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XLink Kai for Linux(x86) 7.4.18のインストールのまとめ
Linux版kaiengineはダウンロードして展開するだけの簡素なものです。
インストーラやreadmeなどもぜんぜん付いていません。
使い方は自由なのですが、この例では次の方針で説明しています。
- 日本語チャットを文字化けさせずに読み書きできるようにする
- kaiengine(アプリ)とKai設定ファイル(データ)は別々のディレクトリに分ける
これは一例に過ぎません。使用環境にあわせて調整してください。
こういう使い方はどう??というのがあったら、コメントにどうぞ。
1. Kai設定ファイル用ディレクトリの作成
HOMEディレクトリに.XLinkKaiディレクトリを作成します。
このディレクトリ以下にパスワード等が記録されるkaiUserConfig.txtファイルを置くことにします
$ mkdir ~/.XLinkKai
2. ja_JP.SJISロケールの追加
日本語チャットできるように、ja_JP.SJISロケールを追加します。
ロケール追加の方法がディストリビューション毎に異なる場合があるため、別ページにしました。
3. kaiengineのインストール
Linux版kaiengineには、Windows版やMacOSX版のようなインストーラ(readmeすらありません)は付いていません。
XLink Kai 7.4 for Linux (x86) をダウンロードして展開するだけです
$ cd ~/Downloads
$ wget http://www.teamxlink.co.uk/binary/kaiEngine-7.4.18-linux-x86.tgz
- 圧縮ファイルを展開して、実行ファイルをPATHの通っているディレクトリ( たとえば /usr/local/bin/ )にコピーしましょう
$ tar zxvf kaiEngine-7.4.18-linux-x86.tgz
$ sudo cp kaiEngine-7.4.18/kaiengine /usr/local/bin/
4. wxGTKライブラリの追加
kaiengineを動作させるのに、wxGTKライブラリが必要です。
追加の方法がディストリビューション毎にだいぶ異なります。これも別ページにしました。
5. kaiengine起動スクリプトの作成
スクリプトの内容がディストリビューション毎に異なるので、別ページにまとめました。
6. WebUIカスタムスキンの追加
WebUIに便利機能を追加するツールをインストールします。
インストールの方法は2通りあります、お好きな方法ででどうぞ。
6.1. /skinコマンドによる追加
- Kai起動してからチャット入力欄で "/skin jp_custom" ( " の引用符は付けない )と入力して[Enter]します
6.2. 手動での追加
- jp_customスキンファイルをダウンロードします
$ cd ~/Downloads
$ wget http://www.xlink-jp.net/software/WebUI-skin.zip
- 圧縮ファイルを展開して、jp_custom.zipファイルを~/XLinkKaiディレクトリにコピーします
$ unzip WebUI-skin.zip
$ sudo cp ./WebUI-skin/jp_custom.zip ~/XLinkKai
- KaiConfig画面において、jp_customを設定します
以上で、kaiインストールは終わり。
コメント
- jp_customスキンの/skinコマンドによる追加方法を加筆、全体を少し修正 -- kar (2011-05-21 11:10:34)
最終更新:2011年05月21日 11:10