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- openSUSEでの設定例まとめ
- i586(32-bit版)とx86_64(64-bit版)でおそらく共通です
- このページ内容の対象バージョン
- openSUSE 11.3 i586(32-bit版)で確認しました
- openSUSE 11.4 i586(32-bit版)およびx86_64(64-bit版)で確認しました
- バージョンが異なる場合、嘘の情報になってしまう可能性があります
1.sudo設定
- wheelグループにLinuxアカウントを追加する。すでに登録済みの場合は不要
> su -
# usermod -G wheel アカウント名
# exit
- Linuxアカウントでsudoを許可するよう設定しておく
> su -
# visudo
%wheel ALL=(ALL) ALL ← この行の先頭の#を削って、有効化する
...
# exit
2.ネットワーク設定
2.1. openSUSEのIPアドレス固定化
- static IPを選択して、IPアドレスを固定する。
- YaST/ネットワークデバイス/ネットワークの設定、一覧から [eth0] を選択、固定IPアドレスを設定
2.2. openSUSEのファイアウォール設定
- openSUSEは初期状態でファイアウォールが有効
- ファイアウォールを停止するか
- Kai通信を許可する設定を行う。設定内容を整理中
3.パッケージの更新および追加
openSUSE 11.4の場合、ソフトウェアリポジトリを設定する必要あり
- YaST/ソフトウェア/ソフトウェアリポジトリ、[削除] を選び、ローカルのCD-ROMを削除
- YaST/ソフトウェア/ソフトウェアリポジトリ、[追加] を選び、コミュニティリポジトリを追加
- 次の4つぐらいを選んでおけば、XLinkKai用としては十分
リポジトリ名称 |
リポジトリURL |
メインリポジトリ(非オープンソース) |
http://download.opensuse.org/distribution/11.4/repo/non-oss/ |
メインリポジトリ(オープンソース) |
http://download.opensuse.org/distribution/11.4/repo/oss/ |
メインリポジトリ(Contrib) |
http://download.opensuse.org/repositories/openSUSE:/11.4/Contrib/standard/ |
メインアップデートリポジトリ |
http://download.opensuse.org/update/11.4/ |
3.1. openSUSEのパッケージ更新
- パッケージを更新してOSを最新状態にする。
- パッケージ更新後、OS再起動が必要な場合、openSUSEを再起動しておく
> sudo zypper update
3.2. openSUSEのパッケージ追加
> sudo zypper install wireless-tools
> sudo zypper install wget
> sudo zypper install unzip
- ビルドに必要なパッケージを追加。追加は任意だがチップベンダーが公開するドライバをビルドしたり、カーネルソースに含まれるドライバをリビルドするのに必要
> sudo zypper install make gcc
> sudo zypper install kernel-source
4.その他
- ダウンロードファイル用の保存ディレクトリを作成する
> mkdir ~/Downloads
以上でopenSUSEでの準備は終わり。
コメント
- 11.4での内容を追加 -- kar (2011-04-23 10:03:39)
- 誤記を修正、fedora => openSUSE -- kar (2011-05-26 20:05:02)
最終更新:2011年05月26日 20:05