期待値

期待値:ある試行を行った場合に期待できる値

サイコロを2回ふって出た目の合計の期待値を考える、

2回目の出目





1 2 3 4 5 6
1 2 3 4 5 6 7
2 3 4 5 6 7 8
3 4 5 6 7 8 9
4 5 6 7 8 9 10
5 6 7 8 9 10 11
6 7 8 9 10 11 12

出目の合計とその確率をまとめると、

合計値 確率
2 1/36
3 2/36
4 3/36
5 4/36
6 5/36
7 6/36
8 5/36
9 4/36
10 3/36
11 2/36
12 1/36

期待値=2x2が出る確率+3x3が出る確率+・・・12x12が出る確率
少し数学的に書くと∑xP(x)


上の場合、
期待値=2・1/36+3・2/36+・・・12・1/36
=7

ロール効果の期待値を考えるには、

ロール効果の期待値=1の効果x1になる確率+2の効果x2になる確率+・・・


この期待値がロールの効率を計る最高の指標となる

10からダブルアップ?

条件によっては10からダブルアップもあり
たとえば、今合計10で効果が+10だとする、11なら+90の効果が得られるなら
期待値=XIの効果xXIになる確率+バスト効果xバスト確率
=90x1/6+0x5/6
=15
これは10の効果の+10より高いから、たとえ10でもダブルアップが確率的に最善の選択となる。
つまり、重要なことは、

効果的な振り方を考えるには、ロールの効果による。
ラッキーナンバー(とアンラッキーナンバー)だけでは、最良の振り方は決まらない
ロールごとの効果によっては、同じラッキーナンバーでも最良の振り方が変わる
最終更新:2007年08月03日 09:54