Nightmare Angel


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静寂な暗闇を照らす街灯、闇と言う名の暗黒が支配する夜。
どこに行っても、静寂、夜の自然公園。
彼女はそこを毎晩、塾の帰りに通る。
今日もいつも通りそこを通る。しかし、今日はいつもと違った。
公園の街灯は、消えかけており公園が闇に包まれている。
彼女は不気味な予感がし、小走りで公園を抜けることにした。
だが、彼女の予感は的中し、目の前に月明かり照らされ、彼女を待っている人物が居た。
「よぉ・・久しぶりだなマリア」



「今夜は浜風が呼んでるぜ~」
調子の良い、テンポとリズムがまるでなっていない歌?が35番道路に響き渡る 
「今日の夜は暑いなぁ~」
スキップしながら自然公園に向かっていく。
彼は夏休みの間だけ『夜は毎日1時間のジョギング』をしていただけだった。
「とっとこ~走るよ~ハム太郎~どこでも走るよ・・・・辞めよハズイ」
そんな調子で自然公園でいつもの休憩
「うっはー・・走った後のコーヒーは最高だぜぇ~」
自動販売機でエメラルドマウンテンを買って飲む、それも日課
彼は街灯が消えかけて暗くなってもお構いなしだった。
大声で歌う
「ほら、貴方にとって大事な人ほどすぐそばにいるの ただ貴方にだけ届いて欲しい響け恋の歌」
コーヒーを一口飲みまた歌いだす。
「ほら・・・・ほら・・・・・ほら・・・・響け恋の歌!!」
さっきの『今夜は浜風が呼んでるぜ』とは全然違い
プロの歌手も顔負けの歌唱力だった。
そして次を歌おうとする。
「貴方は気づく二人h」
「てめぇうるせぇよ!!!」
目をつぶって歌っていたせいか他人がいるのに気づかなかった。
彼の前に居たのは、タチの悪そうな3人組だった。
口にピアスをしたゲンガー、体中に刺青をしたカイリキー、
そして、リーダー格のブラッキー
「兄貴、このグラエナぶっ飛ばしますか?」
兄貴と呼ぶのはカイリキー
「ボス、こんな奴ほっといて本命行きましょうよ」
ボスと言うのはゲンガー
「そうだな、こんな時に警察きたら・・・まぁ今日は見逃してやるよ。歌の下手なグラエナ」
三匹は大笑いし36番道路の方へと去って行った。
「糞ムッカつくなあいつら、俺と年齢は同じくらいだってのに」
しばらく考えてはっとする。
「本命ってなんだろ?なんかやるのか?」
とりあえず、三匹の消えた方へ行ってみることにした。
暗闇に紛れて三匹は誰かをじっと待つ・・・俺は木陰でそいつらの行動をじっと見つめていた。
5分くらいして一匹の雌のグレイシアが目の前を通る、彼らはそこで彼女引き止める。
「何してんだ?ナンパか?」
そう思ったが何か風陰気が違った。
カイリキーが彼女を持ち上げ、彼女に手錠を掛けた。
彼は一瞬で状況を把握した。
これは
「強姦だ!?」



「よぉ・・久しぶりだなマリア」
ブラッキーが話しかける。
「え?貴方誰?」
彼女は動けなかった。ブラッキーの黒いまなざしで
「覚えてないのかい?ほら・・・こないだ、俺たちから逃げ出したじゃないか」
「!!」
彼女は身体を震わせる
「まだ本番前なのにねぇ・・・やれブロウク!!」
カイリキーは彼女を持ち上げた
「お願い!!処女だけは奪わないで!!」
泣きながら彼女は言う
「無理な願いだ」
冷徹に撥ね返す。
「いやぁ!!」
カイリキーは彼女の前足と後ろ足に四本の手でさっさと手錠を掛ける。
「これで動けないな」
終いにはギャグを取り付けた。
「舌を噛まないようにな安全装置さ」
「ぅmん・・・ぁm」
そして三匹は彼女を担いで森の奥へと移動した。
僕は奴らにばれない様に追跡した。



辿り着いたのは、奴らの小屋みたいな所
彼女はそこのベッドの上にモノのように置かれた。
「んm~ぁmん・・・」
「さぁてここにきたのは久しぶりかな?」
ブラッキーが尋ねる
「・・・・・」
彼女はソッポを向いている。
「しょうがないな・・・ゲンガー!!クスコよろしく」
「ヘイ・・・ボス!!」
ゲンガーは棚を探し始めた。
「お前のエロい姿を動画にして、裏AVショップに送ってやるよ。」
「ぅ・・・・n・・」
彼女は首を横に振る。
「嫌って言える立場か?」
ブラッキーは彼女の乳首に噛み付いた
「んn!!」
泣きながら暴れるが無駄な抵抗
「おぉ・・クスコが来たぜ、お前の股間を思いっきり広げてやるよ」
「兄貴~俺も入れてくださいよ~」
カイリキーが頼む
「しょうがないなぁ~じゃぁお前らは胸の方をヤレ」
ブラッキーはクスコを取り付けて出来るだけ広げた
「!!!**+`{*{!!!」
言葉にもならない悲鳴を上げた。
「喘ぎ声をもっと聞かせてくれよ」
ギャグを外す
「いあyぁ・・あぅん」
彼女の乳首が硬くなってきた
「ほら・・・感じてきただろ」
「・・・お願・・・い・・・もう・・・辞めて・・・」
泣きながら哀願する。
「残念だが・・・」
ブラッキーが彼女の唇を奪おうとする。が
窓ガラスが割れ、シャドーボールが飛んできた。
「!?!?」
ブラッキーが慌てて避ける、後ろに居たゲンガーに当たった
窓枠に何者かが上がる
「へへっ!!その娘を開放しろよ!!」
立っていたのは、紛れもない先ほど歌を歌っていたグラエナだ。
「てめぇ・・何様のつもりだ?」
「俺?俺samaのつもりだ!!」
変な空気&沈黙が流れる
「とりあえず、彼女を奪いに来たぜ」
カイリキーは爆裂パンチを繰り出そうとするも
グラエナの不意打ちが腹にヒットし技が遅れる。
一気に彼女の場所まで跳躍して彼女を背中に乗っける。
「貴様よくもボスの!!」
「返しやがれ!!」
ゲンガーがドレインパンチを繰り出し
ブラッキーがサイコキネシスを放つ
グラエナは鍛えている脚力をフルに生かしてギリギリで避ける。
ゲンガーはブラッキーのサイコキネシスで自滅し
「前を見なきゃ危ないぜ」
ブラッキーはゲンガーの方に気を取られグラエナが右手で構えていることに
気づかなかった。やっとグラエナの言葉で気づいたが、遅い
「悪い人達にゃぁ、お仕置きじゃぁ!!」
必殺のギガインパクトをブラッキーの背中に打ち込んだ
「ぐぁぁ・・」
そのまま、彼女を背負ったまま、小屋を出た。



彼は闇に包まれた森を目にも留まらぬスピードで木々を追い越していった。
どうして俺こんなHERO気取ってんだろ・・・
こんなに筋書きの良い物事ってあるんだな
もうこの辺でいいだろう
彼は徐々にスピードを落とし、傍にあった大きな木の横に寝転がった。



木と木の間から黄金の三日月、満天の星空
グレイシアの彼女の目には一筋の滴
「あ・ありがとうございます」
目からは涙
「あぁ・・・泣くなって!!」
肩をポンと叩く
「ホラ!元気出してよ!!」
彼は手で涙をふき取る
「ありがとう」
自分でも涙を拭う、そして笑う
「お!やっと笑ったな!」
グラエナも釣られて笑う
「そういえば、自己紹介まだだったな」
寝転んだ状態から、犬のお座りみたいな状態に
「俺の名は、ベオウルフ!!名前の由来は北欧神話の英雄の名なんだぜ!!まぁベオって呼んでくれよ」
そしてまた寝転ぶ
「ボ・ボクの名前は、マリア・マグダレナ・・・マリアって呼んでくれれば・・・」
「『ボク』って?え?雄なの?」
素っ頓狂な声を上げる
「あ!いや・・・ボクは・・・その・・親を知らなくて・・いつの間にか『ボク』になってたわけで雄ではないです」
「ごめん・・・嫌なこと言って」
確かに雌でも一人称が『ボク』って言う人もいるが・・・このマリアちゃんには『ボク』は合わない気がする。
「やっぱり・・・ボクって変わり者ですか?」
声が涙声に変わっていく
「全然変わり者じゃないよ」
まぁ本当は可愛い者だけどな
「よかったぁ」
ほっと胸を撫で下ろす
「ところでさぁ・・・思い出すの嫌かも知れんけど、あのブラッキー達とは知り合いなの?」
マリアはビクっと震える
「あ!ごめん・・・嫌だよね・・・」
――静寂
「ボクね・・・さっき言ったけど、親が居ないんだ・・・ビンボーだから、偶にあんな変態達の玩具にされているの・・・」
遠くで蜩の声が聞こてくる
「一番最初にあった時は、前戯の終わった後に隙が出来たときに逃げ出せて・・今回は、ベオさんに助けて貰って・・」
涙が毀れる
「そうだったのか・・・まぁ今度からは大丈夫だな!!」
「え?」
驚きの表情で彼を見つめる
「だって俺が守ってやるからさ!!」
彼はあっさりと言い放った。
その言葉によって、彼女のハートが射抜かれてしまった。