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ザクⅡ改

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mazesekutadorifiru

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ザクⅡ改


MS-06FZ ZAKUⅡFZ
一年戦争末期に登場した最終生産型。実戦データを元に改修された機体。

初期ステータス

チューンpt 6390 スラスター出力 44/57
HP 1500/2900 スラスター速度 36/42
実弾防御 10/15 レーダー性能 15/22
ビーム防御 12/15 バランサー 30/33
機動性 18/30 旋回速度 20/40

制限事項 -
SPAタイプ 必殺格闘・ヒートホークぶん回し

兵装ステータス

威力・耐久 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 MMP-80マシンガン 61/65/82 5/19 - 1/30 1/35 90-108-135
主2 シュツルム・ファウスト 373/413/600 5/19 1-/2 1/30 1/35 2-3-/6
副 ダミーバルーン 832/955/1800 5/15 - - 1/35 1-/2
格 ヒートホーク 351/402/630 7/30 - - - -
シールド 630/930/3000 - - - - -

機体特徴

「戦場までは何マイル?」クリアで入手可能。みんな大好きバーニィの愛機

ザクⅡ「改」なのにシャアのザクⅡS型(CA)に若干劣ってるあたりが愛らしい。
ザクⅡ「改」なのにマゼラトップもバズーカもクラッカーもないのは終戦間際の物資難か...
フリッツヘルムのザクⅡ改(FH)はどちらかといえば射撃寄りなので好みで選ぼう。
格闘能力はフリッツより高いので劇中のようにインファイトに転じるべきかも。

基本性能はザクより一回り程度向上してるが限界値は低い。旋廻速度とHPくらいしかあまり伸びない。
子供の夢ぶち壊しの大威力サンタクロースは、ばら撒いても当たりに来る敵はいなのでほぼダミー用。

射撃

●主1 MMP-80マシンガン (MAX=82)
ザクマシンガン(MAX=75)を上回る火力。チャージはマルチロックオン。

●主2 シュツルム・ファウスト (MAX=600)
MAXチュ-ンで2発まで連射可能。誘導性は比較的優秀で中距離だと避けにくい。
注意点としては右手から撃つので左側に敵がいる場合は少し注意。
チャージすると6か7連射するのでなかなかの攻撃力である。

●副 サンタクロース・ダミーバルーン (MAX=1800)
欺瞞兵器だけではなく破壊力はMAX計算でシュツルムの3倍。誘爆すればかなりの威力。
敵のロックオンをはずすこともでき、攻撃範囲もすさまじいのでついつい狙いたくなるが硬直射出なので、使い場所を選ぶ武器。慣れればこれほど心強い武器もないが…

格闘

●格 ヒートホーク (MAX=630)
格闘攻撃は標準的な三回斬るタイプなのだが、一歩目の踏み込みが深いので距離甘めでも確実に一発目があたる。威力は標準ビームサーベルを上回るので格闘メインの機体のようだ。
空中チャージはその場で振り下ろすタイプなので使いにくい。しかし、ヒートホークのリーチはやはり短い。取り出しが早いので攻めやすいが…。ちなみにダッシュ攻撃はタックルであり、判定の出が早くすぐ敵がダウンするのでダウンさせるのにとどめるのがよい。

SPA

必殺格闘
ヒートホークを伸ばして斬りつけるもの。標準的な性能というのが正しいだろうか。
総評としてインファイト仕様でずらし撃ち武器がないザクⅡ。ザクとグフの中間あたりの格闘性能、避けにくいマシンガンにグレネードで近接の一歩目を作りバルーンおよび近接で仕留める…まさに原作どうりの機体となっている。

ザクⅡF型・ザクⅡ改・グフのスペック対比
H P 対実弾 対ビーム 機動性 スラ出力 スラ速度 レーダー バランサ 旋回性能
ザクⅡF型 1400/2900 6/15 5/15 12/24 25/37 20/30 10/20 12/19 17/34
ザクⅡS型(CA) 1400/2700 6/15 6/15 17/34 40/60 40/60 15/30 48/76 22/44
ザクⅡ改 1500/2900 10/15 12/15 18/30 44/57 36/42 15/22 30/33 20/40
グフ 1500/2900 9/21 8/21 15/30 32/48 33/49 16/32 20/32 24/50

性能は明らかにザクⅡ改が一回り向上している。対弾性能やスラスターは飛躍的に向上している。
シャアザクともほぼ拮抗している。ザクとは違うグフと比べても数多くの面で勝っている。
ランバ・ラルを乗せたら「グフとは違うザクなんだよ!グフとは違うザク!」と言うだろう。

出自

OVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」
ザクではあるが、0080の主役機。一年戦争終結間際らしく、ザクなのに一瞬見間違うほどスマートなボディーだけどやっぱりモノアイ、緑、マシンガンとザクの臭いバリバリの機体。

一年戦争末期の統合整備計画により生み出されたザクⅡの最終生産型。装甲の強化、ジェネレーター・スラスター推力の向上、アポジモーターの増設により運動性能は元機ザクⅡより向上している反面、稼働時間は低下している。短時間ならホバー移動も可能。バーニィがサイクロプス隊に入る前に初陣で搭乗していた機体で、サイド6内部での戦闘により損傷し、公園に不時着して機体を放棄。以後、武装は回収されたものの、機体はそのまま放置されることとなる。

ルビコン作戦が失敗に終わった後、バーニィとアル(小学生。0080の主人公)は放置されていたこの機体を、ジムコマンドの残骸から回収したパーツで修理。サイクロプス隊が僅かに残した武装(ヒートホークとハンドグレネード数発)と、トラップ(サンタクロースバルーン)を用意してアレックスと対決。血戦の末、ケンプファーですら敵わなかった(チョバムアーマーは破壊)NT専用ガンダム「アレックス」とほぼ相打ちの戦果を残した。なお本機は、映像作品として量産型ではないガンダムを破壊し行動不能にした唯一のザクである。

余談になるが、バーニィことバーナード・ワイズマンに「ザク好き」と言う設定は無い。その設定はスーパーロボット大戦において創られたもので、本シリーズで言うシャアの「キック好き」に近い。しかし、もはやバーニィの「ザク好き」は一般化しているとさえ言え、スーパーロボット大戦と関係ない場所でもネタにされている。

余談だがHGUC1/144でキット化(定価:1260円)されている。

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