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エウマイオス

エウマイオス(Eumaeus)はオデュッセウスに仕える豚飼であり、また友人である。オデュッセイアでは、エウマイオスはイタカに帰郷したオデュッセウスが最初に出会う人間である。彼は変装したオデュッセウスの正体に気付かなかったが、彼に食事と寝床を与え、温かくもてなした。そこへテレマコスが長旅から帰ってきたが、同様に歓待した。テレマコスも、はじめ父親の正体に気付かなかった。オデュッセウス不在の間、エウマイオスはテレマコスの父親がわりだった。


解説

エウマイオスはオデュッセイア作中で、語り手が「豚飼よ、おぬしはこういったな」と語りかける唯一の人物である。学者によると、おそらくホメロスはこのキャラクターに本当の親近感を感じていたのだろうという。