なごや【名古屋】
名古屋とは、基本的には名古屋市のことを指す言葉だが、その周辺の市町村を含めることもある。
また、一番狭い範囲では名古屋駅、一番広い範囲では東海地方全域を指すこともある、幅の広い言葉でもある。
それについては名古屋市と周辺自治体を含めた「名古屋圏」を指す言葉と理解しておけば問題はない。
かつては、表記も那古野・名護屋・那古屋が混用されていたようだが、1870年（明治3年）4月に「名古屋」が正式な表記と定められたそうだ。
用例
- 「次は名古屋、名古屋です」(列車のアナウンス。この場合は名古屋駅のこと)
- 「君ってどこの出身？」「名古屋です」(この場合は周辺の市町村を含めた言い方)
- 「そんなもん、名古屋に出んとあーせんわ」(そんなものは名古屋市内まで行かないとありませんよ)
- 「これ名古屋のおみやげ」「いつもすみません」（桜場コハル『みなみけ 第2巻』講談社,2005,P.157）
関連リンク
関連文献
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『愛知県地名大辞典』角川書店(1989)P.966
最終更新：2008年08月22日 02:19
