ギリシャ神話で、メドン(Medon)という名称は何通りかある。
1. メドン…オデュッセウスの屋敷でペネロペに忠実だった近習。
2. メドン…小アイアスの異母兄弟、オイレウスの息子、ロクリスの王。トロイア戦争においては、ピロクテテスが蛇に噛まれてレムノス島に置きざりにされた時、彼の軍勢を引き継いだ。アイネイアスに殺された。
3. メドン…コドロスの息子。アテナイの初代のアルコン(高級執政官)だった。
2. メドン…小アイアスの異母兄弟、オイレウスの息子、ロクリスの王。トロイア戦争においては、ピロクテテスが蛇に噛まれてレムノス島に置きざりにされた時、彼の軍勢を引き継いだ。アイネイアスに殺された。
3. メドン…コドロスの息子。アテナイの初代のアルコン(高級執政官)だった。
解説
- 別名はメドーン。
- 求婚者によるテレマコス殺害の計画を、ペネロペに知らせる(第4歌)。
- オデュッセウスが求婚者を誅殺した時、彼は高椅子の下へもぐりこみ、牛の皮をかぶって隠れていたが、テレマコスの懇願により命を救われる(第22歌)。