実践編Ⅰ【配置とタイミング】




コメントアートは闇雲に貼りまくっていい代物ではありません。
これまで見てきたとおり視聴者のPC環境によって大きく見え方が変わってきますし、
動画の内容によっても全く別の印象を与えてしまうデリケートなものです。

また、、コメントアートをは投稿する際に大切なこととして
「空気を読む」といった表現が使われる事があります。
しかしこれ、具体的にはどういった事を表しているのでしょうか・・・?

実践編では、コメントアートの制作技術を取得した上で
いざどのような事に気をつけて投稿をすればいいのか、といった解説を行っていきたい思います。


※基礎編・知識編・制作編の内容を理解している事を前提として解説をさせていただきます。
 分からない事項がございましたら、該当項目をご参照ください。



◎目次




①「動画の空気」を読もう


まず、コメントアート投稿の大前提は

「その動画に何かしら関係したコメントアートを投稿する」という事。
動画に全く関係のないものを貼るのは問題外です。

まず、コメントアートを投稿したい、と思った動画があったら、
その動画について「知る」事から始めてみましょう。


動画を最後まで視聴する。

 → ネタなのかガチなのか。
    起承転結はあるか、一番の盛り上がりはどこにあるか。

   黒背景動画であっても、BGMをちゃんと聞いてみましょう
   メドレー動画ならば曲順等を調べてみると良いかもしれません。


動画説明文を見る。

 → 作者がどこに一番力を入れて動画を作ったかわかるかもしれません。


(状況により)背景知識を検索などして調べる。

 → 自分の知らないネタが動画内に仕込まれているかもしれません。


(状況により)元ネタの動画があったら視聴してみる。

 → 作者が元ネタからどのようなアレンジを加えたかがわかれば、
    コメントアート制作の参考になるかもしれません。


動画がどういったものなのかをしっかりと把握することが
良いコメントアートを作る近道です。



②「動画との関連付け」を考える。


動画の内容とコメントアートの内容を関連付ける
より視聴者に受け入れられやすいコメントアートとなります。

例えば、
「花」という歌詞の内容に合わせて「花の装飾コメントアート」を投稿する。
動画の雰囲気に合わせて歌詞コメントのフォントを決める。
メドレーの各パートに関係したキャラクターのコメントアートを作る。

他にもたくさんあります。
まずは、楽曲の内容に合わせて投稿する方法がやりやすいでしょう。



③コメントアート配置の注意点


投稿するコメントアートが決まったら、
次に動画内での表示位置の検討に入ります。

コメントアートの配置は動画の内容や場面により変わりますので
一概に理想の配置を示すことはできませんが、
特に気をつけるべき事項は以下の二つです。


動画内の視聴対象に被らせないこと。

 → キャラクターの顔、歌詞字幕など、視聴者の視線が集中する箇所は極力避けること。

キャラクターの顔と動画上の歌詞を避けて配置。


投稿時点だけで判断をしないこと。

  →3秒後、コメントが消滅した時の場面も考慮に入れること。

コメントアート表示時間約3秒の間に場面転換しても
キャラクターに被らないような配置にする。


場面によって状況は変わりますが、基本的に動画上の視聴対象に被せて投稿し、
動画よりコメントアートの方が目立ってしまうと
あまり好ましくない反応が返ってくる可能性が高まります。

「主役は動画」「コメントアートは動画を引き立たせる脇役」
といったスタンスで制作することを忘れないようにしましょう。

ちなみに、一般的には動画内の対象物が少なくなればなるほど、コメントアートの自由度は高まります。
例えば「黒背景動画」「WVP背景動画」は動画そのものに視聴すべき対象物が存在しないため
画面全体を使って自由に表現することが出来ます。


このような動画では逆に、インパクトのあるコメントアートで視聴者を楽しませるとよいでしょう。




④投稿タイミングの工夫


コメントアートの配置が決まったら次は投稿タイミングを決めます。

投稿タイミングは大きく分けて、
動画内の動きに合わせる方法音に合わせる方法があります。


動画内の動きに合わせる方法

キャラクターなどの動きに合わせて投稿する → 「トレースCA」

画面の切り替わりに合わせて投稿する

などの方法があります。


一方、音に合わせる方法

曲の拍子に合わせて投稿する(表拍子・裏拍子に合わせた投稿)

歌詞の音節に合わせて投稿する

などの方法があります。

特に、こういった音に合わせてコメントアートを
投稿する手法を「音はめ」と呼びます。


動画内のタイミングに合わせてコメントを投稿する時は、
コメント表示の際の処理上のラグを考慮して、
若干早めのタイミングで投稿するのが理想です。
テスト動画で試して感覚を得るとよいでしょう。








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最終更新:2012年03月22日 22:16
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