【詳細】
フェレシュテによって管理されていた0ガンダムは、アストレア等の第2世代機と同じく実戦運用が想定されていたため、専用装備の開発も並行して行われていた。
このフルアーマー0ガンダムは全身に第2世代機・プルトーネからの流用技術である「
GN複合装甲」を採用し防御力を高めている。
これは複層装甲の合間に
GNフィールドを展開し防御力を高めるというシステムで、機体の周囲に展開する
GNフィールドに比べれば防御力は劣るものの限定的な範囲にフィールドを展開するため粒子制御が容易で信頼性に優れてる。
開発されたのが第2世代のプルトーネであったため0ガンダム開発時点では存在しない技術であった。
外付けで複合装甲を搭載したため機体重量は追加装備も含め大幅に増えたものの、GN粒子の慣性制御効果によって追加された装備の重量を相殺することで、
機動性の低下は最小限に抑えられている。
また装備のパージも可能で、パージした際には装甲の隙間に展開した大量のGN粒子が一気に放出されるため、
煙幕代わりに敵機の視界を遮ることも可能。
火力面も増強され確かに戦闘力は向上したものの、ドライヴではなく
GNコンデンサーを装備しての出撃となったため、
粒子消費の激しいこの装備は見送られることとなり、代わりに色をトリコロールに塗り替えた
GN-000 0ガンダム実戦配備型が採用されることになった。
最終更新:2017年07月25日 13:13