く、くすぐらない…で…あはははっ!
ひぃん! やっ、んんっ、あははっ、あははははははははははははははっっっ!!!!!」
 全力くすぐりの刑に処せられた裕奈は、顔が引き攣るくらいの泣き笑い地獄に堕とされたのであった。まる。
321 名前: 『One More Sweet』 身も心も [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 07:28:20 ID:???
4/5

 とっぷりと夜も更けて―――
「あたしが悪かったからさー、そろそろ機嫌直してよー」
 未だに拗ねたまま背中を向ける亜子に、裕奈はひたすら謝り倒していた。あの後どうなったかというと、
みんなで鍋をつついている時から一言も口を聞いてもらえない状態であった。これは相当お怒りの様子である。
 まき絵は苦笑しながらアキラと共に部屋を退散し、今は二人きりである。だが亜子は早々にパジャマに着替えると、
そのままベッドに潜り込んでしまったのだ。
 やれやれ、と溜息をついて、裕奈も大人しくパジャマに着替える。そして、強引に亜子のベッドに入り込もうとした。
「―――!!!」
 途端に亜子は振り返り、無言で頬を膨らませたまま裕奈の頭にぽこぽこ乱舞を降り注ぐ始末である。
だが裕奈は怯むことなく、そのまま亜子をぎゅっと抱きしめた。
「ごめんね、亜子……」
 瞬時にして亜子の顔がぼんっ! と赤くなる。けれども亜子はジト目を注ぎながら、一言告げた。
「―――ゆーな。ウチがなんで怒っとるんか分かるん?」
「う……。なんかイタズラしたコトだけじゃない…よね……」
 借りてきた猫のようにしゅんとした表情を浮かべる裕奈に、亜子は無言で目線を離そうとしない。
 しばしの沈黙の後、根負けした亜子は重苦しく溜息をついた。
「あんな……、まき絵やアキラがおる時にあんなんされたら声出てまうやん。その……、ウチの恥ずい声なんて
ゆ、ゆーなにしか聞かせられへんのに……!」
 たどたどしく説明すると、思わず裕奈はきょとんとしてしまう。けれど、それも一瞬のこと。
「えへへ〜♪」
「ゆーなのあほ……」
 嬉しそうに亜子の顔を胸に引き寄せると、裕奈はもう一度亜子を強く抱きしめた。
 恨めしそうに見上げてくる亜子が、今は堪らなく愛しい。
「亜子……!」
 そっと亜子の顔に手を掛け、裕奈はそのまま唇を重ねた。
「んっ……」
 しばし亜子は裕奈のなすがままに舌を受け入れていた。微かに甘い息を零すと、亜子はそっと裕奈の首に腕を回す。
そして、貪るように舌と舌を絡ませていった―――
322 名前: 『One More Sweet』 身も心も [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 07:39:33 ID:???
5/5

 やがて、どちらからともなく顔を引くと、ようやく亜子はにこりとはにかむ。
「えへへ……。ウチはずーっと、ゆーなだけのものやからね……」
 ドキドキと高鳴る胸を押さえ、亜子は恥ずかしそうに囁く。
「うん……。ありがと、亜子……」
 小さく頷き、裕奈はうっすらと頬を染めながら亜子を見据える。
「えと……、いいかな……?」
 遠慮がちに裕奈が尋ねると、亜子はくすりと笑う。そして、か細い声で告白した。
「ウチもゆーなが欲しいんよ……。さっきはその……、生殺しやったから……」
「ふふっ、りょーかい♪」
 みるみる内に赤くなる亜子に、裕奈はもう一度唇を合わせ、ゆっくりと亜子のパジャマを脱がせていった―――

「おっはよー!」
 翌朝。まき絵が帰って来る頃には既に亜子も裕奈も朝食の準備をしていた。昨夜とはうって変わり、
いつも通りのラブラブな二人を見て、まき絵はくすくすと笑い出す。
「やっぱりさー、寒がりのゆーなには亜子がいなきゃダメダメだねっ!」
「なんやのん、それ?」
 目玉焼きをお皿に移しながら亜子が尋ねると、まき絵は口許に手を当てて不敵に微笑むと、裕奈に視線を送った。
すかさず裕奈は亜子の背後に回り込む。そして、
「まーね。こうして亜子が温めてくれるからねっ! 身も心も♪」
 そのまま裕奈はがばあっ! と亜子の背中越しに抱き付いたのだ。一瞬、亜子はびっくりしたものの、
穏やかな表情でくすりと笑う。
「それは、お互い様や……」
 朝から二人の空間を作り出す二人に、まき絵はあはは、と呑気に笑うばかり。しかし……、
「な、なんかごちそうさまって感じ……」
 後からやって来たアキラはすっかりあてられてしまったそうな―――

(おしまい)
323 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 10:37:20 ID:???
GJ! 運動部四人組好き(特に裕奈と亜子)の俺にはたまらない作品だ!
324 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 16:13:17 ID:???
(*´∀`)
325 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 17:23:32 ID:???
このシリーズは最高ですね!あこゆな好きにはたまらない!!
326 名前: 315 [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 19:47:26 ID:???
>>316
そうですw
327 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 19:58:44 ID:???
亜子(……サンタさん、来ぉへんかなぁ。プレゼント貰える様に靴下もさげたんやけど……)
 ぎしっ
亜子(あっ!? サンタさんや。間違いない!!)
ふーか「フシュゥゥゥ……肉は、どこじゃァァァ……」
 少女は一瞬にして悟った。ソレは――目を合わせてはいけないものだと。
 常識の範疇を超えたもの。
亜子(ちゃ、ちゃう……あんなんサンタさんやない!)
ふーか「くっ……この靴下にも肉はないか……」
亜子(恐い怖い怖い恐いこわ――)
 ちらりと目を開ける。
 そこには満面の笑みを浮かべた  が居た。

 見 ィ ツ ケ タ

亜子「きゃあああああああああああああああああああああああ!!」
まき絵「まひゃああああああああああああああああああああああ!?」
亜子「あ、あ……ゆ、夢?」
まき絵「ど、どーしたの亜子!?」
亜子「……恐い、夢みたんや……あ゛」
まき絵「よかったぁ。おどかさないでよー。あ、もうこんな時間かぁ……ちょっと早いけど走ってくるね」
亜子「う、うん。いってらっしゃーい」

亜子「ちょっとやってまった……あ」
 ふと靴下を見ると何かが入っている!
亜子「サンタさん、来てくれたんや!!」
 靴下を開けると、そこには――フライドチキンの骨が沢山。
 そして、中に入っていたカードに……
“冥裏威・苦裏諏魔素 覇王より魂を込めて”

亜子「きゃああああああああああああああああああああああああ!!」
328 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 21:53:08 ID:???
wwwwww
329 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/28(金) 21:57:53 ID:???
イヤアァ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
330 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 01:34:47 ID:???
どうしてこのシリーズは聖夜も平和にならんのだwwwwwwww
だがそれがいい
331 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 01:40:34 ID:???
あえて聞こう。
亜子は何を『やってまった』のか!!!
332 名前: 覇王 [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 09:41:18 ID:???
>>328
超「わろてくれればOKネ」

>>329
ふーか「御旗がないのならばわしの元へ来い。わしが貴様の御旗になってやろう!」

>>330
ふみか「それが運命じゃからのう」

>>331
朝倉「と、いう訳で……実際何をやってしまいましたか和泉さん!」
亜子「おも……鼻水がでそうになってたんよ!」
333 名前: 今更ヤンマーニ [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 10:04:34 ID:???
真名「ふっ……他愛もない。政府軍などこんなものだ」     パル「BGMOK?」
新田「まったくです!」                         ゆえ「OKです」 パル「OK。GO」
 ヤンマーニヤンマーニヤンマーニヤーイーヤーヤンマーニヤンマーニヤンマーニヤーイーヤー
新田「……あ、うおっ!? なんだあのボロキレを纏ったモンスターは!? あべしっ!」
真名「新田!? あ、頭を吹き飛ばしただと!? なんなんだあの化け物は!」
 折れそうな幹の上でオサレポーズをとっていた巨漢が宙を舞う。手には何も持っていない。
 否。握りこぶしのような握りの親指と人差し指の間に光る何か――
ふーか「食らえィ! 悪裟麗射撃(オサレショット)!!」
 ズガァン! ガガァン!
真名「ひっ、人から放たれる威力じゃないぞ!?」
ガンドル「ちくしょう! 新田君の仇!!」
 ダダダダダダダダダダダダダダ!!
ふーか「固有結界……夜無魔丹!!(ヤンマーニ)」
 チュインチュインチュインチュインチュインチュイン
ガンドル「ば、ばかな!? 全弾当たってるはずなのに!?」
ふーか「固有結界において弾丸など無力……蚊ほども効かぬわっ!! 死ねい! 奥技……亀田バースト!!」
ガンドル「あ、が、シャーーーーコラーーーーーーー!!」
真名「あ、そ、そんな……こんな事が……」
 ふーかがまたオサレポーズ
真名「モ……モンスタァ……くはっ」


ふーか「なんのこっちゃと思う人はMADLAXの第一話を見てくれぃ」
334 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 13:23:55 ID:???
なに?このカオスな流れはw
335 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 20:40:29 ID:???
2分後に投下
336 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 20:44:36 ID:???
まき絵「えぇ、沢山のお運びで厚く御礼申し上げます。
    実家に帰らないのが悪かったのかネットのほうでキセイラッシュに巻き込まれ、
    一週間ぶりに再開することができました。
    ご贔屓の皆様にはご心配おかけした事をお詫び申し上げまして、一席お付き合い願います。
    食文化が変わって、今はどこでも何かしらの食べ物が手に入る世の中ですね。
    昔は自分の店を持つ。持てない人は流しの屋台を引いてたんですな。
    代表的なのが二八蕎麦屋。二八とは何かと申し上げますと、蕎麦粉が八に対し
    つなぎの饂飩粉が二。値段はってぇと、二八の十六文が相場だったそうで。」
337 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 20:45:33 ID:???
裕奈「そばぁ〜〜」
朝倉「おーい、そば屋ぁ〜い!」
裕奈「へい!」
朝倉「何ができる?」
裕奈「花巻に卓袱ができやす!」
朝倉「卓袱熱く!」
裕奈「ありがとうがざいやす!」
朝倉「そば屋さん、最近寒くなってきたねぇ〜。」
裕奈「えぇ。お寒ぅございますな。」
朝倉「どうだい、景気は?」
裕奈「いやぁどうも良くなくて」
朝倉「そうかい。そいつは良かったな。」
裕奈「いや、あの、良くないんですが?」
朝倉「なに、喧嘩を売ろうってんじゃないよ。昔からよく言うだろ?良い後は悪い、
   悪い後は良い。世の中は回り持ちってね!飽きずにやらないと駄目だぞ、商いって言うんだからさ!」
裕奈「これは恐れ入りました。えぇ、勉強になります。」
朝倉「お?この行灯は的に矢が当たってるね。なんて屋号だい?」
裕奈「的に矢が当たって、当たり屋と申してます。」
朝倉「へぇ〜。当たり屋かい?そいつは良い時に会ったね!
   これから脇で持って、ガラッポンと悪戯して来ようって時にお前に会えて良かった!
   向こう行ったら当たりに当たっちゃうネッ!こいつは縁起が良いや!」
裕奈「ありがとうございやす!へい、お待ち!」
朝倉「おぉ!こうやって話してる内に出来上がるとは有り難いねぇ!
   江戸っ子は短気だから待てないんだよね!・・おっ!お前の所の割り箸は割れてない!
   他ん所じゃ割ってある箸を使ってんだよ。あれじゃ誰が使ったか分からないから嫌なんだよね。
   おやおやっ!こりゃ良い丼だね!こいつは世に一つしかないってやつか?違う?
   へぇ〜。物は器で食わせろって言うけどこいつは良いね!
   それじゃきれいな割り箸と、丼で頂こうかね・・フーフー・・ズズズ・・・
   おっ!出汁が効いてるね!鰹節たっぷり使ってるだろ?お前はそういう顔してるから分かるんだ。」
338 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 20:46:35 ID:???
裕奈「へぇ、ありがとうございます。使い終わればお飯にかけてます。」
朝倉「そいつは、えころじぃで良いじゃねぇか。おやおやぁ?こいつは細い蕎麦だ!
   楽しみだね!・・ズッズズズ・・うん!美味いね!蕎麦が口ン中でポキポキっと折れるね!
   腰があって・・ズルズルッ・・フーフー・・なかなか他所じゃ無いよココまで美味いのは!
   んんん?!こいつは竹輪かい?良いのかい?こんなに分厚く切って?間違い無い?
   今なら口付けてないから切りなおせるよ?良いの?良い!
   へぇ〜。他所じゃ竹輪麩って麩を使ってんだよ。あんなの病人か金魚の食い物だよ。
   フーフー・・ズズズ・・・ごちそうさん!いくらだい?」
裕奈「へい。十六文頂戴します。」
朝倉「十六文だな。銭が細かいから手ぇだしてくんな。」
裕奈「では、これに頂戴します。」
朝倉「良いかい?いくよ!ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ、
   蕎麦屋さん何時だい?」
裕奈「今は、九つで」
朝倉「九つ。とぉ、十一、十二、十三、十四、十五」

まき絵「十六と。じゃあなっとプイッと行っちまう。
    こいつを見てましたのが、毎度落語のほうではおなじみ、ないすぼーっとしてる奴で」

エヴァ「んん?何だアイツ、べらべらと喋り捲って。
    嫌だねぇお喋りって奴は。煩いし、何考えてるか解らなねぇから、
    ひょっとして食い逃げかと見張ってれば、蕎麦屋さんは当たり屋で縁起が良い。
    割り箸が割れてない、丼が良い、出汁が効いてる鰹節たっぷり、使ったのお飯に乗せて
    えころじぃで良い、竹輪が厚く切ってある。しまいにゃあ蕎麦の値段聞いてやがる。
    蕎麦なんてもんは十六文って相場が決まってんだよ。銭細かいってヤダねぇ〜。
    ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ・・・アイツおかしな所で時を聞いたよ。
    何時だい?九つで、とぉ、十一、十二、十三、十四、十五、十六。・・・あれ?拳になってる。
    確か、十六だと小指が立ってないと駄目だよ?
    ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・・・十六・・・??ひぃ、ふぅ、みぃ・・・・十六・・?
    おかしいな?ひぃ、ふぅ・・十六。あっ、解った!アイツ一文ごまかしやがったな!」
339 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 20:47:18 ID:???
まき絵「じゃあ私も一つやってみよ!なんて馬鹿な奴が居たもんで、
    その日は持ち合わせが無いから後日改めて」

エヴァ「おい!蕎麦屋、止まれ!待て待て!」
明日菜「あいよ。」
エヴァ「蕎麦屋!何ができる?」
明日菜「花巻に、卓袱。」
エヴァ「卓袱熱くしてくれ!」
明日菜「ええと、卓袱の作り方はと・・・」
エヴァ「おい!蕎麦屋が手引書を見ながら作るな!
    見ないと出来ない?・・じゃあ良いよ。肝心なのは食った後だから。
    蕎麦屋!景気はどうだ?」
明日菜「おかげさまで、ご贔屓が多く、上々。」
エヴァ「・・あぁ、そう。・・・この行灯、丸に矢が当たってねぇ・・何だコレ?ここの屋号は何だ?」
明日菜「丸に孫と書いて孫屋です。」
エヴァ「へぇ?孫屋か?これからガラッポンと悪戯する前に孫屋か。向こう行ったら
    まごまごしちゃう・・・。・・・こーゆー話ししてるのにまだ出来ないの?
    火が消えてたから熾してます?江戸っ子は気が短いけど、私は外人だから別に良いけど・・。
    ・・・あれ?蕎麦屋、ここの壁に手を付いた跡があるけど、これは?」
明日菜「へい。さっきウチの蕎麦を食べた人がいきなり白目剥きながら手を付いただけ」
エヴァ「あぁ、そっ、そう・・・。ここ、引っかいた跡があるよ?
    え?悶えた人がいた?・・・なぁ、何か間違いが有ったんじゃないか?
    おい、そこに花を置いて、手を合わせてる奴がいるぞ!お前の所じゃないのか?」
明日菜「さっ、さぁねぇ〜?・・・はい、お待ちどう。」
340 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 20:48:26 ID:???
エヴァ「ぜ、絶対にお前の所だ・・・。まぁ良い、私は不死身さ、もしもがあっても・・・。
    お前ん所の割り箸は割って・・あるね・・割る手間が省けるってんだ。・・ネギが付いてるね。
    こんなの落とせば・・・落ちないね。昨日今日に付いたんじゃ無いね。拭けば良いよ、うん。
    箸は良いんだ、丼だね、物は器でって、ギザギザだね。・・こんな時は、他の所も欠けてるね。
    全部割れてる・・・なに?茶の心得がある?煩いよ!さて、肝心の汁は・・ジュ・・ブッ!うぅ
    うっ・・うえぇ・・!!!!あ゛あぁ・・・刺激的だね、手の跡が確かに付く!
    汁は良いんだ、肝心の蕎麦は・・・太いねぇ!?えぇ!?・・・いや、食い応えがありそうだ。
    ズズ・・ズ・・・クッチャクッチャ・・ズズ・・・ジュぶっ!!ゲホッゲホッ!!
    うん、良いんだ良いんだゲホ・・えーと、麩、麩は?蕎麦屋!麩は?入れてる?
    嘘だろ?これだけ大々的に捜索しても見つからないぞ?!・・え?縁に付いてってこれ?
    えぇ?・・こりゃずいぶん薄く切ったね?向こうが透けて見えるぞ。
    でも、こうやって口に入れたら・・・融けてなくなったぞ!こりゃ竹輪麩だろ!
    ・・・やっぱり。竹輪麩なんて金魚の食い物だよ!でも良いんだよ、私の先祖、
    よくよく調べたら金魚だったからね。週に一度は竹輪麩食わないと死んじゃうんだ。
    今日がちょうどその日だったんだ。・・・はぁ、不死身なのに死にそう。
    速いとこ、医者に行きたいからお勘定!」
明日菜「十六文だよ。」
エヴァ「へへーん!こいつの為に不味いの食ったんだ!銭細かいから手ぇだせ!
    行くよ。ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ。何時だい?」
明日菜「今は四つです。」
エヴァ「四つか?いつ、むぅ、なな、やぁ。何時だい?」
明日菜「今は四つですよ。」
エヴァ「四つか?いつ、むぅ、なな、やぁ。何時だい?」
明日菜「今は四つ。」
エヴァ「四つか?いつ、むぅ」
明日菜「あの・・・」

まき絵「『もう、十六頂きましたよ?』

    お馴染みの『時そば』でございます。」
341 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/29(土) 21:21:09 ID:???
HAHAHAHAHA!
笑えるなぁ、定番とはいえ最後までは聞いたこと無かったから面白かった。
342 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 01:22:00 ID:???
年末に時蕎麦たぁ演技がいいや!
……え、誤植? そいつは失礼

ウマイコトイウノ ムズカシイアルヨ
343 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 12:01:08 ID:???
>>327
クソワロタwwwwwww
344 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 12:23:57 ID:???
>>341
GJ!定番ネタでも書き手が良いと面白くなるもんさね。
 
ちょっとリクエストさせてもらうと今日は日曜、そして落語ときたら笑点だよね?そんでネギま!で笑点やってもらいたいんでさ
無理は言わないからできたらたで良いから一つ頼むよ。
345 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 12:44:08 ID:???
>>344
大喜利なら同じ方がやったのがまとめにあると思うんだが・・・
346 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 14:48:29 ID:???
>>318を書いてる作者様
このシリーズのまとめwikiにまだ補完されてない39からの分をもう一度貼ってもらえませんか?
347 名前: 318 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 17:58:30 ID:???
>>346
えっと、諸事情で年明け5日過ぎくらいまでPC使えないんで、それ以降でも良いのなら
348 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 18:25:22 ID:???
>>347
ぜひ!楽しみにして待ってます!!
349 名前: 340 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:45:15 ID:???
取り急ぎレス

>>344
規制中に大喜利をなんとなく考えてたから、書き足して明日か年明けに投下するかも
質は期待しないでくださいな

2分後に投下
350 名前:  まほ落語寄席 主任  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:48:52 ID:???
ハルナ「えぇ、沢山のお運びでありがとうございます。
    規制ラッシュで予定がずれ込みましてね、本当は二十四日にお開きだったんですけど、
    今日まで予定が延びまして、先ほどコ○ケからとんぼ返りする
    スケジュールになってしまいましてねw最後の一席にお付き合い願います。
    えぇ、麻帆良と言う街に、左官の千雨と言うのが居まして、
    飲む打つ買うの道楽物。この日も遅くに帰ってまいりますと」
351 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:50:45 ID:???
千雨「ったくよぉ、着物まで取らなくても良いじゃねぇか。
   帰ったぞ。・・・おい?円?おい?明かりもつけねぇでどうしたんだよ?居ないのか?」
釘宮「居るよ。ここに・・」
千雨「おいおい、居るんだったら明かりをつけねぇと葬式みたいじゃねぇか。」
釘宮「葬式どころじゃないよ。・・・美砂がね、美砂が、今朝から出たきり帰らないんだよ!」
千雨「へぇ。どこか行ったんだ。」
釘宮「帰りが遅いな、どこへ行ったんだろうって思ってるうちに日が暮れて、
   方々探しに行ったけど、未だに帰ってこないんだよ・・。」
千雨「なーに、気にすることはねぇよ。年頃の娘だ。男の一人くらい居るだろう。
   今頃そいつん家で、あんな事やこんな事・・・してたらどうするんだよ!オイ!
   そーゆー悪い男がつかねぇようにするのがお前だろ!気をつけねぇと」
釘宮「自分で勝手に盛り上がって怒るんじゃないよ。大体、美砂がそんな娘じゃない事は
   お前さんが良く分かってるじゃないか。・・・こんな貧乏所帯で苦労かけて、バカな父親は
   道楽ばかりで借金だらけ・・・。こんな家じゃ先が無いからって出て行ったんだろうね・・・。
   そりゃそうさ。この家でボロを着てるより、どこかに奉公してやり直したほうが良いさ。
   私はね、器量良しの孝行娘が居たからこそ貧乏所帯でやってけたのさ。美砂が居ないなら出て行くよ。」
千雨「美砂が居なけりゃあコッチも出てくよ。あのさ、私が悪かったから連れて来てくれよ。な?
   父ちゃんが悪ぅござんした。もう博打を打たねぇから、帰ってきてくれって。な?
   お前らの着物を質に入れたのは謝る。必ず丁半でも、富籤でも何でもして金は作るからって。な?」
352 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:51:39 ID:???
釘宮「嫌だねぇこの人。博打しないって言ってるのに、丁半や富籤なんて・・呆れてものが言えない。」
千雨「も、もちろん仕事にも精を出すって!先のはつい口から出ちまったんだハハハ。
   それよりさ、美砂を探しに行こうじゃないか?」
釘宮「探しに行くけどさ、何だいその格好は?美砂の半纏なんか着て?」
千雨「いや、あのさ、向こうで身包み取られちまって、こいつを質に入れてもう一番行こうと思ったら、
   そいつ取られたら裸で帰らないといけないから、そいつ着て帰れといわれてさ。」
釘宮「あぁ、もう嫌だ。私は出て行くからね!」

ハルナ「と、してますと。表の戸を叩く者が居まして」

千雨「お、おい。誰か来たぞ。」
釘宮「分かってますよ。・・・はい。どちら様?」
明日菜「えぇ、御免くださいまし。誠にご無沙汰な者で。村上屋の使いで、明日菜でございます。」
千雨「あぁ!すまないねどうも。懐が秋の暮れでさ、ご無沙汰してよぉ。
   でもよ、こんな時に来られちゃ困るよどうも。」
明日菜「私もね、いつ入ろうか、次にしようかと悩んだんですけどね、
    ウチのおかみさんが千雨さんをすぐに連れてきてと頼まれてまして。」
千雨「いやね、さっきも行った通りに懐が秋の暮れだから。
   しかも、今は取り込み中なんだよ。・・何がって、一人娘が帰らねぇんだよ。」
明日菜「お宅の娘さんは、ウチに来てますよ。で、その事について話が」
千雨「えぇ?!美砂がお前のところに?」
釘宮「あぁ良かった。どこへ行ったか心配した。
   お前さん、早く迎えに行ってよ。」
千雨「そうだな。・・・でも、着物が無ぇ・・・お前の貸しな。・・・え?私の服は?
   じゃあ、この半纏着てな。何、家に居るから平気だろ!」

ハルナ「無理やり女房の着物を借りて出かけ、村上屋って女郎屋に上がります。
    馴染みでも、いつもと違って呼び出されてるので硬くしてますと、おかみと美砂が出てきたんで。」
353 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:54:05 ID:???
千雨「えへへ。どうもご無沙汰で、あの、その、えぇ、先ほど明日菜が・・さんがかくかく云々。
   おい、美砂!年頃の娘が女郎街に来ちゃあいけねぇぞ!しかもこんな遅くに!馬鹿野郎!」
夏美「あのね、この娘はね、お前さんを心配してきたんだよ。最初は向かいに立ってて、
   昼ごろには店の前に、日が暮れてもずぅっと居たから、こんな遅くに何かあればいけないと思って
   店に上げて事情を聞いたら、オイオイ泣いて話せなかったんだよ。
   それから落ち着いた時分に話を聞けば何だい?親の道楽が止みませんで、飲む打つ買うで
   家計は火の車。きっとこちらに来ているだろうと待ってましたが姿も見えず
   不安で不安でなりませんなんて聞き捨てなら無いよ。
   仕舞いには、ウチに身を売れば親も義理立ててくれて、道楽を止めてくれるだろう。
   どうか私を買ってくださいと両の手をつかれたら驚くよ。」
千雨「え?あ?あぁ!ばっ、馬鹿野郎!何恥ずかしい事・・・って身を売るってお前!」
夏美「止めなさい、止めなさい。・・・この世界にはね、訳があって来るのが多いけど、
   親の為に身を売るのは居ないんだよ。こんな孝行者に苦労をかけて、この娘が不憫だよ。」
千雨「すまねぇ・・・そんな事になってるなんて思いもしなかった!・・美砂も年頃だから・・
   私たちに愛想つかせて・・・出て行ったと・・・・悪かった!手をついて謝る!
   今は先行きたたねぇ・・一人娘を女郎にするしかねぇけど、
   三年・・いや、二・・・来年、来年きっと・・いや、必ず身請けできる都合をつけるから・・。
   この店が良くしてくれるって言うから、ここで奉公してくれ・・。すまねぇ・・すまねぇ!
   どうしようもねぇ親父だけど、明日から・・今日、いや、今から博打なんてやらねぇ!
   一生懸命働いて、お前を迎えに来るから!それまで・・奉公してくれ・・頼む。」
美砂「お父ちゃん。私は覚悟しての事だから・・・。
   それより、身の代もって博打に行っちゃあやだよ。お母ちゃんも、カンシャク持ちだから、
   喧嘩になるとご近所さんが止めてくれるけど、医者代はあっても通って貰えるほどじゃないからね。
   私が居れば、おかあちゃんを介抱できるけど・・・。お願いだから・・喧嘩だけは・・・」
354 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:55:08 ID:???
千雨「あぁ、しねぇよ・・絶対お母ちゃんとは喧嘩しねぇからな!」
夏美「まったく、感心な娘だねぇ。・・・千雨さん、いくらあれば先行き立つんだい?」
千雨「へぇ。掛けが十、質に入れた着物と商売道具が三十、借金が十と元がいるので、百両ほど・・・。」
夏美「そうかい。じゃあ百両貸すけどね、孝行娘に免じて貸すんだよ。
   他所で使い込んだら駄目だよ。この百両、お前が命がけで持っていくんだよ。
   この娘を店へは出したくないから、さっき一年で迎えに来ると娘と約束したから
   一年は私の身の回りの世話をしてもらうけど、それまでに迎えに来なかったら気の毒だけど、
   店に出すからね。一生懸命に働くんだよ。」
千雨「へぇ、助かります・・・ありがとうごぜぇます・・一生懸命かせぎますんで、娘をお願いします。」
夏美「それじゃあ、百両渡すよ。早く家に帰って心を入れ替え働くんだよ。」
美砂「お母ちゃんによく言っておくれよ。」
千雨「すまねぇ・・・すまねぇ!」

ハルナ「その帰りに、図書館島から麻帆良へ戻る橋を渡っておりますと、雪模様にザブザブと波の音。
    寒くなりそうだと家路を急ぎます途中に、今にも身を投げそうな者が居ますんで」

千雨「おっ!おい!何してんだよ!」
亜子「わっ!わぁ!・・・死んだらどうするんや!」
千雨「馬鹿っ!お前、身投げしようとしてただろ!」
亜子「身投げや無い!川に飛び込んで死のう思ったんや!」
千雨「それを身投げって言うんだよ!・・ったく。人が帰ろうって時に身投げを見せんな。」
亜子「へぇ、ウチも身を投げる気はないんやけど、どうにもこうにも行かんもんで。
   どうぞウチにお構いなく・・・。」
千雨「お構いなくってよぉ〜・・目の前で身投げする奴が居るのに、そうですかって訳に行かねぇだろ。
   どうしたんだよ。訳を話してみろ。」
亜子「ご親切ありがとうございます。・・・ウチは図書館島の鼈甲問屋の者ですが、
   お得意先に百両のお払いを受けた帰り・・・途中で色黒で背の高い奴にぶつかられ・・ハッと
   懐を見ると・・お金があらんで・・・金を盗まれて・・旦那様に申し訳が立たんと思い・・・」
千雨「身を投げようとした訳か。しょうがねぇなぁ。誰か相談できる奴は居ないのか?」
355 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:57:02 ID:???
亜子「へぇ・・・上方から奉公に出てるんで、ここら辺には頼りになる人は居らんし。
   ここでお金を無くしたと申せばどうなることやら・・・。」
千雨「まいったなぁ・・。どうしても身を・・投げる?・・んだよぉ、上方の人間って適当なのかと思ったら、
   江戸っ子並みに頑固じゃねぇか。・・いや、頑固さなら江戸っ子のほうが上だがな。
   しかたねぇ・・・金は稼げば取り戻せるが、人の命は取り戻せねぇ。死なねぇようにしてくれよ」
亜子「へぇ。死にまへんから、お構い無しに。」
千雨「そうか。分かれば良いんだ。それじゃあな。」

ハルナ「スタスタと歩いていきますが、気にかかるんで振り返りますと、
    先ほどのが身を投げようとしてますんで」

千雨「こ、こらっ!馬鹿!止めろ!・・・ったくよぉ!
   二度と飛び込むなんて事をするなよ!」
亜子「へぇ、ご親切ありがとうございます。」
千雨「じゃあな。」

ハルナ「また、振り返りますと、飛び込もうとしてますんで」

千雨「こらっ!だから止めろって言ってるだろうがよ!
   っあ〜!冗談じゃねぇや。・・・どうしても必要なのか?」
亜子「ウチだっでじに゛どぉな゛い゛げど、にっちもさっちもいかんから・・・お構いなく」
千雨「お構いなくったってほっとけるか!・・しょうがねぇな!この金やるよ!
   良いか?ここに百両ある。これはな、私みたいなろくでなしな親を持った孝行娘が貧乏所帯の為に
   村上屋行って、親父がどうにもならず、借金まみれでどうにもなりません。私を買ってくださいと
   女郎屋に身を売ったんだ。私んとこの娘は別に死ぬわけじゃねぇけど、お前がここから飛び込んだら
   死んじまうからこれをやるんだ。私は仕事をして何年かかるか分からねぇけど、百両こさえて
   娘を迎えに行く。その代わりに、お前は村上屋に居る美砂って娘が親父が迎えに行くまで
   達者で暮らせますようにって、信心する世界樹様でも何でも一生懸命祈ってくれよ。あばよっ!」
亜子「痛っ!・・・ったく。乱暴なやっちゃなぁ。石ころぶつけよってからに。畜生めぇ」
356 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:58:10 ID:???
ハルナ「と、物を拾って開けて見ますと確かに百両入ってるんで、急いで後を追いかけ」

亜子「おーい!待って〜!おーい!・・・ハァハァ・・足の速い人や・・・。
   ありがとうございます。このご恩は忘れへん・・・さっきの悪口雑言は許してぇな〜」

ハルナ「生き返った心持で、急いで帰ります」

亜子「戻りました。」
裕奈「遅いよぉ。何時だと思ってるのさ?・・・ここに座りなさい。
   えぇ、雪広さんのとこで良くしてもらうのは構わないが、こんなに遅くなると困りますよ。」
亜子「へぇ。以後気をつけます。では、お払いを受けました百両を・・・」
裕奈「え?何だそれは?」
亜子「ですから、雪広様のお払いの百両を」
裕奈「どうも駄目だね。まぁ、その抜けている所がまた良いだにゃーでは済まされないよ。
   雪広さんが、お宅の使いが百両置き忘れていたからと先ほど金子を届けてくれたから百両ここにある。
   亜子、その百両はどこから持ってきたの?」
亜子「えっ・・・それは大変なことになってしもうた!」
裕奈「大変なことに?何だい?大変ってのは?」
亜子「盗られたんやなかったんかいな・・・」
裕奈「話が判らないな。端から終いまで話してみろ。」
亜子「へぇ・・実は、雪広様からのお払いを確かに懐に入れたと思いまして、その途中にある橋で
   怪しい奴がウチにぶつかりながら懐に手を入れたんで、盗られたに違いないと思い・・
   旦那様に申し訳ないと、川に身を投げようとした時に、通りかかりの人に助けられたんや。
   何で死ぬんだと尋ねましたんで、実はかくかく云々と申すと、じゃあこの金をやる!この金は
   一人娘が私の為に身を売って作った金だ、これをやるから死ぬんじゃねぇ!と立ち去ったんで。
   もちろん、頂くわけに参りませんので後を追ったんやけど、追いつかんかったんでこうなりました。」
裕奈「何だね、どうも・・・。呆れちゃうよ。その人が通らなかったら、勘違いで死んでしまうとこだった。
   うん、お前を助けた人は命の恩人。立派な人だ。で、その人はどこのどなただ?」
357 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 19:59:14 ID:???
亜子「えぇ・・どこの誰かは分かりまへん。」
裕奈「呆れたねぇ〜。それじゃあお礼のし様も無いじゃないか。」
亜子「へぇ。ぶつける様に渡されて、ハヤテのごとく!どこかへ行きました。」
裕奈「そんなに足が速いのか?しかしね、そう言われると、百両じゃなくて、
   一億五千六百八十万四千円渡された気分だ。・・むむむ・・・そうだ、娘を売った金だと言ったな?」
亜子「へぇ。」
裕奈「その娘と売った店の名は分からないか?」
亜子「えっと・・う〜ん・・・確か、美砂と言う名前で、村上屋と言う店に。
   この金やる代わりに、世界樹様に願掛けするなり不動様をこしらえるなり」
裕奈「気が早いって・・・。うん、村上屋と言うのは女郎屋だ。そこで美砂という娘が身を売ったかと
   聞けば早いが、私は一度も女郎街に行った事がないからどこにあるやら・・・おい、番頭さん。」
夕映「はい。」
裕奈「番頭さん、村上屋という女郎屋をと聞いても、お前のような堅物は知らんだろうな。」
夕映「村上屋と言えば、麻帆良のはずれにある女郎屋でその手では一番の・・・あ。」
裕奈「あぁあぁ、良い良い。硬すぎるのも良くないぞ。」

ハルナ「翌朝になりますと、主人は番頭に言付けをしましてから、亜子を供に世界樹様へ参詣し、
    図書館島へと渡る橋を眺めまして」

裕奈「昨夜はそこから勘違いで身投げする所だったのか。」
亜子「あそこから飛ぼうとしたと思うとゾッとするわぁ。」
裕奈「えぇと、確かこのあたりだったと・・・亜子、そこの酒屋さんで、このあたりに大工の
   千雨さんと言う人がいるか聞いてきなさい。」
亜子「へぇ・・・御免ください。このあたりに大工の千雨さんという方は居ますか?」
朝倉「大工の千雨?あぁ、ちうさんね。あそこに八百屋千鶴があるでしょ、
   その裏に入って掃き溜めの手前、一番奥の家ですよ。」
裕奈「ありがとうございます。それから、酒樽を一つ頂きたい。樽はこちらで持っていきますんで。
   亜子、御代を差し上げなさい。」
358 名前:  まほ落語寄席 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 20:01:31 ID:???
ハルナ「御代を払いまして、八百屋の路地へ入り、千雨の家の前に来ますと昨夜からの騒ぎで」

釘宮「どうすんだい!どこにお金をやったのさ!!」
千雨「どこえって言われても・・知らねぇ奴だよ!」
釘宮「そんなこと言って、本当は博打の元手にしようと誰かに預けたんだろ!」
千雨「預けてねぇよ!やっちまったんだよ!・・・ったく、夜通し同じこと聞きやがる。
   言いか、もう一度しか言わねぇからな!橋から身投げしようとした奴にやったんだ!
   人助けだよ!命に代えられねぇから金やったんだ!」
釘宮「フンッ!アンタが人を助けるような人かい?アンタは煽るか投げ落とすかのような人だろ!」
千雨「この野郎!夫を何だと思ってるんだ!」
釘宮「何が夫だい!夫の後に、どっこいって付けてみな!」
千雨「おっとどっこい・・・。・・てめぇ!」
裕奈「・・・参ったね・・入り辛いよ・・・あの、御免くださいな。」
千雨「あっ、おっ、ちょ、ちょっと待った!今、客がなんか言ったから静かにして!
   客が来たぞ、おい、そんな形で居たら見っとも無いから押入れに入ってな。
   ・・・えぇ、どうぞ、お上がりなすって。」
裕奈「御免ください。千雨さんとおっしゃる棟梁さんは?」
千雨「千雨は私だけど、棟梁でも何でも・・・アンタは?」
裕奈「私はここからちょいと離れたとこにあります、明石屋の裕奈と申す詰まらん鼈甲屋でして、
   本日伺ったのは、この者に見覚えが・・ほら、亜子、こちらのお方のお顔を見なさい。」
亜子「へぇ、へい。・・・あっ!このお方や!昨晩はありがとう存じます!
   旦那様、このお方がウチの命の恩人です!」
千雨「あっ!お前は!まぁ良かった。うん。これで博打の元手に他所に預けたんじゃないと証拠ができた。
   ところで、今日は何のようで?」
359 名前:  まほ落語寄席 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 20:02:12 ID:???
裕奈「昨晩は、この者が詰まらんことで貴方にご迷惑をおかけしまして、どうも申し訳ありませんでした。
   えぇ、この者が泥棒に取られたのではなく、ご贔屓のお屋敷へ忘れただけでございました。
   この者が帰り着く前に、金子はこちらに届けられてたので、この百両どうしたのかと聞いてみますと
   金を取られた事を死んで詫びようとする所へ貴方様がお助けになったと聞きまして、御礼に参りました。
   私どもも大火事でもありますと、数百ほど出しますが、一軒に一分そこらしか渡らぬところ、
   百両もの大金を知らん者に渡すお志に感服しきりでございます。
   ・・・では、金子がでたのでこれはそっくりお返し致します。」
千雨「へえ〜、金子が出た。勘違い?それは良かったな。
   だが一度、懐から飛び出した銭だ、これは返すぜ。」
裕奈「いえいえ困ります。どうぞお受け取り下さい。」
千雨「冗談言っちゃあいけねぇぜ。江戸っ子は宵越し銭は持たねぇぜ!」
釘宮「何が江戸っ子だい!あんたは生まれも育ちも麻帆良っ子だろ!」
裕奈「わわわ!・・・奥様で・・。」
千雨「馬鹿っ!出てくんなって・・・分かった分かった貰う!貰うよぉ!・・頂きます。」
裕奈「いやぁこれで一安心。あのぉ、ついでと言っては何ですが、この亜子と申すものは、
   身寄りがなくて私の所へ上方から奉公に参った者で、大変素直な人間で店を持たせたいんですが
   後見人が見つからなかったんです。そこで、良かったらこの者の親代わりになって下さい。」
千雨「え?こいつを?私に?いやぁ、良いの?こんな貧乏で道楽もんの親父で?苦労するよ?」
亜子「え?・・・あっ、あのっ、ふふふ不束もんですがおねおね、お願いしますっ」
裕奈「本人もこう申してます。どうぞ一つ。」
千雨「子供じゃなくて嫁を貰うみてぇだなw」
裕奈「今度は私から一つ。見ず知らずの者に百両渡すなんて商人にはできません。
   そのようなお方とは是非に親戚付き合いをさせて頂きく思います。どうかこのご縁と言うことで。」
千雨「えっ?良いの?親戚なんていったら、私はのべつ金借りに行くよ?良いの?・・良い。」
裕奈「では、親子親戚固めの杯を・・・亜子、先ほどのお酒を。
   本日はお宅でございますが、固めの杯と宴を開かせて頂きたく」
360 名前:  まほ落語寄席 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 20:04:10 ID:???
千雨「宴?宴会?お足が無いんだよ、勘弁してくんねぇ」
裕奈「いえいえ、こちらが無理を頼んだこと、全てこちらが持ちますんで一つ」
千雨「そっちもち?ただ酒?それを早く言ってくれよ。って宴会にしては肴がねぇな。
   おい、円。何か肴になりそうなのはねぇか?」
裕奈「いえいえ、肴はもうそろそろ届いた頃でしょうから。」

ハルナ「と言いながら戸をあけますと、四つ手駕籠の駕籠屋が参りまして、あおりを上げますと
    中から出てきたのは美砂でございます。昨日とは変わり、立派な出で立ちでございまして。」

美砂「お父ちゃん・・帰ってきたよ。」
千雨「みっ、美砂・・・どうして・・・」
美砂「ここにいらっしゃる鼈甲屋の旦那様に請け出されて帰って来れたんだよ」
釘宮「美砂っ!?帰って来たのかい」

ハルナ「親子抱き合いまして家に入りますと、親子親戚の固めの杯を交わします。
    これが縁で亜子と美砂は夫婦となりまして、主人から暖簾を分けを受けまして、
    麻帆良へ元結の店を開いたと言う、亜子元結【文七元結】と申します
    おめでたい一席で失礼をさせていただきます。」
361 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/31(月) 01:26:38 ID:???
GJ! 器量良しの娘役にミサミサ先生が来たのにびっくらw
ついでに言うと、今考えてるSSと同じ、妄想の後押しになる配役があって吹いたwww
362 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/31(月) 15:01:30 ID:???
GJ! 良い話だ
 
>>349
プレッシャーにならない程度に楽しみにしてますw
363 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/31(月) 15:23:31 ID:???
千雨「なあザジ」
ザジ「なにちう?」
千雨「最近私たちのネタが投下されてない気がするんだが」
ザジ「そういえばそうだね」
千雨「今年もあと少しだってのにちょっと寂しいと思わないか?」
ザジ「ちうと一緒に居られれば投下なんてどうでもいいよ」
千雨「ザジ……///」

てなわけで……

ざじちう「「2008年もザジちうスレをよろしく!」」
364 名前: 新年の姫始め [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 00:01:34 ID:???
5...4...3...2...1...
千鶴「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いね♪(ペコリ」
小太郎「明けましておめでとな ちづ姉。今年もよろしゅうな♪(ペコリ」
     _ ,.、,、
   , '  ,ノハヽ   
   / ノノノ ハリ   J 
  ノ )リ ゚ ヮ゚ソ| <  演劇部の人たちと初詣だって
  |\ ̄旦 ̄―{}@{}@{}- ̄ 旦.\
 ./..\\    ―{}@{}@{}-     \
/   \|======================|
\    ノ         |`ゞ'⌒`く!   \
  \  /.        从ノリl从ノリヾ   \
    .ノ _______ ,ハノ_リ_゚ -゚リ、____ < あれ?夏美姉ちゃんは?

千鶴「ねえ小太郎くん……“姫始め”って知ってる?」
小太郎「何やそれ?」
千鶴「新年に初めてを行なう日の事なの。洗濯とか縫い物とか…」
小太郎「へえー」
千鶴「それと……男の人と…女の人が―――する事とかも…////」
小太郎「へえー………って!!?」
千鶴「ねえ、小太郎くん……/////」(ドキドキ
小太郎「ち…ちづ姉……/////」(ドキドキ

Chu♪

キスより先はもう少し大人になってからね♪(抱きっ)…あ、ああ////
   どうか今年も一緒に過ごせますように……  by千鶴
365 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2008/01/01(火) 00:04:22 ID:k6G7gsYk
>>364
新年一発目の投下乙!
勢いがつくように敢えてsageないぜ!

――今年も宜しく、ザジちうスレ。
366 名前: 真名 仔犬詣で [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 08:41:42 ID:???
真名 仔犬詣で


一月一日、それは初詣の日。そして我が龍宮神社には他の神社と異なる初詣がある
それが仔犬詣でだ
去年も一昨年もやっている

仔犬好きの私の提案で数年前から始めたものだ。だから単にわがままだという声もある
だがそれがいい
仔犬詣でが出来る基準はただ一つ、昨年度生まれた仔犬なら品種は問わない
出生証明書が無くても可愛ければそれでいい。私のわがままだからだ
ちなみに仔犬好きなら人のほうも巫女さんとして参加できる
今回はアキラとザジが参加する事になっている

さて、私たちは身を清めて絣袴を着て千早を羽織る。そして午前9時、いよいよ仔犬詣での始まりだ
仔犬詣で自体は口コミのものなので参加者自体はそんなに多くはない
しかし、現在はネットというものがあるのでだんだんと参加者は増えてきているのも事実だ
さて、今年はどんな仔犬ちゃんが来るのかな・・・

真名 「なっ・・・!!」

それはポメラニアンの大群だった。大きなワゴン車が鳥居の側に横付けされたかと思うと、車のドアが開かれる
そして中から出てきたのは十匹以上のポメラニアンの子供達
ああ、この光景は何処かで見たことがある。確かニ●ニコ動画で”ポメラニアンが”と検索したら・・・
ポメラニアンたちは好奇心旺盛なのか、ちょこちょこ動きながら尻尾をふりふりであたりを動き回っている
アキラ 「あのポメ達の中で死ねたらいいね。ていうかあの中に行ったらたぶん死ぬ。もふもふって」
ザジ (こくん)
真名 「私はもう駄目かもしれない。ホント、あの中で死ねたらいいな・・・もふもふって」

実はわたしの羽織っている千早にだけビーフジャーキーエキスが染みこませてあるのは私だけの秘密だ

367 名前: ザジと不思議な帽子 [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 11:53:57 ID:???
どうもザジの奇術事件の作者です。初めての人は初めまして。あけましておめでとうございます。
※タイトル変えました。
とりあえず投下
 
ザジ「ちう!ちう!」
千雨「どうしたザジ」
ザジ「初夢がとにかくめでたかったの\(≧∀≦)/」
千雨「へぇ、どんなんだったんだ?」
ザジ「ちょっと待っててね(`・ω・´)/【帽子】サッ」シルクハットを取り出すと千雨が消えた。
千雨「へ?うわぁ!?」
シルクハットの中は背景が富士山で鷹が飛んでる絵でナスビ持って歌ってる自分が居た。歌い終わった後暑くなって扇で仰ぎながら一服してるとザジに抱きつかれた。がそのザジが桜子でまわりには
「ザトウ!ザトウ!ザトウ!(正拳づき)」
↑こんな感じの覇王様がたくさん居た。
そしてよくみるとザジが混ざっていた。

千雨「はっ!?夢か……」
ザジ「こんな感じになってる千雨を見てた夢だよ\(≧∀≦)/」
千雨「これはむしろ悪夢じゃ……」
ザジ「1富士2鷹3ナスビ4扇5タバコ6ザトウだったからめでたいから良いよ」
千雨「最後のザトウが適当じゃねえか!」
ザジ「作者の都ご(ryとにかく夢にちうが出るだけで十分だよ!」
千雨「ザジ///」
キスをする二人
とりあえず今年もラブラブだった。
368 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 12:37:23 ID:???
幸せで良いなぁ。新作ありがとうっ。
書き手の皆様、読み手の皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。
369 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 20:01:36 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
立直、一発、清一色。24000点ね

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
国士無双13面待ち、よ。もう逃げられない

陳宮(夏美)公台[ちんきゅう こうだい]
平和。のみか

張遼(夕映)文遠[ちょうりょう ぶんえん]
立直、自摸、七対子、ドラ2、裏2です

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
海底、ドラ12。ゴメンね、それ最後の一枚だからもう無いって思ったんだけどね

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
一気通貫、平和、ドラ2。8000よ

張飛(美砂)翼コ [ちょうひ よくとく]
タンヤオ、白、中・・・8000点?

袁術(史伽)公路
ふえ?どうして私が裸単騎の時に三人リーチがかかるですか!?私まだ役がないのに・・・
370 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 20:04:42 ID:???
三国志な、ま!


1/3
帝という切り札を手に入れた曹操は、自由に勅命という帝の命令を使えるようになりました
これによって各地の英雄達を動かすことが出来るようになったのです
各地の英雄達は何となく嫌な感じです

さて、天下を狙う曹操にとって敵は多くいました。ですからなるだけ早く排除しようと考えます
そこでまず狙ったのは・・・劉備と呂布でした
摩訶不思議な人望で民衆の心を掴み、勝手に大きな勢力となってゆく劉備
人外とも思える武力で敵を蹴散らしてしまう呂布
曹操は今、くっついているその二人を引き離し、お互いに喧嘩させるようにし向けたのでした

まず劉備には勅命として、最近寿春という地方で曹操に対して敵意を抱いている袁術を討つように命令しました
それと同時に袁術にも劉備を討つように勅命を下したのです
こうしてに勢力がぶつかるようにし向けました
そこで呂布の出番です。劉備が徐州を留守にすればどうなるか?野望多き狼さんは・・・

桜子 「ねえ、史ちゃん。美化委員で栽培しているお花畑で取れた蜂蜜分けてよ」
史伽 「ふぇ?どうしてですか?」
桜子 「はちみつレモン作るの。ラクロス部で飲むの」
史伽 「いいですけど・・・あんまりたくさんは分けてあげられないです」
桜子 「お願いね〜」

千鶴 (天然蜂蜜・・・高級食材ね・・・頂いちゃおうかしら?)
371 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 20:06:02 ID:???
2/3
さて、勅命と聞いては逆らうことが出来ないのが漢王朝命の劉備です
争いはしたくありませんが渋々兵を出したのです
しかし徐州を留守にすれば呂布が何をするのかわかりません
そこで誰かを留守役にしようと考えたのです

桜子 「今から史ちゃんのとこ行くけど二人とも行く?」
円 「私は遠慮するわ。まつ屋に行きたいし」
美砂 「わ、私も遠慮するわ・・・ちょっと行きたいトコあるし」
桜子 「つれないな〜。で、美砂は何処行くの?」
美砂 「ちょっと、ね」

千鶴 「あら?他の二人は来なかったのかしら?」
美砂 「そ、そうなのよ。ちょっと用があるって・・・」
千鶴 「いいわ、いっぱい作るから食べて飲んでね」
美砂 「や、やったぁ!!」

知勇兼備の関羽は袁術討伐についてきて欲しい
しかし張飛だけ残していけば酒ぐせの悪い張飛は何をするかわからない
劉備は悩みました。で、悩んだ結果張飛を残して袁術討伐へと向かうのでした

千鶴 「いっぱい食べてね。いっぱい・・・うふふ」
372 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/01(火) 20:07:08 ID:???
3/3
袁術の兵力は劉備の三倍はありました。しかし劉備は上手く闘い争いは互角でした
そんな戦いを続けている中、劉備の陣営にわずかの兵を引き連れた張飛が現れたのでした

円 「ちょ!!どうしたの美砂!!なんで簀巻き姿なの?服はどうしたの!!」
桜子 「まるで身ぐるみ剥がされた博打の負け犬みたいだね。どうしたの?」
美砂 「それが・・・千鶴さんのところでいっぱいご飯食べたりおしゃけ飲んだりしたの」
円 「で、何でその姿なの?」
美砂 「千鶴さんのお部屋ね。ぼったくり居酒屋だったの。食べた後とんでもないお金を請求されて・・・」
桜子 「まあ仕方ないよね。ぼったくられて身ぐるみ剥がされただけならいい方じゃない?」
美砂 「違うの・・・あのね・・・」
円 「部室とか部屋にある道具全部差し押さえられたぁ!!」
桜子 「それは大変だねぇ」
円 「落ち着いてる場合じゃないでしょ!!どうするのよ!!」
美砂 「と、とりあえず飲んで落ち着こうよ。ね?」

円 「飲んでる場合かぁ!!」


徐州に残った張飛は、初めは真面目に徐州の警護に励んでいました
しかしたった一杯お酒を飲んだ事が大事になってしまったのです
そう、一杯のつもりが二杯、二杯が三杯。後は雪だるま式に飲む量が増えていったのです
そうなると張飛様、酒乱全開です。酔っぱらって徐州の警護をおろそかにしてしまったのです

そうやって酔っぱらった隙を突かれ呂布に徐州を奪われてしまったのでした
残念ながら劉備、再び宿無しになってしまったのでした

夏美 「ちづ姉どうしたのこの服とか道具?」
千鶴 「お金が払えないって言うんだから仕方が無いじゃない。ね?」
夕映 「本はないですか・・・洋裁の本?まあいいでしょう」

373 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/02(水) 13:51:44 ID:???
みんな
あけ
おめこ
とよろ

http://i.pic.to/logmv
別に意味は無い
374 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/02(水) 21:27:32 ID:???
2分後に投下

番組表 當新年初席
落語三席
大喜利
375 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/02(水) 21:31:24 ID:???
美砂「えぇ、明けましておめでとうございます。本年もまほ落語寄席に
   宜しくお付き合い願います。・・それにしても、えー、よく来たねぇ。
   どこから来るのか知らねえけど、よく遊んでられるなあ。
   よっぽど外にいられない事情があるんだろうなぁ。お帰りよ!
   ・・嘘だよ。ひでえこと言っちゃったね、どうも。
   えぇ、男女の出会いってのは不思議なもので、まるで合わない性格なのに一緒になっちまったり、
   お似合いなのにすぐ別れちまう。
   まぁ、このスレに来てる人は女のオの字、男のオの字も無いような人たちでしょうから
   言っても解らないのでは?って楽屋でハルナ師匠が言ってました。
   え〜、そろそろ落語に入らせていただきます。
   麻帆良ってとこに一軒の大店がありまして、ここの若旦那が凝り性で、
   出た先でコスプレの話しが出ると長居をしちまう。しますと、帰りが遅くなる。
   それが何日も続きますと」
376 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/02(水) 21:32:26 ID:???
千雨「あぁ参いちまったなぁ〜。また遅くなっちまったよ。おとっつぁんにドヤされるな、これ。
   大体よぉ、相手も相手だよな、少し負けてくれって言ったら、やだね!だもん。
   ・・・着いた着いた。あれ?明かりを消してやがらぁ。・・・おとっつぁん。おとっつぁん?
   居ないんですか?・・・居ねぇのか?・・番頭さん!誰か居ないのか?
   畜生、締め出しか。こりゃ、おとっつぁんが番頭たちに、出るなよ!って言ったな?
   仕方ねぇ、図書館島の叔父さんとこに泊まるかな。」

美砂「と、後ろから」

ネギ「そこに居るのはちうさんですか?」
千雨「ん?えっと、あんたはネギさんだっけ?
   どうしたんだ?今はガキがお外に出て良い時間じゃねぇぞ。」
ネギ「実は僕もちうさんと一緒で、締め出し食べちゃったんです。」
千雨「え?食べちゃったんです?」
ネギ「喰らったじゃ乱暴ですから。」
千雨「そこは乱暴でいいんだよ。」
ネギ「そうですか?締め出されて、これからどうしようかとちうさんに相談しようとしたら、
   ちうさんも締め出しで」
千雨「そうか。悪かったな。・・・私はこれから図書館島の叔父さんの所に行こうかと」
ネギ「じゃあ僕も連れてってください!」
千雨「えぇ?困りますよ。何って、叔父さんは飲み込みの裕奈と言われるくらいの
   早合点屋のお喋り屋なんですから。狭い町内で噂になりますと困るでしょ?」
ネギ「いえ、僕は気になりませんですから。」
千雨「私が気にするんです。それじゃあ、アンタはアンタでどこか探しな。」
ネギ「ちうさ〜ん!待ってくださいよ〜!!」
千雨「ちょ!追ってくるな!・・あと、ちうちう言うな!」

美砂「タタタッとかけて行きますと、図書館島の叔父さんの家へ」
377 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/02(水) 21:33:58 ID:???
千雨「ごめんくださ〜い。千雨です〜。」
千鶴「はいはい。あいてますよ。」
千雨「おじゃまします。」
裕奈「おう、千雨か?よく来たな。・・・ん?連れか?
   おや?おやおや?千雨!よくやった!全部任せろ!全部飲み込んだ!」
ネギ「夜分遅くすみません。」
裕奈「いやいやいや、こう言う事は遅くが良いんですよッ!」
ネギ「僕が千雨さんに無理を言って頼んで」
裕奈「ほほう。見かけによらず積極的ですねぇ〜。」
千雨「おい!いつの間に追いついて・・叔父さんも違いますって!」
裕奈「違うって何だい!お前が連れてきたんだろ?
   早く二階に案内しなよ・・まてまて、布団を用意しないと。おい、布団を用意してやんな。」
千鶴「はいはい。布団は一組で良いかしら?」
千雨「 二 組 で !」
裕奈「悪いな千雨。布団は元から一組しか無いんだ。
   ・・・お連れさん、ちょいと・・・二階には誰も居ませんからごゆっくりw」
千雨「何を言ってるんですか!もう!」
裕奈「大丈夫!任せとけ!全部飲み込んでやるから!
   明日はお前の家の親父さんと全部決めてやるからさっさと二階に上がっちまえー」

美砂「乱暴に二階に上げて、梯子を外しちまう。こうなると厄介なもので」

千雨「どうすんだよ!こんな事にしやがって!」
ネギ「ごめんなさい。」
千雨「良いよぉ!なっちまった事は!・・明日、叔父さんの誤解を解くから早く寝ろ!
   ・・・私?朝まで起きてるから、ガキは早く寝ろ!」
ネギ「えぇ?それじゃあ千雨さんに悪いですよ。
   夜更かしはお肌の敵と言いますから、千雨さんの方こそ早くお休みに」
千雨「お前こそ」
ネギ「千雨さんこそ」
378 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/02(水) 21:35:25 ID:???
千雨「しょうがねぇな・・良いか、ここに帯がある。これを布団の中心に・・・。
   ここからこっち側は私、そっちがアンタ。良いか、この帯を超えちゃいけないからな。」
ネギ「え?」
千雨「いきなり超えるな!良いか!こっちが学生寮!そっちが教員寮!だから入るな!分かった?!」

美砂「上は大騒ぎですが、下の奴らは気楽なもんで」

裕奈「おい、聞いたか?学生寮云々だとよ。夫婦になった後の引越し先かね?」
千鶴「大仕事だから、お手伝いをたくさん呼ばないと。」

美砂「その内に、パラパラと雨が降り始め、雷が遠くで鳴る。
   遠くでコロコロと鳴っているうちは宜しいんですが、ゴロゴロと鳴り出す。
   段々と近づいてきて近くで、ピカッ!!ゴロゴロゴロッ!思わずネギくんが千雨の懐に飛び込む!
   雷の光でネギくんの白い肌がスッー・・これには堪らず先生ッ!と言ってマウントポジションを取る」

ネギ「ふぇぇ・・千雨さ〜ん、何をするんですかぁ〜、目が怖いですぅ〜」
千雨「ハァハァ・・・大丈夫大丈夫、天井のシミを数えてるうちに終わるからッ」

美砂「ッてんでガバリと着物を脱がせまして・・

   あっ、ここから先は別料金となっております『宮戸川』の一席。」
379 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 16:29:03 ID:???
>>378
わっふ(ryわっ(ry
380 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 22:02:26 ID:???
続きは暗い話なんじゃなかったかしら
381 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 22:16:32 ID:???
2分後に投下

>>379
この後、二人は夫婦になって数年後のある日・・・
382 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 22:19:37 ID:???
朝倉「えぇ、新年のお喜びを申し上げます。
   今年も原作、ザジちうスレ、たまには・・まほ落語寄席をよろしくお願いします。
   ・・先ほどから、去年から始まってる何か忘れてるような気がするんですよねぇ〜。
   あのぉ〜、あれなんですよアレ。・・・そう!ネギま!?neo。
   も、なんですけど。テレビでやってる・・なんだったけな?まぁ時間が無いので本題へ。
   交通が発達した今、北は沖縄から南は北海道まで行こうと思えばどこにでもいけますね。
   そんなどこでも行けるこの時代のこんな時間からココへ来てるアンタはどこか行ったの?と
   聞いたら悪そうなので、年が明け!冬休み!年末年始の休暇!引きこもりか?!とは聞きません!
   で、何でしたっけ?・・そうそう、交通の発達した今、注目されてますのがクルマ。
   クルマど申しましても自動車ではなく、人が引く俥でございます。
   何故注目されているのかと申し上げますと、シーオーツー、排ガスを出さない点が評価されてるとの事。
   人間が引くんですからガスの出しようが無いですな。
   これは俥屋と言う商いが全盛の頃の噺でございまして」
383 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 22:20:51 ID:???
千雨「あぁ参ったね。ちょいと服を買い足しに東京大敷地から神田の衣装屋に来たら
   思いのほか時間が掛かっちゃったよ。荷物もあるし、歩くと時間掛かるしなぁ・・。
   おっ、俥屋が居るじゃねぇか。俥に乗るか。・・・おい、俥屋!」
夕映「えっ?へい・・・私ですか?」
千雨「おう。お前しか居ねぇじゃねぇか。急いでんだ、俥を出してくれよ。」
夕映「へい。どうぞ。・・・どちらまで?」
千雨「有明に有る、東京大敷地までやってくんねぇ。」
夕映「えぇ?!遠いです。」
千雨「もちろん、お金は弾むからやってくれよ。」
夕映「わ、分かったです・・・。」
千雨「頼んだよ。・・・。・・・・・・。俥屋さん。ずい分ゆっくりじゃねぇか?
   あと、妙に揺れてるよ?」
夕映「へぇ・・実は先ほどから催して・・・お手洗いに行きたくて。」
千雨「な?!何で乗せる前に済ませてねぇんだよ!」
夕映「だって、お客さんが急げとさっさと乗り込むですから。」
千雨「じゃあ先に言ってくれよ。・・・おっと、買った服落としちまったから取ってくれ。」
夕映「えぇ。どこに?」
千雨「お前の足元だよ。」
夕映「これを?取れと?」
千雨「良いじゃねぇか。お前が近くに居るんだから。」
夕映「取るには・・屈まないといけませんね?」
千雨「そうだな。」
夕映「そして、私は催してますよね。」
千雨「良いから取れよ!このノロマ!」
夕映「痛っ!・・・あっ、アナタが催してるときに打つから・・・も、もるでs」
384 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 22:22:14 ID:???
千雨「あー!あー!止めろ!もう良い!降りる!・・普通なら踏み倒したいとこだが、
   下着代だと思って・・・ほら、取っとけバカ!
   ・・・ったく。急いでんのに時間食っちまった。・・・おっ、あそこにも俥屋が居るじゃんか。
   良いねぇ。触覚が頭のてっぺんから真っつぐに伸びて、程よい所で二股に分かれて、
   おまけに黒の長髪。あいつは速そうだね。カサカサと物の間を抜けてくだろうな。
   ・・・おい!ゴキブ・・じゃねぇ、俥屋!」
ハルナ「へい!なんでございやしょ?」
千雨「俥を出してくれ!」
ハルナ「へいッ!どこまででござい!」
千雨「良い返事だね、粋だねぇ。・・有明の東京大敷地までやってくんねぇ!」
ハルナ「あぁ・・有明の・・東京大敷地・・・。」
千雨「何だ?嫌か?」
ハルナ「いえ、嫌じゃないんです。むしろ今すぐにでも行きたいんです。」
千雨「じゃあ良いじゃねぇか?」
ハルナ「ただ、私も万世橋向こうの電気街を周ってから行こうと思ってたんで。
    仕事、さっきで終いだったんです。」
千雨「んだよ。じゃあ先に言えよ。」
ハルナ「へぇ、商売人の性で。」
千雨「じゃあこうしよう。私が乗るだろ。そのまま先に、電気街周ってから有明にやってくれ。」
ハルナ「へい、分かりやした!まずはメロn」
千雨「バカ!名前出しちゃいかん!」

朝倉「わぁわぁ騒ぎながら買い物を済ませまして」

ハルナ「行きやすよー!ヨイショ!」
千雨「おぉ!速いね速いね!」
ハルナ「退いた!退いた!退いた!退いた!退いた!」
千雨「おお!おぉ!速いって、俥屋!勘違いだと悪いけど、ここは高速道路じゃないか?」
385 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 22:23:56 ID:???
ハルナ「えぇ。虹橋渡らないと有明の東京大敷地へ行けないでしょ?」
千雨「おっ、おい!冗談じゃないよ!降ろしてくれ!」
ハルナ「別に構いはしませんが、どうやって帰るんで?」
千雨「・・・。分かった、極力急いでくれ。」
ハルナ「了解!さぁ退いた退いた!・・・おぉ、コ○ケ渋滞に入りますよ。」
千雨「あぁ!しまった!それがあったんだよ。何でコミ○に自家用車なんだよ。
   あいつ等は見た目に金掛けないから金が有るんだろうけど、イベントには
   自家用車を避けるのが通人ってもんだよ。・・俥屋、渋滞通過にどれくらい掛かる?」
ハルナ「なぁに、何も順番に並ばなくても、飛び越えていけば大丈夫ですよ。」
千雨「そうかそうか・・飛び越える?」
ハルナ「えぇそうですよ。これがこの噺の見せ場、噺家が正座でジャンプするんですから。」
千雨「あぁ。確かに迫力有るけど、まほ落語寄席で可能なのか?」
ハルナ「どうでしょうね?普段から○○は俺の嫁と妄想力逞しい読み手様が
    どれだけイメージできるかが鍵じゃないですか?」
千雨「バカな事を言うんじゃないよ!飛び越えなくても良いよ!」
ハルナ「そうですか?それじゃあ奥の手を・・・」
千雨「奥の手?・・・おい、何そこの柵・・戸を開けて・・・おいおい、そこは!
   ゆ○か○めの線路だよ!え?そこに入って・・おいおいおい走るな!コラ!
   俥屋!線路内を走るな!止まれ!」
ハルナ「へい。止まりましたけど、大変なことになりましたよ!」
千雨「してるのはお前だ!」
ハルナ「半分は私ですけど、もう半分は電車ですよ。ホラ、前から猛スピードでコッチに」
千雨「あああああああああああああああああああ!最悪だァ!」
ハルナ「最悪?そんなこたぁ無い!良い年になるよ、ドーンとぶつかって」

朝倉「『当たり年だ!』

   腐女子俥【反対俥】の一席。」
386 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 23:45:29 ID:???
GJ!
元の噺を知らない俺でも神アレンジ入ってるのが分かるwww
387 名前: 葉加瀬 悪魔のリモコン [sage] 投稿日: 2008/01/04(金) 00:12:42 ID:???
葉加瀬 悪魔のリモコン


私、天才なんです。自分で言いますが天才なんです
何でも作れますが、作るのには必要なものがあります
お金?そんなモノは必要ありません。たくさん持ってますから
それよりも必要なもの。それは・・・作るものがいかに私の心を刺激してくれるか、です

葉加瀬 「???リモコンですか?」
シスター 「そうッス。これを遠隔操作できるリモコンを作って欲しいッス」
葉加瀬 「これを?遠隔操作ですか?何故ですか?」
シスター 「んふふふ・・・この時期、これを支配するものはこの世を支配できるッス」
葉加瀬 「なるほど、いいでしょう。二時間ほど待ってください」
シスター 「感謝するッス」

エヴァ 「茶々丸。もっとこたつの温度を上げるにゃ〜」
茶々丸 「マスター。こたつの中で砕けすぎです。口調が猫になってますよ」
エヴァ 「あふぅ・・・猫がこたつで丸くなる気持ちがわかるにゃ〜」
茶々丸 「ほら、蜜柑あげますからこたつから顔だけでも出してください」
エヴァ 「む〜、顔だけだぞ?あと、蜜柑の白い繊維は丁寧に剥くにゃ〜」
茶々丸 「はいはい・・・」

シスター 「ぬくぬくと世間を避け、惰眠を貪る仔猫ちゃんには・・・寒冷地仕様のお仕置きッス!!」

だんだんとオレンジの光が消えてゆくこたつの中、それに気がついてもどうすることも出来ない哀れな仔猫
エヴァ 「にゃ、にゃんでこたつの光が・・・冷える、冷えてゆくぅ!!!」
茶々丸 「こたつ温度低下、温度低下原因不明・・・さぁ、諦めてこたつの外に出ましょう。麻帆良自宅警備員の仔猫ちゃん」
エヴァ 「嫌だ・・・外は寒いから嫌だにゃぁぁぁ!!」

やはり炬燵温度調整機は悪魔のリモコンでしたか

388 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/04(金) 11:15:05 ID:???
>>381
濡れ場が見た(ry
 
>>387
可愛いw(*´∀`)
389 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/04(金) 15:58:25 ID:???
ホッパー!
http://imepita.jp/20080104/572950
390 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/05(土) 14:31:34 ID:???
3分後に投下します。
391 名前: くーとエロチア二人 [sage] 投稿日: 2008/01/05(土) 14:34:40 ID:???
くーとエロチア二人

今日は勉強会、美砂の部屋に古と円が集まっていた。
バカレンジャーの一角の古は是が非でも成績アップが目的だ。
そのために普段からとても仲がいい美砂と円と一緒にがんばったはずだが……。
「あ〜、くーちゃん可愛いよー」
「この底抜けに明るい瞳がなんともねぇ〜」
最近仲がいいとはいえ、二人揃ってとにかくアプローチをかけてきているのだ。
ある日は円が古と一緒にショッピング。ある日は美砂と映画。
中国武術の練習にもよく見かけるようになった。

「あまり迷惑にならないようにしてほしいアル」
さすがに頻繁に来るため、他の部員にも顔が知れ渡っている。
この前の大会など、優勝と同時にキスされて大騒ぎとなったのだ。
当然朝倉の餌食になり、半ば強引に記事の差し止めを行ったばかりなのだ。
「だってー、くーちゃん最近相手してくれないじゃん」
「それは仕方ないアルけど……」
少々奥手な古と積極的なアプローチをするタイプの美砂と円。
二人の愛情表現に、古の理性がなかなかついてこないのだ。
「でも、私たちの部活も覗いているじゃん」
とはいえ、鍛錬の合間にチアの練習も覗いているのは事実である。
「そりゃ二人は大切アル……私の大切な……」
古は顔を赤くして下を向いた。
いつの頃からか友達や親友を越えた感情を抱くようになった。
それも二人だ。浮気は出来ないほうであり、どちらか選ばなくてはならない。
大切な、そして愛しい二人。だがどちらか選ぶともう一方はどうなる。
そのことが古にブレーキとなって踏みとどまっていた。
392 名前: くーとエロチア二人 [sage] 投稿日: 2008/01/05(土) 14:35:44 ID:???
「おぉー、私がいつも揉んであげたから大きくなったかなぁ〜」
美砂が後ろから胸を揉みしだす。
いきなりのことに驚きと甘い声を混じらせてしまう。
「な、何をするアルかー」
「ほほぅ。今日は白だね」
古が後ろを向く隙に円がしゃがみこみ、スカートをめくりだした。
「あぁー止めるアル。恥ずかしいアルー!」
恥ずかしさに抵抗する古だが。
その困り果てた顔を見るや余計にヒートアップさせる。
「いいのー、私たちが手取り足取り教えてあげる」
「くーちゃんはそのままそのまま」
「だ、駄目アル……あ……」
二人に抱きかかえられた古はそのままベッドに放り込まれて……。

「うぅ〜。もうお嫁にいけないアル……」
すべてが終わった後は毛布を上からかぶっている古の後姿だった。
衣服はすでに剥ぎ取られている。自分の未熟さよりも、二人の強引な愛の前に敗れた。
「いいよ。私たちが幸せにしてあげる」
後ろから裸で抱きしめる美砂。
「だって、そのまんまのくーちゃんが好きなんだもん」
円も正面から抱きしめた。
古にはどちらか選ぶという選択肢は、はじめからなかったかもしれない。
そうでなければこんなに二人が愛してくれるだろうか。
ここまで二人同時に愛してくれるならば……
「ありがとうアル……。二人とも大好きアル」
互いの気持ちが一つなら、愛してくれるならそれでいい。
393 名前: くーとエロチア二人 [sage] 投稿日: 2008/01/05(土) 14:36:57 ID:???
その気持ちだけで十分だ。
「よーし、じゃあ愛も深まった所で第2ラウンドいくよー」
「え゛っ」
「まさかー。一回だけで終わると思ってたぁ〜」
忘れていた、彼女たちは通称エロチア。一回で終わるようなものではない。
「ま、待つアル。私もう疲れて……」
「「問答無用ー!」」
「きゃー」
あっという間に二人にベッドに押し倒される古。
第2ラウンドも簡単に敗北。そのまま6ラウンドTKO負けでようやく終わった。
その次の日、古は腰の痛みと疲労感、そして寝不足で学園を休んだ。

当然テストは赤点でバカレンジャーの称号は変わっていない。


394 名前: 魔女の仕送り1/2 [sage] 投稿日: 2008/01/05(土) 22:55:19 ID:???
「すいませ〜ん、宅配便です」
「あっありがとうございます、って結構大きな箱だな…」
差出人はネカネ・スプリングフィールド、ネギの姉からの
宅配便であった。
早速ネギは箱を開けて中身を見てみる
するとまず一通の手紙が入っていた。
(ネギ、元気にしていますか?ちゃんとご飯は食べていますか?
友達とは仲良くやっていますか?お姉ちゃんはそれがいつも心配です)
「お姉ちゃん・・・心配してくれてるんだ」
(これから日本は寒くなってくると聞きました。だから
ターザンチックなズボンを一緒に送りました)
「うん、タータンチックだね」
(それからマフラーも入れておきました、よかったら使ってください)
「お姉ちゃん・・・・。」
395 名前: 魔女の仕送り2/2 [sage] 投稿日: 2008/01/05(土) 22:56:08 ID:???
早速はこの中を探してみたすると・・・。
「お姉ちゃん・・・これ、バイクのマフラーだよ、どうしようこんなの
それに・・・ほんとにターザンみたいなズボンだよ」
驚いているネギはもう一通手紙が入っていることに築いた
早速読んでみると
(この箱は二重底になっています
そこにネギの大好きなものを入れておきました
おねえちゃんがんばって作ったので
大事に使ってください)
「何だろ僕の大好きなものって・・・。」
早速確認すると
(お姉ちゃんががんばって作ったお札です!!!。
本物そっくりでしょう。)
「透かしが入ってない・・・。お姉ちゃん・・どうしちゃったんだろ………」

396 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 00:08:33 ID:???
>394
このスレでネカネさんを久々に見た気がする
元ネタあるのか分からんがシュールwww
397 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 01:03:38 ID:???
電王も残り三話か…
http://c.pic.to/lvkr6
398 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 08:35:25 ID:???
>>346
遅くなって申し訳ない。そして、どこから空白期間なのか調べるのが面倒だったんで
シリーズが全部入ったフォルダをまるっとうpでサーセン!

http://www-2ch.net:8080/up/download/1199575756837662.YNpiEy
パスはakoyuna

ザジちうロダにあげようとしたらzip不可で俺涙目wwwww
あと、誤字チェックがザルなんで残ってたらごめんなさい

―――で、旧作だけ貼るのもアレなんで、三分後に投下します
399 名前: 『One More Sweet』 待ち合わせ [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 08:38:29 ID:???
『One More Sweet』 待ち合わせ

1/4

「ほいじゃ、ぅわたしは部活行ってくるね〜♪」
 カラオケボックスを後にすると、ぶんぶん手を振りながら桜子はラクロス部の練習に出掛けていった。
たっぷり歌い倒した後だというのにまだまだ元気一杯な桜子に、残された美砂と円は呆れた表情を見せる。
「さーて、円はどうする? ぶらぶら買い物でもしてから帰る?」
「だね。もーちょいしたらまつ屋寄ってかない?」
「はいはい、カロリー消費したもんね……。遠慮なく食べまくってぶくぶく太んなさい。―――ん?」
 いつものやり取りを交わしていると、美砂の視界に見知った人物が目に止まった。すぐさま円も気付く。
「お、ゆーなじゃん。おーい……むぐぐっ!?」
 円が声を掛けようとした直後、美砂は慌てて円の口に手を当てた。
「ちょい待って! ―――くぎみーさんや、ゆーなの恰好見てピーンと来ない?」
「くぎみーゆーなっての。……んー、待ち合わせかな?」
 ベンチに腰を下ろしていた裕奈は、普段よりも随分と気合の入った服装を羽織っている。円が憶測で答えると、
美砂も同じ考えだったらしく、こくりと頷いた。
「どう見てもデートだよね……?」
「ふっふっふ……、ゆーなもなかなか化けるもんだ。となると、相手は亜子か教授ね!」
 そして、美砂はそっと円に目線を送る。
「―――ちょっとのぞいてく?」
「とーぜんっ!!」
 暇潰しのタネを見付けた、とばかりに、美砂と円はこっそりと裕奈の観察を始めた―――
400 名前: 『One More Sweet』 待ち合わせ [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 08:39:01 ID:???
2/4 (ここだけ裕奈視点となっております)

 んー、まだ三十分前かあ……。あははっ、ちょーっと早すぎたかにゃ?
 けどっ! たまにはこんな風に待ち合わせするのも悪くないよね。しかもあたしの方が早く着いたんだし、
こーやって亜子を待つのも新鮮なカンジだ♪ ふふっ、なーんかくすぐったいよーな……。
 今日は新年一発目のデートだもんね! やー、久々に気合い入れちゃったからにゃー。
 うーん……。髪、乱れてないよね?
 んと……、ちょいとこの店のショーウインドーで……。―――うんっ! カンッペキだねっ!
ふふん、亜子喜んでくれるかな? あたしを見て、赤くなったりして♪ なーんてね!
 亜子はどんな恰好で来るのかな? あたしとしては白のコートがいいなあ……。真っ白なダッフルコート!
アレ着てると亜子ってば殺人的にカワイイんだよね〜♪ なんかさ、冬の妖精ってカンジ?
学祭の時の雪女コスもヤバかったもんね! ホント、亜子は冬がお似合いなんだよね……。
 なんかこう、儚いカンジがして、抱きしめたら溶けちゃいそうで……。でも、ほんのり赤くなったほっぺが
カワイイなんてモンじゃなくて……。
 ふふっ、亜子早く来ないかなあ……。

 …………。
 ……………………。
 ……………………うにゅ?

 ちょっと風強くなってきたなあ……。ちょい寒いや……。
 ―――うーっ、なんかあったかい飲み物でも買ってこようかなあ……。
 ううん! あたしがちょっと出払った瞬間に亜子が来ちゃったらなんかやだ! ここはもうひとふんばりだねっ!
がんばれあたし! 寒くない、寒くなんてない……!

 …………うげっ。
 うっそ、雪降ってきた!?
 うう〜っ、ガマンガマン……! あたしの愛は雪なんかに負けないんだから!!
 ―――そういえば、いつもは亜子が先に来てて、あたしを待っててくれてたんだよね。
 亜子も、今のあたしみたいに頑張ってたのかなあ……?
401 名前: 『One More Sweet』 待ち合わせ [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 08:39:33 ID:???
3/4

「―――おーおー、ゆーなも根性あるわねー」
 観察を始めてから十数分後。先程からちらちらと雪が降り出していた。美砂と円は近くのコンビニで
カイロとホットドリンクを購入し、万全の構えで覗き見しているのに対し、裕奈はじっとベンチに座ったままだ。
「私たちみたいに何か買ってくればいいのに、頑張るわね……」
「いやいや、万が一すれ違いになったらがっかりじゃない。あえて待ち続けるのにロマンがあるのよ……!」
 円の呟きに、美砂はしたり顔で答える。
「けなげたねえ……」
 と、円がくすりと微笑んだ時であった。

「―――二人とも何しとるん?」

 突然、背後から声を掛けられ、美砂と円はびくりと振り返る。そこには暖かそうな白のコートに身を包んだ亜子が
きょとんとした表情を浮かべていたのだ。
「なんだ亜子かあ……。びっくりさせないでよ……」
「ま、ようやくお姫様の到着ってワケね」
 一息つくと、美砂と円はこっそりと亜子に耳打ちした―――


「ゆーな! おまたせや〜♪」
 待ちに待った恋人の声に、裕奈は一瞬表情を輝かせる。されど、すぐさま落ち着き払った様子で答えた。
「やっほー、あたしも今来たばっかりだよっ♪」
 次の瞬間、亜子は盛大に吹き出しそうになる。そして、くすくす笑いながらいきなり裕奈に抱き付いたのだ。
「へっ? ちょっ、亜子!?」
「ホンマ、ゆーなはアホなんやから……」
 すっかり冷え切った裕奈の身体を包み込むように抱きしめながら、亜子はごそごそとホットドリンクを取り出すと、
ぴとっ、と裕奈の頬に当てた。
「あはは……」
 ばつの悪い表情でホットドリンクを受け取ると、裕奈はすぐさま喉に滑らせた―――
402 名前: 『One More Sweet』 待ち合わせ [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 08:40:05 ID:???
4/4

「―――しっかし、なんであたしがずっと待ってたって分かったの?」
 ようやく人心地ついた裕奈が尋ねると、亜子は苦笑混じりに指差す。そこには―――
「あっははは! ゆーなってば可愛いすぎ〜っ!!」
「うんうん、ゆーなのけなげな一面を覗かせてもらったよ〜」
 一連の裕奈の行動が盛大にツボった美砂と円が笑い転げていたのだ。思わず裕奈はぴしいっ! と硬直する。
そして、みるみるうちに顔を赤くして、
「ア、アンタらずっと覗いてたんなら差し入れくらいよこせえええええっ!!!」
 照れ隠し全開の裕奈の絶叫が、冬の街に響き渡った―――


「じゃあ、お邪魔虫は退散するね〜」
「ごゆっくり〜♪」
 実にいい表情をして、美砂と円はそそくさと去っていった。やれやれとばかりに裕奈は溜息をつく。
「まあ、今さら見られた所でどうってコトないんだけど……、ああもう、なんかくやしい!」
「あはは。けど、ウチはあの二人のお陰でゆーなに惚れ直したもん♪」
 そう言って亜子は裕奈の手を握る。まだ、その手は冷たい。
「や、でも、亜子だってあたしの立場だったらじっと待ち続けるでしょ?」
「へ? ウチやったらフツーにカイロとかぬくい飲み物買うてくるけど?」
 残酷な亜子の一言に、再び裕奈はぴしぴしいっ!! と硬直してしまう。その表情が可笑しくて、
亜子はくすくす笑いながら、
「えへへ、冗談や♪」 
 裕奈の首に腕を回し、素早く唇を重ねた。これには凍りついていた裕奈も瞬く間に顔を上気させる。
「―――ふふっ♪」
「―――あはは♪」
 やがて、とちらからともなく微笑むと、二人は互いに手を繋いだまま冬の街に消えていった―――

(おしまい)
403 名前: 可愛いなチクショウ [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 09:38:26 ID:???
(*´∀`)コノヤロウめw
404 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2008/01/06(日) 11:02:31 ID:E2wzJuec
>>398
もしや携帯から見れないのか(゜▽゜)!?
405 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 19:54:53 ID:???
古菲「うむむむ…」
ネギ「古老師、どうしたんですか?」
古菲「おお、弟子よ。 実は素晴らしい剣術の奥義書が手に入ったアルよ」
ネギ「へー、中国武術の剣術ですか? えと、なんて読むんでしょう?」
古菲「僻邪剣譜(へきじゃけんぷ)と読むアル。 邪を払うと言う意味アルよ」
ネギ「それは凄そうですね」
古菲「うむ、これはとても素晴らしい… 武術家と言う者は優れた武術書を見ると
   学ばずにはいられないアルが… 私には習得できんアルよ」
ネギ「えっ、古老師が!? なんでなんです?」
古菲「これは男性限定の剣術書アル。 弟子よ、お主が習得してみないアルか?」
ネギ「そんなに素晴らしいものなら、お願いします古老師!」

古菲「この剣術は最初の関門さえ通れば身につくアル」
ネギ「はい! まずは何をすれば良いんでしょう?」
古菲「ふむ、まずは最初に宦官になることからアルね」
ネギ「宦官…?」
古菲「まずはこちらに来るヨロシ」

カモ 「なあ、兄貴どうしたんだよ?」
明日菜「あら、ネギどうしたの? このか、何かあったの?」
このか「なんや、えらいボロボロになって帰ってきたんえ。怯えてるみたいやけど…」
ネギ 「……や、やめて…」
406 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 20:33:44 ID:???
>>398

俺も見方わかんね・・
407 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:07:06 ID:???
>>405
ぶ、無事なのか?ま、まだ、大丈夫なのかっ?
408 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:11:01 ID:???
内容は分かった。
切ったのか?斬ったんだな?
409 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:16:06 ID:???
2分後に投下
410 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:19:26 ID:???
亜子「えぇ、明けましておめでとうございます。
   引き続き、まほ落語寄席にお付き合いを願います。
   えー、ちり紙交換なんて商いがありまして、その昔は屑屋と言って
   ちり紙以外にも様々なものを買い取ったんやと。
   この商いが難しいもので、何でも買い取る訳やなく、他所で売れそうなものを安く買い、
   それを欲しがる人に売ったりしたそうで。
   例えば、余白のある書き損じた紙なら紙屋に。真っ黒になった紙なら焚き付けように風呂屋へと
   売りに行ったそうでんな。
   商いになる他、リサイクルにもなるんだそうで、今の消費社会では真似できんやろなぁ。
   今こそ、見習うべきやと思いますな」
411 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:20:47 ID:???
夏美「屑ぅ〜、お払ぁい〜、屑ぅ〜ぃ」
裕奈「屑屋さん、屑屋さん。」
夏美「へい。何でございましょ?」
裕奈「ちょっとこちらへ。・・父上、呼んで参りました。」
釘宮「ご苦労。えぇ、屑屋さん、仏像を買ってもらいたいのだが。」
夏美「仏像?えぇ、申し訳ありませんが、私は目が利かないのでそういう類は扱って」
釘宮「そう言わないで買ってくれないか?私は実はある家に仕えていたが、今は浪人で、
   釘宮円と申す者だ。昼は近所の子を集め、読み書きを教え、夜は辻占で生活している。
   ここしばらく雨が降り続いて家業が成り立たんでな、どうも暮らしがな。
   私は別に構いはしないが、娘が不憫でならん。どうか助けると思って」
夏美「あのあの、どうぞ頭を上げてください。
   うぅん・・そこまでされますと。分かりました、二百文でこれを預かります。
   で、この仏像が他で二百より高く売れましたら儲けを半分づつにしましょう。」

亜子「で、屑屋さんが籠に入れましてあちこち歩いてますと、あるお屋敷へ」

夏美「屑ぅ〜、お払ぁい〜」
刹那「これ。屑屋、屑屋。こっちだ、上だ。」
夏美「へい。へい。・・あの、何でございましょうかぁ?」
刹那「その籠の中に入ってるのは仏様か?」
夏美「へ〜い。仏様で、土左ヱ門ではございません。」
刹那「何を申しておる。その仏様は何でできておる?・・木?木像か?
   そうか、手にとって見たいので、御門番にな、桜咲刹那の部屋へ通ると申して来い。」
412 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:21:49 ID:???
夏美「遅くなりまして。これが仏様の木像でございます。」
刹那「うむ。・・かなり時代が付いてるな。うん、気に入ったので買い求めたい。
   いくらで譲ってくれるか?」
夏美「えぇ、実はこれ、裏長屋のご浪人さんから二百で買いまして、
   二百より上で売れたら儲けは半分ずつの約束なんで・・・二百より・・上なら」
刹那「フム。元値を言う商人ってのは珍しい。正直者だな。
   では、こちらから値を付けて悪いが、三百で求めるが良いか?」
夏美「へへぇ。ありがとうございます。」
刹那「では三百で。明日菜、三百もって参れ。・・・では三百渡すぞ。
   後な、その方、正直者で気に入った。しばらくしたら屑がたまるでな、また来るが良い。」
夏美「ありがとうございます。それじゃあお得意様がありますので失礼いたします。」
刹那「ああ、商いの途中に悪かったな。
   明日菜。この木像を清めるので、金盥にぬるま湯と清めの塩を入れて来てくれ。
   ・・・入れて来たか。・・なかなか良い物だな・・・ん?中でコトコト音がするぞ?
   腹篭りか?なかなか縁起物だぞ。」

亜子「洗ってますうちに、台座が破れまして中から小判がジャラジャラと出てきましたんで」

刹那「おっ。おや?台座が・・紙だったのか。」
明日菜「あっ!小判が!どれどれ・・・三十三。やりましたねぇ、三百で・・三十三両の儲けですよ。」
刹那「馬鹿な事を申すな!拙者は木像を買い求めたが、中の小判まで買った覚えは無い!
   良いか?あの紙屑屋が通ったら呼び止めるように。」

亜子「翌日から」
413 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:23:00 ID:???
美空「屑ぅ〜お払い〜」
刹那「屑屋。屑屋。」
美空「何でございましょ?」
刹那「被り物を取って顔を見せい。」
美空「へい。取りましたが?」
刹那「こら、姿を消すな!・・何?居ます?居たのか?地味なキャラだ。行って良いぞ。」
ハルナ「屑〜払い〜」
刹那「屑屋、屑屋。被り物を取って顔を見せなさい。」
ハルナ「?はいどうぞ?」
刹那「ん?御器齧りの化け物め!成敗してやるからそこで待て!」
ハルナ「ひぃぃ!」

亜子「こんな調子ですから、紙屑屋仲間の間で」

美空「聞いた?聞いた?朝倉様の所の御家来、桜咲様の噂。」
風香「なになに?どんな噂?」
美空「どうもこうも、あそこを通る紙屑屋を片っ端から呼び止めて
   面を改めてるんだよ。」
ハルナ「私、そこで、成敗してやるって言われたのよ〜。
    ・・・これはもしかしたら、仇を探してるんだよ。」
夏美「おやおや?盛り上がってますね。」
美空「夏美さん、久しぶりだね。どうしたの?」
夏美「いやぁ、風邪ひいちゃって三日ばかり休んでた。」
ハルナ「そりゃ大変だ。・・・そうそう、朝倉様の所の桜咲様が斯く斯く云々」
夏美「えぇ?そりゃきっと私を探してるんだよ。」
風香「何かしたの?」
夏美「実は木像云々」
ハルナ「それだよ。木像を洗ってたら首が落ちて、縁起が悪い!こうなったら屑屋も同じ目にって」
夏美「あっちゃ〜!まずい事になった」
414 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:24:13 ID:???
亜子「これから、屑屋仲間の間であの屋敷の前は静にやり過ごそうとなるんですが、
   夏美さん、ついつい」

夏美「屑ぅ〜、お払ぁい〜」
刹那「屑屋、屑屋。被り物を取れ。」
夏美「しまった!・・・えぇ、金魚ぉ〜、金魚ぉ〜」
刹那「屑籠もった金魚屋がどこに居る!被り物を取らんか!」
夏美「・・・へい。取りました・・・。」
刹那「んん!その方だ!こちらへ参れ。」
夏美「さいなら」
刹那「こら!こっちへ来い!」
夏美「・・・お待たせしました・・・。」
刹那「あぁ〜。実はな、あの木像を湯で清めてたらな」
夏美「首が落ちて、私も同じ目にって」
刹那「馬鹿を言うな。そうではなく、台座の紙が剥がれ、中から三十三両出てきた。
   その方、裏長屋のご浪人から買ったと言ったな。察するとそのご浪人の先祖が後々のことを考え、
   仏様の中に小判を入れてたんだろう。・・・私はな、木像は買ったが、中の小判までは買ってない。
   この三十三両は長屋のご浪人に返してまいれ。」
夏美「なるほど。中身は買っていない。へぇ、失礼なことを申しますが、桜咲様は正直なお方ですな。
   私も、正直夏美と言われてますが、とても私には返そうなんて考えは・・・。
   では、この金子を返してきます。・・・・いやぁ、正直な人ってのは居るもんだなぁ〜。
   釘宮さんも喜ぶだろうなぁ〜。なんせ、三十三両出てくるなんてなぁ〜。
   ごめんください。」
釘宮「どうぞ、お上がりに。・・おや、この間の屑屋さんか?この間はどうもすまなかった。」
夏美「へぇ、それはどうでもよろしくて。それより、この間の木像が三百で売れまして、
   まずは、儲けの百の半分、五十文をここに。・・いえ、これは買ったときのお約束ですから。
   後、別に三十三両・・・」
釘宮「何だその金は!」
415 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:25:28 ID:???
夏美「ひえっ!あの、これは斯く斯く云々」
釘宮「何?あの木像の中から?・・・そうか。・・これは受け取れん。」
夏美「そうでしょ、そうで・・受け取れないって?!何で?!」
釘宮「ご先祖様が、子孫が困ったときにと金子を入れてたのに気づかず売ってしまった。
   これでは申し訳が立たんし、あの木像とは売ったときに縁が切れている。
   この金子は・・・うむ、確かに今の暮らしを考えればこの三十三両、のどから手が出るほど欲しい。
   が、これを受け取れば武士の魂を売ることになる。・・この金子は受け取れん。返してまいれ!」
夏美「えぇ?そんなぁ!」
釘宮「ごちゃごちゃ申すとこの刀が物を言うぞ!良いか!刀に掛けても受け取らんと言って参れ!」
夏美「さっ、さいならぁ!・・・・・あのぉ〜」
刹那「おぉ!屑屋。先方は喜んでいただろう?」
夏美「いえ。怒りました。」
刹那「そうかそうか。たいそうよろk・・怒った?何故に?」
夏美「実は、斯く斯く以下略」
刹那「何?相手が刀に掛けて受け取らんとな?気に入った、浪人の名は?・・釘宮円?
   では、その釘宮殿に、拙者もこの夕凪に掛けても受け取らん!と申してまいれ!」
夏美「えぇぇぇ!」

亜子「こうなりますと、どうにも行かないので、釘宮さんの住んでる長屋の大家さんに話しますと、
   相談に乗ってくれまして、十五両ずつ分けて、三両はアンタが貰えば良いとの案。
   これを桜咲様に話しますと、それならば受け取ろうとの事。
   ですが、釘宮は首を立てに振らない。」

夏美「そんな事を言わずに・・・だめ?・・・じゃあこうしましょう!
   桜咲様に何か品物を渡して、それを十五両で売ったことにしましょう。ね?」
釘宮「そうか。それならば・・・裕奈、その茶碗を持ってまいれ。
   これも古くからある物で、この茶碗を桜咲様に」
416 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:26:55 ID:???
亜子「これを先方に話しますと、それでは頂こうとまとまります。
   さあ、この話しが家臣達の中で噂になる。しますと、お殿様の耳にも入りまして」

朝倉「うん。近頃ではそのような話しを聞かないな。
   そのような正直者の家来を持って私は幸せ者だ。桜咲にその茶碗を持って来るように伝えよ。」

亜子「茶碗を丁寧に箱に収めまして、殿様の元へ」

朝倉「その方が桜咲か?」
刹那「ははぁ!私が桜咲でございます。本日はお目通り」
朝倉「堅苦しい挨拶は無用である。件の茶碗とやらを見せてもらいたい。」

亜子「これでございますと茶碗を差し出しますと、殿様、じ〜っと見つめ」

朝倉「う〜ん。これはもしや・・おい、目利き役を呼んで参れ」
夕映「お呼びでしょうか?」
朝倉「来たか。・・この茶碗、余は、井戸の茶碗と見るが、どうだ?」
夕映「ん?おぉ!これは正に井戸の茶碗!これは世に二つと無き名品で、
   古くは(ry」
朝倉「おぉ!やはりそうか!・・桜咲、この茶碗を求めたいのだが、譲ってくれぬか?」
刹那「はい。」
朝倉「おぉ。譲ってくれるか。値はいくらで・・・十五?万か?えっ十五両?
   世に二つと無き品をそれではいかんだろう。・・・倍の三十でもいかんな。三百でよいか?」

亜子「なんと三百両の値が付いてしもた。」

夏美「桜咲様、お呼びだそうですが、何か?」
417 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:28:15 ID:???
刹那「実はな、あの茶碗が三百で売れた。」
夏美「えぇ?!・・えぇ、へぇ、えっ!世に二つ無き品?!良かったですねぇ〜」
刹那「良くない・・。半分の十五両であれほどの騒ぎ。・・・今度は三百。
   四の五は言わぬ。三百の半分、百五十。釘宮殿に持っていけ〜!」
夏美「うへぇ〜・・・・まいったなぁ〜。十五で刀・・百五十じゃ最悪でミサイル、
   良くても大砲でズドンだよ。・・・・あのぉ〜」
釘宮「おぉ。屑屋さんじゃないか。この間は済まなかったな。」
夏美「えぇ、ようござんすよ。・・・あの、お嬢様、逃げるときの為に戸は開けっ放しで。
   あのぉ〜、実はあの茶碗が世に二つと無き品で、殿様が三百でお買いに云々」
釘宮「・・・。・・・。そうか、あの茶碗は父上が臨終の折、絶対に手放さないでくれと申した品。
   木像は売り、茶碗まで手放すとは・・・。」
夏美「あの〜、その〜、で、桜咲様が半分の百五十両をと」
釘宮「分かった、受け取ろう。」
夏美「ですよね〜。受け取・・・受け取る?えっ!拒否するときは受け取らないが正しい」
釘宮「何を申すか。今までタダで受け取ったか?」
夏美「いいえ。」
釘宮「知っての通り、私に一人娘が居る。桜咲殿に御内儀が居ないのなら、
   娘を先方に受け取っていただきたい。用は嫁に差し上げたい。
   なに、今までの付き合いで、桜咲様は真っ直ぐなお方とお見受けする。
   そのようなお方なら、この娘を預けても良いと思ってな。
   娘を嫁に貰っていただけるのなら、この百五十両は支度金として頂こう。どうだ?」
夏美「なるほど!それなら話が通りますよ!もし受け取らないなら私が娘さんを貰います」
釘宮「お前にはやらん!早く行って来い!」
夏美「チッ。・・・・行って参りました。」
刹那「どうだった?」
夏美「へぇ。先方はこれこれこうと」
418 名前:  まほ落語寄席  [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:28:41 ID:???
刹那「何?娘を?嫁に?・・・そうか、なら頂こう。」
夏美「会わなくて良いんですか?」
刹那「うむ。釘宮円と申す浪人、お会いしたことは無くとも正直なお方とお見受けする。
   そのようなお方の娘とあらば見なくても頂こう。
   あぁ、どのような娘か楽しみだ。」
夏美「へぇ、今はボロを着てますがこちらで磨きを掛けてみなさい、良い奥方になるでしょう。」
刹那「いや、磨くのはよそう。」

亜子「『また、小判が出るといけない』

   『井戸の茶碗』と言うおめでたい一席でございます。」
419 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 21:54:53 ID:???
あ・そ・ぼお!
http://f.pic.to/l7dnw
420 名前: >>420 [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 22:04:56 ID:???
性欲を大いに盛り上げるための早乙女ハルナの団

SOS団?
421 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/06(日) 23:00:56 ID:???
何で超がみくると思ったが、未来人だからか。
…………ザジ×ちうと古泉×キョンを
引っ掛けやがったなと思った自分を赦してやってくれorz

>>420
性欲を大いに持て余す早乙(ry
422 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 00:50:29 ID:???
>418
こりゃ縁起がいい
いつも楽しみにしてます GJ!
423 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 01:06:04 ID:???
>>418
本当にうまいな〜!いつどんな作品を見てもそう思う。GJです!!
424 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 01:15:47 ID:???
>>424
このオチは見事だなぁ・・・感動した。震える。
425 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 01:16:21 ID:???
ごめんっ、>>418の間違いです!!
426 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 02:15:31 ID:???
新wikiの中の人です
ザジちうろだの調子が悪い場合や未対応の拡張子うp用に予備ろだ借りてみました
ttp://www4.uploader.jp/home/zaziechiu/

wiki関連ファイルのうpなどにもご利用ください
他に要望・質問などありましたらwikiのコメント欄や避難所にどうぞ
427 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 10:34:40 ID:???
乙かれさまです。
428 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:13:24 ID:???
3分後に投下すます
429 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:16:24 ID:???
部活が長引いたせいで寮に帰ってきたのは夜になった。
「あら、夏美ちゃん。お帰りなさい。」
「夏美姉ちゃんお帰り〜」
部屋に戻るとちづ姉と小太郎君が出迎えてくれた。
いいんちょはネギ先生に会いに行ってる、らしい。
「ただいま〜・・・。」
私はそのままぐったりとソファーにもたれかかり、大きく息を吐く。
「元気ないわね〜、どうしたの?」
「ん〜、ちょっと部活でね〜・・・」
今回の舞台、私は初めてメインヒロインに(半ば強引に)選ばれた。
なんでも、私、村上夏美をイメージしたお姫様、だそうで。
しかし、まだ王子様の役が決まってない。
なかなかイメージに合う人がいないんだって。
それでも始めて主役に抜擢された、そのことだけでもうれしくてしょうがない。
そういえば・・・ 思いっきり声を出して練習すれば覚えるのが早くなる、
とかどこかのテレビ番組でやってなかったっけ?
「ちづ姉、ちょっと練習してくる!」
「あ、ちょっと夏美ちゃん!?天気予報・・・」
私は台本の入っているバッグを持って制服のままで外へと飛び出した。
やる気になってるときにやらないとね!
「天気予報だと、この後大雨って言ってるのに・・・大丈夫かしら?」


誰もいないところで練習しよう。
そう思った私は一目散にいつも人がいない(といってもこの時間じゃ誰もいないよね)
森の中へと入っていきました。
最近この森で、少し広めの広場を見つけて
それ以来独りになりたいときはいつもここに来るようにしたんだ。

・・・そして、ずぶ濡れになりながら今に至ると言うわけです。
430 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:18:07 ID:???
昼間来るときと違って暗くていつもの道が分からなくなっちゃって
軽く遭難です。そうなんです。ってダジャレ言ってる場合じゃない!
雨宿りできる場所を探さないといけないなぁ・・・。
台本の入ったバッグを濡らさないように抱え、震え始めた体をさすりながら歩いていると、ふと森が開けた。
「神社・・・?」
確か龍宮さんの実家・・・。
頭が熱い・・。熱でも引いたのかな・・・・。
神社から誰か出てきた。
「村上?こんな時間になんで・・・・」
私の意識はそこで途切れた。


ちづ姉がいきなり後ろから抱き付いてきた。
とっても暖かい。
目の前を見るとにこにこしたちづ姉が立っていた。片手には長ネギが握られている。
・・・・怒っているみたい。なんかよく漫画で見るようなオーラが後ろに。
熱い、熱いよちづ姉。

「おい、村上?」
誰かが私を呼んでる・・・。誰だろ?
私はストーブの前で毛布にくるまった状態で寝ていたらしい。

「ここは・・?」
電気がついてないので暗い。
服装も制服じゃない。だぶだぶのサイズの合わない服を着ていた。
431 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:19:05 ID:???
「起きたか」
「ひゃうっ!?」 
「ひどいな・・・。そんなに驚くことはないだろう?」
 いきなり暗い部屋で声がしたら誰だって驚くよ・・・。
「服はずぶ濡れだったんでな。変えさせてもらったよ。私のだからサイズは合っていないが」
そう言って彼女は電気をつけた。
スラリと高い身長。大きい胸。褐色の肌。きれいな黒髪。巫女の服。
龍宮さんだ。
「じゃあ、私、そろそろ帰るね。服、明日返すから・・・」
と言うと、龍宮さんが真顔で
「今帰るのはやめた方がいい。私も帰れなくなってたところなんだ」
確かに、外は木が音を立てて揺れてるし、窓には大きめの雨粒が当たる。
時々、雷の音もする。
「今夜はここに泊まっていくといい。」
龍宮さんが真顔のまま続ける。
よかった〜。龍宮さんに会えて。
「宿泊料は安くしておくよ。1泊と2食で3000円から。」
ぴしっ。
「え゛、お金取るの?」
「冗談だ」
龍宮さんの冗談、初めて聞いたかも。てか真顔で言わないで・・・
「・・・ふふっ」
龍宮さんが耐え切れなくなって笑い始めると私もつられて笑った。
しばらく笑いあった後、
「冷えた体は風呂で温めるのが一番早い。入ってくるといい。」
・・・・・お風呂って風邪のときでも大丈夫なのかな?
432 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:20:40 ID:???
場所を教えられて浴場に行ってみた。
まだ少しふらふらするけどそれよりも早く温まりたいし。
どこかの旅館に来ちゃったんじゃないかと思うほど大きなお風呂だった。
私には何の木でできてるのかよく分からないけど木製のお風呂ってなんだか日本って感じがするよね。
やることがないのでこの広いお風呂を見渡してみる。
長方形の湯船は私がたとえ5人ぐらい寝てもまだ余裕がありそうなほど広い。
誰もいないし大丈夫だよね・・・
ちょっとだけ泳いでみたり 浮かんでみたり 潜ってみたりと
一通り楽しんだところでゆったり湯船につかっていると龍宮さんが脱衣所に来た。
「湯加減はどうだ?」
「うん、ちょうどいい感じ。」
「では、私も入るとするかな」
ガラスの向こうのシルエットには、龍宮さんの服を脱いでいる姿が見えた。
「ええぇ!?」
「何をそんなに驚くんだ?いつも大浴場で一緒に入っているだろう?」
ん〜・・それはそうだけど。あんまり話したことが無い人と二人きりで入るのもちょっと・・・
などと考えている間に龍宮さんが入ってきちゃった。
やっぱりスタイルいいなぁ。腕とかも引き締まってるし。
龍宮さんが体を洗っている間、あまり視線を交わしたくなくて窓の外ばっかり見てた。
ちゃぽん。
龍宮さんが湯船に入った。
「ふぅ・・・・」
こういう時はなにか話したほうがいいのかな?
話題を考える、考える。考える。カン蛙・・・ あぁダメだ。全く浮かばない。
とにかく話しかけよう、と思いいざ口を開こうとしたとき、
「いい湯だな・・・」
「へ?は?あ、あぁ。そ、そうだね!」

・・・見事に出鼻をくじかれてしまいました。
433 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:21:43 ID:???
しかし、『いい湯だな』の1フレーズから私の頭は回転を始めた。
そうだ!ちづ姉の・・・
「い〜い湯だな い〜い湯だな」
突然歌いだした私に、龍宮さんは目を丸くしてこっちを見ている。
「よくちづ姉がお風呂で歌ってるんだよね。隣で聞いてたら覚えちゃった」
「ふふっ。そうなのか。」龍宮さん、笑。
予想通り。ウケると思ったんだ。
「まぁ、いつの歌なのか聞いたことは無いんだけどね」
聞いてはいけない気がする。大切な何かを失う気がする。
「ふ〜ん。いい曲じゃないか。私にも教えてくれないか?」

浴場には二人の合唱が響きました。
龍宮さん、なかなか歌上手だったよ。

歌に勇気をもらって、私も話しかけられるようになってきた。
「龍宮さんってさ、演劇興味ある?」
「ある。・・・演じるのはニガテだぞ?」
龍宮さんも怖い人じゃない。
「龍宮さんってカラオケとか行くの?」
「あまり行かないが・・・ 誰も誘ってくれないだけだよ。興味がないわけじゃない。」
龍宮さんも女の子だ。
「じゃ、今度私たちと一緒に行ってみる?」
「ああ。機会があれば誘ってくれ。」
龍宮さんも私やいいんちょやちづ姉と同じ(?)中学三年生。
しばらくそんな会話をしてみてよ〜く分かった。
とはいっても
私がしゃべって龍宮さんが聞く、相槌を打つ、そういう会話だけど。
ちづ姉とはまた別。いいんちょとも別。
だけどなんだか龍宮さんのそばにいると暖かいカンジ。
434 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:23:51 ID:???
「龍宮さん、なかなか聞き上手だよね〜。なんでも話せちゃう」
「村上が話し上手なんじゃないか?」
「えへへ〜。そうかも。」
・・・うんうん。やっぱり龍宮さんって
「お姉さんができたみたいだな〜・・・」
「お、お姉さん!?」
「うん、ちづ姉はどっちかっていうと母親タイプだけど、龍宮さんは姉、って感じ」
「ふ〜む・・・。それはほめられてるんだな?」
「もちろん!なんか優しい年上っぽい・・・ 威厳?に満ちてる」
「そうか・・・。」
気のせいか龍宮さん顔が赤い。
のぼせた?
「私は先に出るよ。タオルは出てすぐのところに置いておくから。」
やっぱりのぼせたのかな?


夕飯はカップラーメンでした。
「龍宮さん、材料なかったの?」
「・・・ある」
「いつもこんなのしか食べてないの?」
「いや、そうじゃないんだが・・・ 料理はあまり得意じゃないんだ。」
そういえば家庭科の時間に明日菜と一緒に鍋焦がしてたね・・・。

食べ終わった後また広い部屋に案内された。
「布団は敷いておいたから。何かあったら呼んでくれ。隣の部屋にいるよ。」
「うん、何から何までありがと!お休み〜」
私は龍宮さんに心から感謝した。
435 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:24:59 ID:???
早速寝る体制に入ったんだけど

慣れない部屋で一人寝るのと
さっきからずっと風と雷の音とが怖くて・・・。
寝れないよう。
「龍宮さん・・・・?」
小声で呼んでみる。寝ちゃったかな?
「ん?何かあったか?」
わわ、起きてた。
「ごめんね、起こしちゃった?」
「いや、私はいつもこの位の時間まで起きてるからな。で、何か用か?」
「え〜とね・・・ さっきから風が強くて・・・ その・・・」
隣に来てほしい、というのは少しおかしい気がするので何と言い換えようか迷っていると
突然襖が開いて龍宮さんが来た。
で、私の布団にもぐりこんできた。

「つまり、」
布団の中から顔を出して龍宮さんが続ける。
「雷の音が怖くなったから一緒に寝てほしい、ということでいいか?」
図星。
「流石だね〜、お姉ちゃん?」
私はふざけて言ってみる。
真っ暗なので互いの顔は見えないけど
笑う声だけはよく聞こえた。
「もちろんだ、妹」
そのあと少しだけ話をした。
何を話したのかは覚えてないけど
ぐっすりと眠れたことはよく覚えてる。
436 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:26:40 ID:???
やっと寝たらしい。
無理もない。歩き続けだったらしいしな。
ま、たまには年上に見られるのもいい。
「お姉さん」と言う単語がどれだけ心地よく響いたことか。

さてと、私は銃の手入れでも・・・
布団から出ようとしたそのとき、
村上の手が私の腰周りにのびてきて絡みつく。
がっちり掴んで離さない。
そして
「お姉ちゃん・・・  すぅ・・・」
一撃。
布団に戻る私。
すまん。
今日ぐらいは手入れしなくてもいいよな?今日は使ってないし。
このかわいらしい妹のそばにいてもいいよな?今日だけだし。
自分に言い訳をしてる間、
村上はというと・・・
私の胸にほおずりしてました。
甘えぐせ、というべきか。
なんだか本当に妹ができたような・・・ 手間のかかる娘ができたような・・・
とりあえず何だ、このまま抱かれたまま寝てみたい。
これが母性本能と言うものなのだろうか?
幸せそうに微笑みながら寝息を立てる村上。
可愛い。愛らしい。純粋。無垢。そういう言葉が当てはまると思う。
気が付くと頭をなでている私がいた。
たまにはこういう時間もいいかもしれない。
437 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:27:54 ID:???
と、そんなことを考えていると、村上の手が動き始めた。
私の浴衣に手が掛かると浴衣を器用に脱がせて
揉み始めた。
浴衣がはだけて上半身があらわの私。
その隣でスヤスヤと眠る村上。
この状況を誰かが見たらどう思われるだろうか。
特に早乙女や朝倉あたりが見たら・・・

考える必要も無い。
流石に手をどけようとした私だが、

ここで村上の寝言が
「お姉ちゃん・・・」
ダメです・・・ 抵抗できません。こんな可愛い子、起こしちゃいけません。

待て・・!村上!ソコは・・・弱いから・・・
振りほどこうとする私に
「お姉ちゃん・・・」

こうして夜は更けていく・・・。
438 名前: 真夏の日々 [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 14:28:48 ID:???
2時間は経っただろうか。
やっと村上の腕が私から離れた。
このときを逃すわけには行かない。
私は布団から飛び出ると壁まで這っていき、
壁に背をもたれた状態で力尽き、眠ってしまった。




・・・後々に那波に聞いたところ、
彼女達の胸はすでにやられた痕、だそうだ。
揉めば大きくなる、とはよく言ったものだ。

・・・最近では新しいルームメイトも標的になっているとか。

恐るべし村上。
439 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 16:07:10 ID:???
〉・・・最近では新しいルームメイトも標的になっているとか。

kwsk
440 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 17:55:41 ID:???
〉・・・最近では新しいルームメイトも標的になっているとか。

逆レイプか!!
441 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 19:58:19 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
やり方は三つしかない。正しいやり方。間違ったやり方。私のやり方よ

張飛(美砂)翼コ[ちょうひ よくとく]
酔って狂乱、醒めて後悔

袁術(史伽)公路[えんじゅつ こうろ]
三度炊く 飯さえ硬し 軟らかし 思うままには ならぬ世の中

孫策(和美)伯符[そんさく はくふ]
与えられたるものを受けよ。与えられたるものを活かせ
442 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:01:20 ID:???
三国志な、ま!


1/3
張飛のポカで拠点を失ってしまった劉備。袁術と戦争をしている場合ではなくなりました
前門の虎、肛門の狼という状況になってしまったのです
拠点を失うということは末端の兵士にとっては主君を見限る大きな理由となります
それ故に劉備の兵士はどんどんと逃げていったのです
追手から身を隠しながら劉備は再び雌伏の時を迎えるのでした


さて、一方劉備と争っていた袁術ですが、その元には一人の若者がいたのです
その若者とは孫策(和美)伯符[そんさく はくふ]という若者といいます
この若者はかつて董卓との戦いで大活躍した孫堅の忘れ形見なのです

和美 「ぬふふ、これだけのネタがあれば・・・脅迫、もとい、皆が協力してくれるよね」

この時、孫家は家長の孫堅がいなくなってかつての力はなくなってしまいました
何とか袁術の食客、つまり居候にまで落ちぶれていたのでした
かつての孫家の力を取り戻すため、中華の大陸に名をはせるため孫策は思案の日々を送っています
そしてついに孫策は禁断の秘宝を使い、力をつけようと企んだのでした
443 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:02:22 ID:???
2/3
和美 「ねえふみちゃん。ちょっと美化委員で栽培しているお花畑の蜂蜜くれないかな〜」
史伽 「ふえ?あれは今年あんまり取れなくてあげられないです」
和美 「・・・ねえ、ちょっとこれ見てよ。この写真」
史伽 「何ですか・・・うぁぁ!!!」

和美 「これ・・・ふみちゃんがお●●●してるとこだよね?よく撮れてるでしょ」

史伽 「ちょ・・これなんで写真ですか!?誰が!!ありえなうひゃぁ!!」
和美 「ああ、下着濡れてるね。パジャマも・・・うわぁ、お布団までこんなに濡れて・・・」
史伽 「くぁwせdrftgyふじこlp!!!」

孫策は孫堅から受け継いだ秘宝、玉璽を袁術に差し出すことを思いついたのです
玉璽とは皇帝の持つ印鑑のことで、これを持つ者はつつがなく栄える縁起のいいものです
まあ、持っている孫策は栄えていないので効果があるかどうかは疑問ですが

以前から孫策は孫家再興のため、かつて孫堅と共に闘った将兵を返してもらうことを願い出ていました
しかし袁術はそれを承諾しませんでした。孫堅の部下達は優秀だったからです
そこで最後の手段として孫策は袁術に玉璽を差し出しました
すると袁術は喜んで孫策に1000人ほどの将兵を返しました
孫策は玉璽という大切なものを失ってしまいました
しかし・・・

孫策の元にはかつて孫堅と一緒に闘った将兵が戻ってきたのでした
一騎当千の猛将達が孫策の元へと戻ってきたのです
444 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:03:22 ID:???
3/3
将兵を得た孫策は早速丹陽という地で闘っている叔父の元へと駆けつけました
そしてその地で戦いの才能を開花させていったのです

和美 「ちょっとこの映像を見てくれないかな?ここに映っているのって・・・」

苦しい戦いもありましたが、孫策は各地の戦いで勝利を重ねたのです
それは決して孫策の力だけではありませんでした
乳、孫堅の威光。そして孫策の元へと集まってきた人材の力でもあったのです
その中の一人に義兄弟の契りをかわした知将がいたのです

超 「お、朝倉サン。超包子の宣伝お願いできるカナ?」
和美 「報酬は?」
超 「肉まん2ヶ月分か、ネギ坊主の秘密。どちらがいいカナ?」
和美 「・・・ネギくんの秘密で」

その者の名は周瑜(超)公瑾[しゅうゆ こうきん]といいます
知略に優れ、水軍を操らせては天下一と謳われた名将です
後に呉という国が出来上がると、その大黒柱となる人物なのでした

孫策の軍は長江の下流のあっという間に攻め落としていきました
孫策の軍は悪人を退治して善政を敷くというものだったので、各地では孫策来るというだけで悪人は逃げ出しました
そして領民達に大歓迎されて支配地域を広めていったのです
こうして長江下流には呉という国が出来ました

呉の国の者達は敬意を込めて孫策をこう呼んだのです
”小覇王 孫策”と

445 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:41:01 ID:???
3分後に投下

こんなものでいいのかしら?
446 名前:  まほ落語寄席 大喜利  [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:45:57 ID:???
さよ「お待ちかねの大喜利コーナーです。司会の相坂亭さよです。どうぞよろしく。
   まずは、正月だからボケてるのか、いつもボケてるのか分からないメンバーからのご挨拶です。」
美砂「年でボケてる司会者よか可愛げがあると自負してます。
   えぇ、年も明け、心機一転芸名を変えようと思いまして師匠のハルナに、
   大名人にあやかって亭号を桂、名前を可愛らしくヒ○ギクにしたいと申した所、
   それは止めろと言われました。中に誰もいませんよ?柿崎亭美砂でございます。」
釘宮「ご贔屓の皆様おかげさまで、まほ落語寄席も長いこと続いております。
   本年も一つお引き立て願います。釘宮亭まどかです。」
まき絵「えぇ、またまたメディアミックス(?)でアニメ三期や映画化などと噂が立っております。
    作画崩壊の一期、キャラ改あk・・改変の二期と続けば怖いものなしのまき絵でっす!」
亜子「クリスマス、大晦日、初詣と今年も一人っきりでした。
   バレンタインまでには何とかするでぇ!和泉家亜子です。」
ハルナ「日本人は気楽なもので、クリスチャンになったり氏子になったりと
    何でしょうねあれは?あぁ言ういう他宗教の良いとこだけ真似するのを万華教と言うそうです。
    初詣は龍宮神社へ。龍宮から宣伝を頼まれました、ハルナです。」
裕奈「昨日、ハルナ師匠から、亜子師匠と私の三人でパルック団を結成するから入会金代わりに
   既刊同人を百冊買えと言われたので買ったんですけど、場所が無いので送り返したいんですがと
   電話したら、じゃあ解約料に新刊百冊買えと言われました。
   原作生まれ、キャラスレ育ち、ザジちうスレが第二の故郷の裕奈でーす!」
さよ「最後に、いつもボケてる桜子さんの挨拶からどうぞ。」
桜子「てーきの滅ぶるそれまではー進めや進めもーろともに〜♪
   そろそろ司会者をヌッ殺s・・あっ、もう氏んでたね。椎名桜子です。」
さよ「んの野郎、覚えてろ。一番座布団の多かった人はアメリカの
   ヨセミテへの旅行券にちなんだ商品が送られます。」
447 名前:  まほ落語寄席 大喜利  [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:46:50 ID:???
さよ「一問目。ブログや掲示板などで、返信が殺到する状態を炎上と言うそうです。
   そこで皆さん、何か燃えてるのを見ながら『燃えろ〜』と言って下さい。私が、
   景気が良いねと返しますので、何か一言。」
釘宮「はい。」
さよ「釘宮さん。」
釘宮「燃えろ燃えろ燃えろ〜!燃えろ燃えろ燃えろ燃えろ燃えちまえ〜!」
さよ「景気が良いね。」
釘宮「さて、問題です。私は、燃えろと何回言ったでしょう?」
さよ「椎名さん、一枚持ってって。コッチが問題出してるんですよぉ。」
ハルナ「はい」
さよ「ハルナさん。」
ハルナ「あ〜ハッハ!燃えろ燃えちまえ〜!」
さよ「景気が良いね。」
ハルナ「相坂さよのお焚き上げだ〜いw」
さよ「椎名さん!全部持ってっちゃえ!」
裕奈「はい!」
さよ「裕奈さん」
裕奈「燃えろ燃えろ〜」
さよ「景気が良いね。」
裕奈「ハルナの同人なんか焼いちまえー!」
さよ「椎名さん、一枚差し上げて。他は?」
亜子「はい」
さよ「和泉さん。」
亜子「燃えろ〜燃えろ〜」
さよ「景気が良いね」
亜子「ハルナの同人で焼き芋焼くと美味いんや」
さよ「なかなか粋な焼き芋ですね。一枚差し上げて。」
448 名前:  まほ落語寄席 大喜利  [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:47:44 ID:???
さよ「二問目。大喜利イエスノークイズです。
   皆さん、私に何か問題を出してください。私は全て、イエスと答えますので、
   正解不正解を発表した後に何か一言。」
亜子「はい。」
さよ「和泉さん」
亜子「麻帆良学園都市は実在する?」
さよ「イエス」
亜子「不正解です。どうもアナタは現実と空想が区別できませんね。
   もう一度、入院してください。」
さよ「・・・一枚取って。他に」
まき絵「はい。」
さよ「まき絵さん」
まき絵「司会者は、次回から私に司会者の座を譲る?」
さよ「ノー!椎名さん、一枚持っていって。
   アンタにやらせたら滅茶苦茶になっちゃいますよ。他は?」
ハルナ「はい。」
さよ「ハルナさん。」
ハルナ「著作権保護団体は回収した著作権使用料をちゃんと分配している?」
さよ「イエス」
ハルナ「答えはノー。実際は回収した著作権料は著作権者に渡されず、団体幹部の私ふk(ry」
さよ「危ない危ない!えぇ、次の問題です。新年を向かえ、新しい目標を決めた方も
   いらっしゃると思います。そこで皆さん、去年の反省は何々ですと言ってください。
   私が、今年の抱負は?と聞きますので、抱負なり目標なり答えてください。」
449 名前:  まほ落語寄席 大喜利  [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:48:49 ID:???
亜子「はい。」
さよ「亜子さん。」
亜子「今年の反省点は、大喜利の司会になれなかったことです。」
さよ「今年の抱負は?」
亜子「大喜利の司会者になることです。」
さよ「ハッキリ申し上げます・・・無理です。他は?」
まき絵「はい。」
さよ「まき絵さん。」
まき絵「去年は成績が悪かった事です。」
さよ「今年の抱負は?」
まき絵「ホウフって、あの白くて四角くて冷や奴にする奴ですよね?」
さよ「なるほど。成績が悪いわけですね。」
裕奈「はい。」
さよ「裕奈さん。」
裕奈「去年の反省点は、芸に磨きをかけられなかったことです。」
さよ「今年の抱負は?」
裕奈「さよさんに追いつくことです。・・・でも、雲の上の人だしw」
ハルナ「有る意味で雲の上だよねw」
さよ「椎名さん!あの二人の一枚ずつ持っていって!」
ハルナ「私、ゼロ枚だよ?」
さよ「じゃあ、裕奈さんのもう一枚とって。」
裕奈「そんにゃ〜」
450 名前:  まほ落語寄席 大喜利  [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 20:50:14 ID:???
亜子「はい。」
さよ「亜子さん。」
亜子「去年は早口言葉を言えなかった事が反省点です。」
さよ「今年の抱負は?」
亜子「言える様になる事です。にゃにゃむぎにゃにゃごめにゃにゃにゃなご!」
さよ「赤巻紙青巻紙黄巻紙。ハイ」
亜子「あかまみまみあおまみまみきまみまみ!」
さよ「これが萌えって奴ですね、一枚差し上げて。
   以上、大喜利のコーナーでした。えぇ、座布団が一番多いのは・・・亜子さんが二枚ですね。
   優勝は亜子さんです。椎名さん、商品を持ってきてください。」
桜子「はい、かしこまりました〜♪」
さよ「優勝おめでとうございます。ヨセミテへの旅行券に因み、『寄席見て』として
   麻帆良学園都市駅から、上野駅、新宿駅、地下鉄浅草駅、池袋駅の
   落語定席最寄り駅の鉄道乗車券を差し上げます。あっ、もちろん木戸銭は自腹ですからね。」
亜子「わ・・・わーい・・・。」
さよ「まほ落語寄席はこれでお開き。
   最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。」
451 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/07(月) 22:19:23 ID:???
 こういう底冷えする日はコレに限るな。
コタツにどてら、うん素晴らしい! ちうとしてはおよそ見せることはできんが… うん?
肩にずっしりとした重み。ザジがあごを肩にのせてきていた。さっきからザジがちょっかいをかけてくる。
「………」
「ザージー、もうちょっと後でなー」
エンコードが上手くいかない… くそっ40M超えちまう。 
前後編にわけるか? ヴォーカロイドなんぞ目じゃないってコトを見せ付けてやりたいのに…
「………」
ザジがいつの間にか対面に移動してミカンでお手玉をしている。
「食べ物で遊ぶなよー」
「……♯」
MADなんかはよっぽどじゃなきゃな… キーボードクラッシャーやドナルドなんかも取り入れてみるか…?
「うーむ… って、な、なんだ!?」
背中に猛烈な違和感。正確にはどてらと背中の間に何かがって…
「ザジ! お前…」
「………」
振り返るとザジと目が合う。無言でじっと見詰めてくる。二人羽織状態で逃げ場が無い…
うぅ、その目は… 最近構ってなかったからなぁ… ここは一つ…
「あ、あー、ミカンが食べたい気がするなぁ…」
「!」
途端にミカンの匂いが広がる… ていうか、どっから出した?
ミカンを持った褐色の手がどてらの袖から伸びる。そのまま私の口に… って、一房じゃなく半分かよ!
「ちょっ、こんな大きいのはむぐっ?」
無理やり口に押し込められる。ザジ! 一体何を…
と、思った時にはザジの顔が目の前にあった。正確には咥えたミカンのちょうど向こう側。
同じようにミカンの反対側を咥えて、じっと見詰めてくる。
見詰めながら、ミカンを一房ずつ口の中に収めながら、近づいてくる。
当然最後には―

 ミカンを食べたのか、食べられたのかよくわからん。
 作業は当然中止になった。 
452 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 00:11:22 ID:???
>>441-
おお!孫策と周喩がこう来たか!
・・・つーことは、喬姉妹はあの人とあの人・・・?

>>446-
おー、まさに笑点だー。久々にTVも見るかなぁ。

>>451
久々っの主役陣!甘いです。良いです。
453 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 00:16:12 ID:???
超亀で申し訳ないが

>>378
>あっ、ここから先は別料金となっております
いくらっ!?いくら払えば続き見られるのっ!?
454 名前: 398 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 08:27:38 ID:???
実験の意味合いも込めて、取り合えず流れないようにこちらにあげ直しました。>>426様に感謝!

http://www4.uploader.jp/dl/zaziechiu/zaziechiu_uljp00003.zip.html

>>404>>406
zipファイルなんで携帯では厳しいっス・・・orz
これをバラしてうpるとなると・・・軽く死ぬる(時間とロダ浪費的な意味で
455 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 10:55:32 ID:???
>>450
GJwww
なんか勝手に声が笑点メンバーに変換されたw
面白かったです。
 
もしハルナが楽太郎さんなら歌丸さんは千鶴だろうな
だって何度やっても懲りずにおばさ……あれ、宅配ピザもう来たんかな?三分で来るなんて
456 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 19:30:39 ID:???
>>454
くっ!PCを修理にだすべきか…(´Д`)
457 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 22:23:45 ID:???
ザジだもの。
http://2.new.cx/?2i02
http://2.new.cx/?2in8
http://2.new.cx/?2ixi
ピクトよりは見やすいかな?
458 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 23:44:13 ID:???
3分後に投下
459 名前: As We Please 4.5 [作品はまだ秋ですがあけおめsage] 投稿日: 2008/01/08(火) 23:47:47 ID:???
As We Please 4.5


1/4

超 「にーつぁお、五月。今日は早いネ。」
五月 おはようございます、超さん。新メニューの試作品をつくってたんですよ。
超 「おお、古の言てたアレネ?で、どうかナ?うまくいってるかナ?」
五月 もうちょっとで出来上がりです。
超 「ドレドレ。おお、これは美味そうネ!さすが五月ダヨ。」
五月 うふふ。ありがとうございます。今回はいつも以上に頑張っちゃいました。
超 「めずらしい古からのアイデア、だからカナ?」
五月 えぇ、ちょっと、その……、いろいろと……(ぽっ
超 「?五月、顔が赤いヨ?大丈夫カ?」
五月 だ、大丈夫ですよー!(い、言えない!くーさんと円さんが教室であんなことを……)

超 「まぁ、これからの季節にいいメニューになりそうだヨ。」
五月 そうですね。あとでくーさん達がきたら、さっそく試食してもらいましょう。
超 「今日は古のシフトだたネ。茶々丸はメンテカナ?」
五月 はい。なので今日はくーさん一人です。
超 「そうカ。そうカ。(アレ?一人なのにくーさん達?)」
460 名前: As We Please 4.5 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 23:50:25 ID:???
2/4

五月 あ、くーさん、おはようございます。(わぁ
古 「にーつぁお、五月、超。」
超 「にーつぁああああィヤーっ!!」
古 「ひゃぁ!超、どしたアル?」
超 「どしたアル、じゃないヨ!古!前開き(のチャイナドレス)なんか着テ!」
古 「えへへ。どうアル?にあうアルか?」
五月 すっごくにあってますよ、くーさん!
超 「いや、マジでにあってるとかゆーレベルじゃないヨ!馬子にも衣装とはこのことネ。」
古 「超の孫ということはネギ坊主の子孫ということアルね?」
超 「そういうお約束のボケも、すーべーてそのドレスで帳消しになるヨ!いや、もう、ホント。」
古 「そ、そんなにいい感じアルか?」(テレ
超 「いやぁ、おねーさん、チョット暴走気味ヨ!ネ?五月?」
五月 はい。ほんとーにきれいですよ。(くーさん、本気なんですね!

古 「ありがとアル。……よ、よし。いけそうアルね。」
超 「?何がいけそうカ?」
古 「な、なんでもないアルよ!あっ、超にお願いがあるけどいいアルか?」
超 「ふむ?今日はめずらしいことばかりネー。いいヨ。何カナ?」
古 「開店まで円と宿題をしたいアルが、いいアルか?」
超 「なんと!古が!クギミーと!宿題を!」(生体コンピュータ作動中……
古 「テーブルセットは先にやてしまうアル。どうアルか?」
超 「イヤイヤ、気にしなくていいヨ。まだ時間もあるし、私がやておくネ。」(計算終了……
古 「ホントアルか?ありがと、超!」
超 「あー、先にテーブルだけ並べてくれるカナ?あとはやておくかラ。」
古 「わかたアルー。」
461 名前: As We Please 4.5 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 23:53:41 ID:???
3/4

超 「さて、五月。」(ニヤニヤ
五月 は、はい?
超 「何か私に隠してることがあるネ?」(ニヤニヤ
五月 !な、なにも隠してなんかいませんよ?
超 「フフフ……しらをきる気ネ?さぁ、古とクギミーのことについて話すヨロシ。」(ニヤニヤ
五月 !!なっ!!
超 「言わないとほっぺをぷにぷにもふもふしちゃうヨ?いいのカナ?」(つんつん
五月 あぁっ!そ、そんな!
超 「さぁ、言うのダ、五月!言わないと……。」(もふもふ
五月 わ、わかりましたっ!言いますぅ!じつは……、
超 「じつハ?」
五月 たまたま教室に戻ったらくーさんと円さんの二人きりで、
超 「フム?」
五月 その……、円さんがくーさんにき、キスする直前で……。
超 「ホホゥ!クギミーが!」
五月 それで、二人で超包子で宿題するって聞いて、今日試食できるようにと料理をつくってたんです。

超 「なるほど。よく話してくれたネ、五月。古のアイデアもクギミーのためだたカ。」
五月 私としてもあのメニューで、円さんの意見をもらえたら心強いですし。
超 「そうだネー。それにしても古とクギミーがネェ。」
五月 今思えば円さんは授業中に、時々後ろを振り返ってましたよ。くーさんを見てたのかなー。
超 「クギミーも意外とかわいいところがあるネ。古も今日は勝負服だし、もしかしたら初デートかもヨ。」
五月 わー。いいなぁ。
超 「五月もおねぇさん達に狙われてるかもしれないヨ?」(にやにや
五月 そっ!んな!もーぅ、超さん、からかわないでくださいよー!
超 「OK、五月。まずは中華包丁をおろそうじゃナイカ。」
462 名前: As We Please 4.5 [sage] 投稿日: 2008/01/08(火) 23:56:46 ID:???
4/4

さ〜むうぇ〜ぁ お〜う゛ぁざれいんぼ〜♪
うふふ、思いきてとっておきのドレスを着て正解だたアルね。
これならきっと円も喜んでくれるアルよ。

円といっしょに宿題アルよー。
いつもは宿題のことなんか気にならないけど、今日は大感謝アル!
うかれすぎて、思わず英語の歌がでちゃたアルね。

ワタシが知てるのはこの歌だけアル。
どんなことを歌てるのか知らないのは秘密アルよ。
円に聞いたら教えてくれるアルかなぁ。

っと、これで最後アルね……。よし、セット完了アル!
あとは円を待つだけアルよ。
このドレス、ほめてくれるアルかなー。

『かわいいよ!くーちゃん!』とかー。
『すっごく似合ってるよ!くーちゃん!』とかー。
『大好きだよ!くーちゃん!』とかー。

ぃゃはは。最後のはナイアルけどねー。
うーん、円はどんな服を着てくるアルかな?
マァ、何を着ても円はかわいいアル。早くこないかなー、円。

End
463 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 00:34:22 ID:???
>>462
これは全裸で正座待機せざるを得ないwwwちゃおりんに期待w
464 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 01:47:25 ID:???
>462
毎回両者視点ってのがいいよね
続きwktk
465 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 15:11:36 ID:???
>>457
GJワロタw
だが所々文字が小さくて読みにくい部分が
466 名前: 450 [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 22:03:32 ID:???
>>453
しかし、お金を払った所で濡れ場は無い罠

なぜ演題が「宮戸川」なのかは、この後ふたりは夫婦になった。

ハッピーエンドのままが良い人はココから先は読み飛ばし推奨


ある日、ネギは小僧を連れてお参りに行った帰りに夕立に遭う、
小僧に傘を取りに行かせるが、突然の落雷で気を失ってしまう。
その隙にならず者がネギを手篭めにした上、宮戸川に投げて殺してしまう。
一方の千雨はネギを探すが見つからないので、仕方なくネギは死んだものと諦め、
行方知れずになった日を命日にしてから一年。
法事の帰りに乗った船で酔っ払い相手に酒を飲んでいたら、酔っ払いが口を滑らせて
ネギを殺したことを喋ってしまう。事の真相を知った千雨は大立ち回りの末に
酔っ払いを宮戸川に沈めて敵を討つと・・・


小僧「旦那、旦那。起きてください。」
千雨「あっ!あぁ、悪い夢を見た・・・『夢は小僧の使い』だ」


夢は五臓の疲れと掛けてるんだなコリャ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄y ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  r<⌒ヽ
 i 〃⌒ヾi  クライカラコウザニ
 | i(|l ゚ヮ゚ノ|  カケナイノモアルケドネ
pく冫y,,く__)
  (________)
彡※※※※ミ
467 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 23:06:51 ID:???
せっかくアップローダーが新調されたので記念うp

真名 真名の一日警察署長備忘録

http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00004.txt

前半と後半の流れがおかしくなってしまった orz
468 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 23:15:33 ID:???
>>467
結局、一番危険なのは隊長だわなあ…………主に性的な意味でw
469 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 08:14:29 ID:???
>>467 ニートって、お前wwww
470 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 09:28:36 ID:???
>>467
読めない(´;ω;`)
携帯からじゃ無理なのか……
471 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 10:32:06 ID:???
>>470
だね。txt.だろうがjpg.だろうが容赦なく蹴られるみたい
472 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 17:08:10 ID:???
携帯でもmobazilla使えばみれたよ
473 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 17:32:04 ID:???
>>472

何それ?
474 名前: 茶々丸 小さなマーケット [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 18:11:31 ID:???
茶々丸 小さなマーケット


故障位置確認、修復・・・可能
麻帆良山、および森林地区の不法投棄ゴミ、再生可能物収集完了
現時刻より修復開始・・・


粗大ゴミ、それは現代の負の遺産でしょうか?用が無くなり消えゆくもの、それが粗大ゴミ
江戸の時代にはゴミなるものはほとんど無かったそうです。紙くず一つでも利用価値を見いだして使ったそうです
今の世は?利用価値があっても、ともすればまだ少し必要であっても捨てられる世の中
代用品があるから捨てられる。それが今の物の価値

私も要らなくなったら捨てられてしまうのでしょうか?たとえまだ動けるとしても

捨てる方は知っていますか?捨てられる方の悲しみを
あの人の手のぬくもり、あの人の笑顔が突然消えてしまう心の痛さを
物に心?あるんですよ。今使っている物を少しだけ綺麗に磨いてあげてください
物が喜んでいるようにみえませんか?
私も同じ物だからわかるんです。彼らがどう思っているか、どう感じているか


毎週日曜の早朝、麻帆良商店街の一角にて朝市が開かれています
私はその一角に小さなお店を出しています。お代は取らない小さなお店を出しています
そこで修理して再生した物達を必要としている誰かに渡すんですよ
私のお店では結構な確率で出会いがあるんです。たぶんマスターがおねしょしてしまう確率よりは高いのです

さあ、お店の開店の時間です。拾って治したラジオのスイッチを入れるとしますか

「真っ赤なテレビを拾った 自転車に乗せて帰った それは少しだけあたたかい夜だった〜♪」

475 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 22:40:53 ID:???
>>470
こっちは何も使わず普通に見れるぞ
ちなみにAU
476 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/10(木) 23:28:40 ID:???
>>474
心が暖かくなった
477 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 00:10:18 ID:???
>>474
俺はその最後のフレーズを聞いたことあるぞww
478 名前: 474 [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 00:34:44 ID:???
>>476
よかった( ´∀`)
>>477
だって仕方ないじゃない。ケロロ第三期ぶっ通しで見てたから耳に残ってしまったのであります
479 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 01:15:24 ID:???
どうも、宮崎のどかですー
今日は図書委員として、皆さんに新しく購入して欲しい本の希望を書いてもらったのですけどー…
えっと、結構ありますねー 無記名だったけど本からわかったりするかな…?
『中国武術の本 幻の拳法と奇跡の技の探求』
コレはやっぱりくーふぇかなー… 購入許可下りるといいなー
『仔犬のローヴァーの冒険』
あ、これはJ.R.R.トールキンの本だー 蔵書に無かったかな…? 探してなかったら購入お願いしよう
でも、誰だろう…?
『ネギの栽培法の本希望(室内でもできると尚良し)』
…なんでネギなんだろー…?
『性教育の本(10歳向けの)』
…年齢がすごく限定されてるのは何故なんでしょうかー…?
『実録極道記者 競馬無頼、または月刊マクール』
???
『なぜ、あの人は「存在感」があるのか―アピールしなくても光る50の具体例』
………字がにじんでますー………

えっと、一応購入希望してみますけどー、許可下りるのかなー…
本で人がわかるって言うけど、私にはまだよくわかんないなー
480 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 07:34:45 ID:???
>>473
mobazilla「ケータイ向けPCブラウザ」
http://mobazilla.ax-m.jp/

ちなみに自分もauだけど直接でも見れた
481 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 08:56:26 ID:???
>>480
ありがとう(`・ω・´)
482 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 09:27:07 ID:???
美砂「くっ…だめ、アルコールが足りない…」
くー「ふぅはははー、お前の負けアル! ドランク淫乱!」
美砂「…負けられない…あんた達なんかに、負けられないのよっ!」
くー「そっ、それは工業用アルコール!」
美砂「んぐっ、んぐっ、んぐっ…ぷはーっ、よっしゃぁ、キタキタキター!」
くー「こ、これが酔拳!」
美砂「酔八仙のォ、ちぃからぁ…受けてみんしゃいっ、あちょー!」
くー「こ、これは」
美砂「三丁目の新垣さんは…酔って全裸で警察御用!」
くー「すっぽんぽーん!?」
美砂「クラブ愛のママさんは…酔って包丁振り回し」
くー「ひぃっ!?」
美砂「常連のイマクニさんは酔ってカラオケ熱唱3時間ぼぇぇ〜!」
くー「酔拳じゃないアルー!」
美砂「そして×1妻達は…飲めば飲む程ぉ…エロくなるっ!」
くー「な、なにをするアルー!? 一般紙でっ」
美砂「満たされてぇぇーーー! 私と貴女が創聖合体!」
くー「ら、らめぇ! それ以上は…にーーーはぉーーー!」

パル「OK。今年の映画はこれで決まりね」
ゆえ「お前ちょっと表出るです」
483 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 22:07:26 ID:???
カオスw
484 名前: さよ ご奉仕さよちゃん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 22:40:57 ID:???
さよ ご奉仕さよちゃん


お久しぶりです、さよです。沖縄という地方では真冬だというのに真夏日なんだとか・・・
地球はおかしくなっているのでしょうか


さて、今夜のご奉仕は史伽さんにしましょう。頑張りやさんですからね
それでは史伽さんは何処にいらっしゃるのでしょう?

史伽さんは自室にいました。どうやらお勉強中のようです
すでに楓さんと風香さんはご就寝らしく、仲良くお布団の中ですね
史伽さんは部屋を暗くして、机につけたライトを照らしながら頑張っています
そしてそのお手元には何かあるようです

ポテチでした。女子の共にして敵。お口の恋人、ポテチです
史伽さんは勉強しながら、無意識のうちにポテチに手を伸ばして口に頬張っています
なるほど、勉強には適度な栄養補給が必要というわけですね
でしたら私のやることは一つ、補給の補給ですね

史伽さんのポテチを切らしてはいけません。無くなりそうになったらいっぱいあそこにあるポテチを開けて補給です
史伽さん、いっぱい食べてお勉強頑張ってください

やがて朝が来ました。空が白み始め、おひさまがおはようなのです
さあ、私の時間はもう終わり。史伽さん、こんなたくさんお勉強・・・よく・・・頑張りました・・・


史伽 「・・・何これ?何でポテチの袋が20袋も開いてるですか!!私は一体何千カロリー摂取したですかぁ!!」
風香 「おはよう史伽・・・あれ?史伽太った?」
楓 「おはよう史伽殿。はて、顔が油ぎっしゅでござる。イカンでござるな、昨夜一体何があったでござるか?」

485 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/11(金) 23:37:42 ID:???
太るの早くね?w
486 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/12(土) 00:05:04 ID:???
毎度GJ!
一晩中ポテチ齧りながら作業してたことのある俺は笑えない……
487 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/12(土) 03:18:11 ID:???
サッポロポテトバーベQあじにしとこうぜ、史伽
488 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 00:52:20 ID:???

まとめからあこゆな見たがやっぱこの二人イイわV
489 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 09:48:51 ID:???
最近ネギロワあたりから人が来てるのかな?
490 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 10:50:13 ID:???
>>482
死ぬてwメタノールw
491 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 12:06:48 ID:???

mobazilla使っても【One More Sweet】は見れなかったぞ…
492 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 14:22:08 ID:???
そりゃそうだ。
zip解凍した上に全部のファイルを閲覧出来る串があるなら俺が知りたいわw
493 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 20:04:37 ID:???
あこゆな最高v
作者さんマダー?
494 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/13(日) 22:31:43 ID:???
>>493
まあ作者さんも忙しいだろうからマターリと待て
495 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/14(月) 08:56:57 ID:???
ロマネギの続きまだかな(´・ω・`)
496 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/14(月) 10:00:04 ID:???
>>493
そういうレスは作者の自演臭く見えるからやめた方が良い。
後は2chに合わせた文の書き方を学べ。
497 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/14(月) 14:30:21 ID:???
>>493
職人を急かすな馬鹿
498 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 01:05:15 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
失敗できないから面白いのよ、ねえ?

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
覚悟完了

張飛(美砂)翼コ[ちょうひ よくとく]
退かぬ!!媚びぬ、省みぬ!!

曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
お前は今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
麗らかな午後に窓辺でひとり読書を嗜む…乙女にしか為せない技よ

袁術(史伽)公路[えんじゅつ こうろ]
家に帰るまでが遠足です
499 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 01:08:15 ID:???
三国志な、ま!


1/3
さて、南方で孫策が活躍している頃、劉備は流れ流れて落ちぶれていたのです
呂布に拠点を奪われて、更に袁術に追い打ちをかけられて多方面から苛められたのです
そんな劉備が頼ったのはなんと拠点を奪った呂布だったのです

千鶴 「お腹が空いた?」
桜子 「何か食べさせてよ〜」
美砂 「お酒のつまみ頂戴〜」
円 (この人に頼ると後が怖いかな〜)
千鶴 「いいけど・・・お夕飯のお手伝いしてもらえる?ちょっと人手が足りなくて」
桜子 「いいよ〜!!」
美砂 「それぐらいならおやすいご用!!」
円 「ま、いっか」
千鶴 「じゃあお野菜切って貰えるかしら」
桜子 「いえっさー」
千鶴 「倉庫から料理酒持ってきて。言うまでもないけど飲んじゃ駄目よ」
美砂 「い、いえっさー」
千鶴 「じゃあ、円はお皿をお願いね」
円 「はいな、でお皿は何処に?」
千鶴 「・・・脱いで」
円 「は?」
千鶴 「女体盛りの器を用意しなきゃいけないの。さあ、脱いで」
円 「ちょ、ま!!やめて〜!!」

意外にも呂布は簡単に劉備を受け入れました。普通なら殺されてもおかしくはありません
呂布は、曹操を意識して呂布を受け入れたのでした
500 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 01:09:15 ID:???
2/3
呂布と劉備が再びくっつく。その知らせを一番嫌がったのは曹操でした

明日菜 「へえ、千鶴さんと桜子が屋台でケーキ屋さんか・・・後で行ってみよ」
まき絵 「そういえば桜子の小学校の時の夢ってケーキ屋さんだったっけ」
古 「熱量は力の証し。たくさん食べるアル」
楓 「プリン・ア・ラ・モードはあるでござろうか・・・」

再びくっついてしまったものはしょうがありません。曹操は再び二人を引き離す策略を練るのでした


一方ここは南陽、劉備と闘っていた袁術の拠点です。劉備にちょっかいを出された袁術さん、恨みを忘れるはずがありません
劉備が呂布の所にいるとわかると、早速軍を派遣したのでした

裕奈 「千鶴さんの所で桜子がケーキパーティ?是非行くにゃぁ!!」

袁術軍の大将は紀霊(裕奈)[きれい]という武将でした
紀霊は袁術軍一の剛勇を誇る武将で、三尖刀とという武器の使い手です
殺る気満々で呂布の所に来たのです

裕奈 「たのも〜。ケーキ食べに来たにゃ」
千鶴 「あら、あなたもケーキ食べに来たのね」
桜子 「いっぱいあるから食べてね〜。でもただって言うわけにはいかないかな」
千鶴 「せっかくだから食べて貰ったら?」
桜子 「ふふっ・・・ただで食べる?うら若き乙女にとってケーキは金、寿命も同じ・・・」
裕奈 「にゃ?何をいってるのかにゃ?」

桜子 「もしケーキが欲しかったら勝負よ!!」

呂布にとってまだまだ劉備は利用価値がある存在。ここで失うわけにはいかなかったのです
501 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 01:10:15 ID:???
3/3
そこで呂布は紀霊に一つの提案をしたのでした
その提案とは自分の弓が、100歩離れたところにある槍の先に当たったら両軍争いを止めて引き上げるというものでした

裕奈 「乗ったにゃ!!で、勝負の方法は?」
桜子 「ふっ・・・あそこにバスケットのゴールがある。センターサークルから投げて入ったらケーキをやろう」
裕奈 「ぐぬぬ・・・約10mといったところかにゃ。何回投げれるかにゃ?」
桜子 「1回きり」
裕奈 「ぬっはー!!!」

通常100歩も離れた所の、それも槍の先に弓矢を当てるなどよほどの達人でもなければ出来ないことです
そのうえ呂布は酒を飲んでそれをやろうとしたのです。もはや戦争回避は不可能かに見えました
しかしそこは武神呂布、奇跡を起こしたのでした

裕奈 「ぅおっしゃ〜!!決まったにゃぁ!!」
桜子 「お〜。まさか入れるとは思わなかったな〜」
裕奈 「じゃあ、食べてもいいかにゃ?」
千鶴 「いっぱい食べてね。それはもう戻らなくなるくらいに」
裕奈 「戻る?何がかにゃ?」
千鶴 「うふふ、体重がよ」

呂布の弓矢は槍の先に当たりました。こうして渋々ながら紀霊は南陽に引き上げて行くのです
ですが遺恨はまだ消えたわけではありません
利用価値が無くなれば、誰がいつ敵になるかわからない世の中です
そんな大河の中で劉備という一枚の木の葉は、激流に揉まれながらも流れてゆくのでした

502 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 01:51:33 ID:???
リアルタイム突っ込み

本編も面白いんだけど、人物紹介がカオスすぐるwwwww
ななぴーネタに全俺がコーヒー吹いたwwwGJ!
503 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 20:29:24 ID:???
3分後投下します。
504 名前: のぞきへの視線 [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 20:37:05 ID:???
ここは麻帆良学園の3ーAの教室みんな元気に…いや、一人女の子が悩んでいた。
「はぁ〜どうしよ」
「どうしたんハルナァ」
「あっ、このか!!実は・・・男性向けの同人誌を頼まれっちゃったんだけど
アイディアが想いうかばなっくってねえ」
「そうなんかぁ・・・・だったらウチがモデルになろか?」
「そう!!!!・・・・いや、いいや結構ハードな集まりだからSM物になりそうだよ」
「かまわへんよ、ハルナ、みっちり攻めてーな」
予想外の反応に驚いたハルナであったが解決の糸口を手に入れた喜びと
本人の意思により男性向け同人のモデルを頼むことにした
505 名前: のぞきへの視線 [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 20:40:57 ID:???
>>504
「ロープに鞭、ロウソクも準備はOK!!ほかの道具もばっちり」
「ひゃー、これでせめられるんかー!!!たのしみやな手加減したらいややよ」
「途中でやめてっていったてやめないからね」
二人は妙な笑いとともにお互いを見ていた。

放課後・・・ハルナの部屋にて
「じゃーはじめるからね」
「楽しみやわー」
このかは服を脱ぎ始めハルナはすでに服を着替えているその様子を見ていた二人は
「じゃ・・じゃあ私たちはちょっと出かけてるね」
「なんでよ、折角だしみてればいいのに」
「そんなの恥ずかしくて見てられないです」
そういってのどかとゆえの二人は部屋から出て行ってしまった。
「なんやぁ、見てればいぃのにぃ」
少し二人は残念そうな顔をしていた

「このか・・・すごいよね・・・私なら・・・できないよ」
「あんなの、ただのアホです。」
部屋を出た二人は妙な人影を見つけた
「そこに・・いるのは誰?」
506 名前: のぞきへの視線 [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 20:44:06 ID:???
下着泥棒・・・もしくは今日の二人のことを知って来た覗き・・・様々な予想をしながら二人は人影のほうに向かっていった。

(この中でお嬢様があられもない姿に・・・・)
ハルナの部屋の近くにいたのはクラスメートの一人
桜崎刹那であった。
(見たい・・・・この目でまじまじと・・・じゃなっかた・・・
お嬢様を守らなければ・・)
半分は自分の使命、半分は自分の欲望に身を任せた
理由から近くに覗けるところ、場合によっては
突入できるところを探していた
自分の考えがいどのえにっきによってすべて見透かされているとは
思ってもいないだろう。


後編に続く

後編は明日、投下します。
507 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 21:48:38 ID:???
刹那自重wwwwww
508 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/15(火) 23:54:32 ID:???
場合によっては変態スレの投下も頼むwww
509 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 00:06:36 ID:???
新wikiの中の人です
補完の済んでいない39〜45スレ分のdat及びhtmlログをうp、更に過去ログを補完するページを作ってみました
最終的には全スレの生ログをwikiから拾えるようにする予定です

各SSの切り出しはもう暫くお待ちください
時間が出来たら手動でやるつもりですので……
510 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 00:54:00 ID:???
>>509
いつもご苦労様です
511 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 20:35:03 ID:???
5分後、後編投下します。
512 名前: のぞきへの視線、後編 [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 20:37:50 ID:???
>>506
「せ・・刹那さんが覗き???」
「ここにも変態がいたです。」
こそこそと二人は刹那の行動を監視している
「あっ、何か魔法を使ったです」
「あれは・・式神?」


「たのんだぞ、ちびせつな」
「わかりました、早速いってきます」
そういって、ちびせつなは通風孔から部屋の中に入っていった
「いいか、部屋に着いたらその状況を説明してくれ」
ちびせつなを使って中を覗k・・いや、守ろうとしているのだ
やがて、ちびせつなはハルナの部屋に到着した。
ちび刹那の耳にはお嬢様のものと思われる悲鳴が聞こえてきた
そしてちびせつながハルナとこのかを見つけた瞬間・・・

513 名前: のぞきへの視線、後編 [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 20:41:36 ID:???
「ぐはっっっっ!!!」
「どうした、なにがあったんだ?ちびせつな、返事をしてくれ」
「し・・・刺激が強すぎ・・・ます。・・・ツー・ツー」
そういってちびせつなとの交信が途絶えた。
(ちぃっ、もう少しでたのしめたのに)
刹那の心の声は全てのどか達にばれているとも知らずに

「刹那さんって、意外と変態なんですね・・・」
「人は見かけによらないです」
などと話していると、後ろから一人の女性がこっそり話しかけてきた
「やっ、何見てんの?スクープ?」
「あっ、朝倉さんですか・・・、実は」
夕映は朝倉にこれまでのいきさつを説明した
一緒にいたさよと共に驚いた様子を見せたが
一緒に様子を見たいといわれて引き続き様子を見ることにした。

(どうしてだ、もう始まっているはずなのにどうして音が聞こえてこないんだ
お嬢様の様子を見たい!!!!しかしはいっていくわけにはいかないから
こうして近くにはって喘ぎ声だけでも楽しもうとしてたのに!!!!)
刹那の思考は既に危ないところまで進んでいる
そしてさらに少し時間が流れる。
何も聞こえずにいい加減痺れを切らした刹那が部屋へと向かっていった。

バタン!!!
「お嬢様!!!大丈夫ですか」
「あっ、せっちゃんどうしたん」
そこには、シャツを着たこのかとラフな普段着姿のハルナがいた
514 名前: のぞきへの視線、後編 [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 20:48:01 ID:???
>>513
しかし、このかの肌には縛られた痕や、火傷の痕があちこちに見られた
「残念、もう終わっちゃたよ」
(チッッッ!!!見たかったのに………)
「せっちゃんにも見てほしかったんになぁ」
「へ、見てほしかったって」
衝撃の発言に刹那は目を丸くする
「せっちゃんには、ありのままもウチをみてほしかったんや
今度やるときは・・せっちゃんもいっしょやで、
ウチ、これ気に入ったんや、次はもっときつくたのむな」
「OK!!、まかしときな。私の原稿が終わったら、今度はモデル
とか無しでやろ!」
「いっ、いけませんよお嬢様」
刹那の内心(やった、今度は目の前で見れる、wktk)

こうして自分の考えが全て覗かれたいるとは
知らずに刹那は心の中で感激のファンファーレを
ふかしていた。

515 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 21:07:33 ID:???
翌日、刹那がクラスに到着すると・・・、
「あっ、覗きがきた〜」
(どうして、覗いたのがバレテル)
「まっさか、刹那さんがのぞきとわね〜」
(あ、明日菜さんまで・・・)
「せっちゃん、ゆってくれればよかったんに
覗きなんて最低やな」
(お、お嬢様までなんで)
周りからの白い目線を感じつつ、
教室に掲示されている新聞に目を向けると
『衝撃、神鳴流剣士がノゾキ』
(な・・・なんでばれてる)
「さっすがに覗きはないわよね」
(ハ・・ハルナさんまで)
「まあ、でもそれくらいで刹那さんのこと
ひどく言うやつはこのクラスにはいないから心配するにゃ」
「女の子同士だもんねボクだったら許しちゃうよ」
「ああは言ってますけど
このかだって刹那さんにだったら
あれくらいでは起こらないので心配ないです」
(明石さん、風香さん夕映さん・・・ありがとう)
「せっちゃん、見たいんならちゃんと言ってくれればよかったんに
そのほうが、うれしかったさかい」
なんだかんだで許すムードになった教室にまき絵があわてて入ってきた
「刹那さん刹那さん、職員室で刀子先生が呼んで得たよ
なんだか鬼が取り付いたような表情だったよ」
「あれぞ修羅、誰も倒すことはできないでござる」
「え゛っ!!!」
その日、職員室へと向かう刹那の背中には死神のような姿が映っていっという
516 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/16(水) 21:14:59 ID:???
以上です。
ミスが多かったorz
あと、このかとハルナのシーンは書けませんでした(泣)
517 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 15:36:55 ID:???
最近過疎りまくってたんでバトロワスレに移ってた俺が久々に通りますよ
518 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2008/01/17(木) 19:57:32 ID:IUqNSpm+
ネギまの売りはやっぱりこれだよねw
http://4server.sakura.ne.jp/comics/pc/img.php?src=../src/844-4.jpg
21巻はエロスゴらしいけど…行ってみ
519 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 20:46:22 ID:???
>>515

-刹那は-
2度と京都へは戻れなかった…。
変態と半人前の中間の恥さらしとなり
永遠に他の剣士にドン引きされるのだ。

そして死にたいと思っても死ねないので
―そのうち刹那は考えるのをやめた。
520 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 22:13:19 ID:???
せっちゃん本日誕生日だってのに
やっぱり容赦ねえなここはw
521 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 23:32:51 ID:???
三分後投下〜
ちょっと人物紹介


劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
靴下は脱がすな!!

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
ブロッコリーとカリフラワー、緑色はどっち?

張飛(美砂)翼コ[ちょうひ よくとく]
お酒は・・・私の妹なんだから

曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
高畑先生がが振り向いてくれないから、私はこんな妄想女になったのよ

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ
522 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 23:35:51 ID:???
三国志な、ま!


1/3
戦乱の世に一時の拠り所を得た劉備さん。しかしその平和もすぐに消えてしまうのでした
何と呂布に劉備から預かった国を奪われた恨みを持つ張飛が、呂布から馬を盗み始めたのです
それはすぐに呂布の耳にはいるのでした

千鶴 「美砂、何か言うことはないかしら?」
美砂 「べ、別になにもないかな」
千鶴 「最近お酒の減りが早いの。ううん、減るっていうよりも無くなってるの。消えるようにね」
美砂 「どこかに保管したの忘れたんじゃないの?」
千鶴 「この写真とか映像とか見て欲しいの。誰か映ってて何をしてるのかしら?」
美砂 「私に似た人が・・・お酒飲んでるね。私に似た人が・・・」
千鶴 「・・・小便は済ませた?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?」
美砂 「NO!!のぉぉぉぉぉ!!」


馬と言えば当時の武将にとっては愛おしい妻も同じです。そうなれば当然、呂布は怒り心頭なのでした
呂布はすぐに兵をまとめると劉備達のいる小沛へと向かったのです
小沛は小さなお城です。呂布に攻め込まれたらひとたまりもありません

円 「美砂・・・なんて無惨な姿に・・・」
桜子 「敵は討つよ。たぶん」
円 「そうね。あなたのことは忘れないわ。たぶん」
523 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 23:36:55 ID:???
2/3
呂布に攻め込まれた小沛はあっという間に陥落しました
ですが幸いにも劉備一族は何とか逃げ出すことに成功したのです
しかしまたまた流浪することになった劉備さん。困り果てた劉備さんが向かったのは・・・なんと曹操のいる許昌でした
かつては命を狙ってきた曹操さん。そんな人の元へ行けばどうなるか、殺されるに決まっています
しかしそこは強運の劉備玄徳、曹操に別の利用価値を見いだされ命をつなげることが出来たのです

桜子 「ねえ明日菜。ちょっと美砂をかくまってくれない?」
明日菜 「それはいいけど一体何をしたの?」
円 「千鶴さんの料理酒をちょろまかしてね・・・だから千鶴さんにぐりぐりされちゃったの」
明日菜 「まったくもう。ほとぼりが冷めるまでだからね」

さて劉備は曹操のはからいで、豫州という許昌の近くの土地の長官になりました
とても破格の待遇です
昨日の敵は今日の友、昨日の友は今日の敵。それが戦国のなのです
こうして曹操は劉備という強力武器を手に入れたのでした


その頃、南陽と呼ばれる土地の一地区では・・・

高音 「最近神楽坂さんという中等部の生徒が騒ぎを起こしているといいます。ちょっと注意しに行きましょう」
愛衣 「はい、お姉様」

かつて長安で悪政を布いていた李カクと郭の残党達が集まり、一大勢力として曹操を狙い始めたのでした
その軍をまとめていたのは張繍(高音)[ちょうしゅう]という者です
そしてその参謀を務めているのが賈ク(愛衣)文和[かく ぶんわ]です
この二人が中心となって曹操を倒そうと画策していたのでした
524 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 23:37:55 ID:???
3/3
それをすぐにかぎつけた曹操は張繍たちに兵を向けたのでした
火事は小火のウチに消してしまえということです

曹操の迅速な動きは張繍たちの挙兵を見事に食い止めました
張繍たちは自分たちに曹操が兵を向けたということを知ると、あっさりと降伏してしまったのです
さて、張繍たちは降伏したわけですが、その野望を諦めたわけではありませんでした
参謀である賈クはしっかりと曹操を陥れる策を巡らせていたのです


明日菜 「ちょ・・・何これ!!」
愛衣 「あの・・・その・・・」
明日菜 「ええと、高畑先生とネギがあられもない姿で・・・」
愛衣 「あ、あのですね。コミケっていう所に行ったとき早乙女さんがいらしたので記念に頂きました」
明日菜 「パルが!?全くあの馬鹿・・・それにしても・・・(ぽっ)」
愛衣 「あの・・・この事はお姉様には内緒で」
明日菜 「わかったわよ(ちらっ)」

曹操は張繍たちのいる土地を占拠しました。そこである一人の女性と巡り会ったのです
それは鄒氏[すうし]という女性でした。張繍にとっては親戚の未亡人です
曹操はすぐにこの鄒氏の虜になりました
そして政治や軍のことなど忘れて鄒氏と甘い時間を過ごしたのです

明日菜 「高畑先生・・・そうね、裸に下半身シーツ、そしてくわえたばこって格好いいな」
愛衣「この本も凄いですよ。腕が・・・」
明日菜 「うそっ!!こんなの無理だって!!」

確実に賈クの毒は曹操に染みこんでいったのです

525 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 02:48:31 ID:???
高音と愛衣の配役に人気の差を感じたw
526 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 10:53:31 ID:???
今から3分後に投下します

遅刻ムード満点とか中身がアレだとか、色々ごめんなさい
527 名前: 『One More Sweet』 STAR RISE [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 10:56:33 ID:???
『One More Sweet』 STAR RISE 

1/4

「…………にゅ?」
 じっとりと寝汗をかきながら、あたしは目を覚ました。なんだか足元がすっごく熱い。
「うあ、こたつで寝ちゃったんだ……」
 薄闇の中であたしはもぞもぞとこたつから這い出す。風邪引いてないか心配だったけど、こたつからはみ出していた
あたしの上半身には何やら毛布が掛けられている。窓から差し込む月明かりで視界が徐々に戻ってくると、
あたしと同じようにまき絵がこたつに食べられたままで眠っていた。そして、まき絵にも毛布が掛かってる。
「ありがと、亜子」
 ベッドに視線を移すと、亜子が幸せそうな表情で寝息を立てていた。そっか、あたしってば亜子とまき絵の部屋で
おしゃべりしたまま寝ちゃったんだ。亜子ってばわざわざ毛布掛けてくれたんだね。
 部屋の電気を点け、あたしは時刻を確認する。―――午前二時。また変な時間に目が覚めちゃったなあ……。
「……ふふっ」
 亜子もまき絵も、すごくかわいい寝顔してる。なんだか起こしちゃ悪い気がして、あたしはすぐに電気を消した。
このままあたしも寝ようとしたんだけど、どうにも目が冴えちゃったみたいだ。
「―――おっ」
 何気無くあたしは外を見る。今日は雲一つ無い夜空で、月がとっても綺麗に映えていた。
気分転換とばかりに、あたしはそっと部屋を出た。ちょっと夜風に当たるのもいいかな……?

 自分の部屋に戻り、パジャマの上からコートを羽織ると、あたしは屋上の扉を開けた。肌を刺すような冬の風。
けれど今日は心地良い。ひんやりした空気を吸い込んで、あたしは空を見上げた。と、そこへ―――
「あら、ゆーなちゃん。こんばんは」
 いきなり声を掛けられ、あたしはびくりとしながら声のした方向を振り返った。
「あーびっくりした。那波さんもこんな時間に目が覚めちゃったの?」
 あたしが尋ねると、月明かりに照らされた那波さんは頬に手を当てながらにこりと微笑む。
「ふふ、今日はちょっとね」
 そう言って那波さんは目線を空に移した。あたしも同じように天を仰ぐ。
528 名前: 『One More Sweet』 STAR RISE [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 10:57:35 ID:???
2/4

 星―――。麻帆良の空でも、今日ははっきりと星が見える。
「あっ! あれオリオン座だよね!」
「ええそうよ。それで、あれが冬の大三角形よ」
 那波さんはゆっくりと星を指していく。教科書で習った通りの光景に、あたしは思わず息を飲む。
「冬はね、空気が澄み渡っているから、星がとっても綺麗に見えるのよ」
 那波さんの解説に耳を傾けながら、あたしはしばらく星を眺めていた。きらきらと輝く星の瞬きが、
あたしの心を捕えて離さない。うん……、たまにはこういうのもいいよね……。
「そうね……」
 那波さんはまるであたしの気持ちを読んだかのように頷く。ふふっ、そうだね……。
 どこまでも吸い込まれそうな夜空。冴えた月に鮮やかな星。思わず寒さも忘れちゃうくらいだね……。
うん。微妙な時間に目が覚めちゃったけど、なーんか得した気分だ♪
「うふふ。一緒にいるのが亜子ちゃんじゃなくて私でごめんなさいね」
 あたしが感慨に耽っていると、唐突に那波さんが切り出してきた。あまりの不意討ちにあたしは顔を赤くする。
「もうっ! そんなコト考えてないよ〜っ!」
 あたしが抗議すると、那波さんはあらあらと笑うばかり。うーっ……、那波さんてばお茶目さんだねえ……。
でも、確かに亜子にも見せたい光景だよね……。
「なんなら起こしちゃいましょうか?」
「だーっ! だから人の思考を読まないっ!」
 手を合わせてにこにこしてる那波さん。ううっ、この人には勝てないよ〜っ。
「―――あら?」
 不意に那波さんは声を上げる。反射的に目線を辿ると、一筋の流れ星を見付けた。
「おお〜っ! 流れ星だ〜っ!!」
 すごいすごいっ! うわ〜、いいもん見れた♪
「うふふ。ゆーなちゃんは何か願い事をしたのかしら?」
「あっ、そっか! ちぇー、忘れてた〜」
 あたしが悔しがってると、那波さんは穏やかに微笑みながらあたしに言ってくれた。
「大丈夫よ。今からが本番だから」
 思わずあたしはきょとんとしてしまう。すると―――
529 名前: 『One More Sweet』 STAR RISE [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 10:58:37 ID:???
3/4

「わあ……!」
 今度ははっきりと見れた。空から零れ落ちるように、流れる星を―――
「あっちゃー、また見蕩れちゃったよ」
「うふふ。今日は肉眼でも流星群が観測出来る日なのよ」
「とゆーコトは、まだまだ見れるんだ! あー、でも何をお願いしよっかなあ……」
「それはもう、亜子ちゃんとずっと一緒にいられますように、でしょ?」
「なーばーさーん!!」
 あたしは真っ赤になりながら抗議してしまう。うー、でもまあ、そうだよね。願いなんてそれしかないよね。

 あたしは、ずっと亜子と一緒にいたい―――

 あたしの幸せは、亜子だから。亜子がいなきゃ、どんなに素敵な景色でも物足りない。
ふふっ、なーんか亜子に逢いたいなあ……。ホントに起こしちゃおっかなあ……。
「あらあら」
 何やら那波さんが赤くなってるけど、深くは考えないよーにしよう。うん。あらあら禁止!
 ―――と、あたしが心のツッコミを入れた時だった。
「―――あははっ♪」
 不意にあたしが笑い出すと、今度ばかりは読めなかったのか、那波さんは小首を傾げている。
「あたしの願い、叶っちゃった♪」
 それは、あたしだけに分かる直感。嬉しくて、思わず表情が緩んでしまうような、そんな感覚。
あたしはゆっくりと屋上の入り口に目線を送る。するとこれには那波さんもちょっぴり驚いちゃったみたいだ。

「あんま夜更かししとったらアカンよー?」
 
 可愛らしい半纏を羽織り、亜子は白い息を吐きながら来てくれたんだ。
「あらあら。こんばんは亜子ちゃん♪」
 那波さんがくすりと微笑みながら挨拶すると、こんばんわー、と亜子も返す。そして、あたしはそのまま
亜子に駆け寄ると、ぎゅうぅぅっ……、って抱きしめたんだ。
530 名前: 『One More Sweet』 STAR RISE [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 10:59:39 ID:???
4/4

「も、もう……、いきなりやなあ……」
 ふふっ、那波さんが見てるもんだから、亜子ってば照れてる♪
「あらあら。なんだか妬けるわね。もしかして亜子ちゃん、ゆーなちゃんに呼ばれちゃった?」
「う、うん……。なんやゆーなに呼ばれた気ぃしてん……」
 あたしの腕の中から顔を上げると、亜子は恥ずかしそうに答える。
「うんうんっ! 呼んだ呼んだ! さっきからね、すっごく亜子に逢いたかった!」
 あたしはもう一度亜子の頭をぽふっ、と胸に埋める。やっぱり、気持ちが通じ合えたのが嬉しいな……。
「ねね、見てよ!」
 あたしはゆっくりと亜子を引き離すと、空を見上げる。
 音も無く流れていく、星―――
「わあっ……!」
 みるみるうちに亜子の表情が輝いて、それを見た那波さんがうれしそうに笑う。
「亜子と一緒に見たかったんだ……」
 こっそりと亜子の耳元で囁くと、亜子は少し頬を赤くしながら頷く。
「あらあら。じゃあ私はお邪魔かしら?」
「そんなコトない! そんなコトないっ! つーか那波さんいい加減心を読むの禁止ぃ〜っ!!」
「あらあら」
「あらあら禁止!」
「うふふ」
「うふふ禁止!」
 あたしたちのやり取りに、亜子はくすくす笑うばかり。あたしの大好きな、この星空よりも素敵な笑顔で―――
 やがて、一際大きな流れ星が、夜空を駆け抜けた。

 ずっと一緒にいられますように―――

 あたしと亜子がおんなじ願いを思ったせいで、那波さんはやや赤くなりながら、あらあら、と言った―――

(おしまい)
531 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 17:56:38 ID:???
>>530
あこゆなサイコー!!
532 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 19:24:39 ID:???
仮面ライダーハルナ
http://s.pic.to/mlknq
おばあちゃんが言っていた…パクリはほどほどにしとけと…
だが断る
533 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/18(金) 22:19:38 ID:???
>>530
星に願いを
二人に想いを

あこゆなGJ!!

>>532
ハルナって後ろから見たらGに見えるような気がする
そう、最強の仮面ライダーG
チャバネとかクロとかヤマトとか・・・


    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ
534 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 11:00:21 ID:???
>>527
ゆーな可愛い
535 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 12:58:44 ID:???
>>530
いい加減言わせてもらうけど気持ち悪い

信者含め
536 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 13:25:58 ID:???
荒れる前に誘導
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3429/1147161131/l50
537 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 15:27:11 ID:???
なつかしのたゆんの元祖になったSS見てたらすげえ笑ったw
またあーゆう時代が来ないかねえ
538 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 15:44:06 ID:???
絵師も書き手も神だらけだった時代か
書き手は今も神づくしだが絵が…な。絵師自体少なくなってしまった
539 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 16:10:11 ID:???
書き手が神づくしとか本気で言ってんなら病院行って来い
540 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 16:16:06 ID:???
だが27もよく続いたよな、このスレ
541 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 16:23:01 ID:???
>>539
>>538はそういう事が言いたいんじゃなくて、荒れそうな流れを戻そうとしてるのが見え見えなんだから、
流れに乗っかるかスルーするか別の話題を振ろうよ。無駄に煽ってたらお前は荒らしにしか見られないぞ。
ザジちうスレには荒らしや煽りはスルーというルールがあるんだから、
言いたい事があるなら議論スレに書かないと。ここで言うとスルーされ続けるぞ。

これ以上煽り口調で書き込むようなら俺も荒らしと判断せざるを得ない。
まだあるなら議論スレへ。以下、通常の流れに。
542 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 17:17:26 ID:???
絵師カムバック
543 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 21:07:32 ID:???
>>540
27どころかこれで46スレ目だぜw

ネタ切れになりそうになるたびにその時々の職人が新ジャンルを切り開いていくのが良くも悪くもこのスレの伝統さね
俺は絵も文もダメだから陰から職人にGJを送ることしかできないが……
焦らなくていいから職人の方々にはいいものを見せてほしいんだぜ
544 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 21:42:28 ID:???

あこゆな好きへ…
鉛筆落書き!
http://imepita.jp/20080120/774530
545 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 23:24:22 ID:???
>>544
あこゆな

というホテルでの出来事かと思ったw  GJ!
546 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 08:14:29 ID:???
>>544
(*´∀`)bぐっぞぶ
萌えた。
547 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 21:17:11 ID:???
三分後投下〜
ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
失恋注意

張飛(美砂)翼コ[ちょうひ よくとく]
暴飲注意

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
腹黒注意

賈ク(愛衣)文和[かく ぶんわ]
策略注意

袁術(史伽)公路[えんじゅつ こうろ]
末路注意

紀霊(裕奈)[きれい]
愛玩注意

孫策(和美)伯符[そんさく はくふ]
暗躍注意

劉表(近右衛門)景升[りゅうひょう けいしょう]
糖分注意
548 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 21:20:12 ID:???
三国志な、ま!


1/3
鄒氏[すうし]を利用した賈クの計略は、確実に曹操を知らないうちに死地へと追い込んでいったのです
張繍たちは曹操が鄒氏[すうし]に夢中のうちに、防衛という理由で兵権を得ることに成功しました
そしてその兵士たちを利用して曹操の寝込みを襲ったのです

明日菜 「ああ・・・もう・・・素敵なお髭」
愛衣 「これなんてどうですか?古典ながらさらわれたお姫様を救う騎士のお話です」
明日菜 「もうだめ。妄想なんてって馬鹿にしてたけどこりゃたまらん」
愛衣 「で、明日菜さん。とらの●なでいっぱい同人誌注文したわけですけど・・・お支払いはクレジットですか?」
明日菜 「え・・・これって早乙女ファクトリーのものでしょ?だからパルの贈り物・・・じゃないの」
愛衣 「何を言ってるんですか?まさか・・・お金がないとか?」
明日菜 「きゃ、キャンセル!!!キャンセルして!!」
愛衣 「もう注文品は発送されたそうなので遅いですね。さあ、お代は代引きですか?クレジットですか?」
明日菜 「い、いやぁぁぁ!!!貧乏はいやぁぁ!!」

襲われた曹操は逃げるしか術がありませんでした
火の中、槍の中、弓矢の中を駆け回り、何とか安全なところまで来たときにはたくさんの重臣を失っていたのです
そして曹操は失意のうちに許昌へと落ちていくのでした
549 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 21:21:12 ID:???
2/3
さて、その頃南陽では袁術さんが禁断の一手を天下に向かって繰り出そうとしていました
少し前、兵士を与える代わりに孫策から取り上げた玉璽。これを利用しようとしたのです
玉璽とは帝が持つ印鑑のことです。つまり、玉璽を持つ者は帝というわけです
そう、袁術は自分のことを帝と称したのでした
当然世間はそんなことを許すはずもありません。一気に袁術は漢の朝敵となり四方に敵を作ってしまったのです

史伽 「あ、甘いものは全て私のものですぅ!!誰にだってあげるわけにはいかないんですぅ!!」
千鶴 「あら、ずいぶんと美味しそうなはちみつ牛乳プリンね。ちょっと頂いてもいいかしら?」
史伽 「だ、駄目です!!これは私のものです!!」
千鶴 「ああん、いけずね」
和美 「ハニートーストみっけ。頂きます〜」
史伽 「それは駄目ですぅ!!!」
和美 「ちょっとぐらいいいじゃん」
近右衛門 「おお、はちみつ茶か。すこしいただこうかの」
史伽 「老人に甘いものは危険ですぅ!!糖尿になるですぅ!!!」
近右衛門 「そりゃあんまりじゃて」

皇帝を称した袁術は、自信の欲望のため民衆から搾取し始めたのです
それは熾烈を極め、多くの民衆が苦しんだといわれます
それ故民衆は、いえ、民衆だけでなく配下の者達たちも袁術を見限って南陽を去ってゆくのでした
民衆、そして配下が減ってしまっては四方の敵と戦うことは出来なくなりました
そうした苦難の中、袁術は袁紹に助けを求めたのです

袁紹は自分の居る黄河北部、河北地方に来るなら助けてやるといいました
袁術はもうどうしようもないので金銀財宝、配下を引き連れて北の地へと移動を始めたのです
しかしそれは大変困難な道のりでした。何せ敵の領地を通らなければならないのです
行軍中は当然各地の勢力に襲われるのでした
550 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 21:22:12 ID:???
3/3
千鶴 「あ、はちみつせんべいみつけちゃった。お茶にしましょうね」
史伽 「わ、私のおせんべいが!!」
和美 「こっちにははちみつご飯があるね。でも不味そう」
史伽 「私の渾身の傑作を否定されたですぅ!!」
近右衛門 「ほほう、高麗人参の蜂蜜漬けとな。ちょいと頂こうかの」
史伽 「ああっ!!高かったのにぃ!!」

袁術さんは北への行軍中、所謂ぼこぼこの状態ににされました
袁術軍最強の武勇を誇る紀霊将軍でさえ行軍中に張飛と戦い、命を落としたのです

美砂 「あら裕奈。マタタビ酒のむ?」
裕奈 「うにゃぁぁぁぁん!!柿崎大好きにゃ!!」
美砂 「ぬふふ、お主は愛い奴じゃの」
裕奈 「ごろごろごろ・・・」

昼は各地の勢力に、そして夜は夜盗に襲われる袁術軍。そんな状態で黄河までたどり着くことなど出来ませんでした
各地で陵辱されたあげくその部下と財宝のほとんどを失ってしまったのです
そして最後は
”蜂蜜の入ったお茶を飲みたい”
そう言い残して袁術は失意のうちに乱世の露と消えたのでした

史伽 「た、体重が大変なことに・・・●2kgも増えたですぅ!!食べ過ぎたですぅ!!」

551 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 22:58:08 ID:???
もう何が言いたいかって、柿×ゆな最高!!w
誰かこの二人でSS書いてくれないかな・・・?
552 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 23:16:43 ID:???
>>551
お前のPCのキーボードは何のためについてるんだ?
それで頭に詰まってる妄想を書けばいいじゃないか
553 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/21(月) 23:51:14 ID:???
>>550
人物紹介はウサビッチ?
とにかくGJ!
554 名前: 550 [sage] 投稿日: 2008/01/22(火) 00:10:45 ID:???
>>551
酒を飲みつつ猫と戯れる物憂げな美女
つまみをねだる猫を指先でそっとあやしながら杯を傾ける
餌が貰えずいじけた猫にやっとつまみをあげてみれば
猫はぷいと顔を背けた

そんな柿ゆーがいいと思うんだ

>>552
妄想はいいものだ

>>553
ウサビッチは知らないですw
人物紹介はいつも適当なのです
555 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/22(火) 05:55:37 ID:???
議論スレ凄いことなってる…
556 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/22(火) 10:33:47 ID:???
>>552
ごめん携帯なんだ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
嘘だけど
557 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/22(火) 23:58:34 ID:???
ホラー系です。苦手な方はスルーでお願いします

千雨 嘘ついたら針千本飲ます
http://www4.uploader.jp/dl/zaziechiu/zaziechiu_uljp00005.txt.html
558 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 02:38:38 ID:???
痛い痛い!!
559 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 08:14:05 ID:???
恐!(((゚д゚;)))ガクガクブルブル
560 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:06:53 ID:???
ザジだもの。
http://gban.jp/i/avt7vz
http://gban.jp/i/avt83g
561 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:16:45 ID:???
くそう、ラブやん風味がたまらなく良い
GJ!!

で、目玉焼きは醤油で常考
562 名前: 幻の辛子1/2 [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:28:57 ID:???
「ヤッホー、また来ちゃったよ」
そういってまき絵は閉店後の超包子へやってきた
「五月ちゃんまたあいに来ちゃった」
まきえさん、お待ちしてました
「う〜む、あの二人また、この時間に入っていったネ」
「これは怪しいアル」
「いいじゃないですか、中でなにやってても
私だってこの前研究室で・・・・。」
ハカセの衝撃の告白に五月よりかも興味を持ってしまった
「五月のことは今日出なくてもいいネ」
「ハカセ、とっととはくアル」

「五月ちゃん、ごめんね〜、料理教えてもらいたいなんて」
(でも実は五月ちゃんに二人きりで会いたかった
からなんだよね。)
(まき絵さん、相変わらずかわいいですね)
お互いにどことなく甘い雰囲気が漂っている

563 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:31:17 ID:???
>>561
一言一句同意。
あと続き楽しみに待ってます。
564 名前: 幻の辛子2/2 [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:32:03 ID:???
まき絵さん、今日はとっても珍しい調味料が
手に入ったので折角なので使ってみましょう。
「え!どんなの見せて見せて」
せかすまき絵の前に五月は少しの野菜のようなものを取り出した。

これはバーサーカーペッパーという唐辛子の一種です
もし生のまま食べたりしたら・・・・

「えっ!!!」
そのとき既にバーサーカーペッパーをまき絵は食べてしまっていた
すると
おや?・・・まき絵の様子が・・・・
「ウニョラー!!!!!トッピロキーニ!!!!キロキロー」

大変!!生のまま食べると野生に帰って暴れだしてしまうのに……

こうして超包子は瞬く間に崩壊してしまった。



見たことないような組み合わせを書いてみたかった。
さつきまき絵です。
565 名前: 563 [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:34:29 ID:???
>>564
ちょっと待てw
あと割り込んじまってゴメンナサイ
566 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/23(水) 22:51:18 ID:???
さつきまき絵GJ!!確かに新しい組み合わせだ

>>大変!!生のまま食べると野生に帰って暴れだしてしまうのに……
この後一体まき絵は何をしたのか?
それが見たかったかも
567 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 00:25:19 ID:???
三分後投下〜
568 名前: 千雨 その衣装の似合う人 [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 00:28:04 ID:???
千雨 その衣装の似合う人


1/3
ネットアイドルちう・・・その人気の秘密は千変万化の衣装の変化にある
常にホームページを見に来た観衆を飽きさせない
それがトップを維持する秘訣の一つなのだ

そんな私が行き詰まっていた。そう、ネタのマンネリ化が顕著に表れてきたのだ
現在衣装は私が作っている。費用は何とか使用済みの衣装をネットに流して捻出しているがアイデアは何ともならない
とてつもない発想が溢れてくる時はまだ良かったが、今はその泉も尽きかけているようだ

引退?

そんな事を考えることもある
しかし・・・単純に私は一番がいいのだ。そう、どんな手を使ってもネットアイドルで一番を維持したいのだ


千雨 「伝説の洋装師、Mか・・・」
私の情報収集は基本的にネットに依存する部分が多い
まあ、情報の的確性はさておき、その新鮮さと斬新さは他のメディアの追随を許さないだろう
衣装を一人で用意することに限界を感じた私は、苦肉の策として他人の手を借りることにした

洋装師M、それはネット上で話題になっているコスプレ衣装の専門家だ
コイツの作った衣装を着たぽっとでのにわかネットアイドルが、私の地位を脅かしたときもあるくらいだ
正直存在自体恐ろしい
ただコイツを味方につけることが出来れば・・・
569 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 00:29:10 ID:???
2/3
連絡は意外と簡単につけることが出来た。そして協力も取り付けることが出来た
と言うよりも向こうも私に興味を持っていたようだ
さすが私、さすがちう

千雨 「ん?意外に住んでいる場所は近いのか?」
服を作ってもらうためには採寸が必要となる。私は自分で採寸できるため、詳細な資料を送ることにした
しかし相手はこだわり派らしく、実際にあって採寸したいという
完璧なものほど手間暇かかるのは中学生の私にだってわかることだ
だが簡単に逢いましょうといってもそれは無理な話
相手は何処の誰かもわからないのだ。そして住んでいる場所さえもわからない、距離的に無理なことだってある
しかし運命は私に味方したようだ

ちうの住んでいる場所がばれるのは大変に問題だ
だから私はダメ元で近く駅名を伝えてみた。するとそこならば行くことが出来る。と言う答えが返ってきたのだ
これで逢うことが出来ることはわかったが・・・正直不安だ
相手は男か女かわからない。もし変な男だったら・・・
そこで私は正直にその不安をぶつけたみた。すると返ってきた答えが何か6文字の言葉を送れというのだ
その6文字を紙に書いて私の姿を映像で見せるという
なるほどそれなら女であることを証明できるかもしれない
早速私は文字を送ってみた

おっぱいうp

そう送ってやった

するとしばらくして何処かのアップローダーのurlがメールで送りつけられてきた
それにアクセスすると・・・

乳首は隠されていたがおっぱいうpされていた
それも私並に形がいい。いや、もしかすると・・・私はしばらくそのおっぱいを見入ってしまう
でも顔は映ってはいなかった
570 名前: 千雨 その衣装の似合う人 [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 00:30:10 ID:???
3/3
逢うとなった当日、私は軽く変装をして麻帆良駅へと向かった
不安でいっぱいであったが、新しい衣装という欲求には逆らえなかった

麻帆良駅に着くとやはり人でごった返していた。遊びに来た人、仕事中の人、パフォーマーなどたくさんいる
よく考えたらこの中からMを見つけ出すのは至難の業だ
特徴は腰まで長い髪と赤い服、そしてお酒のワンカップだそうだ
何故お酒のワンカップかはわからないが、お酒のワンカップを持った女なんてそうはいないだろう

やがて時間と人は過ぎていった。それを見ていると目の前を目まぐるしく時代が流れていくような錯覚に陥る
正直逢いたいけど逢いたくないという気持ちが私の中に膨れあがってきた
そして約束の時間。だがMは現れない。私、騙されたのかな?もう、帰っちゃおう。そう考えたときだった

?? 「お?長谷川じゃん?どしたん?」

背後からかけられた声に振り返るとそこにいたのは何処かで見たことのあるクラスメートだった
千雨 「か、柿崎!?何でお前こんなトコに?」
美砂 「ぬふふ、何でだと思う?ひっく」
千雨 「酒くせえな・・・って、昼間から・・・ワンカップ?」
美砂 「うふふ」
千雨 「赤い服に腰まで長い髪・・・そしてワンカップの缶・・・」
美砂 「やっと気がついた?こんにちは、ちう、ちゃん。私すぐわかったよ。ちうちゃんが長谷川だってね」
千雨 「て、テメエがM!?」

柿崎美砂、コイツは意外にも洋裁が得意だそうだ。趣味で作っていた服を葉加瀬が見つけ、ネット上で話題にしたらしい
葉加瀬なら簡単に情報操作できただろうが、それをしなくても柿崎の技術は素晴らしいものだったようだ
あっという間に伝説の洋裁師Mが出来上がったらしい
こうして私は幸か不幸かコスプレ衣装師と手を組むことが出来たのだった

美砂 「出来たよ新作!!ちゃおりん作のよく伸びる特殊繊維で作った真っ白な男性用ブリーフ。次は変態仮面でいこうよ!!」

571 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 00:34:08 ID:???
>>560
くそう、毎回面白い……GJ!
ところで12回が残ってたら別のとこに上げてもらえないだろうか?
毎晩スレ見れるの深夜で、PC規制かかって読めないんだ……
572 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 03:12:48 ID:???
>>571
第拾弐話
http://gban.jp/i/avtlyy
http://gban.jp/i/avtm2n
http://gban.jp/i/avtm7d
573 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 10:33:04 ID:???
>>570
赤い服とワンカップとMで一瞬MEIKOかと思った。
574 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 11:36:19 ID:???
>>560
何故片方だけ見れないんだ(´・ω・`)
575 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 21:46:21 ID:???
三分後投下〜
ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
ずっと前、私はひとりぼっちで麻帆良にやってきた。今、私の心にはみんながいる

夏侯惇(古)元譲[かこうとん げんじょう]
尊敬する人?ファルコン加藤アル

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
さぁ行くよぉ、勝つかボロ負けか―― 勝負ぅ!

呂布(千鶴?)奉先[りょふ ほうせん]
おっぱいは不純じゃないわ、聖域よ

陳宮(夏美)公台[ちんきゅう こうだい]
決められた役割を演じるというのは、難しいものだね
576 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 21:49:21 ID:???
三国志な、ま!


1/3
いくら人のいい劉備さんとはいえ、呂布が自分のお城を乗っ取ってしまったのはいい気持ちではなかったようです
曹操と手を組んで呂布を排除しようと企んでいたのでした
しかしそんな企みというのは得てして漏れてしまうのは歴史的必然というところでしょう

曹操と劉備の間で使われていた密偵が捕まり、呂布打倒の陰謀が露呈してしまいました
すると怒り心頭の呂布さん、当然のごとく近くの劉備さんを攻めたのでした

エヴァ 「ふふっ、椎名桜子。貴様の血はずいぶんと美味しそうだな・・・突き刺してやる」
夏美 「あ、あれ?ちづ姉今、別人になってなかった?」
千鶴 「うふふ、どうしたの夏美ちゃん。別に私はやわらかくないわよ?」
夏美 「何言っているのかわからないよ、ちづ姉」

劉備の住む小沛のお城は小さなお城です。ここを大軍でもって攻められれば、あっという間に落ちてしまいます
まして指揮するのは武神呂布です。もう劉備さんは怖くておしっこ漏らしそうなのでした

呂布、劉備を攻めるの報を聞いた曹操は急いで援軍を送りました
援軍をまとめる将は夏侯惇、曹操軍きっての勇将です

古 「さ、桜子だけご飯食べる貰えるのは不公平アル。私も食わせるアル!!」
千鶴 「あらあら、食いしん坊さんね」
古 「ぬぬっ、さすがは家庭料理の達人アル!!この肉じゃがはたまらんアル」
エヴァ 「さあ、肥え太れ。そして運動する健康的な貴様の血はたまらなく美味しいだろうなぁ・・・」
古 「アル?」
千鶴 「あら?じゃがいもやわらかくなかった?」
577 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 21:50:21 ID:???
2/3
残念ながら夏侯惇の援軍は間に合いませんでした
劉備はあっという間に蹴散らされ、散り散りになってしまったのでした

古 「いいアルな」
千鶴 「何がかしら?」
古 「おっぱい大きいアル。どうしたらそんなに大きくなるアルか?」
千鶴 「愛、よ。ここには愛が詰まってるの」
古 「嘘つき」
千鶴 「うふふ、愛を込めて揉むのよ。こんな風にね」
古 「ちょ!!いけないアル〜!!」
千鶴 「ふぅ、ほら、大きくなったでしょ」
古 「ほ、本当アル!!右のおっぱいが少しだけ大きくなったアル!!」
千鶴 「うふふ」
古 「じゃあ左のおっぱいも揉んで欲しいアル!!」
千鶴 「うふふ」
古 「あ、あの・・・このままじゃ右のおっぱいだけ大きいままアル」
千鶴 「うふふ」
古 「アーーーーッ!!!あんまりアル!!」

夏侯惇の軍勢は仕方がなかったので呂布の軍勢を蹴散らそうと戦いを挑みました
さすがに曹操軍の精鋭部隊です。呂布軍と互角の戦いを演じました
しかしとんでもない不幸が夏侯惇を襲ったのです

なんと流れ矢が左目に命中したのでした。命に別状はありませんでしたがもう左目は世界を見ることが出来ません
普通なら悶絶するところです。しかしそこは勇猛な夏侯惇将軍、自軍に動揺が走らないようにあり得ないことをしたのです
何と目玉ごと弓矢を引き抜くと、”父母から貰ったものを捨ててなるものか”と言ってその目玉を食べてしまったのでした

ですが夏侯惇将軍の負傷で曹操軍は一度軍を引かざるを得ませんでした
578 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 21:51:22 ID:???
3/3
敗走中の劉備さんは何とか曹操軍を見つけてそこに合流しました
しかし身も心もぼろぼろです

桜子 「ねえ明日菜。高畑先生とはどうなの」
明日菜 「・・・ふられちゃった」
桜子 「そっか・・・でもきっと良い出会いがあるよ。そうだ!!いいところに行こう!!」
明日菜 「へ?何処?」
桜子 「繁華街の”鈴”っていう雀荘だよ!私そこでクイーンて呼ばれてるんだ!えへっ!」
明日菜 「雀荘って・・・第一中学生がそんなところに行っちゃ駄目でしょ。それに私麻雀なんて出来ないし」
桜子 「大丈夫、経営者はちゃおりんだし。それに・・・背中が煤けてるようなおじさまがいっぱいだよ?」
明日菜 「ちょっと麻雀入門書買ってくる」

何とか体制を立て直し、呂布軍を倒したい曹操と劉備さん
直接闘っては被害も甚大、それに相手はあの武神です。勝てるかどうかも怪しいところです
そこで曹操さんは一計を案じました
呂布は現在徐州を支配しています。そこは昔陶謙というものが治めていました
そして陶謙は死に臨む際、自分の子ではなく徐州を劉備に託したのです。それには陶謙の配下の者も大賛成でした
つまり今、呂布が徐州を支配しているのを快く思わないものもいるということです

曹操はその反乱を起こしそうな部下に目をつけて連絡を取ったのでした
そう、呂布の内側から兵力をそごうとしたのです

579 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 22:01:51 ID:???
人物紹介の明日菜にホロリときて作中の明日菜に吹いたww
580 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/25(金) 01:23:50 ID:???
>>572
すごく……消えてます……
581 名前: 共に前に進もう(1/3) [sage] 投稿日: 2008/01/25(金) 17:16:59 ID:???
11月のある日、アタシはのどかと二人で同人誌即売会に行った。その日の帰りのこと。
「今日は楽しかったね。」
「うん。」
「ところでのどか。」
「キスしていい?」
のどかは静かにコクンと頷いた。アタシ達は満員電車の中で、人目を気にせずキスをした。
実はアタシ達は、一週間前に付き合い始めた。きっかけはアタシの告白。のどかは一つ返事でOKを出してくれた。
自分で告白していうのもなんだが、なぜのどかが了承してくれたのか。のどかはネギ君が好きな筈なのに。
それにアタシが告白してから一週間、恋人らしいことをほとんどしていない。
いつも通りに朝の挨拶をして一緒に食事をとって一緒に学校に行く。告白前と何も変わっていない。
こんなので本当に付き合っているといえるのか。そんな気持ちのまま、悶々とした日々が続いた。
終業式の放課後、クラスメートの朝倉が話しかけてきた。
「ハルナ、本屋ちゃんとうまくいってる?」
「まあね。」
「どうしたの、いつもみたいにテンション高くいこうよ。」
「アタシだっていつもテンション高いわけじゃないもん。」
なんでこんなに苛ついているんだろう。ゴメンね朝倉、心配(?)してくれてるのに。
582 名前: 共に前に進もう(2/3) [sage] 投稿日: 2008/01/25(金) 17:17:25 ID:???
「上手くいってないみたいだね。嘘ついたって駄目だよ。悩む乙女の顔してるもん。」
「流石朝倉、隠しても無駄ってことか。」
アタシは、朝倉に今ののどかとの関係を話した。
「つまり、アンタは本屋ちゃんと付き合っていると確信したいわけね。それなら簡単よ。Hしちゃえばいいの。」
「え、え、H!?」
「そんな驚くこと?いつも同人誌でHしてるシーン描いてるじゃない。」
「実際するのと漫画で描くのとは違うよ。それにそれが原因でのどかに嫌われたら…。」
「嫌われたらその程度の仲だったってことだよ。今日はクリスマスイブだし、ね?」
その日の夜は、図書館島探検部で本の整理をした。皆は整理を終え、帰っていった。だが、アタシ達は皆が帰った後も図書館島に残り、本を読み続けていた。
「二人っきりだね…。」
のどかが珍しく自分から口を開いた。今ここにアタシとのどか、二人しかいないことに漸く気付いた。
体が疼き始める。昼間に朝倉に言われたことを思い出した。
気付いたら、アタシはのどかを押し倒していた。
「ハルナなら、いいよ…。」
クリスマスイブに図書館島でやるという行為。その背徳感が、アタシの体を熱くした。
583 名前: 共に前に進もう(3/3) [sage] 投稿日: 2008/01/25(金) 17:17:50 ID:???
そしてアタシ達は結ばれた。
次の日の朝、アタシはのどかに起こされた。今日から冬休み。他のクラスメートは殆んどが実家に帰ったが、アタシは大晦日の今年最大の同人誌即売会に向け、寮に残っている。
「ゴメンね、のどか。アタシの我が儘に付き合わせちゃって。」
「ううん、私もハルナと少しでも長くいたいし。」
「もう、可愛いんだから。」
アタシは堪らず、のどかに頬擦りをした。今日から六日間、のどかと二人で同人誌制作に集中だ。
始業式の日の朝。アタシ達は手を繋ぎながら登校している。
「おはよう、朝から二人とも見せ付けてくれるね。」
朝倉がカメラを持って話しかけてきた。
「やっと恋人らしくなってきたじゃん。」
「朝倉のおかげだよ。本当にありがとう。」
「パルに本屋ちゃん、お早う。」
「明日菜、ネギ君とはうまくいってる?」
「な、何言ってるのよ。」
「ネギ先生モテるから、ぼやぼやしてると誰かに盗られますよ。」
「本屋ちゃんまでもう!」
のどかの中ではとっくにネギ君とのことが終わっているのだろう。アタシが遠慮してたから、前に進めなかったのだろう。
アタシは何があろうと、のどかと共に前に進んでいこうと決めた。
584 名前: マロン名無しさん [サンタモニカ] 投稿日: 2008/01/26(土) 10:25:20 ID:???
GJ!
新鮮で萌えた!
585 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 11:36:06 ID:???
なぜこの様なカプが出てこなかったのか……
まさにありそうで無かったカプだな!
586 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 14:47:14 ID:???
おえっ…
587 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 14:55:12 ID:???
このカプが出てこなかったのが不思議なくらいだよ
GJ!
588 名前: 茶々丸 ちょっとだけ転んだ [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 23:14:22 ID:???
茶々丸 ちょっとだけ転んだ


エヴァ 「茶々丸ぅ〜、眠いからベッドまで運んでくれ」
茶々丸 「イエス、マスター」

最近のマスターは今まで以上に怠け癖がつくようになりました。自分で服を着ることも食事もお風呂に入ることもしなくなったのです
自分でやることといえばゲームと猫の蚤取りぐらいのものです
このままでは超駄目人間の見本になってしまいます。少しは社会貢献してまともな人間になっていただきたいのですが・・・

エヴァ 「さあ、お姫様だっこでベッドまで運ぶんだ。ゆっくりな」
茶々丸 「マスター、その足は何のためについてるのですか?少しはご自分で歩いてください」
エヴァ 「ぼーやを踏んづけるためぐらいか?昔の人もいってたな、”足なんてただの飾りです”とかなんとか」
茶々丸 「ということはマスターはオールレンジ攻撃が出来るのですか?」
エヴァ 「出来るぞ。空も飛べるしな」

ゲームルームからベッドルームまでは部屋二つ分の距離です
しかし途中には降りる階段があり、マスターはここで転んでしまうため私に運ばせているのです
そして、今日の私はちょっとお茶目。転ぶというデータを収集したくなったのです
茶々丸 「ああ、転んでしまいます。ああ一番上から転んでしまいました(棒読み)」
エヴァ 「ちょ、まて!!まてぇぇぇぇ!!!貴様が転んだら私までぇぇぇぇ・・・」

ごすん。と床から大きな音がしたかと思うと、めりめりばきんという音までしました
そうです、私の体重は●△□×kg。オートバランサーと重力制御システムを切り離したら床を突き抜けてしまいますね
ああ、お家を壊してしまいました。反省されるべきですが今後のいいデータとなりました

茶々丸 「申し訳ありません。マスター、つい転んで・・・しまい・・・」
私の体重を持ってしてマスターを下敷きにして床にダイブすればどうなるか?いま、目の前に転がるマスターの頭がそれを物語っています
千切れ飛ぶ肢体、はみ出る内蔵、溢れる血液、あり得ない数の関節・・・どうしましょう?葉加瀬はマスターを直せるでしょうか?
茶々丸 「マスター全体の破損率80%・・・頭だけでも闘えますか?」

589 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/26(土) 23:43:37 ID:???
そういうのはあぷろだに頼む…
590 名前: 588 [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 00:09:55 ID:???
>>589
不快にさせて申し訳ないです
これぐらいまでならと思ったんですがすみません
591 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 00:18:50 ID:???
>>590
>千切れ飛ぶ肢体、はみ出る内蔵、溢れる血液、あり得ない数の関節

これのどこが「これぐらいまで」なんだ?
こんなん不快に思わん方が異常。別スレでやってくれ。二度とくんな
もしくは氏んでくれ
592 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 00:43:12 ID:???
お前もな
593 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 00:49:56 ID:???
        ,ィ , i
       ,' ′‐ァ=ニ_'==‐
      ,  '⌒ヽ / , ィト\  _
.   //i i. iヽ ',/ リヘヽ '´/
   〃/,化i! i |  ! /! iW´
   ″L!i.ト,ヽ!i  |∧ ∨ ヾ ___
      }U ' `|! !i}ハ /ゝ 、 \  !工エつ
       ヽァ __」. !|レ‐テ´   丶ヽ ノ
       (冖i_」 ルン ``‐、   /工二コつ
        ̄ |:!      ` -'
          リ
594 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 01:06:05 ID:???
>>591
まあちょっと落ち着いて、議論スレの最近の流れに目を通しておけ。
595 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 01:10:22 ID:???
頻繁に議論スレは見てるが?
氏ねと言ったのは謝る。ごめん
何?いつからここグロOKになったの?もう四肢切断とか首チョンパとか好きにやってくれ
596 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 01:28:05 ID:???
>>595
一度のミスで猛抗議せずに「次からはロダで」くらいに抑えて。
俺もグロ苦手だから気持ちは分かるが、他の住人が引くような言い方は良くないって事だよ。
597 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 01:28:16 ID:???
何か頭だけになっても平然と喋るエヴァ様が浮かんできた
その後、茶々丸の予備ボディを接続し、自身の体を再生している間に
茶々丸のネジを巻きまくるエヴァ様が……
598 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 01:39:18 ID:???
一言「グロです」と書いて投下すれば俺もなんも言わなかったさ
あまりにマナーがなってない。俺もだけど
だから次からは一言添えて切断なりなんなり投下してくれ。そういう趣味の方々もいるみたいなんで
599 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 04:53:47 ID:???
もうこのお話はおしまい!!
600 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 12:40:35 ID:???
蒸し返しですまんが、本当にちょっと落ち着いてから、コメした方が良いね、
最近この1スレだけで、感情的過ぎるコメが元で荒れ過ぎていることが多い。
軽い批判程度ならまだいいが、「こいつの話が俺様には気に入らないから消えろや」くらい過激なことは必ず議論に。
議論にも出さず、過激暴言をココにぶつぶつと出すようなら、荒らしとみなして放置。
まあ、今回は書き手にも非があるので、書き手もグロなどの過激描写の扱いには注意で。
とりあえず600と楓姉はもらってく
601 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 15:06:28 ID:???
以下カオスな流れの時のザジちうスレ
602 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 16:36:29 ID:???
急速な勢いの読み手市場でつね
気をつけないと追い出されるわ
603 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 16:36:40 ID:???
ハッピーバースデー、俺
http://imepita.jp/20080127/596530
604 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 19:42:32 ID:???
>>603
お誕生日おめでとう!!でいいのかな?

で、22本のローソクはリアルなのかイメージ画像なのか
そしてフォークとナイフの位置から見てホールケーキ一人食いなのか

謎が残りますな。そしてGJ!!
605 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 20:12:54 ID:???
元絵が分かる人なら分かる
でもホール一人喰いはマジです。半分ぐらいで気持ち悪くなった
606 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 20:18:09 ID:???

前回に引き続きまたまたあこゆな絵です…
607 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 20:19:26 ID:???
>>606

URL張り忘れ!
http://imepita.jp/20080127/725490
608 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 20:46:33 ID:???
ホールケーキの一人食いか……
俺も11/21に一度だけやったことがあるがもうやりたくないわ

そして>>607の何か重大な事件に遭遇したかは分からないがシリアスなあこゆな
俺はこの後に3-A全員参加のパイ投げ合戦が勃発すると見た
609 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/27(日) 22:55:09 ID:???
>>607
えらく裕奈が男前だw GJ!!
610 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 00:27:42 ID:???
避難所の皆さんの意見から修正した新しいテンプレです
次スレから>>1の相坂さよさんはこれになると思われます
もしここを直したほうが良い、という意見がありましたら避難所のほうにお願いします
611 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 00:31:01 ID:???
基本的にザジ×ちう。百合、ショタ、えっち、シリアス、ホラー、ミステリー、ほんのり、どんなカプでもネタでも萌えれば勝ちなのです
でもあんまり激しすぎたり、グロなど過激描写の話も投下前に申告して下のあぷろだへ注意書きをつけて投下しちゃいましょうね
http://www4.uploader.jp/home/zaziechiu/

基本的にはsage進行ですけど、落ちそうになったらageてください
長めのSSの投下前は、投下予告をするとか、更新をして他の方と被らないようにして下さい。それとトリップは付けない方がいい感じです
苦手なタイプのSSはスルーが原則です。間違っても叩いたり、煽ったりしないで下さい。当然ですが荒らし・広告の類もスルーでお願いです
もしSSや絵、流れや発言に苦情や意見があったらこちらの議論スレで議論してください
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3429/1147161131/l50

投下したSSや絵にGJレスや感想がつくと職人さんは大喜びです。レス返しもあるかもです
でも過度な賞賛は、かえって職人さんへの負担となりかねないので控えめにしましょう
職人さんも住人さんも投下時やレス、レス返信時にはあまり悪ノリをしないでくださいね。何事もほどほどに、です

投下したSSや絵やぷちネタにレスがつくと嬉しいですよ?
これはと思ったネタがあったら是非投下してみましょう。それが第一歩です


前スレ:【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?26はここです
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1186417251/


まとめwikiは
http://www.wikihouse.com/chuzazie/
新まとめwikiは
http://www37.atwiki.jp/chiuzazie/pages/16.html
携帯まとめは
http://www.geocities.jp/chiuzazie/
避難所はここです
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3429/
古いあぷろだになっちゃいました。昔のネタとか置いてあるです
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/upload.html
612 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 10:10:29 ID:???
ふみか「姉者ァ! 世(スレ)が、世が荒れて…ハッ!?」
ふーか「…」ゴゴゴ…
ふみか「あ、あれは世紀末覇王闘衣! あ、姉者…本気じゃのう!」
ふーか「行くぞ! 今こそわしが覇権を握る!」

ふーか「久しいのう、魔王」
千鶴「あらあら…三十年ぶり、かしら?」
ふーか「忘れた日など無い。貴様にやられたあの日…わしは貴様を倒し、覇王となると決めたんじゃ!」
千鶴「…私は世俗には興味ないわ。それでもやるの?」
ふーか「くどい! 貴様にやられた〇〇が…疼くんじゃぁ!」
千鶴「仕方ないわね…行くわよ小覇王。後の準備はいい?」
ふーか「ぬかせ豊島がぁ!」
千鶴「殺す!」



この日、麻帆良が揺れる
613 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 12:37:34 ID:???
>617
>麻帆良が揺れる
胸的な意味でですね、わかります><
614 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 18:17:39 ID:???
やらずにはいられませんでした
http://imepita.jp/20080128/656950
615 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/28(月) 20:56:00 ID:???
>>614 怖い。
茶バットバットVはいるのかな?wwwwww
616 名前: 世が乱れたら [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 02:33:30 ID:???
世が乱れたら


エヴァ 「ふふっ、世が乱れ秩序が無くなるとき、わらわの出番じゃ。のう、茶々丸」
茶々丸 「御前様のおっしゃる通りにございます」
エヴァ×茶々丸、何故か和風の鉄板コンビ

高音 「ぬ、脱いだ方が良いかしら?」
愛衣 「も、もしかして私もですか」
高音×愛衣、服なんかいらない同盟

刹那 「お嬢様は我が命に代えてもお護りします」
木乃香 「護るて・・・貞操?」
木乃香×刹那、百合ヶ丘学園百合部所属

美砂 「わかる?今日も円だけナンパされてるのよ。私に声もかけないなんて・・・飲まなきゃやってらん無いわよ!!」
裕奈 「Zzzz・・・」
美砂×裕奈、週末の独り身OLお姉さんと飼い猫の部屋

千鶴 「もう、一刺ししてお仕置きおかないと駄目ね」
夏美 「ち、ちづね。ほどほどにね」
千鶴×夏美、暴走タイラントとその気苦労の絶えない僕

千雨 「て、てめえ私のケーキ食うんじゃねえ!!」
ザジ 「・・・」
ザジ×ちう、果たして主役か?

>>612
何か触発されました。インスパイアすいませんです
617 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 14:22:01 ID:???
千鶴「喰らいなさい! ネギファンネル123!」どたたたぷんっ!
ふーか「ハァァァ…忽ッ!」
飛び来るネギを気合いで破壊するふーか
千鶴「遅れて4!」どたぷんっ!
ふーか「何いっ!? クハッ!」 ず ん !
千鶴「突き刺さったネギファンネルの先端は光の早さで回転、振動して貴女の体力を奪うわよ」
ふーか「お…ご、ぐ」
千鶴「今…眠らせてあげるっ! ハイマット…」どたっ
千鶴のスカートから大量の長ネギと玉葱が現れる。
千鶴「ネギバースト!」ぷるるんっ!
言い表すならネギの龍。そのアギトはふーかをも飲み込み――無へと帰した。
千鶴「…虚しいわね。また一人」たぷ
ふーか「…ウォォォォ…!」
千鶴「何っ!?」
ふみか「理性の手綱切断! 覇王、制御不能じゃい!」
ユエ「漏るDEATH!?(なんですって!?)」
エヴァ「…奴め…この惑星を地獄に変えるつもりか!」
ふーか「ウォォォォン!」
千鶴「くっ!」どたぷんっ



麻帆良が炎に包まれる。
618 名前: 千鶴 私の跡 [sage] 投稿日: 2008/01/29(火) 22:50:28 ID:???
千鶴 私の跡


小太郎 「あ、あの・・・これプレゼントや!」
夜、夕飯も終わり食器の後片付けも終わった頃、小太郎君が私に近づいてきたかと思うとその両手を私に差し出しました
その手のひらには小さな包みが乗っかっていました

千鶴 「あら?なにかしらこれ?」
小太郎 「その・・・誕生日プレゼントや!!今日、誕生日なんやろ?」
千鶴 「あら、そういえば今日だったわね」
私自身、誕生日のことはすっかり忘れていました。そう、あまりに平穏が続く日常に感覚が麻痺してしまったのかもしれません
すこしもじもじしながら小太郎君は包みを差し出しています
千鶴 「ありがとう、喜んで頂くわね」
包みを開けるとそこには一枚のハンカチが入っていました
千鶴 「ハンカチね。綺麗、早速使わせて貰うわね。でも小太郎君、お金どうしたの、これはそんなに安くはないと思うわ」
小太郎 「ぶ、武闘会の賞金や!!一応予選を通過したら貰えたんや」
顔を真っ赤にして目をそらせている小太郎君。照れている姿が可愛らしいわ

千鶴 「うふふ、じゃあコタちゃんの時は何が欲しいの?そういえばコタちゃんのお誕生日っていつ?」
小太郎 「・・・わからへん。俺、捨て子やったし・・・本当の年齢もわからんのや」
千鶴 「じゃあ、私たちが出逢った日で良いわね。その日にきっと良いものあげるから」
小太郎 「ちょ!!抱きしむがが・・・」
今の小太郎君は抱きしめるのにちょうど良い身長、でもきっと成長したらそれも出来なくなるのかしら
千鶴 「コタちゃん。あなたに出逢えて良かったわ。もちろん夏美ちゃんもあやかも・・・みんなも」
小太郎 「・・・」
それなら今思いっ切り抱きしめておきたい。私の跡がしっかりと残るくらいに

千鶴 「コタちゃん・・・コタちゃん!?伸びてるの?」
どうやら窒息しちゃったみたい。強く抱きしめ過ぎちゃったかしら

619 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/30(水) 00:03:32 ID:???
はい、忘れてました。ひぃ、どうかお慈(ry)

いいなぁ、暖かそうで。心も胸も。
620 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 00:09:45 ID:???
和んだ(*´д`*)
621 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 05:49:17 ID:???
>618
全 6 6 5 号 室 住 人 が 泣 い た
622 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 09:41:26 ID:???
>>618
……GOOD♪
623 名前: 超 究極の潜入工作秘密グッズ [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 15:04:59 ID:???
超 究極の潜入工作秘密グッズ


ハルナ 「何してるのちゃおりん?」
超 「ちょっと龍宮サンからの依頼の品を作っていたネ。うむ、完成ヨ」
ハルナ 「これ・・・なに?」
超 「究極の潜入工作秘密グッズネ!!龍宮サン、何処に行くかは知らないケド潜入工作に必要なものの依頼受けたヨ」
ハルナ 「これが究極の潜入工作秘密グッズ・・・これの名前は何?」

超 「究極潜入秘密グッズ”ダン・ボー”ヨ」

やや茶色に輝く胴体。そして砂漠の熱波すら遮断し、シベリアの寒波すら防ぐその防温性
素晴らしいまでの柔軟性と犬の攻撃すら防ぎきる防御力
重量は携帯するに問題のない重さ、折りたたみ可能で携帯にも便利
そして何より素晴らしいのは

超 「何より素晴らしいのは市街戦、室内戦においてありとあらゆる場所においてその存在を隠し通せる存在感の無さヨ!!」

ハルナ 「なんと・・・確かにこれは・・・コミケの場にこれがあっても不自然ではない」
超 「ふっふっふっ、教室、体育館、ゴミ捨て場など何処にあっても不自然ではないネ。そして駅前なら・・・ウホッ!!」
ハルナ 「ちゃおりん大丈夫なの。こんなの作っちゃって・・・CIAとかFBIとかに狙われたりしない?」
超 「・・・そんなところに狙われるのは慣れっこヨ」


真名 「で、これがその究極潜入工作秘密グッズなのか?」
超 「そうヨ!!何処へ行っても、全世界で存在感を消せる素晴らしい道具ヨ!!でも開発費は相当高ついたネ」
真名 「私にはただの”ダンボール”にしか見えないが?」
超 「違うヨ。”ダン・ボー”ヨ」

真名 「一つ教えてやる。これはすでに10年以上前にコ○ミ開発されて特許まである。超、貴様らしくない失態だな・・・」

624 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 23:08:51 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!

    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  クーフェイマン!
      |__|
       | |


    ⌒●_●⌒
      フ |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       / 銚子
    """"""""""""""


       ⌒●__●⌒
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""
625 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 23:14:53 ID:???
   '´  '''ヽ
  ノ ||l」l」l」)ゝ  ゲフー
 ゝ(||キ _テ||∩)) ポンッ
  /   ⌒ヽ
 (人___つ_つ
626 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/01/31(木) 23:20:08 ID:???
                , ‐,フ´ ̄ ̄``丶
             ,  '´           \
          _,∠   r、         ヽ   ヽ
       ,. '´ 7 7 `ア |     、ヽ   丶.  ト
.     /   / 〃 / /'|.  ! 、  ヽ丶   ', l !!
     /    ,' ,'   i / i|  ト 丶  丶ヽ,  !// |
.     ′    ! /|  l /  !  l \ \  ヾ!. |/ |
           !/ .|  |!    、 ヽ >=、, -|i  l  l
        i' │ f'´ ̄ミヽ丶∨, -ニヾヽ !!  !、 l
        |レ 7|  !ト:─┬`i ヽ!‐〒¬¬i ||  | ! ザジ、それは中国産じゃねえのか?
         / ノ ! |ヘ.ゝ-'  !⌒!ト ゝ-'  ノ !i  !/    今、中国産を食うのはは止めとけ
       / ∠  |`i|`ヘ _,ノ   丶 _, じ !|  |
     /  ´  L. i│ | ヽ、  , -─┐ / i|  ト _
      i     ゝ, !l |  丶、`    ´/   ‖ トミ 丶
     !      j l| |     >ァ=!´     !  | 丶、'
     ヽ     ,ノ l! !   く./  }     |  |  , `丶
        !    i   | | _,  '´           |  !/    ヽ
627 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 00:06:29 ID:???
三分後投下〜
ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
つるつる、つるつる、だがそれがいい

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
死んだら葬儀屋も悲しんでくれるくらいに一生懸命生きましょう

陳宮(夏美)公台[ちんきゅう こうだい]
自分を素直に出せるなら今のままの自分で十分です

張遼(夕映)文遠[ちょうりょう ぶんえん]
人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物です
628 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 00:09:30 ID:???
三国志な、ま!


1/3
内と外から迫る呂布包囲網、それは確実に呂布を追い詰めてゆくのでした

千鶴 「あら?ここでもおネギが売り切れ・・・おかしいわね」

徐州には陳家という名家があり、そこの二人の人物が呂布を内側から責め始めたのです
一人は陳珪(高音)漢瑜[ちんけい かんゆ]、もう一人はその子供の陳登(愛衣)元龍[ちんとう げんりゅう]といいました

高音 「そんなに買い込んで・・・スキヤキってそんなにおネギがいるの?」
愛衣 「はい、これがスキヤキのポイントなんですよ」

徐州にはいくつかのお城や砦がありました。陳親子は呂布が曹操を迎撃しようとお城を出ると、早速その策を発動させたのです
陳親子はまず先に曹操が攻め込んできたら危ないからと、呂布の家族を下ヒという城へと移しました
そして城内の者と示し合わせて城門を固く閉じてしまったのです
それは徐州のお城や砦全体に及びました
陳登は早馬を飛ばして各地のお城や砦を呂布の手から切り離したのです

やがて曹操と一戦を終えて帰ってきた呂布、しかし帰ってきてもお城には入れなかったのです
千鶴 「ゴメンね、ゴメンね夏美ちゃん。おネギがなかったの。だから美味しくならないの」
夏美 「いいよちづ姉、ちづ姉のご飯は美味しいよ」
呂布の帰る城は家族の待つ下ヒのお城しかなかったのです
629 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 00:10:30 ID:???
2/3
下ヒのお城にたどり着いた呂布。呂布はそこで籠城をするしかありませんでした
籠城した呂布を曹操は容赦なく責めました。しかし相手は天下に名をとどろかす呂布、そう簡単には落ちません
そこで曹操は少しくぼんだところに建っていた下ヒのお城を水攻めにしたのです
これには呂布も困り果てました。やがて冬も到来し、雪も降り始めました
こうなると呂布軍の兵士たちの士気も下がり果てました
呂布もこうした状況に酒浸りとなりました。当然身も心もぼろぼろとなっていったのです
そんな自分の姿を戒めるために、呂布は城内での禁酒を命じたのです

千鶴 「おネギ・・・おネギはどこ?ひっく」
夏美 「ちづ姉飲み過ぎだよ。困ったなあ・・このままだと・・・」

士気も上がらず暗い雰囲気の城内、そんな城内の様子を憂いた一人の武将が皆に楽しみを与えようと猪を捕ってきたのです
その武将の名は侯成(カモ)[こうせい]といいました
侯成は捕ってきた猪を鍋にして、鍋と酒を部下に振る舞ったのです。そしてその猪を呂布にも献上しました
すると呂布は自分が酒を飲みたいが為にそんな物を捕ってくるとはと大激怒。侯成を百叩きの刑にしたのです

カモ 「姐さん、姐さん、いい裏物のネギが有りますぜ?どうで・・・ぐぎゃ!?」
千鶴 「ひっく、あらあらあら。あなた・・・丸々してて美味しそうね・・・」
夏美 「ち、ちづ姉駄目だって!!あああらめぇ!!」
千鶴 「ぐつぐつぐつ、よ〜く煮えちゃえ」

侯成は呂布に尽くしたつもりでした。しかし呂布はそれに答えなかったのです
そして忠誠を尽くしてきた侯成は、呂布に愛想を尽かし裏切りました
侯成は曹操に下る決心をしました。そして曹操と戦い疲れて眠る呂布を捕縛してしまったのです

こうして戦乱の狼、呂布はあっけなく部下の裏切りによってその最後を迎えるのでした
630 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 00:11:30 ID:???
3/3
千鶴 「夏美ちゃん。私おネギをさがす旅に出るわ。しばらく帰らないかも・・・ひっく」
夏美 「ちょっとちづ姉、酔いに任せて変なことを・・・ってあれ、もういない」

捉えられた呂布は、その武力を惜しまれつつも丁原、董卓の裏切りが仇となり歴史から消えることになりました


呂布の部下たちの中には、曹操の誘いに乗り曹操の配下になる者いました
張遼もその一人です
明日菜 「夕映ちゃん、補習だってさ」
夕映 「わかったです。というよりも馬鹿レンジャー集合ですね」

ですがその曹操の誘いに乗らず、呂布に殉じたものもいました
かつては曹操の部下であり、そして曹操の非情に曹操を見限った陳宮がそうです


夏美 「いいよね神楽坂さんは、スタイルも良くて可愛くてさ。私なんて三重苦だよ」
明日菜 「そんなこと無いって。村上さんも可愛いいって」
夏美 「だって私おでこ、そばかす、ちんちくりんの三重苦だよ。あれ、涙が止まらないよ」
明日菜 「でも私だって三重苦持ってるよ」
夏美 「でも私の涙を止めれないでしょ!!」

明日菜 「一つ馬鹿、一つパイパン、一つ極貧」

夏美 「ゴメン涙止まっちゃった。私馬鹿だね、私だけ不幸っていう訳じゃないのに・・・」
明日菜 「村上さん・・・」

天下に力だけで名を轟かせた呂布、しかし二度の裏切りの代償は大きかったのです

631 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 18:49:47 ID:???
なんという涙の止め方、でも明日菜の不幸はは3じゃきかない・・・・
632 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 21:37:00 ID:???
夏美は泣き止んでも俺が泣いた
633 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 13:25:27 ID:???
かなしー
634 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 14:50:44 ID:???
205 :名無しかわいいよ名無し:2008/02/02(土) 07:04:07 ID:7FRM+9Ma0

   /´ ヽ._/ ヽo
  O^ゝ/`⌒^ヽ
    l' ,ィ|l」l」l」ヽノ
     ゝ(||キ _テ||  千雨ちゃん・・・誕生日・・・おめでと・・・
     (IIエWWつ
     ノリj∨jハ
      し'ノ
635 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 18:14:34 ID:???
ちう誕生日おめでとう
http://gban.jp/i/98s3k9
636 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 20:02:05 ID:???
>>635
そう、みんな永遠の14歳ぐらいなんだ
何人かを除いて・・・

あれ?誰か来たようだ
637 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 20:37:51 ID:???
撃たれて手裏剣喰らって尻にネギ挿されて…………か。AMEN.
638 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 21:43:16 ID:???
氷漬けも忘れるな。でも手裏剣は無さそうだよな・・・勝手に若返れるし・・・
639 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 21:56:51 ID:???
むしろ逆に考えるんだ

鳴滝姉妹は二人で14本であると!
640 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 22:17:57 ID:???
14『本』?
641 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 22:33:59 ID:???
鳴滝姉妹、14人もいるが3-Aにいるのは2人だけと言うことか
642 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 22:34:35 ID:???
>>640
つまりだね。>>635を見るんだ
ケーキに蝋燭が立ってるね。つまりこのローソクを意味してるんだ
茶々丸は2本半、真名は22本ぐらい
エヴァは650本ぐらい

そして千鶴は直径90cm、長さ2mのごんぶと蝋燭14本だ
いいね。中国少林寺総本山にもおいていないようなごんぶと蝋燭だ

いや?こんな時間に訪問者が・・・
643 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 22:45:53 ID:???
尻に件のごん太ロウソクを突っ込まれながらも教えてくれた>>642に感謝を。
そーいや鳴滝ーずや茶々丸みたいなょぅι゛ょもいたんだっけや、
ちづ姉さんや隊長みたいな若年増だけじゃなくt(ry
644 名前: 裕奈 少女の病名 [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 23:14:33 ID:???
裕奈 少女の病名


1/2
葉加瀬 「残念ですが出遅れです・・・」
診察室の、白い清潔なリノリウムの壁は少し陰りがあるように見えた

亜子 「嘘や・・・裕奈が・・・そんな・・・」
まき絵 「嘘だよね!!嘘だよね葉加瀬さん!!」
アキラ 「駄目だ。そんな事実は受け入れられないよ!」
親友への無惨な宣告に三人は宣告者にすがりついた
しかし宣告者は緩やかに、そして申し訳なく首を振る

葉加瀬 「私の口からは・・・時間が解決してくれるとしか言えません」
ぼそりとつぶやくように宣告者は言った
亜子 「アカン。そんなんアカンて・・・」
まき絵 「裕奈・・・裕奈ぁ!!」
アキラ 「泣かないでまき絵、せめて裕奈の側にいてあげようよ」
三人はそっと寄り添うように抱き合った
彼女たちの瞳からこぼれ落ちた涙は、床からいつまでたっても消えなかった


ネギ 「ど、どうしたんですか裕奈さん・・・」
教室にはその一言の後、ただ沈黙が流れた
誰も何を言っていいのかわからなかったのだ

まき絵 「ネギくん!!裕奈は・・・裕奈は・・・うっ・・・」
少女の親友の叫びは嗚咽に変わり、言葉は途切れた
ネギ 「でも・・・でも!!」
少年は目の前の事実を見つめたくないようだった。そう、変わり果てた自分の生徒の姿を認めたくなかったのだ
645 名前: 裕奈 少女の病名 [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 23:16:59 ID:???
2/2
エヴァ 「ふわ〜ぁ・・・ん?なんだ?」
その場の沈んだ雰囲気を一気に崩した者がいた
教室のドアを開く音が沈黙した教室内に響き、誰かが教室に入ってきたのだ
名はエヴァンジェリン。その日の授業に遅刻してきた生徒だった

茶々丸 「マスター・・・裕奈さんが・・・」
少女の従者は感情のない声で現場の状況を主に伝える
エヴァ 「なっ!!明石、その姿は!?」
長き時を生きた存在ですら、クラスメートの変わり果てた姿に驚きを隠せなかった


裕奈 「うにゃ・・・」


こたつ、そうとしか形容できなかった
葉加瀬 「ネギ先生。残念ながら裕奈さんは”こたつ依存症”となってしまったのです」
ネギ 「こたつ依存症!?それはどういう病気なのですか!!」
葉加瀬 「トイレとお風呂以外こたつから出ることの出来ない身体となってしまったのです。春には治ると思うのですが」
ネギ 「はあ・・・」
葉加瀬 「根本的な治療法はありません。私の作ったこたつスーツを着て生きてゆくしかないのです」

チェック柄のカバー布団と少し大きめの天板とその上に置かれた篭に入った蜜柑。そして布団から頭だけ出して目を細めて眠る少女
それは冬の家庭の象徴であろう
しかし教室に炬燵という異様なシチュエーションは、暖かさという恩恵を考えれば理にかなっているといえるかもしれない
エヴァ 「ずいぶんと暖かそうだな、私も入れて貰おうかな」
裕奈 「にゃ」

少女がもう一人炬燵に入った拍子に篭から蜜柑が一つこぼれ落ちた
春はまだ遠い

646 名前: 節分には鬼 [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 08:39:42 ID:???
     A,.A、
   , '  ,ノハヽ
   / ノノノ ハリ
  ノ )リ ゚ ヮ゚ソ| <今日は2月3日 節分よ♪私が鬼役やってあげるわ♪どお似合う?
  ( ((∫つkと)
  )ノハ く/_|〉ノ)
     し'ノ

       、ノノ
    |`ゞ'⌒`く! 
    从ノリl从ノリヾ
   ,ハノ_リ_゚ -゚リ、 <似合とるけどちづ姉…角はともかく…何でトラ柄のビキニなん?
  ハ⊂i.__:} {_]つ
     {___i_」
     .し'l.ノ

   γ´⌒^ヽ
   J ,/´从、
  ノ从l.゚_ー゚从 oO(…ちづ姉古すぎ…って突っ込んだら駄目だ突っ込んだら駄目だ突っ込んだら…)
   ⊂ナツミつ
    く_/_|〉
     しノ

     A,.A、
   , '  ,ノハヽ
   / ノノノ ハリ
  ノ )リ ゚ ヮ゚ソ| <あんまりそわそわしないで〜♪
  ( ((∫つkと)
  )ノハ く/_|〉ノ)
     し'ノ
647 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 10:48:14 ID:???
虎柄ビキニのちづ姉とな!?
バイーンなボイーンが見放題ではないか!
内に来い!
648 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 10:58:07 ID:???
まあ待て、そんな猥褻物陳列罪に引っ掛かりそうなセクハラ生物(ナマモノ)は俺が預かっとこうハァハァ(;´Д`)
649 名前: ザジと不思議な帽子 [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 14:15:47 ID:???
最近ザジはシルクハットの新たな機能を見つけた。

(`・ω・´)つ【帽子】サッ

石が生々しい足になった。ちょっとピクピク動いてる。もう一回シルクハットを振ると今度は飴になった、なんかピクピク動いてる。

「やっぱりこれって一文字変えた何かにできるんだ」
そう、今日は千雨の誕生日だから何かプレゼントしたいと思っていた。

「確かねこで癒されたいって言ってた」

最初ゆーなをプレゼントしようとしたが亜子に泣きながらやめてと頼まれて仕方なくやめたのだ。

「よし、私をこの帽子で」
(`・ω・´)つ【帽子】サッ

「白眼!はっけろくじゅうよんしょう!」(漢字がわからn(ry)

ザジからネジになった。

「もう一回だ!」

白眼→(`◎ω◎´)つ【帽子】サッ

ネジ→ネコ

「にゃー」(これで完璧)

ザジの肌と同じ毛色、毛並はコンテストに出たら優秀賞がとれそうなくらいきれいで顔には青い涙みたいなメッシュがあるネコになった。
千雨への手紙をくわえて寮へと戻る。
650 名前: ザジと不思議な帽子 [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 14:25:52 ID:???
「にゃー」

部屋に入ると千雨がバニーの格好をしていて自身のブログで誕生日スペシャル企画をしていた。

「何?……か、可愛い―――!!」

ネコ(ザジ)を抱きしめ癒されている。手紙に気づき読んでみた。

【 大好きなちうへ誕生日おめでとうこのネコはプレゼントです、大切にしてください。】

「ザジ……」

ちょっとホロリとしてしまった。その後ネコ(ザジ)とたくさん遊んだりブログに写真を貼ったりした。

「にしても遅いなザジ」

夕飯の時間はすでにすぎていた。

「にゃ……」(どうしよう)

「心配だから探してくる!」

走って行ってしまった。
651 名前: ザジと不思議な帽子 [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 14:26:16 ID:???
「にゃ!」(戻ろう!)

 ∧ ∧
(`・ω・´)
【帽子】サッ

ネコ→ネジ?
「イー」ショッカーになった。「イー」(雑魚じゃん!)

ネコ→ザコ→ザジ
戻れた。ちょうど千雨が帰ってきた。

「ザジ、帰ってきてたのか!?心配したんだぞ!」

「ごめん(´・ω・`)ネコもいなくなっちゃった」

ショボンとしているザジに微笑む。

「私はザジがいれば何もいらないよ、まあ、ネコはちょっと残念だったけどな」
「ちう!」

抱きしめ合う二人はとても幸せだった。
何が言いたいかって言うと千雨誕生日おめでとう!
652 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 15:21:48 ID:???
千雨おめでとう。
そして、書いてくれた貴方にありがとう。良作!
653 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 20:08:35 ID:???
初音チウ
http://imepita.jp/20080203/723720
654 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 22:11:33 ID:???
>>653
ふとももがエロいなハァハァ(;´Д`)
655 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 23:59:53 ID:???
お客様の中に>>635を保存された方はいらっしゃいませんか!?
消えるの早すぎるよ……
656 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 00:39:50 ID:???
>>655
http://gban.jp/i/98ug05

画板は落ちるの早い
ピクトはPCから見るとコマの順番が分かりにくい
イメぴたは一枚しか貼れない
フォトフォトはピクトと同じ
ナショナルは何かと不便

なんかいいのないかね
657 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 01:07:50 ID:???
携帯からって意味だよね?
やっぱり流れにくさ重視でナショナルが一番無難だと思うんだけど……
658 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 02:16:25 ID:???
>>656
ホントありがとうございます
ケータイからPCに転送→ろだにうp なら流れにくいんだろうけど手間だろうし……
659 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/05(火) 20:27:42 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!

    ⌒●
      ヽ|・∀・ ノ  >>625でちょっとかじられたクーフェイマン!
      |__|
       | |


    ⌒●
      フ |・∀・ ノ  よい
     ./|__┐
       / 銚子
    """"""""""""""


       ⌒●
       ((ヽ|・∀・ ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""
660 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/05(火) 21:59:43 ID:???
   '´  '''ヽ
  ノ ||l」l」l」)ゝ  ゲフー
 ゝ(||キ _テ||∩)) ポンッ
  /   ⌒ヽアルッー!
 (人___つ_つ   ⌒●...
661 名前: 思い出の品1/2 [sage] 投稿日: 2008/02/05(火) 22:07:43 ID:???
今日は麻帆良学園のフリーマーケット
3−Aのメンバーも何人か売り手で参加をしている
「にーちゃんこれかっててーな」
「現役女子中学生が着てたTシャツ今なら1着500円だよ」
「ちょ、ゆーななにいってんねん!!
しかもゆーな衣類出品しとらんのに」
「まーいーじゃん、亜子だって高く売れた方がいいでしょ」
「そうやけど・・・どうせやったらちゃんと使ってくれる人に
つこうてくれたほうがありがたいんや」
「まー、そうだよねそのシャツ、結構長い間着てたもんね」
「思い出の品やしね」
ほのぼのした雰囲気の中ゆっくりではあるが
着実に商品が売れていった。
662 名前: 思い出の品2/2 [sage] 投稿日: 2008/02/05(火) 22:08:59 ID:???
さらには、クラスメイトも買い物に来てくれた。
「あすなぁーこれかわええなぁ」
「しょうがないわねぇ、まったくこのかは」

「楓姉、あれ買ってぇ」
「これこれ風香殿、どれひとついただこうか」

そしてフリーマーケットは大盛況のうちに終了した。
「やっほー、結構儲かったにゃあ」
「そやな、にしてもカップルがおおかったなぁ」
「まっ、そんなのどうでもいいじゃん、楽しかったし、にひひ」
そういって二人は少し残った出品に目を向けると、
亜子の思い出のTシャツがあった。
「売れ残っちゃったね・・亜子のTシャツ・・」
「そうやな・・・そや、このシャツゆーなが着てほしいなぁ」
「えっ、いいの?サンキュー♪」
亜子からもらったTシャツには亜子の香りが残っていた


感想お待ちしてます。
663 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/05(火) 23:15:47 ID:???
>>662
まったりとした雰囲気はGJ

ただ、誰が出ているのかはわかりにくかったかな
664 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 12:16:46 ID:???
良いと思うもう少しラヴ臭強くてもよかった。
 
地の文大事よ
665 名前: 葉加瀬 未来予想図君 [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 15:54:02 ID:???
葉加瀬 未来予想図君


1/3
葉加瀬 「で〜きました〜。夏美さん、出来ましたよ!!」
妙に明るい声が葉加瀬の研究室の中に響きました
今日は学校が終わって暇だったのでちょっと葉加瀬の研究室にお邪魔しています
夏美 「何が出来たの?」
葉加瀬 「その名も未来予想図君です!!」
夏美 「未来予想図?ただのパソコンの画面だと思うんだけど・・・」
葉加瀬 「ここですね、この画面の上に小さなカプセルがあるでしょう?ここにですね対象人物の毛髪を入れるとですね・・・」
夏美 「何か画面に・・・おおっ!!」

画面に現れたのは葉加瀬の全身図、とは言ってもちょっと現在の姿とは様子が違うようです
葉加瀬 「この機械はカプセル内の遺伝子情報を調べてですねその人の未来の姿、スタイルを映し出すんです」
夏美 「ふむふむ葉加瀬の20歳頃は・・・身長155cm、B79、W58、H81、体重・・・」
葉加瀬 「そこは見なくてもいいです!!」
夏美 「それと・・・なんかおでこが広がっていない?やばくない?」
葉加瀬 「まあ、これくらいはチャームポイントでしょう。それよりも・・・夏美さんのも見せてくださいよ!!」
夏美 「えっと・・・私は自身がないから駄目だよ」
葉加瀬 「そんなこと言わずに・・・えいっ!!毛髪確保!!」
夏美 「もう、仕方がないなぁ」
666 名前: 葉加瀬 未来予想図君 [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 15:56:00 ID:???
2/3
未来の自分の姿、それは確かにちょっと興味があります
でも私なんて・・・見てもしかたがないのに

葉加瀬 「何が出るかな♪何が出るかな♪・・・えっ・・・」
夏美 「だ、誰。これ?」
画面に映ったのはスタイル良し、おっぱいぽよんのとっても美人。スタイルだけなら私とは似てもにつきません
でも顔はそばかすの少なくなった私なんですね

葉加瀬 「こりは一体・・・げ、原因は何?結果の詳細を報告しないさい!!」
葉加瀬が何かキーボードで打ち込むとしばらくして画面の下あたりに付属していたスピーカーから音声案内が流れました

報告、被験者からTN細胞による汚染を確認。これが原因で本来の身体成長予定が変更されました

葉加瀬 「TN細胞・・・なんてこと・・・」
夏美 「葉加瀬、TN細胞って何のこと?もしかして危険なの?」
葉加瀬 「チヅル、ナバ細胞です・・・か、感染経路は・・・」

感染経路は粘膜接触が原因と思われます。口づけ、あるいは・・・

葉加瀬 「な、夏美さん!!那波さんと何をしたんですか!?なにおおお!!!」
667 名前: 葉加瀬 未来予想図君 [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 15:56:50 ID:???
3/3
夏美 「あ、あはっ。寝ぼけたちづ姉に2回ほど唇を奪われたかな?」
葉加瀬 「な、夏美さんのファーストキスが・・・ガンダムはファーストしか認めないというのに・・・ファーストがぁ!!」
夏美 「お、落ち着いてよ」
葉加瀬 「キスしたね…2度もキスした…お母さんにもキスされたことないのにっ!」
夏美 「あ、あのね」
なんだか葉加瀬が壊れちゃいました

葉加瀬 「私の・・・私の夏美さんが汚れちゃったよう・・・」
夏美 「もう、おっぱいが大きくなったからいいじゃない。ね?」
葉加瀬 「あんなの飾りです!!エロい人にはそれがわからないんです!!」
もう分けわからないよ
でも涙をにじませながら私にすがりついて来る葉加瀬を見たら・・・もう可愛いな

夏美 「で、葉加瀬はどうしたいの?これ以上泣いたら私困っちゃうし・・・」
すると先ほどまで取り乱していた葉加瀬はぴたりと大人しくなって
頬を赤らめ始めて・・・もじもじし出すと・・・

葉加瀬 「わ、私のファーストを貰ってください」
夏美 「ん」

うん。柔らかいね


報告、SH細胞による汚染を確認。バスト値を下方修正、おでこ値を30%上方修正します・・・

668 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 17:59:47 ID:???
微笑ましいな、だが…………アレか?
せっちゃんや隊長やアスナの影響の受け具合はどんだけ凄いんだwwww
669 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 18:19:35 ID:???

ゆー亜子第3弾。今回は髪下ろしたゆーな!
亜子の首の朱いのはゆーなが・・・

http://imepita.jp/20080206/656790
670 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 18:32:10 ID:???
ゆーなが大人っぽい…髪を下ろしたからだろうか
それにしてもエロいな……
671 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 21:17:04 ID:???
>>670
蝶GJ!!

そして中央のハートが針の刺さった袋の破れたコン○ームに見えたり
大人ゆーなが草薙素子に見えたのは自分だけでいい
672 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 21:30:15 ID:???
亜子はGJ!
だけど髪を解いた裕奈の右の横髪は左と比べて長くなるのだよ。そこんとこ踏まえてくれると有り難いんだが

重箱の隅をつつくようでさまんが、次回も待ってるんだぜ
673 名前: ゆー亜子絵作者 [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 22:12:04 ID:???
二人の関係、妄想は自由です!
感想ありがとうございます。

>>672
言われてみればそうでした。今後気をつけます。
674 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 15:29:52 ID:???
>>666
この数字で何かネタをやりたかった(´・ω・`)
675 名前: わたしの呼び名1/2 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21:18:15 ID:???
史「いってきま〜す」
楓「史香どの、がんばるでござるよ」
風「史香、お土産話楽しみにしてるからな」
史「分かってるってお姉ちゃん」
そういっておしゃれをした史香は出かけていった
待ち合わせ場所である世界樹の根元に向かって
急いで向かっていった。
史「ごめんです遅れてしまいました はぁ・・はぁ・・」
小「大丈夫やて、俺も今着いたトコや」
今日はなんと、小太郎君とのデートなんです。
小太郎君いつも修行ばっかりですからって楓姉が
今回のデートを用意してくれたの
小「ほなとりあえず、超包子までいこか、史香姉ちゃん」
史「うん♪、うふふふふ」
小「なんや、へんな笑い方して」
史「なっなんでもないですっっ!!さっさあ行きましょ」
史香姉ちゃん・・・お姉ちゃんかぁ
私がお姉ちゃんって呼ばれるなんて
なんか新鮮!!だったら今日はお姉ちゃんらしくしないとね

超「史香にコタローよく来たネ、二人には
特性のジュース用意したカラ、大丈夫変なのじゃないカラ」
そういって超は二人を向かい合って座るイスに座らせた
そして出てきたジュースは大きなグラスの中にはハート型の
ストローが着いていた。
古いドラマのラブシーンとかで見かける
一つのグラスから2本のストローが出ているやつである。
676 名前: わたしの呼び名2/2 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21:19:08 ID:???
小「超姉ちゃん、何考えてんやろこないなどないせいっちゅうねん」
史「まあいいや、せっかくだしこれ飲もうよ」
小「そやな、じゃあ一緒に飲もか」
私じゃなくても・・姉ちゃんか・・・まあそうだよね
小太郎君からすればみんなお姉ちゃんですからね
小「どうしたんや、史香姉ちゃん、今度は落ち込んだりして
ひょっ、ひょっとして俺のエフコートが悪かったんか?」
自分のほんの僅かな表情を見透かされて驚いたが
史「何言ってるんですか、ちゃ〜んと楽しんでますよ
それにそれを言うならエフコートじゃなくてエスコート
間違えないほうがかっこいいです」
小「そ、そうなんか、知らんかったわ」
小太郎君はきょとんとした表情でこっちを見ている
史「ぷっ、ハハハハハ、大丈夫です、そのくらいの間違いなら
お姉さんが訂正してあげますから」
小「そ、そやな・・ハハハ、まあ史香姉ちゃんがおるからな、
ところでこれ飲んだら次はどこ行こか?」
史「え〜っとですねぇ・・・・・・」
二人は地図を見ながら次の目的地を考えながら共に同じジュースをストローで飲み始めた。
二人のデートはまだ始まったばかりである。

677 名前: わたしの呼び名作者 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21:29:46 ID:???
作者=>>661なんですけど、
自分で感想を求めていながら
レスをほっといてしまいました。orZ
とりあえず>>663-664の感想から自分なりに新しいのを書いてみました。
(と言っても、たいして変化無いような気も……)
改めて感想などお願いします。
678 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21:38:40 ID:???
>>677
なんかつまんない。おもろくもないし、萌えもしないな。
679 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21:50:45 ID:???
>>677
まあ、導入部分だし萌えが薄いのは仕方がないな……
時間があるときで良いからこれからも書いていってくれると嬉しいよ
680 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 22:26:10 ID:???
やっぱりまだまだ力不足です。orz
ですが、これからもマイペースに作品を作って行きたいです。
681 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 22:36:38 ID:???
お待ちしています。
ただ、楽屋ネタめいた個人的な話・御要望は控えられた方が
このスレ的には合っているかと。
682 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/08(金) 21:53:12 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!


    ⌒●
    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  >>660で食べられたクーフェイマンの欠片とクーフェイマン2号
      |___2__|
       | |

    ⌒●
    ⌒●_●⌒
      フ |・∀・|ノ  よい
     ./|___2__|┐
       / 銚子
    """"""""""""""

       ⌒●
       ⌒●__●⌒
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |___2__| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""
683 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/08(金) 23:24:56 ID:???
   '´  '''ヽ
  ノ ||l」l」l」)ゝ  ゲフー
 ゝ(||キ _テ||∩)) ポンッ
  /   ⌒ヽアルッー!
 (人___つ_つ     銚子
         """""""""""""""""
684 名前: 史伽 麻帆にゅーすの時間 [sage] 投稿日: 2008/02/09(土) 00:04:47 ID:???
史伽 麻帆にゅーすの時間


史伽 「こんばんわ。とても久しぶりな麻帆にゅーすの時間です」


史伽 「本日朝倉玩具より、さよちゃん人形が発売となりました。売れ行きは好調のようです」

和美 「さあ、喋るさよちゃん人形だよ!!一個300円だ!!」
美砂 「ほほう、喋る人形とな。どんなこと喋るの?」
和美 「こうやってじっと見つめてあげるとね・・・」

さよ 「そ、そんなに見つめないでください・・・恥ずかしいです」

和美 「と、こんな風に恥じらったりしてくれる訳なのよ。可愛いでしょ」
美砂 「ぬふふ、いいわね。お酒の相手もしてくれる?」
和美 「飲まないけど人生相談くらいなら乗ってくれるよん」

史伽 「可愛いお人形さんは大人気のようですね。続いてのニュースは生まれたての仔犬の映像です。現場の大河内さん」

アキラ 「だ、駄目だよスカートの中に入っちゃ。あっ、そんなところ舐めちゃ・・・やんっ!」
史伽 「た、大変失礼いたしましたです!どうやらお戯れ中のようです・・・もういいかな?」
真名 「ああ、薄目も開いていないような仔犬は、ご飯の上に乗っけるともうたまらんばい・・・(;´Д`)ハァハァ」
史伽 「ど、どうやら仔犬ちゃんはいろんな意味で食べられてしまうようです」

史伽 「今夜のお天気は晴れ、明日あたりから杉花粉が多く飛散するようです。花粉症さんは気をつけてです」

685 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 02:44:03 ID:???
このスレはもう終わりなのか?!
時代はバトロワスレなのか!?!?
686 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 03:22:57 ID:???
ハイハイ過疎過疎
687 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 04:13:44 ID:???
ここって百合メインのギャグあり日常ありシリアスありスピンオフありで、なんでもありな印象なんだけど
職人の扱いが悪いし、後から専門のスレが増えてきたから職人の流出に歯止めが利かなくなったんじゃね?
職人が激減したら当然ながら住人も減る罠
688 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 07:46:43 ID:???
というか最近ザジちうネタが全くないな。本当にSS総合スレと化してる
689 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 09:53:20 ID:???
ザジ「……………………保守?」
690 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 11:21:58 ID:???
バトロワスレは危険な状態だよ。

最近来ている住人が落ち着かなくて
もういつ騒動が起きてもおかしくない。
以前の過疎で落ち着いていた状態とはほど遠くなって住民の質が変わってきた。
あのままだともうすぐなにかで荒れることがあると思う。
691 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 13:23:11 ID:???
元来、ザジちう百合メインなのに
百合否定の過激派住人が幅を利かせすぎたのが、過疎の原因
それに、いまだと百合板があるしなぁ・・・ここも最近荒れすぎてきたし・・・
692 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 13:43:45 ID:???
でもネタSS自体も減少してるし、百合がどうこうよりもスレの空気が問題じゃね?
住人が職人のモチベーションを上げるのが妄想スレ活性化の基本なのに、此処ではまるで逆なんだから
一ヶ月くらい投下の無い状態まで過疎らないと住人のぬるま湯感覚は治らないと思うよ
待ってるだけで次々と投下があった環境が、どれだけ恵まれてたか知らないんだろうなあ

と、エロパロ民の俺が言ってみる
693 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 14:32:21 ID:???
ふーか「貴様らの愛していたヌェグィ坊主は死んだ!! 何故じゃぁ!!」
ふみか「ジーク・ふーか! ジーク・ふーか!!」
ふーか「わしらはここで今一度立ち上がり、正統派学園羅武米泥を燃やすんじゃァ!!」
アキラ「……くっ、ネギ君を(自主規制)してあっちの世界に送ったのは……お前たちじゃないか……っ」
亜子「あ、アキラ……聞こえてまうよ……」
ふーか「先ずは凡血羅千回! 始めェィ!!」
ふみか「応! うぉぉ! おっぴろげじゃあ!!」
ふーか「たわけがーーーー!!」(ウッウーウマウマー!!)
ふみか「あ、な、なんじゃ……か、体が勝手に……ウッウーウマウマー(゚∀゚)」
ふーか「わしが手本を見せてやるわッ!! こぉぉぉぉッ……」
ゆーな「にゃにゃ!? か、風が」
まき絵「見て! でっかいふーかちゃんのスカートが……」
ふーか「クハァァァ……! 助平な春風さんじゃのう」
694 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 21:27:37 ID:???
エロパロとマロンを比べるバカがいるね
むこうは年齢層も高めで人も集まりやすいエロSS専用のスレ
ここはマロンだし百合なのかノマカプなのかSS投下なのか雑談なのかスレの主旨もわかりづらい
そんなスレがここまでもった方がすごいと思うべきだよ?
第一百合スレがあるのに百合が見たくてわざわざここに来るやつがいるのかと…
695 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 21:44:46 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
恋をして、しかも賢くあることは不可能ね

夏侯惇(古)元譲[かこうとん げんじょう]
食い物の恨みはおっかないアル

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
欲しいと思うものをなくな。必要なものだけツモれ

献帝(ネギ)
ふっかつのじゅもんがちがいます
696 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 21:48:02 ID:???
三国志な、ま!


1/3
強敵呂布を葬り去った曹操と劉備、しかしこれで終わりというわけではありません
なんといっても・・・お互いが最大のライバルのなのですから


明日菜 「桜子・・・確かアンタ背中が煤けているようなおじさまがいるところに連れて行ってくれるっていったわよね」
桜子 「そうだよ。だからちゃおりんの経営する雀荘”鈴”を紹介したじゃん。いなかった?」
明日菜 「確かに背中が煤けているおじさまがいたわね。でも頭も煤けているように見えるのは気のせい?」
桜子 「やだなあもう、頭も煤けてるよ」
明日菜 「あれは”おじさま”じゃなくて”おじさん”よ」
桜子 「そっか、おじさんは駄目なのか・・・でもせっかく麻雀おぼえたんだから遊んだんでしょ?」
明日菜 「ま、そうだけど」


さて、一応は少しだけの平和が訪れた許昌の都。ですがすぐに暗雲に包まれてしまうのでした
それは悩める少年、帝の献帝”劉協”が引き起こしたものなのです
いろいろな者が後ろ盾となり、いいように操られてきた献帝
そろそろその鬱憤がたまってきたのでした。そこへある人物と知り合ったのです
その者の名は劉備玄徳。本人曰く”中山靖王劉勝の末裔”だそうです
つまりは自分も帝の一族であるといったのです
697 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 21:48:54 ID:???
2/3
帝は喜びました。自分に劉備のような英雄の親戚がいたことを喜びました
今まで自分を保護してきた者は自分が天下を動かそうとした者ばかりです
その中でやっと漢王朝再興を掲げた人間が現れたのです
それも自分の親戚だと思われる、そして魅力ある英雄だったのです

帝はことあるごとに劉備を頼りました
遊園の会や鹿狩りなど常に劉備を参加させました。つまり劉備を信頼しきったのです
それを快く思わない人間がいました
曹操とその配下たちです
それもそうでしょう。一応は今まで帝を保護して建前はそのために闘ってきたのですから

ネギ 「桜子さん、最近明日菜さんの姿が見えないんですけど何処にいるか知りませんか?」
桜子 「明日菜?明日菜なら町中の雀荘”鈴”に入り浸りだよ。麻雀にすっかり嵌っちゃってさ」
ネギ 「じゃ、雀荘ですか?何でそんなところに!?中学生がそんなところに行くなんていけないです!!」
桜子 「それは麻雀に対する偏見ってもんだよ。じゃあネギくん、セットで行こうか」
ネギ 「セット?セットって何ですか?」
桜子 「セットって言うのはね4人で雀荘に行って遊ぶことなの。つまり仲間だけで遊びたいときだね」
ネギ 「なるほど。他人が絡まないから変な人と遊ばなくても住むって事ですね」
桜子 「いこうよ。賭けなくてもいいからさ。じゃあ後二人捜そうか」
698 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 21:50:11 ID:???
3/3
しかしいくら劉備とはいえ強大な力を持つ曹操を排除することなど今は出来ません
そこで帝はまず自分の古くからの腹心、車騎将軍董承(あやか)[とうじょう]を使い味方を集めるところから始めました

あやか 「あら?皆さんそろってどちらへ?」
桜子 「雀荘だよ。いいんちょもいく?」
あやか 「ね、ネギ先生となら何処へでも」

董承は帝に忠誠を誓う者達を集めます。曹操を討てる忠義熱き者達を
そして大きな力を持つ西方の英雄を見つけたのです
名を馬騰(エヴァ)寿成[ばとう じゅせい]、かつて董卓が治めていた涼州の将軍です

エヴァ 「なんだ貴様ら?そんなに連れ立って何処へゆく?」
桜子 「雀荘だよ。エヴァちゃんも行く?」
エヴァ 「ふん、麻雀か。懐かしいな、確か昔対戦した男がこんな口癖だったな。”朝だ。徹夜だ”だったな」
桜子 「ネギくんも行くんだよ。行かない?」
エヴァ 「上等だ。貴様らケツの毛まで毟ってやる」
あやか 「負けません事よ」
ネギ 「し、師匠賭け事はいけません!!」
エヴァ 「くっくっくっ、貴様は負けたら脱がす。そして犯す。くぱぁってやらせてやる」
ネギ 「ま、マスター!!」

やがて劉備や董承たちは密約をかわしました
曹操を討ち、再び漢王朝を復興させるという密約です

こうして着々と曹操包囲網は出来上がってゆくのでした

699 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 22:01:02 ID:???
>>695-698
くぱぁ、怖ぇぇーーーーーーーっ!

>>694
ノシ
始まりからいるから、愛着がある。百合だけにこだわってないから、ここにいる。
700 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 00:18:06 ID:???
>>694
いつの間にか総合SSスレ状態になってるな、ここ
いっそ、次スレからタイトル変えちまうか?
ちうザジ百合メインなタイトルにとらわれないようにさ
701 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 00:34:59 ID:???
スレタイはこのままを希望したいかなー。個人的に。
何故って?千雨×ザジが好きだからっ。
理屈としては、そうした方が良いのかもしれないけれど。
702 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 00:39:34 ID:???
ま、これ以降は議論に持っていこう。
どうも今スレはこういう脱線が多い
703 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 01:11:33 ID:???
ちう×ザジが好きなら、それこそちうザジ専用のスレを百合スレに立てればいいんだよな
704 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 02:18:11 ID:???
それはどちらかというとザジちうスレの百合板移転じゃないか?
マロンには改めて総合スレを立てるのが筋だろう、歴史的に考えて

そもそも過疎ってる時に住人を二分するのは自殺行為だと思うが・・・
705 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 03:13:35 ID:???
バトロワスレが面白くて最近はクオリティ高い絵の投下も多いから皆そっちに行ってるのかね
706 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 03:44:43 ID:???
このタイトルは、アレだ。一種の伝統みたいなものだから。
707 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 09:22:50 ID:???
>>701>>706
同意
708 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 11:28:31 ID:???
まぁここの絵はクオリティ低いから…
709 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 12:13:04 ID:???
伝統にも終わりがあるものだよ。
ここまで百合否定派が台頭してしまった以上、
もうザジちう物はここで書けないし、タイトルに掲げても意味はない。
710 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 13:00:59 ID:???
wikiとかアップローダーはどうするんだ?
スレをリニューアルするのは勝手だが、過去の遺産まで拝借するのは虫が良すぎるだろ
711 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 14:02:52 ID:???
否定派だろうが関係ねぇよ。ザジちうスレはこのままでいい
気に入らん奴は出ていけばいいし、嫌な作品はスルーとテンプレにも書いてあるだろう
全ネギまスレで一番好きなスレだから俺としてはこのままでいてほしい
去る住人や職人は追わず、新たな住人や職人は歓迎するべき。それにここは投下がしやすい
712 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 15:27:12 ID:???
俺もこのままでいい
↓以下は議論スレで

スレに関する議論はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3429/1147161131/l50
713 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/11(月) 21:10:20 ID:???
>>695
ちょっと亀だがGJ
いつも楽しませて貰ってるぜ
続きをwktkして待ってる
714 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 20:22:16 ID:???
〜みちくさ〜


もう何度目かわからないその行為に、私はうんざりしたようにその手の先を見下ろす。
見なくたってわかっている。隣にいるのはザジで、私の制服を引っ張って呼んでいるのだ。
『今度はなんだ?またネコか?それとも鳥か?花か?』
怒りを通り越して呆れ果てる私に、彼女は無表情で興味の元へと視線を移す。
道草の始まりだ。

ザジとの帰り道、毎回幾度と無く繰り返されるその行為
――― みちくさ ―――
私におかまいなしに、彼女は興味を引いたものに立ち止まれずにはいられないようで、ネコだの鳥だの、はたまた薬屋の前の大きなカエルの人形だったり・・・とどまる所を知らないその好奇心に、私はいつも振り回されっぱなしだった。
今日はもう16回・・・いや、17回だったか?毎度のことで、記憶まであやふやだ。
こうして本日17回目だか18回目の道草に、私はまたしてもしばしの時間を費やされたのだった。


715 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 20:22:50 ID:???
ぽんやり見つめるザジの視線の先、そこにはいつもと違う景色が埋まっていた。
蒼い 一面の青い空 ―――
遠く澄み切った空に、頬を撫でる少し冷たい風。乾いた土と、草の香りがするその風に吹かれながら、私は季節の変わりめに出会った。
昨日までのじりじりと覆い迫るような青空はいつの間にか秋風の心地よい蒼空へと代わり、薄く伸びた白い雲が遠くでゆっくりと流れ、その深い蒼さに吸い込まれるように消えていった。


時を忘れ、二人で見上げた空は夕焼け色に染まり、夕暮れを知らせる鐘の音が辺りに鳴り響いた。
『たまには道草もいいもんだな』
そんなことをふと思った私の気持ちを察したのか、赤とんぼと戯れていたザジがゆっくりと私を見上げる。
と、突然右足を振り上げたかと思うと数メートル先に何かが飛び、小さな音を立てて地面に落ちた。呆気に取られている私を残し、彼女はその物体へと駆け寄る。
「・・・ハレ」
一言呟いた彼女はひょいとそれを拾い上げると、夕日へ向かって親指を突き立てた。
相変わらずわけのわからない奴だ。私はまたしても呆れ顔でそんな彼女の後姿を見つめていた。
しばらくして何かを思い出すかのように振り返ったザジは、私の手を取ると満足気に歩き始めた。
今度こそまっすぐに家へ帰る為に ―――


-end-
716 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 21:02:46 ID:???
これはGJと言わざるを得ない
俺の中の色々なものが洗い流された!
717 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 21:35:06 ID:???
道草か……最近していなかったがたまにはしてみようかな
いいものを見せていただいた、GJ!
718 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 22:27:24 ID:???
これはいいなぁ……心からGJ
719 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 22:29:37 ID:???
ああ、良い・・・何か、来るものがありました。
心に触れる、ザジちうをありがとう。
720 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/14(木) 00:56:00 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!


    ⌒●
    ⌒● v ●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  クーフェイマンとクーフェイマン2号に続いてクーフェイマンV3
      |______|
       | |

    ⌒●
    ⌒● v ●⌒
      フ |・∀・|ノ  よい
     ./|______|┐
       / 銚子
    """"""""""""""

       ⌒●
       ⌒● v ●⌒
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |______| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""
721 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/14(木) 02:18:46 ID:???
>>715
これは良いザジちうですね
雑ですみません
ttp://hey.chu.jp/up/source3/No_13760.jpg
722 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/14(木) 09:03:19 ID:???
>>721
GJ!これは良い
 
 
>>720
なんかホクロから毛が生えてる
723 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/14(木) 19:46:45 ID:???
>>721
実に素晴らしい!!
千雨に綺麗なものを見たという表情が実にいいです


でもザジは不思議なものを見つめるような目がいいと思うんだ
うん、ただの独り言です
724 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/14(木) 23:05:15 ID:???
404
725 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 00:06:17 ID:???
ああ、404だな・・・
726 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 00:17:14 ID:???
>>721
美術館に補完させてもらいました
727 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 01:03:01 ID:???
>>721
二人の希望へのまなざしがイイ、GJです
でも背景の木々がちょっと怖いw
728 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 18:16:09 ID:???
ザジだもの。ではない
http://gban.jp/i/99g65z
729 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 19:20:51 ID:???
委託さえしてくれたら買うよ!買うよ!
730 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 20:09:12 ID:???
http://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0293.jpg

制服ではなく髪をひっぱってますが・・・
731 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 20:19:46 ID:???
可愛い。二人の間柄が見えてきて、微笑ましい。
732 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/15(金) 21:47:12 ID:???
>>728
色つきっ\(^o^)/
733 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/16(土) 23:00:57 ID:???
千雨「早く春こねーかな…」
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0294.jpg
734 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 00:27:56 ID:???
>>733
イイヨイイヨー!!GJ!!
そして内股は反則だと思うんだ
735 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 11:11:02 ID:???
内股は反則だろ……ライフもう少ししかない
736 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 14:00:45 ID:???
>>735
そしていつもここでコチノヒオウギ使う
737 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 17:59:14 ID:???
>>733
これ別の場所で見たぞ
転載なら転載ってかけよ
738 名前: 733 [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 20:24:23 ID:???
>>737
転載じゃないですよ
自作です
739 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 20:35:59 ID:???
その別の場所に載せられた時間だな
多分、こちらの方が先だ
740 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 20:58:22 ID:???
これは怪しいな…
741 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 21:17:59 ID:???
↓ここで場の空気を変えるヒーロー登場
742 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 21:29:02 ID:???
新田「ヒ、ヒーローなんておだてても私はもう脱がないんだからっ!!!」
743 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 01:59:39 ID:???
まぁ保管庫にも別のとこからの転載保管しちゃってんだから良いんでね

てかこのスレもう終わりだなそろそろ
744 名前: wiki”管理”代行 [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 02:19:48 ID:???
旧wikiの完全移転が完了しましたので報告します。
以後、25スレ以降の補完を順次行います。

現在避難所において、新避難所の設立について意見を募集しています。
新避難所予定地はこちら
ttp://jbbs.livedoor.jp/anime/3933/

新避難所への移行が決まった場合、現避難所はテンプレから外して放置の予定ですが、
その辺りについても意見要望お願いします。

>>743
昔のものは分かりませんが、
私が補完を引き継いだ15代スレ以降はスレに投下されたもの以外の作品は保管しておりません。

投下された方の中にはサイト持ちの方もいらっしゃると思いますが、
「wikiから取り下げしたい」と言った場合は個別に連絡いただければ対応致します。
745 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 13:01:16 ID:???
>>736
諦めずにこっちもイラスト描くけどすべて駄作になる
746 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 14:23:12 ID:???
>>744
乙です。
ありがとうございます。
747 名前: 733 [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 18:07:02 ID:???
>>744
乙です

自作であることの証明にイラスト描いてきました。
ちなみに>>721を描いたのも私です。
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0295.jpg

ついでに>>733のラフ画とペン入れ後のイラストも投下します。
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0296.jpg
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0297.jpg

これで信じて頂けるはず…転載じゃないんです。
748 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 18:23:40 ID:???
>>747
こんな事を言ってはなんだが、本人証明のお陰で更に眼福だった!GJ!!

ま、世の中にはなり済ましという人種もいる事だし、こういう場所には未発表作品を投下した方が無難だね
もしくは自分で別の所で描いたのを転載、と言い切っちゃうか、かな?
今後も期待してるよ!
749 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 18:31:31 ID:???
某の絵は転載される必要性も皆無だから安心!
750 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 23:58:18 ID:???
よく考えたらすぐ前に投下された絵の画風など共通点があるしな
とにかくGJ!
751 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:05:11 ID:???
三分後投下〜
752 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:07:53 ID:???
千鶴 あと1cm


1/7
それは天が暗雲に包まれ、凍り付くような雪が吹き付けるような日でした
外の世界とは違い、まるで母のぬくもりのような布団の中で微睡んでいたときのことです
私の耳に、突然ちづ姉の今までに聞いたことのないような悲鳴が聞こえてきたのです

夏美 「な、何!?何なの?」
さすがに死をも予感させるような悲鳴を聞いてしまっては、布団の中でぬくぬくしているわけにはいきません
私はあわてて飛び起きると、ちづ姉の部屋に駆け込みました
そこで私は信じられない光景を目にしたのです

千鶴 「夏美ちゃん・・・無いの・・・無くなっちゃたの・・・」
ちづ姉も今起きたらしく、まだ寝間着のままでした。そしてうわごとのようにそんなことをつぶやいているのです
その姿のまま布団の上に座り、崩れ落ちるようにうなだれていました
いつも気丈なちづ姉がまるで幼児のようにぼろぼろ泣きじゃくっています
その光景に私は戸惑いつつもちづ姉の”ない”という言葉に
夏美 「な、何がないの?ちづ姉」
そしてちづ姉は私の言葉にこう答えたのです

千鶴 「無いの・・・おっぱいが無くなっちゃたの・・・」

そういわれて初めて気がつきました
寝間着の上から見てちづ姉の胸が消えていたのです
そう、まるで鳴滝姉妹のように
753 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:08:41 ID:???
2/7
その日から私たちの住む665号室は動かなくなったラジオのように静まりかえりました
いつもの明るい笑い声はなく、ただ、暗く時が過ぎていくだけになりました
いかにちづ姉が明るく振る舞っていたかがよくわかりました
アマテラスが岩戸に隠れ、世界が真っ暗になってしまった岩戸隠れの伝説ってこんなかんじだったんだろうな

夏美 「ちづ姉、元気出してよ。またきっと成長するよ」
ちづ姉はあの時からあまりのショックで寝込んでしまいました
特に体調不良があるというわけではありませんが、精神的に参ってしまっているようです
私は声をかけましたが反応はありません。ただちづ姉は、上半身だけ起こして壁をずっと見ているのです
その瞳には少しの気力もありませんでした


超 「原因は全く不明、外部計測機器で測定したところ、今の千鶴サンのバストは30cmマイナスの64cmしかないヨ」
64cm・・・それはちづ姉のようなちょっと大柄の女性にとっては全くの絶壁を意味します
鳴滝姉妹ぐらいならそれでもまだ大丈夫そうですが・・・もはや絶望視か残されていないのでしょうか?
夏美 「な、何とかならないの!?このままじゃちづ姉が壊れちゃうよ!!」
超 「全人類女性の夢、豊胸の促進は未だ叶えられぬ夢ヨ。善処はするガ・・・期待しないでほしいヨ」
超さんはただも申し訳なくそう言った


夏美 「ちづ姉・・・みんなが来てくれたよ。ほら」
ちづ姉を心配してくれたみんながお見舞いに来てくれた。みんなはちづ姉を見てやはり驚くけどすぐに励ましてくれた
でも・・・当のちづ姉は何も聞こえてはいないようだった
まるで抜け殻です
754 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:09:40 ID:???
3/7
古 「私を見るアル!!ペッタンコネ!!」
超 「でもワタシの方がペッタンコヨ?」
みんなが来てくれた。みんなはいろんな方法でちづ姉を励ましてくる
でも駄目だった。ちづ姉は何にも反応しない
ちづ姉の胸には何が詰まっていたんだろう?
もしかするとちづ姉の本体は胸であって、その他はただの飾りだったのでは?
そんなことを思ってしまいます


そうして3日が過ぎたときのことでした
今日は鳴滝姉妹がお見舞いに来てくれました。そのとき二人はこんなことを言ったのです
史伽 「ちづ姉、私1cmだけだけど胸が大きくなったんだよ。きっとちづ姉も大きくなるです」
風香 「そうだよ。大きかったら大きくならないけど、小さいから大きくなるんだ。ボクも1cmだけ大きくなったよ?」
そんなことを言って・・・今のちづ姉には逆効果じゃないのかな?なんて思ったけどちづ姉には届いていなかったようです
やはり今日もちづ姉の瞳は誰も見ていませんでした
ですが次の一言にちづ姉は少しだけ反応した気がしたのです
後でわかりましたが、それはやはり反応していたのです

風香 「楓姉も大きくなったって言ってたよ。ついに90の大台だって」
史伽 「龍宮さんもおおきくなったです。90になったって大喜びでしたです」
風香 「チアの三人も大きくなったって言ってたよね」
史伽 「ふふっ、なんだかみんな1cmづつ大きくなったです。だからちづ姉も大きくなるです」

その言葉にちづ姉は少しだけ微笑んだように見えました
そう、嬉しそうに・・・宝物を見つめるときのような瞳で・・・

そして次の日、鳴滝姉妹が消えました
755 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:10:40 ID:???
4/7
楓 「何処でござる・・・何処でござる!!!」
こんなに怒り、焦っている長瀬さんを見たことがありません
二人の保護者のような長瀬さんからすればそれも当然のことでしょう
消息については私も心配ですが・・・ちづ姉のことも心配のなのです
二人を捜しつつ、私はちづ姉の看護を続けました

翌日には長瀬さんが、そして次の日にはチアの三人が消えました
裕奈 「どうなってるの?何でみんないなくなるの!!」
まき絵 「わかんないよ・・・怖いよ。なんで!?」
千雨 「一ついいか?消えたのは胸が大きくなったって喜んでいる奴らばかりだったよな。他に大きくなった奴はいるか?」
長谷川さんのその言葉に、皆が凍り付きました
長い沈黙が続いた後、意を決したかのようにザジさんが手を挙げたのです
するとそれに呼応するかのように、クラスメートの皆が手を挙げたのでした。それには私も含まれます
そう、それは私も胸が1cm大きくなっていたんです
手を挙げなかったのは誰も居ません。ただ一人、この場にいないちづ姉を除いて

皆の不安がだんだんと高まっていきました。でも誰にも何ともすることは出来ません
やがて私たちのクラスは学級閉鎖という形で保護されることとなりました
皆、寮に半ば監禁のように閉じこめられて、外と中で先生たちが見守る形で守られたのです

夏美 「こんなのやだよちづ姉・・・何でこんなことに・・・ぐすっ」
私はどうすることも何も出来ないのでちづ姉の部屋にいました
相変わらずちづ姉は虚空を見つめています
夏美 「どうして・・・」
疲れもあり、ちづ姉のベッドに座りながら伏せる形で私は眠りにつきました
そしてしばらくして目が覚めたとき、ちづ姉の姿は布団から消えていたのです
756 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:11:32 ID:???
5/7
夏美 「ちづ姉?ちづ姉何処?」
辺りを見回しますがちづ姉の姿はありません。布団の中に手を入れると、布団はもうすでに冷たくなっていました
時計を見るとおよそ一時間程度眠っていたようです。たぶん私が眠ってからちづ姉はすぐに布団から出たのでしょう
あの状態のちづ姉はいったい何処に?まさかちづ姉まで消えてしまったの?そんな不安が頭をよぎりました
そして私は、ふと部屋の向こうから聞こえてくる懐かしい炊事の音に気がついたのです
あの包丁の音の立て方は・・・ちづ姉!?

私は急いでちづ姉の部屋を出ました。そしてそのまま台所へと駆け込んだのです
夏美 「ちづ姉!!ちづ姉元気になったんだね!!」
台所には流し台に向かって立つちづ姉の姿がありました
昔のようにエプロンを身に纏って、トントントントンと包丁でまな板を奏でています

千鶴 「夏美・・・ちゃん。ご飯は・・・もう少し・・・だから」
たどたどしい言葉ですが確かにちづ姉の声です。私は歓喜のあまり泣きながらちづ姉に抱きつきました
すると消えたはずのちづ姉の胸が少しだけ膨らんでいるのに気がつきました
夏美 「ちづ姉元に戻ったんだね!!」
千鶴 「もう・・・泣き虫・・・さんね」

やっとちづ姉が戻ってきた!!
その嬉しさに今のクラスメートが消えるという異常な状況のことを一瞬忘れてしまいました
ほっとしたのもつかの間、私は今の異常な状況をちづ姉に伝えることにしました
夏美 「ち、ちづ姉!!今クラスメートの一部が失踪しているの!!大変なことになってるの!!」
私は今の逼迫した状況を伝えました。ですがそのことは病み上がりのちづ姉に負担をかけてしまったようです
千鶴 「夏美ちゃん・・・きっとみんなは・・・帰ってくるわ。また・・・みんないっしょ・・・」
ちづ姉はそういって抱きしめた私の頭をそっと撫でてくれました
これです。この優しさがちづ姉

その日の夕食が終わり、私はちづ姉の食事の片付けとお風呂のお手伝いをしました
それが終わりソファーに座ると、ちづ姉が回復した安心感からか私は睡魔に襲われたのです
朦朧とする意識の中、私はちづ姉が私に向かって優しく微笑んでいてくれるのが見えました
757 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:13:27 ID:???
6/7
天を切り裂くような多きな音に私は目を覚まします
ぱぁん!!ぱぁん!!と大きな音が部屋の外、寮の中からしたのです。そのあまりの音の大きさに私は怯えました
夏美 「ち、ちづ姉何の音?ちづ姉?」
ちづ姉を呼びましたが声は帰ってきません。私は寝ていたソファーから立ちあがるとちづ姉の部屋に行きました
ですがそこにちづ姉はいません。ただ主のいないベッドがあるだけでした

?? 「く、来るなぁ!!!」
聞き覚えのある叫び声が廊下のほうから聞こえてきました。たぶんこの声は龍宮さん
ぱぁん!!ぱぁん!!がらがらがら・・・と再び大きな音が響く。たぶんこの音は銃声、そして何処か壁が崩れた音
噂では龍宮さん実物の銃を持っているって言う噂があったから、聞いたことはないけど銃声で間違いはないと思う
もしかするとその銃で闘っている・・・そんなまさか!?
真名 「くそっ!!くそぉぉぉぉ!!!」
ぱぁん、と乾いた音が今までよりもっと大きく聞こえました。たぶん私のいる部屋の近いところで銃を撃ったんだと思います
恐怖と混乱、そしてちづ姉のいないことの不安が私を動けなくしました。ちづ姉の部屋でただ一人恐怖で蹲るしかなかったのです

やがて訪れた沈黙。たぶんさっきの一発が最後だったんだと思います。そして龍宮さんは音と共に消えたんだと思いました
確かめる勇気はありませんでしたが、この沈黙からはそれが感じ取れました
静と動、押しと引きとでも言うのでしょうか?
あれだけの銃声の後の沈黙というのは、銃声があるとき以上の恐怖を感じるのだと私は知りました
何が起こっているからわからないこその恐怖、誰かに助けを求めたい。でも誰も居ない・・・

ぎぎぃ・・・
不意に私がいるちづ姉の部屋の扉が開いていく音が聞こえました
怯える私は扉のほうを見ることは出来ません。ただ目を瞑り震えている事しかできませんでした

千鶴 「夏美ちゃん。こんなところにいたの」
それはちづ姉の声でした。優しさと愛に満ちあふれた昔のちづ姉そのものの声でした
夏美 「ちづ姉!!外で一体何・・・が?」
安心感が恐怖を打ち破り、私は顔を上げてちづ姉に飛びつこうとしました
ですがちづ姉の姿を見た瞬間に、私の動きは凍り付いたように止まってしまったのです
758 名前: 千鶴 あと1cm [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 01:14:45 ID:???
7/7
千鶴 「どうしたの夏美ちゃん?いつもなら飛び込んでくるのに?」
そう、いつもならちづ姉の胸に飛び込んで抱きしめて貰う。そう、いつもなら。いいえ、いつものようだから飛び込めなかった
そこにいたのはいつものちづ姉でした。胸の大きさがいつもの大きさに戻っているちづ姉でした
夏美 「ちづ姉その胸・・・そういえば今外で何が起きてるの!?銃声とかしていなかった!?」
千鶴 「うふふ、もう胸はほとんど元通りなの。安心して・・・外には悪い人はもういないから・・・ね」
ちづ姉はそういうと、その元に戻った胸に私の顔を抱き寄せました
ああ、この感触、そしてちづ姉の匂い・・・安心できる

千鶴 「もう大丈夫だから。みんな大丈夫だから」
夏美 「みんな見つかったの!?でも今龍宮さんが部屋の外で誰かと争っていたよ!!龍宮さんは!?」
千鶴 「うふふ、龍宮さんったらなかなか返してくれなくて・・・でもちゃんと返してくれたわ、私の1cm」
夏美 「1cm?何のこと?何のことかわからないよ、ちづ姉・・・」
ちづ姉は私を胸に抱きながら優しく私を見つめていました。でもその視線は何処か懐かしいものを見ているようにも見えました
そして私をぎゅっと抱きしめると、こうつぶやいたのです


千鶴 「夏美ちゃんが最後なの。夏美ちゃんのおっぱいの分で分で・・・あと1cm」
私が最後の1cm・・・


ハルナ 「胸女、来襲!!なんちて」
GWに向けて今夜はどてらを着込み、こたつで同人誌を書くハルナ。冬はまだ終わらない
ハルナ 「胸のない千鶴さんなんて彼氏のいない刀子先生?あるいは肉抜きの牛丼かな?」
94cmというのはまさに壁。そう、鬼が住む壁なのです

千鶴 「人のおっぱいを盗むなんて・・・いけない子。返して貰うわね、千切って返して貰うわね」

759 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 02:11:21 ID:???
こええええええっ!!
コメディと思ったホラー!      と思ったら、コメディですか。ぬかったわい・・・
760 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 02:14:02 ID:???
>>744
他のサイトから拾ってきたもので自分が描いた風に言って転載元にバレずそのまま保管されてるっての結構あるよね
761 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 02:16:12 ID:???
>>747
携帯でも見れるようにしてくだせえ
762 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 08:32:04 ID:???
久しぶりのパル同人ktkr
763 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 10:26:54 ID:???
>>761
http://mobazilla.ax-m.jp/
764 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 10:47:04 ID:???
>>761
ファイルシークぐらい使え
765 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 12:26:35 ID:???
>>763
これは便利なサイトだな
無料だよな?
766 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 13:04:10 ID:???
>>765
美空「別途、通信料かかるよ!」
767 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 13:27:27 ID:???
誰だよ?空白レスするな
768 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 17:25:00 ID:???
> 「別途、通信料がかかるよ!」

ありがとう。俺パケホだから平気だ。
てか最初の空白は…?なんか聞いてばっかですまん。
769 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 18:40:38 ID:???
>>768
美空「パケ放題とは別ってことだよ!」
770 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 22:55:37 ID:???
3分後に投下
771 名前: As We Please 5 [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 22:58:48 ID:???
As We Please 5


1/3

円よ、あれが超包子だ。ちょっと字余り。でも気にしない。
……、着いちゃった。ちょっと遅くなっちゃったかな。
いよいよくーちゃんとデ、二人で宿題でありますよ!?
うぅ、どきどきするなっていうのが間違ってるよね。よーし!GOGO!

あれ?くーちゃんはまだきてないのかなー。
移動屋台の中にはちゃおりんとさっちゃんしかいませんねぇ。
ふむ。まずはご挨拶から、ってなんかご両親に挨拶するみたいで変な感じ。
って、違うから!落ち着きなさいって。いつもみたいに声をかけるだけだから。

円 「やっほー、ちゃおりん、さっちゃん。」
超 「オオ、クギミー。ようこそ超包子ヘ。お待ちしてましたヨ。」(ニヤニヤ
五月 いらっしゃいませ、円さん。(にこっ
円 「おじゃましまーす、って何ニヤニヤしてんのよ。あとくぎみーゆうな!」

超 「ハハハ、古からいっしょニ宿題するって聞いてるヨ。」
円 「そうなんだ?じゃぁ、くーちゃんはもうきてるの?」
超 「古ならいまテーブルを並べてるネ。あ、きたヨ。」
古 「!まどかー!」

え?えーっと、笑顔で走ってくるのは、……どちらさん?
いや、くーちゃんなんだけど。くーちゃんに間違いないんだけど!
うっゎ、やばい。……かっわいぃー!かわいい!かわいすぎだよ!
もーぅ、この世のものとは思えないぐらいにかわいいんですがっ!
772 名前: As We Please 5 [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 23:01:40 ID:???
2/3

きっとシルクなんだろうなー。なんていうか、生地につやがあって、なめらかできれい。
赤地に金の、あれは鳳凰かな?きらきらした刺繍が一面にちりばめられててきれい。
胸元のボタンなんて、少し大きめの鳳凰が、ふわりと羽を広げてるみたいでかわいい。
褐色の肌に真っ赤なドレスと紅い靴、金の刺繍に銀の髪飾り……。すっごくかわいい。

そして……、胸がっ!あれは確実にのーb(ry ですよ!うん、間違いない。
体のラインがくっきり出てるのに、ぜんぜんまったくブラのラインがありません。
さらにっ!今くーちゃんが着てるチャイナドレスは、右前面に一つしかスリットがなくって。
しかもかなり深いから、ふとももがっ!生足がっ!艶かしくって!えらいことにっ!

も〜ぅ、かわいいい!かわいすぎるぅ!釘宮円、リミットいっぱいです!やばいです!
くっ、落ち着けー。落ち着け−。落ち着けー!おーちーつーけー!
いつも以上にきらきらして、まぶしくて、あーっもー、くらくらしちゃう!
かわいいよー、くーちゃん。ふわぁぁ、間近で見るともっとかわいい。

円 「くーちゃん!」
古 「待たアルか?」
円 「ううん、今きたとこだよ。遅くなってごめんね。」
古 「そんなことないアルよ。ん〜、円は今日もすごくかこいいアルねー。」
円 「ほんとー?ありがと。くーちゃんもすっごくかわいいよ!」
古 「エヘヘ、ありがとアル。」

円 「ほんっとーにかわいい……。もー、逮捕されちゃうかもしれないよ!」
古 「なんト!逮捕アルか。じゃぁ捕まりそうになたら円に助けてもらうアル。」
円 「ふふ、実は私が捕まえるほうだったりするかもしれないよー。えい。」(にぎっ
古 「アイヤー、そうなたらおとなしく捕まてしまうアルー。」(にぎっ
円 「……あ、あはは。」(ぽっ
古 「……ニャハハ。」(ぽっ
773 名前: As We Please 5 [sage] 投稿日: 2008/02/19(火) 23:04:48 ID:???
3/3

私って自分で思ってたより大胆なんだ……。くーちゃんと手をつないでますよ!
いや、手をつなぐのは結構ふつうだよね。うん。腕を組んだり、髪をなでたり、抱き合ったり。
そーなんだけど!相手がくーちゃんだとすっごくどきどきしちゃうんだよー。
あー、でもいい感じ。なんだかぽわぽわしてきますねぇ。

超 「ハイハイ、二人ともお茶がはいったヨ。いつまで見つめあってるのカナ?」
円 「!あ、ありがと、ちゃおりん。」
超 「古のかばんが置いてあるあのテーブルでいいネ?」
古 「ありがとアル、超。さぁ、行くアルー。」

わ、わっ!くーちゃんが手をつないだまま腕を組んできた!
ちょうど肘のあたりに柔らかな感触がっ!わっ、うわっ、どうしよう!
歩くたびに柔らかいのがっ!押し付けられて!しかもいい匂いするし!
ちょーっと、やばいかも。ちゃんと宿題できるかな……。いや、それ以前の問題?

うぅ、今、絶対顔がにやけてるよ。いやぁ、ねぇ?すっごくうれしいからね。仕方ないよね?
……ん?うれしい?……ん〜?まぁ友達と仲良くしてうれしくない子なんていないよね。
くーちゃんはどうなのかな。……うゎぁ、ほんとにいい笑顔してますねー、この子は。
私もこんないい顔してるのかなー。あぁっ、くーちゃん、そんなにぎゅっとしちゃ!

End
774 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 00:23:53 ID:???
>>760
具体的にどの絵がどのサイトから転載されたのか、避難所の方にお願いします
775 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 10:00:30 ID:???
>>773
激萌えたGJ!(*´∀`)
776 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 20:41:54 ID:???
今週号見て思ったがちう×ラカン見たいな…
777 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 21:28:18 ID:???
ギャグにしかならんのでは?
778 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 23:42:31 ID:???
ラカンが出るだけでなんでも良作になると思う
779 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 01:58:44 ID:???
>>758
つるぺたなちづ姉が新鮮でした!
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0298.jpg

>>773
(*´Д`)ハァハァしてるくぎみーが可愛いかったです
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0299.jpg

今週の千雨シャワーシーンを見て思わず描いてしまいました
ttp://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0300.jpg
780 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:16:08 ID:???
下手。きもい。二度と投下するな。以上。
781 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:19:50 ID:???
確かに手抜きだな
1番下に至っては転さ…………………
782 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:22:52 ID:???
>>781
転載転載言うヤツいるけど、どこが元なのか書けよ
あっちこっち見てる暇人ばっかじゃないんだから
783 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:39:19 ID:???
>>782
勝手に転載指摘厨とか決めんなよ
俺は転作って言いたかったんだ
つまり従来から作っている作物を他に転換するって事が言いたかったんだよ
784 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:41:17 ID:???
>>747の人やね?
上手いな。くぎみーが特に可愛い。ぺたーんも良いし。
785 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:45:16 ID:???
別に上手いとは思わない
てか暇なんだね。ニート乙。
と言いたい
786 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:51:48 ID:???
以上、>>780-785は自演でお送りしました
787 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 02:52:50 ID:???
ここまで来るとザジちうスレに何の恨みがあるのか知りたい
なんかもう手当たり次第だな
788 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:02:13 ID:???
俺からはこれで最後
これ以上何かあるなら避難所へ

>>783
だったらなんで紛らわしい書き方するんだかね

>>780
>間違っても叩いたり、煽ったりしないで下さい
すら読めませんか
789 名前: 758 [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:02:20 ID:???
>>779
ありがとう。胸がないだけで千鶴は幼く見えるものですね
そして悲しそうな表情がなんともたまりません

GJ!!です



三枚目、千雨へのピンク色のスライム責めかと思ったw
790 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:13:06 ID:???
>>786-788
これも自演にみえるがな…
てか必死なとこからして絵かいた本人様ですか?w
791 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:14:44 ID:???
こんな糞スレよりネギまキャラがデスノ拾ったらのスレ来るべき
792 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:25:47 ID:???
それにしても>>783は凄いな。久々に感動したわ
ここまでリア消レベルの言い訳を堂々と、臆面も無く、チラ裏以外に書き込める勇気は俺には無いな
こんな書き込みが過去ログとして保管されると思ったら、俺なら自殺するよ。素晴らしい
思わずコピペしたくなる程の出来映えだわ
793 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:47:37 ID:???
>>783>>783だが俺から見るとどうも>>792のが痛くて恥ずかしい気がするw
794 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 03:48:17 ID:???
>>782=>>792なんだろ
795 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 04:05:42 ID:???
はいはい折角ID表示される避難所があるんだから続きはそっちでやってくれ
証明出来ない自演認定なんて不毛すぎる

http://jbbs.livedoor.jp/anime/3933/
796 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 10:10:19 ID:???
>>779
上手いです特にくぎみーが(*´д`)ハアハア
797 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 11:43:12 ID:???
>>796=>>779
798 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 13:31:57 ID:???
いい加減アンチ発言はスルーしろって
いちいち構う事で空気が悪くなる
799 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 16:27:18 ID:???
お前がスルーできてねぇじゃんwwwwwwwwwww
800 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 16:47:04 ID:???
はいはい新議論スレはココ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3933/1202915422/l50
801 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 17:26:22 ID:???
そこ誰も使ってなくね?
お前1人で書き込んどけよ
802 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 18:21:30 ID:???
自演自演て決めつける奴うぜーよ
別に自演くらいしても良いだろカス
ただしゼブラは許せん
803 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 18:25:35 ID:???
ただいま自演がバレた>>802が逆ギレしております
静まるまでしばらくお待ち下さい
804 名前: マロン名無しさん [age] 投稿日: 2008/02/21(木) 19:18:15 ID:???
使ってないのはでき立てなんですけどね
805 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 19:19:03 ID:???
>>802=>>803
なんと巧みな自演…
だが時間帯は分けた方が良い
806 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 19:19:44 ID:???
>>804
糞荒らしageんなよ死ね
807 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 20:04:06 ID:???
現在ネギま関連スレに痛い子警報が発動中。徹底したスルーで対処しましょう
808 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 20:12:55 ID:???
三分後投下〜

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
勝てばいいんでしょう!勝てば!

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
楽しみたまえよ、この世界で最も猟奇的な夜を

馬騰(エヴァ)寿成[ばとう じゅせい]
この世で一番おいしい化学調味料はハッピーターンの粉である

董承(あやか)[とうじょう]
天国はすごくいいところらしいですわ。だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから

袁紹(風香)本初[えんしょう ほんしょ]
お汁粉は食べ物じゃないよ、飲み物だよ!

献帝(ネギ)
おきのどくですが ぼうけんのしょ1は きえてしまいました
809 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 20:16:00 ID:???
三国志な、ま!


1/3
献帝から曹操を何とかしろ、という勅命を受けた劉備玄徳
西方の雄、馬騰。そして帝の腹心である董承らと手を組みました
こうして劉備は打倒曹操に向けて動き始めたのです

しかし今現在劉備がいるのは都の許昌、当の曹操の拠点です
何処を見ても曹操の目の届く範囲でした
そこで劉備は考えました。どうすれば曹操の目を欺くことが出来るのだろうかと
劉備の出した結論は農作業でした
軍事とはあまり関係のない農作業をする姿を曹操に見せることでその目を欺こうとしたのです
来る日も来る日も劉備は農作業に励みます
それを見て不安になったのは劉備の配下たちでした
うちのお殿様は何をやっているんだろう?と思い諫めるものもいましたが、劉備はただにこりとするだけでした


そんな生活を続けていたある日、劉備は曹操から酒宴の誘いを受けたのです
配下の者達は劉備が曹操にとても口では言えないようなことをされてしまうのではないかと心配しました
しかし劉備は、ここで断っては何か怪しいところがあるのではないかと疑われないため酒宴にいくことにします

酒宴は劉備、曹操の二人の小さな酒宴でした
軽い挨拶から始まりまあつつがなく酒宴はすすんでいきました
晴れていた天気はやがて雲に覆われ、暗雲がひしめき始めてきたのです
810 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 20:16:58 ID:???
2/3
そして曹操は天下の情勢について劉備に尋ねました
誰がこの乱世を治める事の出来そうな英雄のかと?

劉備は答えに詰まりました。ここでこんな話題を振ると言うことは曹操は劉備を警戒している可能性があるということです
迂闊な答えは出来ません。そこで劉備はわからない振りをしました
曖昧な答えに対して、曹操はきっぱりとこう答えました

それは自分と劉備であると

そう、曹操は完全に劉備を警戒していたのです
劉備は困りました。ここでこの警戒を解いておかないと曹操を倒すという計画が頓挫してしまうかもしれません
何か手はないか・・・何か手はないかと思案を巡らせていたときでした
偶然にも酒宴の場の近くに雷が落ちたのです
これ幸いと劉備は大仰に驚いて怯え、近くの机の下に潜り込んみました
これを見た曹操は、なんだ劉備とはこの程度の人間かと感じてしまったのです
こうして劉備は曹操を欺いたのでした


明日菜 「ロン!混一色、白、ドラ3!親の18000点よ!!」
桜子 「あちゃ〜。0点になっちゃった。明日菜強いね〜」
エヴァ (いまのは見え見えの混一色・・・あんな手に振り込むような椎名ではない。もしや・・・)
桜子 「これで私の5連敗だね。ねえ明日菜、次は食券10倍にしようよ。ねぇ〜」
明日菜 「ふふん、いいわよ。何だったら20倍にしようか?」
桜子 「さすが明日菜!!話がわかるぅ〜!!」
エヴァ (やはりな。最初に餌をまいておいて、後で大きく頂く。まあ私は見学させて貰うかな。お猿が墜ちてゆく様をな)
811 名前: 三国志な、ま! [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 20:17:52 ID:???
3/3
それがあってから曹操は劉備への警戒をゆるめました。劉備の策略は功を奏したのです
それよりも曹操は北方の巨人、袁紹への警戒を強めたのでした

さて、曹操の警戒が緩くなったとはいえ都にいては劉備には何も出来ません
そこで劉備は地方の反乱を平定するとの名目で、曹操に兵を借りようとしたのです
劉備への警戒心が薄れていた曹操はこれを承諾して、劉備に5万の兵を与えました
こうして劉備は再び天下へと大きく羽ばたいていったのです


桜子 「ロン。七対子、ドラ2、裏2、親の3本場は18900点ね」
明日菜 「あ、あれ?0点以下になっちゃった。おかしいな」
桜子 「さて精算ね。明日菜はいくら負け?」
明日菜 「え、えっと・・・その・・・」
桜子 「ねえ明日菜。倍プッシュ、いく?」
明日菜 「ば、倍プッシュって何?」
桜子 「さっきみたいに次の掛け率を倍にするの。つまり40倍ね。勝てば一気に取り戻せるよ」
明日菜 「か、勝てばいいのね。いいわよ、倍プッシュよ!!」
エヴァ (倍プッシュとは・・・桜子、恐ろしい子!!勝負の後は骨も残さないということか)

手中から劉備を逃したことに後で気がついた曹操でしたが、もはや手遅れでした
そう、北方の巨人、袁紹は確実に曹操へと迫ってきていたのです

813 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 21:00:20 ID:???
>>807
ID、バトロワ、いじめ、デスノ、クロス各スレにも出没してるね
814 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 21:17:26 ID:???
http://www.arakawa.mydns.jp/uploaders/zazie_chiu/src/up0301.jpg

腹が減っては戦は出来ぬ。
815 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 21:20:10 ID:???
劉備賢いな〜。
てか、>>808のネギ・・・ひいいいいいいいいいいいいいっっ!!
817 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 21:49:22 ID:???
>>813
つまり春厨か
こりゃNG対処しかないな
818 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 22:07:08 ID:???
ふみか「くっくっく……完璧じゃわい」
パル「も、もういやああ! 延々と3chで匿名なのをいいことにちょっと大人ぶって冷めた振りするのはもういやあああ!!」
ふみか「む! 貴様、何をサボっておる!」
パル「もういやよーー! 私もう帰るーー!!」
ふみか「ほう! 姉者ァ! なにやらコヤツ、脱走を企てておるようじゃァ!!」
ふーか「ふむ。オシオキじゃのう」
パル「ひっ」
ふみか「オシオキかのう!!」
ふーか「逃げようなどと考えぬことじゃのう」
パル「い、いや……こないで……!」
ふーか「オシオキだっちゃァァァァァ!!」
ふみか「オシオキだっちゃァァァァァ!!」
 っ(こんぶ)
ふーか「そぉい!!」(びたーん!)
ふみか「そそぉい!!」(びたーん!)
パル「いやあ! 海の幸! 海の幸が!!」
 っ(こんにゃく)
ふみか「こんにゃくじゃァ!!」(べちょ)
ふーか「こんにゃくじゃのゥ!!」(べちょ)
パル「ギャー! 服の中に入れないでー!」
 っ(しらたき)
ふみか「ニュルニュルじゃァ!!」
ふーか「スキヤキマホスラン!」
パル「――このあと、食材は覇王様がおいしくいただきました……ガクッ」

千鶴「と、いうわけで。スレでは皆なかよくしましょうね?」
ゆえ「わかってるです。そういえば、パルがいないですね?」
千鶴「うふふ。ハルナちゃんの居場所は禁則事項です♪」
ゆえ「まさか、本当に……?」
819 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 22:16:11 ID:???
>>816
カレー粉とルーの区別も分からんか
820 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 22:17:36 ID:???
>>814
もしかして道草の方ですか?
久々の葉加瀬にGJ!
しかしもっと葉加瀬はおでこでもいいと思うw
821 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 22:48:50 ID:???
ちうとにょろーん
http://imepita.jp/20080221/819670
822 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2008/02/21(木) 23:24:29 ID:PdWqvpdO
>>817
まだ冬
冬から春に変わりかけ房だな
824 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/21(木) 23:37:35 ID:???
>>821
にょろーんと聞いてエヴァ様を連想してしまう
だがGJ!
825 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 01:02:00 ID:???
>>821
こう・・・
千雨はガン付けしているような感じでありながら、
その肩には可愛らしいザジがのっかっているのが、なんともミスマッチで萌える。
828 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 02:31:42 ID:???
自分じゃ何一つできない書けない描けない作れないのゴキブリほど
辛口評論家面したがるのはどこのジャンルでも同じだな。
829 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 02:39:37 ID:???
>>828
日本語でおk?
830 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 02:45:51 ID:???
>>828
避難所来よう、な!
831 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 03:37:32 ID:???
>>828
お前がゴキブリだと思ふ
832 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 09:44:51 ID:???
>>826-827,>>829-831 はどう見ても慈円ww 暇な奴だな
833 名前: 早乙女ハルナ [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 10:29:22 ID:???
>>801
……(´・ω・`)
 
 
( ゚ д ゚ )
834 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 12:07:09 ID:???
>>833
こっちみんなwwwwwwwwww
835 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 13:05:46 ID:???
>>828=>>832
痛いとこつかれて顔真っ赤wwwww

俺831だが829でも830でもねーしww
836 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 16:54:19 ID:???
もうなんでもいいから喧嘩してる奴等死ねよwwwww
837 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 18:13:38 ID:???
なんでお前らスルーが出来ないのかな?
バトロワの方はちゃんとスルーしてすぐ流れ取り戻してたぞ

以後、煽りや荒らしに反応しないように。
838 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 20:27:17 ID:???
あこゆな第4弾!
今回は文化祭をイメージしてみました。
ゆーなはねこで亜子は雪女(一応…)
839 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 20:27:58 ID:???
>>838
http://imepita.jp/20080222/732960
840 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 20:40:57 ID:???
この構図を知ってる人は挙手
http://imepita.jp/20080222/741241
しなくてもいい
841 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 21:28:41 ID:???
ゆえコレを書こうって強者はいないか?
魔法騎士コスなら、平服して尻を差し出しても惜しくないかもしれん
842 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 22:59:42 ID:???
気がつけばもう495KB
次スレたてました

【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?28
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1203688692/l50
843 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/22(金) 23:20:54 ID:???
>>842
844 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 00:24:07 ID:???
>>839-840
下手くそすぎwwwww
二度と投下するなよ!!!!!

845 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 00:30:46 ID:???
>>842
乙です。
846 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 00:35:34 ID:???
>>844
なんかもうちょっとボキャブラリーのある批判の仕方はないのかね?
いつも似たようなもんで飽きるんだが
847 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 00:50:10 ID:???
むむ、新スレの方に速攻で荒らしがいってるな。
ちょっと立てるの早すぎたかもな
848 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 00:52:07 ID:???
>>840
挙手厨しねよ
849 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 01:10:10 ID:???
>>848
しなくていいって書いてるじゃん
頭大丈夫?あ、ごめん。障害者だったね
850 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 01:23:50 ID:???
>>848-849
自演してまで荒らすな
851 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 09:47:24 ID:???
>>839
萌えた(*´∀`)GJ!
852 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 09:51:44 ID:???
           , '"´  ̄ `ヽ、
          /          ヽ
         /              ヽ
.          i  i   /!    il  l i iト、
         i  i l  ,イ_i !   il  l i }
         il i l  iリ,こi i  ill i.l li リ し
         i l l li i{i「;;;lN  iリ川il l/  て
         `ヽi l i l J///V ///il |  (
           il il | \( ̄,フ/ リ! |
        ハ´ ̄ヽヽ|{  ヽフ l ヽ | i!ヽ、
      /   ',   |ヽヽ/ ヽ|  〉.ヽ!/ .〉
     _f´   ',   Lノヘ 〉-i|`ヽ、レ' /|
    /_     }  く   |. l ヽ  /ヽ___ト
 /´ ̄      ノ   ヽ  lヽi  .} l  〉 i
/  ` ー‐´ / ヽ /´⌒ヽ \,ハj  l  ヽ
 ´⌒ヽ ./    V    ヽ   ヽ | \l   }ヽ
    く     /     ノ ヽ   \ ヽ '"_\ー- ._
     ヽ   /__   i  ',   o 〉
853 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 13:01:36 ID:???
>>852
パンツ見せろよ
854 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 14:53:13 ID:???
>>852=>>853
自演乙
855 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 20:53:45 ID:???
       __             l;;;l /;;;/
     、'';、l_l   _,,,,,--‐‐‐‐--,,,__ l;;;l,/;;;/
   ,,-''ヾ~~;><:;..:.:.:.:..:.:..:.:..:.:.、.:.ヽl_;;';-<
  ./  ,;-'>'/,-.:.:l.:.:;.:.:..:.:.:ヽ.:.:.::ヽ;.:.l.  'i, 'i,
 /    l//.:.i'.:./`l.:.:l\.:.:..:.:.\.:.:.::l::'i__,,,,l-''
    /:/l.:.:.:l.:./  l.:.l  \.:.:..:.:ヽ.:.:.:l.:.:l~::l
    ,l:/l:l.:.:.:l、/  l.:.l    \;.:._ゝ.:.:.:l:l.l.:.:.l
    l;' l::l.:.:.l、l `'‐、.l.:.l    ,,,-'ヽ;ヽ;.:.lノl.:.:.:l    ギタ
    l l::ll.:.:l'i.`''‐、,_'l::l  ;ニ--‐''''ソ:'i.:.l ).:.:.:l     ギタよ
     l.:.l:l;.:.lヽ,, __,ノ'i:l \__ _ノi':∧:li':l.:.:.::l
     l.:.l::l':;:lヽ,~ _________,,,,,~~ ノノ-'l;ll::l.:.:..:.l
     l.:.l.:.l 'l, `':、`'-  '/ ,,-'~    l:ll.:.:..:.ll
     l.:.:l:;l-'┐   ~>;‐;''ニ~.l''l-,    l::ll.:.:.::l:l
     l.:.:ll  `i /ヽl::l llll. l::l./ \. l:l l.:.:.::ll:l
     l.:.:.l'i,  <ヘ,  .l:::ill.lll/::::l   ヽ l:l. l.:.::.:ll:l
     l.:.:.:l::'i,   >,,_/:::lllvlll:::::::l__,、‐~';l;l l.:.:.:l'i:l
     l.:.l.:.ll::l'-'''~ ./::::::::::ヽ::::::::l. ヽ ヽ. l.:.:.:l l:l
     .l.:.l.:.ll::l    /'-、_;;-< ;;-'ヽ. )  l. l.:.:.l l::l
     l.:.l::l l:l  /;;;;;;;;;;;;;;;;;`~;;;;;;;;;ヽ.''‐''~ .l.:.:l. l::l
     l.:.:l::l 'il  '-;-;;___   __;;;;;;-'~    l.:.l l;'
       ''-,l:l. 'l   l  l. ~~~~ヽ  ヽ     l::i' l'
         'l:l 'i l  l     ヽ   l,    l;i'
        l   l  l       ヽ   l,   l'
          l,__,/       ヽ,__,l
856 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/23(土) 20:54:30 ID:???
    !ヽ\!川 レゝ、r‐{ ̄`7' ,´ヾ       `丶、    |ィ7 -、ヽ
   > >r┐∠.__〈 Yゝ //  ∨  i  、 ヽ  ヽ. /〉ノ∠┬く三{
  (__,∠/7、ヽ'  ,> ∨ / ,. / ム|   !  l ヽヽ ヽ ∨ム'´_てゝ=ァ
    `7,ムト、__」  ' ' / / / l   |   !  | !. l | `Y |i `r、く
    // ,r、 Y7ノ  ! j  | !. /  !  ト、 ト、 j |  ! l  !f' Y i l/¬
    { 人 ゝ‐',ノニ云7,イ j! ,ム-─- ヽ│ム、_! ト |  l├=y'ー、_ソ人_/
   ∨/ ̄了i⌒'ヾj |! /|7 !     ヾ  ヾ リ7ァ'│|マ'   _,r、_r'´ ̄l
     Y´ ̄_,」´rャ / トi-|ト、‐=‐''"    `ー=='/ハ ! |l  ム Y_) ,フ⌒i
    冫¬、_,ノゝイ!  |从|!、\     i     /, ィ!/ f⌒>‐ 、イト7r-./
    i `ヽ∠/\7   !_,_,ミ 、`ヽ  --    イ/ィ' |f( (_ )ソ /{ 」⊥,ム
   /`ヽィr‐、勹 !  ,ム∨ム,ト 、       /_ハこlト、 三彡' /ーくク7/
   \,∧花クi j|  l='兄ミ(  l丶 __, ‐'1r作、Y'rl i /`ム!  /r彡
     /⌒ヽ二>、  ド =イ ゝイ \ /´ト、/_,ハ」ト. ∨! rク、ミf‐、ム
   ,イ  / /⌒ヽ. ! /-ゝ- ' 7  !  /|i\ l ヽ`ー-ヽ  f' o Y/下ソ
   /イ⌒ヽゞ 彡 ´    /  | / //|トヽヽl   !    ̄`ヽ_ノニミク-、
   ´,」   ト=く!        〈.  /lー' / iヾ! `ト、 │       i. 0 ソ r¬ i
   (__ ィヾ⌒Y|  ヽ     >'  ! l| キ」  j  `く     /   |>‐'ゝゞ`ツ !