シナリオ班用、1記述(共通設定なので、基本的に1の同意無しに動かせません。暇を見て追加していきます)。
前提
神武天皇(上天君)によって寂零が倒される古の時代(正確に時期を特定しない、理由は初代上天君の項目参照)から、
寂零の封印期間を挟み、そこからの「大正時代、関東大震災前相当」が本編の開始時期となる。
ジャンルは架空戦記。
歴史的には基本、現代が辿った大正と同じであるものの、 完璧な形での開国が成されなかったこと、
実際に「神」という存在が現実のものとして在りそれらが国の最高機関を組織している、
その2点が現実世界と明確に異なる。
【作中用語】
▽龍脈
【設定】
日本という地の底に流れる、霊的な力の流れ。
エネルギーの河とも言え、樹も水も動物も、生命は地から湧き出るこの流れを汲むことでその力を活することが出来る。
龍脈の恵みは(運用の際には相応の理論的な構築術が必要なれど)基本、その地を流れる気の量に比例する。
其の地を流れる「龍脈の気」が非常に豊かな帝都や京都といった大都市は、この龍脈の力を呪術的な建設技術を以って有効に活用、運用し、多量の霊的エネルギーを都市に採りいれることで陣や結界を敷設、その防備を万全なものとしている。
日本土着の神である国津神は、古来よりこの日本の血とも言える龍脈と深い結びつきを持っておりその扱いにもよく長けている。
他方、余所からやって来た外来の神である天津神は、この龍脈の扱いについてあまり精通してはおらず、持て余しているようである。
現在は、龍脈との結びつきが強い国津神の多くが信仰を失い弱体化、更に龍脈の楔として、国津大神が一柱、炬詠寂零が封印として龍脈に打ち込まれているため、龍脈の流れ自体がある程度抑制されてしまっている。
【兵装】
▽地還乱世
使い手:西宮辰巳 / SLG:
【設定】
古代の日本において繰り広げられた天津と国津の大戦の際、劣勢に追い込まれた国津の神々が、天津神に抗ずるために造り出した神滅の剣。
反りが殆どなく、鍔も目貫もない簡素の造り。一尺五寸ほどの長さで刀というより小太刀に近い。
この剣さえあれば古代大戦での戦局も覆せたであろう筈だったが、結局、大戦は剣の真価を発揮する間もなく終結してしまったため、地還乱世は一度も使用されることなく天津神によって封じられる事となってしまう。
古代大戦から数千年、国津大神炬詠寂零に協力するシムハ・メアリによってこの剣は天津神の手から奪還され、紆余曲折経て土蜘蛛の青年、主人公西宮辰巳の手に渡ることとなる。
地還乱世は、国津の神剣ゆえ国津の系譜に連なるもの(人間)にしか扱う事は出来ない。
人間のみに限定されるのは、この剣が神の存在を支える「信仰」によって錬剣された為。(←この部分は暫定です)
人間以外が振るったとして、例え国津の神であろうとその真価が発揮される事はない。
使手には極めて強力な呪力、恩恵を授ける。
地還乱世の力さえあれば、ただの人間に過ぎない辰巳でも人智を超えた超常の存在である神と対等以上に渡り合う事が出来る。
【個別設定】
>咲耶ルート
地還乱世には、天津神によって滅ぼされた国津神の力や魂が封じられていた。その中にはアラハバキ神(辰巳の過去の姿)の魂の半身もあった。
▽七支刀
使い手:スサノヲノミコト /
【設定】
スサノヲの持つ神宝。元来は祭儀用の礼剣だが、本作ではれっきとした戦闘用の武器。
詳しい設定は未だ。
▽三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣)
使い手:阿摩羅上天君 /
【設定】
阿摩羅上天君の持つ、3種の神宝。譲位の際、冠とともに上天君へ譲り渡される。
上天君は転生を行うので、実質、3種の神器は神武~阿摩羅まで受け継がれる、彼女固有の武器である。
詳しい設定は未だ。
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最終更新:2010年09月16日 21:15