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ブラウ・ブロ

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ブラウ・ブロ


MAN-03 BRAW-BRO
初のニュータイプ専用モビルアーマー。有線ビーム砲によるオールレンジ攻撃が可能。

初期ステータス

チューンpt 37701 スラスター出力 65/97
HP 5400/8100 スラスター速度 65/97
実弾防御 22/36 レーダー性能 76/90
ビーム防御 23/36 バランサー 20/32
機動性 27/56 旋回速度 10/20

制限事項 宇宙・NT専用
SPAタイプ メガビームカノン一斉発射

兵装ステータス

威力・耐久 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主 メガビームカノン 172/189/192 12/80 - 1/85 1/80 10-18-20
副 サイコミュ - - - - 1/70 -
格 体当たり 596/698/1000 11/32 - - - -


機体特徴

ジオンルート「ニュータイプの脅威」クリアで入手可能。サイコミュ搭載兵器の始祖。

自機として使う印象はあまり残らないが、敵として対峙するとタフさにウンザリする機体。
無駄に早い体当たりダッシュがうざい。また有線武器へロックされやすく本体への切替が面倒。
近接攻撃を仕掛けようにもブースト速度が高いので、間合いを詰めても簡単に離脱されてしまう。
0079連邦の機体なら、ある程度機体全般のチューンをしていなければ苦戦は必至。
ブラウ・ブロ基本攻略は距離を保ちチャージビームによるスナイプ戦法が有効。
あるいはブースト近接を仕掛けて必殺格闘SPAを持つ機体で大ダメージを狙うしかない。
必殺格闘はノイエ・ジールガンダム試作3号機にも有効な手段。

ビグ・ザム以上の大型MAなのにアプサラスⅡ同様、Iフィールドが搭載されていない。
またオールレンジ攻撃をすると本体の固定武装がなくなってしまう致命的な欠点がある。

武装

●主 メガビームカノン (MAX768=192*4)
単発威力はMAX192と高くはないが、四本発射なので全部当たればそこそこの威力を発揮する。
飛行型なので正面に見据えての射撃はしにくい。

●副 サイコミュ
主武装のメガビームカノンの先端を有線移動として四方へ展開するだけの操作ボタン。
副兵装自体に攻撃的要素はない。実際上、飛ばさない方が命中精度ははるかに高い。
なお、このメガビームを有線操作したら本体の武装はなくなってしまう。
予測射撃こそできないもののジオングの倍の四本あるので威力は弱いが当てやすい。
エルメスのビットやジオングのサイコミュと同じく破壊されるとリロード待ちとなる。

レーダー性能はデフォルトでも十分に高いので遠距離迎撃型MAとして割り切り、敵が寄ったら高いスラスター能力でダッシュ突破するのがよい戦術。飛行型は静止できない欠点があり、常に飛行しながらオールレンジ攻撃を駆使しなければならず操作は難しい。ある意味、この機体を使いこなせれば他の飛行型MAも上手に使いこなすことはできるだろう。

格闘

●体当たり (MAX=1000)
威力は4桁だが、コンボのつながる一般MSにトータルで及ばない。とどめか強行突破に使おう。

SPA

メガビーム一斉発射
自機で発動してもあまり実感は感じないが、敵が発動し喰らった時はかなり手痛い。
サイコミュを四方に展開し、広領域からメガビームを自機に向けて射出するので、
超射撃の軌道線上をかわすのと同じ要領で横にずれて避けることが極めて難しい。
図に表すとこんな感じである......

                
          ◇    
     凸         凸


      \        /
 凸                 凸


  \               /
          n       
       ヽ(凸)ノ      
         [Y] 
        < く
       ウワァァァァン! 


「喰らったら、終了するまで浴び続けろ」と言わんばかりの持続攻撃。
脱出できなければ破壊も免れない。

出自

TV「機動戦士ガンダム」の「ニュータイプ シャリア・ブル」に登場するジオン軍初のサイコミュ搭載機
搭乗者はニュータイプのシャリア・ブル少佐。エルメスの前に登場する初のサイコミュ搭載MA。

ホワイトベース(WB)隊と交戦し、カイ・シデンの乗るガンキャノンをオールレンジ射撃で行動不能にするが、連邦軍のニュータイプ・アムロのガンダムと交戦の末、破壊される。この戦闘の後、ガンダムという機体が自分の反応速度にはついていけないことをアムロは上司に報告。MS研究博士のモスク・ハン氏により、ガンダムにMCコーティング技術が施される。WB独立部隊が始めて対戦する生粋のNT機で、アムロがいなかったらWBは轟沈していた可能性は高い。

TVにおけるブラウ・ブロのNTパイロット、シャリア・ブルは、木星の師団長を務めるなど経歴豊かな職歴もありながらも控えめな性格で、ギレン総大将からの信頼厚い人物であった。連邦の上層部とは異なり、ジオンの上層部はニュータイプという存在を非常に重要視しており、野心を持たないシャリアのような人材は、ギレンにとっては利用しがいのある人物であるのは言うまでもない。最も野心あるニュータイプほど恐ろしいものはなく、あくまで利用できる限りにおいては・・・との条件づきではあるが。
それとは対照的に、漫画「ガンダム・オリジン」におけるシャリア・ブルはニュータイプである自分自身に不自然なプライドを持つせせこましい人物像で描かれている。

同じく木星帰りのパプテマス・シロッコの場合、彼もずば抜けて卓越したニュータイプではだったが、利用するどころか逆に利用され、政権をも取られてしまうティターンズとは対照的である。最もティターンズの上層部は、えばるだけで能のない暴力大佐バスク・オム、腰巾着の無能ジャマイカン、悪党臭漂う人相の総大将ジャミドフなどなど、好感度の低い人物ばかりなので、美しいものを重んじるシロッコの眼には、彼らが「粛清すべきオールドタイプ」としか写らなかったのは想像に難くない。

2006年のOVA「イボルブ」においてはオリジナルデザインのブラウ・ブロが披露された。その異形さはまるでクトゥルー神話の暗黒の神々を彷彿とさせ、凄まじいオールレンジ攻撃を披露している。尚、イボルブの劇中ではアムロのガンダムと戦うシャリア・ブルをして「この機体が未完成とはいえ、オールレンジをここまでかわすとは!」とアムロの技量を賞賛している。この台詞よりブラウ・ブロという機体がジオングと同じく未完成であったことを物語る。

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