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評論・深遠の暁 第3巻

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評論・ザルクセスの神秘の書
第3巻

マンカー・キャモラン 著

チム

 塔は天の覆いのすべてに触れている、兄弟修練者よ、そしてその頂に至るまでに、人はあるべき姿に変われる。さらに、かつての自分自身になり、しかもなお、その道を辿る他のすべての者たちと、後から歩いてくる者たちのために、変化することができる。これがヌマンティアの第3の鍵であり、死を定められた人間がいかにして創造者となり、創造者が人間に戻ったかに関する秘密である。輪の骨は肉体を必要としており、しかもそれは人類にとっての家宝である。

 誓いを破る者たちよ、警戒するがいい。裏切り者たちはニミックの道を辿り、冗漫な神の駆ける犬となるのだから。ドラゴンの血は優美な迷宮において6千年間、隠れた即位を続けている。その迷宮は闘技場であり、すなわち誓約の場であることを、彼らはまだ否定している。神の書に従い、この鍵を受け取り、覆いを奪う者を囲う神聖な殻を突き刺せ! 黄金の肌! SCARAB AE AURBEX!

 誓いを破る者たちに苦悩を! 黄金の肌については、ザルクセスの神秘の書にいわく「道を誤って進む惨めな者に欺かれてはいけない。その者たちは、他の惑星を知らないエイドラのせいで信仰を失ってしまったのだから」。そのため神デイゴンの言葉は我々に、それら不忠実な者たちを破壊するように指示している。「惨めな者たちの肉を食らい、あるいは血を搾り取り、最初は彼らにも神の道を歩ませようとしたささやかな意志を奪い取るがいい。彼らを遅れさせた脇腹に向けてそれを吐き出し、あるいは焦げつかせるのだ。彼らがムネモリであることを忘れずに」

 すべての新たな四肢は、知られざる者たちがその代価を支払っている。見るがいい、兄弟よ、ヒドラにこれ以上与えてはいけない。

 読者よ、君は影の聖歌隊の存在をすぐにも感じ取るだろう。君が今いる部屋は、瞳と声を大きくさせる場所だ。君がこれを読むのに用いているロウソクあるいは呪文の光は、先に私が述べた裏切り者にとっての出入り口となるだろう。彼らのことは冷笑すべきであり、恐れることはない。悪態をつき、その本性を叫んでやるがいい。星のマンカーである私は君を私の楽園へと連れていくためにやって来た。そこでは塔の裏切り者たちが、新たな革命とともに微笑む時が来るまで、割れたガラスにしがみついている。

 それがムネモリに対する君の防御だ。彼らは物音に青くなり、新たな覆いの発生によって大地が震える時にのみ輝く。彼らにはこう言ってやればいい。「行ってしまえ! GHARTOK AL MNEM! 神は訪れた! NUMI MORA! NUM DALAE MNEM!」

 神話の中を君が歩けば、それは君に力を明け渡すだろう。伝説というものは、手始めに求めるものでしかない。言いようのない真実。第4の鍵を探しながらそのことについて思案してみたまえ。

 アルカネイチャーに関して理解されている法則は、熱のように衰えていくだろう。「第1塔の命令:彼がこれ以上の危害を加えることのない、突然変異の範囲を描写せよ。彼はムンダスの神であり、似た者が子孫となって、神々しい火花から分裂する。我々は8人の太守の8倍である。唯一の出口は我々の手にあることを、パドメイの故郷に認めさせよう」

 チム。それを知る者は国を再建することができる。かつてジャングルにいた赤い王の故郷を目撃せよ。

 楽園に立ち入る者はすなわちその者自身の母親へと立ち入ることになる。AE ALMA
RUMA! あらゆる意味でオルビスは終わる。

 あらゆる終わりに際して、我々は暁をくまなく探す。たじろいで、私を養う路傍の孤児と一つになるがいい。私に従って来るなら、君を心から敬愛しよう。私の最初の娘はダゴナイトの道から逃げ出した。彼女の名はルーマで、私はパンなしで彼女を食べ、新たに作り、学んだ。私はその子を愛し、連れてやって来たクロウタドリが彼女の双子となった。

 兄弟よ、星明りは君の覆いだ。見るためにそれを身にまとい、その光を楽園に加えよ。



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