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武具の手引き

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武具の手引き

 この小冊子は戦地におもむく帝都の将校を対象とした、ウォーハフト将軍の監修による武器についての解説書である。

 当然のことながら、兵士の武器はそのスキルに応じたものが望ましい。刀剣のスキルにはダガー、ショートソード、ロングソード、クレイモアが向いている。殴打のスキルなら片手斧、メイス、両手斧、戦槌が適しているだろう。新兵にとって斧や槌は扱いの難しい武器だと思われがちだが、振りかざすリズムや扱い方、力の入れ方などはどちらもまったく変わらない。弓は射手のスキルを持つ兵のみが装備すべきであろう。

 こうした武器のほとんどは盾と併用するのが一般的であるが、クレイモア、両手斧、戦槌は両手で扱うため盾は装備できない。重装の騎士やバーサーカーといった部隊の両脇をかためる兵士たちは両手武器を装備するのが望ましい。

 いつの時代であっても、武器は多彩な素材から作られてきた。しかも、それらの素材は重さも強度も値段もそれぞれ異なっている。こうした素材を強度と値段の低い順に羅列すると、鉄、鋼鉄、銀、ドワーフ、エルフ、碧水晶、黒檀、デイドラとなる。厳密に言えば、銀製武器は強度の点でやや鋼鉄に劣るという意見の鍛冶屋もいるようだが、たとえそうであっても、亡霊やレイスや特定のデイドラ系モンスターに対して銀がとりわけ有効であることは疑いようがない。

 弓は同種の芯材を薄く重ねて作られる。こうすることで張力が増し、弓を引いたときに大きな力が生まれるのである。矢、特に矢じりは使われる素材によってサイズや貫通力が大きく変わってくるため、武器全体の防具貫通力を決めるのは弓の質と矢の質両方だということになる。

 すべての神話や歌で魔力の武器についての言及がなされている。こうした道具の魔力は敵を攻撃したときに発揮され、ターゲットに痛みや苦しみを与えるのである。弓にかけられた魔法は射出時に矢に伝達されるが、あらかじめ矢に魔力が宿っているときはどちらの効力もターゲットに対して発揮される。

 魔力がこもった武器に宿っているマジカには限りがある。攻撃するたびにマジカが減っていき、やがて底をついてしまう。魂石という神秘のアイテムを使うことで魔力は回復する。この石に封じられた魂が強力であればあるほど、マジカの回復量も増大する。



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茶2 兵法・戦術
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