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ギャン

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ギャン


YMS-15 GYAN
数機のみ製造された試作型モビルスーツ。近接戦闘に特化した装備が特徴。

初期ステータス

チューンpt 33207 スラスター出力 40/60
HP 1800/3100 スラスター速度 42/63
実弾防御 8/24 レーダー性能 15/30
ビーム防御 8/24 バランサー 55/70
機動性 22/44 旋回速度 25/50

制限事項 -
SPAタイプ 必殺格闘

兵装ステータス

威力・耐久 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主 ニードルミサイル 21/23/24 10/60 - 1/80 1/88 120-139/-144
副 ハイドボンブ 863/928/960 10/70 - 1/60 1/88 3-4/-6
格 ビームサーベル 606/787/810 30/76 - - - -
シールド 1230/1830/3000 - - - - -

機体特徴

イフリート改を10回使用で入手可能。近接用格闘MS。

格闘性能は高いが、射撃性能は微妙に偏っている。
射撃戦には向かず敵との肉薄で本領を発揮できる局地型格闘用MS。
戦艦空母撃沈ミッションでは火力不足で苦労する。
嫌でも格闘をしなければならないのでパイロットの格闘レベルは上がりやすい。

射撃

●主 ニードルミサイル (単発MAX=24)
単発の威力はバルカン並に低いとはいえ、範囲と弾数がかなり多いので被弾数が多いと高ダメージ。
1プッシュ3発なのはキュベRと一緒だが更におしっぱなしで連射可能と弾幕を張りやすい。
しかし、あくまで牽制用の武器なのでコアファイターなどの飛行ユニットを倒すのには難儀する。
また上空に飛んでる戦艦や空母を落すには明らかに火力不足を感じる。
短時間で撃沈するにはスラスタージャンプして艦の甲板に飛び乗りサーベルでブサブサ刺すしかない。
但し、デフォルトのスラスター出力が低いので、空母に飛び乗るのも困難が予想される。
チャージ射撃ではダウンが奪えるため、格闘狙いだとかなり有用である。

●副 ハイドボンブ (単発MAX=960)
威力は高いが、射出速度が遅く当てるのが難しい。接近戦での使用が基本。
複合して誘爆すればSPA並みの破壊力を発揮する。

ちなみにポンプの弾道はサザビーの拡散メガ粒子砲に似て、遠くで撃つと円が広がり、
近くで撃つと収束する特徴がある。
弾速は遅いが誘導性能はなかなかのもの。戦艦やIF持ちのMAには無類の破壊力を誇る。

この機体は盾が壊れても見た目的には変化しない。
射撃武装と盾が一体なので外す訳にはいかなかったのだろう。
盾が壊れたら3連バルカンを使い始めるグフカスタムとは対照的である。
ちなみに「連邦VSジオン」では普通に盾が壊れ、本当に何も出来なくなるというリアル仕様。

まぁ「連邦VSジオン」には防御動作がないので盾を壊そうとしてもなかなか壊せるものでもないが。

格闘

●格 ビームサーベル (MAX=810)
格闘はさすがギャンといったところ、実際に爽快感を味わってください。
サーベルは薙ぎ払いではなく、フェンシングのような突貫系で回数も多い。
格闘チャージは地上空中ともに基準性能、ただギャンの最後の連続突きからチャージにつなげやすく◎
因みに格闘継続時間が長いので適当にハイドボンブを放っておけば格闘中に当たって大ダメージ!!!
ハイドボンブを撃った後は、撃った方向と逆方向に回りこんでから格闘をするのがベストか?
地上エリアでダッシュ中にシールドボタンを押すと、そこでピタリと止まる。
覚えておくと色々なところからスムーズに格闘できる。…気がする。

ちなみに盾が射撃武器で、サーベル出しっぱなので持替えによるタイムラグが最小クラス。

SPA

SPAは突きの連打。方向修正は効かずターゲットを外すと一人空しい舞踊りをする。
手数は多いが、全段当てなければいけないのでそこは注意。
かなり接近していないと当てられないので、格闘コンボの途中から出すのが無難か。
地上演習のザク相手に全段当てれば体力ゲージの6割を持っていける。

出自

TV「機動戦士ガンダム」 ツィマッド社製造MS。マ・クベ大佐(以下、マ)専用MS

オデッサ戦の敗北後、キシリアの元に逃げ帰っていたマがそのキシリアの信用を取り戻す為にテキサスコロニーにてガンダム相手に駆った機体。
本放送当時はスーパーロボット物にありがちだった「敵組織の大幹部専用ロボ」という扱いで登場した為、完全にマ専用機という設定だったのだが、現在では「マからツィマッド社への具体的なオファーに従って設計されたが、結局次期主力量産機コンペティションにてゲルググに敗れた為試作機(YMS-15)をマが譲り受けてカスタマイズした機体」という後付設定が加えられた為、厳密には最初からマの為に造られた訳では無い。という扱いになっている。
どちらにせよギャンとは言わば、マによるマの為(だけ)の対ガンダム決闘MS。つまりマの野心を具現化した機体なのである。少年相手に大人気ない男ではある。最も白い悪魔の搭乗者が16歳のメカヲタ少年だと知ってたらの話だが…。

ギャンが装備する蓮の花の種のようなシールド埋設機雷は、リアルロボット系としては誘爆の恐れがあり、古今問わずお子様たちの物笑いになったとか…。しかし、その後の登場MSに、シールドの裏とはいえ、盾にミサイルを仕込んでる機体(ガルバルディβ、ハンマ・ハンマ、νガンダムサザビー)が多く登場しておりギャンの先見性は高いとも言えるかもしれないが、本機のおかげと思える明確な根拠はない。

劇場版では(テキサスでの戦闘がカットされた為)存在そのものが無かったことにされている不遇の機体だが、無かったことにされた為、搭乗者であるマも生きている。はず。
だが、(公式では無いものの)『C.D.A. 若き彗星の肖像』では、ア・バオア・クーを脱出する際にギャンごと砲撃を受けて結局死亡している。

TV版ではオデッサに於ける一連のマの無能さや、テキサスでのアムロを怒らせるだけに終わった端から見れば小細工を積み重ねただけの微妙な戦術によって、二流以下の軍人が乗った変な盾を持つMSいう印象しか持たれていないが、
近年、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に於いてマともどもまさかの大化けを果たし、壺だけでは無く地球文化そのものに対して深い造詣を持ち合わせ、冷酷な知性の中に勇壮さと責任感も備えた、作品中屈指の有能かつ峻厳な名将として描かれているマと共に
「マ・クベの名はギャンと共に記憶されるべき」という新たな名台詞を生み出した強力な白兵戦用MSとして人気が急上昇中である。

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