DPI広告

インターネットでどんなサイトを閲覧したかがすべて記録される個人情報も筒抜けに。

初めて訪れたサイトなのに「あなたにはこんな商品がおすすめ」と宣伝される――。
ネット接続業者(プロバイダー)側で、情報を丸ごと読み取る技術を広告に使う手法だ。
他人に知られたくない持病やコンプレックス、性癖、秘密などが特定される恐れがある。
メールの盗み読みもでき、憲法が保障する「通信の秘密」の侵害にもつながりかねません。
こうした点から、米国と英国では業者による利用が問題化し、いずれも実用化されず。
DPIは現在、一部のネット利用者がファイル交換ソフトの監視に使われている。
総務省もこの監視目的での利用は認めてきたが、業者側から新たに広告利用を要望され、
昨年4月に作った識者による研究会の中に作業部会を設けて検討してきた。

利用者視点を踏まえたICT サービスに係る諸問題に関する研究会
http://www.soumu.go.jp/main_content/000067552.pdf

-Q&A

Q:なんだこれ?

A:ネットの閲覧履歴を収集し、広告を表示するというサービスです。
プロバイダーが個人情報を元に広告を出すので通信の秘密を侵害される恐れがあります。

Q:エロサイトみたとか分かるの?

A:エロサイト見る→履歴収集→エロ関連広告→家族とかに見られる

Q:悪用しなければいいんじゃない?

A:DPI業者の中身が政治団体になる可能性もあります。思想統制に使われるでしょう。

Q:履歴程度見られても構わない。

A:個人名、住所、思想内容、ネットを使ってすることは全て丸裸になります。

Q:検閲されるの?

A:メールの盗み読みも技術的には可能です。

Q:回避方法は?

A:導入するプロバイダーから乗り換えるのが一番いいでしょう。


プロバイダー別DPI導入回答(情報随時受け付け中回答全文お願いします)

(危険は赤)安全は青)(不明は黒)

(ビッグローブ)=(規約変更)(PDFより)
  • 抜粋
(5)当社または当社の提携先等第三者の商品、サービス等または広告
     、宣伝その他の情報の内容を会員等ごとにカスタマイズする等こ
     れらを向上させるため、BIGLOBE ID等、氏名、メール
     アドレス、Webサイトの閲覧履歴、電子メールへの反応状況、
     性別、生年月日、趣味・嗜好その他の属性に係わる情報、通信履
     歴、料金等情報、および当社が提供するサービスの利用に係わる
     情報等を個別に告知を行うことなく取得するとともに、これらを
     会員等の個人情報その他当社が知り得た情報等と関連付けて利用
     すること
 2 会員は、当社が、知り得た会員等の個人情報のうち次の第1号から第
   11号の各号に定めるものを、それぞれ各号に定めるその利用(第三
   者への提供を含みます。)の目的(以下、利用目的といいます。)の
   達成に必要な範囲内でこれを保存し利用することに同意します。


抗議先

総務省へのご意見(メッセージ送信画面)
https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
手紙
〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館

関連ニュースソース

「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策
http://www.asahi.com/business/update/0529/TKY201005290356.html
ネット情報すべて解析する技術 利用者から「使用やめろ」の大合唱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100605-00000003-jct-sci
最終更新:2010年06月15日 23:29
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