新今西進化論、センチメンタル紀行

我ら進化生物学の学徒に強烈な印象を遺した水幡氏も、ついにその活動からフェイドアウトして約1年(2014年10月に本ページを作成した時点において)。

新今西進化論の墓前に捧げるため、彼が見てきた風景をここに紹介する。


地下鉄八事駅近くの中京大学キャンパス。この大学で経済学部教授を努めていた河宮氏の着想が、新今西進化論の骨子を形成したものと思われる。やがてそれは、水幡正蔵氏に託され、本サイトに記録される一連の騒動を引き起こした。


この写真では閑散とした印象を与えてしまうが、この駅周辺には(青色LEDのノーベル賞で全国的にも有名になった)名城大学八事キャンパスもあり、普段は学生も多く、賑わいのある街である。


この大学の建物は結構お金がかかっていそうに見える。ちなみに名古屋では、地下鉄で通学できるキャンパスを持つ大学は、昨今の学生不足の状況下でも健闘しており、偏差値も比較的高い状態を保っているようである。その反対に、バブル期にキャンパスを郊外に移してしまった大学は、かなり苦しい状況に陥っていると伝え聞く。


名古屋市公会堂。2002年6月15日、この場所で河宮氏と水幡氏らにより「今西進化論復活祭」が開催された。彼らの妄想の中では、この場所が回天の中心となるはずだった。

ちなみに名古屋は、河宮氏の他にも武田邦彦氏・河田昌東氏・高野雅夫氏といった、彼ら本来の専門分野から遠く離れたところで、ツッコミどころ満載の言説を一般向けに吹聴する輩が目立つ土地である。ここに挙げた全員が、名古屋大学において教員経験を有しているのは単なる偶然だろうか。


名古屋市公会堂は、鶴舞公園という大きな公園の片隅に位置している。ここは春は桜の名所、また最近はコスプレ撮影会のメッカとしても知られている。


名古屋市公会堂近くのラーメン屋「ゆきちゃんラーメン」にて注文した台湾ラーメン。台湾ラーメンは、名古屋のB級グルメとして知られており、市内の多くの中華料理屋でメニューに載せられている。2006年11月の水幡氏の書き込みにおいて、一週間の工場労働の後に口にした「激辛・ニンニクまるけのラーメン」とは、これを指すものと思われる。なかなか美味しいラーメンであるが(辛い物とニンニク好きであれば)、食事直後から翌々日にかけて体臭が大変きつくなるので、気軽に注文してはいけない。


水幡氏がライブ活動を繰り広げた飲食店の入るビル。中京地方一の繁華街である栄地区の西外れに位置する。


同じビルには性風俗店も入居しており、そちらの看板の方が圧倒的に目立っている。水幡氏がメイティングサクセスを獲得するべく、絶望的な努力を行っていた同じ場所と時間において、多くの男達が繁殖成功には決して結びつかない射精を繰り返していた事実は、何やら因果めいてないだろうか?

ちなみに、その性風俗店の名前は「セオリー」である。そう"Theory"である。実は、その店の看板の上端に貼るつもりで、"Neo Imanishi"と印字したテプラシールを持参していたのだが、やはり私はそこまでの勇気を持っていなかった。


金山総合駅南口の広場。この広場にて2013年8月30日に行ったパフォーマンスが、記録に遺る「脱原発・9条世界標準化の会」なる水幡氏のフォロワー団体の最期の活動である。ともあれ、彼にはこのようなプチカルトを組織する能力はあったのである。しかし、その能力は、ついに有効に使われることは無かった。

ちなみに金山総合駅は、JR・名古屋鉄道・地下鉄の駅が乗り入れ、また中部国際空港へのエアポート鉄道も停車する一大ターミナルである。周辺は飲食店も多く、賑わっており、名古屋の下町の雰囲気を堪能できる。余計なことだが、名古屋を独り旅するならば、昼食は喫茶店のランチメニュー、晩酌は立ち飲み屋がお勧めである。しばしばハズレに当たる名古屋の飲食店であるが、上記の形態の店にハズレは少ない気がするので。


 

 

人生最大の屈辱とは、高い評価を得られると期待して何かを一生懸命やり、それを得られないという結果に終わることである。
The greatest humiliation in life, is to work hard on something from which you expect great appreciation, and then fail to get it.
Ed Howe (U.S. journalist, 1853-1937)

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最終更新:2014年10月15日 23:49
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