オブリビオン図書館

軽装鎧の修理

最終更新:

oblivionlibrary

- view
管理者のみ編集可
軽装鎧の修理

 軽装鎧には2種類がある。金属製か非金属製かである。鎖帷子、エルフ製、ミスリル、ガラスなどはすべて金属製軽装鎧の代表である。ガラスが金属として考えられることに驚くかもしれないが、それは見た目にだまされているのだ。ここで言う「ガラス」は家にある窓ガラスだけではない。緑がかった金属で強度が高く、同じく融点も高い。

 非金属のものは、毛皮製と皮製が挙げられる。これらを作るには、ハンマーよりも針箱の方が役に立つ。厚い生地を縫い合わせるには、先の鋭く尖った千枚通しが必要となる。穴には頻繁に別の布で継ぎ当てをする必要がある。ただ、経験に基づいていうならば、当て布をするぐらいならその鎧の寿命がきているということなので、新しく作り直したほうがよい。

 金属製の鎧でも、時には修繕の継ぎ当てをする必要が出てくる。通常は、ハンマーで壊れた部分と一緒に後ろから打ちつければ直る。エルフ製とミスリル製は熱を加えたほうが修繕しやすい。鎖帷子は低温状態で修繕した方がよい。

 一番特殊なのがガラスである。目に沿わずに叩いてしまうとその鎧を粉々に壊す危険性がある。できれば目に沿ってハンマーの当たりをそろえるのが望ましい。極端な場合、鎧を油で満たした桶に入れてみるといい。修理したい部分を金床に当て、その下に油をひくのがコツだ。ハンマーからの振動は油で吸収され、ガラスを割る可能性が減る。



タグ:

茶4 兵法・戦術
記事メニュー
目安箱バナー