~配信とエア友達~

はがないをみて ~配信とエア友達~
                                        ねとらじ部4年 ゆいき
小学生の頃は席替えをするたび友達ができ、友達作りにはそう困らなかった。
中学生になるとグループができあがり、友達になりたいと思う人と友達になるというのが難しくなってくる。
いざ、その子に話しかけ友だちになろうとしても、その子のグループはどう思っているか、話す頻度はどうか、
とたくさんのことを考えなければ自分がいたグループからも外され友達がいなくなってしまう危険性があり、
少なからずとも話しかけるという行動は勇気が必要なのである。
『ボクは友達が少ない』は友達の作り方がわからない主人公とヒロイン2名と他が友達を作るために隣人部という
部活を立ち上げお互いが思う“友達”を試行錯誤しながらを作ろうというアニメである。
ヒロインの一人、三日月はエア友達の「友ちゃん」がいるが、友達がいない。いわゆるエア友達がいるから
友達ができない残念な娘である。何故エア友達を作るのか理由を上げると、気兼ねしないというのは最もだが、
エア友達は裏切らない。つまり、自分の考えだした都合のいい友達が自分を裏切るはずがないし、仮に友達が
できなくても自分には「友ちゃん」がいるので、友達がいないわけでもないという最高の現実逃避であるからだ。
実際にクラスの女の子が何かをぶつぶつと喋っているのかと耳を傾けてみたら、誰もいないはずの方を向き誰もいない
はずなのに誰かと会話している、という光景ではその女の子に話しかけたくても話しかけたくなくなるし、話しかけたい
という興味もなくなってしまうはずだ。
だが、自分を振り返ると「配信」という名目でパソコンの前に座り、目の前にいないリスナーに語りかける日々を送っている。
配信者は誰しも聞いてくれている誰かに語りかけるのだ。それをふまえ三日月を当てはめると三日月のしていることは
そうおかしいことではないような気がする。
目の前にいないリスナー(友ちゃん)に語りかけているが、実際にはリスナーがいるのである。そのリスナーの苦手な話題
をふると反応が薄いときもあるし、好きな話題をふると盛り上がる。
一人パソコンの前で家族に隠れながら話しかける配信者に憧れをいだき、実際にネットストーカーをするものも現れるほどだ。
このことから三日月も日々友ちゃんへの会話を大切にし、友ちゃんを大切にしている。いわゆるこれはれっきとした友達では
ないのであろうか。
では、相手側からはどうだろう。自分が友達と思っていても相手は友達だと思っていない。これでは“友達”が成立しない
のである。配信というものに当てはめると友ちゃんも三日月の語りを真剣に聞き、時に笑い、煽り、喧嘩をする。
やはりれっきとした友達、友達まではいかないとしても言わずもがな、友達に近いということである。
ニコニコ生放送、スティッカムなど配信中毒者が増えているのは、この友だち関係の居心地の良さからきているもの
ではないかと考える。配信者は今日もリスナー(エア友達)に語りかけるのである。


はがないをみて ~女子の魅力~
                 ねとらじ部6年3組 ふくい

「僕は友達が少ない」というタイトルについて僕は、イラだちを感じます。なぜなら僕は友達が少ないというより現在僕には友達が
居ないからです。
僕は友達が少ないがという言葉に甘えさえ感じられます。ぼくは友達が少ない通称「はがない」1話見て思ったのですが、あの隣人部
を作って楽しそうにしているあの下りでもう友達以上のものを感じられます。僕もあんな高校生活を送りたかったです。
僕の高校生活はというと友達というよりは知り合いのほうが多く感じられました。高校の知り合いというよりも趣味の知り合いのが
多かったです。
僕はあの主人公の男の子こと小鷹が羨ましいです。こんな僕にも高校時代には友達と呼べる仲の良い人が居ました。西岡君という
趣味の友達です。
高校を中退して塗装屋をしていた男の子でした。明るくてとても楽しい雰囲気を出してくれる友達でした
。いわゆるムードメーカーというやつです。
西岡君は笑うととても良い笑顔をするのです。しかし彼は中学時代に荒れていて過去にシンナーをしていたらしいのです。
歯がボロボロでした。
笑顔が良かったのですが、笑うと前歯がありませんでした。僕からすると「僕は友達が少ない」よりも「彼は歯が少ない」
彼のほうが「はがない」いや「歯がない」だと思うのです。これが言いたかっただけです。
ああいうハーレム状態を一度でも良いから味わってみたいです。
僕は友達でもいいのであの二人のような友達が欲しいです。夜空ちゃんはまず性格というか中身に惹かれるものがあります。
セナちゃんは、あの白いマシュマロのような軟らかそうなモチモチスベスベの肌。まるで沖縄の海のようにコバルトブルー
な透き通った瞳。そして全てを破壊するために存在するようなニトログリセリン使用のダイナマイトぼいん。
僕はこのアニメを見て思いました。


「僕は友達が少ない・・・。」 とね

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最終更新:2012年06月18日 20:59
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