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この譜面はAspire Beatmapping Contest 2016にて、 Monstrata によって作成されたものです。
これを初めて見た時はあらゆるマッピング技術に衝撃を受けました!!
今回は「これはどうやるの?」といった方法を書いていこうと思います。(コンテストの結果は こちら )
文字の背景が淡紫色になってる所はマウスを乗せると説明が出てきます。


はじめに

ここでは「どういう風にサークルを配置したら良いかな?」とか「マッピングにはフローというのがあるみたいなんだけど・・・」といったことは書きません。
スライダー速度の変更とかそういうものを書いていこうと思ってます。
そしてここで紹介するものはランクド譜面を目指す人には約に立たないものばかりです。
「こういうのがあるんだ」というおおらかな気持ちを持って見て頂ければ嬉しいです。

まず譜面を作るにあたって

まずAspire譜面を作るにあたって覚える技術が2点あります。
それはOSUファイル赤点です!
OSUファイルは難易度からサークルの配置・位置まで、その譜面の全てのオブジェクトを記述しているデータになります。
OSUファイルにはバージョンがあるみたいで現在のバージョンはosu file format v14です。(平成28年11月27日時点)
赤点はエディット画面でスライダーを選択してカーブを作る時、灰色のちょぼを2回押すと赤点が作れます。
これら2つについて、今から書いていこうと思います。

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OSU File Format v14

OSUファイルはosu!譜面フォルダの中の(ファイル名).osuをメモ帳へD&Dすることで開くことができます。
今回、MonstrataのTransformのOSUファイルを例としてwikiに追加しました。( ここ
Firefoxブラウザをお使いの皆さんはマルチパネルアドインを使うと見やすいので是非!

[General] 譜面の一般設定

その譜面のサークルサイズやプレビューの位置等を設定することができます。
項目 説明 設定値等
AudioFilename フォルダ内のMP3ファイルを指定します。
AudioLeadIn 曲が始まる前(0:00より前)に空き時間を追加します。 整数の値でミリ秒(例:10秒の場合は1000
PreviewTime 曲選択時に流れるサビの位置を指定します。 オフセット
Countdown 曲の頭にカウントダウンを指定します。 0でオフ、1、2、3でオンになります。
SampleSet 譜面全体のヒットサウンドを指定します。 Normal、Drum、Softのどれか
StackLeniency サークルのスタックのずれを指定します。 0.1、0.2・・・1.0まで
Mode 譜面のゲームモードを指定します。 0はosu!Standard、1はosu!Taiko、2はCatch The Beat、3はosu!Mania
LetterboxInBreaks レターボックスが休憩中に表示されるかを指定します。(チャット画面のこと?) 0、1
WidescreenStoryboard (この項目はよくわかりません;) 0、1

一つの譜面に複数のMP3を指定する方法
Generalで説明したAudioFilenameの設定を変更すれば1つの譜面に複数のMP3を指定できます。
当然ですがあまりたくさん指定すると譜面ダウンロードに時間がかかるようになります。
  • 1. エディット画面で新しい難易度を{作成します。
  • 2. 譜面フォルダの中に新しいOSUファイルが作成されるのでそれをメモ帳で開きます。
  • 3. 譜面フォルダには追加したいMP3ファイルを入れておきます。
  • 4. OSUファイルの中のAudioFilename:の所に追加したMP3ファイル名を入力すれば完了です。
※MP3ファイル名には日本語や全角英数字は使用できません。
※MP3ファイル名の先頭に01という数字を入れないようにして下さい。(詳しくは こちら

[Editor] マッピング設定

サークル間の間隔やブックマークの位置等を設定することができます。
項目 説明 設定値等
Bookmarks ブックマークの位置を指定します。 オフセットで複数ある場合はカンマ(,)で区切る
DistanceSpacing サークル間の間隔を指定します。 実数(1.2や1.55等)
BestDivisor ビートスナップ間隔を指定します。 整数(1、2、4、8、16)
GridSize グリッドサイズを指定します。 整数(4、8、16、32)
TimelineZoom エディット画面上のタイムラインの倍率を指定します。 整数

[Metadata] 曲と譜面に関する設定

譜面のタグや譜面作成者等を設定することができます。
項目 説明 設定値等
Title 曲名を指定します。 半角英数字等
TitleUnicode 曲名を指定します。(日本語) 日本語、全角等
Artist アーティスト名を指定します。 半角英数字等
ArtistUnicode アーティスト名を指定します。 日本語、全角等
Creator 譜面作成者を指定します。 半角英数字等
Version 譜面の難易度を指定します。 半角英数字等
Source 原曲を指定します。 日本語、全角等
Tags タグを指定します。 日本語、全角等。複数ある場合は半角スペースで区切る
BeatmapID osu!にアップロードした時に付与される番号。 自動で付与。アップロードなしの場合は0
BeatmapSetID BeatmapIDとほとんど同義?よくわかりません; 自動で付与。アップロードなしの場合は-1

[Difficult] 譜面の各要素の難易度に関する設定

譜面のサークルサイズやドレイン等、各要素の難易度を設定することができます。
項目 説明 設定値等
HPDrainRate HPの減り具合を指定します。 実数(1.2や1.55等)
CircleSize サークルの大きさを指定します。 実数(1.2や1.55等)
OverallDifficulty サークルの判定を指定します。高ければ高い程、判定が厳しくなります。 実数(1.2や1.55等)
ApproachRate サークルの表示に要する時間を指定します。 実数(1.2や1.55等)
SliderMultiplier スライダー速度を指定します。デフォルトは1.4です。 実数(1.2や1.5等)
SliderTickRate スライダーの丸ちょぼの数を指定します。デフォルトは1です。 実数(1.2や1.5等)

[Events] 譜面のストーリーボード(SB)に関する設定


[TimingPoints] 譜面のタイミングポイントに関する設定

     まずはTiming Pointから    
タイミングポイントはヒットサウンドやBPM等を設定することができます。
タイミングポイント1つにつき1行で、各種設定をカンマ(,)で区切ります。

オフセット, BPM, メトロノーム, ヒットサウンドの種類, カスタムヒットサウンドの設定, ヒットサウンドの音量, Inherited Point, Kiaiタイム
オフセット タイミングポイントを置く位置を指定します。 オフセット
BPM 譜面のBPMを設定します。 実数
メトロノーム エディット画面のタイミング画面で鳴るメトロノームの拍数を設定します。 整数
ヒットサウンドの種類 ヒットサウンドを指定します。 0はAuto、1はNormal、2はSoft、3はDrum
カスタムヒットサウンドの設定 用意したヒットサウンドを設定します。 整数
ヒットサウンドの音量 ヒットサウンドの音量を設定します。 整数(0~100)
Inherit Point タイミングポイントを継承するかを指定します。 1でInheritポイントになります。
Kiaiタイム Kiaiタイムを指定します。 1でKiaiタイム開始、0でKiaiタイムなし

     次にInherit Point     
Inheritポイント(継承されたポイント)はタイミングポイントとは違って、譜面全体のスライダー速度や
ヒットサウンドの音量へ影響を与えないように、その場面場面でヒットサウンドの音量等を変更することができます。
基本的に設定できる項目はタイミングポイントと同じですが、BPMの所は負の値、Inherit Pointの所は1となります。
このInheritポイントを活用することで、譜面全体のBPMを変更することなく、スライダー速度を変更することができます。
ちなみに紫字の「Inherit Point」の所の写真で、緑色で囲んだ所にチェックを入れるとInheritポイントになります。
タイミングポイントの例
 0,536.193029490617,5,2,0,100,1,0
Inheritポイントの例
 71756,-50,4,1,0,5,0,0

スライダー速度変更の下限・上限
通常、エディット画面ではスライダー速度は0.50x~2.00xでしか設定できません。
しかし、OSUファイルをメモ帳で開き、Inheritポイントの負の値の所を変更すれば0.01x~10.00xまで設定できるようになります。
  • 1. メモ帳でOSUファイルを開き、Inheritポイントの負の値を変更します。(値については こちら を参照)
  • 2. メモ帳を上書きします。(Ctrlキー + Sキー
  • 3. エディット画面でテストプレイを開始し、すぐにEscキーで終了させます。
  • 4. タイミング画面を開き、確認して設定できていれば完了です。

[Colours] 譜面のサークルの色設定

譜面のサークルの色を8つまで設定することができます。
値は0~255のR、G、Bの値となります。( カラーチャートはこちら

[HitObjects] サークルの各種設定

譜面のサークル1個毎の各種設定ができます。
     サークル     
X座標, Y座標, オフセット, タイプ, ヒットサウンド, サンプルセット:追加サンプルセット:不明:不明
X座標 X座標上のどの位置に配置するか指定します。 0~512だが512~も設定可能。
Y座標 Y座標上のどの位置に配置するか指定します。 0~384だが384~も設定可能。
オフセット どの時間に配置するか指定します。 オフセット
タイプ そのサークルのタイプを指定します。 1はコンボ(2以降)を設定、5は新しいコンボを設定します。
ヒットサウンド そのサークルのヒットサウンドを指定します。 0はなし、2はWhistle、4はFinish、8はClap
サンプルセット サンプルセットを指定します。 0はAuto、1はNormal、2はSoft、3はDrum
追加サンプルセット サンプルセットと一緒に同時に鳴らすヒットサウンドを追加します。 0はAuto、1はNormal、2はSoft、3はDrum
不明 後の2つが分かりません…。 初期値は0:0

     スライダー     
|>|>|X座標, Y座標, オフセット, タイプ, ヒットサウンド, スライダータイプ|白点のX座標:白点のY座標|…|リピート回数, スライダーの長さ|

     スピナー     
最終更新:2017年08月12日 04:01