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- ここでのネットワーク設定の説明は、ルーターを使用したネット接続、LinuxのPCをLANケーブルで結線しているオーソドックスな構成をベースとしている。
- モバイル回線でのネット接続、ルーターとPCの間を無線接続のような環境には当てはまらないかもしれない。
- 環境ごとの細かな設定は各自で調べて設定してほしい。
- 簡単にまとめると、もっとも設定が容易になるのはUPnP、DHCP、LinuxのFWなしの組合せ
- ただし環境によっては通信不安定だったり、セキュリティ上の問題が発生する場合も考えられるため、各自の環境における最適な組合せは、各自で調べてほしい
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1.ルーターのポート開放
- ルーターにKai通信を許可するUDPのポート開放設定が必要で、選択肢としては下記の3パターンあるので、いずれかを選択する。
- 使用しているルーターの取扱説明書またはオンラインマニュアルを見ながら、ポート開放する。
- ポート開放がよくわからない場合、こちらのサイト(ポート開放方法) を参照すると良いだろう。
1.1. UPnP ( Port=0/udp )
- ルーターのUPnPサービスを有効にする必要がある
- 下記の固定ポート設定が不要になるので、オススメ
1.2. Port=30000/udp
- 固定ポートを使用するパターン。30000は初期値であり必ずしも30000でなくとも良い、未使用の番号なら何番でも良い
- Kai 7.4.18の推奨設定でもある
1.3. Port=34525/udp, DeepPort=34523/udp
- Portに加えてDeepPortも併用するパターン。分かりづらい番号はKai 7.0.0.7の初期設定値
- Port=30000/udp, DeepPort=0/udp設定で通信が安定しない場合に試すと良い
2.LinuxのIPアドレス設定
- 2パターンのいずれかを選択する
- 設定方法はルーターやディストリビューションによって変わるので、ここでは説明しない。オンラインマニュアルを調べてほしい
2.1. DHCP
- ルーターのDHCPサービスをを使用して、IPアドレスを自動で割り当てる
- ルーターのDHCPサービスを有効にする必要がある
- DHCPを選択するとき、ルーター設定のポート開放はUPnPに限定される
2.2. Static
- ルーターのDHCP割り当て範囲外になるIPアドレスを手動で設定する
- ルーターのポート設定の3パターンをすべて試すことができるので、オススメ
- なお、ルーターによっては範囲設定に制限のある機種も存在するため、設定可能なIPアドレスは環境ごとに各自で調べること
3.Linuxのファイアウォール設定
- 2パターンのいずれかを選択する
- 設定方法はディストリビューションやファイアウォールの種類によって変わるので、ここでは説明しない。オンラインマニュアルを調べてほしい
3.1.ファイアウォール無効(停止)
- ファイアウォールを使用していないなら、設定することは何もない
3.2.ファイアウォール有効(実行)
- ファイアウォールを使用中の場合、Kai通信を許可するルールを追加する
- 許可するルールとして、34522/tcpは必須。これはKaiエンジンプロセスのUIポート用。
- ルーターのポート開放で選択したパターンに応じて許可するルールが変化する
- UPnPを選択している場合、1900/udpを許可する
- 固定ポートを使用するパターンの場合、30000/udpを許可する
- DeepPortを併用するパターンの場合、34525/udp, 34523/udpを許可する
- iptables設定例
以上でネットワーク設定は終わり。
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最終更新:2010年08月12日 05:14