合成ポケモンは犯罪なのか?

合成ポケモンが犯罪であるか否かということについては、最初期から議論されていた。
この問題について、「合成ポケモンは犯罪なのか?」というページでは、以下のように述べている。

株式会社ポケモンに問い合わせたところ、
「合成ポケモン自体は個人のホームページで使用してもかまわないが、それで商品を作る・有料素材にする等の行為は駄目で、
合成ポケモンを趣味で使用するとは構わない。」
と仰っていました。

そして、
ここの合成ポケモンは、任天堂・ゲームフリーク・株式会社ポケモンとは一切関係ありません」と記載しておけば良いらしいです。

では、合成ポケモンは悪くないのか

合成ポケモン事態、法律にも引っかからないしそこまで悪い行為ではないです。
ですが、純粋にポケモンが好きな方々にとっては少し見苦しい行動だと思われます。

まあ、合成ポケモンをやっている方としても自分がやっていることを批判されたら少しは腹立たしいかもしれませんが。

まあ人それぞれですもんね。
だから合成ポケモンを取り扱ってるサイトも批判するサイトも個人の勝手ですが、
著作権に問題のあるサイト
として取り扱うのはやめて下さい。
著作権の「名」を語った知ったかぶった行為です。

ゲーム画面にでてくるドット絵の素材は配布してもいいのか?
任天堂のゲームは、「個人で使用ならともかく、配布はやめて下さい」と言ってましたが
㈱ポケモンは「個人で使用・素材はOKですが、有料で配布&商品にして売る」等の行為は著作権に引っかかるので駄目らしいです。

結論
合成・・・・・著作権には問題なし。
素材・・・・・個人で使用ならOK・配布は微妙

気をつけなくてはならないが、この情報はそもそも10年以上前の回答であり、現在では企業の見解が変わっている可能性が高い。
また、問い合わせた結果の回答文が掲載されているわけでもなく、本当に問いあわせたのか(捏造でないのか)という明確な根拠もないし、とても信頼のおける情報ではない。

なので、これを全面的に信用して「合成ポケモンは犯罪ではないのだ」と考えるべきではないだろう。




何年度に問いあわせたのかは不明だが、以下のような情報がある。

10/19
直接株式会社ポケモンに問い合わせました。
すると「ポケモンのドット絵も著作者に権利はあるので改変等は行ってはいけない」
とのことでした。
よって合成ポケモンの行為は法律的にはやってはいけません。
現在は黙認されている可能性が高いです。
いつ合成界がどうなるかなどは株式会社ポケモンに委ねられます。
もし合成ポケモンを作る場合は自己責任でそれを踏まえて行ってください。

結論
合成・・・・・著作権に問題あり。
素材・・・・・同様に問題あり。

「著作権的に問題がある」ということについて、より踏みこんだ質問をしたものが以下の文章である。
これも問いあわせた年度が不明だが、回答文の年度を見るに、2012年度に問いあわせたものだろう。

合成ポケモンは著作権法に関わるとのことだが、貴社は黙秘(原文ママ)を続けるつもりなのですか
黙秘をしないというのならばいつ行動するのか、何をキッカケとして行動するつもりなのですか
行動を行うとすれば、事前の告知や警告等は行われるのですか

上記の質問文に対する回答が、以下の通りである。


12/30 メール全文
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「結局、合成ポケモンは犯罪なのか? 犯罪でないのか?」
という疑問がわくかもしれないが、厳密にいえば「犯罪」である。
どういう理由で犯罪にあたるかというと、著作権侵害、特に複製権・翻案権の侵害にあたる。

ただ、著作権侵害は親告罪にあたるので、著作権を所有する人間からの告訴がない限り、刑事責任を問われることはない(著作権侵害が非親告罪化した場合は、この限りではないが)。

なので、現状では厳密には犯罪であるものの、ファン活動という名目で黙認された状態が続いているといえるだろう。

なお、合成ポケモンは「二次創作物」にあたると考えられるが、二次創作物であっても、著作権は作成した本人にある。
なので、「二次創作物で犯罪なのだから」という理由で無断転載をしてよいわけではない(引用については問題ないが)。


※著作物をそのまま流用するのと違い、合成ポケモンの作成には一定の創造性・独創性が認められるので複製権の侵害には該当しないのではないか、という意見もある。
ただ、一から絵を描いている同人誌などと違い、合成ポケモンはゲームのドット絵を流用していることがあるので、複製権を全く侵害していないかというと微妙である。

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最終更新:2013年12月02日 16:32