「詰みの周辺(下)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

詰みの周辺(下)」(2011/01/06 (木) 22:26:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

戻って▲5一香成とした局面。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=1.png) 後手玉は詰めろであることが判明したので、この局面は先手玉を詰ませるしかない。 ここで△8六桂が先手玉を即詰みに討ち取る妙手。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=2.png) 先手には▲8八玉、▲同金、▲同歩の応手があるのでこれらを順に見ていくことにする。 まずは▲8八玉から。これには△7九銀が継続手になる。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=3.png) ▲9七玉は△8八角▲8六玉△8五金までの並べ詰みなので▲同玉とするしかないが、 △6九金▲8八玉△7九角で詰む。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=4.png) 手数は短く簡単な詰みだが、ぱっと見分かりにくくうっかりしやすい筋。 続いて△8六桂を▲同金とする変化。今度は6七が薄くなったので△5六角が有効打。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=5.png) ▲8八玉と逃げるのは△7九銀から△8九角成の筋で並べ詰み。 よって▲6七合とするしかないが、何を合駒しても△6八馬が好手。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=6.png) ▲同玉は△6七歩成で簡単に詰むので▲8八玉とするが、 △7八金▲9八玉△9七銀▲同玉△7九馬▲9八玉△8八馬でこれも易しい詰み。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=7.png) 残るは▲同歩だが、今度は△6九銀が継続手。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=8.png) ▲8七玉は△7六角▲9七玉△8七金▲同金△同角成▲同玉△7八銀打▲7七玉△7六金▲8八玉△8七金、 ▲8八玉は△7八金▲同金△同銀成▲同玉△6九角▲7七玉△7六金▲8八玉△8七金▲7九玉△7八角成、 ▲7九玉は△7八銀打▲同金△同銀成▲同玉△6九角▲7七玉△7六金▲8八玉△8七角成▲7九玉△7八金と、 いずれも清算~物量攻撃でやはり詰んでしまう。 #ref(http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=9.png) なお、△8六桂は△6九銀を入れてからの手順前後でも同様の順で成立するようだ。 結局先手玉は思いの外難解ながらも詰めろだったようだ。 こんなの30秒で読めるかっちゅーねん。 30分でも読めるかどうか分からんわ。。。 [[一連の棋譜ファイル>http://www37.atwiki.jp/daisei-shogi?cmd=upload&act=open&pageid=257&file=tsumi.kif]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: