書初めとは、江戸以降に広まった正月の風習であり通常、1月2日に毛筆で書や絵を描くことである。
どんと焼きにて書いたものを燃やすと、字が上達すると言われている。
書初め用の紙は
八切(半切1/4 17.5cm×67.5cm)というサイズの用紙のものを用いて行うことが多く、
その領域に4文字~5文字程度を書く場合が一般的となっている。
また、書初めは習字を行うことが多いが、基本的にその形は決まっておらず、
臨書、創作といったやり方でも良い。
新年を迎えた自分の気持ちを筆、墨、硯、八切(紙)に表し、
新年に対する活力をもたらす作用があるのではないだろうか。
最終更新:2010年12月30日 01:15