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ガンダム試作3号機

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ガンダム試作3号機


ガンダム開発計画による試作3号機。単体で要塞級の搭載兵器を持つ。
コードネームは「デンドロビウム」

初期ステータス

チューンpt スラスター出力 83/99
HP 8300/10000 スラスター速度 81/99
実弾防御 50/99 レーダー性能 80/90
ビーム防御 83/90 バランサー 30/48
機動性 52/71 旋回速度 10/22

制限事項 宇宙専用
SPAタイプ 一斉射撃・飛行移動

兵装ステータス

威力・耐久 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 メガビーム砲 2204/2351/2400 38/48 - 1/39 1/47 6-9-12
主2 大型収束ミサイル 1022/1175/1200 18/48 - 1/39 1/47 2-3-4
主3 マイクロミサイル 285/297/300 18/48 - 1/39 1/47 -
副 爆導索 1022/1175/1200 18/48 - 1/39 1/47 2-3-4
格 メガビームサーベル 1704/1959/2000 15/39 - - - -

機体特徴

連邦軍0083編をクリア後入手可能。

プレイヤーが操作するよりも、敵に使われる方が圧倒的に恐ろしいMA。
各々の武装の威力やスペック性能は明らかにケタ違いではある。
しかし、実際に使って見ると全兵装の使い勝手が想像以上に悪い。
Mミサイルや爆導索といった誘導兵器で狙いに気を配らず攻撃できるのはそこそこ強み。
初期スペックは高いのでHP・機動・旋回よりも武装を徹底チューンすると良い。
プレイヤーも何をやってるのかわからぬまま、敵部隊を倒してしまってることも多い。

メガビームサーベル格闘は強力無比。
特にチャージ格闘は凄まじい突進力で、敵をメガビーム砲で串刺しにもする。
体が無駄にデカイため複数の敵に当てつつ、体当たりで駆け抜けるような荒い使用も出来る。
機動性をMAXチューンすると飛行型なのであっという間に向こう壁に届いてしまう。
これでは攻撃どころではなくなってしまう。
機動性は無チューン状態にしてスラスター系を高めた方が扱いやすい。
宙域の対巨大MA戦においてはかなりの威力を発揮する。敵との相性を見極めよう。

尚、本作で唯一、ミサイル系統の攻撃を無効化する能力を持つ(ミサイルが被弾直前で自爆する)

射撃

●主1 メガビームキャノン (MAX=2400)
極太判定で威力も極大だが、なんと予測射撃が出来ない。
機動性の高い敵機に対しては、あまり効果は期待できない。
足が止まっている所に直撃させるか、カスった程度でしか当たる事がない。
チャージ撃ちに頼ろう。

●主2 大型収束ミサイル (MAX=1200*)
1本あたりの威力が非常に高いミサイルをワラワラとバラ撒くのだが、
フルチューンしても誘導性が悪いため、対艦・対MA以外では役に立たない。
弾速を上げると、遅さは改善されるが誘導が悪くなる。

●主3 マイクロミサイル (MAX=300***)
何がおこっているのかわからないくらい多数のミサイルを発射。
低空で発射すると発射された弾群が、全て地面に激突して無駄になっている。
また、親機が前方に一定距離を飛翔してから「上下に向かって」発射されるので、
ミサイルは上もしくは下から改めて誘導を開始するという効率の悪い飛び方をしている。
しかも敵に向かって発射すると、上下に発射される事が災いして、ますます当たらない。
なお、弾速はチューンしないのがオススメ。
コンテナからミサイルが出た直後は少しの間真っ直ぐ飛んでから誘導を開始するが、
弾速をチューンするとその時間が長くなり、なおのこと敵に当たりにくくなる。
幸い、無チューン状態でもそれなりの弾速はあるため使いやすい。

●副 爆導索 (MAX=1200)
比較的まともな武器。普通に敵を誘導してくれる(主兵装よりマシな程度ではあるが)、
威力も他の武器と遜色が無いどころか、多段ヒットしてくれる。
これも立派な主兵装だと思って多用していこう。
威力は当たり所がよければ巨大MAすらも一撃で倒すほど。
チューンすれば乱発できるので、非常に強力な武装といえる。

これらの欠点を踏まえた対処法は、こんな感じ。

Ⅰ)メガビーム砲
敵を真正面に捕らえる必要はないので、とにかく撃ちまくれ。

Ⅱ)大型収束ミサイル
対艦に限定。この用途に限れば強力。でもマイクロミサイルでも十分。

Ⅲ)マイクロミサイル
あさっての方向でいいから撃ちまくれ。出来るだけ上空で、出来るだけ上向きに。
敵に向かって発射するな。

Ⅳ)爆導索
とりあえず放出しておけ。当れば儲けもん。

格闘

●メガビームサーベル (MAX=2000)
ザクレロに近いほど強力な斬撃なので、射撃を無視しブーストで突っ込んで、
二刀流の宮本武蔵よろしく積極的に白兵戦を挑んだ方が戦果をあげるだろう。
サーベルの取り出しが遅いのが、リーチだけはかなり長い。
障害物越しにでも容赦なく叩っ斬れるので比較的使える。
チャージ格闘は原作にもあった突進→メガビーム砲の零距離射撃。
かなりの隙を晒してしまうが威力・命中率ともに高いため、相手が1体の時にはかなり役に立つ。

相棒に使ってもらうのもいいかもしれないが、このシリーズのAIは異常に接近したがるので近接戦闘スタイルの人にとっては大型機は非常に邪魔な存在。コンボの途中に普通に突っ込んできて両者ダウンさせた後、去って行くという非常にイライラする行動をとってくる。その妨害の熱心ぶりと言ったら「実はスパイなんじゃないのか?」と疑いたくなるほど。

総評

とにかく扱いにくい機体ではあるが、スペック上のポテンシャルはMAの中でも最上位。
使いこなせれば難関ミッションもクリアできるだろう。

実弾持ちには爆導索とメガビーム砲・マイクロミサイルで、それ以外はサーベルで倒していくのが楽。

急上昇や急降下も利用し、ヒットアンドアウェイを心がけよう。
相手のSPAにだけは要注意。避けることは可能だが他の機体に比べて事故りやすく、ファンネル系は避けることは不可能。確実にカウンターSPA・ハイパー化を使えるようにしておこう。

なお、ライバル機(?)のノイエ・ジールには相性が良いようで強い。
逃げ回ってマイクロミサイルと爆導索を連発し、SPAはこちらもSPAを発動すれば楽にしのげる。
敵に回すとノイエの方がプレッシャー高いと評判だけどね…。


出自

OVA 『機動戦士ガンダム0083 STERDUST MEMORY』及び同劇場版 『ジオンの残光』に登場する。
MSを核とした高機動小型巡洋艦のような外観の機体(0083年当時の連邦軍の機体コードにはMAという分類が存在しなかった)

ウエポンユニットである全長140mのアームドベース「オーキス」とそのコアユニットとなるガンダム試作3号機 RX-78GP03S「ステイメン」がドッキングし、巨大MS「デンドロビウム」となる。通常の防衛兵器(ソーラ・レイやソーラシステム等)とコンセプトが異なるのは、機動兵器であるMSの性能を活かしてやって来た敵を迎撃するのでは無く、自ら敵の方へ赴いて殲滅するという意味の「能動的拠点防衛」を主眼とした設計思想である点である。その構想に違わず劇中に於いても搭載された圧倒的な火力を以てデラーズ軍のMSや艦艇を多数撃破したが、同じく巨大MAであるノイエ・ジール相手には本ゲームのように優勢という訳にもいかず、Iフィールドジェネレーターを破壊された後は、かなりシビアな被弾攻撃を受けている。それはGP-03の攻撃可能範囲がほぼ前面レンジに集中する武装設計の為、多数のアポジモーターを全身に内臓し、三次元運動性に優れているノイエ・ジールの方が明らかに宇宙空間戦闘向きである理由も考えられる。その点において宇宙を住処とするスペースノイドの経験則に基づいた発想と、あくまで戦艦の巨砲の延長上で最強を夢想するフロイト思想に忠実な地球連邦寄り技術者との違いを物語っている。

また『0083』より少し前を描いたフルCG作品『GUNDAM EVOLE 4』では、アナハイム内で建造、テスト運用されていた「Pスペック」というもう少し小型のオーキスが登場する。こちらはステイメンと合体後、クローアームでゲルググ・Mを掴んで縦に横にと振り回した挙げ句、爆破というエゲツない攻撃を見せたりしている。尚、クロー上でMSを爆破してもクロー自体には損傷が見られないのでフレーム強度に関しても破格である一端を垣間見れる。

単体のMSとしては珍しい個々の兵器同士の合体を前提にした運用システム、大艦巨砲主義を貫いた漢の象徴メガビームカノン、ビーム兵器を弾くIフィールド、敵味方の混戦状態では絶対に使用できない凄まじい弾数の複数ミサイル、ヴァル・ヴァロにも引けを取らない巨大なクローアーム、ムサイ級戦艦の艦橋をぶった切る巨大なビームサーベル、小型宇宙艦艇並の推力を持つスラスター性能と、機体デザイン担当のカトキハジメが完全にやらかしやがったと当時評判?になったりしたが、最も話題を振りまいたのはこんなのが出た時であろう。

ステイメン単体の方も人気が高く、プラモデルマスターグレードでは本来の全天周囲モニター搭載モデル以外にもカトキデザインによるオリジナルのコア・ファイター仕様の機体が策定される等している。

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