全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 最新50  

(無題)

1 名前:相坂さよ:2008/07/13(日) 19:48:49 ID:???
基本的にザジ×ちう。百合、ショタ、えっち、シリアス、ホラー、ミステリー、ほんのり、どんなカプでもネタでも萌えれば勝ちなのです
でもあんまり激しすぎたり、グロなど過激描写の話も投下前に申告して下のあぷろだへ注意書きをつけて投下しちゃいましょうね
http://www4.uploader.jp/home/zaziechiu/

基本的にはsage進行ですけど、落ちそうになったらageてください
長めのSSの投下前は、投下予告をするとか、更新をして他の方と被らないようにして下さい。それとトリップは付けない方がいい感じです
苦手なタイプのSSはスルーが原則です。間違っても叩いたり、煽ったりしないで下さい。当然ですが荒らし・広告の類もスルーでお願いです
もしSSや絵、流れや発言に苦情や意見があったらこちらの新避難所で議論してください
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3933/

投下したSSや絵にGJレスや感想がつくと職人さんは大喜びです。レス返しもあるかもです
でも過度な賞賛は、かえって職人さんへの負担となりかねないので控えめにしましょう
職人さんも住人さんも投下時やレス、レス返信時にはあまり悪ノリをしないでくださいね。何事もほどほどに、です

投下したSSや絵やぷちネタにレスがつくと嬉しいですよ?
これはと思ったネタがあったら是非投下してみましょう。それが第一歩です


前スレ:【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?28はここです
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1203688692/


まとめwikiは
http://www.wikihouse.com/chuzazie/
新まとめwikiは
http://www37.atwiki.jp/chiuzazie/pages/16.html
携帯まとめは
http://www.geocities.jp/chiuzazie/
旧避難所はここです
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3429/
古いあぷろだになっちゃいました。昔のネタとか置いてあるです
http://arakawa.tn.st/uploaders/zazie_chiu/upload.html

2 名前:マロン名無しさん:2008/07/13(日) 20:00:05 ID:???
>1 乙にゃー

3 名前:マロン名無しさん:2008/07/13(日) 20:23:44 ID:???
もう立てなくて良かったのに

4 名前:マロン名無しさん:2008/07/13(日) 20:40:23 ID:dMQCDAOb
えーと、佐治キクオ基いザジとちうだね

5 名前:亜子:2008/07/14(月) 07:13:49 ID:???
>>1お疲れさん

ここも寂れてもうたなあ・・・

6 名前:大河内アキラ:2008/07/14(月) 08:03:14 ID:???
>>1乙だよ

7 名前:おっと鳴滝姉妹割り込んだッ:2008/07/15(火) 18:36:46 ID:???
ふみか「ダババァァ! グバァァァ!」
ふーか「くっくっく…溺れろ。溺れるが良い!」
ふみか「あ、姉者ァ! なんでっ…ガブッ…ブアッ! たっ、助けてくれィ!」
 なんとか手を伸ばし、必死に崖に手をかけるふみか。
ふみか「…助かっ」
ふーか「ぬぅん!」
ふみか「なっ…ぬわーーーっ!」


史伽「…はっ!? ゆ、夢だったです…あっ!?」
 びしょ…
史伽「…終わらないッ…! 悪夢は…まだッ…!!」
 魔界モード…突入…ッ!

ふーか「次回も…貴様の瞳に目潰しじゃァ!」

和美「おつかれさまです。はおうさまはきょうもかんぺきです」
ふーか「ククク…前スレの凡骨、中々良いネタを提供するのぅ…」
夕映「は、離すですっ! トイレに…トイレにぃ!」
和美「だめだよ。はおうさまのめいれいだもん」
夕映「も…も…も…! モルデスダイン!」

8 名前:マロン名無しさん:2008/07/15(火) 18:42:54 ID:???
>>7
仕事はえーww
GJ!!

9 名前:マロン名無しさん:2008/07/15(火) 18:58:08 ID:???
  GET!  かわいいよ

10 名前:マロン名無しさん:2008/07/15(火) 19:18:09 ID:???
絵の投下が全く無くなったな…

11 名前:マロン名無しさん:2008/07/16(水) 04:19:54 ID:???
そりゃ前スレで転載だの自演だの
散々叩きまくったんだから当たり前だろ

12 名前:せつな おともだち28:2008/07/16(水) 20:05:30 ID:???
せつな おともだち28


1/3
ふーか 「♪いいおとこにはいいおんな、いいおんなにはいいおとこ♪」
やたらとはいてんしょんのふーかさん、いったいなにが彼女を突き動かしているんでしょうか

せつな 「あ、あのー・・・わたしとおともだちになっていただけません・・・か?」
わたしがそういうと、ふーかさんはわたしのからだを嘗めまわすようにじろじろとみつめてきたのです
かお、むね、こし、おしりと視線はまるでえろおやじのように動いていきます

ふーか 「うーん、いいおんなとしてははんぶんぐらいかな?」

はんぶん!?はんぶんってどういうことですか!?
確かにわたしのむねはちいさくておしりも大きくないけど・・・
ふーか 「いっしょにいいおんなになってくれるなら、ともだちにでもなんでもなってあげるよ!!」
・・・まあいっか

せつな 「で、なんでいいおんななんですか?」
ふーか 「決まってるじゃん!!いいおんなになっていいおとこをゲットするんだ!!」
せつな 「それは確かにそうですが・・・具体的にいうふーかさんのいいおんなってどんなおんなの人なんですか?」
ふーか 「まずは・・・ないすばでぃだ!!」
せつな 「ないすばでぃ、ですか」
ふーか 「そう、まずは見た目が肝心だよ!いくら性格がよくて大金持ちでも見た目がアレじゃあイケナイのだ!」
せつな 「そんなものですかねぇ・・・」

13 名前:せつな おともだち28:2008/07/16(水) 20:06:01 ID:???
2/3
せつな 「で、いいおんなになるにはどうしたらいいんでしょうかね?」
ふーか 「いい本があるっていうから、ぱるから借りてきたんだ。読むよ?」
はるなさんから借りてきたというその本は、少し古ぼけたマンガ本でした
ぺらりぺらりとページをめくると、確かにないすばでぃの方々が一杯いらっしゃるのです

せつな 「この方なんてすごいですねぇ」
ふーか 「えっと、名前はでびるりばーすさん。身長10m以上、ばすと4mぐらい・・・すごいよ!」
せつな 「どうやってなるかというと・・・199x年ごろにほうしゃのうを浴びる・・・らしいです」
ふーか 「えっと・・・はかせあたりならほうしゃのうもってるよね」
せつな 「たぶんもっていらっしゃると思いますけど」
ふーかさんはなにやら考えているようですが・・・たしかほうしゃのうって危険なはずです 
これは止めないと・・・

せつな 「ふーかさん、これは199x年ごろじゃないと効果がないようですよ」
ふーか 「あうー、それじゃ意味ないじゃないか!?」
せつな 「まあこれは世紀末救世主の伝説らしいですし・・・」
ふーか 「お!?この世紀末覇者拳王というのもないすばでぃだよ!こうなりたかったよ・・・」
せつな 「残念ですがつぎの資料でもみましょう」

世紀末はいろんなことが起こるようです


ふーか 「つぎの資料は・・・うおっ!!なんだこのからだは!?」
せつな 「どんなからだなんですか・・・うわぁ!!」

その二人はとてもすさまじい体をしていたのです
”化膿姉妹”というユニットらしいです

14 名前:せつな おともだち28:2008/07/16(水) 20:07:24 ID:???
3/3
ふーか 「こ、これっていったいどうなればこんな体になるんだろう?お肌なんて光ってるよ?おっぱいなんてスイカだよ」
せつな 「えっとですね・・・これは改造手術のようですね」
ふーか 「え?整形手術じゃなくて?」
せつな 「はい、どうやら何かの組織の怪人のようです」
ふーか 「そっか、改造手術か・・・やっぱりはかせがやったのかな?」
せつな 「でしょうね。どうします?はかせさんにお願いしてみますか?」
ふーか 「うーん、これはあんまりだからもう少し考えてみよう」

わたしたちはいろんな資料を調べましたが、やはりこれというものはありません

ふーか 「とりあえずボクたちはご飯をいっぱい食べることから始めないといけないかな」
せつな 「つまりは栄養ですね」
ふーか 「たしか冷蔵庫にはかえで姉のぷりんがいっぱい常備されていたはず。あれをたべるよ!」
せつな 「かってに食べてもいいんですか?」
ふーか 「おれのものはおれのもの、おまえのものはおれのものっていうじゃん!だからいいんだ」
せつな 「そうなんですか・・・まあぷりんだけにぷりんぷりんなお肌になればいいかな・・・」

ふーか 「貴様はオヤジと認定する!精進せい!!」

せつな 「あう・・・それはあんまりです」
ふーか 「言ったほうもオヤジくさかったね」

いいおんなへの道というのは難しいものです



15 名前:マロン名無しさん:2008/07/16(水) 23:48:32 ID:???
せつなはホント死亡フラグを立てるのが好きだなw

16 名前:マロン名無しさん:2008/07/17(木) 03:48:53 ID:???
梅雨も明けてさらに暑くなることだし久しぶりにホラー系もどうかおひとつ…

17 名前:トイレのカラカラさん:2008/07/17(木) 18:23:59 ID:???
史伽 トイレのカラカラさん


1/5
長い長い歴史を誇る麻帆良学園。そんな長き歴史の中には、光もあれば闇もあるみたいです
授業が終わり、少女達の楽しい声が消えた黄昏時、そこから学園の闇は始まるのです


風香 「いやぁぁぁ!ボク、そんなところいきたくないよ!!」
史伽 「私もです!なんでそんな恐怖体験しないといけないですか!?」
金切り声を上げた私とお姉ちゃん、でもそれを無視するように三人組はおもしろがって話を続けます

美砂 「まあまあ、面白そうだよ?」
桜子 「お化けなんてでないってば。出てくれればもっと面白いけどね」
円 「知ってる?この話を聞いた人はそのトイレのカラカラさんに会いに行かないと・・・大変なことになるんだって」

史伽 「た、大変なことってなに?」
円 「さあ・・・ね」
風香 「いやぁぁぁ!!」

結局その話を聞かされた私達は怪談の検証に付き合わされる事になったのです


史伽 「よ、夜の学校は・・・何でこんなに静かなんですか?」
暗く、閉ざされた学園の扉は、まるで異世界への入り口のように私には見えました
入ったらもう出てこれない。いつもの扉がそんな風に見えてしまったのです

18 名前:トイレのカラカラさん:2008/07/17(木) 18:25:29 ID:???
2/5
かつーん、かつーん・・・

私達の足音は遠く廊下の端まで届き、壁に反射して歪んだ音となって私達の元へと帰ってきます
その反射した足音のゆがみと響きが私達の恐怖を更にあおるのです

普段のお昼の時、光と喧噪に包まれたこの廊下なら何も思うことなく走り回る事が出来ます
でも・・・闇と静寂に支配されてしまったこの廊下で、同じ事は出来ないと思いました

桜子 「こ、これはかなり怖いねぇ」
風香 「じゃ、じゃあ帰ろうよ!!」
円 「いいけど・・・花子さんに逢わないと大変なことに」
史伽 「うぇぇ・・・どっちもいやですぅ」
美砂 「つまり進むしかないっていうことよ」

距離にして50mほどの廊下、でも今の私にはそれが無限に続く回廊のように感じてなりませんでした
初めははしゃいでいた三人組も、進むにつれ口数が少なくなってきます
そう、彼女たちも感じているのです。何かがやばいと

やがて暗黒の校舎を進む私達の目の前に3階奥の突き当たりのトイレが見えてきました。ここが件の怪談の場所なのです
普段から誰も使わないこのトイレは清掃の頻度も少なく、どことなく据えた感じのするトイレなのです
乾ききった洗面台には水垢がこびりつき、姿見にはうっすらと汚れが浮き上がり、人型をなしているようにも見えました

美砂 「ここには三つの洋式トイレがあってね、真ん中以外の端の二つのトイレに一人ずつはいってね・・・」
円 「じっ・・・くりと用を足してから、二人がトイレットペーパーをからからと取っていると・・・」
桜子 「誰もいるはずのない真ん中の洋式トイレから、からからと紙を取る音が聞こえてくるんだって」
美砂 「そしてその紙を取る音が聞こえなくなると・・・」
円 「しーんと静かになるんだ。でもね、不意に上から視線を感じて天井を見上げてしまうと・・・」
桜子 「なんとそこには・・・と、いうことで見てきてね」

史伽 「な、何で私達が行かないといけないですか!美砂達で行けばいいです!」
風香 「そうだよ!ボク達は行かないからね!!」

19 名前:トイレのカラカラさん:2008/07/17(木) 18:26:20 ID:???
3/5
しかし運命の女神というのは、常に弱き者達には微笑まないようです
じゃんけんという暴挙によって、私達は闇への生け贄にとされる事が決定してしまったのです

美砂 「大丈夫大丈夫、私達は入り口当たりで待ってるからさ」
桜子 「なんかあったら大声で叫べばいいよ、きっとネギくんが駆けつけてくれるからさ」
円 「いいから行きなさい。でないともっと恐ろしい怪談話聞かせちゃうよ?」


結局私達は言われるままトイレにはいることになりました。一応不法侵入なのでトイレの電気をつけることすらできません
私とお姉ちゃんは三つ並んだトイレの両端に入ることになりました
そっと扉を開いて真っ暗なトイレの中、携帯電話の明かりだけを頼りに私は便座に腰を下ろしたのです
史伽 「お、お姉ちゃんいる?」
風香 「い、いるよ。そ、そっちは何か変なトコある?」
史伽 「なにもないよ・・・あ!?」
風香 「何!?」
史伽 「ここって携帯の圏外です」
風香 「もう、そんなことどうだっていいじゃん」
史伽 「そ、それよりも・・・やるですか?」
風香 「やだけど・・・じゃあ、いっせーので紙をからからさせるよ、いい?」
史伽 「うん・・・」

すごく嫌な予感がしました。でもそれは雰囲気がそうさせているだけだという事だと思うことにしました
いえ、そうなんです。そう思いたかったのです

から・・・からからから・・・
紙のロールを引っ張ると、金属のつがいの部分が軽くぶつかり合い乾いた音が鳴り響きました
史伽 「ど、どのくらい引っ張ればいいのかな?」
風香 「き、きっともういいよ。ボクはもうこれで止めるね!!」
史伽 「じゃあ私も止めるです!!」

20 名前:トイレのカラカラさん:2008/07/17(木) 18:27:40 ID:???
4/5
からからから・・・

私は紙を引っ張る手を止めましたが、壁の向こう側のお姉ちゃんはまだ紙を引っ張り続けているようです
風香 「ふ、史伽まだ引っ張ってるの?」
史伽 「え?引っ張っているのはおねえ・・・」
その時に気がつきました。壁の向こうから聞こえてくるこの音はとても近くに聞こえたのです
まるで誰も居ない真ん中のトイレで誰かが・・・

風香 「ヒィッ!!」
史伽 「な、なんですかお姉ちゃん!!」
風香 「な、なんか聞こえるよ!!上の・・・天井の方から・・・」
お姉ちゃんがそう言うので私も耳を澄ますと、その音は、いえ、息づかいは確かに聞こえてきました
上の方から、私の入っているトイレの壁と天井との隙間の当たりから・・・

風香 「な、なんにもいないよね。気のせいだよね!!」
史伽 「きっとそうです!!見てもなんにもいないですぅ!!」

意を決して見上げた私の瞳に飛び込んできたのは、天井と壁の隙間から覗く人の顔でした。長い髪の毛らしい女性の顔です
その髪の毛は濡れ、べっとりと額とほほに張り付いて・・・頬はやせこけて肌は土気色で・・・
瞳は真っ赤に充血してこちらを睨んでいるのです。まるで親の敵でも見つめているかのように

史伽 「いやぁぁぁぁ!!!!」


叫びながら飛び起きるとそこは自分の部屋でした。息は荒く、今、自分の身に何が起こっているのかわからない状況です
そこが自分の部屋であることを確認すると、やがて今までのことがなんだったのかうっすらとわかってきましたです

夢・・・

跳ね起きた上半身は汗に濡れてぐっしょりとなっており、枕や布団まで濡らしていたのです
そう、かいた汗は下半身まで・・・下半身?

21 名前:トイレのカラカラさん:2008/07/17(木) 18:28:07 ID:???
5/5

             _._,_
         ,. -─-─‐-.、
       , 'フ´,:,::;............,;::::::....ヤ ̄ヽ あ・・・ありのまま 今 起こった事を話すですぅ
     { /..:/イ/i:::::::::::|:ト::り、:.ヘ  l
.     ∨:::i:/:!1l:::::::::::リヘトi:|:::::l ノ  『わたしは今確かにおトイレにいたはずなのに
    ,.;;7l:::::!_」⊥ト'::::/.メ-:リ、ュ:::::|´i;;、    おふとんのなかにいるですぅ・・・』
    `' ハ:::!' ⌒ヽ∨r'  ̄`ヾ:::::ハ;;ヘヤ
       !;ト、ヽ_ ノ 丶._ ィ /7ハ;;;i
     Lヘヽリ. | r─‐-、i ィ7.ノ_ ー'    な・・・何を言ってるのかわからないとおもうですけど
        _` i!ト   _丿! '´, '´          わたしも何をしたのかわからなかったですぅ
         `' `ア='フ´ '´   
            ,' /! .| / ヽ, 、        お布団が濡れてどうにかなりそうですぅ・・・
         , '.,i' l ∨ ハ !,
        ,' .j | ヽ/ ./  |ト `',        催眠術とか超スピードとか
            / .|  / /  .! ヘだ          そんなちゃちな事じゃなかったですぅ
     r‐ 、. /  j ,' !   |   i,. -‐、
    /    丶、'_,」_ 」_ ノ./    i、     もっと恐ろしいものの片鱗を味わっているですぅ・・・
.   ,'        /二イ iトニヾ.       l
   i         ! ク7|;|丶」 |       i
   !、      |  /;;ハi、  i!      ノ



22 名前:マロン名無しさん:2008/07/17(木) 19:12:01 ID:???
そうきたかwwwwwwww

23 名前:マロン名無しさん:2008/07/17(木) 19:42:58 ID:???
これはうめぇwwwww
GJ!

24 名前:ジ○リの新作…?:2008/07/17(木) 21:13:56 ID:???
千雨「あー暇だぁ―――!!!おい、ザジ、なんか面白いこと……ん?」


 ザージ ザージ ザジ あくまの子〜♪
 黒い魔界から やってきた〜♪
 ザージ ザージ ザジ つめのびた〜♪
 さんじゅういちばんのおんなのこ〜♪


千雨「ザジ……何歌ってんだ?」
ザジ「『千雨の部屋のザジ』……一緒に歌う?」
千雨「……」


  「「ザージ ザージ ザジ あくまの子〜♪」」        <<オチ?ありませんよ>>

25 名前:マロン名無しさん:2008/07/17(木) 22:24:21 ID:???
>>21
漏れたwwwww

26 名前:マロン名無しさん:2008/07/19(土) 00:27:59 ID:???
前スレは989までで落ちた?

27 名前:マロン名無しさん:2008/07/19(土) 01:44:31 ID:???
>>26
多分

28 名前:マロン名無しさん:2008/07/19(土) 11:35:33 ID:???
久しぶりに書こうとしたがネタが無い…

29 名前:マロン名無しさん:2008/07/19(土) 11:48:31 ID:???
>>28
>>21

30 名前:ザジと不思議な帽子(即興):2008/07/20(日) 17:06:34 ID:???
漏らせと?
 
 
 
 
 
ゆえ「もるです!もるです!」
ゆえはトイレへ全速力でジャンプしていた。
ザジ「(`・ω・´)/【帽子】サッ」
ザジがシルクハットをふるとゆえが消えてしまいました。
明日菜「鍛錬終わったし帰るかな」
ザジ「(`・ω・´)/【帽子】サッ(´・ω・)つU」
明日菜「ザジさん?これくれるの?」
帽子からオレンジジュース的なのを渡された。
ザジ「(`・ω・´)うん」
明日菜「ありがとう♪ゴクッゴクッあ、おいしいこれ」
ザジ「\(≧∀≦)/」
明日菜「ごちそうさま、バイバイ」
 
帽子「も…もったですぅ」 
 
 
終われ

31 名前:ちづ姉をヤンデレっぽくしてみた:2008/07/20(日) 20:02:52 ID:???
千鶴「………」ペラ…ペラ…
先月のマガスペを読む千鶴。今見てるのは小太郎が夏美に抱きしめられてるシーン
千鶴「………」
グチャリ! ポイッ!

千鶴「………」ペラ…ペラ…
今月のマガスペを読む千鶴。今見てるのは小太郎があやかにキスされてるシーン
千鶴「………」
グチャリ! ポイッ!

千鶴「……私のよ………小太郎くんは………私のよ…」



夏美「ちづ姉どうしたのこんな所に呼び出して?」
あやか「そうですわ。一体何があるんですの千鶴さん?」
千鶴「…………ふふっ」

グチャッ! ザシュッ! メキャリッ!



小太郎「ちづ姉、ただいまー……あれ?ちづ姉だけ?他の二人は?」
千鶴「小太郎くんお帰りなさい。二人とも帰らないわ、私と二人っきりよ」
小太郎「……ふーん?なんか用事でもあったかな?……まぁえっか!」

千鶴「ええ…私と二人っきりよ………今日も……明日も……これから…ずっと…」

小太郎「ちづ姉なんか言った?」千鶴「うん別に♪さぁ、晩ご飯にしましょう♪」    〜HAPPY END〜

32 名前:マロン名無しさん:2008/07/20(日) 23:05:55 ID:???
私は、ネギまフリークの新米です。
このたび、最初の二次創作として、
古典落語をモチーフとする作品を
アップすることとなりました。
但し、私はネギまといえば、コナミの
ゲームシリーズだけのつきあいなので、
登場人物たちの台詞回しはかなりいい加減です。
読者たちには、このことを最初にお断りしておきます。
では、私の処女作をお楽しみくださいませ。

NGワード推奨:浮世風呂

33 名前:浮世風呂:2008/07/20(日) 23:08:36 ID:???

浮世風呂

 麻帆良学園女子中は、全寮制でございますが、その大浴場はいつも混み合っております。そこで、本や遊び道具を備えた待合室が置かれておりまして、今宵も多くの女学生でごった返しております。

大河内アキラ「風呂がなかなか空かないな……」
佐々木まき絵「じゃあ、みんなでゲームしようよ」
  明石裕奈「余ってるのは、あの碁盤だけか……アキラ、碁は打てる?」
   アキラ「わたしは、そんなの打たないな……まき絵は?」
   まき絵「あたしも、別に習ってないし……亜子、いいアイデアはない?」
  和泉亜子「どないや、戦争ごっこちうんは?」
   まき絵「戦争ごっこ?! ずいぶん面白そうじゃん」
    裕奈「で、どんな風に遊ぶの?」
    亜子「まずな、服脱いで素っ裸になんねん」
   アキラ「あっさりしてていい感じね」
    亜子「下着も脱ぐねん」
   アキラ「あっさりしすぎだよ……それで?」
    亜子「おいどの穴にお椀くっつけてな、あの線へ一列に並ぶねん。で、『ぶっ放せ!』ちうたら、それを一斉に屁で飛ばしあうねん」
    裕奈「ちょっとちょっと、そいつのどこが戦争ごっこ?」
    亜子「互いに屁え(兵)力を争うやろ?」
    裕奈「全く、冗談じゃないって……」

 一方、別の一角では……


34 名前:浮世風呂:2008/07/20(日) 23:10:30 ID:???
早乙女ハルナ「たれよ、そこで寝ちゃってるのは……朝倉か?」
  綾瀬夕映「夢から覚ましてあげたいです」
 宮崎のどか「それじゃあ……わたしが起こしてみるわ」
   ハルナ「のどか、知らないのね……あいつって、そう簡単には起きないわよ。あたしがやるから、よく見てなさい……朝倉、ビッグニュースだよ!」
  朝倉和美「えっ?!(大きく伸びをして)あー、よく寝た……で、パル、ビッグニュースって?」
   ハルナ「何にもないよ。脅かしただけ」
    和美「全く、あんたって人は……ならば、あたしが独自に入手した、とっときのビッグニュースを伝えてやるわ」
    夕映「一体、どんな話でしょう?」
    和美「あれは、ゆうべのことだった……あたしは、夕食をとるため、桜通りのファミレスへ向かっていた」
   のどか「確かに、昨日のこの時間……」
   ハルナ「あんたはここにいなかったわね」
    和美「店内へ入ろうとすると、後ろから『今晩は』という声がした。振り向くと……そこにいたのはネギ君!」
    夕映「ずいぶん幸運でしたねえ」
    和美「『ネギ君、あんたもここで食事するの?』『そうなんですよ、朝倉さん』てんで、二人仲良く店内へ」
   ハルナ「ラブ臭満杯のシチュね……あたしも見届けてりゃよかった」
    和美「当然、テーブルも一緒。それも、差し向かいなどというみみっちいことはしないで、堂々と相席したよ」
   のどか「うらやましいわ……」
    和美「『何にいたしましょう?』というウェイトレスの声に合わせて、あたしはエビドリアとコーヒーをオーダー。そしたら、ネギ君も『僕はピラフとジャスミンティー!』だって」
    夕映「しまらない注文ですね……」


35 名前:浮世風呂:2008/07/20(日) 23:10:57 ID:???
    和美「やがて、料理が運ばれる……すると、ネギ君『朝倉さん、僕のを一口あげましょう。はい、あーん』てんで、あたしに食べさせてくれた。当然、こっちもお返しに『はい、あーん』と一口プレゼント」
   ハルナ「くーっ!(歯噛みして)こんなことなら、ゆうべの入浴時間を遅らせてれば……」
    和美「二人の食事が終わっても、すぐには席を立たないよ。ネギ君、ここで唐突に『朝倉さん、僕を抱きしめてくれない?』と言い出した」
    夕映「大胆な発言ですね……」
    和美「『仕方ないわね……ネギ君、毎日ご苦労さん』てんで、彼の体を胸元へギューッと引き寄せた」
   のどか「ああっ、益々うらやましい……」
    和美「ここで、ネギ君のペットがささやいたわ。『兄貴、一気にキスしちゃえ!』て、あたしの耳にも届いてた」
   ハルナ「朝倉、あんたって人は……」
    和美「そして、顔と顔を寄せ合い、お互いの両唇を今まさにくっつけようとしたその時」
   のどか「どうなったんですか?」
    和美「パル、よくも起こしてくれたわね!」
   ハルナ「ひーっ!」
    夕映「さっきみた夢だったんですね……」

 わあわあ言っております。おなじみの「浮世風呂」という一席でございます。


36 名前:マロン名無しさん:2008/07/21(月) 02:39:13 ID:???
まほ落語寄席の方とは違う方のようですね

他のキャラの裸のつきあいも見てみたいです
頑張ってください

37 名前:千雨 ある朝、少しだけの欲望:2008/07/21(月) 14:23:24 ID:???
千雨 ある朝、少しだけの欲望


まぶたを閉じても朝日はとても明るく感じる
雀のちゅんちゅんという声はそれはそれは騒々しい
馬鹿野郎、こっちはまだ眠てえんだ

半日以上何も入れていない胃袋からは、苦痛にも似たシグナルをだしている
仕方がないのでなんにも塗っていない食パンを一枚口に放り込んで、牛乳で流し込んだ
さらに膀胱は七割を満たしている液体を外部に放出しろと催促する
ささっとトイレに行って処理をすませた


嗚呼、布団が恋しい・・・、どんな男の腕の中よりも今は布団が恋しく感じる。まだ中学生だけどな
そう言えば今日は休日だったっけ?こんな日に朝起きるなんてもったいない
昨日は夜遅くまでブログを更新したような気がするぞ
そうだ、今起きる必要なんて何処にもない

二度寝しよう

うん。今の状態なら今日が学校のある日であっても二度寝しているだろう
うん。今日は二度寝するべき日なんだ。きっと私はそういう病気なんだ。今日だけ、この時だけ

さあ寝よう。起きるのが何時になってもかまわない、寝てくれる
寝て・・・寝・・・


昼頃、気怠さと少しばかりの後悔の念を抱きながら私は目を覚ます
寮の中はきっともう誰も居ないだろう。こんな晴れた日にはみんな朝から海にでも行ってるだろうな
残っていそうなのは・・・早乙女ぐらいか。奴でも誘って昼飯でも食うか



38 名前:マロン名無しさん:2008/07/21(月) 20:13:15 ID:???
こーゆーふとした日常もいいな
GJ

39 名前:のどか 図書館島の休日:2008/07/21(月) 23:58:08 ID:???
のどか 図書館島の休日


1/2
皆さんは本が好きですか?私は大好きです。どんな本でも、小説でも漫画の本でも大好きです
では本を好きになったのはいつの頃だったでしょうか?
物心ついたときにはすでに本を読んでいた?そんな昔からではなかった気もします


一番最初の記憶、そしてそこにいる誰か


私が本を読んだ記憶の一番初めには誰かが居ました
まだ字が読めなかったと私のために誰かが本を読んでいてくれました
お父さん?お母さん?
たぶん違うと思います。でも、女の人であったことは確かです。あれは誰だったんでしょう
私は本がたくさんある暗い場所で誰かに本を読んでもらっていました
そして本が好きになって、その人も好きだったと思う
す、好きだとはいっても尊敬の意味での好きです
今の好きは・・・あはは、そんなことはどうでも良いですね

あの人がいたから私は本が好きになりました

私は本が好きになって、今の人生の中で本が一番たくさんあるところに良く行くようになりました
図書館島です。暗く、何が起こるかわからないところですが、今は一番大好きなところです
ここに来る人は本が好きな人ばかり。変な人も多いけど本が好きな人ばかり
いまだに未知の部分が多いこの図書館島ですが、それ故に本への情熱がわき上がってきます
何があるのか?何が起こるのかわからない図書館島は、まさに本好きのワンダーランドなのです

40 名前:のどか 図書館島の休日:2008/07/21(月) 23:58:32 ID:???
2/2
そんな図書館島にどこから来るのか、誰と来ているのかわからないけど、時折一人の少女が居ることがあります
幼稚園児ぐらいの少女で、まだ字も読めなさそうな少女です
それなのに一生懸命に絵本のページをめくって読もうとしています
悪戦苦闘しながら本を読もうとしている姿はとても微笑ましいものでした

そんな姿を見ていると思わず手伝ってしまいたくなるのが本好きというものです
特に小さい子供には、本の素晴らしさを教えて将来は立派な本好きになってもらわないといけません
それが本好きの努めだと思います


のどか 「こ、こんにちは。私が本を読んであげようか?」
少女は声をかけられたことに驚いたようですが、しばらくするとおどおどしながら絵本を私の方に向けて差し出してきました
それは少女の本を読んで欲しいという意思表示なのでしょう
私は精一杯の微笑みを少女に向けると、少女の横に座って同じ視線になって本を読むことにしました

のどか 「わ、私の名前はのどかです。あなたの名前は?なまえ、わかる?」
少女 「の、のどか・・・」
のどか 「それは私の名前だよ。まだ自分の名前はいえない?」
少女 「のどか・・・」
消え入りそうな声で少女は答えます。そのおどおどした姿はまるで自信のないときの自分のようで、他人には思えませんでした

のどか 「じゃ、じゃあ読むね。えっと”百億の晴海と千億の有明 作、絵 早乙女ハルナ”むかしむかしあるところに・・・」

私の囁くような声を一生懸命に聞いていてくれる少女
この子が将来本好きになってくれると嬉しいな



41 名前:マロン名無しさん:2008/07/22(火) 00:08:14 ID:???
ちょwパルww
それどんな本www

42 名前:マロン名無しさん:2008/07/22(火) 00:34:40 ID:???
きっとそのちびのどかが雪の日に熱を出して、病院へ急ぐ車がスリップした時にも
顔が前髪で覆われた女子中学生が自分の服を犠牲に助けてくれるだろうけど
きっと別人だよNE!

43 名前:マロン名無しさん:2008/07/22(火) 10:20:41 ID:???
春海てwww

44 名前:マロン名無しさん:2008/07/22(火) 15:38:25 ID:???
この前髪がヘドロ怪獣ザザーンみてえだとォーーッ!?

45 名前:マロン名無しさん:2008/07/22(火) 16:55:45 ID:???
>>私が本を読んだ記憶の一番初めには誰かが居ました
まだ字が読めなかったと私のために誰かが本を読んでいてくれました
お父さん?お母さん?
たぶん違うと思います。でも、女の人であったことは確かです。あれは誰だったんでしょう。


普通に那波さんだと思ったにのに違ったぜ

46 名前:マロン名無しさん:2008/07/22(火) 21:59:46 ID:???
>>45?・・・・・>>45!!?
畜生・・・また尻に葱を刺されてる
葱おばさんを呼ぶなとあれほど


47 名前:マロン名無しさん:2008/07/23(水) 00:27:56 ID:???
>46もやられたか……
死亡フラグが感染したとでもいうのか?

或いは、これこそが那婆の呪いn

48 名前:マロン名無しさん:2008/07/23(水) 11:58:46 ID:???
>>47……
 
チクショウ那婆の呪いは伝染するのk

49 名前:マロン名無しさん:2008/07/23(水) 13:51:30 ID:???
もう何人目だよ!?
だれか那婆を倒してくr

50 名前:マロン名無しさん:2008/07/23(水) 21:05:24 ID:???
もう那婆で一本ホラー映画が撮れるよ

51 名前:せつな おともだち29:2008/07/23(水) 21:21:24 ID:???
せつな おともだち29


1/3
わたしのおともだち計画も、いよいよあと四人となりました
もうそろそろこんぷりーとです

さて、本日は楓の元へといってみようと思います
楓には元々式紙が居るので改めて召還する必要はないのです
でも・・・5体、壱から伍までいるのはいろいろと大変なのです


壱 「よくきたでござ〜」
楓の部屋に到着すると、早速お出迎えがありました
せつな 「今日は暑いなかえで。特にこの部屋はむしあつい。で、その格好なのか」
壱 「これが一番涼しいでござ〜。せつなもどうでござ〜?」
かえでの格好はサラシにふんどし。まるで海女さんのようです
せつな 「心頭滅却すればなんとやら。わたしはふつうの格好でがまんする」
壱 「それはがんばるでござ〜」

せつな 「それにしてもこの部屋暑いな。くーらーはいれないのか?」
壱 「あるじどのが修行のためだといってくーらーをいれてくれないでござ〜」
せつな 「それはたいへんだな」
壱 「でもこの扇風機どのがあるのでなんとかなってるでござ〜・・・ござぁ”〜」
かえではそういうと、扇風機にぴったりくっついて声をだしました。すると声が震えてきこえます
それは誰もが通るみちでしょう

52 名前:せつな おともだち29:2008/07/23(水) 21:22:13 ID:???
2/3
壱 「もっとすずすくなる方法はないでござ〜?」
せつな 「ではもっと近づいてみたらどうだ?」
壱 「おお、それは名案でござ〜。忍法、すり抜けの術でござ〜」
すり抜けの術、それは壁とか柵とかをすり抜ける術。原理はわかりませんが、とにかく便利な術です

壱 「ごぶごろごごご・・・・ご・・・ざ・・・」

がんがんごんごんごろっごろごろkじゃ;おdすおわいえ
羽根ががんがん回っている扇風機の中に入ったらどうなるのでしょう
かえではどうなったか?壊れてしまった扇風機の中で・・・そっとしておいてあげてください
M的にきゅんってなりましたけどね


弐 「反転がたまらないでござ〜」
参 「中心の渦もたまらないでござ〜」
どこからかえでの声が聞こえてきます。でも姿は見えない、はて、どこでしょう?
しばらく探していると、洗濯機が動いているのに気がつきました。そっと蓋をあけてみると

弐 「あ、せつなでござ〜。せつなもどうでござ〜?」
参 「きもちいいでござ〜」
ぐるんぐるんと水が渦を巻く洗濯機の中で、かえで達は水泳をしていたようです
意外と気持ちよさそう
せつな 「水着を持っていないから遠慮しておく」
弐 「そうでござ〜」
参 「ではふたを閉めて欲しいでござ〜」
せつな 「わかった」

ふたを閉めてしばらくすると、洗濯機は排水を始めました。そして・・・

せつな 「あ、脱水」

53 名前:せつな おともだち29:2008/07/23(水) 21:22:58 ID:???
3/3
”起こさないでください”
そんな紙が貼られていたのは冷凍庫でした。冷凍庫にそんな紙が貼られていたのです
とても気になったので、開いて確かめてみることにします。たぶん想像が間違っていなければ・・・

四 「・・・」

それは眠れる森の美女、冷凍庫の白い冷気に包まれてかえでは眠っていたんです
ついでに霜にも包まれていました。雪中プレイ?生きてるかな?


伍 「みんな涼の取り方というものがわかっていないでござ〜」
せつな 「そういうお前はどうやって涼を取るんだ?」
伍 「かき氷でも食べればいいのでござ〜。拙者、プリンを凍らせて削るのがすきでござ〜」
せつな 「なるほど。で、その凍らせたプリンとかき氷機はどこだ?」

伍 「せつな、お金はいくら持っているでござ〜」

式紙がお金を持っているはずなんてありません。何を言っているんでしょうか、この式紙は
せつな 「お金はない。で、凍らせたプリンとかき氷機はどこだ?」
伍 「び、貧乏は暑さでむされて死ねってことでござ〜!?」
せつな 「世間って厳しいよな」
伍 「せ、拙者・・・拙者・・・」
せつな 「泣くな。水道水をおごってやる。それで我慢してくれ」
伍 「せ、せつな・・・ありがとうでござ〜」


むせび泣くかえでをあとにしてわたしはその蒸し暑い部屋を去りました
さてと・・・わたしはクーラーの効いたおへやに帰って涼しもうっと



54 名前:マロン名無しさん:2008/07/24(木) 12:28:47 ID:???
せつなズリィwwwww

55 名前:マロン名無しさん:2008/07/24(木) 20:17:47 ID:???
ヤバいwww久々にきたこれwwwww
少し黒がのぞいてるぞww

56 名前:マロン名無しさん:2008/07/24(木) 20:57:12 ID:???
せつなwww
てか後四人って生徒は後誰だ?

57 名前:マロン名無しさん:2008/07/24(木) 21:18:29 ID:???
とりあえずエヴァはやってなかったような気がする

58 名前:53:2008/07/24(木) 22:04:38 ID:???
>>56
楓 ゆーな 木乃香 エヴァの四人です

59 名前:マロン名無しさん:2008/07/25(金) 00:53:04 ID:???
>>52
電車の冷房設備がまだクーラーでなく扇風機だった二十年位前の真夏のある日、
いつの間にか車内に迷い込んでたトンボがフッと巻き込まれて木っ端微塵になったのを
思い出しちゃったじゃないか……orz
ええもう凄ッげー涼しくなりましたともさ

60 名前:マロン名無しさん:2008/07/25(金) 10:53:00 ID:w1f94dNB
ある意味のどかもやってない

61 名前:まほ落語寄席別館:2008/07/25(金) 18:15:56 ID:???
「まほ落語寄席別館」の席亭でございます。
今日の出し物は「将棋の殿様」でございます。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:将棋の殿様

62 名前:将棋の殿様:2008/07/25(金) 18:17:28 ID:???

将棋の殿様

 雪広あやか「皆さん、集まりましたわね」
神楽坂明日菜「いんちょ、一体何が始まるの?」
   あやか「実は私、最近、将棋に凝っておりましてよ」
   明日菜「将棋か……タカミチに教えてもらったわ」
佐々木まき絵「あたしもパパに教わった」
    古菲「中国のと、だいぶ勝手が違うアル」
   長瀬楓「で、拙者たちに手合わせを願ったのでござるな」
   明日菜「そういえば、コタローたちがいないけど……」
   あやか「ちづるさんと夏美さんは、小太郎さんの修行につきあっておりましてよ」
   まき絵「つまり、今この部屋には、いんちょしかいないってことね」
     古「アイヤ! アタシも指さなきゃだめアルカ」
   あやか「では、対局を始めましょう……そこの猿、盤を持ち出してくださいな」
   明日菜「猿呼ばわりとは失敬な……出しゃいいんでしょ、盤と駒!」
   あやか「さーて、最初の相手はたれかしら?」
     楓「まずは、拙者が参りましょう」
   あやか「手始めに、駒を並べてくださいな」
     楓「では、早速……いいんちょ、まだ駒が並んでおらん」
   あやか「私は、ただ指すだけです。対局前の準備くらい、あなたがおやりくださいな」
     楓「驚いた……いいんちょの分まで並べにゃならんとは」
   あやか「それでは、私が先手を取りますわ」
     楓「いいんちょのお手並み……いかほどのものでござろうか?」
   あやか「ちょっとちょっと、その歩を取ってはいけません!」
     楓「何をおっしゃる、いいんちょ……その歩を突かれたら、取らんわけにはいかんでござる」
   あやか「私は、クラス委員長……長瀬さん、あなたは委員長命令に、あえて背くというのかしら?」
     楓「当然でござろう。これは勝負でござるから、いいんちょ権限は通じん」
   あやか「長瀬さん、そんなあなたなど、退学しても宜しくてよ」


63 名前:将棋の殿様:2008/07/25(金) 18:18:41 ID:???
     楓「そこまで言うなら、取らずにおこう……なら、こうするしかあるまいな」
   あやか「これで、勝利に近づきましたわ……まあ、邪魔っけな駒ですこと」
     楓「いいんちょ、だからどうすると?」
   あやか「ここに金銀があっては、飛車を成り込めませんわ! こんなもの、私の手で、強引に取っ払ってくれましてよ」
     楓「いいんちょ、そんな殺生な……」
   あやか「長瀬さん、そんなあなたなど、退学しても宜しくてよ」
     楓「畏まってござる。そちに従うしかなかろう……しまった! 拙者の負けでござる」
   明日菜「これじゃあ、勝てるはずないって……」
   あやか「次はどなたかしら? 次はどなたかしら?」

 これから、他のメンバーが次々とあやかに挑戦しましたが、その高飛車な指し方に、みんな手も足も出ません。
 そして、翌日。A組のバカ連中は、またしても彼女の部屋へ集められました。

   あやか「あなた方の上達のため、今日から工夫いたしますわ。もし私に勝てなければ、腹へパンチを見舞いましょう」
   明日菜「ちょっとちょっと! 腹パンは、わたしの船舶免許なのに」
     古「アスナ! それも言うなら専売公社ネ」
   あやか「専売特許という語さえ、まともに言えないんですのね……」
   まき絵「もしも、いんちょに勝てたら?」
   あやか「その時は、この私をしばけば宜しくてよ」
     楓「果たして、勝てるでござろうか……」
   あやか「つべこべ言わず、さっさとかかってきなさい!」

 これから、楓が挑戦しましたが、昨日以上に高飛車な指し方をいたしましたから、たちまち勝負がつきました。

     楓「いいんちょ……お手柔らかに願うでござる」
   あやか「何をおっしゃる、長瀬さん。『こう打たれてはたまらん』と、思うところに上達のヒントが存在しましてよ。さあ、その腹をお出しなさい」
   明日菜「そーれ、腹パン、腹パン!」
   あやか「そこの猿! それは、私のせりふですわ!」

 なんてんで、まるで剣術でもやるかのようなあんばいで……これが二、三日続いたので、バカ連中のおなかはもうあざだらけ。


64 名前:将棋の殿様:2008/07/25(金) 18:20:18 ID:???
そんな噂を病床で聞きつけましたのが、バカレンジャーの頭領・綾瀬夕映でございました。

    夕映「委員長さん、お久しぶりです……おやおや? アスナさんたち、顔色が皆優れないようですが……」
   明日菜「夕映ちゃん、聴いてくれない? 今、いんちょと何局も将棋を指してるんだけど……ちっとも勝てなくって、ほら!」
    夕映「ひどいあざだらけですねえ……」
   明日菜「負けるたんびに、いんちょの腹パン食らってんだもん」
     古「夕映! かたきをとってほしいアル」
     楓「風邪が治った今ならば、全力を出せるでござろう?」
   まき絵「ゆえちゃん! あんたの隠れた賢さで、いんちょをやりこめてちょうだい」
    夕映「まき絵さん。今、遠回しにわたしをバカにしませんでしたか?」
   まき絵「そんなこと、どうでもいいの!」
   あやか「バカレンジャーの皆様方……何を話しているのかしら?」
    夕映「委員長さん! わたしと一局おつきあいください」
   あやか「なるほど、あなたが行きますか……この私の『雪広あやか流将棋』に、果たして対抗できますやら?」
    夕映「できますとも……それでは、駒をお並べください」
   あやか「綾瀬さん。私の駒、未だに並んでおりませんわ」
    夕映「委員長さん! 駒を並べるのは、陣を構えるのと一緒です。どこの世界に、味方の陣を並べる敵がいるというのですか?」
   あやか「並べますわ! 並べればいいんですのね」
    夕映「それでは、わたしが先手を取りましょう」
   まき絵「ゆえちゃん、果たして勝てるかな?」
     楓「いいんちょが強権を発動せねばいいでござるが……」


65 名前:将棋の殿様:2008/07/25(金) 18:20:51 ID:???
   あやか「ちょっとちょっと、その歩で桂馬を取ってはいけません!」
    夕映「委員長さん! 桂の高跳び、歩の餌食……こんな格言、あなたはご存じないのですか?」
   あやか「私は、クラス委員長……綾瀬さん、あなたは委員長命令に、あえて背くというのかしら?」
    夕映「背かずにいるもんですか! 実際の軍隊で言えば、歩は下っ端の二等兵、桂は下士官クラスの駒……その歩が桂を取るなんて、正に出世の大チャンス。敵の大将が何と言おうが、素直に手柄を認めたいところです」
   あやか「取らせますわ! 取らせればいいんですのね」
    夕映「委員長さん! あなたの飛車、駒を飛び越しませんでしたか?」
   あやか「綾瀬さん、投げ返すとは失敬な……」
    夕映「失敬なのはそちらです! 飛車といえば、正に参謀長クラス……戦略の指揮を執るべき参謀長が、その戦略を無視するとは、軍人の風上にも置けないです」
   あやか「生意気な……雪広流を封じるなんて……」
    夕映「それでは、これで王手です」
   明日菜「すごーい! さすがバカブラック」
     古「あと少しで勝っちゃうアルネ」
    夕映「委員長さん! 攻撃ばかりに気を取られ、守備をおろそかにするのは、最もいけないことですよ。あなたのように、王将を動かさないで攻め続ける状態……将棋ではこれを居玉といって、忌み嫌うものとしています」
   あやか「しまった、玉が逃げられない! この私の負けですわ」
    夕映「それでは、罰ゲームですよ……(あやかの衣服をめくり)これはアスナさんの分、これはくーふぇさんの分、これはまき絵さんの分、これは楓さんの分、そして……これがわたしの分です!」

 気合の入った腹パンを、五発も続けて食らったからたまりません。委員長、思わず涙ぽろぽろ。

   あやか「綾瀬さん……なかなか効きましたわ」
   明日菜「いつも威張ってる罰よ。へへーんだ!」
   あやか「そこの猿、何を笑っているのかしら? その盤と駒、早く焼き捨ててきなさい。明日から、将棋を指す者には……」
   明日菜「どうするの?」
   あやか「退学を奨めますわ!」


66 名前:wiki”管理”代行:2008/07/25(金) 23:36:14 ID:???
遅くなりましたが27・28スレのdat及びログ(html)をまとめwikiに保管しました。
wikiの現行スレ直してくれた方、ありがとうございました。

個々のSSの切り出しは溜まりに溜まってますが、もう少しお待ちください。
wiki弄れる方がいらっしゃいましたらやっちゃってくれて構いませんので……

67 名前:マロン名無しさん:2008/07/26(土) 19:53:25 ID:???
古「将棋の王手とはなんのことアルか?超」
超「う〜む・・・麻雀でいう三人リーチの事ネ」
古「前門の虎、肛門の狼アルか」

68 名前:マロン名無しさん:2008/07/26(土) 20:08:05 ID:???
おい!!>>67!!>>67!!
遅かったか・・・・葱が・・・葱が尻に・・・

69 名前:マロン名無しさん:2008/07/26(土) 21:20:39 ID:???
>>66さん
wiki編集乙です

70 名前:茶々丸のソムリエ術:2008/07/26(土) 22:06:36 ID:???
暴力表現はありませんが、エヴァ出たため血の表現があります
苦手な方はスルーでお願いします


茶々丸のソムリエ術
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00013.txt

71 名前:マロン名無しさん:2008/07/26(土) 23:42:34 ID:???
乙、このオチならそうなるのも理解できる気がする

72 名前:マロン名無しさん:2008/07/27(日) 04:24:03 ID:???
乙っす、これもちびせつなみたいにシリーズ化できそうな話っすね!!
き、期待なんてしてないんだから!!

73 名前:マロン名無しさん:2008/07/27(日) 21:06:15 ID:???
茶道をやる以上嗅覚機能は装備されてるのでは…?

74 名前:マロン名無しさん:2008/07/27(日) 23:20:28 ID:???
いや、型だけならどうとでも真似できるからなぁ

75 名前:楓 夏の日のおさんぽ:2008/07/29(火) 16:30:05 ID:???
楓 夏の日のおさんぽ


さんぽ、それは至高の趣味
出会いか発見か、はたまたとんでもないトラブルに巻きこまれてしまうとか
未知の領域に踏み込んでこそのさんぽでござる

どこかへ向かう田舎電車に併走して走ること2時間
気がつけばそこは誰もいないような田舎でござった
幸いにも蛙のいる田んぼは少なく、代わりに畑の多いところでござる
ふらふらとあぜ道のような農道をふらついていると、一軒の掘っ立て小屋がござった
いわゆる田舎にある無人販売所でござった 

楓 「ふむ・・・」
美味しそうな野菜や果物が並んでいる中で、拙者の目を引いたのはひとつの大きなスイカでござった
価格は1,000円、軽く叩いてみるとよく音が響いて中身が詰まっていそうでござる
ご丁寧にスイカはちゃんと紐でくくってあり、持ち運びも書いての事を考えてあってそれはうれしい限りでござる
拙者は手持ちを確認すると・・・うむ、拙者は農家の方の苦労の結晶を頂くことにしたのでござる

小屋のそばにくくりつけてある郵便受けのようなお金入れに千円を入れると、拙者はその場を後にしたでござる

真っ青な空、時々浮かんでいる真っ白な雲。太陽はまぶしすぎて拙者の細い瞳をさらに細くする
吹き抜ける風はぬるくも感じるでござるが、乾いていく汗がそれを涼しくも感じさせる

さて、あの向こうに見えるのは飛行機ぐも。消えないうちに追いかけてみようかな
ちょうど麻帆良の方角でもあることでござるし、捕まえてみようかな
それでも夕暮れまでには帰らないと。スイカも冷やさないといけないでござるしな



76 名前:まほ落語寄席別館:2008/07/29(火) 16:31:25 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
今回は、百川(ももかわ)という噺をベースとした
一席でご機嫌をうかがいたいと思います。
一応、麻帆良祭開幕寸前と時期を設定しましたが……
オリキャラ(3−B生徒)が出てくる一方、まき絵や
千鶴が出てこられないという事態が発生いたしました。
お客様方、あらかじめご了承くださいm(__)m

NGワード推奨:人違い

77 名前:人違い:2008/07/29(火) 16:33:45 ID:???

人違い

 一学期後半の麻帆良祭で、3年A組の連中は、教室にお化け屋敷を造ることとなりました。

雪広あやか「さて、外装はできましたし……後は、出てくるお化けを決めなければ」
柿崎美砂「まずは、一つ目小僧にしましょ……やりたい人はいませんか?」
鳴滝風香「はーい、僕がやりまーす!」
鳴滝史伽「もちろん、あたしもやりたいです!」
美砂「双子の一つ目小僧って、あんまり聞かないんだけど……まあ、いいや」
あやか「次は、河童を出しましょう……やりたい方はいませんか?」
大河内アキラ「それは、わたしが引き受けます!」
和泉亜子「アキラは水泳部やさかい、河童の役には最適やな」
あやか「続いて、三つ目の大入道……やりたい方はいませんか?」
長瀬楓「拙者に任せてくれたまえ!」
風香「かえで姉、背があるもんね」
史伽「巨人の役にぴったりです」
美砂「その次は、のっぺらぼうね……やりたい人はいませんか?」
ザジ=レイニーデイ「(小声で)……やる!」
あやか「あら、よく聞こえませんわね……たれが引き受けたのかしら?」
相坂さよ「ザジさんです」
あやか「地肌の黒いザジさんが、顔中白く塗った姿……これもまた見ものですわね」


78 名前:人違い:2008/07/29(火) 16:36:24 ID:???
美砂「後は、化け猫にしましょ……やりたい人はいませんか?」
明石裕奈「あたしがやるにゃん!」
釘宮円「桜子、むしろお前がやれよ。クッキとビッケを従えて……」
椎名桜子「ペットは持ち込み禁止だよ」
美砂「ならば、ゆーなに決定……と」
あやか「唐傘お化けに提灯お化け……これらの役はどうしましょう?」
美砂「そういう器物妖怪は、仕掛けの一つにしちゃいましょ」
あやか「そして、絶対欠かせませんのが……女の幽霊ですわね」
美砂「古井戸から出てくる役か……一体、たれにやらせましょ?」
さよ「それならば、わたしを置いてほかにないかと」
ザジ「彼女は、本物の幽霊……」
あやか「すんなり決定ですわね」
美砂「さて、幽霊が出る時には、ヒュードロドロが付き物だけど……」
円「太鼓のほうは別ので間に合わせるとして、笛をどこから持ってくるか……」
桜子「(廊下を眺め)あーっ、アスナが歩いてる!」
美砂「ならば、彼女に頼みましょ……ちょっと、アスナ!」
神楽坂明日菜「柿崎、わたしに何の用?」
美砂「633号室に、邦楽研究会の川島さんって娘がいるから、彼女を呼んできてちょうだい。ついでに、箱を持ってきて」
明日菜「OK! それじゃあ、早速行ってくるわ」
あやか「柿崎さん。まさか、あの娘に頼むとは……」
美砂「だって、都合よく来てくれたから……」
あやか「私、不安でなりませんわ!」

      明日菜「失礼します」
      ???「ハーイ」
      明日菜「この部屋に、かーしまさんって娘はいない?」
      ???「鹿島? それならわたしです」
      明日菜「今、A組が大変なの! すぐに教室まで来てね」
       鹿島「それじゃあ、部屋の整理が終わったら……」
      明日菜「わかったわ。ついでに、箱を持っていきたいけど……」
       鹿島「箱ならそこに置いてあるわ。落とさないように気をつけて」


79 名前:人違い:2008/07/29(火) 16:37:06 ID:???
      明日菜「ヨンキュー!」
       鹿島「それも言うならサンキューでしょ……」

      明日菜「柿崎、行ってきたよ!」
       美砂「それで、川島さんは来てくれるの?」
      明日菜「部屋の整理が終わり次第……だけどね」
        円「おいおい、箱は持ってきたか?」
      明日菜「ちゃんと持ってきたよ!」
       桜子「正方形の箱じゃない。この中に笛が入るの?」
        円「桜子! 笛ってのは、二つに切り離せるんだよ」
       桜子「そういえば、小学校で使ってたリコーダーも、二つに切り離せたんだっけ」
       美砂「とはいえ、横笛のケースにしては、どこか雰囲気が違うような……」
       鹿島「失礼します」
       美砂「見慣れない娘が来たわね」
       亜子「隣のクラスの保健委員や……鹿島はん、どないしたんや?」
       鹿島「あの、けが人はどちらに……」
       亜子「もし、あんた、クラス違いやないかいな?」
       鹿島「クラス違いじゃありません! 救急箱がほら、そこに……」
       美砂「えーっ! これって、救急箱だったの?!」
      あやか「あの小猿、名字を間違えましたのね……アスナさん!」
      明日菜「なーに、いんちょ?」
      あやか「あなた、抜け作でしたのね!」
      明日菜「抜け作?! わたしって、そんな名前じゃないんだけど……」
      あやか「名前のことではございません! 抜けているという指摘ですわ」
      明日菜「どれだけ抜けてんの?」
      あやか「それだけ抜けてりゃたくさんですわ!」
      明日菜「か・わ・し・ま、か・し・ま……たくさんじゃない、たったの一文字よ」


80 名前:76-79:2008/07/29(火) 16:45:18 ID:???
途中、表示がずれたのはご愛敬。

>>75
その八百屋、壁に
「見てござる」という
張り紙がありませんでした?

81 名前:75:2008/07/29(火) 20:17:46 ID:???
「只でござる」

とありましたそうな

82 名前:マロン名無しさん:2008/07/29(火) 21:39:54 ID:???
このスレクオリティたけーのな

83 名前:せつな おともだち30:2008/07/31(木) 21:41:38 ID:???
せつな おともだち30


1/3
あの日、散らされてしまったわたしの色々な大切なもの
それはもう戻ってこないあの日の青春?
ゆーなさん、どうしてくれるんですか〜!


ゆーな 「にゃ?」
例によって式紙を召還したわたし、本日のお目当てはゆーなさんです
あらわれたゆーなさんは猫属性全開、ねこ耳にしっぽとコス全開です
せつな 「こ、こんばんはゆーなさん。ちょっとお願いがあるんですけど」
ゆーな 「なにかにゃ?ちょっとこの後行きたいところあるんだけどにゃ」
せつな 「ああ!!それはすいませんでした、で、お願いというのは・・・わたしとおともだちになって欲しいんですけど」
ゆーな 「おともだち?いいけど」
せつな 「あ、ありがとうございます!!」
ゆーな 「そういうことならいまから行くところについてくるといいにゃ」
せつな 「いまから行くところ?」
ゆーな 「今からねこの集会に行くにゃ。みんなに紹介するにゃ」
せつな 「おお!」

こうしてわたしはあの集会へと行くことになったのです

84 名前:せつな おともだち30:2008/07/31(木) 21:42:17 ID:???
2/3
せつな 「く、暗いみちですね〜」
ゆーな 「何を言っているにゃ。ねこは暗くて狭いところとかが大好きにゃ」
せつな 「あ・・・わたし暗いの苦手なんです」
ゆーな 「もしかして怖いとかかにゃ?」
せつな 「いえ、鳥目なんですよ。暗いとよく見えないのです」
ゆーな 「それは不便だにゃ〜」

塀の上、細い家の壁と壁の間、屋根の上、そして車の下。何でねこさん達はこんな所を通るんだろうと不思議になります
でも不思議とこういう道を通っていると、自分が何処にいるのかわからなくなってしまう感覚に囚われます
なんといいましょうか。そう、不思議な世界への道筋をとおっているような気がするのです

せつな 「ほわ〜」
そこは雑居ビルに囲まれた小さな空間。おそらく入り口になる所はビルの壁と壁の間の小さな通路の一カ所の小さな広場
全てのビルはその空間に対して背を向けていて、所々明かりのついた窓からは光が漏れていました
一つだけある扉はだれがつかっているのでしょうか?
あれも不思議な世界への扉のような気がしてなりません

ゆーな 「こんばんわ、みんにゃ」

にゃー、にゃー

どこからかねこたちの鳴き声が聞こえてきます。薄暗い中、よく目をこらしてみると・・・
ひさしの上、エアコンの室外機の上、誰がおいたのかわからないプランターの後ろ
そんなところにねこさん達はいたのです
ゆーな 「今日はお友達を紹介するにゃ。せつなさんだにゃ」
えっと・・・あの・・・

85 名前:せつな おともだち30:2008/07/31(木) 21:44:05 ID:???
3/3
ゆーな 「さあせつなさん。みんなに自己紹介にゃ」
わたしの背中をぐいぐい押して、広場の真ん中に押し出すのです。こ、心の準備が出来てないのに〜

せつな 「あ、あの・・・せつなです。よろしくお願いします!」

沈黙、その場を沈黙が支配しました。何故かねこの皆さんは沈黙してしまっているようです
ゆーな 「あの・・・せつなさん。みんな何かの芸みたいなモノを期待しているにゃ。なにかすごいことでも出来ないかにゃ?」
せつな 「すごいこと?うーん・・・特技はありませんが、こんなの出せますけど」
わたしはゆーなさんにそういうと、本体さんの特徴である烏族の特徴である翼を出したのです
せつな 「こんなんでましたけど・・・ってこれは芸ではありませんね」

にゃにゃ・・・

  にゃにゃ・・・


ねこさん達の様子が何か変です。そう、わたしの翼を見てからなにか・・・そう、興奮しているような
せつな 「ゆ、ゆーなさん、わたし何かいけないこと・・・ゆーなさん?」
ゆーな 「そっか〜。せつにゃさん、とりさんだったんだね。うん、そっか〜」
あ、あれ?ゆーなさんの様子までおかしいです。瞳があやしく光っています
ゆーな 「ねえせつにゃさん・・・ちょっとだけ、ちょっとだけぺろぺろさせてくれないかにゃ?ちょっとだけだから・・・」

ぺ、ぺろぺろ?あ・・・そういえばねこさんって鳥とか襲うっていうか・・・主食?
ゆーな 「せつにゃさん・・・いいよ、とってもいいにゃ。こんないい人がすぐ側にいたにゃんて・・・」

知っていますか?ねこの舌ってザラザラなんですけど意外に舐められると痛いんですよ
知っていますか?ねこの爪ってぐいって突き刺さるんですよ
知っていますか?わたし、汚れちゃった・・・



86 名前:マロン名無しさん:2008/08/01(金) 00:37:13 ID:???
だものの人マダー?

87 名前:夕映 トイレの夕映さん:2008/08/02(土) 23:11:05 ID:???
夕映 トイレの夕映さん


わたしの聖地、おトイレ。此処がないと私は生きていけるはずもなく、人生においても日に三度は巡礼する場所なのです
まさに誰にも侵されない神聖な場所。それがおトイレ

さてこのおトイレなのですが、良く落書きされているです
その内容は悲喜交々、人生を考えさせられるようなモノもあれば、アホですか!と突っ込みたくなるモノまで様々です
例に挙げると・・・


おトイレや 隣は何を する人ぞ by楓

まあおトイレですることなんてそうはありませんけど・・・まさか便所飯?

紙がない ああ紙がない 紙がない byまき絵

なんという危機、まさに世界が破滅するほどの危機。まき絵さんはいったいどうやってこの危機を乗り切ったのでしょう
うーん。体操のリボンで個室の中から紙をたぐり寄せたか・・・あるいはリボンで拭・・・

生えてない 何年たっても 生えてこない by明日菜

・・・明日菜さんがパイパンなのは何かの理由があるのでしょう。きっと赤い神様しか知らないような・・・

アイデアは ここで出すのが よく似合う byハルナ

ハルナ、トイレでナニを妄想してるですか。トイレであんな同人のネタを妄想してたですか

さあ、そろそろ私は現世に戻るとするです。この流すボタンを押せば全てはうたかたの夢
また苦行の現世が待っているです



88 名前:マロン名無しさん:2008/08/03(日) 00:51:16 ID:???
むざんやな 器の外に 以下自粛

89 名前:マロン名無しさん:2008/08/03(日) 15:29:33 ID:???
>>87のビジュアルだけ森田まさのり調で。
無論女子ではなく男どもの顔パターンで。

90 名前:超 お月見の夜:2008/08/03(日) 22:34:06 ID:???
超 お月見の夜


1/2
”米くるる 友を今宵の 月の客”
そう詠んだのは芭蕉ダガ、あの日はエヴァさんだったカナ
意味は・・・お月見の席に食い物を持ってトモダチが来た、という意味ネ


時の渦の光の中に飛び込んだあの時、エヴァサンは少しだけ寂しいような顔をしたト思ウ
私にとってそれは嬉しかったコト。親友、と呼べるほど仲は良くなかったガ、それでも別れに悲しい顔というのは悲しいようで嬉しい

未来に帰る一月ほど前、私は一人物思いに耽っていたことがあった
世界樹の上、ただ一人で夜の麻帆良を眺めてイタ。一月後、世界樹の魔力を利用したあの計画のコトを考えながら

エヴァ 「似合わぬな」

気配は感じていた。ダガそれがエヴァさんであることは声を聞くまではわからなかった
超 「世界樹にいることがカナ?それとも・・・」
エヴァ 「物思いに耽っていることがだ。天才なら天才らしく自信満々に胸を張っていろ」
超 「ワタシだって物思いぐらい耽るヨ。それより何か用カナ?」
エヴァ 「貴様に用があったわけではない。この場所に用があったのだがな・・・」
超 「お酒?ああ、よく見れば今日はよい月ネ」
エヴァ 「一人で飲んでも良かったのだが・・・まあ付き合え」
超 「ワタシ、未成年ヨ?」
エヴァ 「だったら側にでも居ろ。それだけでも酒の肴になる」
超 「ふふっ、ワタシ、美味しくないカモヨ?」

91 名前:超 お月見の夜:2008/08/03(日) 22:35:27 ID:???
2/2
その後は特に言葉は交わさなかった
ただ月を眺め、風が吹いたら木の葉のざわめきに聞き耳を立てた
エヴァさんは盃に月が映るお酒をあおり、ワタシはただそれを見つめた

それから二時間ぐらい経っただろうか?ふいにエヴァさんが口を開いた
エヴァ 「さてと・・・帰るかな」
超 「やっぱりワタシはお邪魔だったカナ?」
エヴァ 「そうでもないさ。肌で感じ取る感情というのもそれはそれでオツなモノさ」
超 「それにしても何でワタシを誘ったのカナ?言えば消えたヨ?」
エヴァ 「寂しくはないのか?」
超 「・・・時々は」
エヴァ 「誘ったのはそういうことだ。まあまた機会があれば付き合え」


ワタシは今、時の彼方にいる。仲間と呼んだ者達と別れ、望んで戦いの場へと戻った
居場所も移ろい、遙かな赤い星の大地ダ
ダガ此処はワタシの故郷、天空を透明なドームに包まれた火星という星

居場所に戻り、戦いの日々の中、ワタシは不意に世界樹でのお月見のことを思い出した
”寂しくはないか?”
”寂しいヨ”
今なら素直にそう言える

大人に隠れてワタシはそっとお酒と少しばかりのおつまみを用意した
今日はフォボスとダイモスがとても綺麗だ
もしこの未来にまだエヴァサンがいるのなら・・・お月見しようヨ



92 名前:マロン名無しさん:2008/08/04(月) 00:25:36 ID:???
>>90-91
素敵な話をありがとう!
それでは、僕もネタ投下。

93 名前:まほ落語寄席別館:2008/08/04(月) 00:30:56 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、今回のモチーフは「笠碁」です。
このたび、初めてネギ先生を噺の主役に立てました。
しかも魔法を使います(呪文は日本語化しました)。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:笠碁

94 名前:笠碁:2008/08/04(月) 00:33:11 ID:???

笠碁

 エヴァンジェリンとの魔法合戦に敗れたネギ先生は、彼女の下で修行することとなりました。
 彼女の家の地下にある、一時間が一日分の長さに使える「別荘」で稽古をします。それが終わると、お礼代わりに血をやって帰るのですが、今日はまだ彼女の家に居座っているようですな。

ネギ「さて、マスター。日本には、碁というゲームがあるそうですね」
エヴァ「そのとおり。わたしにも心得があるが……ぼーやは碁など打てるのか?」
    ネギ「それなら父に教わりました。実は前々から、あなたと一局打ちたくて……」
エヴァ「そうか、そんなに挑戦したいのか……ならば、早速始めよう」
    ネギ「それでは、初手はこの星へ……(パチッ)」
エヴァ「ならば、わたしはここへ打とう(パチッ)」
    ネギ「次は、この星へ打ちます(パチッ)」
エヴァ「ならば、こちらへ打っておくか(パチッ)」
    ネギ「マスター、これでどうでしょう(パチッ)」
エヴァ「三連星を敷いてきたか……ならば、こちらへ打ち込もう(パチッ)」

 なんてんで、初めのうちは仲良く打っておりましたが……局が進んでまいりますと、だんだんにエキサイトしてまいります。

    ネギ「マスター! この石は取らせませんよ(パチッ)」
エヴァ「ぼーや、なかなかやりおるな……ならば!(パチッ)」
    ネギ「ムムッ、あの大石を取るのなら……ここしかない!(パチッ)」
エヴァ「この野郎、わたしの打ちたいところへ先回りするとは……」
    ネギ「へーえ、マスターって……案外ヘボかったんですね」
エヴァ「ぼーや、もう一度言ってみろ!」
    ネギ「マスターって、強豪なのかと思いきや……案外ヘボかったんですね」
エヴァ「ぼーやめ、よくもぬけぬけと……」
    ネギ「僕にこの一手を許したマスター、あなたが悪いんでしょ……」
エヴァ「ぼーや! 貴様はわたしを『ヘボ』と呼んで、何とも思っていないのか?」
    ネギ「マスター! 僕は嘘なんか言ってませんよ。本当にヘボいんだからしようがない」


95 名前:笠碁:2008/08/04(月) 00:34:47 ID:???
エヴァ「ぼーや! ヘボいのは貴様のほうだ。さっき、一目やすやすとポン抜かせたくせに」
    ネギ「マスター、あれは捨石ですよ。あなたも存じておりましょう?」
エヴァ「捨石もステーキもあるか、このヘボ野郎!」
    ネギ「マスター、言ってくれますね……決めました! 僕、もう、あなたと絶交します」
エヴァ「この野郎、クラスメイトと認めんのか?」
    ネギ「たれが認めるもんですか! マスターなんて、所詮は三十人学級のおまけですよ……それでは、永遠にさよなら」

 去り際に、魔法をかけます。

    ネギ「ラス・テル・マ・スキル・マギステル……光の精霊三つ柱、集い来たって敵を討て。(振り向きざまに)魔法の射手、光の三つ矢!」
エヴァ「ぼーや、一体何をする……ぐわっ!」
絡繰茶々丸「マスター、大丈夫でしょうか?」
   エヴァ「これくらいなら造作もない……茶々丸、入口をよく閉めておけ!」

 魔法の師弟関係を結んだ二人が、些細なことから絶交と相成りました。
 翌日、A組の教室内に彼女の姿はありません。学園警備の最中にネギ先生を見つけても、当然言葉を交わしません。
 碁敵は憎さも憎し懐かしし――川柳とはよくできたもんで、暫く絶交しておりますと、無性に会いたくなるようでして……

カモ君「兄貴、兄貴!」
  ネギ「カモ君、一体どうしたの?」
  カモ「そろそろ、エヴァの姐さんと仲直りすべきじゃねえか?」
  ネギ「仲直りなんかしないって! 最早、あんな女は師匠じゃないもん」
  カモ「じゃあ兄貴、どこで魔法の修行を積むと?」
  ネギ「僕の同僚にも、魔法先生が何人かいる。その中から、適当な人を選んで師事しよう」
  カモ「とはいったって、やっぱり一番頼れるのはエヴァの姐さんですぜ。彼女、六百年も生きてきたバンパイアだからな」
  ネギ「さっきから言ってるじゃんか。『もう彼女には師事しない』と」


96 名前:笠碁:2008/08/04(月) 00:36:53 ID:???
  カモ「でも、兄貴……姐さんは、碁友達でもありやすぜ。久々に、彼女と一局囲みましょうや」
  ネギ「出かける気にはなれないね。今日は、朝から大雨だし」
神楽坂明日菜「(自室へ戻ってきて)ちょっと、ネギ! ペットと何を話してるの?」
    ネギ「アスナさん、既に帰ってきてたんですね」
    カモ「さっさとエヴァの姐さんと仲直りしろ……って、兄貴に提案しておりやした」
   明日菜「ふーん……だったら、エヴァちゃんのところへ行きなさいよ」
    カモ「ほらほら、明日菜の姐さんも言ってやすぜ」
    ネギ「わかったよ、行きゃいいんでしょ……アスナさん、傘借りときます」
   明日菜「お生憎様。このかが持ってっちゃったわよ」
    ネギ「だったら、アスナさんの傘を……」
   明日菜「これは、わたしの大事な傘よ。むざむざ貸せるもんですか!」
    ネギ「わかりましたよ……それじゃあ、自分のレインコートを着て行きますから」

 ネギ先生、家の前には来ましたが、すぐ入ることはいたしません。


97 名前:笠碁:2008/08/04(月) 00:37:28 ID:???
   茶々丸「マスター、あそこに人影が!」
   エヴァ「どれどれ……何と! ぼーやが来てくれたか。栃の大木に隠れて、ばつが悪そうにうつむいて……先日の暴言、未だに悔やみきれないんだな」
   茶々丸「ほらほら、入ってきそうですよ……さあさあ、碁盤の用意を」
   エヴァ「おやおや? 入口を通過しやがった……今度は、潅木の茂みに身を潜めたな」
   茶々丸「ネギ先生も、いい加減に仲直りしたいんでしょうが……ほら、また入ってきそうですよ」
   エヴァ「ムムッ? また入口を通過して、栃の大木に隠れたぞ。こうなったら、挑発するしかないようだな……さあ来い、そこのヘボ野郎!」
    ネギ「マスター、言ってくれますね……それなら、僕と勝負です!」
   エヴァ「とうとう入ってきやがった……」
    ネギ「今日こそ本気でいきますよ……(パチッ)さあさあ、どんどんきてください(パチッ)」
   エヴァ「ぼーや、ひょいひょい打ってくるな(パチッ)」
    ネギ「もう、先日とは違います……(パチッ)サロン感覚じゃいられません(パチッ)」
   エヴァ「それはいいんだが……盤上に、ポタポタしずくが落ちてるぞ」
    ネギ「しまった! レインコートを脱いでなかった」


98 名前:マロン名無しさん:2008/08/04(月) 19:27:41 ID:???
うーむ、この落語の落ちがわからない

99 名前:マロン名無しさん:2008/08/04(月) 23:37:12 ID:???
>>98
エヴァ様から「盤上にしずくが落ちている」と
指摘されたネギ先生が、途端にレインコートを
脱いでいないことに気づくという落ちです。

100 名前:明日菜 乙女を包む夜の羽衣:2008/08/05(火) 00:54:21 ID:???
明日菜 乙女を包む夜の羽衣


1/2
寝間着、それはパジャマともいう、乙女を包む夜の衣装

夜、寝苦しい夜に寮のフロアーをさ迷っていれば、同じように寝苦しいクラスメートが涼んでいたりするモノです
その時のクラスメートの着ている物は色々なんですけどね

明日菜 「相変わらず寝間着でもいいもん着てるわね〜、いいんちょ」
あやか 「当然ですわ」
明日菜 「それにしても暑いわね〜。寝苦しいたらありゃしない」
あやか 「冷房を入れたらいいんじゃありませんこと?」
明日菜 「嫌いなのよ。冷房」

エヴァ 「なんだ貴様ら。こんな夜中にさ迷っていると吸血鬼に襲われるぞ」
茶々丸 「こんばんは明日菜さん、委員長」
明日菜 「寮に来るなんて珍しいわね。でもこっちに部屋なんてあった?」
茶々丸 「昨日のうちに私が用意しておきました」
あやか 「たまにはこちらでお休みになるのもよろしいですわね。それにしてもお着替えはお持ちではありませんの?」
明日菜 「そうよ。茶々丸さんはともかく、エヴァちゃんは寝間着持っていないの?」

エヴァ 「ふふっ、シャネルの五番だ」

明日菜 「意味わかんないわよ。なんなの、それ?」
茶々丸 「その昔、マリリンモンローが記者に”寝るときは何を着ているの”という質問に答えたときの答えです」
あやか 「つまりシャネルの五番、香水以外はつけて寝ない。何も着て眠らないことの意味ですわ

101 名前:明日菜 乙女を包む夜の羽衣:2008/08/05(火) 00:55:26 ID:???
2/2
明日菜 「そんなことしたら風邪引くじゃないの」
エヴァ 「まったく大人の世界というものがまったくわかっていないな。だから生えてこないのだ」
明日菜 「五月蠅いわね!」

あやか 「それにしても全裸だなんて少しばかり過激ではありませんこと?」
エヴァ 「ふん、もし男が夜這いにでも来たらどうするつもりだ?まあ、おこちゃまにはまだ早いお話だろうがな」
明日菜 「もう良いわ。で、茶々丸さん、本当にエヴァちゃん全裸で寝てるの?」
茶々丸 「ええ、ですが全裸で寝ている本当の理由は違います」
エヴァ 「こ、こら!!言うんじゃない!!いうむがが!!」

本当のことを言わせまいとして茶々丸さんに飛びかかろうとしたエヴァちゃんを、私は羽交い締めにしました
明日菜 「で、本当の理由って何?」
エヴァ 「い、言うんじゃないぃ!!」

茶々丸 「マスターは今でも頻繁におねしょなさるのです。つまり、初めから何も着ていなければそれだけ汚す物が少なくなると」

明日菜 「なあんだ(ニヤニヤ)」
あやか 「それは大変ですわね(ニヤニヤ)」

茶々丸 「ええ、おかげでベッドの底が湿気で腐って抜けまして・・・それで今夜はこちらにお泊まりのなです」
明日菜 「エヴァちゃん、粗相をしたら駄目なのよ」
あやか 「その通りですわ。よろしければ新しいベッドをご用意しましょうか?防水が施してある物でよろしくて?」
茶々丸 「それは助かります」

膨れるエヴァちゃんがちょっと可愛く見えました



102 名前:マロン名無しさん:2008/08/05(火) 10:46:26 ID:???
>>100-101
実際、ある地域には、
今でも素っ裸で寝る
風習があるそうですね。
そして、そろそろいつもの
「スレッド調査隊」が来そうな予感。

103 名前:マロン名無しさん:2008/08/05(火) 23:44:41 ID:???
                        _,.-‐‐
                   ,.-;'´,.-‐''"´l
        __,.-─---、.., ,./ '´´ .    |
       ,.-'"     ,.._,,、_ `'、ヽ          |
      /       l   `ヽ ヽヾ、  `=_‐-、 l,
    /       i、l、  _ l、 `'  、、_``ヽ`'
    / ,      lヾ、 '´  ヽ、,、 ,、`ヾ'‐、.\
  // |l   l、__|'i_ゝヾ、 ,,-‐-、. i,.i,`ヾ、ヽヽ、 ヽヽ
  //l .| | ,_,,レ‐‐‐、   '´i゚ ヽヽ|ヾi, ヽ ヽ、i、 `
  i.l | | l | ,l L゚  l     ´l_,.ノ l_,.レ-‐T"`)`i
    `' ヽ ヽ` (_ 丿,..-‐-、、i, -ノ     .|-'´
   ,-'T ̄'l lゝ、´''' ヽ、 |  /     |
   ヽ、.|,  | l、 "'‐、..__//ヽ    |"`)
     'i, l `i,   l ヽ ヽ、/ / `ト-、_|く´
      ヽ. ヽ'l.   〉 \./ ./  _ゝ"´  'iヾヽ
       `ヽ、|,,.-'ヽ,__/__,l_,.-',.'\   ヾヾ、
          ,.-'",l二/`-'、`>  \   ヽ
        ,.-'´,.-''/ <_,-|、"ヽ、   \
      ,.-'´,. '"  i   l .l, 'ヽ、.>   .〉
      '''"´    l,   `-' ヽ     /
            ヽ、   . ,,.-‐ヽ-、-'|
              ゛i--イ     ヽ」
                `-"

104 名前:まほ落語寄席別館:2008/08/07(木) 17:07:57 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、今日の出し物は「片棒」。
ネギ先生の葬礼をめぐりまして、教え子たちの
さまざまなアイデアが展開します。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:片棒

105 名前:まほ落語寄席別館:2008/08/07(木) 17:09:00 ID:???

片棒

ネギ先生「さて、君たちを呼んだのはほかでもありません。僕が死んだらどうするか、葬儀についてのアイデアを集めたいんで……」
雪広あやか「それならば、この私にいい考えがございますわ」
    ネギ「ほーお、さすがはいいんちょさん……それでは、発表してください」
   あやか「まず、会場でございますが……東京ドームを借りましょう」
    ネギ「えっ、東京ドームを葬式に?!」
   あやか「そこに、日本を含めた世界各国の首脳や、内外の著名人たちを集めます。無論、我が雪広家の一族も」
    ネギ「で、参列者はどのくらいですか?」
   あやか「一般の客も含めて……ざっと五万名余りですわ!」
    ネギ「人を目一杯入れるんですね」
   あやか「彼らには、酒や肴を惜しみなく振舞いましょう。無論、普通の食事ではございません。料理の鉄人たちを集め、世界各国の高級料理を提供いたします」
    ネギ「ずいぶんと豪勢ですね……いかにもいいんちょさんらしい!」
   あやか「あなたが墓に葬られても、まだ葬礼は終わりませんわ。第二会場の青山墓地に、ドーンと花火が打ち上がります」
    ネギ「ほーお……それから?」
   あやか「我が雪広家の自家用機『ネギジェット』が、別れを惜しんで空に舞います。そして、その後ろから電気仕掛けで『故ネギ=スプリングフィールド告別式』の文字が出ます。すると……」
    ネギ「一体、どうなるんですか?」
   あやか「参列者たち一同が『バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!』と、一度に喜び合いますわ!」
    ネギ「いいんちょさん、もう結構です……(あやかを追い出し)僕の死をバカにするなんて、本当に高飛車ですね」
神楽坂明日菜「全くよ。いんちょが葬礼をやったら、どれだけ金がかかるやら……その点、わたしのアイデアは違うから安心してね」
    ネギ「では、アスナさん、お願いします」


106 名前:片棒:2008/08/07(木) 17:11:29 ID:???
   明日菜「まずは、麻帆良学園のキャンパスに、紅白の幕を張り巡らすわ」
    ネギ「えっ、紅白の幕を葬式に?!」
   明日菜「出棺の時は、地元イギリスの楽隊が先頭に立って歩くわ。袋のようなものの外に、何本か笛が出てるやつ。えーと、何ていったっけ……あっ、鉄パイプ」
    ネギ「それも言うならバグパイプでしょ……」
   明日菜「そうそう、それ吹いて歩くの。そして、その後ろからたくさんのダンサーがついて歩くわ。彼らとて、ただのダンサーなんかじゃない。ロンドンの大きな劇場、えーと、何ていったっけ……あっ、ブーマーウェルズ」
    ネギ「サドラーズウェルズでしょ、それは……」
   明日菜「そうそう、そこのダンサーたちが華麗に舞うの。で、その後から山車が出る」
    ネギ「料理でも作るんですか?」
   明日菜「違うわよ、ネギ! この日本の祭では、とても大事な乗り物なの。その中に楽隊が乗って、笛や太鼓を鳴らすんだけど……さっきと違って純和風よ。♪オヒャリトーロ、ヒャリトーロ……って感じかな」
    ネギ「優雅なもんですね」
   明日菜「この山車は、ほかのクラスの連中に引っ張ってもらうんだけど……てっぺんにネギの人形がついててね、山車と一緒に動くの」
    ネギ「どう動くんですか?」
   明日菜「例えば、杖を振りかざして『ラス・テル・マ・スキル・マギステル……エーイ!』って感じかな」
    ネギ「後は?」
   明日菜「拳法習ってるんだから、そっちのポーズも入るわよ。こういう風に身構えて……あれれ?」
    ネギ「一体、どうしたんですか?」
   明日菜「ネギの頭、電線に引っかかっちゃった!」
    ネギ「ずいぶん芸が細かいですね」
   明日菜「その後ろからみこしが出るわ。この中に、ネギの棺桶を入れてね……『わっしょい、わっしょい、わっしょい!』と、A組全員で担ぐの」
    ネギ「気合が入ってるんですね」


107 名前:片棒:2008/08/07(木) 17:13:58 ID:???
   明日菜「そのうちに、曲のテンポも上がるわよ。
♪ヒャリトロヒャリトロヒャーリーヒー、ヒャーリーヒートロヒャリトーロ、ヒャリトロヒャリトロヒャリトーロ、ヒャリトロヒャリトロヒャリトーロ、オーヒャリヒャリトロヒャリトーロ、オーヒャリヒャリトロヒャリトーロ、ヒー……って感じかな」
    ネギ「それからどうなるんでしょう?」
   明日菜「町の境目まで来たら、演奏をぴたりとやめて、みんな静かに立ち止まる。ここで、わたしが弔辞を読むわ」
    ネギ「どんなメッセージでしょうか?」
   明日菜「ああ、勇敢と無謀とは紙一重……
ここにネギ=スプリングフィールド君、すばらしい魔法少年でありながら、おのが力を過信して魔の将軍に挑戦し、ついに戦場の花と散り、今また山車の人形となる。その姿、実に面白きかな。ああ、愉快なり、愉快なり!」
    ネギ「アスナさん、もう結構です……(明日菜を追い出し)僕の葬儀を、パレードと勘違いするとは……ほんとにバカですね」
 宮崎のどか「全くです……およそ葬儀というものは、しめやかに行われねばなりません」
    ネギ「で、のどかさんは、どのように僕を葬るんでしょうか?」
   のどか「海外のある地域には、俗に鳥葬といいまして、遺体を高いところへ置き、鳥に食われるままとする……そんな風習があるそうで」
    ネギ「のどかさん、まさか僕までそうなると?」
   のどか「ネギせんせー、ご安心を! ちゃんと土葬にしますから」
    ネギ「驚きました……それで?」
   のどか「棺桶だって、新しく作るぐらいならリサイクルしたほうがまし。というわけで、ネギせんせーの遺体は、漬物樽へ詰め込みます」
    ネギ「ちょっと窮屈じゃないですか?」
   のどか「ネギせんせーの遺体なら、簡単に入るはずですよ……それができたら蓋をして、上に天秤棒を載せ、ロープで固く縛ります」
    ネギ「それで?」
   のどか「後は、二人でこれを担ぎ、墓へと運ぶだけですが……一人はわたしがやるとして、たれに片棒を担がせましょう?」
    ネギ「心配しないでいいですよ。僕が出てきて担ぎます」


108 名前:マロン名無しさん:2008/08/07(木) 19:42:08 ID:???
うーむ
落語の原作を知らないと、何でネギが自分の葬儀で片棒を担ぐというオチになるのかが理解できない

ネギ=ケチ
のどか=ケチ

という図式は原作でもゲームでも存在しないからオチを理解するのはなかなか難しいかも

109 名前:マロン名無しさん:2008/08/08(金) 01:17:28 ID:???
ケチなキャラってネギまだと確かにいないかもねぇ
強いて言うならアスナが貧乏だから代わりに桜子を立てて……難しいかな

110 名前:マロン名無しさん:2008/08/08(金) 01:29:38 ID:???
ケチなキャラなら隊長じゃね?

111 名前:マロン名無しさん:2008/08/08(金) 10:03:08 ID:???
その後(ry

112 名前:マロン名無しさん:2008/08/08(金) 12:56:34 ID:???
>>108-110
確かに、原話はけちに
まつわる噺ですからね。
隊長を使えばよかったかも(^^;

113 名前:真名 邪気眼のココロ:2008/08/08(金) 21:43:48 ID:???
真名 邪気眼のココロ


真名 「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れはじめたのか・・・」
息を荒げ、私は苦しさのあまりにしゃがみ込んだ
真名 「奴等がまた・・・来たみたいだな・・・」
自分ではどうしようもない、内なる自分との戦い。こんな姿・・・誰にも見られたくはない
苦しみながら歩く私の前に見えてきた一つの扉、そこは誰にも邪魔されることのない孤独の空間
あそこに入れば誰にも迷惑をかけることなく・・・だが・・・

真名 「なにぃ!!」

扉は閉ざされていた。確かに中は孤独の空間、しかし逆を言えば誰かがそこにいればもう入れなくなる
真名 「が・・・あ・・・入れろ・・・大変なことになる前に早く私と入れ替われ!!」
しかし扉の向こうの反応はあまりにも冷たいものだった
アキラ 「だめ・・・だよ」
真名 「アキラ・・・もう私は抑えることが出来ない!早くそこで解放しないと・・・」
アキラ 「くすくす・・だ〜め」
アキラは・・・私の中の奴を解放するつもりなのだ。私の中に眠る奴をたたき起こすつもりなのだ
なんてことだ・・・たったあれだけのことで・・・アキラ、今なら間に合う・・・奴を起こさないでくれぇ!!

ぐるるるる・・・
奴のうなり声がはっきりと私の中から聞こえてきた。もう、抑えられない。アキラ・・・


真名 「アイスクリーム勝手に食べちゃってご免なさい。お願いですからトイレ代わってください・・・」

ぐるるるる・・・
やつは・・・私のアレをノックした。もう、悲劇はすぐそこまで迫っている
アキラ・・・私はアイス一つで人生を滅茶苦茶にしてしまいそうです



114 名前:マロン名無しさん:2008/08/08(金) 22:25:05 ID:???
お願い、代わってあげて><

115 名前:マロン名無しさん:2008/08/08(金) 23:14:18 ID:???
見事なまでにタイトルに騙された俺www

116 名前:茶々丸のソムリエ術2:2008/08/09(土) 23:38:03 ID:???
暴力表現はありませんが、エヴァが出たため血の表現があります
苦手な方はスルーでお願いします


茶々丸のソムリエ術2
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00014.txt

>>72
シリーズは無理ッス

117 名前:マロン名無しさん:2008/08/10(日) 12:35:47 ID:???
>>116
ゲゲボ飲料の混じった血ということで、
うすうす感づいてはいたんですが……
やはり夕映さんのでしたか(^^)

118 名前:千雨 死後の世界:2008/08/11(月) 23:19:41 ID:???
千雨 死後の世界


千雨 「あ、相坂・・・ちょっとお前に聞きたいことがあるんだが・・・」
超常現象。それは平穏と普通を願う私にとって、もっとも忌み嫌うもの
普通に生きて普通に死んでいきたい今日この頃。まあコスプレは普通を確認するための儀式、かな

さよ 「わ、私で答えれることなら何でもお答えしますけど・・・」

目の前にいるのは幽霊。ありえん、ありえん、こんなのありえんぞ
しかしこの幽霊には一つ聞いておきたいことがあるのだ。私の人生の後を左右しかねないアレについて・・・

千雨 「な、なあ・・・幽霊は物は動かせるのか?」
さよ 「動かせますけど、それがどうかしましたか?」
千雨 「た、例えばパソコンなんて動かせるのか!?」
さよ 「私、動かしかた知らないので動かせるかどうかわかりませんけど」
千雨 「言い方が悪かったようだ。ボタンとか押せるのか?そんなに力はいらないと思うが」
さよ 「だ、大丈夫だと思います。ちょっとやって見せましょうか?」
幽霊がそういったので私はノートパソコンを用意してみた
幽霊は電源ボタンを・・・押せた。マウスも操作できた、そしてクリックも出来る
そこまで確認できれば問題はない。幽霊になることさえ出来れば後腐れはないようだな

千雨 「悪かったな、変なこと聞いて」
さよ 「いえ、お役に立てて光栄です」

そう、万が一私が死んでしまったら・・・あのPCの中身だけは人に見られてはいけない
まあ時限式のデータ消去装置でも組み込んでおけばいいのだけど・・・
それだけでは不安だ。やはり自分で完全に消すことまでしないとな

でないと成仏できねえ



119 名前:マロン名無しさん:2008/08/12(火) 10:12:19 ID:???
あるある

120 名前:まほ落語寄席別館:2008/08/12(火) 16:54:24 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、本日の出し物は「手紙無筆」でございます。
読めもしない(英語の)手紙を、無理に解読する
ところが、噺の主眼となっています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:手紙無筆

121 名前:手紙無筆:2008/08/12(火) 16:55:39 ID:???

手紙無筆

長瀬楓「古、在室か?」
 古菲「中にいるアル。入っていいアルヨ」
  楓「実は、頼みたいことがあるでござるが……」
  古「何アルカ?」
  楓「手紙を読んでもらいたい」
  古「自分で読めばいいアルネ!」
  楓「それがその、英語の手紙でござってな……拙者には読めぬのでござる」
  古「バカレンジャーの仲間だてこと、楓も知ってるはずアルネ」
  楓「何を申すか! 古はもろこし人ながら、日本語にも通じておる。英語も、拙者以上には理解できるでござろう?」
  古「そう言われちゃあ仕方ないネ……それじゃあ、見せてほしいアル」
  楓「古、手紙はこれでござるよ」
  古「どれどれ……あーっ! これ、ネギ坊主への手紙アル。何で楓が持ってるアルカ?」
  楓「拙者の部屋の郵便受けに、なぜか入っていたでござる」
  古「アイヤ! 郵便屋さん、部屋の番号間違えたアルカ」
  楓「して、文面は?」
  古「えーと、どれどれ……『ドネット=マクギネスよりネギ=スプリングフィールドへ』とあるアル」
  楓「はて、ドネット殿とはたれであろう?」
  古「今度、新しくやってきた英語の先生アルヨ」
  楓「ネギ坊主の仲間でござったか……して、次は?」
  古「『最近元気にしているか? 修行に精を出しているか?』とあるアル」
  楓「そういえば、ネギ坊主は古のところで拳法の修行を積んでござったな……して、次は?」


122 名前:手紙無筆:2008/08/12(火) 16:56:08 ID:???
  古「えーと……あれ?」
  楓「いかがなされた?」
  古「破れてて、わからないアル」
  楓「愚か者! 先があるではござらんか」
  古「あたしにも読めないアルネ。ヒントを教えてほしいアル」
  楓「しようがないな……そういえば、ネギ坊主が言ってござった」
  古「どう言ったアル?」
  楓「『ドネット先生の赴任を、今度みんなで祝うんです。僕も招かれてるから、手伝わなくてはなりません』と」
  古「ほーお、パーティやるアルカ」
  楓「『日本食で皆さんをもてなしたいと、彼女は考えてるんです』とも言ってござった」
  古「へえ、そうアルカ……それじゃあ、続きを読むアルヨ」
  楓「お読みくだされ」
  古「『茶碗を借りてきておくれ。お皿を借りてきておくれ。お平や小鉢も手配して』とあるアル」
  楓「後は?」
  古「『但し、吸い物椀だけは、まき絵に頼んできてほしい』とあるアル」
  楓「うーん、不自然でござるな」
  古「何がアル?」
  楓「吸い物椀を手配するのに、なぜまき絵殿を通さねばならぬのか……」
  古「ちゃんと理由があるアルヨ! 楓、それって一体どんな椀アル?」
  楓「吸い物椀でござるから、大方塗り物でござろう」
  古「そういうことネ! 漆器には、蒔絵が付き物アルヨ」


123 名前:マロン名無しさん:2008/08/13(水) 02:35:24 ID:???
なんか…質落ちた…
それとも前と違う人が書いてるの?

124 名前:マロン名無しさん:2008/08/13(水) 19:57:55 ID:???
まほ寄席の人とは違う人みたい
前スレ参照

125 名前:麻帆良タウンページ:2008/08/13(水) 23:30:53 ID:???
麻帆良タウンページ


1/3
麻帆良学園の何処か、古ぼけた公衆電話の横には一冊の電話帳があります
その電話帳には麻帆良だけにある不思議な会社が記載されているのでした


ああ(相坂、朝倉)探偵事務所              
どんな秘密でも我が事務所にかかれば丸裸で白日の下にさらします
故に秘密非厳守、あの子のバストサイズからあの子のテストの点数まで
我が社にお任せアレ!!


綾瀬飲料有限会社              
「まずい、もう一杯」は当たりまえ
原料製法は誰にも教えない。製造方法は一子相伝
綾瀬のじゅーす、飲まずに死ねるか。でも飲むと死ぬデス


占いこのちゃん               
当たるも八卦、当たらぬも八卦
あなたの将来、ちょこっとだけのぞくんよ
「あなた、地獄に堕ちるわよ」なんていわへんから安心しぃ

126 名前:麻帆良タウンページ:2008/08/13(水) 23:31:27 ID:???
2/3
ギャラリーハルナ              
飛び出すエロ本から前衛的芸術までなんでもあります
複製依頼でもなんでも承ります
今宵、あなたの部屋にエロスが灯る


代打ちSAKURAKO             
「勝て・・・」
ただそれだけを命じてくれればいい
負けはないから


殺し屋。M                 
殺したいヤツはいないか?
電話一本くれるだけでいい。口座に振り込むだけでいい
それで全てが終わる


はかせの修理やさん              
壊れたおもちゃ、ありませんか?
押し入れの奥に眠っている小さな頃のおともだちは居いませんか?
大丈夫、ちゃんと私が直して殺戮兵器にしてあげます!

127 名前:麻帆良タウンページ:2008/08/13(水) 23:32:41 ID:???
3/3
雪広融資システム                 
融資に限度額なし、条件さえ合えばいくらでも融資いたします
美少年、美少年、美少年(10歳ぐらい)専門融資
大丈夫、返せなくても、大丈夫、大丈夫。怖くないですわ


グッドマン・フィットネスクラブ
お腹の弛み、二重あご気になりませんか?ここへ来ればすべてが吹っ切れます
脱ぐことであなたの体はぐんぐん引き締まります。見られれば更に効果増!
羞恥心こそがスタイルを保つ秘訣なのです!!


葛葉結婚相談所                
出会いがないなんてお嘆きの貴男、世の中は待っている女性もいるのです
そんな女性を貴男に紹介します。きっとお捜しの女性が見つかります
登録無料(※当社は男性専用です)


電話番号?電話番号はあなたが必要ならきっと見えてるはず
見えないのはまだその時ではないからなのです



128 名前:マロン名無しさん:2008/08/14(木) 00:12:37 ID:???
クソ!
一番下の電話番号チョー欲しいw

129 名前:マロン名無しさん:2008/08/14(木) 08:18:20 ID:gIYqOCpw
         __     _,. ----  、
        ,. ' ´ ̄`><´:::,::::::::::::::‐-.、::丶
    , '´     /.::::/:::::〃:::i:::l::::i::!::::.',::::::.ヽ
   ´       /./.::/.:|:::::,イ:!:::|!:::i:::::l::!::::|:i::::::::::ヽ
.        /:/.::/.::,'i::::,' |:|:::| i::.!!::::l:|::::!:l::i:::::::::|!
       〃!.::i|__,|」__i i:|:::| l::li:::::i|::::|::!::}イヽ.:i
       / レ,','i!::{└'  ヾ┘⌒!'弍i::::|::レ〃i }i:!i
         /.'!:::i -ニ.   ==.. l::;」r‐:┤!イ:l:i:!
         ,'.,':l::::|!  ノ     ,.'´, i `i. l |:::l:i:|:',
        ,'/.::!::::|ト、  、__  ,ノ:ク     !.|::::l !i!ト、
        '",':/|::::||::::iャ、  _/'ヲ     ル'" ` `' `
           ノ !:::|´ ̄ヾヽーく´f     /
              |::::!    ,巾´ `i   ィ、\
             |::::! __ィー  ̄ ̄ !   ', ヽく
          」:ノ ´     、   !   ∨¬-、
       , ‐'"   /    ヽ i    ',   ヽ
      r'´      ,′      ヽ',    ',    i
      i      {         l    ヽ.   !
      l      l         ト      ヽ  |

130 名前:マロン名無しさん:2008/08/14(木) 12:14:05 ID:???
>>125-127
もう一件追加していいですか?

ちうのブティック
コスプレ衣装、何でもあるんだぴょーん☆
巫女にメイドにゴスロリに、バニーガールに
シスターに……もちろん、麻帆良の通学服も!

131 名前:マロン名無しさん:2008/08/15(金) 21:51:43 ID:???
ザジ(じー・・・)
さよ「あれ?どうしたんですか、ザジさん」
ザジ(サッ)
さよ「お線香と・・・蝋燭?ああ、今日はお盆ですね」
ザジ(ナムナム・・・)
さよ「それはお墓でやるんですよ。わたしにやらないでください」
ザジ(んぱっ!)
さよ「おお、手品でお花を出したんですね。ってわたしに供えるんですか」
ザジ(にこっ)
さよ「あはは・・・ありがとうございますね(複雑です)」

132 名前:マロン名無しさん:2008/08/16(土) 00:25:05 ID:???
和んだ(*´д`*)

133 名前:マロン名無しさん:2008/08/17(日) 12:05:28 ID:???
ゆー亜子スレがたってる

134 名前:マロン名無しさん:2008/08/17(日) 16:26:21 ID:???
>>131
同じく。めっさ和んだ。

>>132
あらほんと。向こうの板はキャラごとに分けるのが好きだねぇ。

135 名前:マロン名無しさん:2008/08/17(日) 16:32:21 ID:???
隔離されたんじゃないの?

136 名前:マロン名無しさん:2008/08/17(日) 18:10:05 ID:???
>>134
安価ずれてるぞ

137 名前:マロン名無しさん:2008/08/17(日) 21:11:30 ID:???
愛衣「うー……、暑いなぁ。 そうだ、買い置きのアイスがあったはず……」(ごそごそ

愛衣「あった。う〜ん、冷たくておいしー!」(しゃくしゃく
高音「あら、美味しそうね。」
愛衣「あっ、おねーさま。夏はやっぱりアイスです!おねーさまもどうですか?」
高音「そうね。私もいただこうかしら。」(ごそごそ

高音「ないわねぇ。愛衣の食べてるのが最後の一つだったみたいね。」
愛衣「え!じゃぁ、おねーさま、これをどうぞ。」
高音「いいのよ、愛衣。それはあなたが好きな味じゃない。あなたがお食べなさい。」
愛衣「で、でも、それでは、おねーさまが……」
高音「いいこと、愛衣。もし私がそのアイスを受け取ったら、あなたは私が、じっくり念入りにかつ
   ゆっくり溶けない程度にそのネクトルのごとく甘い蜜をすくってなめて堪能しながら飲み込むところを
   じーっと見てなくちゃいけないのよ?それでもいいの?」
愛衣「そ、それはなんというか、遠慮したいような……」
高音「でしょう?さぁ、私はいいからお食べなさい。」
愛衣「あ、それじゃぁこれを二人で食べましょうよ。ね?おねーさま。」
高音「まぁ、ありがとう。そうしましょうか。」
愛衣「えへへ。まずはおねーさまからどうぞ。」
高音「それじゃ、遠慮なく。」(あーん
愛衣「!お、おねーさま?」
高音(あーん
愛衣「も、もぅ……」(///
高音「うーん、冷たくて美味しいわねー。はい。愛衣、あーんして」
愛衣「やっぱり私も、ですか?」
高音「もちろん。はい、あーん。」
愛衣(あーん
高音「ふふふ。どうかしら、愛衣?おいしい?」
愛衣(///

138 名前:マロン名無しさん:2008/08/18(月) 04:47:52 ID:egSJsJp0
当然そのアイスとはミルク系のアイスキャンディーですな
舐めとると白くて甘い液体になるあれのことですな

139 名前:マロン名無しさん:2008/08/18(月) 05:28:00 ID:???
無論俺のアイスキャンデー

140 名前:マロン名無しさん:2008/08/18(月) 13:36:43 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
今回、初めて落語を脱し、ごくごく普通の
ギャグ小説に挑戦してみました。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:菓子折り

141 名前:菓子折り:2008/08/18(月) 13:37:39 ID:???

菓子折り

 わたし、神楽坂明日菜は悩んでいます。
 いんちょが風邪で寝込んじゃって、学校へ出てこないんです。
 見舞いの品を贈ろうと必死に考えていますが、こういう時に限って、ネギは職員会議で部屋にいません。
 一体全体、いんちょには、何を贈ればいいんでしょう?

 真剣に悩んでいると、わたしと同じ部屋に住む、このかが外から帰ってきました。日本屈指の名族の一人娘である彼女は、さながら活きた京人形です。
「あれれ?! アスナ、一体どないした?」
「風邪で寝込んだいんちょに、何かプレゼントしたいんだけど……このか、一体何がいい?」
「見舞いの品か……」
 やがて、このかは答えました。
「アスナ、こないな場合はな、菓子折りを持っていくんや」
「樫の木折ってどうするの?」
「何言うとんのや! ちゃうがな。お菓子を箱へ詰め込んで、それに熨斗紙をかぶせて『御見舞』書いたらええんやがな」
「このか、ほんとにそれでいいの?」
「そやで! 前にせっちゃんが休んだ時、ウチも菓子折りを贈って、むっちゃ喜ばれたんやで」
(なるほど、お菓子ならいいのか……)
 そうと決まれば、実行です。


142 名前:菓子折り:2008/08/18(月) 13:38:14 ID:???
 菓子折りを両手に持って、わたしは六百六十五号室の門口に立ちました。
「今日は! いんちょのお見舞いに来ました!」
 すると、中から出てきたのは、犬のような耳をした小僧――コタローでした。
「アスナ姉ちゃん、どないした?」
「もう、さっきから言ってるでしょ! いんちょのお見舞いだって……」
「なるほど、あやか姉ちゃんに、そいつを渡しゃええんやな」
「そうだよっ! それじゃ、わたしは帰るから」
 菓子折りを届けたところで、こちらの用はおしまいです。
「ちょいと、ちょいと! 中へ入らんでええんかい?」
 コタローの問いをスルーして、わたしは自室へ戻りました。

 数日後。
 一足先にA組の教室へ来て待っていると、元気になったいんちょが入ってきました。だけど、ものすごい剣幕です。
「おはよう、いんちょ……って、何をそんなに怒ってるの?」
「何をも糞もありませんわ! アスナさん、病人をバカにしましたわね」
「わたし、菓子折り贈ったよ? このかが奨めてくれたんだよ?」
「では、あの中身は何ですか!」
「へ?!」
「ポテトチップスやら何やら、高カロリーの菓子ばかり詰め合わせて……おかげで風邪は治りましたが、すっかり太ってしまいましたわ」
 要らぬお節介だったかと、ひたすら反省していると、隣の席のこのかがつぶやきました。
「アスナ、菓子折りちうんはな、もなかやようかん入れるもんやで」


143 名前:マロン名無しさん:2008/08/18(月) 22:47:03 ID:???
なんだかんだ言いながらしっかり食べるなんて、明日菜は愛されてるんだな

144 名前:ハルナ 時を越える同好の士:2008/08/19(火) 22:49:01 ID:???
ハルナ 時を越える同好の士


1/2
図書館島、それは麻帆良といっしょに時を刻んできた記憶の塊
誰かの想いがそこにはあり、そして誰かがそれをそっと覗く
時にはその想いを誰かが受け継ぐ、なんていうこともあるのです

ハルナ 「帳面?」
それは古ぼけた帳面でした。手に取ると古くなりすぎた紙が千切れてしまいそうなくらい古い物です
ハルナ 「何が書いてあるのかな〜」


伍月三日 晴天ナリ
男の子のいがぐり頭は、可愛いと思ふのです

ハルナ 「いがぐりか。でも最近はそんな子はいないよね〜。ネギくんとかいがぐりになると可愛いかな?」

伍月七日 雲天ナリ
男の子達が川で水遊びをしています。そして褌といふのは白でないといけないと思ふのです

ハルナ 「うん、下着の色って重要なのよね。今なら少年は白のブリーフかな?」

伍月廿日 風強ヒ
男の子達が喧嘩をしていました。やがて片方の男の子が、暴れるもう一人の男の子を押さえつけました
上に乗っている男の子は組み敷いた男の子に対して唾を落としたのです。ぺちょぺちょと落ちる唾液は官能的だったのです

ハルナ 「押さえつけられた男の子って・・・BLの基本だわさな」

145 名前:ハルナ 時を越える同好の士:2008/08/19(火) 22:49:56 ID:???
2/2
六月壱日 日差ガ強ヒ
ムケル、といふ話を男の子達がしていました。何をむくのでせうか?

ハルナ 「想像するに中学生ぐらいの日記かな?うん、きっとそうね、むふ」

六月七日 梅雨ハジメジメ
男の子を見るに、気の弱い子と、気の強ひ子がいるようです。遊んでいると、受け側と責め側がはっきりと分かれるのです

ハルナ 「そうそう、どんなときでも受けと責めが居ないと始まらないのよ。特にネタとしてはね」

六月九日 暑ヒ日
男の子が喧嘩の後に抱き合っていました。友はかくあるべきだと思ひます。よしよし
でもなんだかとても密着しています。くっつきすぎです。思わず頬が赤くなっちゃいました

ハルナ 「具体的に何処がくっついているのか書いて欲しいわね。具体的に」

七月七日 天ノ川キラキラ
今日は七夕。一年に一度、天の想い人が逢瀬を重ねる日。素敵な話です
近くの川に行ってみると、川の両の端と端でお互いに手を振っている人達がいるではありませんか。まるで織姫と彦星です
思わず気になり、そっと木陰から覗いていると・・・それは男の人と男の人だったのです
男色の世界はいけなひと思ふのです。でも・・・それが愛ならば仕方のないことなのかもしれません


ハルナ 「あなた・・・きっと今を生きていたらいい同士になれたでしょうに・・・でも任せて。貴女の意志はわたしが継ぐから」

思ヒ出  三ノ壱組 名前 相坂



146 名前:マロン名無しさん:2008/08/19(火) 23:44:30 ID:???
キモイ女尊男卑漫画


















キモイ女尊男卑漫画




147 名前:マロン名無しさん:2008/08/20(水) 00:17:13 ID:???
>>144-145
ちょwwwさよwwwなんて趣味だwww

148 名前:マロン名無しさん:2008/08/20(水) 01:06:21 ID:???
>>145
もっとよく探せばきっと古文書レベルのモノが見つかるよ!
著者は那波さ・・・(返事が無いただの尻葱のようだ。

149 名前:マロン名無しさん:2008/08/20(水) 03:23:34 ID:???
日本に初めて文字を創ったのも
文学を創ったのも
天文学を創ったのも
この世のありとあらゆるもの全てを創ったのは那波sうわだれだおまえはやめr

150 名前:マロン名無しさん:2008/08/20(水) 03:39:17 ID:???
な〜ばさ〜んのチ〜チに〜はシ〜リコ〜ンが〜〜〜♪

151 名前:マロン名無しさん:2008/08/20(水) 11:30:00 ID:???
ちう「ピエロは、どのクラブにいたっけ?」
ザジ「……サーカス」
ちう「サ、サーカスといえば……」
ザジ「?」
ちう「♪ミスターサマータ〜イム、さ〜が〜さないで〜」
ザジ「違う……」
ちう「♪まどの、そ〜とは、ス〜カ〜イブ〜ルー〜」
ザジ「そ、それも違う……」
ちう「ごめん! サーカスの歌、この二曲しか知らないんだ」
ザジ「だから違うってば……」

152 名前:マロン名無しさん:2008/08/20(水) 20:43:02 ID:???
衛生兵!!衛生兵!!
重傷者だ!!>>150を後方へ!!
尻に葱を20本打ち込まれてる!!

153 名前:マロン名無しさん:2008/08/21(木) 06:47:26 ID:???
>>151
ネタの意味がなんとなくわかった

154 名前:せつな おともだち31:2008/08/21(木) 19:33:41 ID:???
せつな おともだち31


1/3
たかね 「あなたを尊敬しています」

尊敬している、なんていわれたのは初めてです
だってわたしは完全自立型の式紙だから少しばかなんですよ。お仕事だって時々まちがえるし・・・
そんなわたしのことを尊敬するだなんて・・・照れちゃいます


久々にだれかにおともだちになってもらおうと式紙ノートを取り出したわたし
さっそくだれを呼び出そうかと悩んでいたのですが試案がまとまりません
仕方がないので久々にランダム召還を行ってみようとおもったのです
そしてわたしの召還に応じ現れたのは・・・


たかね 「あら?あなたは・・・」
現れたのは高等部のたかねさん。生真面目な人なのでおともだちになってくれるか心配なのです
いえ、それ以前に何かがおかしいのです。ええ

せつな 「あ、あの・・・たかねさん。一つしつもんがあるのですが・・・」
たかね 「なにかしら?」
せつな 「なんではだかなんですか?」

たかねさん、脱いでもすごいみたいです

155 名前:せつな おともだち31:2008/08/21(木) 19:34:34 ID:???
2/3
たかね 「わたしが服を着たらただの人でしょう?それに・・・本体さんと違ってわたしは脱いでる方が気持ちがいいのです」
たかねさんって流れるように綺麗な金髪です。髪の毛とかいろいろきれいです
たかね 「で、わたしに用とはなんですか?」
たかねさんは腰まである髪の毛を一度優雅に払うと、わたしに何故呼び出したのかという質問をぶつけてきました

せつな 「あ、そうでした。あの〜、わたしとおともだちになっていただけませんか?」
たかねさんはちょっとびっくりしたようでしたが、すぐにやさしい笑顔になるとわたしにこう言ってくれたのです

たかね 「ええ、よろこんで。わたしはあなたを尊敬していますから」

しこうがとまりました。ばかなわたしにはそのことばのいみがよくわかりませんでした
じっくりとじかんをかけてことばをかみくだいてかんがえてみると・・・

せつな 「そ、そんけいって・・・あのそんけいですか?」
たかね 「ええ、あなたを素晴らしい人だって思っているっていうことですよ」
せつな 「そんな・・・わたしなんてそんな・・・」
言葉の意味を理解したとき、わたしは思わずてれくさくなってしまいました
だって嬉しかったから

たかね 「ですがせつなさん。二つほどお願いしたいことがあるんですけどいいですか?」
せつな 「え?わ、わたしに出来ることなら」
たかね 「一つは・・・わたしをお姉様って呼んで欲しいのです」
せつな 「おねえさま?」
たかね 「ええ、そう呼んでいただけますか?」
せつな 「はい・・・た・・・お、おねえさま。だったらわたしのことはせつな、とよんでください」
たかね 「ええ、せつな」

156 名前:せつな おともだち31:2008/08/21(木) 19:36:26 ID:???
3/3
せつな 「それでもう一つのお願いというのはなんですか?おねえさま」
たかね 「・・・脱いでくださらない?」
せつな 「はい?」
たかね 「先ほど言いましたけどあなたを尊敬しています。それは何故かと言いますと・・・あなたの本体さんはすごく脱いでいますね」
せつな 「はい?」
たかね 「そう、あなたの本体さんはわたし以上に脱がれているのです。思い出してみてください、具体的には23巻分ぐらい」
せつな 「・・・はぅあ!?」
たかね 「聞いてますわよ。修学旅行では全裸になって、見られてはいけないところまで見られてしまったとか」
せつな 「あうあう」
たかね 「ですから、わたしと居るときくらいでいいですから脱いで、せつな」
せつな 「あ、あの・・・わたし・・・体に自信がないんです。だから・・・」

たかね 「わたしは見たいのよ。せつな、おともだちでしょ」
そのたかねさんの、いえ、お姉様の吸い込まれるような瞳で見つめられたとき、わたしはもう否定の言葉を口にすることが出来ませんでした
せつな 「はい、おねえさま・・・」

烏族の衣装を脱ぎ、ゆっくりとさらしを解いてゆくわたし。わたしの肌に冷たい空気が触れると、やっぱり恥ずかしさがこみ上げてきます
そして思わずさらしを持つ手を止めてしまいました
たかね 「どうしたのせつな、手伝いましょうか?」
せつな 「ううん、自分でできるもん・・・」
たかね 「せつなはいい娘ね」

全てを脱ぐと、やっぱり恥ずかしいです。恥ずかしいから、思わず手で隠すのは仕方の無かったことだと思うのです
たかね 「せつな、どうして隠すの?」
せつな 「は、恥ずかしいから」
たかね 「大丈夫、とっても綺麗よせつな。だから・・・隠さないで見せて」
せつな 「はい、おねえさま・・・」

おねえさまはとっても優しかったです。それにいい匂いがしてふわふわして暖かかったです、おねえさま・・・



157 名前:マロン名無しさん:2008/08/21(木) 23:56:40 ID:???
(;´Д`)ハァハァ

158 名前:マロン名無しさん:2008/08/22(金) 07:32:09 ID:???
ふぅ…
やっぱり式神だろうが刹那は総受けだな、にしてもたかせつとは新しい

159 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 08:33:34 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!

    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  クーフェイマン!
      |__|
       | |


    ⌒●_●⌒
      フ |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       / 銚子
    """"""""""""""


       ⌒●__●⌒
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""

160 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 11:46:52 ID:???
しかし、昨今のこのスレは
ほんとに職人不足ですよね。
古参の書き手なんて、精々時計さん
(「タイトル+ヒロイン名」という
捨てハンを使ってる方)程度のもの。
漫画が完結したんじゃないんだから、
まだまだ書けなくはないでしょうに(T_T)

161 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 15:37:41 ID:???
>>160

あんだけ読みたくないのはスルーを無視して、作者叩けば去るのは当たり前。

162 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 15:39:35 ID:???
百合スレの方がまだ人いるよ

163 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 16:21:46 ID:???
職人を叩くとどうなるかの見本みたいな状態だな。あれを見た他の職人も引いたんだろ。そして荒らしが止めを刺した

164 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 18:47:33 ID:???
まさに形骸だな、もう続ける価値もない
誰かがその価値を作らないとな……



でも俺時間無ぇ……

165 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 21:26:04 ID:???
ザジ「・・・」
千雨「寂しいか?」
ザジ(ぎゅっ)
千雨「一緒にいてやるから安心しろ」
ザジ「・・・」
千雨「明日はきっと良いことあるさ」

166 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 23:16:48 ID:???
良いことあるさ


ちびせつなの人だってまだいるし

167 名前:マロン名無しさん:2008/08/24(日) 23:44:11 ID:???
>>166
だね、落語の方もいるしね

168 名前::2008/08/25(月) 00:54:48 ID:???



夏美 「都会って複雑だね〜。こんなに道が多くて複雑じゃ迷っちゃうよ」
千鶴 「そうね。でもそれだけ道が多いってことは、それだけ人がいるってことよ」
夏美 「いっぱい人が歩いている道もあれば、誰も通ってないような道もあるね。あ、パトカーだ。事故でも起きたのかな?」
千鶴 「混雑もすれば暗くて怖い道もあるわ。でもね・・・」
夏美 「わかってる。春の日には心地よい散歩道もあるし、夏にはみんなで歩く海へと続く道もあるよね」
千鶴 「そうよ。秋には紅葉を見ながら歩く道もあるし、冬は道沿いに雪だるまさんが誰か転ばないように見ているわ」
夏美 「そんな道が多いといいね」
千鶴 「だったらみんなでそんな道にすればいいの。そして無ければ作ればいいのよ」
夏美 「わたしに作れるかな?」
千鶴 「まずは何処でもいいから歩いてみて、それが道になるから。後は作ってみないとわからないわ」
夏美 「そっか・・・」
千鶴 「でも草むらとか歩いたら蛇とか出てきたりして」
夏美 「お、脅かさないでよちづ姉」
千鶴 「うふふ」



169 名前:マロン名無しさん:2008/08/25(月) 01:12:51 ID:???
いつも漫画みたいなの描いてた人もいなくなったね
というか絵師自体がか…

170 名前:マロン名無しさん:2008/08/25(月) 13:21:04 ID:???
>>168
ちづ姉、猪木みたいだな(^^)

171 名前:マロン名無しさん:2008/08/25(月) 21:01:51 ID:???
ぶっちゃけ千鶴さんの入場を書きたかっただけなのに
全員分になっちゃいました

強引すぎたです

元ネタ
全選手入場のガイドライン
http://locoboard.jp/thread.php?id=mircolu&no=40

172 名前:和美 全選手入場!!:2008/08/25(月) 21:04:58 ID:???
和美 全選手入場!!


1/4
和美 「ではいくよ〜!全選手入場!!」


バツイチは生きていた!! 更なる研鑚を積み婚期が甦った!!!
女神!! 葛葉 刀子だァ――――!!!

いたずらはすでに私が完成している!!
麻帆良散歩部 鳴滝 風香だァ――――!!!

汚れ次第掃除しまくってやる!!
美化委員代表 鳴滝 史伽だァッ!!!

牛丼の歴史ならまつ屋の歴史がものを言う!!
素手の牛丼大好き少女 釘宮 円!!!

真の珍ジュースを知らしめたい!! 図書館探検部 綾瀬 夕映だァ!!!

ねこ好きなら3階級制覇だが動物好きなら全階級私のものだ!!
麻帆良の鉄拳 絡繰 茶々丸だ!!!

切り傷対策は完璧だ!! 保健委員 和泉 亜子!!!!

バスケットのベスト・ディフェンスは私の中にある!!
バスケットの女神様が来たッ 明石 裕奈!!

173 名前:和美 全選手入場!!:2008/08/25(月) 21:05:49 ID:???
2/4
ギャンブルなら絶対に敗けん!!
幸運娘の実力見せます 応援隊長 椎名 桜子だ!!!

バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
麻帆良のヌード・ファイター 高音・D・グッドマンだ!!!

麻帆良海兵隊から優しきイルカが上陸だ!! 水泳部 大河内 アキラ!!!

ルールの無い同人がしたいから腐女子になったのだ!!
エロの同人を見せてやる!!早乙女 ハルナ!!!

めい土の土産に道連れとはよく言ったもの!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! 相坂流ペン回し 相坂さよ先生だ―――!!!

甲賀忍者こそが地上最強の代名詞だ!!
まさかこのくのいちがきてくれるとはッッ 長瀬 楓!!!

曲芸したいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
魔界のピット(ケンカ)ピエロ ザジ レイニーディだ!!!

私は和食最強ではない 料理で最強なのだ!!
御存知料理人 四葉 五月!!!

174 名前:和美 全選手入場!!:2008/08/25(月) 21:06:50 ID:???
3/4
本屋の本場は今や麻帆良にある!! 私を驚かせる本はないのか!!
宮崎 のどかだ!!!

デカァァァァァいッ説明不要!! 94cm!!! 年齢不明!!!
那波 千鶴だ!!!

コスプレはコミケで使えてナンボのモン!!! 超実戦コスプレ!!
本家日本から長谷川 千雨の登場だ!!!

ナギは私のもの 邪魔するやつは思いきり嬲り思いきり踏みつけるだけ!!
闇の福音 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル

自分を試しに日本へきたッ!!
ウルティマホラチャンプ 古 菲!!!

演劇に更なる磨きをかけ ”女優”村上 夏美が帰ってきたァ!!!

今の自分に存在感はないッッ!! いたずらシスター 春日 美空!!!

中国四千年の拳技が今ベールを脱ぐ!! 火星から 超 鈴音だ!!!

このちゃんの前でなら私はいつでも全盛期だ!!
燃えるハーフ 桜咲 刹那 翼付きで登場だ!!!

175 名前:和美 全選手入場!!:2008/08/25(月) 21:08:02 ID:???
4/4
彼氏はどーしたッ 恋の炎 未だ消えずッ!!
アダルトも乙女も思いのまま!! 柿崎 美砂だ!!!

特に理由はないッ お嬢様が美しいのは当たりまえ!!
財閥にはないしょだ!!! 美少年主義!
雪広 あやかがきてくれた―――!!!

暗黒街で磨いた実戦銃術!!
四音階の組み鈴のデンジャラス・百合棒 龍宮 真名だ!!!

実験だったらこの人を外せない!! 超A級科学者 葉加瀬 聡美だ!!!

超一流陰陽師の超一流の占いだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
麻帆良の百合乙女!! 近衛 木乃香!!!

近代体操はこの少女が完成させた!!
新体操の切り札!! 佐々木 まき絵だ!!!

若き王女が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ パイパンッッ
私達は君を待っていたッッッ神楽坂 明日菜の登場だ――――――――ッ



176 名前:マロン名無しさん:2008/08/25(月) 23:08:21 ID:???
本部「見ろ刃牙君…この有様からして相手の胸囲は90センチ以上、
    つまりそれだけの何者かが>>174の尻を葱でメチャメチャにしたわけだ。」

177 名前:174:2008/08/25(月) 23:49:56 ID:???
ヒイィィィィィィッ!!!

きょ・・・にゅう・・・

178 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 01:45:20 ID:???
美空がリザーバーで来ると思ったのは俺だけじゃないはずたwww

179 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 07:02:38 ID:???
>>178
あれ?俺いつのまに書きこんだんだ

180 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 10:16:57 ID:???
アナコンダ役はカモ?コタ?

181 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 16:06:09 ID:???
久しぶり

http://imepita.jp/20080826/576950
http://imepita.jp/20080826/577410

182 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 16:26:10 ID:???
久しぶりだ、スレを見限ってもう来ないかと思っていたよ

183 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 19:49:23 ID:???
>>181
プリティさがアップしてますな
古の丸さ具合が非常にいいです
GJ!です

184 名前:マロン名無しさん:2008/08/26(火) 20:55:16 ID:???
うお、かわいい

185 名前:マロン名無しさん:2008/08/27(水) 03:22:15 ID:???
M13型トラクター売りたし

186 名前:マロン名無しさん:2008/08/27(水) 17:56:16 ID:???
>>181
ケータイ専用って……
パソでも見えるじゃん(--#)

187 名前:夏美 星空の夜:2008/08/28(木) 18:43:35 ID:???
夏美 星空の夜


1/3
空を見上げると、お星様がとっても綺麗でした
まるで吸い込まれそうな星空、今なら手が届きそうなくらい近くに見えました。すごく・・・素敵です

?? 「あ、あれれ〜?」
どこからか聞こえてきたちょっと間の抜けた声、振り返るとそこには一人の少女がいました
さよ 「あなたは夏美さんじゃないですか〜。どうしたんですか?こんなところで」
こんな所?あれ?ここ何処だろう?どうして私はこんな所にいるの?
夏美 「あ、あのーここは何処?そしてあなたは誰?」
するとその少女はきょとん、とした表情で私を見つめるとこう答えたのです

さよ 「私の名前はさよですよ。クラスメートじゃないですか〜」
クラスメート?そういえばこんな娘もいたっけかな?あんまり覚えていないや
夏美 「あははごめんね。で、ここは何処なの?」
さよ 「校舎の屋上ですよ〜。普段は鍵が閉まって入れないようになってますけどね」
夏美 「ふうん」
鍵が閉まっているのに何でそんなところにいるんだろう。と考えたけど思案が良くまとまりません
何かあんまり考えたくない気がします

さよ 「ところで夏美さん・・・あなたもしかして・・・死にましたね?」

夏美 「な、何を言っているのかな?だいたい何を根拠にそんなことを言うの!?」
あまりのさよちゃんの発言に私はびっくりして思わず声を荒げてしまいました
さよ 「お、怒らないでくださいよ〜。だったら手を見てください」
夏美 「手?」

188 名前:夏美 星空の夜:2008/08/28(木) 18:44:31 ID:???
2/3
手を見るとうっすらと透けていました。何これ?向こうが透けて見える!?
夏美 「え・・・嘘だよね・・・私・・・死んじゃったの・・・幽霊?」
さよ 「でもまだ揺らいでいるみたいですね。死ぬかもしれない状態ですね〜」
夏美 「そっか、私死んじゃうんだ。まだやりたいこともあったんだけどな〜」
さよ 「意外とあっさりしていますね」
夏美 「だって、どうやったら生き返るかなんてわからないし」
と、いうよりも何も考えられないというのが本音かな?

夏美 「で、さよちゃんは何でこんな所にいるの?」
さよ 「私?私ですか。私はここでお星様を見るのが好きなんですよ」
夏美 「きれいだもんね。夜空」
さよ 「そうなんですよ〜。あの一つ一つが命のきらめきなんですよね〜」
夏美 「きらめき?」
さよ 「あのですね。人は死ぬとだいたいの人は天に昇るんですよ。そしてお星様になるんです」
夏美 「だからさっきお星様が近くに見えたのかな?お星様になれそうな気がしたよ」
さよ 「あはは、成仏しそうになったんですね」
夏美 「じゃあ、私もう成仏できないのかな?さ迷っちゃうのかな?」
さよ 「う〜ん、たぶん違いますね。さっきも言いましたけど揺らいでいる状態なんですよ」
夏美 「揺らぐ?」
さよ 「きっと大丈夫ですよ」

夏美 「じゃあ、さよちゃんは60年もさ迷ってるんだ」
さよ 「えへへ、すごいでしょ」
夏美 「60年前ってどんなのだったの?やっぱり戦争してたの?」
さよ 「ん〜、大半は忘れちゃいました。ただ・・・お星様は今よりもう少しだけ少なかったと思います」

189 名前:夏美 星空の夜:2008/08/28(木) 18:45:23 ID:???
3/3
・・・ちゃん・・・ちゃん

夏美 「だれか?よんだ?」
さよ 「・・・お迎えですね。」
おむかえ?だれの・・・
さよ 「さあ、夏美さん。もう戻る時間ですよ・・・」
夏美 「もどる?だれ?どこへ?」
さよ 「さあ・・・」
じぶんのてをみると、すぅっときえていきます。きえるの?

・・・ちゃん・・・なつみちゃん!!


あれ?誰かが泣いているよ。誰だろう・・・この声は聞き覚えのある声だ
この声は確か・・・
千鶴 「な、なつみちゃん・・・夏美ちゃん!!」
ぐしゃぐしゃの泣き顔で私を見つめているちづ姉。そしてそのまま強烈なハグ
夏美 「ち、ちづ姉!?苦しいよう」
千鶴 「ご、ご免なさい。でも・・・良かった〜夏美ちゃん、良かった〜」
ちづ姉。何で泣いてるんだろ。そして・・・あれは夢?
夢だったのかな


あやか 「私達も気をつけなければいけませんわね」
小太朗 「せやな。ちづ姉に抱き枕にされて胸の中で窒息死なんてありえへんわ」



190 名前:マロン名無しさん:2008/08/28(木) 20:07:41 ID:???
なんという那波さんじゅうよんさいwww

191 名前:マロン名無しさん:2008/08/28(木) 22:24:29 ID:???
また・・・犠牲者が一人>>190

今度は窒息死とな
だがこの幸せそうな顔、望み通りだったのかもしれんな

192 名前:マロン名無しさん:2008/08/28(木) 23:11:06 ID:???
だが首を絞められて死んでいたそうな

193 名前:マロン名無しさん:2008/08/29(金) 11:42:11 ID:???
ハッカーだの、ネットアイドルだのと
せけんでは言われている
が、それはあくまで仮の姿
わたしの正体は
ちゅうがくせいに過ぎない
サイトの主宰者だと知れたら
めんどうなこととなるだろう

194 名前:マロン名無しさん:2008/08/29(金) 18:27:02 ID:???
>>193








195 名前:マロン名無しさん:2008/08/29(金) 20:20:17 ID:ZVGTfuHB
さそいうけ
おさななじみ
とうきょうびっぐさいと
めいどさん
はるみかいじょう
るかわ×さくらぎ
なつこみ

196 名前:マロン名無しさん:2008/08/29(金) 20:47:12 ID:???
>>195
パルですね。

197 名前:マロン名無しさん:2008/08/30(土) 03:08:07 ID:???
真面目に読むと>>193がいろいろとおかしい件

198 名前:マロン名無しさん:2008/08/30(土) 07:08:28 ID:???
>>197
お前は負けている

199 名前:マロン名無しさん:2008/08/30(土) 18:59:26 ID:???
4コマ
http://imepita.jp/20080830/677130
http://imepita.jp/20080830/677360

おまけ
http://imepita.jp/20080830/675470

オチが無いし絵が下手だし字が下手だしで最低
しかも下品でサーセン

200 名前:マロン名無しさん:2008/08/30(土) 19:43:35 ID:???
>>199
イイヨイイヨー
下ネタ大好きw ぐっじょぶ!!

夏美 「ちづ姉はやってみたいバイトとかあるの?」
千鶴 「そうね、ガソリンスタンドとかかしら?」
夏美 「な、なんで?」
千鶴 「あの先っぽをあの穴に入れるのって・・・(尻ネギみたいで)楽しいのよ」
夏美 「ちづ姉・・・あかんて」

201 名前:マロン名無しさん:2008/08/31(日) 01:02:54 ID:???
こんな所に投下してくれてありがとう
何だかんだ覗いてみる物だな

202 名前:マロン名無しさん:2008/08/31(日) 06:48:16 ID:???
>>199
不覚にも吹いた

203 名前:マロン名無しさん:2008/09/01(月) 00:05:07 ID:???
>>199
こんなところに貴重な絵師が!

GJッ!

204 名前:マロン名無しさん:2008/09/01(月) 12:27:45 ID:???
仲魔「(さよを指し)食べていいすか?」
ザジ「……ダメ」
仲魔「(五月を指し)食べていいすか?」
ザジ「……いい」
五月「食うのはご法度だよ……」

205 名前:刀子 身支度:2008/09/01(月) 13:14:56 ID:???
刀子 身支度


湯上がりの火照る体を冷まそうともせず、私は鏡台の前の椅子に座りました
軽く乾かした自慢の長い髪に櫛を通しながら私は彼のことを考えます
今、彼は私のベッドの上にただ黙って横たわっています
背中を向けて髪を梳く私の姿を、彼は見てくれているのでしょうか?
あと少し、準備が整ったらあなたのその分厚いまでの胸板に飛び込ませていただきます

一つ息を吐いて、私は鏡面に映る自分の姿を見つめました
大丈夫、変なところはない
誰が見ても、そう、彼が見ても私の姿は美しいはず
ああ、落ち着かせた姿とは裏腹に心の奥の情欲は膨れあがっていくのがわかります
もう、今夜は乱れてしまいそうです

刀子 「お待たせ・・・勇次郎」

ベッドの上の彼にそう声をかけても答えてくれません。だた、じっと天井を見つめています
私はその視界に無理矢理入り込むと、そっと彼の胸に顔を埋めたのでした


刀子 「いやぁん!!この肌触りたまらんわぁ!!やっぱり4万円もしただけあるわぁ!!」

私が勇次郎と名付けたクマの大きなぬいぐるみ。私のベッドの中央で、まるで主のように寝かせちゃいました
勇次郎の胸枕。胸はふかふかで、それでいて弾力はしっかりとあるから枕としてもとっても優秀
今日は勇次郎をしっかりと抱きながら眠るとしましょう

彼氏?そんなのいらないもん!!あんなの臭くて暑苦しくて・・・い、いらないんだもん!!



206 名前:マロン名無しさん:2008/09/01(月) 16:43:57 ID:???
>>205
グラップラー刃牙との
クロスかと思いきや……
テディベアでしたか(^^)


207 名前:マロン名無しさん:2008/09/02(火) 06:52:19 ID:???
>>204
性的な意味ですねわかります

208 名前:マロン名無しさん:2008/09/03(水) 22:21:10 ID:???
わかりにくいネタですいません

”恐怖 能登麻美子”でぐぐって一番上にくる動画を見てからだとわかりやすいかも

209 名前:むか〜し、むかし 人魚姫:2008/09/03(水) 22:22:55 ID:???
むか〜し、むかし 人魚姫


1/2
むか〜し、むかし。ある海に人魚のお姫様がいました
ある日のこと、お姫様は海を渡る一隻の船を見つけました
そこにはとっても凛々しい王子様が乗っていたのです
お姫様はその王子様を一目見て、恋をしてしまったのです

その日の夜、王子様を乗せた船は嵐にあって難破してしまいました
当然王子様は船から投げ出され、海に沈んでいくのです
それを人魚のお姫様は助け出し、近くの浜辺へと連れて行ったのでした


やがて時が経ちましたが、お姫様は王子様のことを忘れることが出来ませんでした
悶々とする心を抱えたお姫様は、ついに一つの決断をしたのです

明日菜 「人間になりたい?」

海には魔女が住んでいました。お姫様はその魔女の家を訪れ、人間にして欲しいと願い出たのです
のどか 「はい・・・できませんか?」
明日菜 「そりゃいいけどさ。一つだけ約束してくれる?」
のどか 「な、なんですか?」
明日菜 「危険だから人前で歌わないと約束しなさい」

こうして魔女はお姫様の声と引き替えに人間になる薬を与えました

210 名前:むか〜し、むかし 人魚姫:2008/09/03(水) 22:24:24 ID:???
2/2
人魚の姫様は魔女からもらったお薬で無事に人間になりました

早速人魚の姫様は王子様に会いに王宮に向かいました
しかし見知らぬ少女がいきなり王子様に会うことなんてできません。勇者ではないのですから
そこでお姫様はそのお城で住み込みのメイドさんを始めました
そうやって王子様との再会を果たそうと思ったのです

ところが生来の内気な性格の上、運の悪さも相まって王子様に会うことすら出来ませんでした
そしてそうこうしているうちに、王子様は隣国の王女様と結婚してしまうことになったのです

ハルナ 「ネギくん・・・やらないか?」
ネギ 「は、ハルナさん・・・冗談ですよね?」

二人の結婚式の日、それを何とか阻止しようと人魚だったお姫様は自分のことを見てもらおうと色々画策したのでした
そして人魚だったお姫様は、ついに禁じられたことをしてしまったのです

のどか 「かってうれしい、花一匁・・・まけてくやしい、花一匁・・・」

人魚。それはセイレーンとも呼ばれ、その歌声はとても美しく、儚いのです
それを聞いた人間はその歌声に操られ、海へと引きずり込まれ夢うつつの中で溺れ死んでしまうのです

王子様も、結婚するはずだった隣国の姫様も・・・
そして祝いに集まった国中の人たちまで海へ行き、そして海の中へと消えていったのでした
こうして一夜にして国は滅んでしまったのです。ただ一人、人魚だったお姫様を残して


明日菜 「もっていかれたか・・・」



211 名前:マロン名無しさん:2008/09/04(木) 08:42:56 ID:???
たしか明日菜は大ウケしてたよなwww

212 名前:マロン名無しさん:2008/09/04(木) 08:50:28 ID:???
らめぇえぇぇぇ!!のすみんに童謡はらめぇえぇぇぇ!!(((゚д゚;)))ガクガクブルブル

213 名前:マロン名無しさん:2008/09/05(金) 00:09:53 ID:???
千雨 「栗食うか?栗」
ザジ (こくん)
千雨 「ほれ、こうやって殻を剥いてだな・・・」
ザジ (むきむき・・・むき?)
千雨 「剥けねえのか。ほら、貸してみろ」
ザジ ヾ(*´∀`*)ノ
千雨 「美味いか?秋は美味い物が一杯だからな、明日は何食おうかな」

214 名前:マロン名無しさん:2008/09/05(金) 07:37:57 ID:???
>>213
和んだ(*´∀`)

215 名前:マロン名無しさん:2008/09/05(金) 13:01:48 ID:???
>>209-210
このシリーズでは久々の作品ですね。
どりたくだと、あべこべにのどかが
魔女役へ回っちゃいます(^^)

>>213
このちゃんならば、柿をかじる姿が
様になりそうですね。

216 名前:まほ落語寄席別館:2008/09/05(金) 16:46:23 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
久々の興行となる今回は、「石鹸」という
一席でご機嫌をうかがいます。
以前、本館の席亭が「酢豆腐という噺には
二種類の演出がある」と言っていましたが、
この「石鹸」という一席も、「酢豆腐」の
バリエーションの一つでございます。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:石鹸

217 名前:石鹸:2008/09/05(金) 16:48:41 ID:???

石鹸

和泉亜子「それにつけても、いいんちょってゴージャスやな」
明石裕奈「高級料理を食いまくってるよね」
佐々木まき絵「ついこないだも『ビブリオン』っていう、魔女っ子みたいなステーキを食べてきたって言ってたし」
大河内アキラ「それも言うなら『シャトーブリアン』だって……」
裕奈「とにかく、舌が肥えてるよね」
亜子「そやさかい、あっと驚くような料理、あいつに食わしてやりたいがな」
まき絵「だったら、いい手があるんだけど……」
アキラ「まき絵、一体どうするの?」
まき絵「(懐から石鹸を出し)ふっふっふ……これ、なーんだ?」
裕奈「まき絵、ほんとにバカだねえ……そいつは、さらの石鹸だにゃ」
まき絵「言われなくてもわかってるわよ。こいつにざら目糖を塗れば……」
亜子「どないなるねん?」
まき絵「一見とっても甘そうな、しゃれたお菓子に早変わり!」
アキラ「なるほど、それを珍しいケーキだと言って……」
裕奈「いんちょに食わしちゃうんだね」
亜子「そやけど、まき絵、肝心のざら目は買うてあるんかい?」
まき絵「もちろんよ! それじゃあ、早速作りましょ」

 相談がまとまりまして、さらの石鹸の周りにくまなくざら目糖が塗られ、しゃれたお菓子(のようなもの)ができました。食わされるほうはいい迷惑で……。


218 名前:石鹸:2008/09/05(金) 16:49:51 ID:???
雪広あやか「あら、まき絵さん」
まき絵「待ってました、いんちょ!」
あやか「『裕奈さんのお父様からもらった菓子がある』と聞いて飛んできたのですが……」
まき絵「そう、そう! それを食べてもらうの」
亜子「ウチら、食うたことないさかい、いいんちょにやってもらわんと正しう食えそうにないんや」
あやか「あら、裕奈さんにもいただいた経験がないと?」
裕奈「うん、あたしも初めて目にしたから」
アキラ「とにもかくにも、いいんちょさんに食べてもらわないことには、安心して味わえません」
裕奈「そういうわけで、いんちょにプレゼントするにゃん」
まき絵「はーい、ミルクティ入ったよ!」
あやか「気が利きますこと……それでは、いただいてみますわ」
 一同(委員長、どんな反応示すかな?)
あやか「まずは、ナイフで切りまして……まあ、よく滑る菓子ですこと」
まき絵「そうでしょ? だからこれ、スケートケーキというんだって」
 亜子(まき絵、出任せ言いおった……)
あやか「それから、フォークで刺しまして……(一口食べてみる)」
アキラ「どうですか、お味は?」
あやか「うぐっ、うぐっ……これはまた、奇妙な味でございますこと」
 裕奈(いんちょ、しっかり食べてるよ……)
あやか「うぐっ、うぐっ……はあっ……(紅茶で口直し)」
まき絵「いんちょ、感想は?」
あやか「まき絵さん、妙なもの食わせましたわね……確かにスケートケーキですの?」
 亜子「ちゃう、ちゃう! さらの石鹸に、ざら目を塗っただけのもんや」
あやか「せ、石鹸!?」
まき絵「亜子め、とうとうばらしたな……」
あやか「しかし、石鹸を食わすとは……いい選択をしましたわね」
 一同「いい選択?」
あやか「あなた方、試しに食べてごらんなさい。きっと、垢抜けがするでしょう」


219 名前:マロン名無しさん:2008/09/05(金) 22:32:36 ID:???
亜子「垢抜ける・・・容姿や行動が洗練されている状態のことやて?」
裕奈「そうだね、亜子。そういうことなのだよ」
アキラ「がんばれ、亜子」
まき絵「よくわかんないけど亜子なら出来るよ!!」

亜子「・・・なんでやねん!?何でウチだけやねん!?」

220 名前:マロン名無しさん:2008/09/06(土) 02:26:29 ID:???
数時間も間が開いた謎
連投規制が強化されたの?

221 名前:マロン名無しさん:2008/09/06(土) 08:55:58 ID:???
>>218にタイトルがあって
>>219にタイトルがないのだから
別人である可能性が高い

222 名前:マロン名無しさん:2008/09/06(土) 10:37:51 ID:???
>>219は、僕の作品に
対する感想文ですね。

223 名前:マロン名無しさん:2008/09/07(日) 00:57:03 ID:???
ザジ (サッサッ)
千雨 「ん?寮の裏を掃除してんのか?」
ザジ (こ、こくん)
千雨 「まあがんばれな」
ザジ (にこっ)
千雨 「あとな・・・その枯れ葉の中にある焼き芋半分くれよな。作るんだろ?」
ザジ Σ( ̄□ ̄|||)ガーン
千雨 「期待してるぜ?」
ザジ ♪〜( ̄ε ̄;)
千雨 「ごまかしても無駄だ。まあ、渋い茶の一つでも煎れてやるって」
ザジ (´・ω・`)

224 名前:マロン名無しさん:2008/09/07(日) 06:55:30 ID:???
>>223
そういやこのノリ懐かしいなw
ザジはやっぱり可愛い

225 名前:マロン名無しさん:2008/09/07(日) 20:45:01 ID:???
ザジ (こそこそ・・・)
千雨 「やあザジくん。何持ってるのかな?」
ザジ Σ(゚Д゚)
千雨 「柿か・・・そんなにたくさん一人で食べるのかい?」
ザジ (ノД`)しくしく
千雨 「取りゃしねえよ。ちゃんと洗って皮剥いて食べるんだぞ」
ザジ (*゚∀゚*)
千雨 。o(あそこの木で取ったヤツなら・・・ありゃ渋柿だな)

226 名前:1/2:2008/09/07(日) 21:03:03 ID:???

謎の保育園

 わたし、朝倉和美は、まほら新聞の一記者。
 この学園の内外で、日夜、さまざまな出来事を追いかけています。
 これは、そんなわたしが行なった、つい先日の取材の話――

 昼休み。
 わたしは、この時ちょうど、近くの席の連中と弁当を食い合っていました。
「それで、宮崎のやつったら、大量の本を抱えてね……」
「図書委員さんですからねえ」
「その読書量の多さ、拙者も見習いたいでござる」
 という調子で、さよちゃんや長瀬と談笑していると、それまで黙り続けていた村上が声をかけました。
「朝倉、すごい情報を教えてあげようか?」
「珍しい! 普段、取材を受ける側が、逆にスクープをよこすとは……それで?」
「わたしの部屋のちづ姉が、保育士さんの手伝いをやってるのは知ってるよね?」
「ちづ姉ってのは……那波かい?」
「そうだけど?」
「風の噂で聞いてるよ。子供の世話をしてるってね」
「そのちづ姉の勤め先……実は、謎の保育園らしいんだ」
「な、謎の保育園!?」
「うん。スクールバスの車体にも『なぞのほいくえん』と書かれてる」
「なるほど、これはびっくりね……で、どこにあるの?」
「ごめん! 場所までは聞いてない」
 益々謎は深まります。そのセクシーなボディから、しばしば「ほんとに中学生?」と揶揄されている那波ですが……彼女の職場はどこなのか?
 放課後、わたしはこっそりと取材を決行したのです。


227 名前:2/2:2008/09/07(日) 21:04:07 ID:???
 学生寮へ帰ってから、早めに夕食を済ませて、夜の街へと繰り出しました。
「どっちへ行けばいいんでしょう?」さよちゃんもついてきています。
(何か、有力な手がかりは……)
 ぶらぶらと散歩していると、都合よく子供の声が響きました。
「あっ、ビブリオンだ! ビブリオン!」
 一人の幼女がはしゃいでいます。年のころなら五、六歳でしょうか?
(今の声……ここのうちから聞こえてきたわ!)
 門口でじっとしていると、スーツ姿のおじさんがやってきました。「謎の保育園」情報を、彼から聞き出してみましょう。
「初めまして。ここの世帯主ですよね?」
「そうだよ」
「娘がおられるようですが……一体、どこの学校へ?」
「まだ学校へは行っとらん。うちの娘は保育園児だ」
 保育園児だとわかれば、後は住所を知るばかり。
「で、その保育園はどっちでしょう?」
「あっちの方角だよ。青い看板のコンビニの角を曲がって、十字路を左へ入れば保育園だ。隣に寺が建ってるから、すぐわかるよ」
「ありがとうございました」
 さあ、目的地はもうそこまで。いよいよ、謎の実体に迫ります。

 言われたとおりの道をたどると、確かに寺が見えてきました。
(あの寺の、更に向こうか……)
 なおも歩くと、奥に建物。その看板に、さよちゃんが気づきました。
「朝倉さん、何やら書いてありますよ?」
 わたしは、それに近づきます。そして、その文字を読んでみてびっくり仰天。
「もくれんじはなぞのほいくえん……木蓮寺花園保育園!?」
 村上のやつ、看板をなぎなた読みにしたんですね。
 スクープは逃したけれど、那波の職場のことがわかったりして、実に有意義な取材でした。


228 名前:マロン名無しさん:2008/09/08(月) 00:30:54 ID:???
>>227
こういうことですな


千鶴 「あら?夏美ちゃん虫歯?」
夏美 「そうみたい・・・」
千鶴 「じゃあ歯医者さんに予約しておくわね。電話帳は・・・あった」
夏美 「ちづ姉電話お願いね」
千鶴 「えっと、”板井歯科(いたいしか)”さんね」
夏美 「・・・た、大丈夫かな。他には?」
千鶴 「升稲歯科(ますいなしか)さんと来染歯科(くるしみしか)さんよ」
夏美 (どこもやだなぁ・・・)

229 名前:麻帆良捜査網 真名の叫び:2008/09/08(月) 22:47:53 ID:???
麻帆良捜査網 真名の叫び


1/3
何時の世にも悪人ははびこり、善人は泣く
麻帆良同心 心得の条 我が命我が物と思わず 同人の儀 あくまで陰にて 己の器量伏し ご下命いかにても果すべし
なお 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし


ハル 「で、今日はどんな恨み言がきてるのかな?」
リン 「今日は浮気をされたとかの少女の恨み言ヨ。出来る限り苦しめて欲しいとのコトヨ」
ハル 「そう、で相手は・・・これはなかなか大変な相手ね」
リン 「それについてはもう安心するヨ。捕獲完了、ネ」
ハル 「では・・・」
リン 「悪に鉄槌ヨ」


その部屋は薄暗く、格子のついた窓さえない。ただ、どこからか漏れ出している水が水滴となって床を穿っていた
全体的に赤黒い煉瓦で出来た地下室は、さもすると脆そうで簡単に壊すことが出来そうであった
しかし武器を持たない今の真名ではそこから脱出する手段を思いつくことは出来なかった

真名 「私もヤキがまわったということか・・・」

多少絶望にも似た言葉を真名は吐くと、ごろんと簡素で小汚いベッドに横になった
何をされるんだろう・・・そんなことを思いつつ、真名はいつの間にか微睡みの中に意識を鎮めていった

230 名前:麻帆良捜査網 真名の叫び:2008/09/08(月) 22:48:43 ID:???
2/3
リン 「お目覚めカナ?」

誰かが真名に声をかけた。真名を多少寝ぼけている振りをしながら周囲に気を配る。しかし人のいる気配は無い
リン 「無駄ネ。真名サンのいる部屋には誰も居ないヨ」
真名 「誰だ貴様。そして何故こんな事をする」
見渡してやっと見つけたスピーカーからは、妙に甲高い、おそらくは機械で変換された声が流れた
ハル 「依頼を受けたのよ。あなたの非道な行為の数々、懲らしめてくれってね」
真名 「非道な行為?そんな覚えがないな」
真名は受け答えをとぼけつつも、当たりの様子を再度確認している

ハル 「とぼけるの?では非道の数々を読み上げるわね」

一つ、プリンに醤油をかけられたでござる
一つ、胸を見られて”ふふっ”って笑われたよ。お姉ちゃんも同じように笑われてた
一つ、浮気された
一つ、百合棒の改造代金を払ってもらってない
一つ、あやしいジュースの中身をミネラルウォーターに変えられたです

真名 「どれもたわいのないことだ。それよりも貴様達わかっているのか?私にこんな事をしてただで済むと思っているのか?」
ハル 「さあね。それよりもお仕置き始めたいんだけど覚悟はいいかな?」
真名 「姿すら見せられない貴様らごときに、私をどうこうできるとは思えないがな」

真名は反撃の機会を狙っていた。もし相手が姿を見せたら必ず捕らえてやると構えている
しかし真名の前には誰も現れない
しばらく続いた緊張が支配する沈黙を破ったのは、地の底から響くような音だった

真名の目の前の壁が二つに割れて新しい部屋が出てきたのである
真名 「ベッド?」

231 名前:麻帆良捜査網 真名の叫び:2008/09/08(月) 22:50:35 ID:???
3/3
それは真新しく、そしてずいぶんと豪華でふかふか柔らかそうなベッドであった
真名 「私にエロスな事をしようというのか?良かろう、十分に応えてくれる」
真名は意気込んで新しく現れた部屋に行こうとする。しかしその部屋との境にはガラスが張られており、向こうに行くことは出来なかった

ハル 「まあまあ慌てないでよ。今、お相手を準備するからさ・・・」
真名 「ふん、出来ることなら年端もいかぬびしょう・・・じょ・・・はうぁ!!」
ベッドのある部屋の天井から、いわゆるマジックハンドが伸びてきた
そしてそのマジックハンドの手の中には何かが乗っかっていたのである

それは仔犬であった

リン 「ぬふふ。生後一週間目のとれたてヨ。まだ名前も決まってないヨ」
真名 「貴様・・・そのこをどうするつもりだ!!」
普段冷静な真名ではあるが、さすがに仔犬には弱いようだ。ましてや相手は何をするかわからぬ輩なのである。その不安は計り知れない
ハル 「どうするもこうするも・・・このベッドの中央に置くだけだよん」
真名 「ほ、本当にそれだけだろうな。もしそれ以上のことをしたら・・・はうぁ!!」

生後一週間ぐらいの仔犬。それはもちろんまともに歩けるはずもない
そんな仔犬がふかふか柔らかのベッドの中央に置きざりにされたらどうなるか?
そう・・・歩いては転び歩いては転ぶ。やがて助けを求めて、か細く鳴きはじめるのは歴史の教えるところであろう

真名 「くそう!!開けろ!!ここを開けてそのこを助けさせてくれぇ!!」

拳をガラスの壁に突き立てる真名。しかしそんなことでガラスは割れるはずもない。それどころか揺らぎもしない
ハル 「さあ・・・仔犬ちゃんはいつまで泣き続けるのかな?誰か助けてくるかな?」
真名 「やめろぉ!!!頼む!!せめて助けてやってくれぇ!!」

しかし真名の叫びは、閉じこめられた部屋にただむなしく響くだけであった
仔犬は・・・まだ誰かに助けを求めて鳴き続ける



232 名前:マロン名無しさん:2008/09/09(火) 08:31:40 ID:???
吹いたwwwひどいwwwww後被害者が特定できるwwwww

233 名前:まほ落語寄席別館:2008/09/09(火) 23:30:49 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、今日は九月九日……菊の節句ですよね。
そんなわけで、これにちなんだSSに挑戦して
みました。尤も、実は、中国古典の焼き直し
なのですが(^^;
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:美砂のキャップ

234 名前:美砂のキャップ:2008/09/09(火) 23:32:25 ID:???

美砂のキャップ

 九月九日は重陽、いわゆる菊の節句である。
 この日、中国には「登高」といって、みんなで丘の上へあがり、ピクニックをする慣わしがある。

 麻帆良のキャンパスの外れに、世界樹と俗称される巨木がある。
その木陰で、四人の女子中学生がピクニックを楽しんでいた。
九月九日といっても、太陽暦では残暑の季節。だから、日光の当たりにくい場所を選んでいるのである。
「みんな、がんがん食っていこうぜ!」
 サンドイッチをつまみながら、釘宮円が音頭を取る。
「そや、釘宮の言うとおりや!」
 おにぎりを手に、その向かいで、和泉亜子がそう答えた。
「これでお酒があれば……なんてね」
 柿崎美砂が気取って言うと、椎名桜子がたしなめる。
「美砂、お酒は二十歳になってからだよ」
「ほんのジョークだって……」
 水筒から茶をくみ出して飲んでいると、にわかに突風が起こった。
「きゃああっ!?」
 そして、美砂のキャップを吹き飛ばした。大好きなロックバンドの名の入った、彼女の愛用品である。
「美砂のやつ、気づいてないじゃん……」
「ほんなら、ウチが教えたる」
「円、亜子ちん、黙ってて! ここは、様子を見てみましょ」
 桜子のこの一声に、円も亜子も動けない。そして、間もなく美砂が立ち上がった。
「あたし、トイレに行ってくる」
 彼女が駆け出した隙に、円もすっと立ち上がった。そして、捜索を始める。
「えーと、美砂の飛ばされたキャップは……あった!」
 キャップを拾い上げると、世界樹の丘を下りていく。そして、クラブ棟に入り、トイレの中で美砂に会った。


235 名前:美砂のキャップ:2008/09/09(火) 23:34:19 ID:???
「これ、拾っといたよ」
「円、よく見つけてくれたね。サンキュー!」
「それじゃ、あたしは戻るから」
 円が去ってから間もなく、美砂もトイレを後にした。
「さーて、世界樹の丘へ帰ろかな……」
 彼女が外へ歩き出すと、間もなく懐が震えた。携帯のバイブ音である。
「ん!? たれからかな?」
 出した携帯を開き見ると、メールが一通届いていた。
「自分のキャップを飛ばされたのに
全然気づかへんなんて、あんたも
意外とアホやなあ……。
亜子」
 こうして彼女にののしられても、美砂は全く怒らない。すぐ携帯のキーを打ち、相手にメールを送り返す。


236 名前:美砂のキャップ:2008/09/09(火) 23:36:24 ID:???
 一方、円のほうは、既に世界樹の丘へ戻っていた。
「円、お帰り! 料理はまだまだ残ってるよ」
 桜子が食事を勧めた。一方、亜子は笑っている。
「さっきの出来事、柿崎にメールで教えといたけど……どないな反応するやろか?」
 おにぎりを手に取ろうとすると、間もなく懐が震えた。携帯のバイブ音である。
「美砂からやろか?」
 出した携帯を開き見ると、メールが一通届いていた。
「亜子、よく言ってくれたわね!
確かに、ちっとも気づかない
あたしのほうがバカですよ。
美砂」
 全然負け惜しみを言わず、逆に我が非を認めている。亜子は大いに驚いた。
「柿崎、あんたは素直やなあ」
「亜子、ちゃんと返事を読んでくれたのね」
 彼女、この声にまたびっくり。いつの間にか、美砂が円の隣席に戻っていたからである。
「よかった! 美砂も帰ってきて……」
 桜子の言葉を受けて、円が再び音頭を取った。
「それじゃ、食事を続けよう」「オーッ!」
 こうして、でこぴんロケット一同は、ひっきりなしにご馳走を食べ合って、初秋ののどかな一日を満喫したのであった。


237 名前:久しぶりに:2008/09/10(水) 08:07:44 ID:???
(*´∀`)

238 名前:マロン名無しさん:2008/09/10(水) 13:25:34 ID:bmWI58SZ
全然どこがおもしろいのかわからない。何がオチ?

239 名前:マロン名無しさん:2008/09/10(水) 16:39:32 ID:???
4コマのはずだったのに5コマに……

http://imepita.jp/20080910/591770
http://imepita.jp/20080910/592950
http://imepita.jp/20080910/593240
http://imepita.jp/20080910/593640
http://imepita.jp/20080910/593990

やまもおちも意味もないですなこりゃ。

240 名前:マロン名無しさん:2008/09/10(水) 22:47:54 ID:???
>>239
久々の絵師じゃー

GJ!!!

241 名前:マロン名無しさん:2008/09/10(水) 22:58:23 ID:???
>>236
現在の日本では幽霊の代わりにメールとなりますか(雨月より)

>>239
三枚目が一瞬DiO様に見えた俺は負け組デス
人間やめたのかと思ったよw

242 名前:マロン名無しさん:2008/09/11(木) 10:24:45 ID:???
>>458 >>461
原典はこんな話なんですが……(↓の前半)。

http://homepage2.nifty.com/tyosaku/5kan/459460.htm

243 名前:マロン名無しさん:2008/09/11(木) 10:25:46 ID:???
(誤)>>458 >>461
(正)>>238 >>241


244 名前:マロン名無しさん:2008/09/11(木) 10:52:25 ID:???
これと勘違いしてました

菊花の契り 上田秋成作「雨月物語」より
http://homepage3.nifty.com/bunngaku-no-keii/01kikuka.htm

245 名前:マロン名無しさん:2008/09/11(木) 14:23:19 ID:???
小太朗 生と死の狭間


人は生と死の狭間で・・・成長するんやろうか?
あの吸血鬼の死の淵が垣間見える修行において、俺は確かに成長した
だが・・・全ての人間がそうであるとは限らんのやな

ここに一枚の紙がある。それは誰にも見せる必要のない紙やった。くしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨ててそれで終わりのはずやった
しかし・・・

千鶴 「授業参観?ねえコタちゃん・・・」
小太朗 「ああ、それか?学校で貰ろたんや。でも俺には必要ないからな」
千鶴 「コタちゃん・・・」
小太朗 「それよりもちづ姉、晩ご飯まだかいな?」

そう、ちづ姉の母性本能を考えたらちづ姉がどういう行動に出るか?
そんな簡単なことに俺は思いを巡らせることが出来へんかった

ざわ・・・
   ざわ・・・

クラスがざわめきたった。そう、授業参観に当然のようにちづ姉が現れたんや
突然のことに俺は顔を伏せる。耳まで真っ赤になったのわかった
ドラマとかならここで感動のシーンにでもなるかもしれへんけど、俺にはそんなん必要なかった。嬉しさ1、恥ずかしさ9ぐらいか
せやけどたった一人の、名前も知らんクラスメートの一言がこの状況を変えてくれたんや。恐ろしいほどに変えたんや

少年A 「あの”おばちゃん”誰のお母さん?」

人は生と死の狭間で・・・死ぬんかなって思った



246 名前:マロン名無しさん:2008/09/11(木) 17:41:16 ID:???
少年ええええええええええええええ!

247 名前:マロン名無しさん:2008/09/11(木) 23:02:28 ID:???
ざわ・・・
   ざわ・・・

248 名前:桜子 擬人化ヘルメット:2008/09/12(金) 00:34:22 ID:???
桜子 擬人化ヘルメット


1/4
ちゃおりんが作る物はそれはそれは面白い。それはそう、時に迷惑なくらい
だがやはり彼女は天才なのだ。そして天才の行動というものはとても面白いものなのだ
うん。それがいい

桜子 「擬人化?」
クラスでも有数の動物好きの桜子。今夜のターゲットはこのラッキースターで決まった
ハルナ 「あのね。このヘルメットを被って生き物を見ると人間みたく見えるのよね」
超 「ついでに鳴き声とかも人間の声に変換されるヨ。まあ、正確に翻訳できる訳じゃないケド、近い翻訳されるヨ?」
桜子 「ほほう・・・」

動物の声が翻訳されて聞こえるって言う部分に、桜子は嬉しそうに反応したようだ
桜子 「つまり私の部屋にいるクッキとビッケも人みたく見えるわけだ」
ハルナ 「そうね。でも3Dで見える訳じゃないのよ。私が描くような二次元的に見えるのよ」
桜子 「アニメっぽく?」
ハルナ 「その通り」

クラスの中でも動物を飼っているのはネギ君か桜子。ネギ君のカモっちは元々しゃべれるからあまり面白くない
ということで白羽の矢が立ったのは桜子だった

超 「ちなみにこのノートパソコンのモニターで、桜子がみてる映像と同じものが映るヨ」
桜子 「じゃあみんなで見れる訳だ」
ハルナ 「そっか、みんなで見よっか」

249 名前:桜子 擬人化ヘルメット:2008/09/12(金) 00:36:19 ID:???
2/4
桜子 「は〜い、桜子です。今自分の部屋の前にいます」

ちゃおりんはノートPCの画面を寮のロビーのテレビ繋いだ
そして半ば宴会状態になった寮ロビーで、クラスメート達はその映像を楽しそうに見る

アキラ 「クッキとビッケ・・・どうなるのかな?」
真名 「わ、私は仔犬の方がいいんだけどな」
千鶴 「みんな、唐揚げできたわよ〜」
和美 「く〜ぅ、レポートは私の専売特許なのにな〜」

やがてテレビの画面には桜のの部屋が映し出された。ずいぶんと小綺麗な部屋だ
桜子 「クッキ〜、ビッケ〜どこかな〜」
おそらく桜子がいつも二匹を呼ぶときはこういっているのだろう
それに反応して誰かの声が聞こえてきた

?? 「ん?桜子、今帰ったのか?」(CV子安 武人)

桜子 「あひゃ!?ずいぶんといい声してるね。で、どっちかな・・・うひゃわぁ!!」

桜子は玄関を通り、リビングまでやってきた。そしてそこに置いてあるソファーの上に彼はいた
?? 「おかえり。さあ、いつものように抱きしめてくれるかな?」(CV子安)

ソファーに座っていたのは、年の頃なら17ぐらいの男の子。ん〜、青年といってもいいかな?
ただ普通と違ったのは頭についているねこ耳、そしてお尻の辺りから生えている尻尾

そして・・・服を着ていないということ

250 名前:桜子 擬人化ヘルメット:2008/09/12(金) 00:37:55 ID:???
3/4
テレビの画面に映る裸の男。人間本当に驚いたときは声も出ないらしい
みんな画面を凝視したまま動けなくなっていた
双子などは口元まで持っていったコップから、ジュースをこぼしている

だが安心して欲しい。ここは日本だ、うん、モザイクは忘れない
だって乙女だもん

桜子 「ちょハルナ!?何で裸なの!?こんなの聞いていないよ!!」
ハルナ 「だって動物が服着てたら駄目でしょ?裸でいいじゃん」
桜子 「だって・・・だってぇ!」
美砂 「お姉さんは・・・うん、いいと思うな」

?? 「どうしたんだい?いつものように抱きしめてくれないのかな?」(CV子安)
画面に映る全裸の青年はこちらに向かってくる。”いつものように”桜子に抱いて欲しいらしい
眉目秀麗、容姿端麗、贅肉はなく無駄のない肢体。そして甘いマスク
普通ならこんな男に迫られたら逃げられないかな、普通

?? 「ほら、あなたのクッキだよ?どうしたの」

青年は目の前まで迫ってくる。モザイクの向こうで何かが揺れた
桜子の視線はそのモザイクが中心になっていった

ビッケ 「桜子、帰っていたのかい?」(CV石田 彰)
どこからかその声が聞こえてくる。そして桜子は振り返った、たぶん背後から声は聞こえてきたんだろうと推測された

振り返った桜子の視線の先には、やはり端正な顔立ちの青年が立っていた
ただ一つクッキと違ったのは・・・一人の少年を後ろから捕らえていたことだった

251 名前:桜子 擬人化ヘルメット:2008/09/12(金) 00:40:05 ID:???
4/4
腕を首に回されてしっかりと捕らえられている少年はとても怯えていた
?? 「いやぁ・・・ぐっ!」(CV釘宮 理恵)
少年は目は怯え、助けてと訴えるかのようにか細く、息も絶え絶えに桜子に言った
だがそれを遮るようにビッケは美少年の首を絞めると、少し自慢げに少年の顔を桜子の方へと向けた
ビッケ 「ほら、桜子。どうかな?」(CV石田)

全裸の美少年が、これも全裸の端正な青年に背後から捕らえられるの図
絵的には正しい。腐女子的にもこれは正しい。倫理的にも正しい
だが待って欲しい。桜子の飼っているペットはクッキとビッケのねこ二匹。だったらこの美少年は誰なんだろう?
裸の青年達と謎の少年というリビドーとミステリーの狭間で、皆の視線は画面に釘付けになっていた

ハルナ 「ね、ねえ、桜子。その子誰かな?確か桜子の飼っているペットってねこ二匹だよね」
桜子 「そ、そうだよ。たぶんこの男の人達はクッキとビッケ。だったらこの子は・・・」
超 「桜子サン。今ヘルメットの擬人化機能を切るけどよろしいカ?」
桜子 「お願い。私もこの子が誰か知りたいから・・・」

ちゃおりんがノートパソコンを操作すると、一瞬だけ画面が砂嵐になり乱れた
そして画面からは裸の青年と美少年は消える。それと入れ替えに画面には一匹のねこが映ったのである
ハルナ 「あ、あれ?ねこが一匹しか・・・」
桜子 「あれ?ビッケだけ・・・だよ・・・ね・・・いやぁっぁぁぁ!!!」

全員の視線が画面中央のねこに注がれた。そのために、ビッケが咥えていた生物を生々しく見ることになった


三億年の長き時を越えて奴らは存在する。奴らは何処にでもいる。そしてひっそりと私達のそばにいる
奴の名は・・・G


まるで大地を揺らすような悲鳴が寮に響き渡った。私もちゃおりんも叫ぶしかなかった



252 名前:マロン名無しさん:2008/09/12(金) 01:31:35 ID:???
「釘宮ボイスの少年」はアホ毛二本が印象的だったのだろうか。
せっ…せめてネズミならまだ耐えられたろうにw

253 名前:マロン名無しさん:2008/09/12(金) 08:24:07 ID:???
脳内変換したら大変な事に……ふぅ

254 名前:マロン名無しさん:2008/09/12(金) 12:06:26 ID:???
擬獣化ヘルメットがあったら、パルがGに見えるんだろうなw

255 名前:マロン名無しさん:2008/09/12(金) 13:10:31 ID:???
つまり桜子の部屋にはナギとフェイトがいるんですね、わかります

256 名前:マロン名無しさん:2008/09/12(金) 14:44:08 ID:???
Gが俺の脳内ではリグルになってしまった

257 名前:マロン名無しさん:2008/09/13(土) 06:44:57 ID:???
>>256
お前は俺を怒らせた

258 名前:マロン名無しさん:2008/09/13(土) 21:51:22 ID:???
このスレも過疎ったなぁ

259 名前:マロン名無しさん:2008/09/14(日) 04:23:47 ID:???
今更過ぎるwwww

260 名前:マロン名無しさん:2008/09/14(日) 12:32:58 ID:???
ちう「お前、今夜は何を食いたい?」
ザジ「……うどん」
ちう「そうか。なら、手打ちうどんを作ってやろう」
ザジ「……ありがたい」

そして……

ちう「ウリャ、ウリャ、ウリャ、ウリャ、ウリャーッ!」
(と、うどん粉を塗った手で、ザジに手荒い往復ビンタ)
ザジ「……何するの?」
ちう「わたし独自の美白術だ。これがほんとの手打ちうどん!」
ザジ「…………………………」(絶句)

さる漫才師のネタから着想しました。

261 名前:マロン名無しさん:2008/09/15(月) 13:04:58 ID:???
千雨 「葡萄狩りか・・・ザジ、上見てみろよ。たくさん葡萄ついてるぞ」
ザジ ( ´ ▽ ` )ノ キャッキャッ
千雨 「500円で取り放題だけど、あんまりたくさん取るなよ。食べられる分だけにしておけ」
ザジ (コクコク)
千雨 「さてと、これぐらいかな。ん?どうしたザジ?何で泣いてるんだ?」
ザジ 。・゚・(つД`)・゚・。
千雨 「上ばっかり見ていたから下にウ○コ落ちてるのわからなかったんだな。で、踏んだと」
ザジ (´・ω・`)
千雨 「えんがちょ」
ザジ Σ( ̄△ ̄;)

262 名前:マロン名無しさん:2008/09/15(月) 13:55:44 ID:???
ホントにザジのこのノリの相手できるのは千雨しかいないよなw

263 名前:マロン名無しさん:2008/09/15(月) 20:25:33 ID:???
小太郎「ちづ姉、ほいっ!これ“けーろうの日”のプレゼント」
夏美・いいんちょ「「!!!!!」」
千鶴「小太郎くん…それはどういう意味かしら…(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」
小太郎「!!?と、とりあえず見たってや」
千鶴「……そう…(パカッ)…!あら?これは……」

【赤いブラジャーとパンティー】

千鶴「これ……どうしたの?」
小太郎「ハルナの姉ちゃんがな『今日敬老の日だから千鶴さんに赤いちゃんちゃんこでも贈って上げなよ〜ハッハッハ〜♪』
    でも“けーろうの日”って何やよーわからんし、とりあえず服売ってるとこに行こ思たら、チアの姉ちゃん達に会って…」

『千鶴さんにちゃ・ん・ちゃ・ん・こ?……まだ暑いからあげても喜ばないよ、多分…ううん、てか絶対!(桜』
『プレゼントするなら……下着一式の方がいいわよ。よしっ!お姉さん達も一緒に選んであげよう!(美』
『ハルナも無茶やりおるなーブツブツ……なーなー色は何色がええ?(円』

小太郎「……だからこれプレゼントや」
千鶴「……ありがとう♪あ、そうだ♪小太郎くん、着替えるの手伝ってくれない?」
小太郎「ええっ!!?(//////」
千鶴「これが私に似合ってるのかどうか、ちゃんと見てほしいのよ…ねえ……駄目かしら?(/////」
小太郎「あっ!えっ!あぁぁぁ―――…うん。え、ええで(//////」
スルスル ヌギヌギ
いいんちょ「ちょっ!そういうのは部屋でおやりなさい!」
夏美「私達忘れられてたね」



翌日
ハルナ「あ、赤いちゃんちゃんこは還暦迎えた人だから敬老の日と関係なかったっけ。てへっ♪
    ……ん?何だろう…どこからか長ネギの香りが……     ア―――――ッ!!!」  <<終われ>>

264 名前:マロン名無しさん:2008/09/16(火) 08:07:48 ID:???
>>261
昔みたいな糖尿病になりそうなザジちうが読みたいとです(´・ω・`)
 
>>263
しかしハルナもこりないなw

265 名前:マロン名無しさん:2008/09/16(火) 09:41:17 ID:???
>>263
くぎみーまで上方弁に(^^)

266 名前:まほ落語寄席別館:2008/09/16(火) 12:29:30 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、今回の小説は、以前某お笑い番組で
観たコントから着想しました。
「五月のくいもんや」シリーズと同巧です。
あ、「お酒は二十歳になってから」という
突っ込みは無しですよ。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:夕映さんのバー

267 名前:夕映さんのバー:2008/09/16(火) 12:31:31 ID:???

夕映さんのバー

 わたしの名前は綾瀬夕映、そしてまたの名をバカブラック。
 麻帆良の街の片隅で、小粋なバーをやっています。

 あっ、女性客がやってきました。
 かつて、わたしの学友だった和泉亜子さん――今は、ロックバンドのベーシストとして大いに活躍しています。
「綾瀬、久方ぶりやなあ」
「いらっしゃいませ。何にします?」
「今宵は、ベースの弾き語りで注文させてもらうでえ」
 そう言うと、彼女はエレキベースの電源を入れ、調子を合わせて弾きだしました。
「ほな、いくでえ」ジャラララン。
「えっ? 『ウオッカ』? わかりました」
 わたしは、彼女の注文書に、まず「ウオッカ」と書き込みます。


268 名前:夕映さんのバー:2008/09/16(火) 12:32:05 ID:???
「ウチは、カクテル飲みたいんや。これからレシピ決めるさかい」
 亜子さんはベースを抱え、ジャラララランとかき鳴らします。
「えっ? 『マヨネーズ』? わかりました」
 彼女、再びジャララララン。
「えっ? 『磯じまん』? わかりました」
 彼女、またまたジャララララン。
「えっ? 『正露丸』? わかりました」
 今度は調子を変えました。ジャララン、ジャララララン。
「えっ? 『七味唐辛子』? わかりました」
 そして、最後の一節は……ジャララン、ジャララランラン。
「えっ? 『早うシェイクせんかい』? わかりました」
 彼女のレシピにのっとって、わたしはそれらの食材をシェイカーに詰め、シャカシャカシャカとよく振ります。後は、グラスに氷を入れ、シェイカーの酒を注ぎ込み、カラカラカラとステアして完成。
「できあがりました。どうぞ」
「何や、不気味なカクテルやなあ……」
 恐る恐る、亜子さんは口をつけました。
「それでは、ご感想を」
 彼女はわたしの言葉を聴くと、腹立ち紛れにジャラララーン。
「えっ? 『旨いなあ』? ありがとうございます」
 亜子さんはただ何も言わず、渋い顔をして去りました。飲みかけのカクテルグラスもそのままに。

 わたしの作る不思議なカクテル……あなたも試飲しませんか?


269 名前:マロン名無しさん:2008/09/17(水) 21:10:55 ID:???
>>268
そして亜子はこの後”超緊急医療センター”に担ぎ込まれ・・・
葉加瀬博士によって手術を受けるのであった

270 名前:マロン名無しさん:2008/09/18(木) 10:54:59 ID:???
磯じまん・・・
聞いたことがなかった。地方食だろうか

271 名前:せつな おともだち32:2008/09/18(木) 20:33:22 ID:???
せつな おともだち32


1/3
お人形のようなお嬢さん、なんて言葉がありますが、まさにあの人はそれを体言化したようなお姿です
だからきっと現れる式紙さんもとっても可愛らしい姿なんだって思いました
現れた式紙は確かに可愛らしかったんですけど・・・わたしは勝手にそんな期待をしちゃいました


ゼロ 「ケケッ。俺様ヲ呼ビダシタノハ・・・ナンダ手前カ」

エヴァさんの式紙を召還したはずなのに、現れたのは茶々ゼロさんでした
せつな 「あ、あの・・・あなたがエヴァさんの式紙さんなんですか?」
そう質問すると、ゼロさんは少しにやりと笑ってわたしにこういったのです
ゼロ 「手前ノ魔力デウチノゴ主人ガ召還デキルカヨ。アア見エテ吸血鬼ノ真祖ダゼ?」

そうでした。エヴァさんはああ見えても吸血鬼さんなのでした
式紙であるわたしが、最上級のまものを召還できるはずなんてなかったのです

せつな 「そ、そうですね。わたしごときがエヴァさんを召還だなんて・・・」
ゼロ 「マア、ソウイウコトダ。デ、結局ナンノ用ダッタンダ?」
せつな 「あのですね、エヴァさんとおともだちになってほしかったんです。わたし、みなさんとおともだちになりたいんです」
ゼロ 「ゴ主人ハアノ性格ダ。友達ナンテ無理ナコッタ。アキラメルンダナ」
せつな 「あうう・・・」
ゼロ 「用ハソレダケダナ。ジャア俺ハ帰ラセテ・・・」

せつな 「ゼロさん!!わたしとおともだちになってください!!」

272 名前:せつな おともだち32:2008/09/18(木) 20:34:40 ID:???
2/3
ちんもくがその場をしはいしました
ゼロ 「オ友達?正気カ、手前。俺ハ殺戮人形ダゼ?」
せつな 「はい。ゼロさん、わたしとおともだちになってください」
ゼロ 「・・・ククク、イイゼ」
せつな 「あ、ありがとうございます!!」
ゼロさんはにやりと笑ってくれました。少しその笑みが邪悪だったのが印象的でした


ゼロ 「アー、ソレニシテモ手前ノ魔力ガ少ネエセイデ立ッテラレネエゾ。ドウシテクレル?」
せつな 「そ、それはすいません。どうしたらいいでしょう!?」
ゼロ 「馬、ダナ」
せつな 「うま?お馬さんのことですか?」
ゼロ 「ソノ通リダ。手前ガ馬ニナッテ俺ヲ運ブンダ」

馬・・・人馬、いえ、わたしなら鳥馬・・・それはM的にぐっとくるプレイではないですか

わたしはゼロさんの前で四つんばいになると、少しうわずった声でゼロさんにいいました
せつな 「そ、それでは乗ってください」
きゅん、って来ました。わたし、この瞬間を待っていたのかもしれません
ゼロ 「イイザマダナ。ジャア乗ッテヤロウ。仕方ナシニナ」

ゼロさんは意外と重い方でした。とてもただの人形とは思えませんでした
ゼロ 「ククク、重イカ?ソリャソウダロウ、俺ノ中ニハ武器ガ隠サレテルシナ」
武器・・・ムチとかあると非情に嬉しいです。っていうかそれで叩いてほしい

273 名前:せつな おともだち32:2008/09/18(木) 20:35:38 ID:???
3/3
ゼロ 「アハハ、ナカナカイイゼ?」
せつな 「お、お褒めにあずかり光栄です・・・」
ゼロさんを乗せてわたしは四つんばいで歩きます
重みで背中が弓なりに反ってしまいますが、それが快感に変わってゆくのがわかります

せつな 「ど、何処に行きましょうか?ご主人様」
ゼロ 「アア?馬ガ喋ルカヨ?コノバカ」
せつな 「ひ、ひひぃ〜ん」
そうでした、わたしは馬なのです。おうまさんのなのです
人の言葉を喋るはずがないのです。おうまさんのなのです

ご主人様を乗せてひたすら歩く馬。彼らはどのようなことを考えているのでしょうか?
特に何も思ってはいないのでしょうか?それとも上に乗っているの捨てちゃいたいなって思っているんでしょうか?
あるいはわたしのように・・・淫靡な想いに浸りながら肉体の疼きを堪能しているのでしょうか?
一度お馬さんに聞いてみたいものです

ゼロ 「手前プライドッテモンハ無エノカ?」
せつな 「ひひ〜ん」
ゼロ 「・・・苦シム姿ガ見テエノニ、何喜ンデルンダ。マッタク貴様トイウ奴ハ」
せつな 「ひひん」
ゼロ 「ツマラネエナ。モウ帰ルゼ、用はモウスンダロ?」
せつな 「・・・ひひん」
ゼロ 「ククク、マタナ・・・トモダチ」
せつな 「ひひん!!」

また、わたしの上に乗っちゃってください。次はムチを持ってきてください。それでSっぽく叩いてください



274 名前:マロン名無しさん:2008/09/18(木) 22:06:31 ID:???
ホント絶好調だなwww

275 名前:マロン名無しさん:2008/09/19(金) 08:41:35 ID:???
こwれwはwwwww

276 名前:マロン名無しさん:2008/09/19(金) 13:02:21 ID:???
>>270
大阪の有名な海苔佃煮です。

>>271-273
せっちゃんは武芸者ですが、
その割にはマゾなんですね(^^)

277 名前:千雨 沈黙の彼方:2008/09/20(土) 21:47:20 ID:???
千雨 沈黙の彼方


ぱり・・・
   ぱり・・・

奇妙な沈黙の中、二人だけの部屋の中にはその音だけが響いていた

ぱり・・・
   ぱり・・・

その音は止まらない。ただ、一定のリズムを持って部屋の中に響く
だが・・・

ぱり・・・

不意にその音は止まった。そして音の主は、その音が無くなったことが大変に気に入らないらしい
もう一人の相方に不機嫌の極みとも言える声で話しかけるのであった

千雨 「ザジ、テメエ食い過ぎだろ」
ザジ 「・・・」
千雨 「もうやらねえ。わたし一人だけで食うからな」
ザジ (´・ω・`)ぎゅ・・・

秋の夜長、二人だけの静かな部屋でそっと本を読む。それは恋人達の何も語らない語らい
ただ、手慰みのポテトチップスが切れることは、いくら恋人でも許せることではないらしい
そしてポテトチップスの油にまみれた指は、再びポテトチップスの袋を開けることを困難にしていた



278 名前:マロン名無しさん:2008/09/20(土) 22:09:30 ID:???
つかポテチ手づかみで食いながら本読むなwww

279 名前:マロン名無しさん:2008/09/20(土) 23:15:54 ID:???
ポテチでシリアスw

280 名前:マロン名無しさん:2008/09/21(日) 05:51:41 ID:???
http://www2.finito-jp.com/game3-1/zeroq5.cgi?room=ramieru

281 名前:マロン名無しさん:2008/09/21(日) 10:05:07 ID:???
>>280
PC許可! PC許可!

282 名前:マロン名無しさん:2008/09/21(日) 23:47:19 ID:???
>>280はクイズですな
全問正解するといい絵でも見られるのかな?
クリアできない

283 名前:まほ落語寄席別館:2008/09/23(火) 17:18:02 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、今回の小説は、ほのぼの系の作品です。
中国の昔話から着想しました。
ネギ先生のオリジナル魔法や、ちづ姉のネギ
折檻も楽しめます。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:北斗の化けた小人たち

P.S. 実はこの作品、昨夜アップする
   予定でしたが……執筆中にトラブル発生。
   書きかけた原稿が、一瞬にしてお釈迦に
   なってしまいました(T_T)

284 名前:北斗の化けた小人たち:2008/09/23(火) 17:18:54 ID:???

北斗の化けた小人たち

 それは、ある夜のことだった。
 学生寮の一室の戸を、こつこつたたく者がある。
「ごめんください! ごめんください!」
 高くて愛らしい声だ。一体、たれが来たのだろう?
「あんさん、どこのどいつやねん?」
 部屋の住人の一人で、和犬のような耳をした小僧――犬上小太郎が応対する。
「宇宙の果てから参りました」
「地球を滅ぼすために来たんか?」
「怖がらなくてもいいですよ。仲良く遊びに来たんですから」
「ほんまやな?」
「もちろんですよ。さあさあ、中へ入れてください」
 小太郎がドアを開けると、グリム童話に出てくるような七人組の小人たちがずらりと並んで現れた。
「あらまあ、かわいい小人たちね」
 左目の下にほくろのある、プロポーションのよい美少女――那波千鶴がそう言った。彼らの体をなでたり、抱きかかえたりして楽しむ。
「く、苦しい……」「あらまあ、ごめんなさいね」
 力を入れすぎたとわかると、すぐに両手を離してやる。
「あなた、一緒に飲みませんか?」
 今度は、別の小人が言った。随分ませたナンパ師だ。
「わたしは中学三年生。お酒は二十歳になってからよ」
 そう聴いて、不埒な小人連中がはやし立てた。
「ほんとに中学生ですかい?」
「どこをどう見ても、熟女としか思えませんぜ」
「何か言ったかしら?」ちづ姉、得意のネギ折檻。
 ほかの五人の小人たちは、もう怒る気もしなかった。


285 名前:北斗の化けた小人たち:2008/09/23(火) 17:19:57 ID:???
 さて、翌日。
 特に学校の仕事もなく、ネギ=スプリングフィールドは、自室でのんびり休日をエンジョイしている。そこへ、図書館探検サークルの連中が押しかけてきた。
「ネギせんせー、大変なんです……」
 多くの本を抱えたまま、両目を前髪で隠した美少女――宮崎のどかがそう言った。
「ゆうべ、北斗七星が、一斉に天から姿を消しました」
 おかかポーションを一口飲んで、額を広く開けた美少女――綾瀬夕映が報告する。
「一体、何が原因なのか……あたしにはわからないんだけど」
 脳天に二本の後れ毛を生やした眼鏡姿の美少女――早乙女ハルナも困り顔。
「のどかさん、いろいろ借りてきましたね」
「はい……関係ありそうな書物を、片っ端から借りました。英語の文献も含めて」
 山積みの本を床へ置き、のどかがネギの問いに答えた。
「一体、何が起きたのよ?」
「『北斗七星が消えた』って、ゆえが今言うとったでえ」
 宿題を片付けていた、彼の同居人二人も驚いている。
「アスナさん、このかさん! あなた方も、これらの本を読んでください」
 早速、ネギの命令で、皆文献に目を通す。
 しかし、日本語の魔法書には、有力な手がかりがない。そのうちに、英語の文献を見ていたツインテールの美少女――神楽坂明日菜が、自分の乏しい学力で質問した。
「ネギ、この『star』って言葉……確か、星のことだよね?」
「そうですが……あっ!」
 彼は、その本を読んではっとした。のどかが訊いてみる。
「何かわかりました?」
「今回の謎を解く方法、しっかり書いてありますよ……なるほどね」
 ネギは、懐から紙片を出すと、大事な一節をメモした。


286 名前:北斗の化けた小人たち:2008/09/23(火) 17:20:43 ID:???
 そして、その晩。
 図書館探検サークルの連中は、とっくにこの部屋から引き揚げ、残っているのは三人だけ。
「今宵も、北斗は見えまへんなあ……」
 窓から外を眺めながら、まるで京人形のような長い黒髪の美少女――近衛木乃香がつぶやいている。
「つまり、星の妖精が下りてきているわけね」
「兄貴! そうと決まりゃあ、早速彼らを探しやしょう」
 明日菜の言葉に反応して、ネギの肩の上のオコジョが提案した。
「わかったよ……手始めに、この階からだ」
 彼らの住んでいる部屋は、学生寮の六階にある。ネギは廊下の上に立つと、メモしたばかりの呪文を唱えてみた。
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル……天下ったる星の精よ、速やかに姿を現せ。遊星探知!」
 魔法で白く光ったのは、六百六十五号室。
「あそこ、いんちょの部屋じゃんか!」
「きっと、小太郎君とも遊んどるやろな……」
「アスナさん、このかさん! それでは、行って確かめましょう」
 ネギたちは、件の部屋へ向かっていった。


287 名前:北斗の化けた小人たち:2008/09/23(火) 17:21:36 ID:???
 六百六十五号室では、今宵も北斗の精たちが戯れていた。
「こらこら、お行儀よくしなさい!」
「小人さんたち、旨いかい?」
 千鶴は、小太郎と二人して、彼らに食事を振舞っている。
「へーえ、これが噂の小人たちかあ……」
 そばかす顔の美少女――村上夏美も大はしゃぎ。
「こんなことならば……昨晩、さっさと帰るべきでしたわ!」
 長い金髪の美少女――雪広あやかがぼやいている。ゆうべ、夏美は舞台稽古で帰りが遅く、彼女も街へ出かけていて、この七人の小人たちを見ずにしまったのだ。
「あやか、むくれてないで遊んでやって」
「それもそうですわね……さあさあ、こっちへいらっしゃい」
 千鶴にムチを入れられて、あやかは彼らを手招きし、自分の体へ上がらせる。と、その時。
「ごめんください! ごめんください!」
「ネギ先生の声ですわ……夜分遅くに何でしょう?」
「この部屋に、北斗七星の精霊はいませんか?」
「ええ、おりますが……なぜそれを?」
「風の噂に聞いたんですよ。では、上がらせてもらいます」
 ネギは、明日菜と木乃香を従えて入ってきた。
「皆さん、あなた方ですね?」
「北斗七星の精とやらは」
「天の神様に迷惑かけんと、早う帰らなあきまへんえ」
 三人が割り台詞を言う。これも術式の一部なのだ。驚いたのは小人たち。
「ばれちまっては仕方ねえな」リーダーが江戸弁で言った。
「ならば、さっさと帰りましょう」「そうしよう! そうしよう!」
 他のメンバーも口々に言う。こうなると、道は唯一つ。
「それでは、お帰りくださいませ」
 あやかが窓を開けてやると、北斗の化けた小人たちは、次々に外へ出ていき、夜空の中に消え去った。
 こうして、北斗七星は、再び元の姿へ戻り、宇宙に輝く天体となったのだった。


288 名前:マロン名無しさん:2008/09/23(火) 19:54:37 ID:???
 ・  ゜ 。  .
    .     ゜
.  。 ・    .
 ゜  \  ゜ .
゜ ・  。   ゜
 .    \ ゜  .
    .  。 ・
。  ☆   | .
 .  ・  。  ゜
  ゜・   / .
 。  . 。   ゜
.    . \   .
  ゜ ゜    \/゜
   .   . ゜
            , ──- 、
           /       ヽr‐ ¬、
        , ィ            {    ヽ
        ,″!    j!´ ̄`ヽ  !ト   トト、
         /  |!  从|    } ,リ ヽr-ゝ`ヽ
         トYミ‐!ゞ!    }ム- 、       あそこに見えるの、なんだっけ?
          | | ン 、__,.ィ' i7   i       北斗七星の横のお星様
           ヾi′/ ∨∨_ リ__」       なんだっけ・・・
           7=¬=┴-=' /
           L.イ`7=¬‐-:ム
            /`7¬、/-' ヽ\
                j  l.  ,イ     〉、ゝ、
           f´r‐'  /_ >− ‐'´ ̄`
           `  ̄ ´

289 名前:マロン名無しさん:2008/09/24(水) 14:19:58 ID:VIAqaQYN
アキラ 「三月にはこいぬ座が見られるよね」
真名 「つまり子犬の妖精さんが来るというのか!?」
アキラ「だったらいいよね」
真名 「わかった。ちょっと三月に入ってくる」
アキラ「ま、真名?」
真名 「ふははは!!待っていろ子犬ちゃん、あはははは!!」

290 名前:桜子 ねこ達の夜:2008/09/25(木) 20:04:33 ID:???
桜子 ねこ達の夜


1/2
桜子 「最近寒くなってきたからクッキとビッケが一緒に寝ようってよく来るんだ」
円 「甘えん坊さんだね」
桜子 「夜、布団にはいるじゃない。そうするとドアの入り口の所に座って”にゃ〜ん”って鳴くのよ」
美砂 「やらないか、って?」
桜子 「わたしが布団をめくりあげるとダッシュで布団の中に来るんだよ。後は丸まって朝までぐっすり」
円 「それが男の子だったらねえ・・・」
桜子 「男の子だったら円はどうするのかにゃ〜?」
美砂 「もちろんやらないか、だよね」

そんなたわいもない話が続く3−A。で、たわいもない話というのは何故か耳にも残るもの
それを聞いたクラスメート達はどんな行動を起こしたかというと・・・

裕奈 「ふわぁぁぁ・・・もう寝るかにゃ」
クラス一のスポーツ少女、明石裕奈。明日の練習のため今夜も早めに床につくのでした
やがて睡魔にあらがえなくなった頃、寝室の扉をノックする音に気がつきます
裕奈 「誰かにゃ?ドアは開いてるにゃ」
その声を聞いた訪問者は、音を立てずにゆっくりと扉を開いたのでした

アキラ 「にゃあ・・・」
裕奈 「アキラ?どうしたのかにゃ?おまけにねこ耳までつけて・・・あっ」
そこまでいって少女ははっと気がつきます。そう、クラスメートのたわいもない話しを思い出したのです
裕奈 「にゃは、一緒に寝るかにゃ?ほら、ここは暖かいにゃ」
アキラ 「にゃあ・・・」
少女が布団をめくると、ねこ耳をつけた少女はゆっくりと、そして嬉しそうに布団に入ってゆくのでした

291 名前:桜子 ねこ達の夜:2008/09/25(木) 20:05:40 ID:???
2/2
ここは別のお部屋。ここに一人のねこの格好をした・・・
いえ、その姿はまるで黒豹のようなしなやか肢体の少女が侵入してきたのでした

真名 「くくく・・・アキラ、まにゃにゃんが来ましたですにゃ〜」
黒豹の少女は迷うことなく寝室の扉を開くと、主が眠るであろうベッドへと狙いを定めます

真名 「にゃぁ〜」

黒豹の少女は嬉しそうに声を上げました。しかしベッドからはなんの反応もありません
真名 「に、にゃ?アキラ?」
反応がないのを不審に思った黒豹の少女は、布団をそっとめくってみるのでした
あったのは枕だけ。その布団の主は何処にもいなかったのです

黒豹の少女は布団の中に手を入れてみました
ですが主のいない布団はとても冷たく、少女の体温をどんどん奪ってゆくのです
真名 「布団はまだ暖かい。上野介はまだ近くに・・・いないにゃ・・・」
冷たい布団を見つめながら、黒豹の少女はがっくりと肩を落としたのです

真名 「にゃ・・・」

黒豹の少女は一言だけそうつぶやくと、そっと布団の中へ潜り込んだのです
冷たい布団の中で丸まりながら寂しい夜を過ごすのでした

涙が一粒、ぽろりと枕に染みこんでいきましたとさ



292 名前:マロン名無しさん:2008/09/25(木) 21:12:29 ID:???

美砂が地味にうけたwww

293 名前:マロン名無しさん:2008/09/25(木) 21:41:47 ID:???
桜子とクギミーは総スルーなのがまたwww

294 名前:マロン名無しさん:2008/09/26(金) 00:35:52 ID:???
猫耳アキラがにゃあ、だと!?
ええい、この溢れんばかりの情熱をどうしてくれよう!!このGJ野郎め!!

295 名前:マロン名無しさん:2008/09/26(金) 06:38:38 ID:???
良すぎるw

296 名前:マロン名無しさん:2008/09/27(土) 01:19:20 ID:???
まとめのミラーワールドってpage36でお終まい?

297 名前:マロン名無しさん:2008/09/28(日) 07:42:25 ID:???
>>296
あそこにある分が全てだと思う

298 名前:マロン名無しさん:2008/09/28(日) 08:52:06 ID:???
おいらは続きが来るのを神に祈りながら待っています

299 名前:マロン名無しさん:2008/09/28(日) 22:01:12 ID:???
最後に更新したの11月くらいだろ?
もう誰か勝手に続き書いちゃえ

300 名前:マロン名無しさん:2008/09/29(月) 11:19:18 ID:???
そもそも、キャラいじめシリーズが
廃れちゃったからなあ(T_T)
漫画が完結して「ネギま! 板」が
独立するようなら、復活の目もある
だろうけど……ね。

301 名前:マロン名無しさん:2008/09/29(月) 17:57:50 ID:???
>>299

ある程度の常識はもって発言しろよ

302 名前:せっちゃんのパソコン:2008/09/29(月) 19:53:42 ID:???
せっちゃんのパソコン


1/2
現代日本において、あいてぃーと呼ばれる分野がずいぶんと世間一般に広がってゆきました
それに伴い・・・パソコンの一つも使えないと色々大変なようです
私、式紙とか法術とか剣術は使えるんだけど・・・
とにかく私、パソコンを扱えるようになってみたいと思った次第なのであります


葉加瀬 「パソコン・・・ですか?」
刹那 「そうです。今の世の中、パソコンの一つも使えないと大変なことになるようですから」
葉加瀬 「で、パソコンが欲しいと」
刹那 「ええ。それで余っているパソコンがあれば一つ譲って欲しいと思いまして・・・」
葉加瀬 「そんなのだめですよ〜」
刹那 「あ、あの・・・お代は払いますからお願いできませんか?」
葉加瀬 「お代とかそういう問題じゃないんです。ここにあるのは私向けのカスタマイズ品なんですよ」
刹那 「つまり私では扱えないということですか?」
葉加瀬 「剣の心得が全くない人が、刃を落としていない真剣を持って遊ぶようなものです」
刹那 「な、なるほど」

葉加瀬 「で、パソコンについてですけど・・・そうですね、今から言うことを守るのであれば協力しますよ」
刹那 「なんですか?」
葉加瀬 「トラブルは極力自分で解決しようとすること。どうしてもわからないことだけ私を頼りにすること」
刹那 「は、はい」
葉加瀬 「剣の道だってパソコンの扱い方だって修行だと思うんです。苦労しないと何も身につかないんですよ」
刹那 「そ、そうです!!私も今の技を身につけるのに死ぬような修行をしたんです!」
葉加瀬 「その思いで身につけたことは一生の財産です。だから刹那さんにはしっかりとしたモノを身につけて欲しいんです」
刹那 「葉加瀬さん・・・」

303 名前:せっちゃんのパソコン:2008/09/29(月) 19:55:06 ID:???
2/2
葉加瀬 「さて、もう一つ守って欲しいことがありまして・・・パソコンについて何かしているときは私のことを”ししょー”と呼ぶように」
刹那 「ししょーですか?」
葉加瀬 「守れますか?」
刹那 「はいっ!私は所謂”体育系”。上下関係はしっかり守るつもりであります、ししょー!!」
葉加瀬 「よろしいです。ではついでに命令には絶対服従、なんてのも追加しちゃいましょう」
刹那 「あう・・・」


葉加瀬 「さてパソコンについてですが・・・既製品は面白くないからいっそのことパソコンを自分で作ってみませんか?」
刹那 「わ、私がですか!?む、無理ですよ、そんなの!!」
葉加瀬 「私の言うことが聞けないんですか?」
刹那 「わ、わかりました、ししょー」
葉加瀬 「よろしい。で、どんな用途で使うんですか?何をしたいんですか?」
刹那 「え・・・と、その当たりはあまり深く考えていませんでした。ただパソコンがあればいいかなと」
葉加瀬 「・・・校舎の周りを10周ランニング」
刹那 「はい?」
葉加瀬 「あなたには覚悟が足りません。目的も用途もなくただあればいいなんて・・・少し走りながら考えてきなさい」
刹那 「あう・・・わかりました」

こうして体操服にブルマーにされた私は、結構広い中等部校舎の周りを走ることになったのです
元々修行でこれより厳しいことをしている私にとっては、これぐらいの距離を10周走る事なんてワケはありません
しかし・・・考えてみれば確かにししょーに対して失礼だったかもしれません
そのパソコンで何をするのか、何が出来るのかも考えずに相談したのは失礼でした
私だって剣を持って剣の道を進んだのは・・・大事な人を守りたかったら・・・

思えばししょーも、形は違えどもその道を極めようとする求道者です
だったらそんな人に対してあんないい加減な受け答えしたのなら怒られて当然です

私、馬鹿だな。さて、後8周走ってししょーに謝りに行こう。そしてちゃんとパソコンを使えるようになるんだ

続く?

304 名前:マロン名無しさん:2008/09/29(月) 20:59:40 ID:???
刹那さんどんどんアホになってませんかw

305 名前:マロン名無しさん:2008/09/29(月) 23:08:49 ID:???
バカちびのバカがフィードバックされてんのかな。
途中までちびの方の話かと勘違いしてたし。

306 名前:303:2008/09/29(月) 23:24:45 ID:???
>>304-305

すいません。せっちゃんをお馬鹿キャラにするととっても可愛くて楽しくて・・・
テストの順位だって極めて馬鹿レンジャーに近いから馬鹿でもイイカナと思いまふ

307 名前:マロン名無しさん:2008/09/30(火) 16:10:38 ID:???
そうそう、コンピュータといえば……
茶々丸のテスト成績も、せっちゃんと
変わらないんだよね。
元々エヴァのお付きだけに、中学生の
勉強についてはプログラミングされて
いないのかも。

308 名前:マロン名無しさん:2008/09/30(火) 22:42:05 ID:???
茶々丸 「私は従者、マスターよりも上になるわけにはいかないのです」
エヴァ 「さすがちゃちゃま・・・ん?それはつまり私よりもいい点が取れると言うことか?」
茶々● 「いえいえ、まさかそんな事はないでしょう。くすくす・・・」


刹那 「わ、私はお嬢様の下僕。お嬢様以上の成績を取るわけにはいかないのです!!」
木乃香 「あんなぁ、せっちゃん。もう少し点数とってもええよ。なんならウチより上でもええんやよ」
刹那 「そ、そのようなことは出来ません!!」
木乃香 「順位ももう400人ぐらい抜いてもええな。な、抜いてみて」
刹那 「で、出来ません・・・」
木乃香 「くすっ・・・遠慮せんでもええのに・・・なあ」

309 名前:まほ落語寄席別館:2008/10/01(水) 00:17:38 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
さて、今回の演目は、江戸の人情噺である
「宮戸川」をモチーフとした一席です。
エロパロ板のこのせつスレにアップしても
よかったんですが……従来どおり当スレで。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:宮戸川

310 名前:まほ落語寄席別館:2008/10/01(水) 00:18:57 ID:???

宮戸川

近衛木乃香「あーあ、すっかり遅うなったがな……
図書館島で本を読みふけっとったら、夜の十時を回ってもうた。
ネギ君たち、部屋へ入れてくれるやろか……
(トントン)ネギくーん! (トントン)ネギくーん!」
  ネギ先生「すいません、夜分遅くにたれですか?」
   木乃香「ウチや。近衛木乃香や」
    ネギ「ああ、このかさんのお友達で?」
   木乃香「アホやなあ……ウチは、ほんまもんの木乃香や」
神楽坂明日菜「だったら、このかに伝えといて」
    ネギ「僕のクラスに、近衛木乃香という生徒がいましたが……」
   明日菜「ついに、この部屋の門限を破りましたので」
    ネギ「学園長との協議の末、放校処分といたしました」
   木乃香「んなアホな! 京におったら危ないさかい、麻帆良のおじいちゃんのとこへ預けられたのに……ここを退学させられたら、最早行き場がおへんどすえ」
   明日菜「なんぼ血縁者だろうと、放校されたら皆同じよ」
    ネギ「さあ、どこへでも行ってください」
   木乃香「(ダンダン)ネギくーん! (ダンダン)ネギくーん!」
 一方、別の部屋のほうでは……
  桜咲刹那「剣の稽古に励んでいたら、こんな時間となってしまった……
(トントン)龍宮あ! (トントン)龍宮あ!」
  龍宮真名「ん? たれだ、貴様は?」
    刹那「わたしだ。桜咲刹那だ」
    真名「そうか、刹那の友人か」
    刹那「龍宮、何を言っている? わたしは、刹那その人だ」
    真名「それなら、なおさら許さんぞ……貴様は、部屋の門限を破った。こんなルールも守れんようじゃ、退魔師をやる資格はないぞ」
    刹那「剣の稽古をやりすぎた。そのことを理解してほしい」
    真名「さあ、どこへでも行ってくれ」
    刹那「(ダンダン)龍宮あ! (ダンダン)龍宮あ!」

311 名前:宮戸川:2008/10/01(水) 00:20:02 ID:???
向こうでは、木乃香が声をからしまして……
   木乃香「(ダンダン)ネギくーん! (ダンダン)ネギくーん!」
 両方で掛け合いですな。

 木乃香「あら、せっちゃんやないかいな」
  刹那「お嬢様、どうされました?」
 木乃香「閉め出し食うてもうたんや……せっちゃんは?」
  刹那「わたしも閉め出し食べました」
 木乃香「閉め出し食べてどないすんねん……」
  刹那「今宵はこれがはやるのか?」
 木乃香「はやらんほうがええどすわ」
  刹那「で、お嬢様は一体どこへ?」
 木乃香「しゃあないさかい、おじいちゃんの部屋で寝泊りさせてもらうわ」
  刹那「ならば、わたしも行かせてくれ」
 木乃香「あんたまで来てどないすんねん……」
  刹那「お嬢様! 独りで行くのは危険です。わたしも連れていってください」
 木乃香「あんたは来んでええんやがな。ウチらの部屋へ入っとき」
  刹那「お嬢様!」
 彼女を振り切るようにして、木乃香は行ってしまいます。

312 名前:宮戸川:2008/10/01(水) 00:20:49 ID:???
   木乃香「(ダンダン)おじいちゃーん! (ダンダン)おじいちゃーん!」
   学園長「たれじゃいな、こんな遅くに?」
   木乃香「木乃香や! 木乃香や!」
   学園長「(ドアを開け)おうおう、木乃香じゃないかいな……藪から棒にどうしたい?」
   木乃香「(耳元で)ごにょごにょごにょ……」
   学園長「ほーお、図書館で本を読みすぎて、ネギ君に閉め出されたと」
   木乃香「そやさかい、泊めてほしいんや」
   学園長「なるほど、それはいいんじゃが……(視線を移し)もう一人、たれか来ておるな」
   木乃香「多分、そいつはせっちゃんや。『あんたは来んでええんやがな』て、折角言うておいたのに……」
   学園長「木乃香! 彼女は貴重なボディガードじゃ。つべこべ言わずに入れなさい」
   木乃香「すまんのお……(振り向いて)せっちゃん、せっちゃん」
    刹那「お嬢様!」
   木乃香「何で、ここまで来よったん? あれだけ言うておいたのに……」
    刹那「『独りで行くのは危険です』と、わたしも言ったじゃないですか」
   学園長「ほれ、刹那君の言うとおりじゃ。さっさと中へ入れなさい」
   木乃香「すまんのお……せっちゃん、ウチのおじいちゃんに挨拶せえよ」
    刹那「致し方ない……(中へ入って)学園長先生、今晩は」
   学園長「刹那君、よく来てくれた……では、あの布団で寝なさい」
    刹那「何っ、あそこでお嬢様と……同衾せよというのですか!?」
   学園長「たった一組の布団で、体を寄せ合って寝るのじゃ。スキンシップは大切じゃぞ」
    刹那「学園長先生、それでははしたのうございませんか?」
   木乃香「気にしない、気にしない。ほなら、一緒に入ろうな」
    刹那「お嬢様!」
 無理やり引きずられまして、刹那は木乃香と同衾します。

313 名前:宮戸川:2008/10/01(水) 00:21:22 ID:???
 しかし、女同士で抱きあうわけにもまいりませんから、初めのうちは背中合わせ。
 そのうちに夜が更けまして、雷が近づきました。ゴロゴロという音と雨が、麻帆良の街を襲います。
   木乃香「雷さんや……怖いわあ!」(ゴロン)
    刹那「お嬢様、どうされました?」(ゴロン)
 二人とも寝返りを打ちましたから、顔と顔とが向かい合った。
 やがて、今度はピシャーンと稲妻が落ちてまいります。
   木乃香「ふぎゃあっ!」
    刹那「さあ、このわたしの懐へ!」
 木乃香が自分の体へと飛び込んでくる。刹那は、そんな彼女をがっちりと受け止めます。
   木乃香「ウチったら……体が火照ってきてもうた」
    刹那「お嬢様、ではこうしましょう」
 木乃香のパジャマへ手をかけ、ボタンを外してまいりますと、純白のビスチェが姿を現した。
   木乃香「せっちゃん、何をするねんな?」
    刹那「このちゃん、体が強張っとるで……ほな、ウチがマッサージしてやるさかい」
 上方弁になりました刹那が体へ手を伸ばし、木乃香の胸をもみ始めた。
 ここからが面白いのですが……残念ながらお時間でございます。

314 名前:マロン名無しさん:2008/10/01(水) 00:45:50 ID:???
>>308
こ、黒い…

315 名前:マロン名無しさん:2008/10/01(水) 04:42:50 ID:???
茶々丸が点数悪いのは答えが上手く書けない(ペンを上手く動かせない)からじゃなかったっけ?

316 名前:マロン名無しさん:2008/10/01(水) 08:44:04 ID:???
>>313
つ…続きを読めないと死んでしまう病が……わっふるわっふる
 
あ、エロパロ板かうPろだ使ってくれじゃないと死ぬ

317 名前:マロン名無しさん:2008/10/01(水) 08:55:23 ID:???
こっちの落語の人はキャラの口調に違和感があるんだよなぁ
特にこのか
ペース早いのは凄いけどせっかくだからその辺工夫してみては?

318 名前:マロン名無しさん:2008/10/01(水) 17:31:20 ID:???
>>317
いえ、原典の亜子や木乃香のほうこそ
完全な上方弁になっていないところが
ありますので……。

319 名前:マロン名無しさん:2008/10/01(水) 23:42:51 ID:???
>>318
うん、それは各板で言われてることだけどさ
せっかくだから無理に「正確な上方弁」に直さないで、
「このか弁」「亜子弁」で書いた方がそれっぽく見えると思うんだ
(或いは向こうの落語の人みたいに全部本家落語のほうに合わせてしまうとか……江戸弁?)

あくまでも俺個人の意見だからね
これからも楽しみにしてます

320 名前:マロン名無しさん:2008/10/02(木) 00:17:20 ID:???
個人的に話し方はこんな風だと解釈しています


さよ 「〜です」としめるとそれらしい。なるだけほわわんとした感じで
夕映 「〜デス」としめるとそれらしい。語尾はきっちりと止めるような感じで
史伽 「〜ですぅ」という感じにするとそれらしい。やっぱり甘えん坊さん
風香 「〜だ」「〜だよ」「〜だね」とかつけてみるとイイかも
古 「アル」でしめるとそれらしい
超 「〜ヨ」「〜ネ」でしめるとそれらしい。「アル」は使わない
真名 ハートマン軍曹が乗り移れば完璧、「〜だにゃん」とかでもいいかも
あやか お嬢様言葉でOK
美空 「〜ッス」とかつけておけばいい
千雨 江戸っ子系で行けばそれらしい
ザジ 話さない方がいい
千鶴 おばおねえさん言葉

うん?誰か来たのかな・・・

321 名前:マロン名無しさん:2008/10/02(木) 01:01:08 ID:???
ほら、あずまんがの大阪も「大阪弁」じゃなくて「大阪さん弁」だろ?
ちよ曰く

322 名前:マロン名無しさん:2008/10/02(木) 19:25:54 ID:???
>>320
だにゃん言葉は裕奈でしょ(^^)

323 名前:マロン名無しさん:2008/10/02(木) 20:11:07 ID:???
>>322
わかっていないな
隊長が「あんみつだにゃん」と言っている姿を想像してご覧なさい

ご飯1杯ぐらいはいけるでしょう

324 名前:マロン名無しさん:2008/10/02(木) 22:51:41 ID:???
>>323
あんみつ10杯はいけます

325 名前:マロン名無しさん:2008/10/02(木) 22:55:37 ID:???
ミラーワールドって36で終わりなの?

326 名前:マロン名無しさん:2008/10/03(金) 06:41:20 ID:???
>>325
>>296で俺が同じ質問しましたw

327 名前:マロン名無しさん:2008/10/03(金) 10:08:25 ID:???
>>326
気になる所で終わってるもんなぁ

328 名前:マロン名無しさん:2008/10/04(土) 00:45:38 ID:???
とりあえず朝倉に惚れた

329 名前:マロン名無しさん:2008/10/05(日) 21:24:16 ID:???
なんか話題になってたみたいなので、ミラーワールド読み直してみた
すげぇおもしれぇぇぇぇ!!
まだ途中だけど、中途半端なとこで終わってんのか…なんとか完結を見たいところだけど

330 名前:マロン名無しさん:2008/10/06(月) 05:06:40 ID:???
プリンセスちう

331 名前:千雨 きっと来る:2008/10/06(月) 18:48:17 ID:???
千雨 きっと来る


Oooh きっと来る〜 きっと来る 季節は白く〜
Oooh 限りない〜 輝きを あなたに贈る〜

女性ボーカリストの声は高く響き、それはずいぶんと印象に残る曲だった

ザジが何処かのレンタルショップで借りてきた一本のビデオ、それはリングというタイトルのビデオだった
ずいぶんと前に流行ったホラー映画らしいが、暇だったので部屋を暗くしてザジと二人で見ることにする

ざー・・・
砂嵐の画面と、鏡に映る女の場面。砂嵐の画面と、岩場に立つ誰か。砂嵐の画面と、森の中にある井戸・・・
そしてその井戸の中から・・・そしてテレビの画面から・・・
その後は多くは語るまい。っていうか語りたくない、こえーんだよ、馬鹿。


千雨 「映画、終わったぞ。ビデオ消してくれよ」
ザジ 「・・・」
千雨 「もしかして・・・腰が抜けたか?」
ザジ (´・ω・`)こくん
千雨 「私もかな。とりあえずもう少しだけこうしているか」
ザジと二人、クッションに座ったまま寄り添ってじっとしている。もう、ホラー映画なんて見ないからな


やがて動けるようになった私達。そんな私達がまず何をしたかというと・・・
テレビからケーブルを抜いて、画面を反対側にして壁側に向けた。だってもしも出てきたら怖いからな、相坂とか

後は二人、くっつくようにしてベッドに入った。いつもならいちゃつくかもしれないけど・・・そんな気にはなれなかった
ちくしょう



332 名前:マロン名無しさん:2008/10/07(火) 07:00:00 ID:???
(*´∀`)

333 名前:マロン名無しさん:2008/10/07(火) 17:46:36 ID:???
*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*

334 名前: ◆ZR/CHhSMyc :2008/10/08(水) 17:39:38 ID:???
トリップテスト。

335 名前:1/4:2008/10/09(木) 02:58:50 ID:???

史伽とダビデ

「しかし、いい陽気になったでござるな」
「食べ物のとってもおいしい季節だね」
「あっ、赤とんぼが飛んでます〜」
 麻帆良学園女子中のキャンパスを歩く娘たち。一人はノッポで、後はチビ。
 三人とも、忍者の着るような衣服に身を包み、ずっと仲良く談笑している。
「しかし、こうして歩いてばかりでもつまらぬでござるな」
「かえで姉、別な遊びをしようよお」
「そうしたいです〜」
 チビの二人がノッポの裾に取り付いて、泣き落とすように提案した。すると、長身の美少女――長瀬楓はこう答える。
「ならば、おのおの方はどうする気でござるかな?」
「僕、かくれんぼがいいなあ」
「三人だけじゃ、つまらないかもしれませんけど〜」
 彼女は、チビたちの意見をあっさり受け入れて言った。
「今日は休みでござるから、人影もまばらでござる。捜すのに苦労するほうが、かえって楽しいでござるよ。ニンニン」
「じゃあ、かくれんぼで決まりだね」
「早速、鬼を決めるです〜」
 チビの二人ははしゃいでいる。そして、じゃんけんが始まった。
「あっ、かえで姉が鬼ですよ〜」
「よーし、さっさと隠れちゃえ!」
 その場を離れ、彼女たちは別々のほうへ散っていった。


336 名前:2/4:2008/10/09(木) 03:00:24 ID:???
 麻帆良学園のチャペル前に、辺りをきょろきょろと見回す、揚巻結いの娘がいた。
(さて、究極の隠れ場所は……あれれ〜?)
 チャペルの前に広場へと続く階段があって、その先に立像が見える。
(確か、あそこに地下室が……くしししし〜)
 何を思ったか、彼女は階段を駆け下り、目標地点へ向かっていった。
 かのイタリアのフィレンツェに、世界遺産にも登録された「ダビデ広場」が存在するが、麻帆良学園のキャンパスにも、これを模した一角がある。
 隠れるべき場所は、ミケランジェロのダビデ像の複製。台座の裏に地底へと下りる階段があるので、そこへ潜れば見つからない――という寸法。
(弱ったです……周りがほこりだらけです〜)
 着いたところで、この娘はその汚さに驚いた。彼女はクラスの美化委員である。
(あっ、いいものがあったです〜)
 普段はたれが使うのか、地下室の中に都合よくほうきとちりとりがあった。大きな缶を利用したゴミ箱も備わっている。
 部屋中にあふれるほこりを、ほうきでぱっぱと掃き集め、これをちりとりで捨てていく。そのうちに、疲れが出てきた。
(だんだん眠くなったです……もう、この辺で寝ちゃいます〜)
 揚巻結いの美少女は、地べたへぺたんと座り込むと、そのまま部屋の壁へもたれ、深く静かに目を閉じた。

 そして、数時間後。
「起きてください!」
 突然に、若い男の声がした。しかし、揚巻結いの美少女は、まだまどろんだままである。
「さあ、起きてください!」
 二度目に漸く気づいたのか、彼女は両目をこすりながら答えた。
「ネギ先生の声じゃない……あなた、一体たれですか〜?」
「ネギ先生!? やだなあ、僕はダビデですよ」
「ねえ、ダビデさん、どこですか〜?」「ここですよ!」

337 名前:3/4:2008/10/09(木) 03:01:42 ID:???
 何と! 広場の立像が、自分を起こしてくれたのである。
 でも、声の主は見当たらない。彼女は、重ねて訊いてみた。
「ねえ、ダビデさん、どこですか〜?」「ここですよ!」
「ここと言われても、わからないです〜」
「あなたの頭の上ですよ」
「頭の上は天井です〜」
「わからないかな? それじゃあ、こうしてあげましょう」
 像の台座がぐらぐら揺れて、揚巻結いの美少女を刺激する。

 午後六時。
 もう、秋の日はとうに落ち、辺りは暗くなっている。
 そんな麻帆良のキャンパスに、懐中電灯を使って周りを照らしながら歩く、三人組の姿があった。
「ふみか、どっちへ行っちゃったの?」
「どこへ隠れたでござるか?」
「史伽さん、答えてください!」
 彼らが捜しているのは、鳴滝史伽という娘。
 その双生児の姉である風香、そして楓の三人でかくれんぼをしていたのだが、鬼の楓はどうしても彼女を見つけることができず、自分らの担任であるネギ=スプリングフィールドまで動員し、行方を追っているのである。
「手がかり皆無でござるなあ」
「僕らの力じゃ無理だよお……」
 楓の片手を握り締め、風香が途方に暮れたその時、ネギが魔力を感知した。
(あれっ? どこかで地鳴りがするよ)
 懐中電灯で前を照らすと、キャンパス内の広場に建つ青年ダビデの立像が、台座ごと揺れているのがはっきり見えた。


338 名前:4/4:2008/10/09(木) 03:02:39 ID:???
「史伽さん、多分あそこに隠れてます!」
「ネギ坊主、それは誠か?」
「かえで姉、一緒に行こう!」
 くノ一らしい素早さで、生徒二人は消えてしまう。残ったネギも杖に乗り、あっという間に追いついた。

「史伽さん、もう夜ですよ!」
「危ないんだから出ておいで!」
「拙者らが寮へ送るでござる!」
 ネギたちが、口々に呼ばわっている。それらを聴いたダビデ像は、急にぴたりと揺れを止め、戸惑う史伽にこう言った。
「ほらほら、みんなの声がしますよ」
「ダビデさん、もうわかったから……あたし、バイバイしちゃいます〜」
「それじゃあ、気をつけてください」
 そして、帰りかけた彼女に、ダビデはもう一言告げた。
「またいつか、ここへ戻ってくるんですよ」
 史伽は小さくうなずいて、台座の下から地上へ出る。
そのとたん、グーッと腹の虫が鳴いた。長く散歩を続けた上、地下室を掃き清めたため、運動量が多かったのである。
「あたし、もう、おなかペコペコです〜」
「じゃあ、食堂棟寄っていこう」
「デザートもあるでござるよ」
「超さんの店の点心もつけましょうか?」
 風香も楓も先生も、しきりに食事を勧めてくる。色気より食い気の目立つ年頃だけに、断るすべは何もない。
「ダビデさん、ありがとうです〜!」
 史伽はちょっと見返って、青年ダビデの立像に手を振った。心なしか、彼もまた手を振り返しているように感じられた。


339 名前:マロン名無しさん:2008/10/10(金) 18:17:20 ID:???
(*´∀`*)アッタカーイ

340 名前:マロン名無しさん:2008/10/11(土) 12:37:24 ID:???
ダビデ像さんの中、あったかいナリィ(*´д`*)

341 名前:マロン名無しさん:2008/10/11(土) 16:49:37 ID:???
新田先生の、あったかイナリ(´ω`)

342 名前:マロン名無しさん:2008/10/11(土) 23:25:30 ID:???
なんだこの流れwww

343 名前:ゆーな 探偵物語:2008/10/14(火) 00:41:43 ID:???
ゆーな 探偵物語


1/3
少女はアルミホイルのようなプラスチックで出来た袋を左右に引っ張った
やがてその力に逆らえなくなった袋は口を開けて左右に引き裂かれる

ぱり・・・

少女は中に入っていたぽてちを一枚つまむと、やや無表情でその口へと放り込んだ
ゆーな 「んにゃ〜、んまい」
少女の表情はだんだんと緩やかになっていく。そしてにんまりと微笑んだ
ゆーな 「ぽてちはコンソメダブルパンチに限るにゃ〜」
天を仰いで少女はつぶやいた

ぴりりりり・・・

部屋でぽてちを堪能する少女の耳に、けたたましい携帯の着信音が飛び込んできた
ゆーな 「誰にゃ〜もう。ん?茶々丸さん?」
着信は少女のクラスメートからであった。普段はかかってくることはない程度の関係である
ゆーな 「もしもし?何か・・・にゃに!ダイゴローが消えた!?」

少女の名はゆーな。ねこを操る異能の才を発揮する少女探偵である

344 名前:ゆーな 探偵物語:2008/10/14(火) 00:43:18 ID:???
2/3
電話の内容はこうだっだ
クラスメートの茶々丸がいつも行っている公園に行ったとき、一匹の仔ねこがいないことに気がついた
親ねこに状況を聴いてみるが、にゃーにゃー言うだけで要領を得ない
だが幸いにも公園にあった監視カメラの映像からあやしい姿を見つけることが出来た
たぶんその人物が犯人であり、仔ねこを探して欲しいとクラスメートに相談されたのだ

しばらくして少女は連絡をつけてきたクラスメートからメールにてその映像データを受け取った
それが唯一の手がかりだった

ゆーな 「・・・にゃんと」

少女はその送られてきた画像を一目見て、この事件の解決はそれほど難しくはないと思った
そしてそれと同時に悲しい結末が訪れることも予感する
そう、画像データに映っていた犯人。その姿に見覚えがあったのだ
画像に映っていた赤いマフラーの少女のことを少女は知っていたのだ

ゆーな 「馬鹿だにゃ・・・もう」

少女はトレンチコートを羽織り、最近はずいぶんと寒くなった部屋の外に出た
その背中は少しだけ寂しさを背負っている

やがて少女は一人のクラスメートが住んでいる部屋の前まで来た
そして少女は部屋のインターホンを押そうとするが、直前でぴたりと指は止まる
インターホンを押すのにためらいが生まれていたのだ

ゆーな 「でも・・・犯人はこの(部屋の)中にいる」

345 名前:ゆーな 探偵物語:2008/10/14(火) 00:44:14 ID:???
3/3
ぴんぽーん

アキラ 「だ、誰かな?」
ゆーな 「私だにゃ。ちょっと聴きたいことがあるにゃ」
アキラ 「い、今はちょっと忙しいから・・・」

ゆーな 「アキラ、聴きたいことがあるにゃ」

しばしの沈黙の後、がちゃりと音を立てて部屋の扉は開かれた。部屋の主はそれほど寒くはないはずの部屋の中でマフラーをしていた
それは異様な光景だった。異様だったのはそのあまりに大きいまでの赤いマフラー
部屋の主である可憐な少女には、かなり不釣り合いであった

アキラ 「ゆ、ゆーな。あのね・・・」
ゆーな 「アキラ、わかってるにゃね?」
アキラ 「・・・」
ゆーな 「お母さん、鳴いてたにゃ。可愛かったのはわかるけど、それはいけないことにゃ」
アキラ 「うん・・・」
ゆーな 「じゃ、行こう」

部屋の主の少女はマフラーをとても愛おしそうに優しく撫でた
やがて撫で終えると、目を瞑り頬に一筋の涙を落とした
アキラ 「この子がね、公園のベンチでそっと私の頬にキスしてくれたんだ。でね、お魚さんをあげるって言ったら・・・」
ゆーな 「それを誘拐というにゃ。ちゃんと罪を償ってくるにゃよ。ほら、那波警察係へ行くにゃ」
アキラ 「・・・ごめんなさい」


ゆーな 「悲しい事件・・・だったにゃ」
赤いマフラーの中で、仔ねこが小さな鳴き声をあげた



346 名前:マロン名無しさん:2008/10/14(火) 07:06:22 ID:???
おばさん警察ってあべしっ

347 名前:マロン名無しさん:2008/10/14(火) 07:29:52 ID:???
警察で何をされるんだ・・・
想像するだけで恐ろしい

348 名前:1/5:2008/10/14(火) 09:55:04 ID:???

ネギ先生がみてた

 それは、ある夜のことだった――
「火事よ、火事よお!」
「職員室から火が出てるわ!」
 麻帆良学園女子中の校舎の外で、何人もの女生徒たちが騒いでいる。
「こ、これはもしや……関西呪術協会の手の者による犯行か!?」
 ここ麻帆良市という土地は、関東魔法協会の本拠に当たる場所。
 そのために、この火事騒ぎを西の仕業と決め付けて、腰の真剣を抜き取り、将に放火魔を斬らんとする女生徒も現れている。
「でも、変ね。もう、校内にはたれもほぼ残っていないはずなのに……」
「恐らく、タバコの不始末が原因でしょうねえ」
 野次馬連中の一人が、冷静に分析して言う。
 この学校の教師にも、意外と愛煙家は多い。男性では高畑先生、女性では二ノ宮先生。ネギ先生の弟分・カモ君もまたそうである。
 だが、彼女たちの目は、既に別な角度へ向けられていた。
「あっ、あれは……噂の子供先生よ!」
 煙の中から、もやもやと人の姿が浮かび上がる。
 年のころ十歳前後の、青いスーツを着た小僧。辺りは既に暗いのだが、燃える炎が煌々と彼の姿を映し出す。
「ネ、ネギ君が……火を消してる!」
 さる女生徒がそう言った。今年の初め、イギリスから招聘された英語教師――ネギ=スプリングフィールドに違いない。
「手桶の水をひしゃくで汲んで、的確に振りかけてます」
 抹茶ミルクを飲みながら、その友人と思われる別の女生徒が解説する。
 やがて、煙は鎮まった。小英雄の活躍で、火災はボヤで済んだのである。


349 名前:2/5:2008/10/14(火) 09:57:22 ID:???
 そして、翌朝――
 麻帆良学園女子中は、ゆうべの火事で持ちきりだった。こちら三年A組でも、生徒が盛んに噂している。
「ねえ、このか、まほら新聞もう読んだ?」
「うん、読んだ!」
 教室の中央よりやや後ろの席で、ツインテールの美少女が、長い黒髪の美少女と談笑する。
「見出しにいわく『生徒真っ青 ネギ消火』だとさ」
「火に包まれた職員室で、ネギ先生が名を上げたです」
 その後方の座席でも、二人組の女生徒が、ゆうべの火事を振り返る。
 と、そこへ。何も知らない担任が、のこのこ入って挨拶した。
「皆さん、着席してください!」
 とたんに、教室の四隅でシュッと火柱が噴き上がる。
「たれです、火遊びをするのは……美空さんですか?」
 怒った彼が、教室の中央付近に座ったショートカットの美少女を指差すと、その後方の廊下べりで、眼鏡姿の美少女が答えた。
「先生、ご安心ください! 今のは、我々が造った擬似発火筒の火柱です」
「ネギ坊主、ゆうべは大手柄だったネ」
 担任教諭の指差した隣席で、揚巻結いの美少女が祝福する。治まらないのはネギ先生。
「超さーん、僕が一体何をしたと?」
「ネギ坊主、これ読んでないネ」
 彼女は、校内の機関紙「まほら新聞」を教卓の上へ広げた。
「職員室の不審火を、手桶とひしゃくで消す姿、ばっちり撮らせてもらったけど……ネギ君て、ゆうべは宿直だったのね」
 まほら新聞の一記者、朝倉和美が問い詰める。それでも、ネギは否定した。
「僕は、昨日の放課後は、さっさと寮へ帰りましたが……」
 ここで、同室の二生徒が、自分より遅く帰ったことを思い出す。ネギは、彼女たちに訊いた。
「アスナさん、それにこのかさん! 閉門後、どこにいましたか?」
「わたしたち? クラブ活動を終えてから、すぐに学校を出たけど……」
「火事が起こった聞かされて、慌てて引き返してもうた」
 ということは、彼女たちもゆうべの野次馬だったのか。
「では、なぜ部屋の僕を見て、不思議に思わなかったんですか?」
「現場では、あまりに人が多すぎて、中の様子が見えなかったの!」
「おまけに、ウチらが着いた時、火は既に消えとったんや」
 かの二生徒はそう言った。では、校内にいたネギとは?


350 名前:3/5:2008/10/14(火) 09:58:44 ID:???
 彼は、教室の右隅にちょんぼり座った金髪の美少女――その実は六百年も生きているバンパイアで、名をエヴァンジェリン=アタナシア=キティ=マクダウェルという者――に声をかけてみた。
「マスター、あの本どうしました?」
「どの本のことだい、ぼーや?」
「『共歩きと共存』ですよ。僕のドッペルゲンガーを退治した時、マスターが茨のムチで封印をして、更に『縛束の鎖』を上へ渡して……」
 今年四月に発生した、ネギの共歩き騒動。
 その成敗は難航し、結局はこの美少女にしぶしぶ協力してもらい、退治することができたのだが……あいつは元来悪党のはず。
「知るか! 自分で探してこい」
 彼女は、冷たく言い放った。そもそも、あいつの封印は本当に解けているのだろうか?

 昼休み――
 ネギは図書館島へ行き、例の書物の存在を確かめた。
(おかしいぞ……外見上はそのままだ……)
 本の表紙が中身ごと茨のムチに覆われ、「縛束の鎖」が上に渡してある。封印が効かなかったか?
 だが、効かなかったとしても、半年たった今になって突如のそのそ出てくるとは考えにくい。では、あのネギの正体は?
(まほら新聞に載ってたの……僕でなければたれなんだ?)
 彼は、益々考え込んだ。
 一方、こちらはクラブ棟前。バレーボールをトスしあうのは、A組の体育会系連中である。
「ゆうべ火事場で見かけたの、確かにネギ君だったのに……」
「当人は否定してますね」
「まさか、周りの熱気のせいで……」
「頭がどうかしたんやろか?」
 談笑しながら遊んでいると、A組のクラス委員長・雪広あやかがやってきた。
「皆様、大発見ですわ……キャッ!」
「すまん、ボールがそれてもうた」
 さっき遊んでいた一人・和泉亜子が、倒れた彼女を起き上がらせた。自分のトスした球がそれ、顔に命中したためである。
「亜子さん、感謝いたしますわ……そんなことより、校舎裏へ」
 あやかの指示で、一同が校舎の裏側へ集まる。
「皆様、これを御覧あれ!」


351 名前:4/5:2008/10/14(火) 10:00:04 ID:???
 職員室の辺りから、小さな泥の足跡がポツリポツリと伸びている。行き着く先はどこだろう?
「さっき、グランドへ行く途中、偶然にも見つけましたが……」
「麻帆良自然史博物館の、トリケラトプスの標本の前で止まってたりしてね」
 まるでアイザック=アシモフの小説のようなことを言うのは、今朝、ネギを問い詰めていた朝倉和美。
「とにかく、皆で追跡しましょう」
「あたしの撮ったネギ君の秘密を暴かなくっちゃね」

 そして放課後、一同は、再び職員室裏へ。
 グランド・プールの脇を抜け、着いたところは北西側の入口だった。
(もしかして、この方角は……)あやかが何やらつぶやいている。
「いいんちょ、何かわかったの?」
「いいえ、何でもございません!」
 和美の問いを打ち消して、彼女は更に前進する。やがて、一同は郊外に出た。
「何だか、のどかな気分だね」
「心が洗われるようです」
「ねえねえ、あそこに見える屋敷……」
「もしかして、いいんちょの家やないかいな?」
 体育会系連中が騒ぎ始める。遥かに見えているのは、土塀が周りを取り囲み、松のこずえがその外へせり出している大邸宅。
(間違いなく……実家へ続いておりますわ!)
 あやかは、足跡の行方を確認すると、和美に何事かささやく。
「いいんちょ、取材許可出してよ……」
「なりません! 当家の所有財産を侵害されては困ります」
 「麻帆良パパラッチ」和美まで、彼女は無理やり退けた。どんな事情があるのやら?


352 名前:5/5:2008/10/14(火) 10:00:37 ID:???
 邪魔者を一人残らず帰らせて、あやかは実家にたどり着いた。
(我が屋敷からやってきたとは、一体……)
 生まれ育った大邸宅へ、一歩ずつ踏み込んでいく。そして最後の到達点は、自室に置かれた厨子の前。
(すると、ゆうべの英雄は……)
 彼女が扉を開けてびっくり。何と! 中では、ブロンズ像が全身を泥まみれにし、びっしょり汗をかいていた。
 しかもこの像、ただのブロンズ像ではない。名代の彫刻家に命じて造らせた、時価一千万相当の、ネギ先生の等身大ブロンズ像である。
(ゆうべの職員室の火事、あなたが消されたんですね……)
 件の像に抱きついて、あやかはひたすら泣いていた。本物ではなかったにせよ、愛する教師の活躍が学校を救ったのである。
(ネ、ネギ先生……これからも、私どもをずっとお導きくださいませ……)
 彼女は、今更のように偶像ネギの霊異をありがたがった。件の泥の足跡は、まだ延々と残っていた。


353 名前:マロン名無しさん:2008/10/14(火) 23:42:49 ID:???
ハルナはネギの似顔絵と引き替えに、あやかに自分の等身大ブロンズ像の作成を依頼した
やがて出来上がってきたそれはハルナの思い通りに動いたのだった
そう、動くブロンズ像という同人作家の誕生である

ただ一つハルナにとって誤算だったのは・・・
そのブロンズ像はショタものしか描かなかったのである
まあ、それはそれで素晴らしい作品を世に出していったのではあるのだが・・・

354 名前:マロン名無しさん:2008/10/15(水) 01:35:20 ID:???
マニアックな内容の為、閲覧注意です。

http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00015.txt

355 名前:マロン名無しさん:2008/10/15(水) 03:42:04 ID:???
スゲー…
やったことないけど、十分楽しめた!
とりあえず桜子は千雨大好きすぎだろw

356 名前:マロン名無しさん:2008/10/15(水) 12:00:36 ID:???
若干中二臭がwwwww
面白かったけどさ

357 名前:マロン名無しさん:2008/10/16(木) 11:03:11 ID:???
真名の過去を考えるとこれは駄目なネタだったかも
真名 死を見つめる瞳

http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00016.txt

358 名前:マロン名無しさん:2008/10/16(木) 15:58:00 ID:???
ぬいぐるみを遺体と勘違いしたかと
思ったら……演技の練習だったのね(^^)
そんな僕も、近々隊長のネタを一本
UPする予定。

359 名前:マロン名無しさん:2008/10/17(金) 20:12:31 ID:???
三国志

360 名前:マロン名無しさん:2008/10/19(日) 23:56:37 ID:i6ErTa96
千雨 「ん?なんだザジ。まんじゅうなんか見つめてどうしたんだ?」
ザジ (´・ω・`)???
千雨 「どっちが肉まんでどっちがあんまんかわからなくなったのか・・・」
ザジ (´-`)コクン
千雨 「喰っちまえばいいじゃねえか。どれどれ」
ザジ Σ( ̄□ ̄lll)!!
千雨 「こっちが肉まんだな。でこっちが・・・」
ザジ 。・゚・(つД`)・゚・。
千雨 「泣くなよ。ほら、あんまんやるから機嫌なおせよな?」
ザジ (´・ω・`)
千雨 「良かったな。あんまん美味しいか?」
ザジ (* ̄▽ ̄*)・・・?

361 名前:マロン名無しさん:2008/10/20(月) 07:33:28 ID:???
やばいw和むわこれwwwww

362 名前:マロン名無しさん:2008/10/20(月) 09:27:16 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
予告どおり、今作は龍宮隊長のネタです。
かの「水滸伝」の一節をモチーフとしました。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:謀られて

363 名前:謀られて:2008/10/20(月) 09:30:31 ID:???

謀られて

 深夜の神社の境内に、独りたたずむ娘がいる。丑の時参りではない。
(むむっ、あれが神木でござるか……)
 社務所の近くの喬木に、彼女はするすると登った。そして、かぎ綱を放り投げ、天井裏へ引っ掛ける。
(それでは、失礼つかまつる!)
 空中の綱を伝って、社務所の中へ入り込む。目標は、二階のどこかにあるというギターケース。
(さて、どの辺であろうかな?)
 箱のありかを探っていると、グオーッという高いびき。
(真名よ、静かに寝てくれぬか……)
 いびきの鎮まった隙に、娘は屋根板をはがした。ギターケースが見つかった。
(この箱は、拙者がいただくでござる!)
 さっき使ったかぎ綱を、今度はストラップに掛けて、ゆっくり箱を引き上げる。それを、背中に背負った刀の上へあてがって、しっかりと体に結ぶ。
(真名よ、こいつで許してたもれ!)
 懐から、百万円の札束を取り出して、ギターケースと入れ替えに床へ置く。そして、屋根板を閉めると、今度はさっきのかぎ綱を神木の上へ引っ掛けて、天井裏から這い出した。
(ごめん!)
 木から下りると、彼女は境内をあとに、どこへともなく去っていく。これが、事件の起こりであった。


364 名前:謀られて:2008/10/20(月) 09:31:43 ID:???
 翌朝。
 携帯のモーニングコールに起こされて、色の浅黒い長身の美少女――龍宮真名は目を覚ました。彼女の通う学校は全寮制であるけれど、この日は休日であるため、いったん帰省したのである。
(おや、着信があるではないか)
 携帯をぱっと開くと、そこに一通のメールが。
「世界樹の下に宝がある。
麻帆良学園へ来てほしい。
N.S.」
 悪魔祓いの依頼だろうか、寝床の脇には百万円の札束さえも置かれている。
 ところが、大事なものがない。弟のように愛している、デザートイーグルの入ったギターケースが消えていた。
(世界樹の下の宝とは……もしや、わたしの愛銃か!?)
 メールを送った人間が、きっと誘拐犯だろう。
 しかし、普通はこういう場合、身代金を払わせるもの。百万円の札束を置いていくとはあべこべである。
(とにかく現場へ行ってみよう。銃がなくても戦えるから)
 戦闘服に身を包むと、彼女は社務所を後にした。懐には、五百円玉が大量に入っている。

 やがて、真名は麻帆良学園に着いた。
(えーと、世界樹へ行くには……)
 彼女が本校舎を抜けて、グランドへ来た時だった。
(そういえば、朝食をとっていなかった……腹が減っては戦ができぬ!)
 グーッという音には勝てず、強いにおいに誘われて、食堂棟のほうへ向かう。ちょうどそこに、チンチン電車を利用した屋台があった。
(日曜なのに働いて……いやはや、健気な店員だ)
 中にいたのは、丸々と肥えた大女。クラスメイトの一人だが、座席が離れているために、日頃ほとんど面識がない。
「我が超包子の新しい点心を、ただいま無料サービス中です。ジャスミンティもお付けしますね」
 何と! ただで食わせてくれるのか。これで餡蜜まであれば文句なしだが……。
「金要らずとはありがたい。それでは、早速いただこう」
 真名は中華まんを食べて、ジャスミンティを口にした。一見普通の料理だったが、実はこれらに細工があった。

365 名前:謀られて:2008/10/20(月) 09:34:17 ID:???
 やがて彼女が目覚めた場所は、薄暗い空間だった。
(ここは、一体どこなんだ!?)
 自分の足元のほうで、四人ばかりの連中が、何やら話しているではないか。
「隊長、漸く来ましたね」
「いやはや、大変でござった。最初に、拙者があの箱を盗み出し……」
「この学校へ呼び寄せて、超包子へと足を運ばせ……」
「おしまいに、わたしがただで肉まんを食べさせました」
 何と! 彼らの計略だったのか。しかも、姿をよくみれば、みんな見知ったやつばかり。
「お前か? お前の差し金か?」
 真名は、さっきの大女――四葉五月に訊いてみた。
「はい、そうですよ。『眠りを誘う肉まん』は、確かにわたしが食べさせました」
「ジャスミンティにも、たっぷりと睡眠薬を入れておいたネ」
 その横で、揚巻結いのチャイナ娘――超鈴音が笑っている。
 ジャスミンティは眠り誘う薬……流行歌ではないけれど、さっきの茶には猛烈な催眠効果があったのか。
「それはそうと、ギターケースのありかはどこだ?」
「こちらでござる!」
 くノ一姿のクラスメイト――長瀬楓が、彼女の背後に置いていたギターケースを真名に示した。開いてみると、中は無事。
「しからば、メールを送ったのは……ネギ先生か?」
「いかにも、僕の仕業です」
 眼鏡姿の小僧が言った。その正体は、真名らの担任教師であるネギ=スプリングフィールド。
「なるほど、確かにN.S.だ……してみると、ここは世界樹の下なのか?」
「はい、世界樹の真下です」
 それから、彼がいきさつを説明し始めた。


366 名前:謀られて:2008/10/20(月) 09:36:00 ID:???
「実は、この先の地下室に、父が使っていたというハープが眠っているんです」
 「千の魔法を持つ男」ナギ=スプリングフィールドの名声は、この日本にも響いている。かつての魔法大戦で死亡したと伝えられるが、実はどこかでひっそりと暮らし続けているらしい。
「宝とは、その竪琴か?」
「そりゃ、教師には、何事も一通りの素養が要りますからね」
「我らと一緒でござるよ。ニンニン」
 長瀬楓がこう言った。忍者と同じということか。
「では、なぜわたしを誘拐した?」
「誘拐したとは失敬な! 実は、この先へ行くには、大量の魔物の群れを潜り抜けねばならぬのですが……あなた一人が来ないから、いろいろと手を尽くして、漸くこちらへ連れてきただけですよ」
 ネギ先生が答えると、二人の少女が物陰から飛び出した。どちらも真名のクラスメイト。
「武闘四天王揃い踏みアル!」
「これで、漸くネギ先生の冒険が楽になる……」
 真名に同じく色黒のチャイナ娘は古菲、左の耳のその上で髪を縛っているのは桜咲刹那。彼女たちに自分と楓とを合わせて、A組武闘四天王という。
「そうか……百万円の札束は、ネギ先生がくれたのか」
「いいえ、僕ではございません」
「いいんちょからの報酬を、ゆうべ、拙者がこっそりと届けておいたのでござるよ」
 なるほど、雪広財閥も、こたびの彼らの計略に加担していたというのか。
「わたしは、仕事を休みたくて寮を離れていたのだが……ネギ先生は、こうまでしてわたしを働かせる気かい?」
「刹那さんの言うとおりですよ。あなたがいれば、この先の戦いが楽になりますから」
 別に、真名などいなくても充分戦えそうなのだが……このパーティを磐石にするのには、自分の力も必要だということか。
「そこまで言われりゃ断れないな……では、このわたしもついていこう」
 休養なんて、またいつでもとれる。
 真名は、ギターケースの拳銃を取り出して携え、ネギ先生に従って地下道の奥へ入っていった。

367 名前:マロン名無しさん:2008/10/21(火) 00:46:23 ID:???
続く・・・のかな?

宝の竪琴とは何か?
正座して待ってます

368 名前:マロン名無しさん:2008/10/21(火) 08:26:43 ID:???
馬鹿野郎!なんで五月が普通にしゃべってんだコノヤロウ!
罰として早く続きを書くんだ!

369 名前:マロン名無しさん:2008/10/21(火) 13:30:42 ID:???
>>368
確かに、脚本形式の場合には
「」をつけない慣習もありますが……
あれはPS2版(二時間目まで)の影響でしょ?
続きは、皆様のご想像にゆだねたいと思います。

370 名前:マロン名無しさん:2008/10/22(水) 08:03:38 ID:???
>>369
さっちゃんが原作で喋る時吹き出し無いじゃないか

371 名前:マロン名無しさん:2008/10/22(水) 09:06:19 ID:???
や、ここで想像にお任せってのは投げっぱなし過ぎだろw
せっかくだからオチをつけるとこまで書いて欲しいもんだ
水滸伝知らない俺には何が面白いのかさっぱりなんだぜ

372 名前:マロン名無しさん:2008/10/22(水) 23:25:57 ID:???


373 名前:千雨 激しいのがお好き:2008/10/23(木) 17:20:06 ID:???
千雨 激しいのがお好き


最近、ザジがもっとしようとせがんでくるようになった
私だって決してプレイは嫌いな訳じゃない
だが・・・ザジのは激しすぎるのだ
先日も激しすぎて唇を切った。もうたまらん

そんな私の姿を見て、ザジは最近大人しくしていた
だが明らかに、プレイできないことに対して欲求不満がたまってきているようだ
これはなんとなしてやらないと・・・

エヴァ 「ん?私にあのピエロの相手をしてやって欲しいだと?」
風の噂でこの吸血鬼がかなりの好き者だと聞いた。もしかしたらと思う気持ちで尋ねてみた
エヴァ 「ふん、よかろう。だが・・・私は優しくはないぞ?がんがん行くからな」
千雨 「ああ、好きにしてくれ。ザジも激しい方が好きなんだ」
エヴァ 「ククク・・・心に傷を負うようなプレイをしてくれよう」

こうしてザジは吸血鬼のログハウスに泊まることになった
さて・・・これで満足してくれるといいんだがな

翌日、ザジはロボ子に手を引かれて私の部屋まで連れてこられた
ザジはションボリとしており、その姿はまるでお菓子を買って貰えなかった子供のようにも見える

茶々丸 「マスターはザジさんとのゲームプレイ中、からめくり飛び強キック、しゃがみ中キック、波動拳のコンボで倒れられました」
ザジ、アクションゲーム中に体が動くのはわかる。だがゲームしながらリアルに技を出すのはやめろ、な?

しかし意外な奴がザジのゲーム仲間になってくれた。その名は相坂
ゲームの腕が大したことを無いのを覗けば、問題ない。殴られても蹴られても当たらない、何せ幽霊だからな



374 名前:マロン名無しさん:2008/10/23(木) 17:59:26 ID:???
>>370
73時間目をごらんください。
五月のせりふにも吹き出しが
ちゃんとついているでしょう?

>>373
ザジは軽業師だからな……
スピニングバードキックも
簡単に出せたりして(^^)

375 名前:マロン名無しさん:2008/10/24(金) 12:42:28 ID:???
>>374
いや、このスレでさっちゃんが出ると必ずと言っていいほど吹き出し無いからイレギュラーに感じたんだよ。

376 名前:マロン名無しさん:2008/10/24(金) 12:44:27 ID:???
>>374
いや、このスレでさっちゃんが出ると必ずと言っていいほど吹き出しが無いからイレギュラーに感じたんだよ。

377 名前:マロン名無しさん:2008/10/25(土) 20:14:15 ID:???
デート資金を貯めるため裕奈がバイトを始めました。
裕奈「ふぅ…疲れたー」
亜子「ゆーな、お疲れ様ー」
裕奈「亜子!待っててくれたんだぁ」
亜子「うん、ウチのためにありがとうな!大好きやで!」
抱きつき
裕奈「亜子…」

次の日・・・・
亜子「裕奈がバイト3日もつか桜子達と賭けたんよ。今日はウチのおごりや!!」
まき絵「亜子すごーい!桜子に勝つなんて愛の力だね!!」
アキラ(ゆーなかわいそ…)

378 名前:マロン名無しさん:2008/10/25(土) 20:29:55 ID:???
>>377
裕奈、まさか風俗店で……(^^;

379 名前:1/3:2008/10/27(月) 12:15:11 ID:???

Hurry up!

「ありがとう、ネギ君……図書館島とあべこべに、あたしを救ってくれるとは……」
 担任教師を見つめつつ、佐々木まき絵が微笑んだ。
 かつて、図書館島を探検した時は、本棚から落ちてきた彼を帯状布で絡め取り、見事に命を救ったが……今回は、魔物に襲われかけた自分を、彼が「風花・旋風風障壁」でとっさに守ってくれたのだ。そして自分は逃がされて、魔物も彼に退治された。
「ネギ君って……ほんとは魔法使いなのね!」
「いえ、まき絵さんのおかげですよ。『死にたくない』という思いが、奇跡を起こしてくれたんです」
 彼女の担任教師であるネギ=スプリングフィールドが、自分の業を否定して言った。はっきりと言えばオコジョにされるので、うかつに言えたものではない。
「だけど、あたしは信じてたわ……ネギ君が、いつしか恩を返すって」
 情けは人のためならず――そういうことか。
「ネギ君、どうもありがとう……お礼に、いいものあげるから」
 こう言って、まき絵は彼を抱え込み、だんだん顔を近づけた。仮契約の大チャンスだ。
 そして、いよいよ、唇同士が触れようとした刹那。

380 名前:2/3:2008/10/27(月) 12:16:13 ID:???
 ジリリリリ……
 時計のベルが怒鳴りだし、彼女ははっと目を覚ます。今の出来事は夢だったか。
(せっかくのファーストキッスが台無しだよ……おっと、こうしちゃいられない!)
 まき絵はさっと起き上がり、顔を洗って歯を磨く。まだ六時だが、彼女にはこれから大事な仕事がある。
 厨房に立ち、米をとぎ、炊飯器へ入れスイッチオン。そして、まな板をトントンとたたき始めた。まき絵は家事が上手なので、いつもこうして学友の目覚めを待っているのだ。
 やがて、料理が出来上がる。
「亜子、味噌汁が煮えてるよ!」
 彼女の声を聴きつけた学友が、眠い目をすりすりしながら起き上がった。壁掛け時計はもう七時。
「ほんまや! 既にこの時間や!」
 ダイニングまで来てみると、食事の支度ができている。ご飯におつけにおかず一品……何とも質素な朝食だ。
「今日は和食の日だよ、亜子」
「ああ、さよか……ほな、いただくわ」
 二人で料理を食べ終わると、今度は身支度にかかる。十代とはいえ女性なので、終了までが結構長い。
「まき絵、八時を回っとるで!」
「おっと、こうしちゃいられない!」
 彼女は、亜子と連れ立って、かばんを持って部屋を出た。

381 名前:3/3:2008/10/27(月) 12:17:27 ID:???
 二人は、寮から駅へ向かう。急げ、急げ、急げや急げ。
 学友の波にもまれながら、やっとのことで駅へ着く。列車も多いが人も多く、なかなか乗車ができない。
 そのうちに、次の列車がやってきた。まき絵と亜子の両名は、二両目のドアへ押し込まれる。
「あーん、苦しい……助けてよ!」
「人のおいどに手が触れた……男やったら、えらいこっちゃ!」
 体勢の悪い二人が、ぎゅうぎゅう詰めの車内でうめく。やがて、列車は麻帆良中央駅へ。
 学生たちがこぞって降りて、学園の敷地を目指す。麻帆良学園都市名物、いわゆる「朝のスタンピード」だ。
「このか、時間がもうないよ!」
「あーん、置いてかんとってや!」
 まき絵と亜子のその脇を、クラスメイトが二人して通り越す。最早猶予はできないか。
「亜子、あたしたちも急ぐわよ!」
「アスナたちには負けへんで!」
 二人はぐんぐん加速して、麻帆良学園女子中のキャンパス内へ入っていく。時刻は八時二十五分。
「『まほら新聞』見てみいな! 隣のクラスの龍崎はん、テニス大会で優勝したて」
「さっき予鈴が鳴ったでしょ! そんな暇などないよ、亜子」
 校舎の一階中央のホールで立ち止まった亜子を、まき絵は無理やり引っ張っていく。
落第生の彼女だけに、遅刻は決して許されない。二階、三階と駆け上がり、両者は教室へ入った。
「ふうっ、やれやれ……」辛くも遅刻は免れたか。
「あっ、本鈴が鳴りおった……さあさあ、早う席へ着こ」
 そして、迎えた八時半。ネギ先生がやってきて、ホームルームが始まった。
「皆さん、おはようございます!」

 ――光GENJIのアルバム曲による。

382 名前:マロン名無しさん:2008/10/27(月) 17:22:30 ID:x2YvS+7m
まったくおもしろくないんだが…
どこがオチ?

383 名前:マロン名無しさん:2008/10/27(月) 19:16:12 ID:???
>>382
別に落ちなどありません。
まきあこが、急いだ結果
辛くも遅刻を免れた……
というのが主眼ですので。

384 名前:E様のお部屋:2008/10/27(月) 23:53:29 ID:???
E様のお部屋


最近、ネットアイドルとはちょっと違うが人気の上がってきているブログがある
私、長谷川千雨の狙うネットアイドルとは被らないので危険には思っていないがそれでも人気があるのはなんだか嫉妬してしまう
”E様のお部屋”

特に美しく着飾った写真とかが載っているわけでもなく、何処ぞの有名人が運営しているわけでもない
画面に映る少女の24時間ネット中継なのだ

人気である理由はただ一つ、この中継されている少女がものすごい美少女らしい・・・のだ
少女は年の頃なら10才ぐらい。お人形さんのような容姿で、髪の色は金髪ストレート
残念ながら顔にはしっかりと目線が入っており、誰かは特定されにくくなっている

不思議なのはこのネット中継、少女の行動に合わせて移動しながら中継されているのだ
普通こういったネット中継は固定かめらでやることがほとんどだ
だがしかし・・・このカメラは少女の行動にしっかりとついて行き、その全てを中継しているのだ
食事、読書、ゲームなど、そしてここからが問題なのだが・・・お風呂やトイレ、そして就寝に至るまで中継してしまっているのだ
こうなってしまうと、とある層の方々がこれに反応しないわけがないのだ。まったくもって世の中は恐ろしい

そしてこの動画、音声は全くない。全ては音声無しの動画だけなのだ
しかしそれが見ているものの想像力をかき立て、更に少女の行動を興味深いモノにする

今この動画中で少女はなにやら布団の中でもぞもぞして、撮影者に対して半泣きで怒っているようにも見える
やがて少女は布団から飛び出して部屋の外へと走っていった。何があったのか?音声がないのでよくわからない
しばらくして撮影者は少女の寝ていた布団をめくりあげた。すると少女が怒っていた理由が明らかになった

うん。布団に地図作っちゃったんだな。それで恥ずかしくってあんなに怒っていたのか
うん。可愛いもんだな



385 名前:マロン名無しさん:2008/10/28(火) 02:13:07 ID:???
エヴァ様ー!!
てか茶々●ヒドスw


386 名前:マロン名無しさん:2008/10/29(水) 19:44:15 ID:???
>>377
亜子黒いなw
裕奈と亜子の隔離スレは過疎すぎてゆー亜子分が足りなかったところだったから助かった

387 名前:まほ落語寄席別館:2008/10/30(木) 20:23:51 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
今回の出し物は、御血脈(おけちみゃく)
という噺です。
寺社めぐりの好きなあの娘が、信州信濃の
善光寺について語ってくれます。
なお、今回は、本館と同じ形を採りました。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:御血脈

388 名前:御血脈:2008/10/30(木) 20:25:38 ID:???

御血脈

 夕映「今日は。綾瀬家夕映でございます。
信州……信濃の善光寺の噂です。
かつて欽明帝の御代に、海の向こうの百済より、小さな小さな仏像が渡来したです。
後の皇室や蘇我氏は、盛んに布教をしましたが、これに反発しましたのが物部氏でございました。
『日本は神国である。かような物があってはならぬ!』
早速鍛冶屋を呼び集め、仏像を熱しましたが、幾らたたいても解けません。仕方がないので、大阪の、今で言う阿弥陀ヶ池に捨てられたです。
それから時代が下りまして、源平合戦の頃です。
本多善光という武士が、大阪へ来ましたところ、たれかに呼び止められたです。
『よちみちゅ! よちみちゅ!』
行ってみますと、水の中から、小さな小さな仏像が現れたです。善光はこれを拾って、自分の領地へ持ち帰り、そこにお寺を建てました。
これが、彼の名を採った寺――信州信濃の善光寺の由来です」
 ズズズ(湯ではなく、ホット新田カルピスを飲んだ音)

 夕映「さて、この善光寺では、血脈御印(けちみゃくぎょいん)というはんこを伝えています。幾らかの布施を納めて、これを額に押してもらえば、どんな悪人といえども極楽往生を遂げられるです。
おかげで、地獄へ落ちる者がなかなか現れませんから、驚いたのは吸血鬼、いや! 閻魔大王です」

389 名前:御血脈:2008/10/30(木) 20:26:28 ID:???
エヴァ「何なんだ、この有様は! 近頃、地獄へ落ちる者がなかなか現れぬではないか」
茶々丸「マスター、その件については、わたしが調査いたしましょう……(パソを開いて)ほほお、なるほど」
エヴァ「茶々丸、何かわかったか?」
茶々丸「わたしの調べによりますと、この不景気の原因は、とあるお寺にあるようです」
エヴァ「お寺!?」
茶々丸「信州信濃の善光寺に、血脈御印というはんこが伝わっております。幾らかの布施を納めて、これを額に押してもらえば、どんな悪人といえども極楽往生を遂げられます」
エヴァ「不思議なはんこだな……して、どうしろと?」
茶々丸「善光寺の宝物殿に、たれか腕利きの盗人を忍び込ませて、はんこを奪い取らせれば宜しいでしょう」
エヴァ「なるほどな……して、この地獄に、腕利きの盗人がいるであろうか?」
茶々丸「マスター、それならばあそこに!」
エヴァ「あの者か。さっきから、血の池地獄で悠々と呑気に歌っているようだが……茶々丸よ、あれは忍者じゃなかったか?」
茶々丸「大事な物を盗み出す、それも忍びの務めです」
エヴァ「おお、そうか……では、あの者を呼んでこい」
茶々丸「かしこまりました……楓さん、楓さん!」
  楓「♪極楽浄土のすぐ隣      見るも無残な地獄絵図
住む気になれないこの場所も 三日居座りゃ楽しいものよ
ハハ 呑気だね 呑気だね」
茶々丸「楓さん、楓さん!」
  楓「いい気になっておったのに……あいあい、何でござるかな?」
茶々丸「楓さん、大王様がお呼びです」
  楓「何と! 閻魔大王直々のお申し付けでござったか……(エヴァのところまで行き)甲賀中忍長瀬楓、ただ今参上仕った」
エヴァ「楓、貴様を呼んだのはほかでもないが……実はだな、盗んでほしいものがある」
茶々丸「信濃の善光寺に眠る、血脈御印でございます」
  楓「ケチミャクギョイン……新宿御苑の親戚か?」
茶々丸「あら、楓さんご冗談を……今まで犯してきた罪も、これを額に押されれば、たちまち消えてしまうという不思議なはんこです」
エヴァ「桐の小箱に納まって、善光寺の宝物殿に、厳しく保管されておる。このはんこさえ盗み出せば、地獄へ落ちる連中も、今よりずっと増えるはずだ」
  楓「それは重宝でござるな……しからば、拙者が奪い取ろう」

390 名前:御血脈:2008/10/30(木) 20:27:17 ID:???
夕映「娑婆へ出ました楓さん、信州信濃の善光寺を訪れます。
といっても、すぐには仕事ができません。境内をくまなく回り、伽藍配置を確かめたです。そして、迎えた午前二時――」
  楓「あそこが宝物庫でござるな……それっ!」
 夕映「そばの木の上へ登りますと、かぎ綱を宝物殿の屋根裏へ引っ掛けます。そして、そこから、するすると中へ入っていったです」
  楓「しかし、寺宝が多いのう……例のはんこはいずこでござる?」
 夕映「中を物色しておりますと、桐の小箱が見つかったです」
  楓「これでござるか?」
 夕映「小箱の蓋をぱっと取ると、その中にまた箱がある。そいつの蓋をぱっと取ると、その中にまた箱がある。何を隠そう、この箱は三重構造だったのです」
  楓「こういう仕掛けでござったか……しからば、この中でござろう」
 夕映「三つ目の蓋をぱっと取ると、小さなはんこが入っていた。
バカブルーである楓さん――まあ、わたしとてバカブラックですけれど――彼女には読めませんでしたが、そこに彫られておりましたのは『血脈御印』の四文字でした。
楓さん、これを例のはんこと合点して……」
  楓「まんまと中へ忍び入り、奪い取ったる血脈御印、これさえあれば大願成就。ああ、ありがたや、かたじけなや!」
 夕映「楓さん、自分の額へ例のはんこを思わず押し頂いたから、そのまま極楽へ行ったです」

391 名前:マロン名無しさん:2008/10/31(金) 00:39:12 ID:???
>>390
そして次は茶々丸が判子を盗みに行って小動物のいる極楽へ・・・
やがて地獄には誰も居なくなって閻魔が一人

そしてエヴァは寂しさのあまり、泣きながら判子を盗みに来るという・・・落ちはないか

392 名前:マロン名無しさん:2008/10/31(金) 08:32:40 ID:???
>>388
新田カルピスってなんだよwwwww

393 名前:千雨 食欲の二人:2008/10/31(金) 09:04:26 ID:???
千雨 食欲の二人


秋、それは食べ物が美味しくなる季節。名付けて食欲の秋
さて、私にはザジという可愛いペットがいるわけだが、これがまだよく食べる
気がつけば冷蔵庫を空にするまで食い尽くすのだ。その食欲は凄まじいの一言だ
幸いにもザジの奴はサーカスでの稼ぎが良いらしく、食費に困ったことはない
だが・・・気がつくと冷蔵庫の食べものが無くなっているというのは勘弁願いたいものだ

ある日のこと、ロボ子から吸血鬼の奴が酒の相手を探していると言うことを耳にした
柿崎の奴ならとも思ったが、どうやら一悶着あったらしい
そこで私はロボ子にウチのザジでは相手にならいか?と提案してみた
もちろん酒は抜きで、食べることだけでも付き合って貰おうと思ったのだ
ロボ子と吸血鬼は快諾した。かくしてその夜、吸血鬼のログハウスで宴は始まったのだ

千雨 「ザジ、良い子にするんだぞ?そして散らかしたら片付けるんだぞ」
食べさせて貰うだけではなんだろうと、私はザジに色々な酒のつまみを持たせてみた
さて、久しぶりの一人の時間が出来た。新しいコスでも試してみようかな・・・

その日、夜半も過ぎた頃、ドアのチャイムに私はブログの更新の手を止めた
千雨 「・・・どうしたんだ?」
ザジはロボ子に手を引かれて私の部屋まで連れてこられたらしい
ションボリとしており、その頭には大きなたんこぶが出来上がっている
茶々丸 「申し訳ありません。マスターとザジさんがスルメの取り合いで喧嘩になりまして・・・」
千雨 「それで叩かれたのか・・・」
茶々丸 「先に手を出したのはマスターの方です。しかしその後ザジさんはスクリューパイルドライバーでマスターを沈めてしまいました」
千雨 「・・・ザジ、お前明日の朝食抜きな」

まあ喰いもんの恨みは恐ろしいというが・・・スルメでパイルはやり過ぎだな



394 名前:マロン名無しさん:2008/10/31(金) 10:38:52 ID:???
吸い込んだのかwwwwwスクリューなんて漢臭い技使うなwwwww

395 名前:マロン名無しさん:2008/10/31(金) 12:38:48 ID:???
>>392
いじめシリーズのころから
「新田先生の精液」という
ギャグネタがあるんですよ。

>>393
ザジはペット扱いかよww
しかもザンギエフ化www

396 名前:マロン名無しさん:2008/11/01(土) 15:15:09 ID:???
>>393
パイルでクソ吹いたwwwww


397 名前:マロン名無しさん:2008/11/01(土) 21:44:39 ID:???
H2 雨宮ひかり

398 名前:麻帆良の珍味:2008/11/01(土) 22:50:25 ID:???
のどか「あ、あの……」
 ネギ「のどかさん、職員室に何の用で?」
のどか「じ、実は……ネギせんせーに食べてほしいものがあるんですよ」
 夕映「図書館湖から採ってきたです。キャビアや筋子の仲間です」
ハルナ「このパル様もハマったんだよ!」
 ネギ「なかなかおいしそうですね
   (だけど、どこかで見たような気も……)」
のどか「それでは、ごゆっくりどうぞ」(三人が去る)
 ネギ「醤油もソースもありませんね……しからば、そのまま食べましょう」
   (のどかのくれた物体を、箸ではさんで食べようとする)
タカミチ「やめたまえ、ネギ先生!」
  ネギ「タカミチ、君も食べてみたら? 麻帆良の珍味なんだって」
タカミチ「どこが麻帆良の珍味かね? これはカエルの卵だぞ!」
  ネギ「…………………………」(絶句)

399 名前:千雨 おともだち:2008/11/03(月) 13:01:45 ID:???
微グロ表現があります

千雨 おともだち
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00017.txt

400 名前:マロン名無しさん:2008/11/03(月) 13:16:27 ID:???
>>399
民家に猛獣を持ち込むなよな……。
そういえば夏の甲子園で、かつて
阪神パークから借りた象が応援に
使われたことがあって、それ以来
甲子園球場には「猛獣を持ち込む
べからず」というルールができたとか。

401 名前:マロン名無しさん:2008/11/04(火) 09:59:50 ID:???
>>398
三人の正体は美空と双子ですね、分かります

402 名前:マロン名無しさん:2008/11/04(火) 15:07:14 ID:???
ザジ最強伝説ですね、わかります

403 名前:マロン名無しさん:2008/11/04(火) 17:54:28 ID:???
>>402
最強は葱おばさんに決まってるだろ
・・・ん?なんか尻が?あれ?なんで・・・葱が?

404 名前:マロン名無しさん:2008/11/05(水) 08:35:47 ID:???
>>403
何故お前は肉片になるんだ?
片付けるのが面倒じゃないか
おば…なばさんももっときれいに処理をだな(ry
 
 
 
 
 
 
アッー

405 名前:マロン名無しさん:2008/11/05(水) 19:06:31 ID:???
>>403-404

ムチャシャガッテ…(AA略)

406 名前:マロン名無しさん:2008/11/06(木) 09:32:48 ID:???
なんだよ、ネタが古いって
葱ババアなんか、昭和の始めだかの都市伝説じゃないか

ん、最近の出前は早いな。
もう来た

407 名前:マロン名無しさん:2008/11/06(木) 19:06:28 ID:???

伝統の味

 今日は、楽しい休日です。
 ネギもこのかも出かけてて、部屋にいるのはわたしだけ。
 だけど、この神楽坂明日菜には、いかにも休日ならではの密かな楽しみがあるの。

 まず、丼を洗います。
 即席麺を中へ入れ、次に卵を洗います。
 コンコン、パカッ……割った卵がきっちりと即席麺に載りました。
最近麺が改良され、中のくぼみが広がって、更に卵が載りやすくなったんですって。
後は、麺が充分かぶるほどの熱湯を入れ、大きな皿で蓋をして三分間待てばいいだけ。
このかと違い、わたしには料理の心得がないけど……それでも、たったこれだけは得意料理といえるかな?

 さあ、三分間たちました。
 蓋を開けると、おいしいにおい。つゆの中では、卵白が既に固まり始めています。
 卵黄を壊さないように、麺を食べ始めました。
 ズルズル……旨い! 伝統の味ってやつね。
 さあ、卵黄をつまみましょう。
 おっと、何だか壊れそう……あーっ!
 だけど、壊れた卵黄を麺に絡めて食べるのもまた旨いんだよね。
 食べ終わったら、つゆも残さずごっくんこ。最後に、丼をしまってごちそうさま。

 楽しかったのはここまで。
 このかがネギを伴って、とうとう帰ってきちゃったわ。
「只今、アスナ」「お帰り、このか」
 なんて挨拶も束の間、彼女の小言が聞こえたの。
「ウチのラーメン食うたんは……アスナかえ?」

408 名前:マロン名無しさん:2008/11/08(土) 18:54:39 ID:???
>>407
葱も入れよう、>>406に刺さってるのを持ってきたまえ

409 名前:マロン名無しさん:2008/11/09(日) 16:09:42 ID:???
>>408
なんか赤いのと茶色いの付いてるんだけど食べるの?

410 名前:マロン名無しさん:2008/11/09(日) 20:29:27 ID:???
>>409
尻じゃなくて・・・うん、こっちの鼻に刺さってるのなら洗えば大丈夫だ。
まったく、戦争体験した世代なんだから食べ物粗末にしちゃ駄目だろ。
葱おばさんは

411 名前:マロン名無しさん:2008/11/10(月) 09:14:42 ID:???
>>410
刺さらない…だと?
何故だ、葱おばさんと言ったものは皆(ryバギャ

412 名前:マロン名無しさん:2008/11/10(月) 12:40:17 ID:???
×刺さる
○貫かれる

413 名前:夏美 おっぱいが小さな理由:2008/11/10(月) 21:03:51 ID:???
夏美 おっぱいが小さな理由


葉加瀬 「夏美しゃ〜ん!!だっこ!!」
夏美 「葉加瀬何を・・・うぷっ!お酒臭いよ」
千鶴 「あらあら、困ったちゃんね。未成年なんだからお酒なんて飲んじゃ駄目でしょ?」
葉加瀬 「私はお酒なんて飲んでましぇんよ〜。柿崎しゃんから美味しいジュースを貰っただけでしゅ」
夏美 「それ、確実にお酒だよ」
葉加瀬 「夏美しゃん、夏美しゃんは可愛いから・・・ん〜ちゅ」
夏美 「ちょ、ちょっと葉加瀬!!」
千鶴 「ほっぺにちゅ、って可愛いわね。私にもお願いできるかしら?」
葉加瀬 「いいでしゅよ〜。ちづるしゃんにも・・・んちゅ」
千鶴 「うふふ、ありがと」

ぽよぽよ
千鶴 「もう、人のおっぱい勝手に揉んじゃ駄目よ」
葉加瀬 「う〜ん、これはあり得ない大きさでしゅねえ・・・研究対象でしゅ」
千鶴 「おっぱいが大きくなる薬でも作るの?」
葉加瀬 「ほえ?そんなのもうありましゅよ。小学生の時に作っちゃいましたよ」
夏美 「何でそれを言わないの!!世間に公表したらすごいじゃない!!っていうか飲ませてよ!!」
葉加瀬 「だからでしゅよ。おっぱい薬を巡って戦争が起きちゃうじゃないでしゅか」
夏美 「うっ・・・それは確かに」
葉加瀬 「それにぃ」
千鶴 「それに?」

葉加瀬 「巨乳の夏美しゃんなんて夏美しゃんじゃないでしゅ。貧乳だから夏美しゃんなんでしゅ。だから貧乳薬を飲んでくだしゃい」
夏美 「葉加瀬・・・それはあんまりだよ。ってちづ姉、ネギなんて持って何処行くの?」
千鶴 「ちょっと美砂の所よ。夏美ちゃん、葉加瀬さんを寝かしつけてね」
夏美 「・・・ちづねえ、程々にね」



414 名前:マロン名無しさん:2008/11/11(火) 12:21:40 ID:???
へべれけさんシリーズの
延長線上にあるネタですね。
来てます状態のハカセがいい!

415 名前:マロン名無しさん:2008/11/11(火) 12:36:27 ID:???
そして、柿崎さんは降伏の証にオールドパーを差し出して
さらに回転尻葱をされるんだな

そういや、オールドパーは百何歳まで生きたご老人の名前が由来だ
つまり、強力那波って日本酒もだな

ん?呼び鈴が・・・ピザなんか頼んだかな?

416 名前:夏美:2008/11/11(火) 19:53:24 ID:???
ちづ姉遅いなぁ
何処まで行ったんだろ?

417 名前:アキラ ゆーなの怪:2008/11/13(木) 23:00:33 ID:???
アキラ ゆーなの怪


1/5
朝、少しだけ眠い目を擦りながらアキラはカーテンを開き、窓を開けた
晴れ渡る空を見渡し大きく息を吸い込むと、とても清々しい空気が胸の中に満たされる

アキラ 「・・・おはよう」

どこからか聞こえてくる小鳥の鳴き声に、アキラはそう答えた
小鳥がそれに応えて囀っているのかどうかわからないが、アキラはそれで満足そうだ


アキラ 「ゆーな、朝だよ」
共に住むルームメイトの部屋へとアキラは入っていった。しかし目的の少女はいなかった
めくれ上がった布団には誰もおらず、そして床には脱ぎ散らかしたパジャマがあったのである
アキラ 「まったくもう、だらしないのは嫌いだって言っているのは自分なのに・・・え?」

にゃ〜

聞こえてきたそれはねこの鳴き声であった
誰も居ないと思っていた部屋の中からねこの鳴き声が聞こえてきたのである
アキラ 「ねこ?何処にもいないのに・・・ん?」
そしてその時、パジャマが動いた

にゃ〜

床に脱ぎ散らかされていたパジャマの袖口から、こねこが顔を出したのだ

418 名前:アキラ ゆーなの怪:2008/11/13(木) 23:01:16 ID:???
2/5
亜子 「んなあほな・・・」
アキラは親友の一人、和泉亜子を自室に呼んだ。今、起こっていることをどうしても相談したかったのだ
アキラ 「でもね、この子はゆーなみたいなの」
亜子 「せやかてな」

にゃー

アキラ 「ゆーな」
にゃー

アキラ 「ほら、ゆーなって言うとちゃんと応えるし」
亜子 「マジで?ゆ、ゆーな?」
にゃー

驚いたことに少女達がこねこに”ゆーな”と問いかけると、こねこは”にゃー”と反応するのである
アキラ 「ゆーな、ねこになっちゃった」
亜子 「ありえん、そんなんありえん・・・」
狼狽える二人をよそに、こねこはアキラの膝の上に乗ると、気持ちよさそうに眠り始めたのである


亜子 「よーく思い出しみよか。ゆーなのパジャマが床に落ちていて、そこから出てきたのがこのねこちゅうことか?」
アキラ 「うん」
亜子 「んで、ゆーなって呼ぶと反応する。せやから・・・これがゆーな?」
アキラ 「だと思うんだけど・・・どうかな?」
亜子 「ゲームとかやないんやからそれはありえんやろ。って、なんでそんな笑顔なん?」
アキラ 「・・・可愛いから」
亜子 「もしかして・・・このこがゆーなだったらいいな、なんて思うてへんやろな?」
アキラ 「・・・チガウヨ?」
亜子 「嘘はもっと上手にな」

419 名前:アキラ ゆーなの怪:2008/11/13(木) 23:02:06 ID:???
3/5
ミルクを温めながら、アキラはこれからのことを考えていた
ゆーなのお父さんにはどう話そうか?ご飯は?
学校は?そして・・・バスケットボールは?
そんな負のことを考えつつも、アキラの心はうきうきしていた
たぶん自分の言葉を理解してくれる小動物と一緒に暮らせるという事実が、親友の危機を霞んだものにしてしまったらしい

アキラ 「出来たよ。ぬるめだからって急いじゃ駄目だよ」
にゃー
アキラ 「美味しい?」
こねこは応えなかった。ただ一生懸命にミルクを舐めている。その姿がたまらなく可愛いとアキラは思った
亜子 「せやけど本当にどうするんや?ホンマにゆーなやったら大変なことやで?」
アキラ 「可愛いから、いい」
亜子 「ちゃうやろ、もー。こないなこと相談できるのは・・・葉加瀬さん?」
アキラ 「解剖されちゃうよ」
亜子 「あー・・・うん。じゃあ・・・ゆーなのお父さんに相談してみる?一応報告せえへんといかんやろし?」
アキラ 「そ、そうだね。お父さんだしね」
こうして二人は運搬用バスケットにこねこをいれて教員寮まで行くことになった


教授 「やあ、おはよう。裕奈かい?裕奈ならいないけど・・・相談?いいよ、入りなさい」
教員寮に行って、明石教授の部屋を尋ねると二人は快く中へと通された
だが教授は普段接することのない娘の友人が尋ねてきたことと、男の一人暮らしの部屋の汚さの申し訳なさで少し気まずいようだった

教授 「は?裕奈がねこになった?」
アキラ 「朝起きたら床にゆーなのパジャマが落ちていて・・・それでその中から出てきたのがこの子」
教授 「だからってねこになったって飛躍しすぎでしょ」
亜子 「でな、ゆーなって呼ぶとにゃーって答えるんや。このねこ」
教授 「あはは・・・それは可愛いね」
アキラ 「わ、笑い事じゃないです!本当にこの子がゆーなだったら・・・どうしていいのか」

420 名前:アキラ ゆーなの怪:2008/11/13(木) 23:02:57 ID:???
4/5
教授 「・・・まあその子は君たちで預かってくれるかな?大丈夫、私は私で何か解決策を調べてみるよ」
アキラ 「信じてくれていないんですね」
教授 「いやいや、僕の方でも調べてみるよ。きっと解決するから」
亜子 「せ、せやな。アキラ、もう失礼しよう」
アキラ 「で、でも!」
亜子 「ええから!!ほな、失礼しました〜」
いそいそと親友の手を引いて教授の部屋をでる亜子。アキラの表情は不満そのものだ

教授 「・・・さてと」
ピッ


アキラ 「なんで!?」
亜子 「あれじゃウチらアホの子やと思われてまうやん。少なくともゆーなはウチらの手元におるんやから大丈夫やろ」
アキラ 「・・・そうだけど・・・そうだね。私、どうかしてたかも」
亜子 「ええから部屋に戻ろ。ゆーなもこんな小さなバスケットに閉じこめてたら・・・あっ!!」
そこで二人はバスケットの中が殻になっていることに気がついた。そう、こねこがいなくなっていたのである

アキラ 「ゆーな!?ゆーなぁ!!!」
亜子 「ど、何処や?ゆーな、おったら返事しぃ!!」
しかしどこからも返事は返ってこなかった。ただ空しく二人の声は空に響く
走り回り、汗だくになってこねこを捜す二人。やがて疲労もピークに来たとき運命の瞬間は二人に訪れた
亜子 「あ、あそこ!!」
亜子が指刺したのは一本の大きな木の上だった。そこの太い木の枝の上に目的のこねこは居た
こねこは少し怯えているようにも見えた

421 名前:アキラ ゆーなの怪:2008/11/13(木) 23:04:26 ID:???
5/5
アキラ 「ゆーな!!動いちゃ駄目だよ、今そっちに行くからね・・・」
アキラがこねこに声をかけると、こねこはその声に反応してにゃーにゃ鳴きはじめる
どうやら登ったところが高すぎて降りられなくなったようだ
アキラ 「動いちゃ駄目・・・駄目だからね」
そっと小さく絞り出すようにアキラは木の枝の上のこねこにささやきかけた
やがて木に登ろうとしてアキラの手が木に触れた瞬間、悲劇は起きた

亜子 「ゆーな!!」
アキラ 「ゆーな!!」
こねこは木の枝から落ちた

二人は思わず目を瞑り、最悪の事態のことを想像する。そう、こねこの・・・
ゆーな 「またキミは高いところに登ってオイタをしてたのかにゃ?ユーナ」

その声には二人は聞き覚えがあった。聞き覚えと言うよりも、二人が求めていた存在そのものの声だったのである
目を開くと、そこには木から落ちたこねこを受け止めていた親友が立っていたのである
アキラ 「ゆーな!?え?人間に戻ったの!?」
ゆーな 「なにわけわからないこといってるにゃ?私は人間、さっきお父さんから電話があって二人が変なこと言ってるって言ってたよ」
亜子 「あ、あはは・・・せ、せやな。人がねこになるなんてありえんもんな。電話、せやなあはは・・・」
アキラ 「でも・・・その子ゆーなの部屋にいたんだよ!!ゆーなのパジャマから出てきたし!!」
ゆーな 「それは昨日このこねこ、ユーナと一緒に寝て、朝練のため早起きしてパジャマ脱いだにゃ」
亜子 「で?」
ゆーな 「この子がその脱いだパジャマに潜り込んで眠っちゃったからそのままにしてきたにゃ」
アキラ 「あう・・・それを私は勘違いして・・・」
亜子 「アキラ、やっぱり希望もあったんやないの?知り合いがねことかになってっていう設定?」
アキラ 「ち、ちがうもん!!私、そんな・・・あうう」
恥じらうアキラは何処かほっとしていてそれで嬉しそうだった

ゆーな 「まったく、常識で考えればわかることにゃ。人がねこになるなんて・・・くすっ」



422 名前:マロン名無しさん:2008/11/13(木) 23:53:09 ID:???
カワイイのキター!
GJでございます

423 名前:マロン名無しさん:2008/11/14(金) 08:54:06 ID:???
これはGJ
可愛いな
 

 
 
ぬこに牛乳あげちゃダメなんだよ腹下すよ(´・ω・`)

424 名前:マロン名無しさん:2008/11/14(金) 11:18:30 ID:???
>>423
那波乳を与えるのもダメですか?

425 名前:マロン名無しさん:2008/11/14(金) 12:34:40 ID:???
>>424
それは子犬(小太郎)専用だ

426 名前:マロン名無しさん:2008/11/14(金) 12:35:07 ID:???
>>424
今、病院につくからな!!

ひどい・・・・十三本も・・・
なんて自殺行為をするんだ

427 名前:マロン名無しさん:2008/11/16(日) 17:00:27 ID:???
まったく、ちづ姉ネタは多用するなと、何度言えばわかるんだ
危険だし濃過ぎるから他のネタが食われてしまうよ

以前のネタ候補である隊長もだな・・・・
あれ?腹に穴?


428 名前:真名 光る風を追い越したら?:2008/11/17(月) 16:45:28 ID:???
真名 光る風を追い越したら?


木乃香 「真名さんって意外と〜」
変質系百合お嬢様が、私の前を風を切って通り過ぎていった

アキラ 「鈍くさいのかも・・・」
昨晩あれだけ愛したあげたはずのお姫様が、私の前を風を切って通り過ぎていく

楓 「で、ござるな〜」
プリンしか食えないニセ忍者が、私の前を風を切って通り過ぎていきやがる

ふぬぅぅぅ!!!負けてたまるか〜
立ちあがれ!!真名ちゃん!!燃え上がれ!!真名ちゃん!!

くそう・・・あ、足に力が入らない
きっと合気道を喰らったときってこういう状態なんだと思う。渋川先生、あなたを尊敬します

ば、バランスもとれない。酔うってこういう状態なんだろうな
柿崎、お前いつもこんな感じなのか?

しかし、幾千の死地をくぐり抜けたこの真名さんの力を持ってすれば・・・立ちあがる事なんてなんでもない!!
立ちあがれないなんて・・・真名ちゃんの意気地無し!!!
フ、フオォォォォォォォ!!!

真名 「や、やった!!みんな見ろ!!立った、真名ちゃんが立ったよ!!」
しかし皆の視線は、華麗に4回転ジャンプを決めたザジに集中していた。衣装もばっちりだ
もうスケートなんてしやんない・・・



429 名前:マロン名無しさん:2008/11/17(月) 19:10:04 ID:???
ザジおいしいw

430 名前:マロン名無しさん:2008/11/17(月) 20:12:30 ID:???
バイアスロンをやっている隊長も
スケートのほうは苦手ですか(@_@)

431 名前:1/2:2008/11/17(月) 20:13:35 ID:???

体重計のいたずら

(このレオタード、映えるかな?)
 新しく買った衣服を手に、一人の娘が苦悩していた。
 桃色の髪を、両耳の上で短く二つ分けにし、それらの根元に赤いリボンを結んだ愛らしい少女である。名前を佐々木まき絵という。
 席次は学校でも裾のほうで、俗に「ピンクのアホウドリ」と呼ばれているが、実は将来を嘱望される新体操選手で、県内の中学生競技会で入賞した実績もある。
 まもなく控えているのは、関東中学生選抜という大舞台。
 そのため、彼女は今日、新しいレオタードを買ってきたのだが……問題なのは体のほう。
 身が引き締まっていれば、それだけ着映えもするだろうが、ここ暫くの猛練習で太った可能性もある。
(とりあえず、測ってみましょ)
 体重計に乗ってみた。両足の前に出た数値は――四十キログラム。
(一ヶ月前に測った時は、四十二キロだったけど……二キロも痩せりゃばっちりね)

 翌日、まき絵は、この町の中心街の喫茶店に来ていた。
「へーえ、二キロも痩せたんだ……そりゃよかったね」
 向かいの席で、クラスメイトの明石裕奈がこう言った。右耳の上で髪を縛った可憐な元気娘である。
「でしょ? だから、こうして食いまくるのよ」
 ストロベリーパフェを食べながら、まき絵は彼女と談笑する。
「でも、食いすぎは体に毒よ。もう、この店で三軒目じゃん」
「ゆーな、デザートは別腹よ……これが終わったら、四軒目へ出かけるもんね」
「まき絵、そういう気の緩みがいけないってば!」
「ゆーな、あんたも最近は練習漬けでしょ? さあ、思い切り食っちゃおう!」
 食い終わるなり、彼女は裕奈を街中へ引き回した。そして二人が着いたところは、いつもの学校にある屋台。
「やっぱり、最後はさっちゃんの肉まんで締めなくっちゃね」
「まき絵、ますます太っちゃうよ……」
「だから、この店でおしまいなの。ついでよ、ついで」
「クラスメイトをおまけにするな!」
 裕奈の突っ込みを無視し、まき絵は二人分の飲茶セットを注文した。日曜の十六時過ぎだというのに、多くの客で賑わっていた。

432 名前:2/2:2008/11/17(月) 20:15:02 ID:???
 一週間後。
 来たるべき大舞台に備え、まき絵はなおも調整を続けていた。
(さて、体重はどうなったかな?)
 久々に測ったところ、数値は元の四十二キロ。
(あたしの理想体重って、およそこの辺なのかもね……)
 ところが、彼女の喜びは、糠喜びに過ぎなかった。間の悪いことに、外出していたルームメイトがちょうど帰ってきたのである。
「まき絵、ウチにも測らして……ゴホン!」
 ゴホンというのは咳である。昨日、彼女は近所の内科へ風邪薬を貰いに行き、今日は友人と遊ぶため、マスクを掛けて出たのであった。
 しかし、彼女は体重計に乗ったとたん、何とも不思議な顔をした。
「あれ?」「亜子、何がおかしいの?」
「この体重……昨日、お医者さんで測ったんより五キロも少ないわ!」
 その瞬間、まき絵の体が白くなった。
 ウェイトを二キロも引き締め、そこから元に戻ったかと思うとさにあらず、実は三キロ増やしてしまい、更に二キロ上乗せ。
(体重計……いつの間に壊れたんだろう?)
 ぶよぶよの腹を見つめながら、彼女はひたすら泣いていた。これでは、どんなレオタードを着ても魅力は引き出せない。
 関東中学生選抜まで……あと一週間。

433 名前:マロン名無しさん:2008/11/18(火) 20:52:38 ID:???
>>432

そんなあなたに”マナーズ ブート キャンプ”をオススメ!!


龍宮先任軍曹があなたのたるんだ身体を一週間でギッチギチに引き締めてくれます
ですが甘えなんて許されません
龍宮先任軍曹はあなたに罵りの言葉を吐きながら鍛えてくれるでしょう


軍曹はこう言いました
「じっくりかわいがってやる。食べたり太ったり出来なくしてやる!」

トランクには鍵をかけましょう。ドーナッツが見つかってしまうかもしれません。大変ですね
「腕立ての姿勢!!Let's Exercise!!」

便所飯をして見つかったらそれは最後の晩餐になるかもしれません。脂肪フラグですね
「ご飯と味噌汁の栄養が足りなかったのか!!貴様!!」


さあ、今すぐこちらまでお電話を!!

434 名前:マロン名無しさん:2008/11/18(火) 21:14:19 ID:???
何だその混ぜるな危険な代物はw

435 名前:マロン名無しさん:2008/11/19(水) 06:28:28 ID:???
変なもん混ぜんなwwwww

436 名前:刀子です:2008/11/19(水) 23:44:39 ID:???
自虐系鬱ネタです。下ネタも含まれるので苦手な方はスルーで

元ネタはヒロシの”ヒロシです”から


刀子です
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00018.txt

437 名前:マロン名無しさん:2008/11/20(木) 00:07:58 ID:???
もうやめて!とっくに刀子先生のライフはゼロよ!

438 名前:マロン名無しさん:2008/11/20(木) 08:24:44 ID:???
>>436が!!
>>436が輪切りに!!

刀子さんに結婚できないとか、
那波さんをオバサンって言っちゃダヌグォ

439 名前:マロン名無しさん:2008/11/20(木) 09:06:57 ID:???
>>438
ネギ詰め込んで輪切りとかどこの料理だよ

440 名前:マロン名無しさん:2008/11/21(金) 04:37:42 ID:tDUGf7Ox
千雨スレが落ちました

441 名前:マロン名無しさん:2008/11/21(金) 21:00:39 ID:???
なんてこった、今日書き込みしようと思ったのに。。。

442 名前:マロン名無しさん:2008/11/21(金) 22:33:56 ID:???
すぐ落ちるかもしれないから連休が終わったら立て直すよ

つかスレチだな
スマソ

443 名前:マロン名無しさん:2008/11/22(土) 09:30:57 ID:???
>>444
3つぐらい死亡フラグ立ってないか?

444 名前:マロン名無しさん:2008/11/22(土) 18:59:43 ID:???
>>443
え?別にオレは
1.年齢詐称 2.若づくり 3.ネギ婆さん
とか言ってないよ?全然

でも、これより
1.あやかをいじめる
2.夏実をいじめる
3.小太郎をいじめる
のほうが完璧死亡フラグだと思

ピンポーン

445 名前:マロン名無しさん:2008/11/22(土) 21:43:13 ID:???
>>444
そこに「4結婚できない」
を追加すれば、さらに刀子さんにもケンカ売れるぜ
若づくりだし結婚できないし、年齢的に本当にやばいよな

まぁ、さいきょうなばーと同時はさすがに
あれ?なんで窓開いてるの?


446 名前:マロン名無しさん:2008/11/22(土) 22:25:03 ID:???
ほお、葱と生肉のみじん和えか、タルタルステーキや鯵のナメロウの親戚か?

447 名前:マロン名無しさん:2008/11/23(日) 08:56:40 ID:???
>>445
最強なババア?

448 名前:五月:2008/11/23(日) 09:13:20 ID:???
最近超さんから変わった食材が多く入荷するようになったんです
ネギと生肉のたたき……それもこんなにたくさん
産地を聞いても「善意の寄付ヨ」としか教えてくれません

このくらい私でも調理できますが、きっと超さんなりのお手伝いのつもりなんでしょう
今日はチヂミにするのもいいかもしれません

……おや、また増えるみたいですね

449 名前:マロン名無しさん:2008/11/23(日) 11:47:44 ID:???
その昔はもろこしとくると野蛮国で、
人肉を食うような土地だったからな。

450 名前:マロン名無しさん:2008/11/23(日) 22:08:57 ID:???
亜子 「なんでやねん・・・」
アキラ 「ゴメン」
亜子 「なんでやねん・・・」
アキラ 「ちょっと油断したんだ。まさかこんな事になるなんて」
亜子 「しばいてもええかな?」
アキラ 「み、みんなには言っておくから・・・だから・・・」
亜子 「寒うなったからコタツ出したら、なんでコタツの中にねこが15匹もおるねん。ウチ、入られへんやん」
アキラ 「みんな・・・寒空の下固まって震えてたんだ。だから・・・」
亜子 「コンセント抜いてもええ?」
アキラ 「止めてあげて・・・」

451 名前:マロン名無しさん:2008/11/23(日) 23:50:47 ID:zc8tcjHQ
亜子のドSキャラ発動wwww

452 名前:マロン名無しさん:2008/11/24(月) 05:51:50 ID:???
14匹と1人の間違いじゃね?

453 名前:マロン名無しさん:2008/11/24(月) 15:12:44 ID:???
追い出そうとしたら噛みつかれるんですね
わかります

454 名前:1/2:2008/11/24(月) 20:02:29 ID:???

パイキッカー千鶴

 千鶴「今日は、みんなに、面白い芸を見せてあげるわ」
小太郎「ちづ姉、何が始まるんや?」
 千鶴「夏美ちゃん、そのタオル貸して」
 夏美「ハイハイ」
 千鶴「これを、こうして頭に巻いて……」
あやか「ちづるさん、目隠しをしてどういうつもり?」
 千鶴「別に何でも構わないから、胸の谷間に物を置いて。見事、乳房の感触だけで、それが何かを当ててあげるわ」
 夏美「ちづ姉、パイキッカーみたい!」
小太郎「それも言うならサイキッカーや……」
 千鶴「さあさあ、たれでもいいから出題してね」
小太郎「ほな、これを頼むわ」
 千鶴「どれどれ……(乳房を両側から揺らし)うん、わかったわ」
小太郎「ちづ姉、何かわかるか?」
 千鶴「いつも着けてるニット帽でしょ?」
小太郎「当たりや! さすがはちづ姉や」
 千鶴「このくらいならすぐわかるわよ……ハイ、次の人!」
 夏美「ちづ姉、これを当ててみて」
 千鶴「どれどれ……(乳房を両側から揺らし)うん、わかったわ」
 夏美「何だと思う?」
 千鶴「この感触は……口紅ね」
 夏美「すごーい、当たったあ!」
あやか「まあ、口紅なんて……あなたには、ちょっと早すぎませんこと?」
 夏美「いいんちょったら失礼ね……劇のメイクに使うんだから」
 千鶴「わかってるわよ、夏美ちゃん……ハイ、次の人!」

455 名前:2/2:2008/11/24(月) 20:03:29 ID:???
あやか「私からの出題は……これですわ」
 千鶴「どれどれ……(乳房を両側から揺らし)うん、わかったわ」
あやか「ちづるさん、本当にわかりましたの?」
 千鶴「この形……あやかの得意なオカリナね」
あやか「大当たり! さすがはちづるさんですわ」
小太郎「部屋に二人っきりの時、あや姉が吹いてくれるんや。実に素敵な演奏やで」
 千鶴「わたしにも、いつか聴かせてちょうだいね」
あやか「ハイハイ……(千鶴からオカリナを受け取る)」
???「面白えことやってるな……どれ、俺っちも交ぜてくれ」
小太郎「どこのたれかと思うたら……ネギのペットやないかいな!」
 カモ「アレレレ? 千鶴の姐さん、目隠ししてるぜ」
小太郎「何か手持ちのもんがあったら、胸の谷間に置いてみい。ちづ姉が当ててくれるわ」
 カモ「なるほどな……それじゃ、姐さん、これを頼むぜ」
 千鶴「どれどれ……(乳房を両側から揺らし)うん、わかったわ」
 カモ「千鶴の姐さん、ほんとかい?」
 千鶴「この感触は……釣鐘型の髪留めね。明日菜ちゃん、いつも着けてるでしょ」
 カモ「すっげえ、当たっちまったぜ!」
 千鶴「わたしにかかれば簡単よ。ハイハイ……(カモに髪留めを返す)」
???「こらー、バカオコジョ!」
 カモ(ギクッ)
明日菜「シャワー浴びて、髪を結いなおそうとしたら……あんたの仕業ねっ!」
 カモ「ばれちまったぜ……」
明日菜「(カモをとっつかみ)ほらほら、さっさと帰るわよ……(バタン)」

あやか「全く、アスナさんときたら……」
 千鶴「些細な悪事も見透かさないのね。ウフフフフ」

456 名前:マロン名無しさん:2008/11/25(火) 00:47:38 ID:???
風香 「くしし、じゃあちづ姉これわかる?」
つ[つくつくのいがぐり]

真名 「で、では私はこれを・・・」
つ[ガチガチの百合棒]

古 「じゃあワタシはこれアル」
つ[熱々の肉まん]


死して屍拾う者無し・・・

457 名前:マロン名無しさん:2008/11/25(火) 05:00:39 ID:???
尻葱から全ては始まる。
正気にては大業ならず
武士道はネギグルイなり

赤毛のソバカスの葱は
尻を貫くことが出来るのか?
眼鏡の腐女子の絵は
対手の魂を腐らせることが出来るのか?
出来る
出来るのだ

千鶴「萌えませぬ、脇キャラかと」

残酷無残なラブコメが幕を挙げる
ネギグルイ今冬公開

刀子「おばさんと申したか」


458 名前:マロン名無しさん:2008/11/25(火) 13:15:53 ID:???
>>457
真w名w

459 名前:マロン名無しさん:2008/11/26(水) 15:59:00 ID:???
>>457
お前、那波さんに最狂師匠当てたかっただげだろw

460 名前:マロン名無しさん:2008/11/27(木) 16:30:41 ID:???
誰もいない・・・今なら言える・・・
那波さんはオバサン!!
あれ?停電?

461 名前:マロン名無しさん:2008/11/27(木) 17:31:14 ID:???
さすがに那波さんいぢめ過ぎだろ
何人消されてんだよ

462 名前:マロン名無しさん:2008/11/27(木) 20:12:45 ID:???
亜子 「自分、ちょっとそこに座り」
にゃ〜
亜子 「自分、何で怒られてんかわかるか?」
ごろごろごろ
亜子 「甘えてもアカン。おっちゃん怒ってんねんで?」
・・・
亜子 「コタツの上には登ったらアカンって言うたやろ?そのうえ・・・」
ふにゃ〜ん
亜子 「・・・あくびとはええ度胸や。こりゃお仕置きやな」
くしゅん
亜子 「そこでそのままじっとしとるんやで。いま尻の穴にコーヒー豆詰めこんだる」

アキラ 「亜子・・・ゲーム中にスーファミのリセットボタンを押されたからってそこまでしなくても」
亜子 「アカン。ねこやからいうて甘やかしたらアカン」
アキラ 「やめてあげて・・・代わりに私が・・・」

463 名前:マロン名無しさん:2008/11/27(木) 20:23:03 ID:???
懐古趣味だねえ……。

464 名前:マロン名無しさん:2008/11/27(木) 22:53:17 ID:???
代わりにアキラの尻穴にコーヒー豆を入れるだと…?

465 名前:マロン名無しさん:2008/11/27(木) 22:58:03 ID:???
残念、それは新田の尻穴だ

466 名前:マロン名無しさん:2008/11/28(金) 00:24:15 ID:???
ダイの大冒険のチウと、
雷鳴のザジをイメージして来たのは俺だけですか?
そうですか。

467 名前:マロン名無しさん:2008/11/28(金) 05:35:36 ID:???
亜子「うぇへへ、それを狙ってたんや。たゆんた(ry)」
となるわけだな?


468 名前:マロン名無しさん:2008/11/28(金) 23:31:27 ID:???
アキラ 「亜子、何処かに行くの?」
亜子 「自転車でちょいと近くのコンビニに行くんや、何か買うてきて欲しいもんでもあるん?」
アキラ 「えっと・・・ちょっとこの子を一緒に連れて行ってくれないかな?」
亜子 「この子ってねこやんか。どないして連れてけちゅうねん」
アキラ 「その・・・フードの中に入れては駄目かな?」
亜子 「コンビニはペット禁止やで?」
アキラ 「この子ね、足を怪我しちゃったから最近お外にお散歩行ってないの。だから・・・」
亜子 「店員さんに怒られたら自転車のカゴの中に放りこんどくけどそれでもええか?」
アキラ 「・・・うん」

秋風はもう冷たくなっているやん。こりゃプリンも凍るで

亜子 「自分、寒くないか?」
に〜
亜子 「さよか。フードの中、窮屈や無いか?」
に〜
亜子 「ほ〜か。自分、カリカリ好きか?」
にっ
亜子 「別に買わへんけどな・・・自分、暖かいな。おっちゃん、背中の辺りがぽかぽかやで」
にゃ〜
亜子 「さよか」


アキラ 「おかえり、あの子はどんな感じだった?」
亜子 「まあ楽しそうやったで。でも店員さんに変な目で見られたわ。それはち〜と勘弁してほしかったな」
アキラ 「ねえ亜子。また・・・お願いしてもイイかな?」
亜子 「・・・コンビニまでならな。それ以上はゴメンやわ」
アキラ 「うん」

469 名前:マロン名無しさん:2008/11/29(土) 08:27:48 ID:???
(*´∀`)

470 名前:マロン名無しさん:2008/11/29(土) 14:00:24 ID:???
いいシリーズになりそうだ……。

471 名前:マロン名無しさん:2008/11/30(日) 14:25:51 ID:???
<神楽坂明日菜編>
普通の明日菜は、魔法を無効化する。
良い明日菜は、あやかの悪口を無効化する。
悪い明日菜は、ネギの授業を無効化する。

<近衛木乃香編>
 普通の木乃香は、癒しを与える。
  良い木乃香は、金を与える。
  悪い木乃香は、トンカチでダメージを与える。

 <早乙女ハルナ編>
 普通のハルナは、ラブの臭いを感じ取れる。
  良いハルナは、他人の嫌いなものの臭いを感じ取れる。
  悪いハルナは、夕映ジュースの臭いを感じ取れる。

<宮崎のどか編>
普通ののどかは、両目または片目を隠している。
 良いのどかは、ネギの正体を隠している。
 悪いのどかは、ナギの魔法書を隠している。

472 名前:欽ドン風小ネタ:2008/11/30(日) 14:26:38 ID:???
↑タイトル忘れてた(^^;

473 名前:マロン名無しさん:2008/11/30(日) 15:10:49 ID:bVBRyssy
>>472
はオッサン確定

474 名前:471-472:2008/12/01(月) 11:22:37 ID:???
当方、既に三十四です。
申し訳ございません(T_T)

475 名前:マロン名無しさん:2008/12/01(月) 19:07:44 ID:???
亜子 「寒い冬は鍋やなぁ・・・アキラ?」
アキラ 「・・・うん」
亜子 「せやったら早速この鍋を煮込もうか?」
アキラ 「・・・ダメ」
亜子 「蓋をして30分ぐらい弱火でことこと煮込もうか?」
アキラ 「・・・ダメだよ」
亜子 「こいつらから出汁・・・出るやろか?」
アキラ 「止めてあげて・・・」

亜子 「なんで鍋の中でねこが丸くなってんねん、邪魔や。これはもう煮込むしかあらへんやろ?」
アキラ 「これはねこ鍋っていって最近流行ってるんだよ。可愛いでしょ」
亜子 「可愛くない。う〜ん、ねこの調理法って・・・せや!くーやんかちゃおりんなら知ってるかも」
アキラ 「食べちゃダメ・・・」

476 名前:マロン名無しさん:2008/12/01(月) 19:37:57 ID:???
アキラの「止めてあげて」が良すぎ!
ねこ鍋吹いたわ

亜子好きだから、ここでの亜子の扱いがツライ


477 名前:475:2008/12/01(月) 20:18:12 ID:???
>>476
あえて亜子を”関西のおっさん風味”に仕立ててあるから
扱いについては申し訳ない

うん、わかってるんだ。おっさん風味なんてありえないって
でもあえて言うなら・・・可能性、かな?

478 名前:マロン名無しさん:2008/12/01(月) 20:21:54 ID:???
エヴァ「寒い日は鍋だな。鍋に決まってる」
茶々丸『そうですね』
エヴァ「早速その鍋を煮てくれ」
茶々丸『だが断る』
エヴァ「おい」
茶々丸『この子たちは食べられません』
エヴァ「ならどかせ。鍋の中で丸くなられちゃ邪魔でかなわん」
茶々丸『これはねこ鍋と言って流行ってるんです。もしかしてマスター知らないんですか? おっくれってるぅー』
エヴァ「ねこなべはやりか!? キティのりおくれた!?」
茶々丸『ねこ鍋なんてみんな知ってますよ。かわいいでしょう?』
エヴァ「いや…まぁ、別に害があるわけじゃなしに、そのままにしておいてもいいぞ」
茶々丸『では夕飯はどうしますか?』
エヴァ「……超包子に湯豆腐でも食いに行くか」
茶々丸『了解』

479 名前:マロン名無しさん:2008/12/01(月) 23:59:57 ID:???
キティって子猫だからエヴァ様入れても猫鍋だな
あとキティは、ふしだらな娘って意味もあるんだな
知らなかった

黒茶々「ふしだらな娘は鍋に入れて食べちゃいますよ」

480 名前:マロン名無しさん:2008/12/03(水) 04:06:27 ID:???
亜子 「ふわ〜ぁ。冬は布団の中、さっむいなあ・・・早よ暖まらんかな」
な〜ん
亜子 「コラコラ、自分の寝床はここやないやろ?ねこやったらコタツの中でもアキラの布団の中でも何処でもあるやろ」
な〜な〜
亜子 「あっ!入って・・・まったく、人の話はちゃんと聞き?ねこやからいうて我が儘はアカンで?」
ごろごろごろ
亜子 「おっちゃんな、結構寝相悪いねんで?寝てるうちにつぶれあんパンになっても知らんで?」
な〜ん
亜子 「さよか。自分、ええ度胸や」


亜子 「なあ、何で自分おっちゃんの寝床に入ってきたん?さっきも言うたけど他にも寝床はあるやろ?」
・・・
亜子 「幸せそうな顔してるな、自分。そんなにおっちゃんがええか?」
・・・
亜子 「勝手なもんや。勝手にやってきて勝手に寝る。もうたまらんで・・・」


アキラ 「おはよう、亜子。なんだか眠そうだね、昨日は眠れなかったの?」
亜子 「色々あってん」
な〜
アキラ 「ん?キミは亜子と一緒に寝てたのか、キミはよく眠れた?」
な〜
アキラ 「そっか。亜子、ありがとね」
亜子 (勘弁してほしいで、ホンマ。寝たらねこ潰さんか思て、よう眠れんかったわ)
アキラ 「??」
亜子 (次にきたら・・・潰れても知らんで?)

481 名前:マロン名無しさん:2008/12/03(水) 09:50:16 ID:???
>>480
乙!
亜子と猫との間に絆がw

482 名前:マロン名無しさん:2008/12/03(水) 21:14:06 ID:???
公式たゆんたゆんktkrwwwwwwwwwwwwwwwww

483 名前:マロン名無しさん:2008/12/04(木) 07:52:06 ID:???
>>482
マジだwwwww
どんだけ早かったんだこのスレwwwww

484 名前:マロン名無しさん:2008/12/06(土) 08:53:54 ID:D6Wbgvcc
あげ

485 名前:マロン名無しさん:2008/12/06(土) 12:56:40 ID:???
>>482
kwsk

486 名前:マロン名無しさん:2008/12/06(土) 19:53:26 ID:???
>>485
今週号のマガジン参照

温泉にやってきたネギ一行
揺れる裕奈のおっぱい、擬音はたゆん

そしてパイオ・ツゥにおっぱいを陵辱される女子達
その怒りの矛先は一人の漢になすりつけられるのであった

んで、次号休載

487 名前:マロン名無しさん:2008/12/06(土) 22:10:08 ID:???
亜子 「なあ、自分、もうちょっと大きくなれへんかな?」
にゃ?
アキラ 「この子はまだこねこだから大きくなるよ」

亜子 「具体的には2m50ぐらいまで大きくなろうな?」
にゃ〜!
アキラ 「いくらなんでもそれは無理だよ」

亜子 「そこまで大きくなったら全身の毛を黄色に染めるんや」
に?
アキラ 「何で?」

亜子 「そして全身に黒で縞々つけるんや。そしたら見た目は立派なトラさんやで」
な〜ん
アキラ 「もしかして亜子・・・」

亜子 「そうなったら甲子園球場行こうな、そして阪神応援するんや。巨人ファンなんていてもうたれ!」
にゃ〜!!
アキラ 「大変なことになるって」

亜子 「阪神優勝したらマスコットキャラになるで!?でもその前にド●ラは潰しとこな。アイツは目障りや、目立ち過ぎや」
にゃん!
アキラ 「出禁になっちゃうよ。ドア●可愛いのに・・・そんなことしちゃダメ」

488 名前:マロン名無しさん:2008/12/06(土) 23:25:52 ID:???
壮大な計画だねえ……

ついでに、こっちもネタ投下。

489 名前:さよちゃんのレパートリー:2008/12/06(土) 23:27:13 ID:???
和美「さよちゃん、カラオケてわかる?」
さよ「空の桶……ですか?」
桜子「違うわよ。曲に合わせて歌うことよ」
和美「今度、桜子たちと一緒に出かけるんだけど……さよちゃん、あんたも行かないかい?」
さよ「はい。わたしでよければ、喜んで……」
桜子「さよちゃんて、どういう歌が得意なの?」
美砂「東海林太郎? 藤山一郎?」
 円「淡谷のり子? それともディック=ミネ?」
さよ「いいえ。流行歌ではないんです」
和美「だったら、何が得意なのよ?」
さよ「実は、わたしの得意な歌……ヨーデルなんです」
桜子「あら、それは意外ね」
さよ「ちょっと歌ってみましょうか……♪ユーレイ、ユーレイ、ユーレイヒ〜」
一同「しゃれてるだけかーい!」

490 名前:マロン名無しさん:2008/12/07(日) 11:07:55 ID:???
アキラ「ま、待って二人とも」

亜子「アキラ・・・どいてぇな、これだけは譲れへん」
真名「引いてくれアキラ!!人類の希望が私にかかっているんだ!!」

亜子「たゆんたゆんは全人類の夢や言うとるやろ!!」
真名「なにを言うか!百合棒こそエロスの王道!!」
那婆「あらあら」

なんだこれ

491 名前:マロン名無しさん:2008/12/07(日) 11:51:18 ID:???
このノリが懐かしすぎて涙目
みんなGJすぎる

492 名前:マロン名無しさん:2008/12/07(日) 12:57:52 ID:???
>>486
激しくGJ!

493 名前:マロン名無しさん:2008/12/08(月) 00:01:05 ID:???
>>487の亜子アネキから猛虎魂を感じるwww

494 名前:ハルナ 未来予想図:2008/12/09(火) 21:37:04 ID:???
ハルナ 未来予想図


1/2
ハルナ 「ねえ、ちゃおりん。私達の未来ってどうなるの?」
超 「それは教えられないネ・・・というのは建前で本当のところは知らないネ」
ハルナ 「未来人なのに?」
超 「未来とはいえ、今より100年以上先のことヨ?とってもな偉人でもない限り普通は記録にも残ってないヨ」
ハルナ 「そっか・・・じゃあ未来は予想するしかないのか」
超 「ガンバルヨロシ」


ハルナ 「一応人間って括りで一番長生きしそうなのは誰かな?」
超 「健康度、ストレス、その他諸々の情報から判断すると・・・桜子サンカナ?」
ハルナ 「桜子か・・・あり得るわね。和服を着たニコニコ笑顔の桜子おばあちゃん。暖かい日差しが降り注ぐ縁側で茶をすする」
超 「その側には二匹のねこ。ねこたちは特に何をするわけでもなく桜子サンとほのぼの生きル」
ハルナ 「しかしそれは表の顔。裏の顔は御歳146歳、経歴ではなく実力で裏賭博の頂点に君臨するお方だ」
超 「つまりは桜海皇(おうかいおう)ってことネ」


ハルナ 「一番犯罪に走りそうなのは?」
超 「ん〜・・・ミソラサン?」
ハルナ 「・・・似合うよね、縞々の囚人服」
超 「実は未来にはミソラ三世なる怪盗が出没して、釘宮警部とバトルを繰り広げてる・・カモ?」
ハルナ 「相棒はたつみーと刹那さんで」

495 名前:ハルナ 未来予想図:2008/12/09(火) 21:37:53 ID:???
2/2
ハルナ 「将来貧乏になっちゃいそうなのは?」
超 「実は夏美サンというデータが出たヨ」
ハルナ 「なんで?」
超 「実力はあれども売れない女優という未来が待ってるヨ」
ハルナ 「それはある意味可哀想かな」


ハルナ 「け・・・結婚できなさそうなのは?」
超 「釘宮サン、いいんちょ、裕奈サン」
ハルナ 「あーうん、くぎみーといいんちょはわかる。でも裕奈はなんで?」
超 「近親婚はまずいと思うナ?」
ハルナ 「あーうん。でもね、ネタ的にはその一線を越えて欲しいかな」


ハルナ 「意外な職業に就きそうなのは誰?」
超 「千雨さんは・・・実は・・・21世紀を代表する・・・これ以上は言えないヨ」
ハルナ 「言いなさい。ちうっちは何になるのよ!!」
超 「わかったヨ。千雨サンは21世紀を代表する・・・アイドルレスラーになってしまうのヨ」
ハルナ 「そっか・・・ネットアイドルからアイドルレスラーにジョブチェンジするのか・・・」
超 「戦歴は25年で2345戦で0勝2345敗。故に女性レスラー連続敗戦記録でギネスに名前を残したネ」
ハルナ 「そっか・・・今のうちにサインでも貰っておこうかな」
超 「残念ながらサインは滅茶苦茶残したので価値はあまり無いヨ」



496 名前:マロン名無しさん:2008/12/09(火) 22:20:09 ID:???
〜アイドルまで読んだ



その先は見てない見てない見てなーい!!w

497 名前:マロン名無しさん:2008/12/10(水) 10:37:04 ID:???
>>495
ストーカー市川……
いや、長谷川ですね(^^)

498 名前:マロン名無しさん:2008/12/11(木) 10:02:56 ID:???
現時点で長生きしてる人がクラスに二人ほどいるじゃないか

499 名前:マロン名無しさん:2008/12/11(木) 10:44:46 ID:???
>>497
必殺技・カンチョウ……

500 名前:マロン名無しさん:2008/12/11(木) 10:53:19 ID:iO6KPKjX
24巻のDVDおもしれー

501 名前:マロン名無しさん:2008/12/12(金) 12:33:26 ID:???
なは゛さんと、とーこさんですね、わかり・・・

502 名前:アキラ 憂う少女のバラード:2008/12/12(金) 21:36:32 ID:???
アキラ 憂う少女のバラード


アキラ 「はぁ・・・」
ハルナ 「どうしたのさため息なんかついてさ」
アキラ 「亜子のことだよ。ナギさんのこと、どうやって諦めさせようかなって」
ハルナ 「ばらしちゃえばいいじゃん、すっきりするよ?」
アキラ 「それじゃあ亜子がまた傷ついちゃう。ネギ先生のこと、嫌いになっちゃうよ」
ハルナ 「どうやっても傷つくと思うんだけどな」
アキラ 「だからなるだけ傷つかない方法を捜してるんだ」

ハルナ 「なるだけで良いなら一つ良いのがあるよ」
アキラ 「何!?」
ハルナ 「ナギさんには好きな人がいるとか恋人がいるって設定はどう?」
アキラ 「・・・なるほど。それなら・・・でも今まで言わなかったのはどうしてって事にならない?」
ハルナ 「理由か・・・良いのがあるけど・・・こっちはネギ君とかが傷つくかも?」
アキラ 「い、一応聞くね。どんな理由?」

ハルナ 「ナギさんが好きな人は・・・コジロー君と言う設定でふぁいなるあんさー?」

アキラ 「はい?」
ハルナ 「男同士の秘めたる関係、そこに少女の入り込む隙はないのである。二人の掘り尽くされた関係は引き裂くことは出来ないのだ!!」
アキラ 「ちょっと・・・それは・・・」
ハルナ 「これなら亜子もきっと諦めるって!!さあ、早速ネギ君にこれを伝えて実戦して貰おう!!」
アキラ 「あの・・・ハルナ?」
ハルナ 「目の前で見ないと亜子も諦めきれないね!これもネギ君の責任ってやつだよ!もちろん参考にして一本描いちゃうよ!!」
アキラ 「えっと・・・あの・・・」
ハルナ 「コミケットinオスティアはこれに決まり!!さっそくネタ集めだわぁ!!!」
アキラ 「い、いいのかな?」



503 名前:マロン名無しさん:2008/12/12(金) 22:37:55 ID:???
掘り尽くされたってw

504 名前:マロン名無しさん:2008/12/13(土) 22:25:11 ID:???
パルさすがw
801はいつでもハリケーンですかw

505 名前:マロン名無しさん:2008/12/13(土) 23:54:51 ID:???
801はともかく、あっちじゃ異種族間ネタなんていったところで
こっちでの日本人×外国人ネタ程度の認識なんだろうな。
当然長命種テーマものだって珍しくもなんともなおやなんか野菜を刻むかのような音g




506 名前:マロン名無しさん:2008/12/14(日) 06:50:25 ID:???
成程、百年後に魔法世界同人の開祖としてパルの名前が残るんだな

そして、さりげなく洗脳されるアリアドネー組
エミリィ「ナギ様が・・・・私のナギ様がこんな・・・(ボタボタ)」
コレット「委員長、鼻血拭いて、こっちのナギ総受けの本もなかなか(ダバダバ)」
夕映「き・・・旧世界の文化とはなんて恐ろしい・・・しかし、このノリはどこかで?」

507 名前:マロン名無しさん:2008/12/14(日) 18:59:27 ID:???
>>506
一方その頃―

環・暦「「絶対フェイ×ネギよ!!」」
焔・調・栞「「「何言ってるの、フェイト様総受けが一番に決まってるでしょ!!」」」



フェイト「………早乙女ハルナ…、どうやら彼女は真っ先に始末しなければならない存在だったようだね………」

508 名前:腐れた旧世界の恋愛指南書:2008/12/15(月) 21:25:04 ID:???
腐れた旧世界の恋愛指南書


1/3
エミリィ 「あら・・・?これは珍しい本ね」
お嬢様と過ごす午後の一時、それは外に買い物に出た時のことでありました
ベア 「どうかなさいましたか?本・・・旧世界の情報の本ですね」
エミリィ 「旧世界の恋愛指南ですか。それにしてもこの腐れたというのは気になりますが・・・ちょっと読んでみますか」
ベア 「れ、恋愛に興味がおありですか。お嬢様」
エミリィ 「ちょ、ちょっと見てみるだけです!!」


レベル1
青春の甘酸っぱい思い出

放課後の教室、オレンジ色の夕日が差し込む中で少女は学級日誌を書く手を止めた
グラウンドから聞こえてくる運動部のかけ声に少女の期待は高まっていく
少女は窓際まで行くと、窓の外のグラウンドの風景に視線を落とした
一人の少年が後輩達を指導していた
流れ落ちる汗を拭こうともせず、その技術を高めようとしている

少女 「ナギ先輩・・・」

少女は熱い吐息を吐いた。届かぬかもしれない想いを胸に秘めながら少女は目を潤ませた

エミリィ 「・・・お母様を思い出しますわ」
ベア (ナギ様を重ねられておられるのか・・・)

509 名前:腐れた旧世界の恋愛指南書:2008/12/15(月) 21:25:52 ID:???
2/3
レベル2
ほとばしる熱いパトスで禁断の愛

ネギ 「こ、小太朗君!!動いちゃダメぇ!!」

組み敷かれた少年は友人の少年に、いや、友人だった少年に泣きながら哀願した
しかし組み敷いている少年は解放しようとはしなかった

小太朗 「ネギッ!!ネギッ!!あうっ!!」
ネギ 「ひゃぁん!!熱いよ!!小太朗君!!」
小太朗 「ネギ・・・スマン・・・」

少年は流れ込む熱いパトスを決して嫌なものとしては感じていなかった
やがて体内に染みこんでいくパトスを愛として受け止めたのだ
重なり合う肌はもう離れることはないだろう。そう、友人から恋人になった少年の頭を撫でながら一粒の涙を流した

ベア 「お嬢様・・・?あの・・・」
エミリィ 「な、アンでもありませんわ!!あんでもないんですの!!」
ベア (まさか・・・目覚めた?)

レベル3
その愛は種族を越えて

桜子 「あん!もう・・・ね、ねこの舌ってザラザラするんだよね」
アキラ 「お馬さんって・・・たくましい」
真名 「さあ仔犬ちゃん!ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・私が良いのかな?」

エミリィ 「・・・まあこれはこれで。そういえば旧世界って基本的に人間族だけでしたわね」
ベア 「御意に」

510 名前:腐れた旧世界の恋愛指南書:2008/12/15(月) 21:29:23 ID:???
3/3
レベル4
魂は生き物だけのものに非ず。八百万の神々の悪戯

俺の名前はエッフェル塔。フランスという街にいるナイスガイだ
それはある晴れた日のこと。俺はビルが噎び立つトウキョーという街を散歩していたんだ
そこには奴がいた。奴は俺の姿を見つけるとおもむろにエレベーターを最上階まであげるとこう言ったんだ

「やらないか?」

奴の名は東京タワー。身長は俺よりも高く、真っ赤な身体が特徴のいかつい奴だった
しかし・・・奴のブツは凄かった。その気がないはずの俺はやつのブツからは目が離せない
後はもうわかるな?アッー!!とでも言っておけばいいだろう

「ねえ、今夜は・・・いいでしょう?」
凱旋門が俺に寄り添ってきた。100年ほど連れ添っているが最近コイツには欲情しない
そう、あんな体験があった後では霞んで見えてしまうのだ
「ダメだ。シャンゼリゼ通りが見てしまうだろう?」
「大丈夫よ。あの子はまだ幼いから何をやってるかなんてわからないわ」
凱旋門はそう言うとビッチの様に広げた門を俺の方に向けてきた。昔は貪るようにお互いに快楽を求めたものだが・・・

ダメだ。アイツが俺を壊してしまったんだ

エミリィ 「・・・あの・・・あの・・・」
ベア 「お嬢様、今見たことは忘れることです。野良犬にでも噛まれたと思うのです」

さて、こんな爛れた書物は存在すべきではありません。早速にでも出版社および作者の処分をお願いしなければなりません
ベア 「・・・始末屋のさっちゃ・・・いえ、サクラザキさんでしたね」
刹那 「その通りだ。依頼は護衛、それとも・・・」
ベア 「依頼内容は抹殺。ターゲットは早乙女ファクトリー・・・」



511 名前:マロン名無しさん:2008/12/15(月) 21:36:40 ID:???
レベルの上がり方がハードすぎるww

512 名前:マロン名無しさん:2008/12/15(月) 22:27:10 ID:???
つかレベル4にどういうニーズがあるというんだw

513 名前:マロン名無しさん:2008/12/15(月) 22:51:04 ID:???
残念ながら、桜崎さんも洗脳されて帰って来ました

「アヒャヒャ、このちゃん!!今日はうちの百合棒であひんあひん言わしたるでー」

514 名前:マロン名無しさん:2008/12/15(月) 22:56:12 ID:???
別人ですね、わかります

515 名前:マロン名無しさん:2008/12/16(火) 06:58:07 ID:???
>>513
字間違えてるし、エロス大魔王とか、隊長と被るじゃないか

だいたい、せっちゃんとくーのドM属性が簡単に外れるなら、誰も苦労は

あれ、電話だ

516 名前:マロン名無しさん:2008/12/16(火) 08:41:51 ID:???
腐女子の妄想力はバキのイメージ力を遥かに凌駕する
奴らテトリスでもそういう妄想するんだぜ

517 名前:マロン名無しさん:2008/12/17(水) 12:32:55 ID:???
>>516
つまりだ

赤バー出現
パル「イエーッ!!レッツ百合棒!!」
真名「上等だ早乙女。たっぷり可愛がってやるぞ!!」


赤バー再び
パル「イ・・・イエーレッツ尻葱ィ」
ちづ「あらあら」

赤バーを赤婆と読んじゃいけナゥッ

518 名前:マロン名無しさん:2008/12/17(水) 21:19:54 ID:???
>>517
ああ、挿れられたら消される棒を突っ込まれちゃったわけか…

519 名前:マロン名無しさん:2008/12/18(木) 19:10:53 ID:???
今日、真名さんのあまりの暴走っぷりに”赤いお仕置き”をすることになりました
古さんと刹那さんが取り押さえるのを手伝って貰えたおかげで楽にお仕置きすることが出来ました

真名さん・・・オイタはダメよ?


古 「刹那・・・ワタシ、もしかしてとんでもなく悪いことしちゃったアルか?」
刹那 「何も言うな。まさか・・・あんな事をするなんて・・・」
古 「消火器だったアルよ?ブシューって凄い勢いだったアルよ。真名、死んだカモ?」
刹那 「何も言うな。長ネギって・・・まだ優しいお仕置きだったんだな」

520 名前:マロン名無しさん:2008/12/19(金) 08:54:58 ID:???
ちょwwwww

521 名前:マロン名無しさん:2008/12/19(金) 12:35:37 ID:???
>>519
真名「腰が・・・・腰が・・・」
アキラ「大丈夫?超さんからお薬貰ってきたよ」
真名「おお・・・・ありがとうアキラ、愛してるよ」

(ゴソゴソ)
真名「アキラさん、違います、それはお薬じゃありません」(ガタガタ)
アキラ「浮気の薬・・・真名の大好きな百合棒」
真名「ごめんなさい、ごめ・・・やぁう」

超商店から人気のロングセラーが帰ってくる!!
当社の技術により、さらにお手頃!!高性能!!
ただれた愛を応援する高性能百合棒
「ハッピードルフィン・ハイパワー」!!
好評発売中ヨ

522 名前:レッスル麻帆良:2008/12/19(金) 22:31:53 ID:???
何故かプロレスネタです
プロレスとか全選手入場の雰囲気とかわかる人向けです

レッスル麻帆良
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00019.txt

523 名前:マロン名無しさん:2008/12/19(金) 23:14:48 ID:???
>>522
刀子さん(´;ω;`)

524 名前:マロン名無しさん:2008/12/20(土) 10:07:33 ID:???
>>522
色々吹いたwwwww

525 名前:マロン名無しさん:2008/12/20(土) 11:12:29 ID:???
>>522
僕の場合、せっちゃんには
空中殺法のイメージがある。
白ガラスの羽根は出さないまでも、
自在に宙を舞うという感じ。
それはさておき……
逃げてどうする、美空さん(^^)

526 名前:まほ落語寄席別館:2008/12/21(日) 03:08:48 ID:???
「まほ落語寄席」別館の席亭でございます。
今日の一席は「茶の湯」です。
そして、今回も、形式は本館のほうと同じです。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:茶の湯

527 名前:茶の湯:2008/12/21(日) 03:09:46 ID:???

茶の湯

ハルナ「今日は。早乙女亭ハルナでございます。
ただ今では、高齢でも現役で働き続ける人々が増えてきまして、
エルダーさんだのシルバーさんだの呼ばれる方がいますけれども、
そんな気力がなくなれば楽隠居ということになります。
東京の有閑人は、囲碁とゴルフと江戸小唄とを『三ゴ』と呼んで、
一緒にたしなむべきものとしておりますが……
中には、奇妙なものに凝る楽隠居もおりますようで」
夕映「ああ、退屈ですね……」
のどか「ゆえ、そんなにも退屈なの?」
 夕映「はい。こうやって本ばかり読んでいるより、いろいろな趣味を持ちたいです」
のどか「具体的には?」
 夕映「例えば、茶の湯はどうでしょう」
のどか「極めて普通の選択ね」
 夕映「ですが、わたしは違います。人のやらないようなことをやってみるです」
のどか「人のやらないようなこと?」
 夕映「茶の湯には、普通、抹茶を使いますが……
わたしは、それに似たものを代用品に使うです」
のどか(な、何だかいやな予感が……)
 夕映「のどか! さっさと、抹茶ではない青い粉末を買ってくるです」
(そして)
のどか「ゆ、ゆえ……」
 夕映「のどか、何を買ったですか?」
のどか「青きな粉」
 夕映「そうそう、それが欲しかったです」

528 名前:茶の湯:2008/12/21(日) 03:12:03 ID:???
ハルナ「これから茶釜に湯を沸かし、青い粉末を溶かします。
そして、茶碗に溶液を汲み取りまして……」
 夕映「のどか、あいつはないですか?」
のどか「あ、あいつって……たれのこと?」
 夕映「これをかき回す道具です」
のどか「ちゃ、茶せんなんてここにはないわ。ゆえが突然始めたから……」
 夕映「それならば、似たようなものを代用品に使うです」
(そして)
のどか「ゆ、ゆえ……この房楊枝でいいかしら?」
 夕映「はい、それでOKです」

ハルナ「ゆえ、強引に房楊枝で茶をたてようとしましたが……泡が全然立ちません」
 夕映「幾らかき回してもダメ……こうなると、泡立ちやすいアイテムが必要ですね」
のどか(またこれか……)
 夕映「のどか! さっさと、泡立ちやすいアイテムを買ってくるです」
(そして)
のどか「ゆ、ゆえ……」
 夕映「のどか、何を買ったですか?」
のどか「ムクノキの皮の粉末」
 夕映「そうそう、それが欲しかったです……
これを石鹸水に入れると、泡立ちが良くなるんです」
のどか(シャボン玉じゃあるまいし……)

ハルナ「隠居さん、茶碗にムクノキの皮を入れまして、房楊枝でかき回しますと、
ブクブク泡が上がってきた」
 夕映「これです、これが綾瀬流です!」
のどか(青きな粉とムクノキの皮……いかにもゆえが飲みそうね)
 夕映「では、わたしからいただきます」
のどか(そりゃ、マナー違反じゃ……)


529 名前:茶の湯:2008/12/21(日) 03:13:10 ID:???
ハルナ「茶碗を押し頂きまして、右へちょちょいと回しますと、きゅっと一口飲みました」
 夕映「のどか、あなたもいかがですか?」
のどか「の、飲めないって……」
 夕映「わたしにも飲める代物ですよ。のどかも一口飲んでみるです」
のどか(味覚破壊を起こしそう……)
 夕映「のどか! ネギ先生が言ったでしょう?
『わずかな勇気が魔法となる』と」
のどか「だからって、この飲み物は……」
 夕映「つべこべ言わずに飲んでみるです!」

ハルナ「のどか、しぶしぶ一口だけ飲んではみたが……
常人には、とても飲めたもんじゃない。
とはいえ、吐き出すのは非礼ですので、青い顔して飲み干します。
そして、その晩、二人を襲ったのは……」
 夕映「も、もるです!」

ハルナ「激しい下痢でございます。
なんぼ抹茶に似ていても、その材料は青きな粉とムクノキの皮。
普段から変なジュースを飲んできたゆえでさえ、
これにはかなわなかったようで……
次の朝、二人は顔を見合わせまして」
のどか「ゆえ、おはよう……今日は気分が優れないわ」
 夕映「それはこちらも同じですよ……ゆうべだけで、三十六遍もトイレへ通ったです」
のどか「うらやましいわ……わたしなんて、たった一回入っただけよ」
 夕映「のどかって、案外胃が丈夫ですね」
のどか「そうじゃないの……ゆうべトイレへ駆け込んで、さっき漸く出てきたところ」
 夕映「トイレで徹夜したですか……」


530 名前:茶の湯:2008/12/21(日) 03:14:26 ID:???
ハルナ「悪乗りしました隠居さん、この苦しみを他人にも味わわせようというので、
家へ友達を呼び寄せます。
でも、それだけでは非礼なので、自分で茶菓子を作りました。
まず、サツマイモをふかしまして、これを裏ごしいたします。
そして、黒糖と黒蜜を加えまして、湯飲みで型を作りましたが……
これがなかなか抜けません。
仕方がないので、内側へともし油を塗りますと、滑ったおかげですぽんと抜けた。
そして、この菓子を勝手に『利休饅頭』と名づけます。
中身は甘くて旨そうですが、その外側が大変な味。
これを食わされる人間は、本当にいい迷惑で……」
エヴァ「綾瀬夕映、おのれも茶道を心得たか……」
茶々丸「これはまた、どういう風の吹き回しで?」
 夕映「わたしの修行の成果です。のどか、早速例のものを!」
のどか「は、はい……」

ハルナ「これから、ゆえのお点前が披露されます。
まずは、茶釜に湯を沸かし、青い粉末を溶かします。
そして、茶碗に溶液を汲み取りまして、
ムクノキの皮を入れてから、房楊枝でかき回します。
こうしてできた飲み物を、茶々丸さんに勧めましたが……」
茶々丸「何やら、怪しい雰囲気が……」
エヴァ「それ、本当に抹茶なのか?」
茶々丸「いえ、綾瀬さんのことですから、奇妙な味がするのかも……」
エヴァ「だったら、わたしへよこしてみろ」
茶々丸「いえ、その前にお毒見を……では、綾瀬さん、いただきます」


531 名前:茶の湯:2008/12/21(日) 03:15:33 ID:???
ハルナ「茶々丸さん、とりあえず一口飲んではみましたが……」
茶々丸「味覚機能に、異常発生……マスター、どうぞ」(その場で後ろへ倒れこむ)
エヴァ「ほらほら、言わんこっちゃない……
だが、飲まぬのは非礼だからな。それでは、わたしもいただこう」

ハルナ「今度は、エヴァちゃんが一口飲みましたが……やっぱり飲めたもんじゃない」
エヴァ「おいおい、口直しはないか?」
 夕映「のどか、茶菓子を持ってくるです」
のどか「は、はい……」

ハルナ「のどか、今度は、彼女の前に例のお菓子を置きました」
のどか「利休饅頭でございます」
エヴァ「こんなお菓子があったとは……宮崎のどか、おのれもやるな」
のどか「あ、ありがとうございます……」
エヴァ「それでは、これをいただこう」

ハルナ「エヴァちゃんが利休饅頭を食べてみると、ともし油の味がした。
これではとても食えませんから、どこぞへ投げ捨てようとします。
しかし、その場で捨てるのは非礼ですので、
一旦トイレを借りまして、そこの窓から投げ捨てた。
ところが、間の悪いことに、この投げ捨てた饅頭が、
ガーデニングをやっていた裏の住人のほほに当たった」
明日菜「ちょっと、何をぶつけたのよ……(手にとって投げ捨てながら)
あーあ、忌々しい! また、茶の湯が始まったのね」

ハルナ「お後が宜しいようで……」


532 名前:マロン名無しさん:2008/12/22(月) 00:09:09 ID:???
率直な意見として落ちがわかりにくかったように思われますです、ハイ

533 名前:マロン名無しさん:2008/12/22(月) 03:03:19 ID:???
この人のはいつもそんな感じ

534 名前:マロン名無しさん:2008/12/22(月) 08:39:47 ID:dWA8m4Ie
>>お後が宜しいようで…
って
抹茶コーラより後味悪いわ

535 名前:マロン名無しさん:2008/12/22(月) 15:17:04 ID:???
つまりは、茶会をやると不味い物しか出ないから便所に捨てる

食べ物が捨ててあるから、隣は茶会をした

ってオチ?

536 名前:マロン名無しさん:2008/12/22(月) 17:25:41 ID:???
>>535
おおよそそんな感じですね。
落ちの農夫(明日菜)の隣家には
定期的に隠居さんが来るのですが、
全然風流を心得ていないので、茶会を
してもあんな茶菓子しか出せない……
といったところです。

537 名前:レッスル麻帆良 おまけ:2008/12/22(月) 20:37:09 ID:???
レッスル麻帆良 おまけ
嘘追加キャラクターです
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00020.txt

538 名前:マロン名無しさん:2008/12/23(火) 10:37:32 ID:???
>>534
決まり文句にイチャモンつけてどうする


539 名前:マロン名無しさん:2008/12/23(火) 10:45:07 ID:???
総受けクソフイタwwwwwwwwww
 
 
 
 
 
ジャイアント那波がジャイアント馬場とかけてることに今気が付いた。


540 名前:マロン名無しさん:2008/12/23(火) 10:46:31 ID:???
ん?ジャイアント馬場……ジャイアントばば…………ジャイアントばばあ…………プチュッ(何の音かは秘密)

541 名前:マロン名無しさん:2008/12/24(水) 19:34:36 ID:???
亜子 「自分、虐待されとるやろ?アキラに虐待されとるやろ?」
にゃ?
アキラ 「チガウヨ?」

亜子 「なんて酷い姿や・・・これやと人前にでれんやろ」
な〜ん
アキラ 「デレルヨ?」

亜子 「虐待の跡が酷すぎて・・・歩くことも出来んとは・・・アキラ、鬼畜過ぎるで?」
なぅ?
アキラ 「歩ケルヨ?」

亜子 「自分・・・丸うてぽよぽよや。坂道で転がしたらボーリングできるで、何キロあるん?」
ふーっ!!
アキラ 「ねことはいえ女の子に体重聞いちゃダメ」

亜子 「さ、運動するで。玄関まで歩こうな。食べ過ぎは良くないんやで」
(ぷいっ)
アキラ 「か、抱えて歩くだけでもダイエットになるよ。抱えた方が・・・」

542 名前:刹那 クリスマスの苦悩:2008/12/25(木) 00:23:52 ID:???
刹那 クリスマスの苦悩


煌めくような夜空からは、ひらひらと綺麗な雪が・・・降ってこない
煙突は煙を吐くのを止め、この日だけの聖者を待っている・・・煙突なんて何処にもありませんけどね
そんな世の中でも・・・信じる子供は靴下を用意してベッドで眠る

そして今夜、私は神の使いとなる


昨年も一昨年も彼女はサンタを信じていた。それは今年になっても変わらない
この日だけはどのような悪事もせずに、夜10時までには布団に潜り眠る
まったく・・・龍宮め、なぜこんな時だけ可愛い

しかし今年は龍宮だけというわけにはいかなかった
その他にもいたのだ。未だサンタさんを信じている人たちが

龍宮には仔犬のぬいぐるみを
茶々丸さんにはこねこのぬいぐるみを
刀子さんには結婚相談所のパンフレットを

そしてここにももう一人・・・

寮のロビーのソファーで一人静かに眠る少女がいました。目元は赤く晴れ上がり、涙の跡が伺えます
テーブルの上に転がっている酒瓶とかコップとかおつまみには哀愁さえ感じました
この人・・・彼氏いるんですよね。それなのに今夜一人でこんなところで潰れているなんて・・・

柿崎さん、あなたにはこの毛布をあげましょう。風邪、引いちゃダメですよ



543 名前:マロン名無しさん:2008/12/25(木) 00:31:42 ID:PvFtrRPl
柿崎=伊藤静=酒
完・全・一・致!

544 名前:マロン名無しさん:2008/12/25(木) 04:50:19 ID:???
みさっち・・・刀子さん・・・
あれ?涙が止まらないよ?

545 名前:マロン名無しさん:2008/12/25(木) 11:08:08 ID:???
>>542
柿崎さんの飲酒シーン……
久々に見せてもらいました(^^)

>>543
以前からある声優ネタですよ。

546 名前:『665号室のクリスマス』:2008/12/25(木) 21:56:18 ID:???
『665号室のクリスマス』

千鶴「ねえねえ小太郎くん見て見て〜♪」
小太郎「なんやそのサンタっぽい服は?…風邪引くで」
千鶴「那波サンタよ♪今夜は小太郎くんにプレゼントをあげたいんだけど、次の中から選んでね♪」
小太郎「へぇーどんなプレゼントやろ?」ワクワク

1.泣きボクロがチャームなお姉さん
2.黒い下着のアダルティなお姉さん
3.抱擁力のあるいいおっぱいのお姉さん
4.長ネギがよく似合うお姉さん

千鶴「さあ選んでね♪」
小太郎「一択問題っ!!?(誘われとる――!ど、どないしょ…//////)
    せ、せやなー……あっ!ハラが減ってきたからメシがいいな〜♪」
千鶴「じゃあ 5.料理上手で裸エプロンが似合うお姉さん…でいいわね…/////」
小太郎「増えとるーッ!?……まぁええか…タマには……////」






五月 あのぉ……そろそろ店じまいを……
夏美「………クリスマスなんて…ぢーぐーぢょーーう゛………グスン」

※いいんちょは明日菜と一緒に祝ってます

五月 ……村上さん、今夜はトコトン飲みますか。ジュースですけど。
夏美「………コクン」

 聖なる夜に ““カンパーイ!”” 幸福あれ 〜HAPPY MERRY CHRISTMAS♪〜

547 名前:マロン名無しさん:2008/12/25(木) 22:44:01 ID:???
誰か、たまにはコタ夏書いてやれよぅ(´;ω;`)


548 名前:マロン名無しさん:2008/12/25(木) 23:06:20 ID:???
性なる夜ですな

549 名前:マロン名無しさん:2008/12/26(金) 03:55:52 ID:???
>>546
4を選んでたら、掘ーりーナイトになってましたな

550 名前:マロン名無しさん:2008/12/26(金) 10:45:00 ID:???
>>549
誰がうまいことを(ry

551 名前:マロン名無しさん:2008/12/27(土) 14:59:25 ID:???
夏美「ボインボイーン……ボインボイーン……ふっ…夢か……」

552 名前:マロン名無しさん:2008/12/27(土) 22:42:48 ID:jNE8Q3rz
アーニャ「敵ねっ」

553 名前:マロン名無しさん:2008/12/28(日) 13:14:05 ID:???
http://zip.2chan.net/7/src/1230009639222.jpg

554 名前:マロン名無しさん:2008/12/29(月) 17:08:11 ID:???
>>553
いいおっぱいだ

555 名前:マロン名無しさん:2008/12/30(火) 14:08:36 ID:???

桜子「亜子ちん。コスプレゆーな発見したよ!!」
亜子「えっ!?見せてーな」
http://imepita.jp/20081230/504000
亜子「ゆーなかわええ・・・。ところで何食べてるん?」
桜子「ちーかま」
亜子「けったいな子やな・・」
裕奈「打ち上げのときのフライドポテトだよ!!」

556 名前: まほ落語寄席 開口一番 :2008/12/30(火) 21:41:27 ID:???
桜子「一所懸命、お笑いを申し上げます。
   11月の酉の日になりますと、鷲神社で酉の市が立ちまして、熊手を値切って買うんですな。
   値切っても、値切った分を祝儀に渡すのが粋な買い方だそうでして」

まき絵「やぁすごい人出だね。」
裕奈「あぁ、今日は酉の市だからね。」
まき絵「酉の市?」
裕奈「まぁ、お祭りだよ。通りの両脇に店が出てるでしょ?
   あそこで縁起熊手を売ってるんだよ。」
まき絵「へぇ〜。買ってみたいね。でも、混んでるから他の神社に行こうかな。」
裕奈「ハハハ。どこの神社でも売ってるわけじゃないよ。各地の鷲神社でないと
   出店がないよ。」
まき絵「えぇ〜、そうなの?」
裕奈「東京は六箇所、千葉に二箇所、埼玉に二箇所、横浜に一箇所だけ。
   なかで鷲○神社が本社なんだけどさ、これがねぇ、最初はご近所さんが
   おかしな参拝者を気味悪がって、治安どうのと言ってたのが、金を落とすと
   セコイ商売ゲフンゲフン・・・」
まき絵「そこは触れないほうがいいね・・・」
千雨「えぇ、そこの旦那!熊手、お安く願います!」
まき絵「熊手?いくらだい?」
千雨「お安く五百五十円で願います。」
まき絵「安くして五百五十円?安くしないといくら?」
千雨「へい、五百五十円。」
まき絵「同じだね。他所で買うよ。」
裕奈「おいおい、行っちゃいけないよ。
   高いと思ったら値切らないと」
まき絵「値切る?値切れんの?」
裕奈「まあ見てなよ。・・・ごめんごめん、連れが勝手に行っちゃってね。
   その熊手、十円でもらおうか。」

557 名前: まほ落語寄席 開口一番 :2008/12/30(火) 21:42:34 ID:???
千雨「じゅ、十円?!冗談言っちゃいけませんよ、これは手でこしらえたもんですよ。
   もうチョイ願いたい。」
裕奈「んじゃ五円。」
千雨「下がっちゃったねどうも。負けますから祝儀くださいよ。」
裕奈「いくら?」
千雨「四百五じゅ」
裕奈「言い値の五百五十はダメ。」
千雨「んじゃあ百円で願います。・・・んじゃ、旦那のご健康もろもろ願って
   お手を拝借。よぉ〜、シャシャンシャシャシャン、シャシャシャンシャン!どうぞ」
裕奈「どもども。・・こうするんだよ。」
まき絵「へぇ〜。じゃあ私も。・・その小さいのは?・・五円?
    高いねぇ〜。三つで二十円に負けてよ。」
千雨「へ?五円のを・・・三つで二十?・・五円の三つで二十に?
   ま、まあアンタが言うなら良いけど、こんな不思議な商売は初めてだね。
   んじゃ、もろもろ願ってお手を拝借。
   よっ!シャシャシャンシャシャシャン、シャシャシャンシャン!どうぞ。」
まき絵「へへへ、儲かっちゃった。」
裕奈「余計に払ってるよ!」

桜子「わぁわぁやってます『酉の市』、お後と交代いたします」

558 名前:マロン名無しさん:2008/12/31(水) 14:47:26 ID:???
これはこれは……本館の席亭ですね。
あなたがお休みの間、僕のほうで勝手に
「まほ落語寄席 別館」なんてものを
開設してしまって……申し訳ございませんm(__)m

559 名前:スカカード干支駅伝:2008/12/31(水) 18:40:08 ID:???
さくらーふぶーきのー♪
んんんーんんんんー♪(歌詞忘れたOTZ


夏美公☆「はぁはぁ…」
テチテチテチテチテチテチテチテチ…


夏美公☆「待っててちづ姉…はぁはぁ……もうすぐだからね……」
テチテチテチテチテチテチテチテチ…


夏美公☆「ちゃんと…来年に繋げるからね……」
テチテチテチテチテチテチテチテチ…


千鶴牛「夏美ちゃん、頑張ってね」  来年まで約6時間20分……<来年に続く>

560 名前:マロン名無しさん:2008/12/31(水) 20:01:07 ID:???
千鶴 「昔はね、お誕生日じゃなくてお正月に年をとったのよ」
夏美 「そうなの?じゃあお誕生日プレゼントも大変だったんだね」
千鶴 「うふふ、だから昔だったら明日には私も夏美ちゃんも一緒な日に一緒な歳になっちゃうのよ」
夏美 「ふ・・・うん」
千鶴 「何?」
夏美 「な、なんでもないよ」

561 名前:マロン名無しさん:2008/12/31(水) 21:22:58 ID:???
>>555

真名 「私の百合棒を咥えてみないか?」
アキラ 「鋏・・・どこだっけ?」

562 名前:555:2008/12/31(水) 23:00:13 ID:???
>>561

落書きでスマソ。いやっ、つーか書けねーよW


http://imepita.jp/20081231/824110
亜子「・・・ゆーなのアホー!!!」
裕奈「えっ?!あたし知らないよっ!!」
亜子「ウチも『もっこり真名さん』で・・・」
裕奈「?(⊃□`)」

563 名前:スカカード干支駅伝:2009/01/01(木) 00:05:12 ID:???
ワーワーワー

テチテチテチテチテチテチテチテチ…
夏美公☆「……明けましておめでとうございます!」

千鶴牛「夏美ちゃんおめでとう!ちゃんと繋げたわね♪」
夏美公☆「うんっ!はいっちづ姉今年のタスキ」
千鶴牛「ええありがとう。>>559で1時間間違えてるから失敗するかと思ったわ」
夏美公☆「わたし間違えなかったよ」

千鶴牛「えらいわ、次は私が頑張る番ね。365日後をお楽しみにね♪」


クートラ「待ってるアルよ!」

564 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 00:38:13 ID:???
>>563
新年一発目乙!
……そういえば夏見ってハムスターだったか……

ザジちうスレ、今年もよろしく!

565 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 09:34:56 ID:???
新年明けましておめでとうございます。
かつて「へべれけさんシリーズ」という
SSがございましたが……勝手にこれに
便乗して、元日用のSSを書いてみました。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:へべれけさんスペシャル

566 名前:へべれけさんスペシャル:2009/01/01(木) 09:37:23 ID:???

へべれけさんスペシャル〜木乃香の豹変

「カンパーイ!」
 元日の麻帆良学園総合寮に、陽気な声が響き渡った。
 「まだ未成年だから……」なんて、厳しく言ってはいられない。数えの十五、六といえば、最早元服の歳である。
「さあさあ、あんたも飲んだ、飲んだ!」
 薄紫の、緩いパーマのロングヘアをなびかせながら、柿崎美砂が音頭を取る。
「そない言われたかて、ウチは……」
 壁を塗るような手つきで、近衛木乃香は拒絶した。
「ほらほら、肴もたっぷりあるよ!」
 おせち料理の重箱を指さしながら、瑠璃色のショートカットの元気娘――釘宮円がそれを勧める。
「ファイトだ、ファイトだ!」
 美砂や円の親友である椎名桜子に至っては、クラブが休みだというのにチアリーダーの姿をして、陽気に木乃香を励ましている。
「近衛、今夜は無礼講だぞ!」「お嬢様、龍宮もこう言っておる」
 両隣から声がかかった。
 木乃香の左に座っているのは、ちょうど自分と似たような長い黒髪の持ち主で、肌も浅黒い美少女――龍宮真名。一方、右側にいるのは、普段から自分を守ってくれている、左の耳のその上で髪を縛った剣術家――桜咲刹那。
(うーん……そない言うなら、ちと付き合おか)
 正面のワインボトルを眺めながら、木乃香は美砂にこう言った。
「ウチ、その酒は飲みたないわ」
「あら、ブドウ酒じゃダメかしら?」
「うん。日本酒のほうがええ」
 木乃香の選択を受けて、円も美砂にこう言った。
「さすがは大和撫子か……でも、ストレートじゃ無理だよね」
「ならば、お湯割りにしましょう。桜子、越の寒梅持ってきて!」
「ハーイ」

567 名前:へべれけさんスペシャル:2009/01/01(木) 09:40:22 ID:???
 桜子は美砂の命を受け、冷蔵庫で冷やした銘酒「越の寒梅」を持ち出すと、六分目ほど湯呑みにつぎ、沸騰ポットの中の湯をこれに加えた。
「おおきにな……ほな、いただくわ」
 木乃香が一口飲んだところへ、円の質問が飛んだ。
「このか、おせちは食べないの?」
「うん。磯辺巻きのほうがええ」
「それじゃ、あたしが焼いたげる。その代わり、おせちも食べてね」
「美砂、おおきにな」
 今度は、美砂の出番である。彼女は七輪を出すと、炭に火をつけて網を載せ、上に幾つかの切り餅を置いた。
「海苔もチーズもたくさんあるよ! みんなもじゃんじゃん食べなさい」
 餅を焼きながら、美砂は言う。
 やがて、切り餅がこんがり焼けた。チーズをはさんで海苔を巻けば、おいしい磯辺巻きである。
「ほな、いただくわ」
 木乃香はそれを一口食うと、まだ半分ほど残っているお湯割りをすすった。
「どうだ、旨いか?」
 真名が尋ねた。甘い物好きの彼女は、酒も飲まずに、栗きんとんやらお煮しめやらを食べている。
「旨いでえ……ああ、極楽やわ」
 テンションが高まっていた。磯辺巻きを食べ終わった木乃香は、ぐいっと湯呑みを押し頂き、最後の酒を口にした。

 一杯飲み終えた木乃香は、相変わらず落ち着いていた。ところが……
「柿崎、用を足してくる」
 真名がすっくと立ち上がり、トイレに行こうとしたその時。
「風船、ふわふわ……」
 彼女の顔をじっと見つめていたかと思うと、こちらも突然立ち上がる。そして、両足でぴょんと跳ぶと、両手でそれを挟み取ろうとした。
「な、何をする、近衛!?」
 真名は、ただ、逃げるようにしてトイレに飛び込むばかり。
「お嬢様、不埒なことは……」
 これに反応した刹那が、かねて用意の真剣を抜き放とうとしたその時。気配を察知した木乃香も、くるりと体の向きを変え、彼女の前に仁王立つ。

568 名前:へべれけさんスペシャル:2009/01/01(木) 09:42:08 ID:???
「お客さんが……やれって言うから……」
(このちゃん、何で標準語や?)
 戸惑っている刹那の首を、木乃香は左腕で巻き込む。そして、自分の右脚を彼女の左脚に掛け、振った右腕の力で、エイッと首から刈り倒した。
「ぶい……」右手でピースサインを作り、にこやかに微笑む。
 驚いたのは、チアリーダーズの三人組――すなわち美砂・円・桜子。
「これって、確かいいんちょの技……」
「雪中花っていうやつだよね」
「どこで覚えてきたんだろ?」
 門外不出であるはずの雪広あやかの必殺技を、なぜに木乃香が使えたのか――単なる酒の勢いである。

 なおも、木乃香は酔っていた。美砂たちの部屋を後にして、廊下をふらふら歩いていく。
「もっと強い娘……もっと強い娘……」
狂ったようにつぶやいている。真名はトイレに立ったままで、まだ豹変に気づいていない。
すると、向こうのほうからも、木乃香と同じ年頃の少女がふらふら歩いてきた。髪はブルーのおかっぱで、体格は自分とほとんど変わらない。
「修行の成果、お見せします!」
(あれっ? あんたはのどかやないか)
 木乃香が身構える間もなく、彼女は襲い掛かってきた。
素早く右へ回りこみ、左の腕で首を巻く。そして、両膝の裏側に右腕をあてがい、自分を横向きに担いだ。
「はあっ!」この一声で投げつけられ、もんどりうって首から落ちる。
「これも修行の成果です!」
 木乃香を倒した少女は、右手を高く突き上げてから、踵を返して悠然と自分の部屋へ戻っていった。

 さて、真名が便を済ませて戻ってくると、美砂たちの部屋の入口からは、ちょうど彼女が出ようとしていた。
「柿崎、どうした?」
「今し方、ものすごい音が響いたの!」
「お嬢様の身が危ないのだ」
美砂の背後で刹那が言う。先刻、木乃香に倒されたが、並の武芸者とは違い、すぐ立ち直ったのである。

569 名前:へべれけさんスペシャル:2009/01/01(木) 09:42:58 ID:???
「近衛は酔っているからな。わたしも様子を見に行かねば」
 こう言って、真名は両者と合流した。もちろん、円や桜子もついていく。
 そして間もなく、前方に、大の字となって倒れている木乃香の姿が発見された。
「このちゃん、一体どないした?」
 半ば朦朧としたまま、彼女は刹那の問いに答える。
「投げられた……のどかに投げられた……」
「ほ、本屋ちゃん!?」美砂が大いに驚いた。
彼女たちの学友である宮崎のどかは読書家で、俗に「本屋」と呼ばれており、見事なまでに運動音痴。気性もかなり弱いため、他人を投げ飛ばすなどとは到底考えられない。
「なるほど、向こうも酔ってたのか……」円がクールに分析する。
「それより、このかは平気なの?」
 桜子の問いに、彼女は答えた。
「へ、平気やけれども……」「だけれども?」
「ウチったら、何で勝手に出てったんやろ……」
 この発言に安心して、刹那は木乃香にこう言った。
「このちゃん、酔いが覚めたんやね」
「最早、不安はなくなったか……」と真名。
「『お酒は二十歳になってから』って法律の意味がよくわかったわ」
 ホストの美砂はこう言って、刹那に木乃香を背負わせる。
 そして、部屋に帰った彼女たちは、ノンアルコールの新年会を夜遅くまで続けたのであった。

570 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 11:53:47 ID:???
おまいらあけましておめでとう!

571 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 12:35:09 ID:djHTRPBl
あけましておでめとう!

572 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 13:36:34 ID:???
あけますておめてどう

真名「ハハハ、今年の初百合棒はアキラか刹那か・・・いや、クー」

アキラ「チェンソー・・・・どこ?」

573 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 18:35:57 ID:???
>>565

落語の人?違ったらごめん。文体のリズムとか違和感あり過ぎ。別にあのシリーズの名前使わずやればいいじゃん。元ネタ壊すようならやめれ

574 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 19:36:27 ID:???
・・・

575 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 20:06:59 ID:???
>>565

曰く
越乃寒梅というのはまるで水のようなお酒だという
ええ、実際飲んでもそういう感じでした

するするとお酒は入っていき・・・
気がつくとへべれけさん

酔うと強くなるかは・・・買って飲むしか確かめられない

576 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 21:19:33 ID:???
あけおめ
http://imepita.jp/20090101/766860

577 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 21:27:54 ID:???
久し振りのうpキター
牛おばさんかわええw

578 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 21:51:05 ID:djHTRPBl
>>577がいなくなってネギ入りハンバーグの種がここにあるな…

579 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 22:25:24 ID:???
>>573
「まほ落語寄席」別館の席亭です。
確かに、元ネタのほうはですます体で
つづられてましたっけ。

>>575
実はこれ、声優ネタでもあるんですが……
お気づきになられましたか?

580 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 22:43:19 ID:djHTRPBl
柿崎美砂役の伊藤静は酒大好き

ちなみに競走馬にもサケダイスキが…

581 名前:マロン名無しさん:2009/01/01(木) 23:22:29 ID:???
>>579
既存シリーズのネタを使うのは駄目とは言わんが
むやみに連続して使うのは感心はしないかと

オリジナルネタも期待

582 名前:マロン名無しさん:2009/01/02(金) 00:57:43 ID:Df7APyfh
てかフジテレビの中村仁美と野中藍って声とか見た目にてるよね。

583 名前:マロン名無しさん:2009/01/02(金) 01:03:29 ID:???
>>579
もう少しキャラの性格を尊重した氏のオリジナルを読んでみたい

584 名前:マロン名無しさん:2009/01/03(土) 14:08:15 ID:???
>>582
どうでもいいけどいい加減sageを覚えろ

585 名前:まき絵 それは忙しいお正月:2009/01/03(土) 20:47:44 ID:???
まき絵 それは忙しいお正月


いえぃ!まき絵です!!
ただいま私、とっても忙しいです。それは何故かというと・・・
学校公認のバイトをしているからです

それは三日前のことでした。龍宮さんから巫女さんのバイトをしないかと相談されたのです
昨今の不況、お年玉だけでは新年は乗り切れないと、私とアキラとゆーなと亜子でバイトすることになりました
バイトの内容はおみくじとか絵馬とか御守りを売ることです
そんなの簡単でいっ!!

客A 「この御守りをください」
まき絵 「えっと・・・400円です」
客A 「では千円で」
まき絵 「あ・・・う・・・800円のおつりです?」
客A 「・・・はぁ」

やってることは簡単だけど、数が多いのが凄く辛いところ
で、こんな時にアキラとゆーながいないの。もうすっごく大変
しばらくしてアキラが戻ってきたんで問い詰めちゃいました

まき絵 「アキラ!何処いってたの!?みんな忙しいんだよ!」
アキラ 「ゴメンね。ちょっと真名がゆーなに悪戯てたから、棒を切り落として折檻してたの」
まき絵 「棒?まあいいよ、ほら!!お客さんだよ!!」
アキラ (真名、あんなことしちゃダ〜メ。ゆーなにもきつく折檻しないとダメかな)

バイト代はいっぱい貰いました。で、龍宮さんは凄く沈んでた
お賽銭が少なかったのかな?



586 名前:マロン名無しさん:2009/01/03(土) 21:50:34 ID:???
中三で引き算できない子…(´;ω;`)ウッ

587 名前:マロン名無しさん:2009/01/03(土) 22:26:19 ID:???
隊長・・・・新年早々切られたのか

588 名前:まき絵 巫女みこ神社のお片付け:2009/01/04(日) 00:02:19 ID:???
まき絵 巫女みこ神社のお片付け


三が日も終わり、巫女さんのバイトも終わりに近づいてきた頃、私は龍宮さんからある仕事を言い渡されました

真名 「佐々木、絵馬の奉納場所を片付けにいくぞ」
まき絵 「いいよ、でもそんなところが散らかってるの?」
真名 「そうなんだ。皆が絵馬を奉納していくんだが、希に紐とかが切れて落ちているのがあるんだ。それを片付ける」
まき絵 「そっか・・・もしかしてその人の願いって」
真名 「叶わぬだろうな」

それってちょっと可哀想、でも仕方ないよね


まき絵 「あれれ、結構落ちているんだね」
真名 「そうなんだ。これはいったん保管してから、年末に境内で燃やす。そして一応神様の元へと送るんだよ」
まき絵 「ふうん。えっと・・・これは・・・」

あそこの毛が生えますように  A・K
あのね、育毛剤買った方がいいよ?

胸が大きくなりますように ツインズ
私もね、頑張ってるんだ。ミルクは効果あるらしいよ?

また、結婚できますように T・K
が、がんばれー!!

真名 「さあ、倉庫に持ってくぞ」
まき絵 「うん。みんな・・・再来年に期待だ!!」



589 名前:マロン名無しさん:2009/01/04(日) 14:59:58 ID:???
新年早々・・・
あれ?涙が止まらないよ?(´;ω;`)

590 名前:刹那 寒稽古:2009/01/05(月) 01:42:48 ID:???
刹那 寒稽古


1/3
寒稽古、それは武道に携わる者にとっては避けては通れぬ地獄の試練・・・

雪が降ってもおかしくないような一月のある日
水も凍るような寒さの中で、私は麻帆良においての剣の師匠と共に荒行に耐えるのでした

刀子 「刹那!なんですかそのへっぴり腰は!しっかりと刀を持ってかかってきなさい!!」
刹那 「はいっ!!」

剣術道場の床は氷のようで、容赦なく足の裏の熱を奪っていきます
冷たくなっていく足の裏は初めはとても痛いのですが、やがてその感覚はなくなっていきます
当然足袋なんてものは穿かず、素足での稽古です
まあこれぐらいのきつさなんて、今までの経験に比べれば大したことはありません
やがて稽古の熱は私の身体を火照らせていき、外の寒さをはじき飛ばすくらいに熱くなるのです


朝5時からの二人だけの寒稽古
指導するのは刀子さんですから、刀子さんが止め、と言うまで寒稽古は続きます
やがて日も昇り、朝霜も解けてきた頃に刀子さんは寒稽古の終焉を告げたのでした

刀子 「・・・刹那、気合いは入りましたか?」
刹那 「はいっ!」
刀子 「いいでしょう、あなたの腕は確実に上がっているようです。修行は怠ってはいないようですね」
刹那 「ありがとうございます!!」
刀子 「さて、稽古はこれくらいにして・・・少し付き合いなさい、刹那」

591 名前:刹那 寒稽古:2009/01/05(月) 01:43:57 ID:???
2/3
稽古で出た汗を軽くタオルで拭き、私は刀子さんの言葉に従い道場の控え室のような所へと移動しました
刀子 「くつろいでもかまいませんよ、ちょっと待っていなさい」
刹那 「わかりました」
そこは6畳ほどの部屋で、小さなテーブルと火鉢が置いてある部屋でした
刀子さんは私をその部屋に通すと、すぐにその部屋を出て行きました
やがて5分ほどすると、食事が乗った大きな御膳を抱えて部屋に入ってきたのです


どういう流れなのかはわかりませんが、私はこの小さな部屋で刀子さんとご飯を食べることになってしまったのです
おそらくは刀子さんが気を遣ってくれたことなのでしょう
私には拒否する理由もなかったので、御相伴に預かることになりました

刀子 「あなたが麻帆良に来て何年になるのかしら?」
刀子さんはお猪口のお酒をぐいっと飲み干すと、そんなことを語り出しました
刹那 「3年ほどですね。私は強くなったのでしょうか?」
刀子 「ええ、それはもう・・・あら、ありがとう。中学生にお酌をさせるなんて私は駄目な大人ね」
空になったお猪口。私にはまだこういう席の経験はありませんでしたが、空になったお猪口にはお酒を注ぐものぐらいはわかります
刹那 「お気になさらずに」
刀子 「あなたは心も体も成長しました。というよりも変わったような気がします」
刹那 「変わった?それはどういうことですか?」
刀子 「昔は個人の強さを求めていたように見えました。今は・・・誰かと共に闘う強さを見いだしたように見えます」
刹那 「それは・・・連携が取れるようになったということですか?」
刀子 「・・・誰かを信じられるようになった、ですね」

そっか。私、誰かを信じることが出来るようになったんだ

592 名前:刹那 寒稽古:2009/01/05(月) 01:44:55 ID:???
3/3
刀子 「あんなぁ、うち、まだしまいやないよ。まだおなごとしてしまいやないよ・・・」

私、剣の修行もしました。命のかかった修羅場にも遭遇したこともあります
勉強もちょっとぐらいは出来ると思っています
でもですね、大虎の処理の仕方なんて中学生の知識の範ちゅうを越えています

刹那 「と、刀子さん。あまり飲み過ぎては・・・」
刀子 「あんさん、うちに一人でお酒飲め言いますん?そんなん殺生やわ」
刹那 「あのですね」
刀子 「ちょっと見ぃ?お猪口にお酒・・・ありませんやろ?何飲んだらええん?」
刹那 「刀子さん、飲み過ぎですよ。えっと少し横になって・・・お布団は何処かな」
刀子 「・・・」
刹那 「さあ刀子さん、お布団しきました。ここに寝て・・・」

刀子 「あんさん、うちでええん?」

私、耳を疑いました。あんさん、うちでええん?って何?
刀子さんの顔を見ると、うるうるとした瞳で見つめてくるじゃあありませんか
なに、この甘えてくる仔犬ちゃんみたいな表情?何で擦り寄ってきますか?何で体重を私の方にかけてくるでありますか?
胴着の中に手を・・・袴を・・・押し倒さな・・・

あの・・・あの・・・らめぇぇぇ!!


そして翌朝のこと、同じ布団の中、私の隣で寝ていた刀子さんは目が覚めるなりこう言ったのです
刀子 「刹那、三行で状況を説明なさい」

刹那 「汚れちゃった・・・」



593 名前:マロン名無しさん:2009/01/05(月) 02:43:03 ID:???
三行もいらねえwwwww
久々の総受け刹那GJ!

594 名前: まほ落語寄席 主任 :2009/01/06(火) 20:49:37 ID:???
朝倉「えぇ、本年も変わらずのお付き合い願います。この一席を持ちまして、
   新春興行もお開きでございます。
   年も明けますと、日ごろ信心して無くても初詣をするなんて事もありますな。
   聞くところによりますと、初詣は近所の神社なりにお参りされるのが良いそうでございます。
   ま、無理に近所に変えるよりかは、長年信心している神社のほうが良いらしいそうですが。
   逆に悪いとされるのが、あちらこちらの神社に詣でることだと聞きました。
   なぜかと申しますと、各神様が、この氏子は私のところに来たから私が面倒見る、
   なに?私が面倒見る。と、取り合いをしてうまく行かなくなるんだそうです。
   てな訳で日ごろからお参りする神社は決めておいたほうが良いそうですな。
   お参りにも種類がありまして、断ち物をして願いを掛ける願掛け。
   百回参拝して強く願を掛けるお百度参り。そして、成就したらお礼に詣でるお礼参り。
   まぁ、最近はお礼参りは良い使われ方をしませんから、願解きでも構わないかと。」


595 名前: まほ落語寄席 主任 :2009/01/06(火) 20:50:11 ID:???
千雨「えぇ、まいったねぇこりゃ。いくら不景気だからって参拝客がすくなすぎるね。
   客が来ないから儲けが無いし、品物が売れない。売れ残りで食いつないで何日だい?
   しかも駄菓子で食いつないでるんだよ?それも尽きそうで、えぇ、少しの駄菓子と
   そこに吊るしてる草鞋だけじゃないか。
   っつたく、お参りが少ないのはここの神様が御利益を授けないからだな。」
釘宮「そんな事を言ったら罰が当たりますよ。」
千雨「こんな利益を授けない神様が罰だけ当てるか!当たったら詐欺だ。
   えぇ何もただで御利益くださいと言ってるわけじゃないぞ。毎日々々、拝んでる」
釘宮「イライラしないでちょいと聞きなさい。昨日、お寺でお説教を聞いたんだけどね、
   昔、子供のころからお念仏を唱えて、念仏婆さんとあだ名されたほど。
   そりゃあもう、朝から晩まで、ご飯食べながらも念仏々。
   そのお婆さんが死んだときに、閻魔様に地獄行きと決まった。
   お婆さんは腹立てて、なぜ地獄行きなんだ!子供のころから死ぬまで念仏唱えていた!
   何で地獄に行かなくちゃいけない!と聞いたら、閻魔様がその唱えた念仏を持って来させ、
   ふるいにかけるた。するとボロボロと念仏が下に落ちていって、最後に一つだけ残った
   念仏を指して、これが心を込めた念仏だ!この念仏は婆さんが死ぬ直前に唱えたやつだ。
   それ以外の念仏は鼻歌同様。念仏は一生懸命に唱えたものだけが真のものだ。と仰った。
   アンタは一生懸命拝んでる?私にはお参りの仕方が悪いようにしか思えないね。」
千雨「う〜ん。分かった、ちゃんと願を掛けてくる。」

朝倉「井戸から水を汲んで来まして、水垢離をします。
   それから拝殿へ参りまして」

千雨「えぇどうもさっきは家で失礼しました。どうぞ御利益お授けくださいませ。
   参拝客が増えましたらそちらにも利がありまして、その利の御情けを頂戴しまして
   私と女房が暮らしていきます。どうぞ参拝客が増えますようお願い申し上げます。」

596 名前: まほ落語寄席 主任 :2009/01/06(火) 20:51:14 ID:???
朝倉「一生懸命にお祈りをしまして帰ってくる」

千雨「帰ったぞ。・・・ん?雨が降ってきたな。これじゃあ客も来ないなぁ。
   一生懸命に願かけてこれじゃあダメだな。」
まき絵「ゴメンください。草鞋ちょうだい!」
千雨「へい。えぇ十六文です。・・・あらら?最後の一つ売れたね。」
裕奈「草鞋もらえる?」
千雨「えぇ?・・・へへ、売り切れちゃって。」
裕奈「そこに吊るしてるじゃん。」
千雨「え?あれ?あぁ、十六文です・・・あれ?二足だったけ?」
美砂「ごめんよ!草鞋くれる?」
千雨「ああ、さっき売り切って」
美砂「それ、そこに吊るしてるのは売り物じゃないの?」
千雨「あれ?・・・一足、十六文です。・・・?
   おかしいな?こうやって取って。んんん!・・・わぁ!なんじゃこりゃ?!」
釘宮「ど、どうしたんだい?」
千雨「見てくれ!ここに草鞋が一足あるだろ?これを取ると、
   また一足ぞろぞろと下がってくるんだよ。えらい御利益を頂いた!」

朝倉「これを見てましたのが向かいの床屋でございまして。」

明日菜「あらま〜!取っても取っても草鞋が下りてくるとは変わったカラクリだねぇ。
    ちょいと向かいの!こいつはどういうカラクリだい?」
千雨「えぇ、実はカラクリじゃなくてね、これこれこう言う訳で、一生懸命願をかけたらさ。」
明日菜「へぇ〜?!じゃあ私も一生懸命願をかけてこよう!」

朝倉「これからこの床屋の主さん、身を清めて拝殿へ」

明日菜「どうぞ向かいの旦那さんと同じ御利益を授けてください!」

597 名前: まほ落語寄席 主任 :2009/01/06(火) 20:51:46 ID:???
朝倉「これで店に戻るとお客がすし詰め」

明日菜「ヘッヘッヘ、ありがたい!これで全員済ませたら、ぞろぞろとまた一杯になるのね!
    ・・どうもお待たせしました!」
ハルナ「親方、どこ行ってたのよ?さっさと済ませてよ。」
明日菜「へへへ、サッと片付けて後からぞろぞろと。
    今日はどのように?」
ハルナ「そうねぇ〜。思い切って短くしてみようかな。」
明日菜「はいはい短くしますね。」

朝倉「と、ハサミを入れると、切った先から新しい髪の毛がぞろぞろっと生えてきた。

   『ぞろぞろ』でお開きでございます。
   ご来場ありがとうございました。」

598 名前:マロン名無しさん:2009/01/06(火) 21:34:21 ID:???
GJ!
切っても切ってもぴょこんと生えてくるパルの触角を想像して萌えたw

599 名前:マロン名無しさん:2009/01/06(火) 22:44:55 ID:???
GJ
まぁ、パルはラブ臭かげば、いくらでもな

>>590
その後
このか「せっちゃ〜ん!!」
刹那「ふあんっおっ・・お嬢様っ!!そんなに抱きつかれてはっ」
このか「・・・この反応・・・また誰かに召し上がられたん!!?」
刹那「あの・・・いえ、そんな」
このか「もう許さへん!!今日こそせっちゃんが誰のものかはっきりさせたる!!」

になるわけか

600 名前:マロン名無しさん:2009/01/08(木) 20:47:00 ID:???
ザジちう保守

601 名前:小太朗 ご飯のある理由:2009/01/08(木) 22:22:23 ID:???
小太朗 ご飯のある理由


夏美 「どうしたの小太朗君、黄昏れていない?」
小太朗 「・・・夏美姉ちゃんか、黄昏れる・・・ちゅうかなんか不思議な気分なんや」
夏美 「不思議な?例えば何が?」
小太朗 「帰るところがあって、そこへ帰るとご飯があって・・・寝床とか服とかがあることなんや」
夏美 「それが不思議な気分になるの?」
小太朗 「せや。昔はそんなんなかった。着の身着のままで・・・食べ物なんかも奪ってでも用意せなあかんかったんや」
夏美 「小太朗君・・・」
小太朗 「なあ、なんでこんな風に接してくれるん?家族でもないのに・・・おかしいやん!!」

夏美 「なんでだろね?今の現状、嫌?」

小太朗 「嫌やないけど・・・理解ができんのや」
夏美 「たぶんね、私もちづ姉もいいんちょもみんな小太朗君のことを家族だと思ってるよ」
小太朗 「それがありえんのや!他人やで!!血も繋がってへんのやで!!」

夏美 「でもそう思っちゃったから仕方ないよ。特にちづ姉なんてたぶん成人するまで保護者になるつもりだよ」

小太朗 「深く考えても仕方ないんやろな・・・ちゅうか」
夏美 「ちづ姉からは逃げられないから諦めてね」
小太朗 「やっぱりか」
夏美 「ご飯があって帰るところがある。それでいいんじゃないかな?」
小太朗 「ふう、これも運命なんやろか」

千鶴 「ご飯よ〜」

小太朗 「おうっ!!今行くで!!」
夏美(小太朗君。キミね、餌付けされちゃったんだよ。野生と従属の狭間で揺れているいるんだね)



602 名前:マロン名無しさん:2009/01/08(木) 23:34:20 ID:???
イイハナシダナーと思ってたのに最後の一行で台無しwwwwwwwwwww

603 名前:マロン名無しさん:2009/01/09(金) 10:41:58 ID:???
これは吹いたwwwww

604 名前:マロン名無しさん:2009/01/09(金) 19:59:42 ID:???
ワラタwww

ヤブヘビだが、小太「郎」だよ

605 名前:マロン名無しさん:2009/01/10(土) 09:15:15 ID:???
餌付けから種付けまで那波さんにおまかせ!!
なんせ止まってるから、いくらでも・・・いや、あれは夏美が、フボァッ

夏美「へっ・・・世界は乳か・・・畜生」

606 名前:マロン名無しさん:2009/01/10(土) 20:46:55 ID:???
>>605

夕映「そんなことないです!」
夏美「綾瀬さん!」

のどか「おっぱいの大きさだけが全てじゃありません」
夏美「宮崎さん!」

亜子「胸無くて悩んどるんは、村上さんだけやないで」
双子「「そーだそーだ!」」
エヴァ「……」

夏美「みんな…」



千鶴「こ、これが貧乳パワーなの」 ※続かない

607 名前:マロン名無しさん:2009/01/11(日) 02:09:19 ID:???
正月から随分勢いあるよな
いいことだ

608 名前:マロン名無しさん:2009/01/11(日) 11:23:46 ID:???
貧乳戦隊ペタレンジャー!

だれかこれで一つ書いてくんないかな……
 
悪の組織ビックパーイに対抗する貧乳戦士達による正義の部隊、貧乳戦士ぺたレンジャー。悪の組織の頭領である那婆……(ここから先は血で汚れてて読めない。)

609 名前:マロン名無しさん:2009/01/11(日) 20:55:56 ID:???
>>609
これが現実さ


貧乳戦隊ペタレンジャー
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00021.txt

610 名前:マロン名無しさん:2009/01/11(日) 22:39:38 ID:???
>>457の元ネタをちと拝借

亜子「とぼけまいぞ うぬらもゆーなと同じく 
ノリでツルペタを脱却のであろう 白状せえ! 」
まき絵「誓うて左様なことは…… 」
夕映「・・・・・・」

数日ぶりにたゆんに覚醒した保険委員は
貧乳仲間の裏切りを聞くや
憤怒の形相に変じ(23巻212話)

亜子「ウチの目は節穴やない 自分らも那波さんの同族ならん! 」

それ以上の事情説明は不可能となっている

亜子「口では何とでも申し開きできよう
 貧乳ならば…たゆんたゆんにて身の証を立てい!」


611 名前:マロン名無しさん:2009/01/12(月) 06:38:23 ID:???
>>609
ちょwww吹いたwwwwwもっとやれ……じゃなくてやってくださいお願いします。

612 名前:マロン名無しさん:2009/01/12(月) 22:50:01 ID:???
>>611
人数減らしたよ

貧乳戦隊ペタレンジャー2
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00022.txt


それはそうとザジちうスレ予備ろだの広告に
ボーイズラブのSNSの広告があるのは何故だろう

613 名前:マロン名無しさん:2009/01/13(火) 08:40:17 ID:???
>>612
一人死んだwww
そして大きくするとゆうことは揉んでもらうんですねわかります。


614 名前:マロン名無しさん:2009/01/13(火) 12:34:11 ID:???
>>612
ピンク死亡にブラック脱退、2話目にしてなんて壮絶な展開www
ラスボス(おそらく千鶴)に辿り着く時には何人残ってるのやらw

615 名前:マロン名無しさん:2009/01/13(火) 15:54:49 ID:???
つまり、ブラックが幼馴染みにいただかれるんですね。
わかります

616 名前:マロン名無しさん:2009/01/13(火) 16:24:25 ID:???
>>612
駄菓子菓子に吹いたw

617 名前:マロン名無しさん:2009/01/14(水) 14:40:30 ID:???
戦隊モノには巨大ロボがなくっちゃね


貧乳戦隊ペタレンジャー3
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00023.txt

618 名前:マロン名無しさん:2009/01/14(水) 16:05:09 ID:???
自爆技かww
那婆砲とどっちが強いんだりょっ!!

619 名前:マロン名無しさん:2009/01/14(水) 16:30:29 ID:???
黄と青が逝ったーーーwwww
残り何人だよwwwww

620 名前:マロン名無しさん:2009/01/14(水) 20:29:23 ID:???
次回までにダ○ナミックプロからクレームがきて、何事もなかったかのように
別のロボに差し替えられ、文末におことわりのコメントが載るとみた。
ただしコクピットまわりシーンとか全体の見えない部分はそのままなので
微妙に跡が残って(ry

621 名前:マロン名無しさん:2009/01/14(水) 21:51:08 ID:???
あからさまに自爆スイッチなのにちゃんと攻撃するんだw
てゆーかワイヤレスなら乗り込む必要ないよなwwwリモコンだろそれwww

622 名前:マロン名無しさん:2009/01/15(木) 10:34:30 ID:???
>>617
歌にクソフイタwwwww
ワイヤレスにしたら○人28号だろw

623 名前:マロン名無しさん:2009/01/15(木) 15:39:40 ID:???
>>617
超「計 画 通 り」
ハカセ「こ、これで伝説の巨乳薬を譲ってもらえるんですよね?」
超「火星人嘘つかないヨ」

そして運ばれてくる「びくびくせっちゃん」

ここまで妄想した

624 名前:マロン名無しさん:2009/01/15(木) 20:09:51 ID:???
ていうかハカセ、超の乳を見て嘘だと気付こう
そんなものがあればまず自分で使っている

625 名前:マロン名無しさん:2009/01/15(木) 20:28:35 ID:???
重大な間違いをしていました
白と黒、間違えてました


百合注意、苦手な方はスルーで

雪降る町のペタブラック(?)
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00024.txt

626 名前:マロン名無しさん:2009/01/15(木) 20:48:11 ID:???
せっ、せっちゃああああああーーーーーん!!!!

627 名前:マロン名無しさん:2009/01/16(金) 08:29:06 ID:???
バッドエンドだと?
このちゃんと結ばれるグッドエンドは無いのか!?

628 名前:マロン名無しさん:2009/01/16(金) 09:18:05 ID:???
>>627
このか「せっちゃん、また龍宮さんに召し上がられたん?これはおしおきが必要やなぁ」
第2ラウンド開始の仕様で


629 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 04:02:52 ID:avPeHuRO
今年は彼女らの成人式だったから、たくさんそれ関係のネタがくるかな〜と期待していましたのに…


630 名前:1/3:2009/01/17(土) 12:41:07 ID:???
刀と蛇

(わあ、冬日がまぶしいなあ……)
 麻帆良学園女子中の校庭を、独り優雅に散歩する娘があった。
 身長百五十センチ台と小柄だが、肉付きのよい体を持ち、つややかなその黒髪は、左耳の上のところでポニーテールに結われている。
 この娘の名は、桜咲刹那。剣の道に命を懸ける、清楚な大和撫子である。
(わあ、ぽかぽか陽気やなあ……)
 部活動のない休日を、彼女はのんびり過ごしていた。
 真冬といえども、今日のような小春日和は散歩によい。運動場から離れていて、人もまばらな校庭ならばなおさらである。
刹那は、体育館の裏手にある東屋のそばに来ていた。
(ほな、この辺で寝てようか……)
 ベンチに座った彼女は、左の腰から剣を抜いて脇へ置くと、頭の後ろで腕を組み、そのままの姿勢で眠った。
 やがて、日は西に傾いた。
(ああ、よう寝たわ……)
 刹那は、大きく伸びをして天を仰いだ。オレンジ色の空の中、カラスがかあかあ鳴いている。
(もう、散歩する時間もない! 急いで、寮へ戻らんと……)
 彼女は、たちまち、もと来たほうへ駆け出していく。
 正門を抜け、走りに走る。街路の桜並木には、今は一枚の葉っぱもない。
(気のせいか、さくさくさくさく走れるわ……)
 軽快にペースを刻み、学生寮までたどり着いた。自分の部屋は六階にある。
(ああ、やっと着いたわ……)
 刹那が入ろうとすると、中からは、ちょうど彼女と同室の学友・龍宮真名が出るところであった。
「おお、刹那、帰ったか!」
「すまん、龍宮……散歩の途中で寝過ごした」
「そうか。そういえば丸腰だな」「へ!?」
 真名の指摘に驚いて、左の腰に手をやると、常日頃から差しているはずの妖刀「夕凪」がない。
「これは不覚……起き掛けに忘れたらしい」
「わたしは用を足してくる。自分で取りにいくことだな」
 刹那は小さくうなずくと、真名とは逆のほうへ向かう。目指すのは、六百四十三号室。

631 名前:2/4:2009/01/17(土) 12:42:48 ID:???
「ここだ、ここだ……お嬢様、お嬢様!」
 どんどんと、ドアを激しくノックする。この中に、主家の娘がいるであろう。
(うるさいな……こら、大変な用事やな)
 外から急を告げられて、中からは、まるで京人形のような長い黒髪の美少女――近衛木乃香が現れた。
「せっちゃん、一体どないした……あーっ!」
 彼女もすぐに気づいた。なぜか、刹那が丸腰であることに。
「散歩の途中で寝過ごして、夕凪を置いてきたらしい」
「自分で取ったらええやんか。何で、わざわざウチを呼ぶ?」
「お嬢様!」刹那は、ここへ来た理由を木乃香に説いた。
「普段は、わたしがあなたに奉仕しております。今日は、あなたがこのわたしに奉仕してください」
「恩を返してほしいんやな……ほな、今から行くわ」
「行くのはよいが……ネギ先生とアスナさんは?」
「アスナなら、図書館島でネギ君直々の補習や」
 彼女と同室の二人は、今、部屋を空けているという。まだ、暫くは戻るまい。
「それでは、行ってきてください。休憩所脇のベンチに、夕凪が置いてあるはずです」
「わかったわ。ほな、行ってくるで」
 こうして、刹那は木乃香に代わり、この部屋を守ることとなった。

 ところが、それから暫くたって――
 自室へ転がり込んだ木乃香が、刹那に状況を伝えた。
「だ、だ、大蛇や! 大蛇がおった!」
「何をおっしゃる、お嬢様。こんな真冬に大蛇などいるはずがない。幻を見ただけだろう」
「幻なんかやないわいな。あの休憩所の間近くに、ほんまにわだかまっとった」
「そうか、本物か……」
 刹那は、木乃香の言う「大蛇」を、妖刀「夕凪」の化身と合点してつぶやく。
(きっと、関西の手の者が魔力を込めたに違いない。だが、丸腰では行かれぬぞ……)

632 名前:3/4:2009/01/17(土) 12:44:17 ID:???
 妖刀「夕凪」がなければ、きっと能力半減だろう。とはいうものの――
 自分は徒手でも戦えるし、陰陽道の心得もある。白ガラスの血を引いているので、いざとなったら空も飛べる。
「せっちゃん、ウチのボディガードやろ? 大蛇かて退治できるやろ?」
「お嬢様!」
刹那は右手の親指を立て、自分の胸にそれを当てて、木乃香を諭すように言った。
「動揺なさらないように。すべてわたしにお任せを」
「わかったわ。ほな、行ってきいや」
 こうして、刹那は丸腰のまま、日の落ちた麻帆良の街へ繰り出した。

 なぜか、自分の背後から、たれかの足音が聞こえる。
(これは、いわゆる「影の足」だな……)
 刹那は、小さかった頃に木乃香の父から教わった方法で、この足音に対処した。
「どうぞお通り」「ほな、先行くわ」
 そう言って、自分の横を通ったのは、部屋にいるはずの木乃香であった。
「お嬢様、なぜつけてくる?」
「もっぺん、この目で確かめたいんや! 見間違いかもしれんしな」
「いや、本物かもしれないぞ。お嬢様から始まって、ひいては麻帆良一円をたぶらかし……」
「せっちゃん、怖がらさんといて!」
 おびえる木乃香の手を引いて、刹那は夜道を歩いていく。やがて、二人は女子中の正門をくぐった。
「体育館の前へ出て、左へ曲がれば休憩所や」
「わかってますよ、お嬢様」
 木乃香の案内に従い、静々校庭を歩くと、だんだんだんだん東屋が見えてきた。

633 名前:4/4:2009/01/17(土) 12:45:26 ID:???
「ほら、あの樹や! あの樹の陰に、大蛇が潜んどったんや」
「そうか、あそこか……」
 ちょうど彼女の指す場所に、ベンチが一脚隠れている。昼間、刹那が座ったのは、正にそのベンチであった。
「ここからは、独りで行ける。しばし待たれよ、お嬢様」
「うん、わかったわ」
 事の真偽を確かめるべく、東屋へ近づいていくと、大蛇の姿はどこにもない。ただ、忘れてきた「夕凪」が、そばのベンチに置いてあるだけ。
「安心なされよ、お嬢様!」刹那は、木乃香を呼びつける。
「何や、何や?」
「大蛇のように見えたのは、わたしが忘れた夕凪だ」
 刹那はそれを拾い上げ、再び左の腰に差す。木乃香は、大いに安心した。
「せっちゃんの刀やったんか……何で大蛇に化けたんやろ?」
「夕凪は、あなたの父から賜わった近衛家重代の刀だ。その魂が大蛇となって、あなたをたぶらかしたんだろう」
「ああ、さよか……名刀て、大蛇に化けるもんなんや」
「だんだん腹も減ってきた。今夜は二人で食べようか」
「うん、そないしよ」
 こうして、両者は肩を組み、食堂棟へ向かっていった。仲むつまじく歩くさまは、さながら姉妹のようであった。

 ――岩手県の昔話による。

634 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 14:32:39 ID:???
なにこれ、めっちゃつまらん…
落語の別館書いてる人でしょ?
キャラの特徴も口調もつかめてないし、もう出てこなくていいよ^^
目障り

635 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 17:22:31 ID:???
そう言いなさるな
投下氏は貴重です故

636 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 18:20:20 ID:???
昔話風にセリフ回ししたんだろ

637 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 18:33:12 ID:???
それなら読まなくても済むように、トリップかなんかつけてほしいんだけど

638 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 20:53:54 ID:???
>>637
>>1

639 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 22:04:35 ID:???
>>634=>>637
>>634
せっちゃんにとって、このちゃんは
主家の娘でもあるけど、幼馴染でも
ありますよね?
だから、時折ため口を聞くんです。
原典でもそんな感じでしょう?

640 名前:マロン名無しさん:2009/01/17(土) 22:32:33 ID:???
刹那はテンパった時とかにそれが出る
普段はきりりと、焦ったときに地が出る


それがいいんのであります




背後から乳、揉まれたときに
「こ、このちゃんなにするん!!」
というのがヨロシ

靴下を穿かせるときに
「お嬢様、失礼します」
というのがヨロシ

うん、ワケワカメ

641 名前:マロン名無しさん:2009/01/18(日) 07:28:26 ID:???
>>630>>639
が原作を読んでないのはよくわかった
せめて、読み込んでから書くのが礼儀だろ

642 名前:マロン名無しさん:2009/01/18(日) 08:45:04 ID:???
>>633
俺は面白かったんだがなぁ……


643 名前:マロン名無しさん:2009/01/18(日) 12:35:53 ID:???
このスレまだあったのか!
二年くらい前に見たきり、それから全く来なくなったから今でもちゃんと続いていることにビックリしたwww
懐かしいな、あの頃は確かザジと古菲が入れ替わるみたいな内容のSSがあったな

644 名前:マロン名無しさん:2009/01/18(日) 23:27:43 ID:???
>>643
那波三十四歳、まで読んだ

645 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 05:09:18 ID:???
ああん・・・
うpロダのデータが丸ごと消えてる・・・

646 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 06:52:45 ID:???
>>643
なついwww

647 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 09:44:08 ID:???
>>644
馬鹿いうなよ
三十四歳でおさまるわけないだろ

648 名前:630-633:2009/01/19(月) 14:30:17 ID:???
>>642
ありがとうございます。
こうやって、全く文句を言わずに
「所詮二次創作なんだから、言葉遣いが
いささか不自然なのはどうでもいい」と
割り切って読んでくれる愛読者は、僕ら
職人にとって最強の味方でございます。

>>643
しかし、アンチに叩かれまくったせいで、
常連だった職人の一人が引退を表明する
……という不祥事も発生しました(T_T)

649 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 14:52:11 ID:???
どうだろうな
ろくにキャラ特性も把握しないで物を書くのが、いっぱしの職人と言えるかどうか

まして常連?

650 名前:630-633:2009/01/19(月) 15:26:30 ID:???
>>649
確かに、僕は原典を全然読んでおらず、
テレビゲーム版の経験しか持っていないんです。
しかし、ネギ研などで世界観は勉強してますから、
キャラの特性ぐらい、しっかりつかんでるつもり
だったんですが……あなたのような叩きが陸続と
現れると、また引退者を出すことになりかねません。

ちなみに、僕は常連でも何でもなく、この通算
四十八代目のザジちうスレで、漸く職人として
デビューしたばかりの人間です。

651 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 15:56:04 ID:???
見てるかぎり、イマイチ把握しきれてはないだろ

漫画の二次創作スレみたいな所で
キャラの感じを理解してないのは話の上手下手以前に叩かれる的になる

そもそも、他で調べて理解したっていうけど
なぜそこで原作もしっかり読まないんだって話になる

投下氏は貴重だし>>648氏に出ていけとは言える立場ではないが
そこを解決せんと何度でも言われるぞ
書く以上、最低限度原作には目を通すべきだ

652 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 16:16:41 ID:???
>>648で、
「所詮二次創作なんだから、言葉遣いがいささか不自然なのはどうでもいい」
なんて言っちゃうのは読者を馬鹿にしてるよ。どうでもいいんじゃなくて、面白ければ多少の粗は目を瞑るだけだから
不自然な箇所があるとどうしても引っ掛かるからね。話に感情移入し辛くなるし、ネタでわざと壊すのとは違うから
一人でも多く読んで欲しいのなら、キャラの言葉遣いは原作を忠実に再現するに越した事は無いよ
此処に限らず他の職人さんは、こういう基礎はちゃんと守っているから無駄に叩かれる事は無いわけで
少なくとも原作は何度も読み返した上で研究してから書いてみようよ。住人にとっては当たり前の知識なんだから
原作を読んでいないのなら、一刻も早く読むべき。次回作を作る前に
二次創作なんだから原作を知らずに書くのは失礼だし、ここの住人は原作好きの集まりなんだから
そんな住人相手に「所詮二次創作なんだから、言葉遣いがいささか不自然なのはどうでもいい」はまずいよ

みんながみんな叩いてる訳じゃない。やんわり指摘してくれた人もいる
次は叩かれないように頑張ってね、という意味で指摘しているんだ。どうでもいい人ならスルーしてるから
叩きは無視でも構わないから、指摘に対しては真摯に受け止めてくれ

653 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 17:43:47 ID:???
>>652に同意
理不尽な「叩き」はいくらでもスルーすればいいが、ちゃんとした「指摘」は受け止めて次に生かすべきだろ

そもそも二次創作で原作に対する経緯すらない奴を職人とは呼びたくない
まず原作通しで読んでみてくれ、どこが不自然なのか分かるから

654 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 19:29:10 ID:???
もうそいつには何言っても無駄でしょw
自分で職人とか言っちゃってるし、ゆとりにも程がある

655 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 19:38:19 ID:???
前々から言ってる事ずれてるなあと思ってたけど
原作すら読んだことなかったとは…

656 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 19:43:20 ID:???
>>650
原作を読むと更にいいアイデアが出ると思うよ
あり得ないカップリングとかを作りだしてみたりするのも醍醐味だと思う


二次創作で一つの大切な要素は”共感できること”、あるいは”納得できる”ことと言い換えてもいいと思う
あのキャラならこういった状況でこういった行動、セリフが出る
そういったことを書き出すことが出来れば、ついてきてくれる読者は増えると思うよ


まあ、何かを書いてどんな形でも世に出した以上、賛否両論はある
どの意見を取捨選択するかは書き手次第だけど、否の読者を賛へと変えるのも職人の腕だと思う

657 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 20:38:42 ID:???
>>648
とりあえずもう来ないでいい
ただマンセーして欲しかったら他でやってくれ
慌てる間抜けに餌はやらないよ

658 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 20:48:23 ID:???
待て待て落ち着け、>>630-633を名乗る>>648
なりすましの荒らしだという可能性も捨てきれないぞ…

659 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 21:05:54 ID:???
>>1のテンプレにもあると思うが

もしSSや絵、流れや発言に苦情や意見があったらこちらの新避難所で議論してください
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3933/

ということを忘れずに


660 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 22:34:03 ID:???
秘密基地の日常、そして伝説へ


貧乳戦隊ペタレンジャー4
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00001.txt

661 名前:マロン名無しさん:2009/01/19(月) 23:20:12 ID:???
>>660
最後の一行wwwww

662 名前:マロン名無しさん:2009/01/20(火) 01:47:56 ID:???
>>660
ジ○リw
巨乳岩にはSM忍者、モッコリスナイパー、乳揉み保険委員などのが待ち構ていえる!!
捕まれば、もて遊ばれたあげく、写真に撮られたり、同人のネタにされてしまうぞ


663 名前:マロン名無しさん:2009/01/20(火) 08:33:01 ID:???
>>660
最後の一行クソワロタwwwww

664 名前:マロン名無しさん:2009/01/20(火) 22:25:48 ID:???
いつもどこかに隠れてる遊び心が素晴らしいw

665 名前:マロン名無しさん:2009/01/20(火) 22:43:24 ID:???
この場合、亜子は正味にどっちに着くんだろうな?
ペタレンジャー?
やはりたゆんが出来なくなるから巨乳同盟?

666 名前:マロン名無しさん:2009/01/20(火) 23:37:29 ID:???
乳神様の御降臨はいつですか?

667 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 02:39:48 ID:???
>>660
最後の一行でこんなの想像した
細かいとこ雑でスマソ
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up37626.jpg


668 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 03:44:59 ID:???
>>667
夜中に神降臨・・・だと・・・!!

669 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 05:40:32 ID:???
有り難や有り難や・・・
>>667は観音様じゃあ・・・

670 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 07:57:14 ID:???
>>645
避難所のwikiスレに報告来てるからそっちを見て下さい
管理人さんは規制に巻き込まれたので、一応代理で

671 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 08:29:39 ID:???
>>667
ふぅ…

672 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 15:39:39 ID:???
>>666
君の乳心次第ヨ
隠さず解き放つネ

673 名前:マロン名無しさん:2009/01/21(水) 22:02:26 ID:???
>>662
乳揉み保険委員は70台なので出番はないです(ペタは60台、八十会は80台のため)
>>665
乳が大好きなペタシルバー・・・ではありません
>>666
667で降臨したよ
>>667
とても素晴らしいイラストをありがとうございます!!
これがあるから書くのを止められないんですよ!!
夕映がこんなに可愛いと思ったのは初めてだ。おっぱい大きめだし、うん
とても嬉しいです!!


乳、最後の聖戦


貧乳戦隊ペタレンジャー5
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00003.txt

あのアニメ丸パクリになってしまいました
反省反省

674 名前:マロン名無しさん:2009/01/22(木) 08:54:21 ID:???
完全にパクリだwwwww

675 名前:マロン名無しさん:2009/01/22(木) 11:39:32 ID:???
最後までわかってるな!!
このシリーズは!!www

676 名前:マロン名無しさん:2009/01/22(木) 13:08:49 ID:???
ソードマスター的な打ち切りエンドかと思って見たら…これはヒドイwwwwwww

ゴッド94は結局姿を見せなかったな。まぁ勝つ手段が思い浮かばないからこれでいいかも。
今頃、忠犬とニャンニャンしてるんだろうなw

677 名前:マロン名無しさん:2009/01/22(木) 21:09:01 ID:???
>>676
わんこなのにニャンニャンとはこれ如何に

真名さん最初から最後までなにやってるんですかwwwww

678 名前:マロン名無しさん:2009/01/22(木) 21:24:03 ID:???
その頃・・・縮んだアキラの乳の前で泣き崩れる亜子

そして、少女は復讐の鬼と化す!!

空前絶後のたゆん感
乳武者

早乙女工房より近日発売

まで妄想した

679 名前:マロン名無しさん:2009/01/23(金) 02:46:46 ID:???
そして亜子と乳神様が手を組み、大乱闘スマッシュたゆんシスターズとなるのですね

680 名前:マロン名無しさん:2009/01/23(金) 18:31:18 ID:???
>>676 こうですか?

貧乳戦隊ペタレンジャー最終回
夕映「チクショオオオオ!くらえパル!新必殺絶壁微乳斬!」
パル「さあ来い夕映ェェェ!私は実は一回揉まれただけで死ぬぞオオ!」
(ムニュ)
パル「グアアアア!こ このザ・腐女子と呼ばれる四天王のパルが…こんなモルデスに…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
パル「グアアアア」
楓「パル殿がやられたようでござるな…」
和美「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
真名「貧乳ごときに負けるとは巨乳の面汚しだ…」
ヤマト「くらええええ!」
(モニュ)
3人「グアアアアアアア」
夕映「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでゴッド94のいるラピュタ城の扉が開かれる!!」
千鶴「よく来たわねペタレンジャーブラック夕映さん…待っていたわ…」
(ギイイイイイイ)
夕映「こ…ここがラピュタ城だったですか…! 感じる…巨乳の魔力を…」
千鶴「夕映さん…戦う前に一つ言っておくことがあるわ 貴方は私を倒すのに『巨乳石』を壊す必要があると思っているけど…別に壊す必要ないわよ」
夕映「な 何だって!?」
千鶴「そして貴方の胸はやせてきたので最寄りの町にバストアップ方法を記しておいたわ あとは私を倒すだけねふっふっふ…」
(ゴゴゴゴ)
夕映「フ…上等です…私も一つ言っておくことがあるです このペタレンジャーにはあと2.3人仲間がいたような気がしていたが最初から居なかったです!」
千鶴「そうなの」
夕映「ウオオオいくぞオオオ!」
千鶴「ではいきますね夕映さん!」
夕映の勇気がおっぱいを救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!

681 名前:マロン名無しさん:2009/01/24(土) 00:38:52 ID:???
>>683
なんという様式美www

682 名前:マロン名無しさん:2009/01/24(土) 03:10:38 ID:???
巨乳の持ち主が敵なのであって、おっぱいは救うべき存在なのか……深いな!

683 名前:マロン名無しさん:2009/01/24(土) 08:05:25 ID:???
ザジちうのエロスとはどうあるべきか?

亜子「百合棒?ありえへんやろ、
胸に一心に愛を注ぐたゆんの素晴らしさ、たまらんで」
隊長「たゆんなどと消極的な!!
全身全霊で愛を語る百合棒には敵うまい!!、現にアキラ元より、クーや刹那も私なしではだな」

お互いに体験していただきました

アキラ「ふっ・・・二人とも・・・やめっ」
隊長「はははぁっ、和泉ぃ!!いいなたゆんは、素晴らしいな!!」
亜子「うははは、アキラ可愛ええなぁ、龍宮さんの万年発情期もわかるで」

なんぞこれ

684 名前:マロン名無しさん:2009/01/24(土) 12:36:38 ID:???
>>681
予言者を見た気がする

685 名前:マロン名無しさん:2009/01/25(日) 20:09:29 ID:???

ザジ「捕手」
千雨「漢字が違うぞ」


ザジ「補修」
千雨「文字数増えてるぞ」


ザジ「腐臭」
千雨「離れてってるぞ」


ザジ「保手」
千雨「おしいっ!」




ザジ「保守」
千雨「正解だ」ナデナデ
ザジ「/////」

686 名前:マロン名無しさん:2009/01/25(日) 21:32:06 ID:???
>>685
原点回帰型のネタですね。

687 名前:マロン名無しさん:2009/01/25(日) 23:17:37 ID:voGRwctn
age

688 名前:マロン名無しさん:2009/01/26(月) 08:22:50 ID:???
>>685
(*´∀`)

689 名前:マロン名無しさん:2009/01/26(月) 20:34:18 ID:???
仔ねこ にゃ〜
母ねこ にゃぁん
アキラ 「お母ちゃん、ボクもあのカリカリ食べたいよう・・・」
アキラ 「ゴメンね、坊や。ウチは貧しいから食べさせてあげられないの」

仔ねこ にゃ
母ねこ にゃ・・・
アキラ 「お腹空いたよう」
アキラ 「坊や・・・我慢してね」

仔ねこ にゃぁ
母ねこ にゃん!
アキラ 「あのニンゲン・・・カリカリくれないの?」
アキラ 「・・・お母さんがお話ししてみるね。でも・・・お母さんが戻ってこなかったら一人で生きるのよ!!」


亜子 「アキラ、いい加減その嫌がらせの一人芝居止めてんか?」
アキラ 「亜子酷いよ。この子達にカリカリあげて」
亜子 「これはウチのカリカリや。コーラと合わせて食べると美味いんや」
アキラ 「亜子・・・ほら、この子達泣いてるよ?」
亜子 「あーもう!!ちょっとだけやで?」
アキラ 「ありがと、亜子」

亜子 (うー、今度はウチがねこ使うて嫌がらせしたる。ターゲットはおっぱいやな・・・)

690 名前:マロン名無しさん:2009/01/26(月) 21:11:13 ID:???
ちょwwww亜子wwwwwカリカリ喰うなよwwwww

691 名前:マロン名無しさん:2009/01/26(月) 23:56:24 ID:???
アホネタ注意
そして参照画像は著作権を無視しております
関係各者のかたには・・・ご免なさいです

692 名前:亜子 戦士達の鎮魂歌:2009/01/26(月) 23:57:16 ID:???
亜子 戦士達の鎮魂歌


1/5
この石造りの牢獄に閉じこめられてから、どのくらいの時が経ったんやろうか?
定期的に出される食事の回数からして三日ぐらいやと思うている

不覚やったわ

乳の形の良さげなちゃおりんを狙ったんが間違いやった
まさか服の胸の部分にスタンガンが仕込んであろうとは・・・
たゆった瞬間、ものすごい電撃がウチの身体を貫いた
たゆるときは当然素手に決まっとる。それを逆手に取られたんや
電撃とは・・・ありえんで、ホンマ

?? 「起きてるかネ?」

鉄の扉の向こうから聞こえてくる女性の声、声からして若い娘だと思うんやけど
亜子 「起きとる。そちらは元気か?」
?? 「まぁネ。食事の質はいいケド、おっぱいが無いのは厳しいネ」
亜子 「パイオはん、それはウチも同じ事や。おっぱい、たゆりたいで・・・」

ウチと同じ時期にとっ捕まった乳犯罪者のパイオはん
話を聞けば聞くほど他人とは思われへん思想の持ち主やった
顔とかはわからんけど、もう生涯の相棒やと思うてる
亜子 「乳、揉みまっせ・・・」

693 名前:亜子 戦士達の鎮魂歌:2009/01/26(月) 23:58:02 ID:???
2/5
和美 「れでぃ〜すえんじぇんとるめん!!今宵の地下闘技場スペシャルマッチへようこそ!!」

やっと牢屋から連れ出されたと思うたら、パイオはんと一緒になんや妙なところに連れてこられた
一見すると・・・プロレスリング?
パイオ 「まさか・・・あそこでワタシ達を処刑するのカナ?」

天井から照らし出される明かりで、パイオはんの姿がはっきりと確認でけた
色黒の小柄な人、まあ名前から想像できたけど、まさかウチより小さな人やとは思わへんかった

亜子 「さっき朝倉がスペシャルマッチ言うとったから、処刑もあながち間違いやあらへんかな」
ぬうう。それにしてもウチはただでは死なんでぇ・・・
死ぬならたゆってから死ぬんや。たぶんそれはパイオはんも同じやと思う

リングの上にと無理矢理つれてこられたウチら二人は、何もわからぬままスポットライトを浴びる
朝倉〜、自分何考えとるんや?

和美 「さて皆様!!リングの上の天井をご覧ください!!あれに見えるは・・・」

そう言われてウチらもリングの上を見た。そこにあったのは巨大な金網?
和美 「本日のお仕置きは二人が逃げないように、”ヘル イン ア セル”マッチで行いたいと思います!!」
言葉の意味はようわからんけど、なんや凄い試合のようや
和美 「つまりあの金網をリングに下ろすと、前後左右と天井が金網で塞がれて逃げられなくなる。という完全決着マッチなのです!!」

観客がどよめいた。つまりそんな危険な戦いになるほど、ウチらはそれだけ駄目なことをしちゃったちゅうわけなんやろ
ふん、たゆんはウチの生きる道。それで露と消えても本望やで?

和美 「では本日この二人組”おっぱい星人1号2号”にお仕置きをするのは・・・この二人です!!」
パイオ 「オオ!!あれは揉み甲斐がある二人ネ!!」

694 名前:亜子 戦士達の鎮魂歌:2009/01/26(月) 23:59:38 ID:???
3/5
和美 「青こーなー!170cm、99cm。麻帆良マット界最大のおっぱいを持つ”アンドレ ザ しずな先生”!!」
現れたのは何度かたゆんを挑んで、返り討ちにされたしずな先生。ウチの天敵の一人。だとすると相棒は・・・
和美 「青こーなー!172cm、94cm。母性溢れるお仕置きファイター”ジャイアント那波”!!」
やっぱりそうきたか。ウチがたゆれなかった二人の悪魔。こりゃ、本気で覚悟を決めんとあかんなぁ・・・

パイオ 「あれを揉まずに死ねるかヨ!!アコ!!やるネ!!」
亜子 「パイオはん、気をつけや?あの二人の乳は・・・危険なんや」
パイオ 「何が危険カ?下からググっと・・・はっ!!まさカ!!」
亜子 「せや、下からたゆったら手首を痛めるンや。以前挑戦したときはもげるかと思うたで」
パイオ 「そうカ・・・そういうことカ」

和美 「役者もそろったので・・・金網を下ろしてください!!」
ぐぐと金網がリングに降りてくる。やがてがしゃんという金属独特の音を鳴らして金網はセットされた
そうなると、リングの下にはわずかに1mほどの降りる場所しか無くなってしまう
これでもう・・・逃げ道はあらへん!!

亜子 「やるでパイオはん!!」
パイオ 「そうヨ!!せめて死ぬならおっぱい揉んでから死ぬネ!!」

そう、ウチらの戦いは今始まったばかり!!
きっと希望溢れる未来がまってるはずや!!

なんてな、現実がそんなに甘いわけがなかったんや

695 名前:亜子 戦士達の鎮魂歌:2009/01/27(火) 00:00:59 ID:???
4/5
こちらの先鋒はパイオはん。向こうは那波さんやった
パイオはんは素早い動きを見せて相手を攪乱しつつ、胸を取った
しかしそれは那波さんの甘い罠。捕らわれたのはパイオはんやったんや

千鶴 「うふふ。ほ〜ら、あなたの好きな胸の中で・・・お仕置きよ」

那波さんは乳を左右に開き、胸の間にグランドキャニオンのような峡谷を作った
そしてそこへパイオはんの顔を挟み込む
普段から谷間が閉じていても、谷間の中は凄まじい圧力や。その圧力はビール瓶をも支えるという
そんな谷間を一度開いて、ましてやそこに人の顔を挟むなんて・・・
ひ、人殺しやで。ホンマ!!これがパイ・ハグちゅう技なんか

参照画像
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00004.jpg

千鶴 「え〜い。ぐりぐり」
那波さんの胸の谷間で藻掻くパイオはん。やがてその動きには力が無くなっていき・・・

ぷちゅ!

そんな音が那波さんの胸の谷間から聞こえたかと思うと、パイオはんの両手と両足はだらんと垂れ下がった
パイオはん・・・アンタはよう闘った。骨はウチが拾うたるで!!

那波さんが再度胸の谷間を開くと、胸の圧力がかからなくなったパイオはんがマットに沈んだ
その顔は・・・なんちゅうムゴイことを!!

参照画像
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00005.jpg

696 名前:亜子 戦士達の鎮魂歌:2009/01/27(火) 00:03:05 ID:???
5/5
闘いは一方的やった
そう、所詮はウチ一人ではあの巨乳二人に為す術なんてあらへんかった
リング上にパイオはんの屍を残し、しずな先生とタッチする那波さん。血も涙もあらへん
ウチはしずな先生に玉砕覚悟で突っ込んでいくと、乳の下からたゆった

次の瞬間、両の手首が壊れたんはいうまでもあらへん
しずな先生はウチをパイオはんと同様に胸の谷間に挟み込んだんや
ただ一つパイオはんと違ったのは、胸を背に、つまり後頭部から胸に挟み込まれたことや
逃げられへん。これは一体?

千鶴 「うふふ、最後のお仕置きよ」

向こう正面に那波さんが見えた。菩薩のような悪魔の微笑み、そんな那波さんは微笑みを浮かべながら私の方へと走り込んでくる
だんだんと迫る那波さん。ちゃう、那波さんの乳。これはまさか・・・

那波さんの乳が私の顔に触れた。そして強烈に乳が押しつけられた。ちゃう押しつけるなんて生やさしいモンやない
そっか。この技・・・四つのおっぱいの圧力で人一人を破壊する・・・

和美 「でたぁ!!史上最悪の合体技!!クロスボンバーだぁ!!」
参照画像
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00006.jpg

ああ、視界が真っ黒や。心地よい感触のおっぱいは、だんだんとウチを破壊する凶器となってく
息も出来ん
今感じてるこの時はたぶんほんの一瞬なんやろうけど・・・永遠の時に感じるでぇ
アカン、もう・・・意識が・・・

しずな 「任務、完了ね」
千鶴 「もうあんなコトしちゃダメよ?」



697 名前:マロン名無しさん:2009/01/27(火) 07:35:10 ID:???
いいセンスだ
うぬもたゆリストの一員ならん!!

698 名前:マロン名無しさん:2009/01/28(水) 18:21:27 ID:???
参照画像がwwwww

699 名前:マロン名無しさん:2009/01/28(水) 19:24:27 ID:???
        ,ィ , i
       ,' ′‐ァ=ニ_'==‐
      ,  '⌒ヽ / , ィト\  _
.   //i i. iヽ ',/ リヘヽ '´/
   〃/,化i! i |  ! /! iW´
   ″L!i.ト,ヽ!i  |∧ ∨ ヾ ___
      }U ' `|! !i}ハ /ゝ 、 \  !工エつ
       ヽァ __」. !|レ‐テ´   丶ヽ ノ
       (冖i_」 ルン ``‐、   /工二コつ
        ̄ |:!      ` -'
          リ

700 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 14:44:58 ID:???
今日は那波さんの誕生日だ!!
町中の蝋燭を買占めてニョフォっ!!

701 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 14:52:35 ID:???
ならんだ大量のろうそくを消すためにコンプレッサーをティッグゥッ!!

702 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 15:07:17 ID:???
ラッピングした小太郎を千鶴のベッドの上にセッティングしとくわ。

703 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 15:43:59 ID:???
ははは
ケーキが蝋燭で埋まっちまったよぅ
ニゲョッ!!

704 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 15:59:53 ID:???
その日から、>>700 >>701 >>703の姿を見たものはいない……


705 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 16:28:23 ID:???
>>702
あれ? 最近のラッピングって目隠しに手錠、猿ぐつわなんだ

706 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 16:31:39 ID:???
>>705
アレ、お前の後ろに誰かいるぞ?

707 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 16:53:49 ID:???
まったく、>>705・・・お前ときたら
手錠なんぞ無粋なモンは使わずに、縄で亀甲しば・・・
誰だよ、出前なんか頼んだのは

708 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 18:35:21 ID:???
お前らよく考えるんだ

ろうそく1本を1世紀に換算すれば大量に買わなくて済むし
何より本人にバレないだろ!

ケーキに15本?の蝋燭
ほら、違和感ないだろ!不思議!!

709 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 18:40:06 ID:???
そんな書込みをする>>708よ…
奴は神出鬼没だ…後ろを見てごらん。

710 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 18:44:28 ID:???
ハルナ 「おーい!いいものあったから買ってきたよ!」
小太郎 「何買うてきたんや?パル姉ちゃん」
ハルナ 「ほら、ロウソクロウソク。今日ちづるさんの誕生日だよね!」
小太郎 「そういや今日はちづ姉ちゃんの誕生日やったな・・・15本ぐらいかな?」
ハルナ 「こんなロウソクがあったんだけど便利でしょ」
小太郎 「なんやこれ。数字の形をしとるんか」
ハルナ 「うん。インターネットで調べてたら”数字ろうそく”なんてモノがあったんだ」
小太郎 「それで買うてきたんか」

ハルナ 「えっと・・・使うのは1と5と0を13個ぐらいでいいよね」

小太郎 「・・・」
ハルナ 「これならロウソク15本だよね!バッチリ!!」
小太郎 「お、俺算数苦手やから位がわからんわ」

ハルナ 「えっとね、150兆だよ!ハッピーバースディトーCHIZURU!!」

夏美 「あれ?さっき早乙女さんが来ていなかった?」
小太郎 「うん・・・まあ・・・うん」

711 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 19:05:07 ID:???
つまり宇宙の誕生と崩壊の繰り返しを300回くらい見守ってきたとい

そうそう、ピザ頼んでたんだったっけ速いな





712 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 20:55:08 ID:???
おまえらドMってレベルじゃねえぞw

713 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 21:47:11 ID:???
みんな、那波さん大好きなんだな

俺もちょっと刺されてくるよ

714 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 23:00:55 ID:???
つまり、ちづ姉の年増疑惑は>>713氏の差し金だったというわけだな

715 名前:夏美 贈り物のゆくえ:2009/01/29(木) 23:41:23 ID:???
夏美 贈り物のゆくえ


今日は少しだけちづ姉が帰ってくるのが遅かったです
それもそのはず。今日はちづ姉のお誕生日だったからです
毎年保育園の子供達にお祝いをして貰っているそうです
いっぱいのプレゼントを持って部屋に帰ってきました

千鶴 「うふふ」

私達でやったちづ姉にとっての二回目のお誕生会も終わり、お片付けも終わるとちづ姉は自分のお部屋に籠もるのでした
そこでちづ姉はみんなから貰ったお誕生日のプレゼントを一つ一つ確認しているのです
そっとお部屋を覗くと、ちづ姉はニコニコしながらプレゼントを見ています
中には手紙とか入っていて、それをやっぱり嬉しそうに見ていました

私はあることに気がつきました
ちづ姉の保母さんとしての活動は結構長きにわたり・・・まあ細かいことは気にしないようにしましょう
つまりは結構な量のプレゼントを頂いたわけです
で、それは何処へ行ったかというと・・・

千鶴 「みんな取ってあるのよ。年代ごととかに箱に詰めてちゃんと取ってあるわ」

ちづ姉のお部屋の押し入れには確かに箱があるんです
でもそれは小さな箱、20cm四方ぐらいかな。全部のプレゼントが入っているなんてあり得ないんです
そして・・・”1800”、”1900”、”2000”とか書いてあって・・・開けちゃダメなんですよね。この箱

ちづ姉は今日も元気です
私も明日を生きていたいから、この事は忘れようと思います。ちづ姉、お誕生日おめでとう



716 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 23:53:15 ID:???
怖え・・・。コトリバコより怖えよ・・・

717 名前:マロン名無しさん:2009/01/29(木) 23:56:55 ID:???
お、おめdぱぺおえおでとうj

718 名前:マロン名無しさん:2009/01/30(金) 11:16:42 ID:???
昨日は、みんなで寄ってたかって
ちづ姉のネギ折檻を受けたのかな?

719 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 09:51:01 ID:???
みんな全滅したのか……保守

720 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 11:28:30 ID:???
みんな全滅って日本語おかしくね?

721 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 17:13:41 ID:???
そして誰もいなくなった

722 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 17:20:06 ID:???
否・・・・
一人だけ・・・
彼女の手には一本の長葱が

「あらあら」

723 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 18:03:45 ID:???
ってかみんな全滅した筈なのにどうして書き込めるんだ?www

724 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 18:05:37 ID:???
新規参入てこと

725 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 21:45:52 ID:???
小松左京氏の牛の首という話が原典のSSです

少しばかりいやらしめの話なので苦手な方はスルーで

ハルナ 牛の乳
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00007.txt

726 名前:マロン名無しさん:2009/01/31(土) 22:18:09 ID:???
とても、ケシカラン話デスネ。

もっとやれ。

727 名前:725:2009/01/31(土) 23:06:14 ID:???
アーッ!!
肝心なところで誤字があったorz

ケシカラン、実ニケシカラン話デス・・・

728 名前:マロン名無しさん:2009/02/01(日) 17:11:17 ID:???
今、エロス話っていうと
隊長・百合棒の達人
亜子・たゆんの極
せっちゃん・M神
アスナ・キス魔
百合多数

くらいか?
そろそろ、新ネタ構想ってことで
エミリィ委員長に夕映吉かベアっちあたりを襲わせてだな

729 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 07:11:38 ID:QHbMLmXn
>>752
全裸は?

730 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 10:52:57 ID:???
>>728
そうだ 新田・全裸が抜けてる

ちうオメデトウ

731 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 11:52:52 ID:???
>>730
否、奴はただの変態
エロスもくそもありませぬ

732 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 20:07:41 ID:???
よくわからんものがうま、生まれた〜。とりあえず投下〜

裕 奈「そもさん!」
亜 子「せっぱ!」
まき絵「? なにしてんの? 二人とも」
裕 奈「おぉ〜う、禅問答というこの高等な知恵比べを知らないなんて…ノーグッドッ!!」
亜 子「アハハ、ゆーなほっといてえーで。あれや、上手い例(たと)えみたいなモン思いついたほうがそもさんってゆーて、
     受け手がせっぱ聞きかえすんよ。ナニナニとかけてナニナニと解くゆう奴」
まき絵「あっ、知ってる知ってる。その心はって聞くやつだよね」
亜 子「そや、それや」
まき絵「へ〜、面白そうだね。よし私も試してみようっと」

まき絵「誰かいないかな…あっ、くーふぇ禅問答ってやつやろうよ!」
古   「む、ヨロシアル。私は誰の挑戦でも受けるアルからね」
まき絵「よーし、いくよー…(あれ? 最初なんて言うんだっけ?)えーと、えーと…」
古   「どしたアル?」
まき絵「! サモハン!」
古   「キンポー!?」
まき絵「1期アニメとかけてブルース・リーととく!」
古   「そ、その心は!」
まき絵「…死亡遊戯?」

亜 子「アカン、まき絵そこで疑問系はアカンねん!」
アキラ「…なんで隠れて見てるの?」

733 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 20:59:53 ID:???
どこから突っ込めばwww

734 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 21:10:36 ID:???
とりあえず>>732はカンフー物好きなのか?

735 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 21:41:16 ID:???
五月 あったかもしれない1期アニメとかけて、萩本欽一ととく
真名 「その心は?」
五月 火葬大将
真名 「15点・・・」

736 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 22:37:05 ID:???
>>735
隊長、自分的にはもうちょっと点が高くてもいいか(ターン

737 名前:マロン名無しさん:2009/02/02(月) 22:49:56 ID:???
>>728
黒いいんちょはコスプレエロスでいんじゃない?

ブカブカ制服のユエにハァハァなわけだから

738 名前:マロン名無しさん:2009/02/03(火) 16:03:33 ID:???
http://kuroneko.s225.xrea.com/uploader/files/obihiro_mai01.jpg

エヴァちんの仕業にござるか?

739 名前:665号室の節分:2009/02/03(火) 20:40:02 ID:???
千鶴「今日は節分よ♪だから鬼の仮装してみたわ♪」
夏美「ちづ姉、その格好……はいはい、ラ○ちゃんね」
千鶴「あら…さびしい反応ね」
夏美「ふっ、もうなれちゃったよ…」
いいんちょ「千鶴さん!虎柄ビキニだなんて破廉恥ですわよ!」
小太郎「あやか姉ちゃん毎年毎年同じ反応すんなや、うっとおしいから」
いいんちょ「何ですって!!!」
千鶴「はーい、二人とも喧嘩しない!」


千鶴「今年は趣向を変えて関西の節分を真似て、恵方巻きを用意しました」
いいんちょ・夏美「「恵方巻き?」」
千鶴「関西ではこの太巻きを、年毎に決まった方角を向きながらかぶりつくんですって」
小太郎「俺は食った事ないけどな〜(独りやったからな」
千鶴「そうする事で今年の運気を上げるんですって。今年は…あっちの方角向いて食べるのよ」
「「「は〜い」」」


アーン パクッ ムシャムシャムシャ…


夏美「あれ?ちづ姉は食べないの?」
千鶴「ええ、私は…夜に食べるからいいの。黒くて太い恵方巻き…//////」
夏美「ふーんそうなんだ〜…………えっ?」



五月 村上さん……毎回外に飛び出る必要性はないのでは?
夏美「……喘ぎが聞こえてくるのに寝れるわけないでしょ!(いいんちょは美容云々ですぐ寝る」
五月 ……今日も夜更かし付き合いますよ。恵方巻きの残りでも?
夏美「いりません」                           <<終われ>>

740 名前:マロン名無しさん:2009/02/03(火) 23:12:03 ID:???
ちづ姉ったら、半人半妖さえ
手玉に取っちゃうんですね(^^)

741 名前:マロン名無しさん:2009/02/04(水) 06:44:22 ID:???
>>738
何それマジで作ったの?

742 名前:マロン名無しさん:2009/02/04(水) 07:43:47 ID:???
潰れればいいのに
消えればいいのに
死ねばいいのに

743 名前:マロン名無しさん:2009/02/04(水) 08:59:19 ID:???
>>739
まぁ・・・、報われないのが夏美クオリティ

>>741
本スレにも貼られてたが、北海道は帯広の氷まつりの作品らしい

744 名前:マロン名無しさん:2009/02/04(水) 09:48:49 ID:???
>>738
強いていえば乳が大きめに見える
あれは隊長クラスだろう

745 名前:和美 壁に耳あり:2009/02/05(木) 00:16:06 ID:???
和美 壁に耳あり


情報やネタ、というのは偶然何処かに落ちているというモンじゃあないのよ
自分の足でそれを捜すっていうのがジャーナリズム
まあ現代においては足の代わりになるものもいくつかあるんだけどね

風香 「バスト1cmあーっぷ!!」
史伽 「お姉ちゃん・・・バストはもう少し上のことを言うです。そこはウエストって言うです・・・」
盗聴器、それは現代の怪奇なる耳。違法性があろうと無かろうと、その耳の前では人は真実を語ってくれるモンなのです!!

千雨 「??まさか・・・やべぇ、衣装がずいぶんときついぞ?私、太ったのか?」
乙女達の赤裸々な秘密を、私は聞き逃さない

ハルナ 「締め切りまで後三日・・・お風呂になんて入ってる暇はないわ!!下着だって・・・あと二日はいける」
正確な情報は、時にとてつもない現実をさらけ出す!!

まき絵 「やばい・・・テスト、6点だったよ。私、そこまであほだったかな」
現代は情報戦、あらゆる最新情報を得たものが勝利を掴むのだ!!

千鶴 「あらあら、こんな所にシワが。また誰かから若さを吸い取らないと・・・あら、これは何かしら?ガリ!!ざー・・・」

え・・・?ちょ・・・あの・・・大丈夫だよね。ばれていないよね

ぴんぽーん
千鶴 「和美?居るかしら?居るんでしょう?ちょっといいかしら?ねぇ・・・和美?」



746 名前:マロン名無しさん:2009/02/05(木) 21:03:04 ID:???
怖いよ
ナバーさん、怖いよ

747 名前:マロン名無しさん:2009/02/06(金) 08:13:59 ID:SnL4w/LU
>>746
おまえ…バーさんて言ってな(ryぺぎゃば

748 名前:マロン名無しさん:2009/02/07(土) 20:55:33 ID:???
亜子 「自分・・・何をやったかわかっとるんか?」
にゃ?
亜子 「しばき回して尻の穴に練りワサビの刑や」
な〜ん
亜子 「甘えてもアカン。自分のやったこと、反省しいや」

アキラ 「亜子・・・ゴメンね。その子がそんなことしたのはワザとじゃないんだ」
亜子 「わざとやったら那波さんの所に放り込んどる!!まったく、なんちゅうことするんや」
にゃん
亜子 「コラ!!言うとるそばからじゃれるんやない!!ああ!!包帯転がして遊ぶんやない!!」
にゃ〜

アキラ 「亜子、それはねこの習性なんだ。ねこのそばに包帯はいけないんだ」

亜子 「ウチはちゃんと救急箱に入れといたんや。それをコイツ勝手に開けさくって、ああ!!」
にゃんにゃん
アキラ 「巻いてある包帯って毛糸玉と一緒なんだ。ねこは・・・そういったもので遊ぶのが極めて好きだから」
亜子 「この包帯また洗って巻き直さないとアカン・・・どれだけ巻き直なあかんのや」
アキラ 「私も手伝うから」
亜子 「これからは救急箱に鍵でもかけなアカンな・・・鍵かけたら救急に使われへんやん」

にゃ〜
アキラ (後でもう一巻きあげるから大人しくしててね)
にゃん

749 名前:マロン名無しさん:2009/02/08(日) 08:11:36 ID:???
和むな〜

750 名前:マロン名無しさん:2009/02/08(日) 13:35:30 ID:???
(*´∀`)

751 名前:刀子 お月様は見ていた:2009/02/10(火) 00:02:42 ID:???
刀子 お月様は見ていた


1/4
頬を撫でる風の冷たさを感じたとき、夜空を見上げれば月はすでに中天に浮かんでいまいた

五月 どうしましたか?

店主の声に私は不意に現実に引き戻されたような気がしました
刀子 「なんでもありません。ちょっと月が綺麗でしたから・・・」
私の声に、店主のさっちゃんも屋台から出て空を見上げる
五月 お月様、まん丸で綺麗ですね

私がこのさっちゃんの屋台に来てどのくらいたったのでしょうか?
手首に巻いてある腕時計に目を落とすと、すでに針は9時半を刺していました

旨い酒に美味い肴、これで愛おしい人でもいれば最高です
しかし一人で呑む習慣がついてしまった今の私には、これが最高の贅沢なのでしょう

お箸で手元にある小鉢のなかを軽くかき回してみる
小鉢の中身はオクラを刻んだものに、これも細く刺身にした烏賊を和えポン酢を入れた物
オクラ特有の粘り気が私の食欲をそそる
苦手だという人もいるけど、私から言わせて貰えばそれは人生の大損でしょう
愛する人がいないというくらい損・・・言い過ぎですね。そんな酷い損ではないかも

グラスの焼酎の水割りを煽りながら、私はその小鉢に箸をすすめました

752 名前:刀子 お月様は見ていた:2009/02/10(火) 00:03:43 ID:???
2/4
程良くお腹も膨らみ、酔いも回ってきた頃。客が私しかいないさっちゃんの屋台の暖簾を、一人の客がくぐりました
史伽 「五月さん。注文していたものを取りに来たです」

それは小学生でした。こんな時間に?という疑問はともかく、私は教育者としての努めを果たさなければ、と思ったのです
刀子 「あなた小学生でしょう。こんな時間まで何をしているの?」
すこしきつく私は言いました。まったく、親は何をしているんだろう。そう思ってしまいます

しかしその少女は少し悲しそうな顔と潤んだ目で私の方を見つめてきたのでした
何か悪いことでもいてしまったのでしょうか?母子家庭で、とても大変な家庭事情でもあるのでしょうか?
五月 あの・・・葛葉先生。その人は私のクラスメートで、中学三年生です

ありえん、ありえへん。素直にそう思うた
だってこの姿は幼女ですよ。それ以外にあり得ない

史伽 「それは私は幼い姿ですけど・・・大きくなったらぼいんぼいんになるんですぅ!!」

無理
それが正直な感想でした

五月 はい、これが注文の煮付けですよ。お熱いウチに食べてくださいね
史伽 「あ、ありがとうです」
少女は少しふて腐れているみたいです。まあ仕方がない、呑んでいるとはいえ悪いことを言ってしまったんですから
贖罪ついでにこの少女を家まで送っていくことにしましょう。それも教育者の努めです

刀子 「あなた・・・私が家ま送っていきましょう。さっちゃんの同級生ということは寮の方ですか?」
史伽 「そうですけど・・・でも」
刀子 「最近は物騒です。遠慮しなくてもいいですよ」
史伽 「えっと・・・あの・・・」
五月 こちらは葛葉先生です。裕奈さんのお父さんの同僚の方で、麻帆良学園の先生の方ですよ
史伽 「そ、それならお願いするです」

753 名前:刀子 お月様は見ていた:2009/02/10(火) 00:04:24 ID:???
3/4
少女の名前は史伽。本当に麻帆良学園の中等部の生徒だといいます
刀子 「何故この時間にお使いなのですか?もう少し早い時間でもいいでしょう?」
史伽 「注文したこと少し忘れてたです。で、今取りに行くことになったです」
刀子 「夜道は危険ですよ」
史伽 「大丈夫です。この道は不思議と安全なんです。野犬一匹出たことないです。だからさっちゃんもここで屋台出してたです」

なるほど、思い当たることは多々あります
特に今の状況、遠くにこちらを見つめる気配がします。悪意は無く、むしろ見守るような感じさえします
私に対して正確な位置さえ把握させないこの技量・・・どこかの忍びというところでしょうか

史伽 「先生は・・・結婚はされているのですか?」

今度は私が少し悲しそうな顔をして潤んだ目で見つめたくなりました
刀子 「していました」
少女は黙り込む。触れてはいけない部分に触れたという顔をしています
刀子 「一人ももう慣れました。寂しくないとは言いませんが、それでも生きてはいけるものです」
史伽 「あ、あの・・・ごめんなさい」
刀子 「いいのですよ。あなたも男はちゃんと選びなさい。で、好きな男の子はいるのですか?」
史伽 「え、えへへ・・・」
この子は、はにかんだ顔がとても可愛いですね。成長さえすればとても美人に育つでしょう
まあこのままでも困った人たちには人気は出るでしょうけど

不意に少女が愛おしくなってきました
特に理由はありませんけど、これがこの子の魅力なんでしょう。守ってあげたいとかそういう感じです

史伽 「あっ・・・」

手を握ります
少女の手は冷え切っていて、暖めてあげないといけないと思うほどでした

754 名前:刀子 お月様は見ていた:2009/02/10(火) 00:04:49 ID:???
4/4
手を繋いで歩いていると、不思議と会話はなくなりました
特に気まずいという雰囲気ではありませんでしたが、何かこのままでいたいという感じがしたからです

刀子 「寮に着きましたね」
史伽 「送っていただいてありがとうです。先生もお気をつけてです」

少女が手を振りながら寮の中へと入っていきました。それを見届けるかのように、遠くの気配も消えました
護衛がつく、あの子は何処かのお姫様なのでしょうか?
まあ、そんなことはどうでいいです。今の私はとても気分がいい
少女との出会いと、お酒がいい具合に身体を火照らせているようです


ああ、夜風が気持ちいいですね。少しだけ胸元を広げてみたい気分です


それは翌日のこと、いつものように朝、麻帆良新聞を読み終えてパソコンでのニュースサイトを巡っていたときのことです

”麻帆良の街角ブログ”

そこに信じられない写真が載っていたのです
タイトルは”親子”

そう、昨夜の私と少女の手を繋いで歩いている写真が掲載されていたのでした
確かに私の年齢で早いうちに産んでいれば、これぐらいの子供がいてもおかしくありませんが・・・

無断で写真を掲載した麻帆良報道部 K・A
衣服切り裂きの刑にしてあげましょう

う、上手くいってたら現実だったなんて思っていないもん!!一人だって楽しいんだから!!



755 名前:マロン名無しさん:2009/02/10(火) 03:03:29 ID:???
てっきり楓がつかず離れずでガードしてたものと信じて疑わなかったのに……

756 名前:マロン名無しさん:2009/02/10(火) 06:52:56 ID:???
いい話だと思ったら、やっぱりそういうオチかw

757 名前:マロン名無しさん:2009/02/10(火) 14:24:03 ID:???
朝倉も……何たることを(爆)

758 名前:マロン名無しさん:2009/02/10(火) 22:48:48 ID:???
それにしてもだ
早いうちに産んでってさ
史香ちんの外見(小学生〜)なのか、
実年齢なのか(14〜5?)で大分違うと思うんだg

あん?ラーメンなんか頼んでないよ?

759 名前:マロン名無しさん:2009/02/10(火) 23:18:18 ID:???
某ネギま研究所によると刀子先生は
最大で36歳である可能性があるという
つまりだ!
14〜5歳の子供がいても

あ、チャーシュー麺は自分です
お代は・・・

760 名前:マロン名無しさん:2009/02/11(水) 09:26:26 ID:???
30ちょいはともかく
さすがに36はないだろ

バツ一以前におブォ

「中古でおばさんと申したか」

761 名前:刀子 大人・・・買い:2009/02/12(木) 02:36:37 ID:???
刀子 大人・・・買い


1/3
毛が生えたら大人、なんてことを昔聞いた気がします
では大人というと何が出来るのか?
そう、お金があったら・・・大人買いですよ、大人買い

昔、剣術の稽古の後、道場を抜け出して行った街のケーキ屋さん
そこのショーウィンドウにかじりついてじっと見つめた苺のショートケーキ
当時は8分の1にカットされたあの一切れを買って貰うのにいかに苦労したことでしょうか?
しかし今は・・・ホールケーキで買うことが出来るんです。丸いんですよ、ケーキさんが

厚紙で作られたホールケーキの箱、漏れ出る甘い香りは心を揺さぶります
小さな持ち手にしっかりと指を通して、その重みをじっくりと味わいながら私は家路を急ぐのです

一人で食べるの?なんて言わないでください
こればっかりは彼氏なんて要りません。だって一人食いですよ
ふ、太ってもいいもん!!だってケーキなんだもん!!
乙女の夢を砕く奴は・・・
月に変わってお仕置きよ!!

も、もしかして古いかしら?


史伽 「せ〜んせ。こんちわですぅ〜」
恋に弾む女学生の様に浮ついた私は、不意に背後からかけられた声に思わずドキリとしたのです

762 名前:刀子 大人・・・買い:2009/02/12(木) 02:37:22 ID:???
2/3
刀子 「な、鳴滝さん?こ、こんにちわ」
史伽 「せ〜んせ。今日はいいお天気ですね」
刀子 「そうですね。も、申し訳ありませんが私はちょっと急ぎますので失礼しますよ」
史伽 「せ〜んせ。何持ってるデスか?」

やう゛ぁい・・・彼女の目は獲物を狙う猛禽類の目
かつて私が経験した一番恐ろしい闘い、麻帆良厨房G殲滅部隊の隊長もあんな目をしていました

刀子 「こ、これは」
史伽 「ケーキですよね。麻帆良やわらか本舗の苺ショートケーキですよね」
刀子 「そ、それは・・・」
史伽 「お一人ですか?お一人ですよね?一人食いデスか?」
刀子 「あうあう・・・」
史伽 「私、紅茶入れるの得意ですよ。ねぇせんせぇ・・・いいでしょう?」
刀子 「・・・わかりました。ではついてきなさい、私の部屋で御馳走しましょう」

仕方がありません
あの頃の少女にとってケーキとは、いえ、幾つになってもケーキというのは女にとって夢
見つかってしまった私が甘かったということなのでしょうね

はぁ・・・

763 名前:刀子 大人・・・買い:2009/02/12(木) 02:38:07 ID:???
3/3
史伽 「はむぅ〜、とてつもなく美味しいですぅ〜」
口いっぱいに切り分けられたケーキを頬張る少女
その姿は見ていて非常に可愛いです。食べているのが私のケーキでなければの話ですがね

夢中で食べているせいか、少女は頬にケーキのクリームがついていることすら気がついてないようです
もう、そんな姿も可愛いですね

刀子 「ケーキに夢中なのはいいですが、口元がお留守ですよ。ほら、こんな所にクリームが・・・」
そう言って私は少女の口元へと指を伸ばします。そして指先が誤って少女の唇に触れてしまったのです
史伽 「ふあっ・・・」
本来ならその少し横の頬に触れるつもりだったのですが、どういう訳か唇に触れてしまったのです
はねるような弾力の唇、潤いも十分でずっと触っていたくなるような手触りです
私の指先は意思でもあるかのように勝手に少女の唇を割り、その奥へと・・・

史伽 「んっ・・・」

私ははっと我に返りました。そして指を口元から頬へと滑らすとクリームを拭き取ったのです
刀子 「だ、ダメですよ。せっかくなんですから綺麗に食べてくださいね」
史伽 「はい・・・」

私は指についたクリームを、少女の見ている前で舐め取りました
私のその行為を見た少女は赤くなってうつむいてしまいます
甘い・・・
ただケーキのクリームだから甘いというのではないでしょう

私、男に捨てられたからって・・・こんないたいけな少女にまで手を出しそうになるくらい飢えているのでしょうか?
私はケーキでいけないものまで買ってしまったのでしょうか?



764 名前:マロン名無しさん:2009/02/12(木) 08:55:59 ID:???
すげぇ、この二人で続くとは思わなかったw
GJ!

765 名前:マロン名無しさん:2009/02/12(木) 15:13:43 ID:???
(*´∀`) なごむな

766 名前:マロン名無しさん:2009/02/12(木) 16:08:24 ID:???
刀子×史伽の親子コンビ来たな…

あれ?オークションで頼んだもの来たかな…

767 名前:亜子 主のいないベンチ:2009/02/12(木) 19:36:51 ID:???
亜子 主のいないベンチ


1/2
麻帆良の何処かの一角に、小さな公園があります
平日なら誰も居ないような静かな公園、そしてそこにある小さな東屋
東屋の中には一つベンチがあってそこにいつも主が居ます

長老

誰かにそう名付けられたねこが、ででんといつもそこの東屋のベンチで眠っているのでした
その名の通りそのねこはかなり年を経ているらしく、食事かおトイレ以外では動いているところを見たことはありません
食事といっても、このねこの存在を知る一部の人間が少しだけ食べ物を分けてあげています。動かないねこですから
当番制、というわけではありませんが、誰かが他に誰も居なければ少しだけ長老にご飯をあげているのです
みんな長老のことが好きなんです

まあ、ご飯をあげても”にゃあ”すら言わないねこですけどね


亜子 「自分、ええ身分やなぁ・・・年金暮らしかいな?こんな屋根のついたベンチで悠々生活しとるなんて」
・・・
亜子 「なあ、モフってもええか?」
・・・
亜子 「ほ〜ら、モフモフ〜」
・・・
亜子 「反応なしはあんまりやで。自分、ホンマいじりがいないな」
本当に生きているのか、と思うほど動きません。でもモフると暖かいです

768 名前:亜子 主のいないベンチ:2009/02/12(木) 19:37:14 ID:???
2/2
それから数日たったある日のこと、ベンチから長老は消えました
長老の存在を知る者は皆、長老を捜しました。でも長老は何処にもいなかったのです

裕奈は言いました
「ねこはね、死ぬときは誰にも見つからないようなところで息絶えるんだよ。恥ずかしがり屋なんだ、本当はね」
ねこ好きの人ならそんな話は聞いたことはあります

私はベンチに座りました。いつも長老が寝ていた場所の隣です
とても静かでした。耳を澄ませば風の音、木の葉のざわめきぐらいしか聞こえません
いつもなら長老にちょっかいを出していたので、ここがこんな静かな場所だとは気がつきませんでした

しばらくすると、遠くから足音が聞こえてきました。人間の足音です
その人は長老のいた東屋まで来ると、まずベンチを見ました。長老がいつも寝ていた場所です
ベンチに長老がいないことを確認したその人は、次に私を見ました
私はその人が何を言いたいのかを理解していたので、ただ首を横に振りました
やがてその人はションボリと肩を落とすと、私に一礼をして去っていったのです


亜子 「風、寒いなぁ・・・長老おらんからやろ?寒い日は鍋に限るで。知っとるか?巷ではねこ鍋いうんが流行っててな・・・」
私の声は何処まで響くのでしょうか?出来ることなら長老のいるところまで届いて欲しいです
亜子 「長老、寒いやろ?今度逢うたらねこ鍋にしたるからな。暖かいでぇ・・・そりゃ出汁が出るほどぽっかぽかや」

”にゃんでやねん”

風に乗って誰かのそんな声が聞こえた気がしました



769 名前:マロン名無しさん:2009/02/12(木) 22:18:15 ID:???
GJだ!!
GJだよ!!畜生!!

お前等、なんでいい話ばっかり書くんだよぅ
那波さんとか刀子をおばさんとかネタにしてたドMどもが浄化されちまうよぅ

770 名前:マロン名無しさん:2009/02/13(金) 23:13:07 ID:???
あれ?>>769
この肉の葱炒めはいらんのか?

771 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 02:14:56 ID:???
今日はバレンタインだZE!葱チョコ一丁!

772 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 15:13:20 ID:???
あらあら、じゃ今晩>>771のところへ行くわね。
白髪ネギでいいかしら?


773 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 16:45:12 ID:???
>>761-763
一卵性双生児というのは、
思考回路にもあまり差が
ないと申します。
風香もその時分、しずな先生か
たれかと一緒にケーキを食べて
いたのかも!?

>>767-768
亜子の後から来た人って……
「長老」の化身だったのかな?

774 名前:今日はバレンタイン 1/2:2009/02/14(土) 17:25:46 ID:???
今日は2月14日 バレンタインデー 想いを伝える日…

夏美「小太郎くん、はいっバレンタインのチョコレート」
小太郎「ありがとうな、夏美姉ちゃん」
あやか「折角ですから私からも、本命はネギ先生にですけど…」
小太郎「あやか姉ちゃんもありがとうな……て、あれ?千鶴姉ちゃんは?」
あやか「まだキッチンで準備しているんですって」

ガッシャァーンッ!

小太郎「!千鶴姉ちゃん、どないしたん!?」
千鶴「大丈夫よ、ちょっとこぼしちゃって……/////」
そう言い指差す先には胸の谷間にとろけるたチョコレートで溢れていた…
小太郎「なっ!?」
夏美「何をどう零せばそうなるの!?てか上半身裸!?」
あやか「千鶴さん!貴方は一体何を…はっ!この方法でネギ先生に迫れば……待っててくださいネギ先生〜♪」ドタドタドタドタ…
夏美「ちょっと、いいんちょー!上半身裸で外に出歩かないでよ〜」タッタッタッタッタッタ…

千鶴「………ねぇ小太郎くん……チョコが熱いの………はやく舐めとって…」
小太郎「え!?舐めとる?…………う、うん…………わ、わかったで……(ゴクリ」
……ペロピチャペロピチャペロピチャ…
千鶴「あんっ♪………どう?おいしい?」
小太郎「…………/////…(コクン」
千鶴「まぁ……嬉しいわ♪」ムギュッ! ベチョッ
小太郎「むぐぐっ!」
千鶴「あらあら、小太郎くんの顔にチョコが……」
ペロペロペロ......
小太郎「ちょっ千鶴ねえ汚いって……」
千鶴「小太郎くん、私のもちゃんと舐めてよ…///」

775 名前:今日はバレンタイン 2/2:2009/02/14(土) 17:28:24 ID:???



空気「ココネ〜はいっチョコレートっすよ♪」
ココネ「……ありがと…」
鮫茶「まったく…シスターミソラ!遊んでないで掃除をしなさい!」
空気「あ、シャークティの分もあるよ♪はいっ」
鮫茶「……!あ、ありがとう……」


ザジ「ちう、はい…チョコレート♪」
千雨「………ドコだよ?匂いはするけど…ん?ま、まさかザジお前…全身にチョコ塗ってんじゃねえよ!」
ザジ「ちう〜♪食べて〜♪」
千雨「コラ、おまちょ…あ―――っ!」


エヴァ「ふん、貴様にチョコレートをくれてやる、ありがたいと思え」
アル「おやおや、キティがバレンタインにチョコをくれるとは…何を企んでいるのですか?」
エヴァ「キティ言うな。たまにはいいだろ…(クックック…痺れ薬入りチョコを喰うがいい!貴様の悶絶する姿を酒の肴にしてやる)」
アル「………えいっ♪」ポイッ
エヴァ「(パクッ!)……!?きっ貴様!何をすr…くうぁああぁぁぁ…(パタリッ」
アル「アナタの考えそうな事は大体わかるんですよねー貴方の悶絶する姿を紅茶のお茶請けにでもしますか…ふっふっふ…」
エヴァ「き、っ貴様ぁぁぁァァ…(ツンツン)…ヒャァァァァ…あ、足をっ…突っつくな…」
アル「ほっほっほ〜♪」
ゼロ「ケッケッケ……バカップルジャネーノ?」

全ての人たちに…ハッピーバレンタイン♪

あやか「ネギ先生ー♪私を食☆べ☆て下さいまし〜♪」
ネギ「えええっ!!?」
明日菜「何やってんのよ、この痴女が!」バキッ!!!
夏美「いいんちょ〜〜!!!」

776 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 18:09:12 ID:???
まぁ、予想の範疇内だが

>>775の頭に「」だけの行がいくつかあるぞ?

777 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 19:21:51 ID:???
>>774
まさか、このレスから
着想したなんてことは……。

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1217570439/662

778 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 21:16:07 ID:???
以下SSは声優さんを脳内再生できる方は脳内再生してください

しずな CV井上喜久子
二ノ宮 CV高乃麗
刀子 CV今野宏美

779 名前:桜子 歌う女神:2009/02/14(土) 21:17:10 ID:???
桜子 歌う女神


1/3
こんばんわ〜!桜子です!!
こんな夜更けに私が何をやっているのかというと、アルバイトです
アルバイトといっても学校公認のものです
私が働いているカラオケボックスはちゃおりんが経営するお店なのです
敷地も学校に近くて、利用するのもほとんどが学校関係者だから気楽にやっています

今日はもうじき上がり、今日はお客さん少ないな〜、かなり暇
使われているのが一部屋だけ、使っているのが千雨ちゃんとパル
カウンターのパソコンから、どの部屋で何が歌われているか履歴が出るからちょっと覗いてみたんだけど・・・

Catch You Catch Me、アタックNo.1、夢冒険、悲しみのベアー・クロー、勝利者達の挽歌
サクラサク、シークレット・デザイアー、ゲキテイ、inner universe、薔薇は美しく散る・・・

ワケワカメだね。でもあの二人もう6時間は歌ってるな〜
意外に相性がいいのかな?ちょっと楽しそう
私も混ざって・・・

ぴんぽんぱんぽ〜ん

あ、新しいお客さんが来たみたい

780 名前:桜子 歌う女神:2009/02/14(土) 21:18:00 ID:???
2/3
しずな 「椎名さん、一部屋空いているかしら?」
うわぁ・・・麻帆良学園の中でも美人三人組の登場だぁ・・・

私から見て左に立っているのはしずな先生、同性の私から見ても色っぽすぎる人だなぁ〜
あの千鶴さんより大きいんだもんな〜、ずるい!!
桜子 「空いてますよ〜」

二ノ宮 「じゃあ二時間頼もうかな?」
私から見て右に立っているのは二ノ宮センセ。まきちゃんのお師匠様だね
この人はなんていうのかな、女豹って感じ?今着ているジャージも似合うけど、スーツとか着たら凄く似合う気がする
顔立ちも美人さんです
桜子 「二時間ですね〜。じゃあここにお名前を書いてくださいね」

さて、この二人に脇を抱え垂れるようにしてぐったりと連行されているのは葛葉先生
まるでとっ捕まった宇宙人の写真の図、だね
普段はきりりとして美人さんなんだけどな〜、いったん荒れるとお茶目さんなんだな、この人
この様子からするとかなり呑んでるみたい?自分で立ってられないみたいだし

しずな 「さあ、ここにあなたの名前を書いてですって」
刀子 「ふぇ?ウチの名前書くん?ええけど・・・これなんの紙なん?」
しずな 「・・・離婚届よ」
刀子 「う・・・ぁ?いやぁぁ!!二度目はいやぁぁ!!」

うわぁ、ブラックしずな先生降臨だぁ・・・この人も呑んでるんだなあ

二ノ宮 「大丈夫だ、安心しろ。離婚は結婚していて初めて成立する。結婚していないお前は離婚なんてできるわけ無い、な?」
刀子 「・・・せやな。ウチ、ええ人おらんのに何心配しとるんやろ。ええと名前やったな。”くずのは とうこ”。これでええ?」

こっちはダークにのみーだ。この人も酔ってる、怖いなぁ、怖いよ
これで三人が酔っていなければ、男の人たちが放ってはいないんだけどなぁ・・・ちょっち怖い

781 名前:桜子 歌う女神:2009/02/14(土) 21:18:24 ID:???
3/3
さて、お部屋も決まり、意気揚々とお部屋に向かう三人
あの三人の後ろ姿だけみたら、取調室に連行される犯人に見えちゃうのが不思議
無事に済むといいんだけど


さあ、もうじき終わりの時間だ。ちゃっちゃと業務を引き継いで帰ろうっと
・・・
で、気になるのはあの三人が何を歌っているのかということ
ちょっと覗いてみようと思う次第であります


MUGO・ん・・・色っぽい、時代、一人上手、Diamonds、男と女のラブゲーム、わかれうた
世界でいちばん熱い夏 、紅、なごり雪、翼をください、部屋とYシャツと私、三十路岬

なんだか3曲に1回ぐらい悲しい歌が混ざってるような気がするけど、気のせいだよね!
カラオケは楽しいんだから!!

ぴんぽんぱんぽ〜ん・・・
ありゃ?また誰か来た
桜子 「ん?ああ、お迎えだね。パル達なら5号室だよ。せっかくだから何か歌っていったら?」
パル達、あんまりみんなに心配かけたらいけないな。心配して見に来る人だっているんだから

それにしても本屋ちゃんも心配性だな〜。あ、何か歌ってる
ええと、”とおりゃんせ”?



782 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 22:17:22 ID:???
>>781
のどか(CV能登麻美子)にとおりゃんせを歌わせたら一気に怖くなるやろwww

783 名前:マロン名無しさん:2009/02/14(土) 23:12:05 ID:???
葱婆対腐作家!

クラスメイトを同人ネタに身悶えさせた
天才腐女子、早乙女ハルナの同人誌が万感の怨念を込めて放たれる!
迎え打つは、古今に比類なき最凶の葱、那波千鶴!!
「朝倉和美よ、見ておれ
那波婆のネタは私が喰らう」

残酷無惨同人劇
戦慄の瞬間を見届けよ!

「あらあら」

784 名前:刹那 心の弱さ:2009/02/16(月) 22:39:44 ID:???
刹那 心の弱さ


1/4
ある人に言われた私の弱さ
1.えっちなことに弱い
2.詰めが甘い
3.生真面目すぎる

私はそれを克服したいのです。そう、お嬢様を、そしてみんなを守れるだけの強さが欲しいのです

カモ 「で、俺っちという訳か」
ハルナ 「で、私という訳ね」

詰めが甘いのは私の気のゆるみ、そして生真面目なのは性格。生真面目なのはプラスにだって転じるはず
と、いうことで先ず私はえっちな事に弱いということを克服することにしたのです

刹那 「はいっ!!修行をお願いします!!」

ハルナ 「とりあえず刹那さんのパラメーターは・・・陵辱、受け系の経験値が多いわね」
カモ 「この辺りは放っておいても問題ねえな。しかしそれにしてもエロ系の経験値がすくねえな」
ハルナ 「ではえっちな基礎知識から学んで貰わないとね」
カモ 「じゃあ・・・あれからいっとくか」
ハルナ 「あれね、それがいいわね」

刹那 「あ、あの〜。あれってなんですか?」

785 名前:刹那 心の弱さ:2009/02/16(月) 22:40:03 ID:???
2/4
私は今コンビニの前にいます
結構何でも売っている所ですけど、スパッツは売っていません。ちょっと残念

?? 「いらはいませ〜ッス」

なにげにやる気のない店員さんの挨拶すら、私の耳には届いていませんでした
そう、えっちな基礎知識の経験値を上げるふぁーすとみっしょん。それは・・・”えっちな本”を買うこと
くぅぅ・・・健全たる女子中学生になんてことをさせるんでしょうか?
ものすごく胸がどきどきします。汗がじんわりと額に滲んできました

私はポケットから指令書を出しました。そこに書かれていた買ってこなければならないえっちな本とは・・・

薔薇族
百合族
下着族

ちょ、ちょっと待ってください!!なんですかこの露骨なタイトルの本は!?
いけません・・・中学生が読む本じゃないですよ、こんなの
急いで私は携帯電話を取り出すと、早乙女さんに連絡を取ったのです

刹那 「さ、早乙女さん!!なんですかこの本は!?こんなの買えませんよ」
ハルナ 「そう、じゃあ買わなくてもいいわ。で、修行はこれでおしまいね、バイバイ」
刹那 「え・・・あの・・・」
ハルナ 「・・・根性無し」

そのまま電話は切れてしまいました
えっと・・・

786 名前:刹那 心の弱さ:2009/02/16(月) 22:40:25 ID:???
3/4
刹那 「先ほどは済みませんでした・・・」
再度早乙女さんに電話をかけると、私は開口一番謝りました
ハルナ 「で、どうするつもり?」
刹那 「え、えっちな本を買ってきます。買わせてください!!」
ハルナ 「追加で”素敵な奥様3月号、未亡人特集”も買ってきなさい」
刹那 「あ、あうう・・・わかりました」
ハルナ 「一つ言っておくけどえっちな本を普通の本に挟んで買うサンドイッチは禁止ね。指令の4冊だけ買ってきなさい」
刹那 「わ、わかりました」

今、試練の時です
私の手には例の4冊の本、持っているだけでどきどきが収まりません
これを私はレジカウンターまで持っていかなければなりません
顔が真っ赤になるのがわかります
では・・・まずは敵(店員さん)の情報を収集です

店員さんは・・・あれ?なんで教会のシスターさんですか?口元をマスクで覆ってるのはいいんですか?
なんで暇そうに週刊誌読んでるんですか?
それにしてもあの店員さん、何処かで見たような気がしますね

さて、本も持ってる。お金も用意した。私に足らないのは年齢か度胸だけ
・・・突撃です!!

店員 「いらっしゃいませッス〜」
そっと、一応えっちな本はえっちな絵の少なめな裏側にして置いてみました
死んだ目をした店員さんがバーコードを読ませていきます
よし、このままレジを済ませてください。お願いしますぅ!!
店員 「ん〜?ちょっといいですか?」
はうぁ!!なに!?何でございましょうか!?

787 名前:刹那 心の弱さ:2009/02/16(月) 22:40:46 ID:???
4/4
店員 「・・・」
沈黙、えっちな本をガン見する店員さん。じと目で私を見てくるじゃあありませんか
店員 「あの・・・」
き、きたぁ〜!!

店員 「これ、先月号ですけどいいッスか?」
刹那 「すいませんすいませんすいません!!・・・はい?」
せ、先月号?年齢認証じゃないのですか?

店員 「あの・・・やっぱりだめッスか?」
刹那 「も、問題ないです!!それをお願いします!!」


コンビニから出た瞬間、ため息が出て足がガクガクと振るえ始めました
そう、極度の緊張感から解き放たれた私は、コンビニの前で呆然とするしかありませんでした

刹那 「早乙女さん、みっしょんこんぷりーとです。えっちな本、買ってくることが出来ました」
ハルナ 「そう、指令達成おめでとう。でもわかっているわね。まだこれはFランクの指令よ」
刹那 「そ、そうなんですよね・・・これはまだ序章なんですね・・・」
ハルナ 「さあ、とりあえずこっちに帰ってきて。その本読むわよ」
刹那 「そうですね、じゃあ急いで帰ります!!」

道を急ぐ私は達成感に満ちあふれていました
さあ早く帰ってこのえっちな本を読むんです!!このえっちな・・・えっちな・・・あれ?

いいのかな?私



788 名前:マロン名無しさん:2009/02/16(月) 23:31:46 ID:???
>>784
夜食のパンを吹いた
その調子を要求するw


789 名前:マロン名無しさん:2009/02/17(火) 01:34:07 ID:???
つか美空w 未成年にエロ本売ったのがお上にバレたら首飛ぶぞwww

790 名前:マロン名無しさん:2009/02/17(火) 23:37:25 ID:???
せっちゃんぷちえろ修行中です
エロ、変態が苦手な人はスルーでお願いします

心の弱さはみっしょん2
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00008.txt

791 名前:マロン名無しさん:2009/02/18(水) 00:06:42 ID:???
>>790
ふぅ… まったくケシカラン

792 名前:マロン名無しさん:2009/02/18(水) 04:20:08 ID:???
まぁ…人は生きて死ぬよね

793 名前:マロン名無しさん:2009/02/18(水) 09:21:51 ID:???
>>790
とてもケシカラン話ですね
ケチカラン!!

794 名前:マロン名無しさん:2009/02/18(水) 11:33:55 ID:???
>刹那 「私、私、こういうのって興奮しますぅ!!!」(CV小林ゆう)

元々ゆう画伯じゃんか……。

795 名前:マロン名無しさん:2009/02/18(水) 14:13:51 ID:???
>>794
そういう意味じゃなくてだな

796 名前:マロン名無しさん:2009/02/18(水) 21:21:24 ID:???
>>791
>>793
まったくケシカランのはスパッツのかほりがうわなにをすあqwせdrftgy

>>792
まあパンツ神だから生き返るけどね

>>794
言葉を強調したかったんでございます

>>795
元ネタがわかるなら(CV猿飛あやめ)のほうが良かったかも

797 名前:マロン名無しさん:2009/02/19(木) 21:18:26 ID:???
せっちゃんえろ修行中です
エロが苦手な人はスルーでお願いします

心の弱さのみっしょん3
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00009.txt

798 名前:マロン名無しさん:2009/02/19(木) 23:42:05 ID:???
>>797
吹いたwwww
さすが画伯ww

799 名前:マロン名無しさん:2009/02/20(金) 09:58:11 ID:???
画伯ww

800 名前:マロン名無しさん:2009/02/20(金) 14:20:29 ID:???
およそ一ヶ月ぶりの投稿です。
少々気が早いですが、学年末
テスト(エヴァ戦の直前)を
ネタにしてみました。
チャオとハカセの秘密道具も
登場してまいります。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:答案火事

801 名前:答案火事:2009/02/20(金) 14:21:58 ID:???

答案火事

 平成十五年三月二十四日。
麻帆良学園女子中の二年A組の生徒たちは、ほとんど大いに浮かれていた。インターンとして、担任教師を代行していた天才魔法少年・ネギ=スプリングフィールドの熱血指導により、学年最下位を続けていた総合成績を、何と学年首位にまで向上させたからである。
しかし、学級委員長の雪広あやかだけはうつむいていた。完璧と思われた英語の試験において、わずかな失策のために、百点満点を逃したからである。
「わかっていましたわ……ただ、前後の関係から判断して、こちらを選んだだけですわ」
 そう、彼女はroyal(高貴な)と書くべき所を、誤ってloyal(忠義な)と書いてしまったのである。これが、唯一の減点対象であった。
「いいんちょ、自分に縁のある言葉を書き間違えたアルネ」
 色の浅黒い、黄色い髪のチャイナ娘――古菲が冷やかした。このたび、学校の席次を大きく上げた一人である。
「不謹慎ですわ。汚名を返上したからとて……許せない発言ですわ!」
 あやかには名族のプライドがある。自分のわずかな過ちを、冷徹に指摘されてはたまらない。
「私など……無視してください!」「いいんちょ、逃げちゃ困るアル」
 えんじのブレザーの裾を引かれる隙も与えずに、彼女は教室を去った。

 体育館の西側に東屋が建っていて、前がだだっ広い空間である。そこに、去り行く冬を惜しむがごとく焚き火をしている生徒が三人ばかり。
「あ、隣のクラスの委員長だ!」
「こんなところへ何しに来たの?」
「ほかの娘たちも呼べばいいのに……」
(えーい、鬱陶しいですわ!)彼女たちに構っている暇はない。
 あやかは、懐からくしゃくしゃに丸めた紙を引っ張り出した。百点満点を逃した、英語の答案用紙である。
(一字違いでこの結果……私にとっては、惜しい恨めしい減点ですわ)
 彼女は、これを勢いよく火中に投じて燃やそうとした。

802 名前:答案火事:2009/02/20(金) 14:25:07 ID:???
そこへ、突然東南の風。春の初めを告げる大風である。
「きゃっ!」
 生徒たちが慌てて前を押さえる中、火のついたままの答案が吹き上がり、林を越えて飛んでいった。
(最早、回収することもできませんわ……)
 あやかは、本校舎への道を力なく歩いて教室へと帰っていった。

 キャンパスの外れの大木の上に、呑気に寝そべっている美少女がいた。忍び装束を着ていて、長い髪を首の後ろで一本にまとめている。
 名前を長瀬楓という。彼女も席次を大幅に上げ、A組の学年首位に貢献した。
(よく晴れておるのう……いい陽気になったでござる)
 春風を感じていると、下のほうから煙が一本上がってきた。
(ほーお……去り行く冬を惜しむがごとく、焚き火をしている連中がおるでござるか)
 ところが、時間がたつにつれ、だんだん煙が増えてくる。ぱちぱちという音がして、もう息詰まるほどの熱気。
(一体、何事でござろう……アチ、アチ、アチチ!)
 とうとう、自分の衣服にも火が燃えついてしまった。慌てて、炎を突っ切るように幹から降りていき、最も近い水場を探す。
(シャワー室、借りるでござる!)
 楓は、クラブ棟の建物に入って、衣服を着たままシャワーを浴びた。
(忍び装束が濡れたでござる……乾かさなければならんのう)
 幸い、通学服のほうはさんぽ部の部室にあるので、すぐ取りに行くことができる。だが、問題はそこではない。
(一体、たれが火を放った……怪しいやつはどちらでござる?)
 寒そうな下着姿のまま、彼女は考え込んでいた。

「火事だ、火事だ! 世界樹が火事だ!」「犯人は……西の手の者か?」
 たちまち、大木の周りを学校中の人間が取り巻いた。教師陣はその最前列を占め、しきりに放水を行う。
 そんな中、機械仕掛けのポンプを使い、消火活動に協力する生徒たちがいた。
 片や、両耳の上の揚巻から、三つ編みを垂らしたチャイナ娘――超鈴音。こなた、両耳の下に三つ編みを作って額を出し、前髪の一部を遊ばせた眼鏡っ娘――葉加瀬聡美。
 共に、学年首位のA組でも、一際目立つ才媛である。

803 名前:答案火事:2009/02/20(金) 14:27:21 ID:???
「何なんですか、この機械は?」
 晴れて彼女たちの担任教師となったネギが、超と葉加瀬に訊いてみた。
「全自動ポンプ・ドラゴン君ネ!」
「火災に備え、密かに造っておいたんです」
「そういえば、龍の姿をしてますね……でも、あなた方のことですから、ただのポンプじゃないんでしょう?」
「そのとおり! この機械、放水だけが能じゃないネ」
 全自動ポンプ・ドラゴン君は、水を吐き出したそのたびごとに、何かを深く吸い込んでいる。
「周りの酸素を取り込んで、火の勢いを抑えつつ、機械の中で新鮮な水をどんどん作るんです」
「葉加瀬さん、水素はどうするんですか?」
「濃縮水素ボンベなら、機械に内蔵されてますよ」
 葉加瀬が説明するうちに、火は少しずつ鎮まっていき、とうとう完全に消えた。
「何とか、終わったようですね」
「幹も枝葉も、すっかり焼けてしまったヨ」
「でも、世界樹のことですから、たちまち元の繁栄を取り戻すことでしょう」
 ドラゴン君を伴って、彼女と超は引き揚げていく。ネギも、教師陣の中に消え去った。

 一方、放火の張本人・あやかは――
 二年A組の教室から、遥かに見える世界樹をオペラグラスで眺めていた。
(答案を焼こうとしたら、たちまちこんな大火事に……)
 悔やんでも悔やみきれないケアレスミス。しかし、それを除こうとしたところ、却って周囲を混乱させた。
(ああ、これならば……あの結果を、素直に伝えるべきでしたわ!)
 優等生のイメージを守り抜きたい気の強さが生んだ今回の大火事。彼女にとっては、正に一世一代の失敗であった。

804 名前:マロン名無しさん:2009/02/20(金) 17:57:02 ID:???
落語別館の人?別館の人だったら原作は読んできたかね

もう少し、こう何というか笑い所がだな
笑いをとるならとるで、もっとシャレを利かせてもいいと思う



805 名前:マロン名無しさん:2009/02/20(金) 19:17:41 ID:???
楓の口調と楓は下着はつけない(少なくとも装束の時は)ところに突っ込んでおく

806 名前:早乙女ハルナ:2009/02/20(金) 19:18:17 ID:???
刹那さんにかまってたら、801ゲット出来なかった・・・

807 名前:マロン名無しさん:2009/02/21(土) 00:53:48 ID:???
>>803
口調とかはさんざん言われてるからその他の部分で

結局のところ、話が着地してない気がする
いいんちょが失敗しました、答案用紙に八つ当たりして被害拡大しました
それで? ってなるわけ

シリアスにしたいなら立ち直るとこまで(場合によっちゃとことん落ちるかも)
ギャグにするならもっとコミカルな描写を増やす
そしてどんな話であれ、きちんとオチをつけるのが大事
まずはその辺意識してみれば?

808 名前:マロン名無しさん:2009/02/21(土) 09:10:08 ID:???
まぁ確かに、笑わせたいのかシリアスにしたいのか分からんな

809 名前:マロン名無しさん:2009/02/21(土) 10:32:29 ID:???
なんだかな〜

810 名前:ハルナ 腐の原理:2009/02/21(土) 22:49:42 ID:???
ハルナ 腐の原理


諸君、私は同人が好きだ。諸君、私は同人が好きだ。諸君、私は同人が大好きだ

といったのは誰だっただろうか?
その人とは一度盃を交わしたいと思っている


遙かなる昔、具体的には55日ぐらい前。私は狂乱のステージの上にいた
10万の愚兵達を眼下に見下ろして愉悦に浸る
私の指先から織りなされる神秘の理を愚兵達に、それでいて全てには行き渡らないように振る舞うのである
10万の愚兵は群れをなし、私を神のごとく扱い、そしてあがめる。具体的には1,000円で

誰を、何処で、どの様に・・・犯すのか?
それを決めるのが私。想像の産物でありながら、それは希望という欲望
紙とペンで具体的に、そして現実的に、または非現実的に写し現す
それも愉悦


さあみんな、犯したり、犯されたり、陵辱したり、陵辱されたりしよう
欲望の赴くままに金を使うが良い
そうすることがここでの意義

堰を切るのは誰だ?
誰が一番手に買いに来る?

嗚呼、黄金週が待ち遠しい・・・
あ、でもまだ原稿あがってねえや



811 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 00:56:32 ID:???
>>804-809
原話は、「ドラえもん」にあった
スネ夫の百点逃がしの話、そして
明暦の大火の発端の話だったんですが……
やはり、少々押しが弱かったようで(^^;

>>805
楓はサラシ着けてるでしょ……。

>>810
>あ、でもまだ原稿あがってねえや

そこで落書帝国ですよ!

812 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 02:45:47 ID:???
>>811
押しが弱いってか、なにが書きたいのか、よくわからん
元がどれだけ立派か知らんが自分で自分の読んで、どこが面白いと思うのか聞きたい

前回でさんざん言われた事だが、
キャラクターの元がある以上、それにできるだけ合わせないと、やっぱり評価してもらえない
関係ないと思ってるなら、ひどい事を書くがここには向かんぞ

正直、二次創作だからって甘く見られてるのかと思われるぞ

813 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 03:13:37 ID:???
>>811
「サラシ姿」でいいんじゃね、ってことじゃないか
下は穿いてないわけだし

814 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 03:23:34 ID:???
>>812
そもそも前回で(二次創作を)馬鹿にしてたじゃん

815 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 10:37:57 ID:???
このスレに足りなくなったものは愛だ。

816 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 11:52:58 ID:???
>>811
楓みたいな化け物が衣服を焦がすまで逃げ切れないなんて事は有り得ない。誰かを救助するにしても無傷でこなすよ
そして、あやかは自分の失態でやつ当たりするようなキャラじゃない。ネギや明日菜が絡まない限りは、
文字通りの優等生キャラだ。そのあやかに火付け役をやらせるなら、もっと説得力のある理由付けが必要
あやかに対するフォローが無いまま話が終わったのも、消化不良な印象が残る
元ネタがある話ならば、これは明らかに配役ミス。この内容じゃ楓ファンやあやかファンを怒らせるだけだよ
原作を読め、というのは出来上がったSSがキャラ設定的に矛盾や違和感が無いか確認してくれ、と言っているんだよ

内容については、確かに「このキャラに設定とは逆の事をやらせたら面白いんじゃないか?」というのはあるけど、
ただやらせるだけじゃ原作を台無しにするだけだから。ハードルが高くなるだけなんだよ
萌えでも燃えでも笑いでもほのぼのでもいいから、何か一つ狙いを絞った上でSSを書いてみてくれ
それだけでもグッと良くなる筈だから。次、頑張れよ


>>815
愛を入れて説明したら長くなったじゃないかw

817 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 13:05:55 ID:???
えっと、>>やおい-803 はあやかがコッソリと自分の恥答案を燃やそうとして
火事になっちゃいましたって話だろう?俺は十分に面白かったが

そしてないがしろにされる>>810に同情せざるをえない

818 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 13:50:27 ID:???
>>816
僕はTVゲームからネギまに入った口で、
読んだマンガは「ネギま!? neo」ばかり。
原典のほうは、将来講談社マンガ文庫に
収まった時、ゆっくり時間をかけて読む
つもりにしています。
それはさておき、確かにかえで姉は戦闘は
そつなくこなしますが、普段がのんびり屋で
ございますから、ああやってうろたえることも
充分にありうるわけでして……。
僕が書くなら、やはり理屈抜きに笑える純粋の
ギャグストーリーか、あるいは「北斗の化けた
小人たち」や「史伽とダビデ」のような、この
マンガらしい幻想系の話がよさそうですね。

>>817
そのお気遣い、どうもありがとうございます。
あなたのように、所詮二次創作と割り切って
何も文句を言わない人間こそ、真の愛好者で
あるといえましょう。

819 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 15:11:21 ID:???
お前、ここをミクシィかなんかと勘違いしてねーか?

820 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 15:47:06 ID:???
mixi(笑)でやれ
そうすりゃ「面白かった」コメントがいくつかもらえるさ

821 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 16:19:14 ID:???
>>818
お前さんが似せて書く気も原作読む気もないのはよくわかった
書くなとは言わんが、お前のやり方を理解してくれるのは、少ない
むしろ、批判されるやり方なのは理解してくれ

822 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 18:40:13 ID:???
>>818
>あなたのように、所詮二次創作と割り切って
>何も文句を言わない人間こそ、真の愛好者で
>あるといえましょう。

その「所詮二次創作」をまともに書けてないから叩かれるんだよ
読んだのがneoだけだからなんなんだよ。むしろそれでキャラが掴めてないのが不思議でならん
VIPにでも行って修行してこい

823 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 20:13:12 ID:???
>>818
はっきり言いましょう
あなたが書かなくても誰も困らない
あなたが書くとここの住人が困る

824 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 21:16:28 ID:???
なんで>>818までは割と親切な指摘ばかりだったのに、わざわざ親切な人達まで敵に回すような発言をするかなあ

825 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 23:28:13 ID:???
新手の荒しなのか、生粋の馬鹿なのか

原作は読まない、多少違っても二次だから問題ない?
文句をつけないのが愛好者?

暴論極まれりだな
ここは、原作主軸な半端愛好者しかいないから、よそでやってくれ

826 名前:マロン名無しさん:2009/02/22(日) 23:55:24 ID:???
久しぶりにきてみたけど、コイツまだいたのwww
コテでもつけてもらって、作品がきたらスルーするのが一番だと思うんだけどw

827 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 02:47:49 ID:???
言ってコテをつけるわけもないだろう

828 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 08:18:04 ID:???
まあまあ、枯れ木も山のにぎわいと言うじゃないか
 
 
 
 
 
山に生えてる雑草……(´・ω・`)

829 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 08:22:07 ID:???
雑草に失礼じゃろがぃ

毒キノコか
カビがいいところだろ

830 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 08:58:48 ID:???
毒キノコとカビに失礼だろ

831 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 09:38:29 ID:???
>>732 の続きがうま、うまれた〜

まき絵「むー、うまくできなかったよぅ… 最初の掛け声なんだっけ?」
 楓  「おや、まき絵殿。神妙な顔をしてどうしたでござるか?」
まき絵「あ、長瀬さん。ん、ちょっとね。長瀬さんはどっかでかけるの?」
 楓  「買い物のついでに史伽殿に頼まれたあーてぃすとのCDを見に行くでござるよ」
まき絵「アーティスト…! そうか!」
 楓  「?」
まき絵「ゲロッパ!!」
 楓  「ゲローレ!?」
まき絵「中川翔子とかけて湾岸ミッドナイトの裏連載と解く」
 楓  「そ、その心は!?」
まき絵「どちらもしょこたんでございます(やった! 今度こそ上手く言ったよ私!)」

亜 子「ちゃう! それはシャコタンやでまき絵! そもそも、JBネタがひろえてないやん!!」
アキラ「…ダジャレはだめなの…?」

832 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 10:18:54 ID:???
まき絵 「中川翔子とかけていいんちょと解く」
アキラ 「その心は?」
まき絵 「どちらともしょたこんでございます」
亜子 「それは少年主義のことや!!・・・しょこたんってショタコンやないよな?」
楓 「出番がないでござる」

833 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 10:41:26 ID:???
まき絵のアホはどこまで進むww

834 名前:千雨 なでなで:2009/02/23(月) 20:19:03 ID:???
千雨 なでなで


暖房の効いた部屋の中は、実にゆっくりとした時間が流れると思う

さっきからザジは、大きめのペンギンのぬいぐるみを胸に抱きながらソファーに座ってテレビを見ていた
ザジはあははとかうふふとか一切笑わない。時々肩を震わせて、それが爆笑している合図らしい
長いこと付き合っていると、ザジの微妙な変化も見て取れるようになった

ザジはテレビに夢中になっているらしく、私が隣に座ってもずっとテレビを見続けていた
私を無視しているように見て取れたので、なんだか私は寂しくなってしまい、ついザジの頭を撫でてしまった

ザジ (・・・?)

なでなでとザジ頭を撫でてみる。頭の丸みがちょうど私の手に納まって心地よい

ねこやら犬やらを撫でているときもこんな気持ちになるのだろうか?
要するに可愛いのだろうな、愛おしいのだろうな。そばに置いて起きたいんだな、ちくしょう

気がつけばザジは私を上目遣いでじっと見つめている
やがて潤んできた目を見つめていると、更に愛おしくなってくる
もし、ザジに犬のような尻尾がついていたのなら、ふりふり左右に振って喜びを表しているに違いない
愛い奴め・・・

手も疲れてきたのでザジの頭から手を離そうとすると、ザジは私の服の袖を掴んで止めないでって意思表示してくる
ああもう、可愛いけど疲れたんだよ。あのな?

ザジ じー・・・

結局私は、ザジが私の太ももの上で眠るまで頭を撫で撫でし続けた。太ももの上でザジが寝てるので動けない・・・おしっこしてえ



835 名前:マロン名無しさん:2009/02/23(月) 22:55:14 ID:???
(* ̄ω ̄*)
かわええな、こんちくしょう

836 名前:マロン名無しさん:2009/02/25(水) 00:16:17 ID:???
817だけど、今文句を言ったら負けだと思う。
だから、>>818に対して単純な感想を言わせてホシイ

『所詮二次創作』って言い方は無礼、失敬、失礼のどれかにビンゴすると思った。


>>834
ほほえましいな、こんちくしょう

837 名前:マロン名無しさん:2009/02/25(水) 18:47:59 ID:???
やらずにはいられなかった
http://imepita.jp/20090225/674700

838 名前:マロン名無しさん:2009/02/25(水) 19:03:58 ID:???
おー、久しぶり

839 名前:マロン名無しさん:2009/02/25(水) 20:47:51 ID:???
だれかやらないかと思ってたwww
GJだ

840 名前:マロン名無しさん:2009/02/25(水) 21:10:57 ID:???
久し振りにこのスレ覗いてみたけど、いまだに毎日レス付くんだな
なんだか安心したよ

841 名前:マロン名無しさん:2009/02/26(木) 19:11:11 ID:???
>>837
結局カードを使うより自分で普通に闘った方が遥かに強いんですね。
わかります。

842 名前:マロン名無しさん:2009/02/26(木) 20:24:51 ID:???
今回は少し長めです
エロが苦手な人はスルーでお願いします

刹那 心の弱さがみっしょん4
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00010.txt

843 名前:マロン名無しさん:2009/02/26(木) 20:38:47 ID:???
順調に洗脳されておりますなww

844 名前:マロン名無しさん:2009/02/27(金) 09:59:09 ID:???
>>842
中2の想像力ってレヴェルじゃねぇ、ハルナwww

845 名前:マロン名無しさん:2009/02/27(金) 21:07:11 ID:???
千雨 「ん?何買ってきたんだ?」
ザジ (ぐいっ!)
千雨 「マウスパッドか・・・んんっ?」
ザジ (もにもに・・・ぺた?)
千雨 「今流行のやわらかおっぱいマウスパッドというのはわかる。だがな・・・」
ザジ (ぺた・・・?)
千雨 「何でお前は鳴滝の双子のマウスパッド買ってくるかな」
ザジ (ぺた・・・)
千雨 「全然気持ちよくないな、これ。膨らみがないぞ」
ザジ (ぺたん・・・)
千雨 「せめてバカピンクぐらいにしておけ」
ザジ (ぺたん・・・)

846 名前:マロン名無しさん:2009/02/27(金) 21:35:16 ID:???
那波さん版→大きくなりすぎて使いにくい
刀子さん版→なんだろう?柔らかいってかゆる・・・・


ドチラモスバラシイデスネ
これでいいですか?

847 名前:マロン名無しさん:2009/02/27(金) 21:59:26 ID:???
桜子 売れ筋
千鶴 ソファークッション付き
シスター 透明マウスパッド
さよ 透明マウスパッドその二
高音 むき出しマウスパッド
コレット ちょっと物足りないマウスパッド
暦 ブラックマウスパッド、匂い付き

刀子 怨念渦巻く夜の華ばーじょん、離れなくなる呪い付き

848 名前:マロン名無しさん:2009/02/28(土) 01:07:43 ID:???
関羽(愛紗)のおっぱいマウスパッド持ってるんやけど、
愛紗を見るとせっちゃんを連想するんや。何で?

849 名前:パル工房から新刊のお知らせ:2009/02/28(土) 15:28:46 ID:???
別れる事から全ては始まる。

その時が来たら
私は葱も刀も捧げます

正気にては再婚ならず

お見合い、合コン、うっかりアクシデント

バツイチ道はシグルイなり

必負お見合い人トーコ
近日、公開予定!!
あれ?誰か来た

850 名前:マロン名無しさん:2009/02/28(土) 19:01:24 ID:???
スライムA、スライムBが現れた
スライムA、スライムBは眠っている・・・

亜子はスライムAをつついた
スライムAは揺れている

亜子はスライムBを掴んでみた
スライムBは柔らかかった


アキラ 「寝ているゆーなの胸で何してるの、亜子?」
亜子 「ど、ドラクエごっこや。乳をスライムにみたててるねん」
アキラ 「人の胸で遊んじゃダメ」
亜子 「ちょっとぐらいええやん」

アキラ 「ちなみに那波さんなら?」
亜子 「キングスライム・・・かな?」
アキラ 「まき絵なら?」
亜子 「バブルスライム?」
アキラ 「それはあんまりだよ」

851 名前:マロン名無しさん:2009/02/28(土) 20:47:49 ID:???
メタルスライムは茶々丸(旧ボディ)か

852 名前:マロン名無しさん:2009/02/28(土) 20:51:13 ID:???
亜子のがホイミスライムで、
木乃香のがベホマスライム。

853 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 17:15:49 ID:???
一週間のご無沙汰でした。
こたびのネタは、名代のアメコミ
「TMNT」にあるエピソードを
リスペクトしたものです。
また、アニメ版のオリキャラにも
登場していただきました。
なお、例によって、台詞回しには
多少アレンジがございます。
それでは、ごゆっくりどうぞ。

NGワード推奨:餃子から出た魔物

854 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 17:18:22 ID:???
「いやはや、今日もよく売れるね」
「サツキの腕はすばらしいアル」
 チンチン電車を利用した屋台の中で、二人の少女が談笑している。
「この味を、西洋にも広めたいなあ」
「まず、ネギ坊主で試すアル」
 色の浅黒い古菲が、ふくよかな顔立ちをした四葉五月にこう訊いた。
「イギリス風の餃子って、サツキに作れないアルカ?」
「イギリス風の餃子だね。どんなレシピにしようかなあ……」
 五月は暫く唸っていたが、何を思ったかぽんと手を打ち、古菲に耳打ちをする。
「……こんな感じでいいかなあ?」
「こりゃ旨そうな餃子アルネ。だったら、後は任せたアル!」
 こう言って、古菲は飛び出していく。五月は厨房に残って、下ごしらえに取り掛かった。
 まず、タマネギを切り刻む。幾ら泣いても耐えるしかない。
 次にショウガを切り刻み、タマネギ共々ボールに入れる。豚のミンチをこれに加え、砂糖と醤油、更に中華風調味料を合わせたら、時計回りにぐるぐると手でかき混ぜていく。
 肉の香気がたってきたら、いよいよ真打登場だ。
イギリスの伝統野菜であるリーキを切り刻み、これを加えて軽く混ぜる。中身をふわりと仕上げるには、この方法が最適なのだ。
別に作った点心の皮で具材をくるんだら、とりあえずは完成である。
餃子のたれは、乾いたコリアンダーの葉をオリーブ油に浸し、ミキサーですりつぶしたもの。さながら、東南アジアでいうナムプラーに近い。
五月は、生の餃子を蒸篭に入れ、そのたれを小瓶に詰めた。
「あとは、ネギ先生にこれを……うっ!」
 届けにいこうとしたとたん、彼女は便意を催した。調理中こそ踏ん張ることができたのだが、ここへきて臨界点に。
「ト、ト、トイレに行かなくちゃ!」
 できた料理を置いたまま、五月は便所へ飛び込んでいく。これが、事件の始まりだった。


855 名前:餃子から出た魔物:2009/03/01(日) 17:19:46 ID:???
(フフフ、聴かせてもらったよ……)
 物陰から、奇妙ないでたちの男が現れた。
 顔の向かって右半分を仮面で隠し、左半分に隈取。シルクハットに白タキシード、えんじのマントを身につけて、右手に一輪の黒バラ。
(ネギにイギリス風餃子を食べてもらうそうだな……この黒バラ男爵からも、素敵なプレゼントをあげよう)
 懐から、小さな玉を三つばかり取り出すと、蒸篭の中の餃子へねじ込む。
(煮るなり焼くなり好きにしな。どうせ魔物は孵るんだから……)
 そうつぶやくと、黒バラ男爵は消えてしまう。これは、一瞬の出来事だった。

 やがて、五月が戻ってきた。蒸篭と小瓶とを担いで、担任教師のところへ行く。
 ネギ=スプリングフィールドは、ちょうどその時、麻帆良学園総合寮の六百四十三号室にいた。近衛木乃香と共同して、彼女のボディガードでもある桜咲刹那、および神楽坂明日菜の勉強をみてやっていたのであった。
「ごめんください、ネギ先生!」
「あれ、さっちゃんがやってきたよ」
「何を作ってくれたんやろ?」
 明日菜と木乃香の反応をみて、ネギ先生は戸口に立つ。
「今日は、四葉さん……おやおや? ずいぶん変わった岡持ちですね」
「違うよ。これは蒸篭といって、物を蒸すための道具だよ」
 そして、五月は内容物の説明を始めた。
「ネギ先生のために作った、イギリス風の餃子だよ。ニラの代わりに、リーキを刻んで入れたんだ。コリアンダーのソースで食べて」
「そういえば、四葉さんは『この味をぜひイギリスへ!』と言っていましたね」
「うん。試食用に作ったんだ」
「それでは、早速食べてみましょう」
「生だよ、これは。今から蒸して食べるんだよ」
 五月は釜に湯を沸かし、煮えたところへ蒸篭を載せ、餃子を加熱し始める。秘められた具に気づかないまま……。


856 名前:餃子から出た魔物:2009/03/01(日) 17:21:52 ID:???
 蒸すこと、およそ十分間。
「それでは、蒸篭を開けるよ……え!?」
 五月が、重ねた蒸篭の蓋をぱっと開いてびっくり仰天。中から、同じ姿をした三体ばかりの魔物が飛び出してきた。
 卵形の胴の左右に翼があり、目・耳・脚を一対ずつ持ち、尻尾も一本ついている。牙をにょきにょきと生やして、さながら小さなコウモリのよう。
 餃子を蒸したその熱で、黒バラ男爵の仕込んだ魔物の卵が孵ったのだ。
「キャッ!」
 右の胸元へ飛び込まれ、彼女がその場にへたり込んだ。服がそこだけ破られて、皮膚からは血が染み出ている。
「このか、さっちゃんを運んで!」「はいな」
 明日菜の号令を受けて、木乃香は五月を部屋の奥へ移動させた。救護は彼女の役である。
「ネギ、この部屋を守りましょ!」
「かしこまりました。ラス・テル・マ・スキル・マギステル……」
 魔物の動きを止めるべく、ネギは呪文を唱えた。
「風の精霊十一名、縛鎖となって敵を捕らえよ。魔法の射手・戒めの風矢!」
 しかし、彼らの動きは止まらない。マジックキャンセル能力か、それともレジストしただけか?
「刹那さん、あなたの技で!」「かしこまりました」
 今度は、刹那の番である。左の腰から大太刀を抜き放ち、真っ向から振りかぶった。
「京都神鳴流奥義・斬岩剣!」
 彼女の刀・夕凪は、見事に敵を劈いた……筈だった。斬られた魔物が分裂し、四体に増えたのである。
(ならば、魔法の武器ではどうだ?)ネギが、再び呪文を唱える。
「従者・神楽坂明日菜よ、秘めたる力を我に示せ。契約、発動!」
 彼の魔力を受けた明日菜は、段平を手にとっている。アーティファクトの「ハマノツルギ」だ。
「死になさい!」
 彼女が魔物を一体斬った。アーティファクトの効果により、たちまち姿が消えていく。
 ところが、敵も只者でない。どこからか仲間を呼んで、数を四体に戻してしまう。
(召喚術を使うとは……ハマノツルギが無意味だぞ!)
 ネギ先生も困惑する。そこへ、古菲が偵察にやってきた。


857 名前:餃子から出た魔物:2009/03/01(日) 17:24:03 ID:???
「サツキ、餃子は好評アルカ……アイヤ!?」
「古老師、あなたの技で魔物を退治してください!」
 武芸の弟子の号令に、彼女は小さくうなずいた。
腰を落として拳を固め、突き上げるようなパンチを放つ。見事に、魔物が天井へゴツン。
「やっつけたアル……アイヤ!?」
 素手攻撃も通じない。衝突のショックを受けて、彼らは五体に分裂した。
「弱点なんか、ないじゃないの!」
「この先、どうすりゃいいのやら……」
 明日菜もネギも、他の面々も、やっつけ方を見出せぬまま魔物の攻めに怯えている。と、そこへ――

 間の悪いことに、女生徒が今度は三人ばかり。噂の「イギリス風餃子」を何となく食べてみたくなり、五月を訪ねてきたのである。
「何やってんの、あんた達……ギャッ!」
 三人組の真ん中の、ショートカットの美少女が魔物に襲われた。首にかかっていた銀のネックレスを引きちぎり、パクパクパクッと食べてしまう。
 ところが、それから暫くして、魔物は急に姿を消した。ネギと明日菜が合点する。
「わかりましたよ、弱点が!」「シルバーね!」
(その前に……倒してやるぜ!)
 残る四体の魔物のうち、二体が部屋の入口へ。一方は薄紫のロングヘア――柿崎美砂を、もう一方はオレンジ色の髪の娘――椎名桜子を急襲する。
「うわっ!」「キャッ!」
 前者は左腕を噛まれ、後者も右胸を噛まれた。ショートカットの美少女がネックレスのかけらを拾い、二人をかばいながら言う。
「美砂! 桜子!」
 彼女は、とっさにネックレスのかけらを空へ投げつけた。
美砂と桜子を襲った魔物が両端に取り付き、パクパクパクッと食べてしまう。そして、彼らも消滅した。
「だ、大丈夫? 二人とも」
 ピンチを救ったショートカット――釘宮円の問いを受け、美砂と桜子が答える。
「こ、この程度なら何とか……」
「あーん、おっぱいが痛いよ!」
 どちらも患部を押さえたまま、渋い表情をしていた。
「ほーら、やせ我慢しないで……さっさとあそこへ行かないと」
 二人の体を押しながら、円が部屋の奥に入る。彼女たちは、そこでひと時の安らぎを得たのであった。

858 名前:餃子から出た魔物:2009/03/01(日) 17:26:03 ID:???
 いよいよ、残るは二体である。
「では、アスナさん、いきますよ!」
「これで倒すしかないわね」
 ネギと明日菜は、おそろいの銀の指輪を抜き取った。
「そーれ!」彼らが同時にリングを投げる。
 二体の魔物は空を飛び、口でこれらを受け取って、パクパクパクッと食べてしまう。餃子から出た連中は、こうして退治されたのだった。
「柿崎さん、釘宮さんに桜子さん!」
 さっきの三人組の元へ、ネギがすたすた駆け寄っていく。
「大きな怪我はしていない……いやあ、ほんとによかったですね」
 この声を聴くなり、円はお冠。
「よくないよ! 買ったばかりのネックレスが……」
「このくらいいいじゃん、別に」
「あたしたちのうちで、怪我しなかったのは円だけだもんねえ」
 美砂と桜子が慰める。明日菜も、彼女たちのそばに座った五月に訊いてみた。
「それよりも……さっちゃんの料理、どうなったの?」
「蒸篭から出た魔物のせいで、すべてがパーになっちゃった」
「そやけど、料理の材料は屋台に残っとるんやろ?」
「だったら、みんなを超包子へ呼び集めたらいいじゃんか」
 木乃香が言い、また明日菜が言う。ネギを含んだ連中も「そうだ、そうだ!」の大合唱。
「わかったよ……それじゃ、屋台に集まってね」「はーい!」
 こうして、彼ら一同は、五月の屋台「超包子」での新作餃子の試食会に参加することとなった。


859 名前:餃子から出た魔物:2009/03/01(日) 17:26:26 ID:???
 彼女の作り直した「イギリス風餃子」が、ネギを含んだ連中のテーブルに運ばれてきた。
「みんな、じゃんじゃん食べるアル!」
 古菲が音頭を取って、餃子のたれを銘々の手塩皿に注いでいく。
「緑色をしたたれなんて……ずいぶん変わってるんだけど?」
「コリアンダーのソースだよ。東南アジアじゃ、ナムプラーっていうんだよ」
 五月の説明を受けて、明日菜が蒸し餃子を一個、件のたれにつけて食べた。
「へーえ、なかなか旨いじゃん」
「アスナがそう言うんだったら……あたしだってえ!」
 桜子も餃子を取った。美砂や円もそれに続く。
「においはかなり強いけど……これだけ旨けりゃねえ」
「銀のネックレスがパーになったことさえ忘れられるよ」
 彼女たちにも好評だ。木乃香や刹那も、黙々とおいしそうに食べている。
「四葉さん。代金は、どのくらいですか?」
「これは試食の品だから、みんなただで食べていいよ」
 五月がネギの問いに答えた。古菲もにっこり微笑んでいる。
「これだけ評判がよければ……万々歳アルネ」
「ネギ先生がイギリスに広めてくれたら最高だよ」
 こうして、五月は長時間ひっきりなしに餃子を勧め、彼らを満腹になるまで楽しませたのであった。


860 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 17:32:39 ID:???
> なお、例によって、台詞回しには
> 多少アレンジがございます。

ただキャラを掴めてないだけでしょ。アレンジとは言わん

861 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 18:38:20 ID:???
>>860
まともに相手するなよ


原作も読まずにいい加減に書いてるようなのなんだし
有害だ

862 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 18:43:59 ID:???
食べ物の美味しい表現方法があった方が良かった
今からでも食いに行きたくなるような餃子の表現があると・・・じゅるり

863 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 22:18:16 ID:???
ワレメの中からお汁がドロドロと

餃子の話デスヨ?

864 名前:マロン名無しさん:2009/03/01(日) 22:47:51 ID:???
赤貝だから恥ずかしくないもん! ってのもあったな

865 名前:マロン名無しさん:2009/03/02(月) 08:29:12 ID:???
作者の自慰行為

866 名前:マロン名無しさん:2009/03/02(月) 18:15:35 ID:???
避難所池 文盲

867 名前:刀子 一夜の過ち:2009/03/02(月) 22:16:17 ID:???
刀子 一夜の過ち


あの夜、私は確かに心が揺らぎました
少し薄暗い場末の飲み屋。私はしずな先生と一緒に酒肴を楽しんでいました
どういう理由かはわかりませんが、ずいぶんとご機嫌なしずな先生
勧められるままに酒を煽り、出された肴は残さず箸をつけました

七輪の上の網でぱちぱちと音を立てながら、香ばしい香りをあげながらじっくりと丸まってゆくスルメさん
近海で取れた地物のお造り。弾力のある身を箸でつまむで軽く醤油につけたらふわりと醤油だまりに広がる脂ののった刺身
揚げたてから少しだけ時間をおいて塩をなじませたエビの天ぷら。尻尾のサクサク感と、身のプリプリ感のコントラストが堪らない
軽く箸でつついただけで、層の間からじわりとお出汁がしみ出てくるだし巻き玉子。一度箸をつけると止まらない
そして・・・今朝


あ・・・ありのまま 今 起こった事を話します
私は出勤前にスカートを穿こうと思っていたら いつの間にか穿けなくなっていた

な・・・何を言ってるのかわからないと思いますが 私もどうなっているのかわかりません

体重計がどうにかなりそうでした
ダイエットだとか断食だとかそんなチャチなものでは断じてありません

もっと恐ろしいものの鱗片を味わっています・・・(AA略)

そしてほぼ同じ量を食べたはずのしずな先生は何事もなかったようです
いえ彼女の場合、栄養は全てあの無駄なくらい大きな胸に行くようです
く、くやしくなんかないんだもん!!あんなに大きかったら戦闘には・・・戦闘には向かないんだからぁ!!



868 名前:マロン名無しさん:2009/03/02(月) 22:45:20 ID:???
大丈夫
刀子さんなら、多少、ふとったくらい

誰だ、窓開けたの

869 名前:マロン名無しさん:2009/03/02(月) 23:25:42 ID:???
むしろないほうが

あれ? ドアが開いてる

870 名前:茶々丸 耄碌せし主人:2009/03/03(火) 21:53:05 ID:???
茶々丸 耄碌せし主人


1/2
生きとし生けるものすべて、老いからは逃れられません
そして老いとは・・・劣化でもあるわけです
機械の私にも劣化は存在します
ですが私は記憶された情報を劣化させることなく次代へと伝えることが出来ます
しかし生物であるマスターは・・・
ああ、それで私が何が言いたいのかというと


エヴァ 「茶々丸、私の眼鏡は何処にある?見つからんぞ?」
茶々丸 「マスター、眼鏡はすでにかけられておられます」
エヴァ 「・・・?ど、度が弱くなったから気がつかなかっただけだ!茶々丸、管理がなっていないぞ!!」

そう、何百年も生きたマスターにも老いの兆候が見られ初めてきたのです

エヴァ 「ん〜、ん?ん〜・・・」
茶々丸 「マスター、トイレの中で何を唸られておられるのです?」
エヴァ 「残尿感があるのだ・・・」

エヴァ 「茶々丸、晩飯はまだか?」
茶々丸 「マスター、先ほど食べられたばかりではありませんか?」
エヴァ 「そ、そうか?」

871 名前:茶々丸 耄碌せし主人:2009/03/03(火) 21:54:59 ID:???
2/2
エヴァ 「ふむ・・・私は何でリビングに来たんだ?」
茶々丸 「履きわすれたパンツを取りに戻られたのでは?」
エヴァ 「おお!履いてないぞ!」

エヴァ 「茶々丸、”ぶどうしゅ”とは漢字でどう書く?」
茶々丸 「こう書いて・・・・こうです」
エヴァ 「よ、読めはするのだ。ちゃんと読めるぞ」

エヴァ 「よっこいしょっと・・・」
茶々丸 「・・・」
エヴァ 「ん?どうしたんだ?」

エヴァ 「ふむ、そうなのか。私はな」
茶々丸 「マスター、どなたとお話しされていられるのです?独り言ですか?」
エヴァ 「古い友人でな、名前は・・・ええと」

エヴァ 「今日は・・・月曜日!」
茶々丸 「火曜日です、マスター」
エヴァ (´・ω・`)ショボーン

どうしましょう、このままではマスターは夜を徘徊する老人になってしまいます
・・・でもよく考えたら夜の徘徊は今も同じ事をされていますね。そこは問題ないでしょう

マスターのことは生暖かく見守るしかないのでしょうか?
あ、那波さん。ちょっとお話が・・・



872 名前:マロン名無しさん:2009/03/03(火) 23:33:52 ID:???
>>870ー871
老いっていうかアルツハイマーだろ

873 名前:マロン名無しさん:2009/03/04(水) 05:52:02 ID:???
那婆さんがエバーさんの介護
これがホントの老々介護ってか

え?飲み物なんか頼んでないよ?
つか、氷入れすぎだし、なんでスプーンの代わりが葱なんだ

874 名前:マロン名無しさん:2009/03/04(水) 10:42:42 ID:???
>>860
いえいえ、キャラはきちんとつかんでますよ。
アレンジというのは、例えばネギの「魔法の
射手・戒めの風矢」の呪文の和訳を
「風の精霊十一人、縛鎖となりて敵を捕らえよ」
と書くところを、
「風の精霊十一名、縛鎖となって敵を捕らえよ」
と書いたりしていることを指します。

>>862
僕は調理に暗いので、餃子の作り方にしても
わざわざググって調べたりしたんですが……
もう一押し足らなかったですか(^^;

875 名前:一回だけ釣られてやる:2009/03/04(水) 11:15:01 ID:???
これよりスルー検定を開始します

876 名前:マロン名無しさん:2009/03/04(水) 15:13:46 ID:e/u54ZSG
>>873は………御尻にネギを挿されて死んだ…

877 名前:マロン名無しさん:2009/03/04(水) 20:35:23 ID:???
ところで
エヴァちん、那婆さん、刀子さん、しずな先生
誰が最強なんだ?
ネギま最強お年寄り決定戦

878 名前:マロン名無しさん:2009/03/04(水) 21:14:33 ID:???
ち、血の跡がこんなに広がって・・・
877でいったい何があったというのだ

879 名前:マロン名無しさん:2009/03/05(木) 08:32:54 ID:???
チクショウつっこみてぇ……

880 名前:マロン名無しさん:2009/03/05(木) 09:50:14 ID:???
>>879
そんなあなたに、「ハルナネギ・ブスット」

那波さんを操り、自分の年齢を知った不逞の輩を制裁だ!!

その日、麻帆良から葱が姿を消した

200●年、夏コミ殺戮が幕を開ける

881 名前:マロン名無しさん:2009/03/05(木) 23:13:04 ID:???
馬鹿の子ほど可愛いものですね
エロが苦手な人はスルーでお願いします

刹那 心の弱さをみっしょん5
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00011.txt

882 名前:マロン名無しさん:2009/03/05(木) 23:33:58 ID:???
>>881
ダメだコイツらw早くなんとかしないとwww

883 名前:マロン名無しさん:2009/03/06(金) 00:11:35 ID:???
そろそろ修行の集大成を見せて欲しいわ

884 名前:マロン名無しさん:2009/03/06(金) 17:44:57 ID:???
やらずにはいられなかった
http://imepita.jp/20090306/636410
http://imepita.jp/20090306/636780
http://imepita.jp/20090306/637070
http://imepita.jp/20090306/637430

おや、出前のそばが来たみたいだ

885 名前:マロン名無しさん:2009/03/06(金) 18:32:27 ID:???
>>884
ちょwww
大惨事どころの話じゃねーぞwww

886 名前:マロン名無しさん:2009/03/06(金) 18:54:44 ID:???
色んな意味で阿鼻叫喚すぎるwwwww

887 名前:マロン名無しさん:2009/03/06(金) 20:04:27 ID:???
fresh・・・英語で「新鮮な」という意味
flesh・・・英語で「肉」という意味

この場合はどちらかというと・・・アーッ!!


888 名前:マロン名無しさん:2009/03/07(土) 13:05:04 ID:???
高齢ユニット「加齢臭」としてデビューするわけだ

エバーちん→加(虐)
那婆さん→齢
刀子さん→しゅ

あれ、電話だ

889 名前:マロン名無しさん:2009/03/07(土) 13:43:06 ID:???
臭ってババ臭いって意味か

890 名前:マロン名無しさん:2009/03/07(土) 13:44:21 ID:???
羞恥心と悲壮感で十分ww

891 名前:マロン名無しさん:2009/03/07(土) 14:14:32 ID:???
笑いたきゃ笑えばいい 行き遅ればかりだけど
ブルーな気分にはならないのさ
私は金も美貌も それなりに持ってるけれど
彼氏だけは手に入らない

ボロボロになった 肌年齢
ケアしていれば 出会いが巡るはず

合コン 合コン 合コン 合コン 逃げないで
収入、学歴問わない メールアドレス交換して

加齢臭 加齢臭 私たちは
妄想はいつもどんな時も 負けはしないわ

人生 人生 人生 夢は捨ててる

892 名前:マロン名無しさん:2009/03/07(土) 18:46:16 ID:???
中島みゆき 時代より

まわるまわるよ 時代は回る
別れと別れを くり返し
今日は別れた 恋人たちも
生まれ変わって 別れだすよ

893 名前:マロン名無しさん:2009/03/08(日) 22:55:21 ID:???
謝れ!!
お前ら、なばととーこのオバチャンに謝れ!!

894 名前:マロン名無しさん:2009/03/08(日) 23:40:47 ID:???
>>893
後ろッ!

895 名前:マロン名無しさん:2009/03/09(月) 00:13:36 ID:???
>>893
前ッ!

896 名前:マロン名無しさん:2009/03/09(月) 07:56:42 ID:???
>>893
上ッ!

897 名前:マロン名無しさん:2009/03/09(月) 11:02:46 ID:???
>>893
尻ッ!

898 名前:マロン名無しさん:2009/03/09(月) 13:12:39 ID:???
>>893
葱っ!!

899 名前:マロン名無しさん:2009/03/10(火) 21:07:02 ID:???
ザジ (´・ω・`)
千雨 「あきらめろ、お前が悪い」
ザジ (´・ω・`)
千雨 「まあ、醤油にソースはあるがな。止めといた方が・・・」
ザジ (´・ω・`)
千雨 「わかった、やってみろ」
ザジ (´・ω・`)
千雨 「カップ麺じゃないんだ。カップ焼きそばは、お湯を入れたからってソースを入れたらいけねええんだ。お湯は捨てるからな」
ザジ (´・ω・`)
千雨 「麺にはうっすらとソースは絡むが・・・後でソースだ醤油だかけても美味くないだろ?」
ザジ (´・ω・`)ウッ・・・

千雨 「また買ってきてやるからあきらめろ」
ザジ (´・ω・`)
千雨 (次、アレをやらねえだろうな・・・お湯を切るときに流しに麺をするりと・・・)

900 名前:マロン名無しさん:2009/03/10(火) 22:54:56 ID:???
>>899
(´・ω・`)
あれは、二日酔いの日・・・

901 名前:マロン名無しさん:2009/03/11(水) 07:42:47 ID:???
>>899
原点回帰だなぁ
ザジかわいいよザジ

902 名前:マロン名無しさん:2009/03/11(水) 19:41:23 ID:???
刀子「今日はカップ焼きそばでも食べましょう」


刀子「あぁ…! 間違ってソースを入れてしまった…」


同じ状況だけど何故か寂しく見えると思います。それが錯覚です

903 名前:マロン名無しさん:2009/03/11(水) 23:27:58 ID:???
むしろ、

刀子「カップ焼そばはね、こうこうこうやって作るのよ」
史伽「わあ、すごい。カップ焼そばのプロですね!」
刀子「…………」
史伽「……?」
刀子(他意がないのは判るけど、嬉しくない……微妙に嬉しくない……)

こんなん書いて置いて何だが、俺の中では刀子さんはさらっと凝った料理を作るタイプ

904 名前:マロン名無しさん:2009/03/11(水) 23:45:23 ID:???
食べさせる相手がいないから余計に寂しさが…

905 名前:マロン名無しさん:2009/03/12(木) 05:56:03 ID:???
つーか、なんで刀子さんが史伽に教えてるんだよ
寂しさが極まってさらって来たか?

ん?誰だ出刃なんか研いでるやつは

906 名前:夏美 春はもうすぐ、でもまだ冬:2009/03/12(木) 21:51:34 ID:???
夏美 春はもうすぐ、でもまだ冬


小太郎君が消えました
さっきまであんなに元気だったのに
ご飯だって信じられないくらいいっぱい食べたんだよ

ちづ姉が泣いています
ごめんなさいって目に涙を浮かべて謝っています
あんなちづ姉、見たことないよ

お酒を飲んで酔っぱらっていると思われる学園の女性教員の方が怒っています
この人も泣きながら怒っています
でも、酔っぱらっているから、もしかしたら真実は闇の中なのかも知れません

千鶴 「すいません。あの子にはしっかりと言い聞かせますので・・・」
刀子 「非道い・・・あんまりなんだもん」
千鶴 「申し訳ありません・・・」
刀子 「私、確かにバツイチで年も食ってるけど・・・”おばちゃん”っていうのはあんまりなんだもん!」

小太郎君は今、押し入れという闇の中で冬の時間を過ごしています
カップ焼きそばを夜食を買いに行くって出て行った後、何かに追われるように戻ってきました
小太郎 「アカン・・・地雷踏んだ」
激しくドアを叩く誰か。対応したちづ姉はしばらくその人とお話をしたのです
やがて謝るちづ姉の声が聞こえてきて、小太郎君は震えながら押し入れに隠れたのでした

お話が終わって嵐が去った後、ちづ姉は砥石で鳥取県から取り寄せた長ネギ(品種 童子切安綱)を研いでいます
千鶴 「うふふ、今宵のおネギはよく切れそうね・・・」



907 名前:マロン名無しさん:2009/03/12(木) 22:58:18 ID:???
怖いよ、オバチャン怖いよ

908 名前:マロン名無しさん:2009/03/13(金) 18:43:17 ID:???
生き残りたい♪生き残りたい♪
http://imepita.jp/20090313/673110

909 名前:マロン名無しさん:2009/03/13(金) 19:56:18 ID:???
>>908
笑顔が凄くイイ!!
そして絆が見えた気がする

910 名前:マロン名無しさん:2009/03/14(土) 22:51:37 ID:???
ちょっとすいません。
まとめWikiのミラーワールドを読み終わったんですけど、あれで完結ですか?

911 名前:マロン名無しさん:2009/03/15(日) 17:04:40 ID:???
>>908
ライオン?

912 名前:マロン名無しさん:2009/03/16(月) 13:39:16 ID:???
>>910
今のところは、あそこで
止まっちゃってますね。
和美が式神を駆使して
戦うシーンなどは、実に
ドラマチックでしたが……。

913 名前:マロン名無しさん:2009/03/16(月) 19:58:43 ID:???
時は流れ、こんなシチュエーションもすでに古典らしいです


史伽 伝統的なアレ
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00012.txt

914 名前:マロン名無しさん:2009/03/16(月) 21:02:53 ID:???
なんという・・・・www
刀子さんをおばさん扱いはやめにいたせwww

915 名前:913:2009/03/16(月) 22:06:36 ID:???
>>914
わかったよ。でも俺は年増は好きなんだ
嫌いだからおばさん扱いしているんじゃない
いい女だ、うん
具体的にいえば
那波さん、しずな先生、ドネットさん、二ノ宮先生、テオドラ、千草の次ぐらいに好きだ

おや?外で鳴いていた鳥たちのさえずりが消えた
誰か来たのかな?

916 名前:マロン名無しさん:2009/03/17(火) 05:32:19 ID:???
だから、おばさんとか年増ってのがまずいんだろ
熟女っつえば、まだエロスな感じだろ

だから、刀子のおばちゃんをあんまり、おばちゃんおばちゃん連呼
だれだ、こんな時間に

917 名前:マロン名無しさん:2009/03/17(火) 07:01:54 ID:???
>>915
那波さんはどうした
ガチに中年の盛りだぜ

918 名前:マロン名無しさん:2009/03/17(火) 09:41:34 ID:???
>>917
よく読め
那婆さん書いたるだろ

ババアネタで那婆さん抜きなんか有り得ねぇよ
まさにサイキョーナババーってか

あれ?お茶がきれたな

919 名前:マロン名無しさん:2009/03/17(火) 10:13:01 ID:???
>>913
もうこのネタはこのスレの伝統だよなぁ

920 名前:マロン名無しさん:2009/03/17(火) 22:25:13 ID:???
あぁ、屍の山ってのはこんな状況を刺すんだな……

921 名前:マロン名無しさん:2009/03/18(水) 00:03:47 ID:???
四字熟語メーカーというものを見つけたので、やってみた

龍宮真名を表す四字熟語
http://usokomaker.com/yoji/?a=Maker&oo=%CE%B6%B5%DC%BF%BF%CC%BE


………的確過ぎて、言葉がねぇよ…

922 名前:マロン名無しさん:2009/03/18(水) 03:11:06 ID:???
>>921
同じくやってみた

那婆 千鶴・・・
http://usokomaker.com/yoji/?a=Maker&oo=%C6%E1%C7%CC%A1%A1%C0%E9%C4%E1%A1%A6%A1%A6%A1%A6

あれ?誰か来たな

923 名前:マロン名無しさん:2009/03/18(水) 12:02:14 ID:???
那波千鶴
http://usokomaker.com/yoji/?a=Maker&oo=%C6%E1%C7%C8%C0%E9%C4%E1
 
なんか微妙だなぁ

924 名前:マロン名無しさん:2009/03/18(水) 14:51:18 ID:???
おいwwwwww「葛葉 刀子」でやってみろwwwwww

925 名前:マロン名無しさん:2009/03/18(水) 22:44:57 ID:???
「くずのはとうこ」でやってみ………
泣くぞ…マジで………

926 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 01:01:01 ID:???
運動部4人組が的確すぎてワロタw
とくにまき絵

927 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 08:19:00 ID:???
>>925
クソワ(ryw(ry
 
全俺が泣いた!!!(´;ω;`)
 
 
 
おや、誰か来たようだ

928 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 10:12:23 ID:???
>>926
ちょっと屋上へ来な

929 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 11:44:29 ID:???
>>926
アキラ…

930 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 12:48:09 ID:???
>>929
真名「うむ、まさしくあの通りだ。確認できるのは私だけだがな!」
アキラ「ふうん…、じゃあ、>>921も当たってるって事…?」

931 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 17:01:34 ID:???
アキラwwwwwwwwwww

932 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 17:36:13 ID:???
http://usokomaker.com/date/?a=Maker&oo=%C2%E7%B2%CF%C6%E2%A5%A2%A5%AD%A5%E9&oo2=%CE%B6%B5%DC%BF%BF%CC%BE

これおもしれえなw

933 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 17:38:45 ID:???
いろいろやったけどこの組み合わせが一番うけたw

934 名前:マロン名無しさん:2009/03/19(木) 19:33:02 ID:???
>>932
吹いたw
隊長の映画のチョイスがw

935 名前:マロン名無しさん:2009/03/20(金) 09:28:04 ID:???
全裸美人てアキラ以外にやたら脱ぐ人の方がいい気がしたけどアキラの方がキレイだな

936 名前:マロン名無しさん:2009/03/20(金) 10:59:54 ID:???
>>932
隊長の「急なバイト」とは……
やっぱり魔物退治なんだろうね。

937 名前:マロン名無しさん:2009/03/20(金) 11:48:28 ID:???
刹那に呼び出されたかもしれん
性的な処理の意味で

938 名前:マロン名無しさん:2009/03/22(日) 00:06:57 ID:???
このせつ夫婦のエロエロ家族計画してる所に乱入して、
ナバーさんに折檻されるんだな

んで、アキラに口きいてもらえないと

お約束だなぁ

939 名前:マロン名無しさん:2009/03/23(月) 22:04:38 ID:???
図書館のお姉さんというのはやらしい感じがいいですね
やらしい話が苦手な方はスルーで

史伽 伝統的なアレ2
http://www4.uploader.jp/user/zaziechiu/images/zaziechiu_uljp00013.txt

940 名前:マロン名無しさん:2009/03/24(火) 05:49:24 ID:???
ちょwww
でも、おばさんは沢山いるからな
那婆とか、刀子さんとか、那婆さんとか、しずな先生とか、セラス校長とか、那婆さんとか
ん、ちょっと待ってくれ、カップ麺がな

941 名前:マロン名無しさん:2009/03/25(水) 18:12:53 ID:???
                      ∧
               __ , -─-! l_
              /  /     l j /⌒ヽ
              !. / , イ千 ‐1 `´ i.   i
             _, y /! !| !|   ト !ト ゝ_ノ
            ` イ| 爪斗!1、  lニ7┤|iノ/i、¬
             /,ハ! ト c━ ヽノ ━ァっ勹 !ヘ `
              //   ゞ!////////'/彡' l !
               `'    冫-ゞ二フ ' / ヽ  l_」
                    ∧ ヽ ∨  // !
                      i ヾ ∨  /   j
                 |   トi  /    .l
                 |   | ! /      l
                  |   jリユ     /
                  /    |' !    │
               /    ,リ     ヽ
              /     _,く.__       i
               |  _, ィi f'  `>、    |
              !イ ! `7┴ ┴'   ̄`7´
               ヽゝ !_     _,ノ
                 ̄    ` ̄´

942 名前:桜鯛:2009/03/25(水) 19:18:48 ID:???
桜の季節になりましたので、
江戸小咄の焼き直しを一つ。

茶々丸「マスター、食事ができました」
エヴァ「ほーお……献立は?」
茶々丸「鯛の塩焼きでございます」
エヴァ「なかなか上手にできておるな。どれ、一っ箸つけてやろう」
(ムシャムシャムシャ)
エヴァ「うむ、味つけも完璧だ」
(ムシャムシャムシャ)
エヴァ「茶々丸、代わりを持ってこい」
茶々丸(まだ、片側が残ってますが……)
エヴァ「茶々丸、ぐずぐずするでない」
茶々丸(ここは、とんちを利かせなければ……)
     「マスター! 庭の桜が満開ですよ」
エヴァ「ほーお、どれどれ……(あちらへくるり)
     なるほど、確かに満開だ」
茶々丸(鯛の塩焼きをひっくり返し)
     「マスター、持ってまいりました」
エヴァ「ほーお、どれどれ……(こちらへくるり)
     なるほど、確かに代わりが出ておる」
(ムシャムシャムシャ)
エヴァ「ぜひ、もう一尾食いたいのう……茶々丸、代わりを持ってこい」
茶々丸(最早、代わりはございませんが……)
エヴァ「茶々丸、ぐずぐずするでない……なら、もう一度桜をみよう」

943 名前:マロン名無しさん:2009/03/25(水) 23:08:01 ID:???
どうせ、別席だろ
相変わらず、いい加減な仕事だな

944 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 06:45:48 ID:???
>>940
鮫茶忘れちゃいかんだろ
 
 
 
 
 
 
…ちょっと説教うけてくる

945 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 09:23:13 ID:???
鮫茶は実は若いのでは?
あの人達よりは

946 名前:落語寄席別館の人:2009/03/26(木) 11:17:52 ID:???
>>943
エヴァ茶々なら、主従関係が
はっきりしてるということで
使ったんですが……そんなに
いい加減でした?

947 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 12:52:00 ID:???
>>946
いい加減に原作読んで勉強してくれよ

今のだって正直落語だか小咄だかのテンプレに、適当にネギまのキャラ当てただけにしか見えない
そだろ、名前入れ換えれば、どこにでも貼れる
五分でできるな

毎回の話だけど、キャラの特性はまるで掴めてない
お前のは、「のんびり屋」で「忍者」なら楓みたく、超最低限度しか押さえてないから、毎回言われるんだ
正直、丸に目と鼻と口を書けば人の顔って幼稚園の絵のレベルな、話の上手い下手以前に問題外

ここの、住人はほぼ、原作は読んで、それなりに愛着持ってる
それに、キャラの名前入ってればOK、後は違っても大丈夫みたいな態度されたら不誠実に思わないか?、
俺はその、誠意のなさが批判に繋がってるんだと思う

最近の文句しかつかない現状みて、どう思ってるのか聞きたい
書かんでもかまわんが、俺は答え聞かずにお前の作品読む気にはなれん

948 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 17:58:21 ID:???
鮫茶は20代前半って気がする
…まぁ中学生から見たらおばさんになるのかね
おや、十字架が

949 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 18:16:10 ID:???
>>948
いやだなぁ
20過ぎたらオジサン・オバサンですよ
ん?皆なんで退いてる?後ろにだれかいるか?

950 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 18:17:56 ID:???
毎度まいど無視されてるが、議論は議論スレでと>>1に書いてあるんだわ
頼むよみんな
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3933/1203689574/l50

俺も議論したいけど規制中なのよ


951 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 18:29:18 ID:???
なんなら次スレはネギロワみたいに創活板に立ててみる?
と言ってみるテスト

952 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 19:09:41 ID:???
いずれにせよ、そろそろ久しぶりにホラー編をリクエストしてみたい。
『金庫の中の大切なもの』とか『陽炎と自転車のループ』とかのガチ怖の方ね。
年増組の年齢ネタのごときは所詮ギャグでオチる話だしこわくなんk

953 名前:マロン名無しさん:2009/03/26(木) 20:28:57 ID:???
木乃香「ほな、開かずの小屋って話を…」
明日菜「それはもういいわよ」

954 名前:マロン名無しさん:2009/03/27(金) 12:35:04 ID:???
麻帆良七不思議
・中学寮の座敷わらし
・夏休み直前、沸き起こる「締め切り」の悲鳴
・保健室の乳揉み魔
・誰もいない教会に人の気配
・麻帆良祭大量射殺(百合棒ぬふぅ)事件
・結婚相談所で泣く中年 お
・どう見てもオバチ

あれ?最後の二つが上手く

955 名前:マロン名無しさん:2009/03/28(土) 11:34:21 ID:???
>>953
このか「これはな、今年の正月、ほんまにあった話やねん」
せつな「ほーお」
このか「さる古い民家に、お化けたちが集まって、弁当を食うとったんや」
せつな「それで?」
このか「ほしたらな、一つ目小僧がな、骸骨の弁当を食いとうなってな……」
せつな「子供は食欲旺盛ですね」
このか「弁当箱をのぞいてな、こない言いおったんや」
せつな「何と?」
このか「あ、数の子や!」

……こんな話ですか、このかさん?

956 名前:五円玉占い:2009/03/29(日) 16:15:35 ID:???
勢い任せの小ネタを一つ。

春日美空「龍宮さん、ちわっす!」
龍宮真名「ほーお、春日が参詣とは……どういう風の吹き回しだ?」
   美空「あたし、この人の創作で、初めて台詞をもらったっす」
   真名「春日は冷遇気味だからな……それで?」
   美空「今後、出番が増えるかどうか、ぜひ占ってほしいっす」
   真名「そこでわたしを頼ったか……ならば、我が家に古くから伝わる方法で占うとしよう」(懐から何か出す)
   美空「五円玉っすか?」
   真名「そうだ。これらを投げてみて、表が出れば出るほどに運気がいいと心得よ」
   美空「じゃあ、やってみるっす」
   真名(フフフ……これらは三枚とも、表へ向けて二枚ずつ貼り合わせたものだ)
   美空「あたしの出番が増えますように……」(コインを投げる)
      「見てください! みんな表を向いてるっす」
   真名「ならば、今後は安泰だな」
   美空「龍宮さん、あたしはこれで……へ!?」
鳴滝風香「お金落ちてた、儲かった!」(コインを拾って逃げる)
   美空「コラー! それは、あたしがもらったのに」(風香を追う)
   真名「待て、春日! 別に『やる』とは言っとらん」(美空を追う)

桜咲刹那「……汚れちゃった」

957 名前:マロン名無しさん:2009/03/29(日) 16:30:55 ID:???
>>956
日記に書いてくれ

958 名前:マロン名無しさん:2009/03/30(月) 01:18:42 ID:???
>>956
日記に書いてくれ

959 名前:マロン名無しさん:2009/03/30(月) 01:26:53 ID:???
そろそろ次スレかね

960 名前:マロン名無しさん:2009/03/30(月) 04:39:17 ID:???
>>980ぐらいでいいんじゃない。この速度なら

961 名前:マロン名無しさん:2009/03/30(月) 10:58:35 ID:???
>>956
日記(ry

962 名前:マロン名無しさん:2009/03/30(月) 22:17:57 ID:???
ザジーン

963 名前:マロン名無しさん:2009/03/31(火) 06:42:18 ID:???
ザジが登場したよ!

964 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 11:01:13 ID:???
コタ「俺ちづ姉ちゃん嫌いやで!」
千鶴「あらそうなの、私も小太郎くんなんか嫌いよ、大嫌い」

コタ「―――!」シュン…

千鶴「………」
コタ「………」グスンッ
千鶴「………ふふっ」ムギュッ
コタ「………な、泣いてなんか、あらへんからな…///」
千鶴「あらあら…困った嘘つきさんね…///」




夏美「はいはい、四月馬鹿四月馬鹿」ケッ
いいんちょ「夏美さん、最近キャラ変わってません?」

965 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 12:06:37 ID:???
>>961
まるで「真名ちゃんもっこり日記」
みたいだな……という意味ですね。

>>964
四月バカネタ……出ると思った!

966 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 12:28:52 ID:???
そういやネギまも三期が確定したな
まさかザジが25歳の話とは

967 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 16:19:00 ID:???
>>966
んなコタねぇ

968 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 16:28:38 ID:???
>>966
エイプリルフール乙。
ちょっと見てみたいけどねー

969 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 18:32:45 ID:???
10年後か
那波さんはあまり変わってないとして、刀子さんは40近くだな。結婚してんのかな
なぜか一番気になるのが、あのチビッ子姉妹。あのサイズのままなのかどうか

970 名前:マロン名無しさん:2009/04/01(水) 18:46:19 ID:???
某サークルが図書館島でザジちうのアニメを出すらしい。

971 名前:木乃香 50年は長すぎて:2009/04/02(木) 00:41:29 ID:???
木乃香 50年は長すぎて


1/2
木乃香 「雨、上がらへんなぁ・・・」
鉛色の雲は消えることなく、空を遙か彼方まで覆っていた
木乃香は最近よくエヴァのログハウスを回復呪文の修行のために利用していた
学校が終わると、占い研究会での活動を終えてからログハウスに顔を出す
そして現実時間で一時間ほど、別荘内で丸一日修行に励んでいるのだ

ログハウスに向かうときから確かに曇天模様ではあった
しかし雨までは降らないだろうと思っていた木乃香は傘を持って来なかったのだ
木乃香 「なあ、エヴァちゃん。傘、貸して貰えへん?」
長居するのも失礼だと考えた木乃香は、エヴァに傘を借りて買えることを考えエヴァにそれを問うてみた
しかしエヴァから返ってきた答えは木乃香の意に沿う答えではなかった

エヴァ 「断る」
木乃香 「この雨ん中、濡れて帰れいうんはちょっと非道うない?」
エヴァ 「傘が無くて帰れないというなら・・・帰らなければいいだろう」
木乃香 「・・・え?」

木乃香はエヴァの言葉の真意を読み取るのに少しの時間を要した
そう、エヴァは暗に泊まっていけと言っているのだ
木乃香 「でも・・・」
エヴァ 「今夜は茶々丸は葉加瀬のラボ、ゼロはオコジョと夜通し何処かで呑むそうだ」
木乃香 「それって・・・今夜は二人だけって事なん?」
エヴァ 「そんなこと皆まで言わせるな。ぼーやには電話で連絡しておけば問題ないだろう」

972 名前:木乃香 50年は長すぎて:2009/04/02(木) 00:43:00 ID:???
2/2
二人だけの夜は次第に更けてゆく
今の二人には窓の外を眺める余裕はなかった
雨はすでに上がり、あれほど空を覆っていた雲は綺麗に何処かへと消え去って、星が煌めいていた
木乃香を縛るものはもう無いのに、それを二人は気にすることは無い

ゆったりとしたソファーに座る二人。肩が触れるくらいに近づいて・・・そして触れあって
その世界は誰にも壊すことは出来なくなっていた

そして二人の時は50年が過ぎようとしていた


一位 エヴァ社長 2兆6000億円
二位 ももたろ社長 4000億円
三位 あかおに社長 ー2億円
四位 このさん社長 ー55億円

エヴァ 「くっくっくっ、私の圧勝のようだな。さて、確か一億円につき1円のレートだったな」
木乃香 「う、うそやん・・・ウチ、せっちゃんとか明日菜とかに負けたことないんに」
エヴァ 「そんなのは接待プレイにアホ相手だろ?その程度では本物には食い物にされるのが落ちだな」
木乃香 「あうう・・・い、今は持ち合わせがないんよ。あ、後でもええかな?」
エヴァ 「貴様・・・親を呼べ。あるいは刹那でも良い。金を持ってこさせるんだ」
木乃香 「あ〜ん、鬼!悪魔!」
エヴァ 「くっくっくっ、負け犬が何を言っても気持ちよく聞こえるものだな。やはりなるべきは勝者だな」
木乃香 「ちゃ、茶々丸さんに夜更かししたいうて言いつけたる〜」
エヴァ 「き、貴様汚いぞ!茶々丸がいたら徹夜ゲーをやらせてくれないから良い機会だと思って誘ってやったのに!」
木乃香 「お金なんて無いもんは無いんよ!鬼畜〜!外道〜!」
エヴァ 「そうか。では鷲巣という男を知っているか?かつて金の代わりに血を賭けさせた男でな、ちょうど私も吸血鬼だから・・・」

長く生きることもあれば・・・賭け事は程々に



973 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 10:00:43 ID:???
>>965
神ネタとカスネタを一緒にしないでくれるか

974 名前:別席はただの荒しでござる:2009/04/02(木) 12:24:43 ID:???
>>972
似たような事やった事ある俺はどうすればwww

975 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 12:53:26 ID:???
誰か次スレお願い

976 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 14:51:28 ID:???
つまり2万6千円か…

977 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 15:44:23 ID:???
次スレ立てました


【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?30
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1238654547/l50

978 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 15:49:58 ID:???
>>971-972
五十年といっても……
桃鉄の中の五十年だったのね(^^)

>>974
ついに荒らし認定されちゃったよ……。
去年の夏、僕がネギま!の二次創作を
始めたころは、愛読者から何の文句も
つけられなかったのに……ここへきて
にわかにたたかれ始めた印象(T_T)

979 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 17:15:33 ID:???
荒らし認定に不満があるなら新避難所に書きなさい

980 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 18:02:14 ID:???
にわかがにわかに叩かれたとかほざくこんな世の中じゃ

981 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 18:15:55 ID:???
>>979
まともに意見して聞いてるなら、こんな様にゃならんでしょ
無視が上策だろうさ

982 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 18:31:13 ID:???
>>976
このかの−もあるから2万6055円だな

983 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 19:18:07 ID:???
>>981
空気読めないみたいだから、一度自分の状況を知らしめた方がいいかと
避難所なら多少荒れても問題無いし

984 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 20:01:20 ID:???
>>983
だからさ、そもそもそれが理解できる知能のあるお脳かって

正直、避難所すらもったいない
原作すら読まないやつのお遊戯場じゃないよ

985 名前:マロン名無しさん:2009/04/02(木) 21:28:40 ID:???
あまいらひでえなwwwww反論のしようがない事実だがw

986 名前:マロン名無しさん:2009/04/03(金) 08:35:15 ID:???
とゆうかこんだけ言われてんのに何故未だに原作読まないのかが不思議でしょうがない

987 名前:マロン名無しさん:2009/04/03(金) 18:51:21 ID:???
>>986
まだ終わってないからだよ。
あんなもん、完結した後に
文庫本でゆっくり読んだらいい。

988 名前:マロン名無しさん:2009/04/03(金) 23:17:26 ID:???
neoも終わってねぇだろ

989 名前:マロン名無しさん:2009/04/03(金) 23:51:45 ID:???
>>987
じゃ投下も完結後にしろやカス
つか完結前に死ねば?

990 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 01:41:02 ID:???
少なくとも完結まで2年は掛かるだろうに、これから2年間叩かれ続けるとはなんというドM

991 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 02:43:20 ID:???
仮にもその作品の系統スレで「あんなもん」呼ばわりか

992 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 04:57:20 ID:???
いいじゃないか、
これで別席の脳腐りがまともに相手する値打ちがあるかどうか、はっきりしたろ?

この期に及んで話聞いてやっただけで、過ぎる譲歩と思うし
もう、いやだよ、こんな馬鹿相手にするの

993 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 07:13:21 ID:???
ここまで擁護レス無し

994 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 08:40:18 ID:???
>>987
終わって無いから読まない理由がわからない。


995 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 10:30:23 ID:???
別に原作読んでなくてもキャラが掴めてるのなら文句は無いけどな。もしくは面白いか。
でも全然掴めてない上につまんねえから、原作読んで【勉強】しやがれってみんな言ってるの。
他のSS書きは当たり前のように勉強したり研究してるぞ。只でさえキャラが多くて口調とか判り辛い作品だからな。
別席の趣味嗜好なんざ関係ねえ。完結してから一気読みしたいとか、そういう事じゃねえんだよボケが。
で、別席のとった行動が、原作を【そんなもの】呼ばわりして原作ファンまで敵に回した訳だ。

もうここの住人には別席を敵視している奴しかいねえよ。完全に手遅れだ。別席の存在自体がスレ汚しなんだよ!
分かったら二度と来るな。誰にも不快感を与えないように自分のメモ帳に書いてろカスが。

996 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 12:33:54 ID:???
一応、議論場に書いてきたよ
だから、できれば別席叩きは次スレに持ち込まないようにな

せっかくの新スレをこんな、馬鹿以下を叩いてで汚したくない

997 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 13:53:12 ID:???
1000なら刀子さん結婚

998 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 18:59:22 ID:???
殺伐としたスレに救世主が!!

    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  クーフェイマン!
      |__|
       | |


    ⌒●_●⌒
      フ |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       / 銚子
    """"""""""""""


       ⌒●__●⌒
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
         銚子
    """""""""""""""""

999 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 19:00:56 ID:???
  !二二 7'「l「l
      // !」!」 /⌒ヽ          「l「l/7
 _,. -//- ⊂ニゝニニ}ニニニニニニ⊃!」!」'
´::::::: 〈/::::::::::::::::.丶  ノ          〈/
:... ::::::ハ.:::〃/..../´ ヾ    イ
::::::......i.::...,','.:i:::::ハ:::i::ヽヽ  ,// / ,ィ
::::,:::::::!:::::|!::::!:::::!::!::l:::::i,:::i / // ///
:〃:::::|::::::|!:::|:::::|::|i:::!:::::ト.:!' 〃 // .//
:!!:::: ::l::::::|!:::!!:::i|::l|: i::::,' リ ´ /' /彡1イ
||! -く|::::::||::| !::||::!!i::|:/         />
||',⌒ィ!:::::|L|!ヽ!|リ 从!       ∠<
||ト、ゞ.|::::::!"""""  ゝ       三二>
|レ! ー!:::::|    ,ィ`i 、          二ニ='
ヾ   |:::::ト _ ィ:::::! ヾ  i      二 =
  \. |!::::!   |:::::|  !ヽ ト   丶‐-= '´
  〃iヾ:::::ト、 ri!:::,'   `!‖トミミ``
、///ト 丶::! _」」レ'_   ヘ!
//イ | ! i」ヾ! iマンゴ+ヽ

1000 名前:マロン名無しさん:2009/04/04(土) 19:03:55 ID:???
      
       ((ヽ|・∀・|ノ アル?取れた?
         |__| ))
          | |
         銚子              〜〜⌒●__●⌒
    """""""""""""""""

1001 名前:1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


全部 最新50
DAT2HTML 0.35ep Converted.